JPH07224669A - V型多気筒2サイクルエンジン - Google Patents
V型多気筒2サイクルエンジンInfo
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- JPH07224669A JPH07224669A JP6013403A JP1340394A JPH07224669A JP H07224669 A JPH07224669 A JP H07224669A JP 6013403 A JP6013403 A JP 6013403A JP 1340394 A JP1340394 A JP 1340394A JP H07224669 A JPH07224669 A JP H07224669A
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- variable
- valves
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- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 19
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/028—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation for two-stroke engines
- F02D13/0284—Variable control of exhaust valves only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B25/00—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
- F02B25/26—Multi-cylinder engines other than those provided for in, or of interest apart from, groups F02B25/02 - F02B25/24
- F02B25/28—Multi-cylinder engines other than those provided for in, or of interest apart from, groups F02B25/02 - F02B25/24 with V-, fan-, or star-arrangement of cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変圧縮機構を合理的に配置して小型・コン
パクト化、部品点数の削減及びコストダウンを図ること
ができるV型多気筒2サイクルエンジンを提供するこ
と。 【構成】 各気筒の副排気通路9内で回動する可変バル
ブ11,12と、該可変バルブ11,12の駆動機構を
含んで構成される可変圧縮機構を備えるV型多気筒2サ
イクルエンジン1において、前記可変バルブ11,12
をVバンク内に配置する(請求項1)。又、可変バルブ
11,12を共通の駆動機構で駆動する(請求項2)。
請求項1,2記載の発明によれば、可変圧縮機構の可変
バルブ11,12がデッドスペースであるVバンク内に
合理的に配置されるとともに、これらが共通の駆動機構
によって駆動されるため、スペースの有効利用と部品点
数の削減が図られ、当該2サイクルエンジン1の小型・
コンパクト化とコストダウンが達成される。
パクト化、部品点数の削減及びコストダウンを図ること
ができるV型多気筒2サイクルエンジンを提供するこ
と。 【構成】 各気筒の副排気通路9内で回動する可変バル
ブ11,12と、該可変バルブ11,12の駆動機構を
含んで構成される可変圧縮機構を備えるV型多気筒2サ
イクルエンジン1において、前記可変バルブ11,12
をVバンク内に配置する(請求項1)。又、可変バルブ
11,12を共通の駆動機構で駆動する(請求項2)。
請求項1,2記載の発明によれば、可変圧縮機構の可変
バルブ11,12がデッドスペースであるVバンク内に
合理的に配置されるとともに、これらが共通の駆動機構
によって駆動されるため、スペースの有効利用と部品点
数の削減が図られ、当該2サイクルエンジン1の小型・
コンパクト化とコストダウンが達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変圧縮機構を備える
V型多気筒2サイクルエンジンに関する。
V型多気筒2サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】舶用エンジンとしては設置スペースの制
約から小型で軽量な2サイクルエンジンが求められてお
り、その中でも小型化が可能なクランク室圧縮方式のも
のが求められている。又、最近では熱効率の高い2サイ
クルディーゼルエンジンの開発も進められている。
約から小型で軽量な2サイクルエンジンが求められてお
り、その中でも小型化が可能なクランク室圧縮方式のも
のが求められている。又、最近では熱効率の高い2サイ
クルディーゼルエンジンの開発も進められている。
【0003】ところで、舶用2サイクルエンジンに限ら
ず、他の2サイクルエンジンにも始動性と高速高負荷性
能の向上を目的として可変圧縮機構が設けられることが
あるが、該可変圧縮機構は、各気筒の排気通路内で回動
する可変バルブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構
成されている。
ず、他の2サイクルエンジンにも始動性と高速高負荷性
能の向上を目的として可変圧縮機構が設けられることが
あるが、該可変圧縮機構は、各気筒の排気通路内で回動
する可変バルブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、小型化が要求
される例えば船外機用の多気筒2サイクルエンジンにあ
っては、これをV型多気筒型式とすることが望ましく、
斯かるV型多気筒2サイクルエンジンに前記可変圧縮機
構を設ける場合には、その可変バルブの配置とその駆動
方式が問題となる。
される例えば船外機用の多気筒2サイクルエンジンにあ
っては、これをV型多気筒型式とすることが望ましく、
斯かるV型多気筒2サイクルエンジンに前記可変圧縮機
構を設ける場合には、その可変バルブの配置とその駆動
方式が問題となる。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、可変圧縮機構を合理的に配置
して小型・コンパクト化、部品点数の削減及びコストダ
ウンを図ることができるV型多気筒2サイクルエンジン
を提供することにある。
で、その目的とする処は、可変圧縮機構を合理的に配置
して小型・コンパクト化、部品点数の削減及びコストダ
ウンを図ることができるV型多気筒2サイクルエンジン
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の発明は、各気筒の排気通路内で回動する可
変バルブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構成させ
る可変圧縮機構を備えるV型多気筒2サイクルエンジン
において、前記可変バルブをVバンク内又はVバンクに
対して対称位置に配置したことを特徴とする。
求項1記載の発明は、各気筒の排気通路内で回動する可
変バルブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構成させ
る可変圧縮機構を備えるV型多気筒2サイクルエンジン
において、前記可変バルブをVバンク内又はVバンクに
対して対称位置に配置したことを特徴とする。
【0007】又、請求項2記載の発明は、上記可変バル
ブを共通の駆動機構で駆動するようにしたことを特徴と
する。
ブを共通の駆動機構で駆動するようにしたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、可変圧縮機構を
備えるV型多気筒2サイクルエンジンにおいて、可変圧
縮機構を構成する可変バルブはVバンク内又はVバンク
に対して対称位置に合理的に配置され、又、請求項2記
載の発明によれば、可変バルブは共通の駆動機構によっ
て駆動されるため、スペースの有効利用と部品点数の削
減が図られ、当該2サイクルエンジンの小型・コンパク
ト化とコストダウンが達成される。
備えるV型多気筒2サイクルエンジンにおいて、可変圧
縮機構を構成する可変バルブはVバンク内又はVバンク
に対して対称位置に合理的に配置され、又、請求項2記
載の発明によれば、可変バルブは共通の駆動機構によっ
て駆動されるため、スペースの有効利用と部品点数の削
減が図られ、当該2サイクルエンジンの小型・コンパク
ト化とコストダウンが達成される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施例に係るV型多気
筒2サイクルエンジンの平断面図、図2は図1のA−A
線断面図、図3は同2サイクルエンジンを備える船外機
の側面図である。
筒2サイクルエンジンの平断面図、図2は図1のA−A
線断面図、図3は同2サイクルエンジンを備える船外機
の側面図である。
【0011】図3に示す船外機50は、クランプブラケ
ット51によって船体60の後尾板60aに取り付けら
れており、その上部のハウジング52内には本発明に係
るV型多気筒2サイクルエンジン1が収納されている。
又、船外機50の下部には推進装置53が設けられてお
り、該推進装置53は前記2サイクルエンジン1によっ
て回転駆動されるプロペラ54によって所要の推進力を
発生する。
ット51によって船体60の後尾板60aに取り付けら
れており、その上部のハウジング52内には本発明に係
るV型多気筒2サイクルエンジン1が収納されている。
又、船外機50の下部には推進装置53が設けられてお
り、該推進装置53は前記2サイクルエンジン1によっ
て回転駆動されるプロペラ54によって所要の推進力を
発生する。
【0012】ここで、本発明に係る上記2サイクルエン
ジン1の構成の詳細を図1及び図2に基づいて説明す
る。
ジン1の構成の詳細を図1及び図2に基づいて説明す
る。
【0013】本実施例に係る2サイクルエンジン1はV
型6気筒の水冷2サイクルディーゼルエンジンであっ
て、そのシリンダボディ2にはV形を成して相対向する
計6つのシリンダ2aが上下方向(図1の紙面垂直方
向)に並設されている。そして、各シリンダ2aにはピ
ストン3が水平方向に摺動自在に嵌装されており、該ピ
ストン3は上下方向に長く配されたクランク軸4にコン
ロッド5を介して連結されている。尚、シリンダボディ
2に結着されたクランクケース6の内部にはクランク室
7が形成されており、このクランク室7内に前記クラン
ク軸4が回転自在に支承されて収納されている。
型6気筒の水冷2サイクルディーゼルエンジンであっ
て、そのシリンダボディ2にはV形を成して相対向する
計6つのシリンダ2aが上下方向(図1の紙面垂直方
向)に並設されている。そして、各シリンダ2aにはピ
ストン3が水平方向に摺動自在に嵌装されており、該ピ
ストン3は上下方向に長く配されたクランク軸4にコン
ロッド5を介して連結されている。尚、シリンダボディ
2に結着されたクランクケース6の内部にはクランク室
7が形成されており、このクランク室7内に前記クラン
ク軸4が回転自在に支承されて収納されている。
【0014】又、前記シリンダボディ2には、各気筒に
ついて不図示の掃気通路と主排気通路8及び副排気通路
9が形成されている。図1に示すように、各気筒の主排
気通路8と副排気通路9はシリンダボディ2のVバンク
内に配置されており、副排気通路9は主排気通路8に連
通している。そして、シリンダボディ2のVバンク内に
は主排気通路8と副排気通路9に近接して冷却ジャケッ
ト10が設けられている。
ついて不図示の掃気通路と主排気通路8及び副排気通路
9が形成されている。図1に示すように、各気筒の主排
気通路8と副排気通路9はシリンダボディ2のVバンク
内に配置されており、副排気通路9は主排気通路8に連
通している。そして、シリンダボディ2のVバンク内に
は主排気通路8と副排気通路9に近接して冷却ジャケッ
ト10が設けられている。
【0015】ところで、上記各副排気通路9の途中に
は、該副排気通路9を選択的に開閉する上下方向に長い
ロータリ式の可変バルブ11,12が貫設されており、
図2に示すように、一方の可変バルブ11の上端にはプ
ーリ13が結着されており、他方の可変バルブ12の上
端には前記プーリ13と同径のプーリ14が結着されお
り、両プーリ13,14間には無端状のベルト15が巻
装されている。又、可変バルブ12の上端には駆動源で
あるステッピングモータ16の出力軸が連結されてお
り、該ステッピングモータ16には、これの駆動を制御
するためのエンジン制御装置(ECU:Engine Control
Unit )17が電気的に接続されている。
は、該副排気通路9を選択的に開閉する上下方向に長い
ロータリ式の可変バルブ11,12が貫設されており、
図2に示すように、一方の可変バルブ11の上端にはプ
ーリ13が結着されており、他方の可変バルブ12の上
端には前記プーリ13と同径のプーリ14が結着されお
り、両プーリ13,14間には無端状のベルト15が巻
装されている。又、可変バルブ12の上端には駆動源で
あるステッピングモータ16の出力軸が連結されてお
り、該ステッピングモータ16には、これの駆動を制御
するためのエンジン制御装置(ECU:Engine Control
Unit )17が電気的に接続されている。
【0016】而して、以上説明した可変バルブ11,1
2と、可変バルブ11,12に対して共通の駆動機構を
構成するプーリ13,14とベルト15及びステッピン
グモータ16と、制御手段であるエンジン制御装置17
によって可変圧縮機構20が構成されるが、該可変圧縮
機構20においては、2サイクルエンジン1の負荷及び
回転数をパラメータとしてエンジン制御装置17がステ
ッピングモータ16の駆動を制御する。すると、ステッ
ピングモータ16の回転は一方の可変バルブ12に直接
伝達されるとともに、プーリ14、ベルト15及びプー
リ13を経て他方の可変バルブ11にもそのまま伝達さ
れ、これによって両可変バルブ11,12が同方向に同
量だけ回動して各気筒の副排気通路9を同時に開閉す
る。この結果、各シリンダ2aにおける圧縮比が適正に
調整され、当該2サイクルエンジン1の始動性と高速高
負荷性能が高められる。尚、本実施例に係る駆動機構に
よれば両可変バルブ11,12の副排気通路9に対する
回動方向が互いに逆になるが、副排気通路9の閉じ(シ
ール)動作は各可変バルブ11,12についてそれぞれ
排気側、シリンダ2a側で行なわれることとなるために
問題は生じない。
2と、可変バルブ11,12に対して共通の駆動機構を
構成するプーリ13,14とベルト15及びステッピン
グモータ16と、制御手段であるエンジン制御装置17
によって可変圧縮機構20が構成されるが、該可変圧縮
機構20においては、2サイクルエンジン1の負荷及び
回転数をパラメータとしてエンジン制御装置17がステ
ッピングモータ16の駆動を制御する。すると、ステッ
ピングモータ16の回転は一方の可変バルブ12に直接
伝達されるとともに、プーリ14、ベルト15及びプー
リ13を経て他方の可変バルブ11にもそのまま伝達さ
れ、これによって両可変バルブ11,12が同方向に同
量だけ回動して各気筒の副排気通路9を同時に開閉す
る。この結果、各シリンダ2aにおける圧縮比が適正に
調整され、当該2サイクルエンジン1の始動性と高速高
負荷性能が高められる。尚、本実施例に係る駆動機構に
よれば両可変バルブ11,12の副排気通路9に対する
回動方向が互いに逆になるが、副排気通路9の閉じ(シ
ール)動作は各可変バルブ11,12についてそれぞれ
排気側、シリンダ2a側で行なわれることとなるために
問題は生じない。
【0017】一方、図1に示すように、シリンダボディ
2には2分割タイプのシリンダヘッド18が被着されて
おり、該シリンダヘッド18には各シリンダ2a内に連
通する渦室19が形成されている。そして、シリンダヘ
ッド18には、前記渦室19にその先端部が臨むインジ
ェクタ21とグロープラグ22が各気筒毎にそれぞれ螺
着されている。
2には2分割タイプのシリンダヘッド18が被着されて
おり、該シリンダヘッド18には各シリンダ2a内に連
通する渦室19が形成されている。そして、シリンダヘ
ッド18には、前記渦室19にその先端部が臨むインジ
ェクタ21とグロープラグ22が各気筒毎にそれぞれ螺
着されている。
【0018】又、図1に示すように、前記クランクケー
ス6には各クランク室7に開口する空気導入口23と連
通口24が形成されており、各空気導入口23には、空
気のクランク室7方向への流れのみを許容するリードバ
ルブ25が設けられている。そして、各気筒の空気導入
口23には、前記ハウジング52内に開口する吸気マニ
ホールド26が接続されている。
ス6には各クランク室7に開口する空気導入口23と連
通口24が形成されており、各空気導入口23には、空
気のクランク室7方向への流れのみを許容するリードバ
ルブ25が設けられている。そして、各気筒の空気導入
口23には、前記ハウジング52内に開口する吸気マニ
ホールド26が接続されている。
【0019】ところで、相対向する気筒毎に設けられる
複数のクランク室7は前記連通口24及び掃気バイパス
通路27を介して互いに連通可能であって、掃気バイパ
ス通路27には各クランク室7毎に掃気バルブ28が設
けられている。
複数のクランク室7は前記連通口24及び掃気バイパス
通路27を介して互いに連通可能であって、掃気バイパ
ス通路27には各クランク室7毎に掃気バルブ28が設
けられている。
【0020】以上において、本実施例では可変圧縮機構
20の可変バルブ11,12をシリンダボディ2のデッ
ドスペースであるVバンク内に合理的に配置するととも
に、両可変バルブ11,12を共通の駆動機構によって
駆動するようにしたため、スペースの有効利用と部品点
数の削減が図られ、当該2サイクルエンジン1の小型化
とコストダウンが達成される。
20の可変バルブ11,12をシリンダボディ2のデッ
ドスペースであるVバンク内に合理的に配置するととも
に、両可変バルブ11,12を共通の駆動機構によって
駆動するようにしたため、スペースの有効利用と部品点
数の削減が図られ、当該2サイクルエンジン1の小型化
とコストダウンが達成される。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図4に基づい
て説明する。
て説明する。
【0022】図4は本発明の第2実施例に係るV型多気
筒2サイクルエンジンの縦断面図であり、本図において
は図1に示したと同一要素には同一符号を付しており、
以下、それらについての説明は省略する。
筒2サイクルエンジンの縦断面図であり、本図において
は図1に示したと同一要素には同一符号を付しており、
以下、それらについての説明は省略する。
【0023】本実施例に係る2サイクルエンジン1も前
記第1実施例と同様のV型6気筒2サイクルディーゼル
エンジンであって、そのシリンダボディ2のVバンク内
には燃料噴射ポンプ29が配置されており、可変圧縮機
構を構成する可変バルブ11,12はVバンクに対して
対称位置(シリンダ2aの外側)に配置され、両可変バ
ルブ11,12は前記第1実施例と同様に不図示の共通
の駆動機構によって駆動される。尚、図4において、3
1はパワーステアリング用ポンプ、32はオルタネー
タ、33はエアコン用ポンプである。
記第1実施例と同様のV型6気筒2サイクルディーゼル
エンジンであって、そのシリンダボディ2のVバンク内
には燃料噴射ポンプ29が配置されており、可変圧縮機
構を構成する可変バルブ11,12はVバンクに対して
対称位置(シリンダ2aの外側)に配置され、両可変バ
ルブ11,12は前記第1実施例と同様に不図示の共通
の駆動機構によって駆動される。尚、図4において、3
1はパワーステアリング用ポンプ、32はオルタネー
タ、33はエアコン用ポンプである。
【0024】而して、本実施例によれば、可変圧縮機構
を構成する可変バルブ11,12がVバンクに対して対
称位置に合理的に配され、これらは共通の駆動機構によ
って駆動されるため、前記第1実施例と同様の効果が得
られる他、前述のように燃料噴射ポンプ29がシリンダ
ボディ2のVバンク内に配置されるため、該燃料噴射ポ
ンプ29と各気筒のインジェクタ21間を結ぶ不図示の
燃料配管の長さが同等となり、且つ、短縮されるという
効果も得られる。
を構成する可変バルブ11,12がVバンクに対して対
称位置に合理的に配され、これらは共通の駆動機構によ
って駆動されるため、前記第1実施例と同様の効果が得
られる他、前述のように燃料噴射ポンプ29がシリンダ
ボディ2のVバンク内に配置されるため、該燃料噴射ポ
ンプ29と各気筒のインジェクタ21間を結ぶ不図示の
燃料配管の長さが同等となり、且つ、短縮されるという
効果も得られる。
【0025】尚、以上は特にV型6気筒の2サイクルデ
ィーゼルエンジンについて言及したが、本発明は可変圧
縮機構を備える他の任意のV型多気筒2サイクルエンジ
ンをその適用対象に含むことは勿論である。
ィーゼルエンジンについて言及したが、本発明は可変圧
縮機構を備える他の任意のV型多気筒2サイクルエンジ
ンをその適用対象に含むことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、請求項1記
載の発明によれば、各気筒の排気通路内で回動する可変
バルブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構成させる
可変圧縮機構を備えるV型多気筒2サイクルエンジンに
おいて、前記可変バルブがVバンク内又はVバンクに対
して対称位置に配置され、請求項2記載の発明によれ
ば、前記可変バルブが共通の駆動機構によって駆動され
るため、スペースの有効利用と部品点数の削減が図ら
れ、当該2サイクルエンジン1の小型・コンパクト化と
コストダウンが達成されるという効果が得られる。
載の発明によれば、各気筒の排気通路内で回動する可変
バルブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構成させる
可変圧縮機構を備えるV型多気筒2サイクルエンジンに
おいて、前記可変バルブがVバンク内又はVバンクに対
して対称位置に配置され、請求項2記載の発明によれ
ば、前記可変バルブが共通の駆動機構によって駆動され
るため、スペースの有効利用と部品点数の削減が図ら
れ、当該2サイクルエンジン1の小型・コンパクト化と
コストダウンが達成されるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例に係るV型多気筒2サイク
ルエンジンの平断面図(船外機の平断面図)である。
ルエンジンの平断面図(船外機の平断面図)である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】船外機の側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るV型多気筒2サイク
ルエンジンの縦断面図である。
ルエンジンの縦断面図である。
1 V型多気筒2サイクルエンジン 8,9 排気通路 11,12 可変バルブ 13,14 プーリ 15 ベルト 16 ステッピングモータ 20 可変圧縮機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 19/16 M 25/14 B F02D 13/02 H L 15/04 B D
Claims (2)
- 【請求項1】 各気筒の排気通路内で回動する可変バル
ブと、該可変バルブの駆動機構を含んで構成させる可変
圧縮機構を備えるV型多気筒2サイクルエンジンにおい
て、前記可変バルブをVバンク内又はVバンクに対して
対称位置に配置したことを特徴とするV型多気筒2サイ
クルエンジン。 - 【請求項2】 前記可変バルブを共通の駆動機構で駆動
することを特徴とする請求項1記載のV型多気筒2サイ
クルエンジン。
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