JPH055417A - 2サイクルデイーゼルエンジンの圧縮比可変装置 - Google Patents
2サイクルデイーゼルエンジンの圧縮比可変装置Info
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- JPH055417A JPH055417A JP3203290A JP20329091A JPH055417A JP H055417 A JPH055417 A JP H055417A JP 3203290 A JP3203290 A JP 3203290A JP 20329091 A JP20329091 A JP 20329091A JP H055417 A JPH055417 A JP H055417A
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- exhaust valve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/028—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation for two-stroke engines
- F02D13/0284—Variable control of exhaust valves only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気通路のデッドスペースを縮小して圧縮比
を高めるうえで有利であり、かつ排気弁回りの冷却性を
確保できるようにした2サイクルディーゼルエンジンの
圧縮比可変装置を提供する。 【構成】 シリンダボア3aに開口する主排気口16a
のシリンダボア軸線方向上方に副排気口を形成し、該副
排気口に連なる副排気通路を排気弁で開閉することによ
り圧縮比を変化させるようにして2サイクルディーゼル
エンジンの圧縮比可変装置を構成する。この場合に上記
副排気口及び副排気通路をシリンダボアの周方向に間隔
を開けて一対形成した副排気口17a,17aと副排気
通路17b,17bとで構成し、該各副排気通路17
b,17bに排気弁19,19をシリンダボアの略軸線
方向に配置する。
を高めるうえで有利であり、かつ排気弁回りの冷却性を
確保できるようにした2サイクルディーゼルエンジンの
圧縮比可変装置を提供する。 【構成】 シリンダボア3aに開口する主排気口16a
のシリンダボア軸線方向上方に副排気口を形成し、該副
排気口に連なる副排気通路を排気弁で開閉することによ
り圧縮比を変化させるようにして2サイクルディーゼル
エンジンの圧縮比可変装置を構成する。この場合に上記
副排気口及び副排気通路をシリンダボアの周方向に間隔
を開けて一対形成した副排気口17a,17aと副排気
通路17b,17bとで構成し、該各副排気通路17
b,17bに排気弁19,19をシリンダボアの略軸線
方向に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、副排気通路を排気弁で
開閉することにより圧縮比を運転領域に応じて変化させ
るようにした2サイクルディーゼルエンジンの圧縮比可
変装置に関し、特に圧縮比を高めるうえで有利な排気弁
の配置方法の改善に関する。
開閉することにより圧縮比を運転領域に応じて変化させ
るようにした2サイクルディーゼルエンジンの圧縮比可
変装置に関し、特に圧縮比を高めるうえで有利な排気弁
の配置方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】2サイクルディーゼルエンジンには圧縮
比可変装置を備えたものがあり、該装置は、始動時,及
び低負荷運転域で圧縮比を高めて始動性及び燃焼状態を
改善するとともに、高負荷運転域での圧縮比を低下させ
てシリンダ内圧の過剰な上昇を抑制することを目的とし
ている。
比可変装置を備えたものがあり、該装置は、始動時,及
び低負荷運転域で圧縮比を高めて始動性及び燃焼状態を
改善するとともに、高負荷運転域での圧縮比を低下させ
てシリンダ内圧の過剰な上昇を抑制することを目的とし
ている。
【0003】このような圧縮比可変装置を備えた2サイ
クルディーゼルエンジンとして、従来例えば、第29
図,第30図に模式的に示す構造のものが知られてい
る。図中、40はシリンダボア、41aはシリンダボア
40に開口する主排気口、41bは該主排気口41aを
シリンダ外壁に導出する主排気通路、42aは主排気口
41aの上方に開口する一対の副排気口、42bは上記
各副排気口42aを主排気通路41bの途中に連通させ
る副排気通路である。43は上記各副排気通路42bを
開閉する排気弁であり、これはシリンダボア40の軸線
と直交する方向に挿入されている。
クルディーゼルエンジンとして、従来例えば、第29
図,第30図に模式的に示す構造のものが知られてい
る。図中、40はシリンダボア、41aはシリンダボア
40に開口する主排気口、41bは該主排気口41aを
シリンダ外壁に導出する主排気通路、42aは主排気口
41aの上方に開口する一対の副排気口、42bは上記
各副排気口42aを主排気通路41bの途中に連通させ
る副排気通路である。43は上記各副排気通路42bを
開閉する排気弁であり、これはシリンダボア40の軸線
と直交する方向に挿入されている。
【0004】上記圧縮比可変装置において排気弁43で
副排気通路42bを閉じた場合の圧縮比は、ピストン4
4が主排気口41aの上縁に位置した時点(図中一点鎖
線で示す)でのシリンダ内容積とピストン44が上死点
に位置した時点でのシリンダ内容積との比で決定され、
副排気通路42bの排気弁43より上流側部分の容積は
いわゆるデッドスペースとなる。従って上記圧縮比を高
めるにはこのデッドスペースを可能な限り小さくするこ
とが必要である。
副排気通路42bを閉じた場合の圧縮比は、ピストン4
4が主排気口41aの上縁に位置した時点(図中一点鎖
線で示す)でのシリンダ内容積とピストン44が上死点
に位置した時点でのシリンダ内容積との比で決定され、
副排気通路42bの排気弁43より上流側部分の容積は
いわゆるデッドスペースとなる。従って上記圧縮比を高
めるにはこのデッドスペースを可能な限り小さくするこ
とが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の圧
縮比可変装置において、上記デッドスペースを小さくす
るには排気弁43をシリンダボア40側に近づけること
が有効である。しかしながら上記従来の圧縮比可変装置
は、排気弁43をシリンダボア40の軸線と直交する方
向に配置しているので、仮に排気弁43をシリンダボア
に限界まで近接させても該排気弁43と副排気口42a
との距離はあまり縮まらず、従って上記デッドスペース
の縮小には限界がある。
縮比可変装置において、上記デッドスペースを小さくす
るには排気弁43をシリンダボア40側に近づけること
が有効である。しかしながら上記従来の圧縮比可変装置
は、排気弁43をシリンダボア40の軸線と直交する方
向に配置しているので、仮に排気弁43をシリンダボア
に限界まで近接させても該排気弁43と副排気口42a
との距離はあまり縮まらず、従って上記デッドスペース
の縮小には限界がある。
【0006】また上記従来装置では、排気弁43が2つ
の排気通路42b間部分を貫通するように位置している
ので、主,副排気口41a,42a周辺に冷却ジャケッ
トを形成するスペースを確保しにくく、従って該部分の
冷却性が十分でなく、その結果排気弁43の作動性に支
障がでるおそれがある。本発明は上記従来の問題点に鑑
みてなされたもので、排気通路のデッドスペースを縮小
して圧縮比を高めるうえで有利であり、かつ排気弁回り
の冷却性を確保できるようにした2サイクルディーゼル
エンジンの圧縮比可変装置を提供することを目的として
いる。
の排気通路42b間部分を貫通するように位置している
ので、主,副排気口41a,42a周辺に冷却ジャケッ
トを形成するスペースを確保しにくく、従って該部分の
冷却性が十分でなく、その結果排気弁43の作動性に支
障がでるおそれがある。本発明は上記従来の問題点に鑑
みてなされたもので、排気通路のデッドスペースを縮小
して圧縮比を高めるうえで有利であり、かつ排気弁回り
の冷却性を確保できるようにした2サイクルディーゼル
エンジンの圧縮比可変装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダボア
に開口する主排気口のシリンダボア軸線方向上方に副排
気口を形成し、該副排気口に連なる副排気通路を排気弁
で開閉することにより圧縮比を変化させるようにした2
サイクルディーゼルエンジンの圧縮比可変装置におい
て、上記副排気口及び副排気通路をシリンダボアの周方
向に間隔を開けて一対形成し、該各副排気通路に排気弁
をシリンダボアの略軸線方向に配置したことを特徴とし
ている。
に開口する主排気口のシリンダボア軸線方向上方に副排
気口を形成し、該副排気口に連なる副排気通路を排気弁
で開閉することにより圧縮比を変化させるようにした2
サイクルディーゼルエンジンの圧縮比可変装置におい
て、上記副排気口及び副排気通路をシリンダボアの周方
向に間隔を開けて一対形成し、該各副排気通路に排気弁
をシリンダボアの略軸線方向に配置したことを特徴とし
ている。
【0008】ここで本発明において排気弁をシリンダボ
アの略軸線方向に配置するとは、排気弁をシリンダボア
の軸線と平行に配置する場合,及びシリンダボアの軸線
に対して若干傾斜させて配置する場合を含む。また排気
弁の駆動方法としては、例えば軸方向にスライドさせる
方法,及び軸回りに回動させる方法が採用できる。
アの略軸線方向に配置するとは、排気弁をシリンダボア
の軸線と平行に配置する場合,及びシリンダボアの軸線
に対して若干傾斜させて配置する場合を含む。また排気
弁の駆動方法としては、例えば軸方向にスライドさせる
方法,及び軸回りに回動させる方法が採用できる。
【0009】
【作用】本発明に係る圧縮比可変装置によれば、各副排
気通路に独立の排気弁を設けるとともに、該各排気弁を
シリンダボアの略軸線方向に配置したので、各排気弁を
シリンダボア側に近接させることができ、排気通路の排
気弁より上流側のデッドスペースを極限まで縮小でき、
圧縮比を高める場合に有利である。また間隔をあけて形
成された各排気通路の排気弁がシリンダボアの略軸線方
向を向いているので、シリンダボディの副排気通路間部
分に冷却ジャケットを形成することができ、排気弁回り
の冷却性を確保できる。
気通路に独立の排気弁を設けるとともに、該各排気弁を
シリンダボアの略軸線方向に配置したので、各排気弁を
シリンダボア側に近接させることができ、排気通路の排
気弁より上流側のデッドスペースを極限まで縮小でき、
圧縮比を高める場合に有利である。また間隔をあけて形
成された各排気通路の排気弁がシリンダボアの略軸線方
向を向いているので、シリンダボディの副排気通路間部
分に冷却ジャケットを形成することができ、排気弁回り
の冷却性を確保できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。第1図ないし第7図は本発明の第1実施例による2
サイクルディーゼルエンジンの圧縮比可変装置を説明す
るための図である。図において、1は本実施例装置が採
用された2サイクル単気筒ディーゼルエンジンであり、
これはクランクケース2上にシリンダボディ3,シリン
ダヘッド4を積層締結し、シリンダボディ3のシリンダ
ボア3a内に摺動自在に挿入されたピストン5をコネク
ティングロッド6でクランクケース2内に配置されたク
ランク軸7に連結した構造になっている。
る。第1図ないし第7図は本発明の第1実施例による2
サイクルディーゼルエンジンの圧縮比可変装置を説明す
るための図である。図において、1は本実施例装置が採
用された2サイクル単気筒ディーゼルエンジンであり、
これはクランクケース2上にシリンダボディ3,シリン
ダヘッド4を積層締結し、シリンダボディ3のシリンダ
ボア3a内に摺動自在に挿入されたピストン5をコネク
ティングロッド6でクランクケース2内に配置されたク
ランク軸7に連結した構造になっている。
【0011】上記シリンダヘッド4は下ヘッド8と上ヘ
ッド9との2分割構造になっている。両者の境界部分に
副燃焼室10が形成されており、これは小径の通路8a
によってシリンダボア3aに連通している。またこの副
燃焼室10には始動時点火用グロープラグ11,及び燃
料噴射弁12のそれぞれの先端部が臨んでいる。なお、
2aは上記クランクケース2のクランク室2bに連通す
る吸気開口であり、該吸気開口2aには吸気マニホール
ド13が接続されている。また14は吸気のタイミング
を制御するとともに、逆流を防止するためのリード弁で
ある。
ッド9との2分割構造になっている。両者の境界部分に
副燃焼室10が形成されており、これは小径の通路8a
によってシリンダボア3aに連通している。またこの副
燃焼室10には始動時点火用グロープラグ11,及び燃
料噴射弁12のそれぞれの先端部が臨んでいる。なお、
2aは上記クランクケース2のクランク室2bに連通す
る吸気開口であり、該吸気開口2aには吸気マニホール
ド13が接続されている。また14は吸気のタイミング
を制御するとともに、逆流を防止するためのリード弁で
ある。
【0012】上記シリンダボディ3の高さ方向略中央に
は2つの第1掃気口15a,15a及び1つの第2掃気
口15bが形成されており、それぞれ第1,第2掃気通
路15c,15dを介して上記クランク室2bに連通し
ている。なお、15e,15fは上記各掃気通路15
c,15dのクランク室側開口である。
は2つの第1掃気口15a,15a及び1つの第2掃気
口15bが形成されており、それぞれ第1,第2掃気通
路15c,15dを介して上記クランク室2bに連通し
ている。なお、15e,15fは上記各掃気通路15
c,15dのクランク室側開口である。
【0013】上記シリンダボディ3の上記第2掃気口1
5bと対向する部分には、主排気口16aが幅広に形成
されており、該主排気口16aの上縁は上記各掃気口1
5a,15bの上縁より若干高くなっている。この主排
気口16aはこれに連なる主排気通路16bでシリンダ
外壁に導出されている。この主排気通路16bは平面か
ら見ると上記主排気口16aと略同一幅になっており、
また側面から見ると外側にほど低くなるよう傾斜してい
る。そして上記主排気口16aのシリンダボアの軸線方
向少し上側には一対の副排気口17a,17aがシリン
ダボア3aの周方向に間隔を開けて形成されている。こ
の各副排気口17aに連なる各副排気通路17bは平面
から見ると下流側にいくほど内方に湾曲して上記主排気
通路16bに合流し、側面から見ると主排気通路16b
と同様に外側が低くなるように傾斜している。
5bと対向する部分には、主排気口16aが幅広に形成
されており、該主排気口16aの上縁は上記各掃気口1
5a,15bの上縁より若干高くなっている。この主排
気口16aはこれに連なる主排気通路16bでシリンダ
外壁に導出されている。この主排気通路16bは平面か
ら見ると上記主排気口16aと略同一幅になっており、
また側面から見ると外側にほど低くなるよう傾斜してい
る。そして上記主排気口16aのシリンダボアの軸線方
向少し上側には一対の副排気口17a,17aがシリン
ダボア3aの周方向に間隔を開けて形成されている。こ
の各副排気口17aに連なる各副排気通路17bは平面
から見ると下流側にいくほど内方に湾曲して上記主排気
通路16bに合流し、側面から見ると主排気通路16b
と同様に外側が低くなるように傾斜している。
【0014】また上記シリンダボディ3には水冷ジャケ
ット18が形成されている。この水冷ジャケット18は
主として上記各掃気口,排気口より上側部分に位置して
おり、かつ連通口18aを介して上記シリンダヘッド4
の水冷ジャケット4bに連通している。また上記主排気
通路16bの下方には主排気冷却部18bが該主排気通
路16bの下側を囲むように形成され、上記一対の副排
気通路17b間部分には副冷却部18cが形成されてお
り、これは主排気通路16bの上面近傍部分3bまで延
びている。
ット18が形成されている。この水冷ジャケット18は
主として上記各掃気口,排気口より上側部分に位置して
おり、かつ連通口18aを介して上記シリンダヘッド4
の水冷ジャケット4bに連通している。また上記主排気
通路16bの下方には主排気冷却部18bが該主排気通
路16bの下側を囲むように形成され、上記一対の副排
気通路17b間部分には副冷却部18cが形成されてお
り、これは主排気通路16bの上面近傍部分3bまで延
びている。
【0015】そして上記各副排気通路17bにはバルブ
挿入孔17c,17cが形成されている。この各バルブ
挿入孔17cは、平面から見るとクランク軸7と平行な
線上に配置されており、かつ相互に平行になっており、
側面から見るとシリンダボアの軸線と所定角度で交差し
ている。つまり上側ほど外方に位置するよう傾斜してお
り、該各バルブ挿入孔17cとシリンダボア3aとの間
には上記水冷ジャケット18の一部をなす排気弁冷却部
18dが形成されている。またこのバルブ挿入孔17c
は上端が開口し、該開口から回転式排気弁19が挿入さ
れている。この各排気弁19は、丸棒状の弁体19aの
下面に三日月状の弁板部19bを、上面に入力軸19c
をそれぞれ一体形成したものである。上記弁板部19b
は、副排気通路17bを開いたとき、バルブ挿入孔17
cの外方膨出部に位置し、その内面が副排気通路17b
の内面と連続するようになっている。
挿入孔17c,17cが形成されている。この各バルブ
挿入孔17cは、平面から見るとクランク軸7と平行な
線上に配置されており、かつ相互に平行になっており、
側面から見るとシリンダボアの軸線と所定角度で交差し
ている。つまり上側ほど外方に位置するよう傾斜してお
り、該各バルブ挿入孔17cとシリンダボア3aとの間
には上記水冷ジャケット18の一部をなす排気弁冷却部
18dが形成されている。またこのバルブ挿入孔17c
は上端が開口し、該開口から回転式排気弁19が挿入さ
れている。この各排気弁19は、丸棒状の弁体19aの
下面に三日月状の弁板部19bを、上面に入力軸19c
をそれぞれ一体形成したものである。上記弁板部19b
は、副排気通路17bを開いたとき、バルブ挿入孔17
cの外方膨出部に位置し、その内面が副排気通路17b
の内面と連続するようになっている。
【0016】上記各入力軸19cにはそれぞれ駆動ギヤ
20aが装着されており、該両駆動ギヤ20aは2つの
中間ギヤ20bを介して連結されている。これにより駆
動ギヤ20a,20aひいては各排気弁19,19は互
いに逆方向に回転するようになっている。また上記一方
の駆動ギヤ20aには駆動モータ21の出力軸21aが
挿入連結されている。この駆動モータ21は上記駆動ギ
ヤ20a,中間ギヤ20bを覆うように装着されたカバ
ー22に固定されている。
20aが装着されており、該両駆動ギヤ20aは2つの
中間ギヤ20bを介して連結されている。これにより駆
動ギヤ20a,20aひいては各排気弁19,19は互
いに逆方向に回転するようになっている。また上記一方
の駆動ギヤ20aには駆動モータ21の出力軸21aが
挿入連結されている。この駆動モータ21は上記駆動ギ
ヤ20a,中間ギヤ20bを覆うように装着されたカバ
ー22に固定されている。
【0017】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例エンジン1の動作の概要を説明すれば、ピ
ストン5の上昇によりリードバルブ14を介してクラン
ク室2b内に吸引された空気が、ピストン5の下降に伴
って一次圧縮され、またこの下降に伴って排気口が、こ
れに少し遅れて排気口が開き始め、これによりシリンダ
ボア3a内の燃焼ガスが排気口から排出されるととも
に、上記一次圧縮された空気が掃気口からシリンダボア
内に導入される。そしてピストン5の上昇に伴ってシリ
ンダボア3a内の空気が圧縮され、ピストン5が上死点
付近に達すると燃料噴射弁12から燃料が噴射され、上
記圧縮された空気の熱で着火爆発し、下降行程に移り、
上述と同様の動作が繰り返される。
る。本実施例エンジン1の動作の概要を説明すれば、ピ
ストン5の上昇によりリードバルブ14を介してクラン
ク室2b内に吸引された空気が、ピストン5の下降に伴
って一次圧縮され、またこの下降に伴って排気口が、こ
れに少し遅れて排気口が開き始め、これによりシリンダ
ボア3a内の燃焼ガスが排気口から排出されるととも
に、上記一次圧縮された空気が掃気口からシリンダボア
内に導入される。そしてピストン5の上昇に伴ってシリ
ンダボア3a内の空気が圧縮され、ピストン5が上死点
付近に達すると燃料噴射弁12から燃料が噴射され、上
記圧縮された空気の熱で着火爆発し、下降行程に移り、
上述と同様の動作が繰り返される。
【0018】そして本実施例エンジン1では、その圧縮
比が図7(b) の領域Bにおいて高圧縮比に、領域Cにお
いて低圧縮比に切り換え制御される。まず、領域Bにお
いては、図1〜図3に示すように、駆動モータ21が排
気弁19を副排気通路17bを閉じる位置に回動させ、
この状態でエンジンの運転が行われる。この場合、ピス
トン5の上面が主排気口16aの上縁に達した時点から
上記圧縮が開始されることとなり、その圧縮ストローク
はS1である(図3参照)。次に、領域Cでは、図4,
図5に示すように、駆動モータ21が排気弁19を副排
気通路17bを開く位置に回動させ、この状態でエンジ
ンの運転が行われる。この場合、ピストン5の上面が副
排気口17の上縁に達した時点から上記圧縮が開始され
ることとなり、その圧縮ストロークはS2であり(図5
参照)、上記ストロークS1より小さく、それだけ圧縮
比は低くなる。また、この副排気通路17bを開いた状
態では、排気弁19の弁板部19bが副排気通路17b
の外壁に形成された外方膨出部に位置し、かつ該弁板部
19bの内面が副排気通路17bの内面と連続面をな
す。従って排気ガスの流動抵抗を非常に小さくすること
ができるとともに、排気弁19の配置によってクランク
軸方向の幅が拡大されるのを回避できる。
比が図7(b) の領域Bにおいて高圧縮比に、領域Cにお
いて低圧縮比に切り換え制御される。まず、領域Bにお
いては、図1〜図3に示すように、駆動モータ21が排
気弁19を副排気通路17bを閉じる位置に回動させ、
この状態でエンジンの運転が行われる。この場合、ピス
トン5の上面が主排気口16aの上縁に達した時点から
上記圧縮が開始されることとなり、その圧縮ストローク
はS1である(図3参照)。次に、領域Cでは、図4,
図5に示すように、駆動モータ21が排気弁19を副排
気通路17bを開く位置に回動させ、この状態でエンジ
ンの運転が行われる。この場合、ピストン5の上面が副
排気口17の上縁に達した時点から上記圧縮が開始され
ることとなり、その圧縮ストロークはS2であり(図5
参照)、上記ストロークS1より小さく、それだけ圧縮
比は低くなる。また、この副排気通路17bを開いた状
態では、排気弁19の弁板部19bが副排気通路17b
の外壁に形成された外方膨出部に位置し、かつ該弁板部
19bの内面が副排気通路17bの内面と連続面をな
す。従って排気ガスの流動抵抗を非常に小さくすること
ができるとともに、排気弁19の配置によってクランク
軸方向の幅が拡大されるのを回避できる。
【0019】このように本実施例では、副排気通路17
bを開閉するようにしたので、圧縮ストロークを長,短
に切り換えることにより圧縮比を高,低に切り換えるこ
とができ、始動性,及び低負荷領域での運転を良好にで
きるとともに、高負荷領域でのシリンダ内圧の極端上昇
を抑制できる。そして本実施例では、副排気通路17b
を開閉する排気弁19をシリンダボア3aの略軸線方向
に、つまり縦方向に配置したので、図2に示すように、
各排気弁19をシリンダボア3aに、つまり各副排気口
17aに近接させて配置でき、これにより副排気通路1
7bの排気弁19より上流側のいわゆるデッドスペース
を縮小でき、上記高圧縮比を確保する場合に有利であ
る。
bを開閉するようにしたので、圧縮ストロークを長,短
に切り換えることにより圧縮比を高,低に切り換えるこ
とができ、始動性,及び低負荷領域での運転を良好にで
きるとともに、高負荷領域でのシリンダ内圧の極端上昇
を抑制できる。そして本実施例では、副排気通路17b
を開閉する排気弁19をシリンダボア3aの略軸線方向
に、つまり縦方向に配置したので、図2に示すように、
各排気弁19をシリンダボア3aに、つまり各副排気口
17aに近接させて配置でき、これにより副排気通路1
7bの排気弁19より上流側のいわゆるデッドスペース
を縮小でき、上記高圧縮比を確保する場合に有利であ
る。
【0020】また本実施例では、排気弁19を上部ほど
シリンダボア3aから離れるように傾斜させたので、シ
リンダボディ3のシリンダボア3aと排気弁19との間
の部分に排気弁冷却部18dを形成することができ、こ
れにより排気弁19回りの冷却性を確保でき、該排気弁
19の作動の信頼性を向上できる。また上記一対の副排
気通路17b,17bを間隔を開けて設けるとともに、
排気弁19を縦方向に配置したので、該両副排気通路1
7b,17b間にも副冷却部18cを形成することがで
き、この点からも排気弁19回りの冷却性を確保でき
る。
シリンダボア3aから離れるように傾斜させたので、シ
リンダボディ3のシリンダボア3aと排気弁19との間
の部分に排気弁冷却部18dを形成することができ、こ
れにより排気弁19回りの冷却性を確保でき、該排気弁
19の作動の信頼性を向上できる。また上記一対の副排
気通路17b,17bを間隔を開けて設けるとともに、
排気弁19を縦方向に配置したので、該両副排気通路1
7b,17b間にも副冷却部18cを形成することがで
き、この点からも排気弁19回りの冷却性を確保でき
る。
【0021】図8,図9は、上記実施例における排気弁
19の切り換え駆動装置の変形例を示す図である。本変
形例では、各排気弁19の入力軸19cに駆動プーリ2
3aを装着し、両プーリ23a同士をケーブル24で交
差状に連結するとともに、一方の入力軸19cに駆動モ
ータ21を接続している。この場合にも各排気弁19,
19は互いに逆方向に回転する。
19の切り換え駆動装置の変形例を示す図である。本変
形例では、各排気弁19の入力軸19cに駆動プーリ2
3aを装着し、両プーリ23a同士をケーブル24で交
差状に連結するとともに、一方の入力軸19cに駆動モ
ータ21を接続している。この場合にも各排気弁19,
19は互いに逆方向に回転する。
【0022】図10〜図15は、本発明の第2実施例を
説明するための図である。上記第1実施例では回転式の
排気弁を採用したのに対し、本実施例ではスライド式の
排気弁を採用している。図中、図1ないし図9と同一符
号は同一又は相当部分を示す。25はスライド式の排気
弁であり、これはバルブ挿入孔17c内に軸方向に摺動
可能に挿入配置されている。上記排気弁25に形成され
た入力軸25aの上端には係止ピン25bが植設されて
おり、該係止ピン25bに駆動軸26の駆動アーム26
aのスリットが係止している。この駆動軸26はクラン
ク軸方向に延び、端部には駆動用プーリ26bを介して
駆動軸26を回動させることにより、上記排気弁25が
軸方向に摺動し、副排気通路17bを開閉するようにな
っている。
説明するための図である。上記第1実施例では回転式の
排気弁を採用したのに対し、本実施例ではスライド式の
排気弁を採用している。図中、図1ないし図9と同一符
号は同一又は相当部分を示す。25はスライド式の排気
弁であり、これはバルブ挿入孔17c内に軸方向に摺動
可能に挿入配置されている。上記排気弁25に形成され
た入力軸25aの上端には係止ピン25bが植設されて
おり、該係止ピン25bに駆動軸26の駆動アーム26
aのスリットが係止している。この駆動軸26はクラン
ク軸方向に延び、端部には駆動用プーリ26bを介して
駆動軸26を回動させることにより、上記排気弁25が
軸方向に摺動し、副排気通路17bを開閉するようにな
っている。
【0023】本実施例装置では、図10ないし図13に
示すように排気弁25を下降させると、該排気弁25が
排気通路17bを閉じ、圧縮ストロークが長くなって圧
縮比が高くなり、また図13,図14に示すように排気
弁25を上昇させると、該排気弁25が排気通路17b
を開き、圧縮ストロークが短くなって圧縮比が低くな
る。
示すように排気弁25を下降させると、該排気弁25が
排気通路17bを閉じ、圧縮ストロークが長くなって圧
縮比が高くなり、また図13,図14に示すように排気
弁25を上昇させると、該排気弁25が排気通路17b
を開き、圧縮ストロークが短くなって圧縮比が低くな
る。
【0024】図16ないし図18は、本発明の第3実施
例を示す図であり、これは上記第2実施例におけるスラ
イド式排気弁25を3気筒エンジンに採用した例であ
り、図中、図10ないし図15と同一符号は同一又は相
当部分を示す。
例を示す図であり、これは上記第2実施例におけるスラ
イド式排気弁25を3気筒エンジンに採用した例であ
り、図中、図10ないし図15と同一符号は同一又は相
当部分を示す。
【0025】本実施例エンジンのシリンダボディ3に
は、3つのシリンダボア3aがクランク軸方向に併設さ
れている。該各シリンダボア3a毎に1つの主排気通路
16bと2つの副排気通路17bがクランク軸に対して
斜めに形成されており、各組の副排気通路17bに一対
の排気弁25が配設されている。そして該各組の排気弁
25は駆動軸26で連結され、その中央部に従動プーリ
28bが固着されている。また該各排気弁25の上方に
は、共通駆動軸27が上記シリンダボア3aの配置方向
と平行に配置されている。この共通駆動軸27の一端に
は駆動モータ30が接続されており、またこの共通駆動
軸27の上記従動プーリ28b上方部分には駆動プーリ
28aが固着されている。該各駆動プーリ28aと上記
各従動プーリ28bとは駆動ケーブル29で連結されて
いる。ここで、この駆動ケーブル29は上記駆動軸26
が斜めになっている分だけ捩じれている。本実施例で
は、上記各実施例と同様の効果が得られるとともに、多
数の排気弁を1つの駆動モータで切り換え駆動できる。
は、3つのシリンダボア3aがクランク軸方向に併設さ
れている。該各シリンダボア3a毎に1つの主排気通路
16bと2つの副排気通路17bがクランク軸に対して
斜めに形成されており、各組の副排気通路17bに一対
の排気弁25が配設されている。そして該各組の排気弁
25は駆動軸26で連結され、その中央部に従動プーリ
28bが固着されている。また該各排気弁25の上方に
は、共通駆動軸27が上記シリンダボア3aの配置方向
と平行に配置されている。この共通駆動軸27の一端に
は駆動モータ30が接続されており、またこの共通駆動
軸27の上記従動プーリ28b上方部分には駆動プーリ
28aが固着されている。該各駆動プーリ28aと上記
各従動プーリ28bとは駆動ケーブル29で連結されて
いる。ここで、この駆動ケーブル29は上記駆動軸26
が斜めになっている分だけ捩じれている。本実施例で
は、上記各実施例と同様の効果が得られるとともに、多
数の排気弁を1つの駆動モータで切り換え駆動できる。
【0026】図19ないし図21は、本発明の第4実施
例を示す図であり、これは上記第1実施例における回転
式排気弁19を3気筒エンジンに採用した例であり、図
1ないし図8と同一符号は同一又は相当部分を示す。
例を示す図であり、これは上記第1実施例における回転
式排気弁19を3気筒エンジンに採用した例であり、図
1ないし図8と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0027】本実施例では、中央気筒に出力軸21aが
下方を向くように配置された1つの駆動モータ21で各
気筒の排気弁19を駆動するようにしている。この点を
詳述すれば、駆動モータ21の出力軸21aには図示右
隣の気筒用プーリ23b,左隣の気筒用プーリ23cが
固着されており、かつ該出力軸21aは中央気筒の右側
の排気弁19′の入力軸19cに挿入連結されている。
上記上側のプーリ23bはケーブル24aで右隣の気筒
の右側排気弁19′のプーリ23bに連結され、該右隣
の気筒の排気弁19′,19同士はプーリ23d,ケー
ブル24bで連結されている。また上記下側のプーリ2
3cは左隣の気筒の右側排気弁19′のプーリ23cに
ケーブル24aで連結され、該左隣の気筒の排気弁1
9′,19同士はプーリ23d,ケーブル24bで連結
されている。
下方を向くように配置された1つの駆動モータ21で各
気筒の排気弁19を駆動するようにしている。この点を
詳述すれば、駆動モータ21の出力軸21aには図示右
隣の気筒用プーリ23b,左隣の気筒用プーリ23cが
固着されており、かつ該出力軸21aは中央気筒の右側
の排気弁19′の入力軸19cに挿入連結されている。
上記上側のプーリ23bはケーブル24aで右隣の気筒
の右側排気弁19′のプーリ23bに連結され、該右隣
の気筒の排気弁19′,19同士はプーリ23d,ケー
ブル24bで連結されている。また上記下側のプーリ2
3cは左隣の気筒の右側排気弁19′のプーリ23cに
ケーブル24aで連結され、該左隣の気筒の排気弁1
9′,19同士はプーリ23d,ケーブル24bで連結
されている。
【0028】本実施例では、上記各実施例と同様の効果
が得られ、また上述のようにプーリ,ケーブルを配置し
たので、各排気弁をシリンダボア側に近接させることが
できるとともに、多数のプーリを無理なく配置できる。
即ち、本実施例では、排気通路を傾斜させたので、各気
筒ごとに2つ設けた排気弁のうち、図示右側の排気弁1
9′が外方に位置することとなり、この排気弁19′を
駆動モータ21で駆動するようにしたので、ケーブルと
シリンダボディ等との干渉を回避しながら、排気弁をよ
りシリンダボア側に近接させることができる。また、本
実施例では各排気弁19を上部ほどシリンダボアから離
れるように傾斜させて配置したので、上部ほどプーリ等
の配置スペースが確保し易くなっており、従って隣の気
筒用プーリ23b,23c及びケーブル24aの配置が
容易である。
が得られ、また上述のようにプーリ,ケーブルを配置し
たので、各排気弁をシリンダボア側に近接させることが
できるとともに、多数のプーリを無理なく配置できる。
即ち、本実施例では、排気通路を傾斜させたので、各気
筒ごとに2つ設けた排気弁のうち、図示右側の排気弁1
9′が外方に位置することとなり、この排気弁19′を
駆動モータ21で駆動するようにしたので、ケーブルと
シリンダボディ等との干渉を回避しながら、排気弁をよ
りシリンダボア側に近接させることができる。また、本
実施例では各排気弁19を上部ほどシリンダボアから離
れるように傾斜させて配置したので、上部ほどプーリ等
の配置スペースが確保し易くなっており、従って隣の気
筒用プーリ23b,23c及びケーブル24aの配置が
容易である。
【0029】図22ないし図25は、本発明の第5実施
例を示す図であり、これは回転式排気弁19の回転駆動
をラック・ピニオン機構で行うようにした例であり、図
中、図1ないし図21と同一符号は同一又は相当部分を
示す。
例を示す図であり、これは回転式排気弁19の回転駆動
をラック・ピニオン機構で行うようにした例であり、図
中、図1ないし図21と同一符号は同一又は相当部分を
示す。
【0030】本実施例では、各気筒当たり一対づつ設け
られた排気弁19の入力軸19cにピニオン31を固着
し、該両ピニオン31,31を、これらの間に配設され
たラックバー32の一面,他面のラックギヤに噛合させ
る。なお、上記各ラックバー32はラックケース38内
に軸方向移動可能にガイドされた状態で収容されてい
る。そして上記ラックバー32は連結ピン33で1本の
駆動レバー34に連結されており、さらにこの駆動レバ
ー34の右端には駆動用ラックバー35が連結されてお
り、該ラックバー35には、駆動モータ36に固着され
たピニオン37が噛合している。
られた排気弁19の入力軸19cにピニオン31を固着
し、該両ピニオン31,31を、これらの間に配設され
たラックバー32の一面,他面のラックギヤに噛合させ
る。なお、上記各ラックバー32はラックケース38内
に軸方向移動可能にガイドされた状態で収容されてい
る。そして上記ラックバー32は連結ピン33で1本の
駆動レバー34に連結されており、さらにこの駆動レバ
ー34の右端には駆動用ラックバー35が連結されてお
り、該ラックバー35には、駆動モータ36に固着され
たピニオン37が噛合している。
【0031】本実施例では、駆動モータ36が図22で
時計回りに回転すると、駆動用ラック35が駆動レバー
34を図示右方に移動させ、該駆動レバー34が各気筒
のラックバー32を右方に移動させる。これにより、各
気筒の左側の排気弁19は時計回りに、右側の排気弁は
反時計回りに回転する。
時計回りに回転すると、駆動用ラック35が駆動レバー
34を図示右方に移動させ、該駆動レバー34が各気筒
のラックバー32を右方に移動させる。これにより、各
気筒の左側の排気弁19は時計回りに、右側の排気弁は
反時計回りに回転する。
【0032】図26ないし図28は、本発明の第6実施
例を示す図であり、これは回転式排気弁19をワイヤケ
ーブルで回動させるようにした例であり、図中、図1な
いし図25と同一符号は同一又は相当部分を示す。
例を示す図であり、これは回転式排気弁19をワイヤケ
ーブルで回動させるようにした例であり、図中、図1な
いし図25と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0033】本実施例では、各気筒の左側,右側の排気
弁19′,19にそれぞれプーリ51,円板52を固着
するとともに、該プーリ51と円板52とをリンク53
で連結し、さらに上記プーリ51に駆動用ワイヤケーブ
ル54の一端を接続している。ここで上記リンク53
は、左,右の排気弁同士を結ぶ直線と交差するように上
記プーリ51,円板52に接続されている。なお、図示
していないが、上記各ワイヤケーブル54の他端は、駆
動モータに固着された駆動プーリに接続されている。
弁19′,19にそれぞれプーリ51,円板52を固着
するとともに、該プーリ51と円板52とをリンク53
で連結し、さらに上記プーリ51に駆動用ワイヤケーブ
ル54の一端を接続している。ここで上記リンク53
は、左,右の排気弁同士を結ぶ直線と交差するように上
記プーリ51,円板52に接続されている。なお、図示
していないが、上記各ワイヤケーブル54の他端は、駆
動モータに固着された駆動プーリに接続されている。
【0034】本実施例では、駆動モータが回転すると、
各ワイヤケーブル54が左側の各排気弁19を回転さ
せ、これの回転がリンク53を介して右側の排気弁1
9′に伝達される。これにより排気弁19,19′は互
いに逆向きに回転することとなる。このように本実施例
では、上記各実施例と同様の効果が得られるとともに、
各排気弁をワイヤケーブル54を介してモータで駆動す
るようにしたので、該ケーブル54の長さを変えること
により、上記駆動モータの配置位置を自由に選択できる
効果がある。
各ワイヤケーブル54が左側の各排気弁19を回転さ
せ、これの回転がリンク53を介して右側の排気弁1
9′に伝達される。これにより排気弁19,19′は互
いに逆向きに回転することとなる。このように本実施例
では、上記各実施例と同様の効果が得られるとともに、
各排気弁をワイヤケーブル54を介してモータで駆動す
るようにしたので、該ケーブル54の長さを変えること
により、上記駆動モータの配置位置を自由に選択できる
効果がある。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明に係る2サイクルデ
ィーゼルエンジンの圧縮比可変装置によれば、副排気通
路をシリンダボア周方向に間隔を開けて一対設けるとと
もに、該各副排気通路を開閉する排気弁をシリンダボア
の軸線方向に、つまり縦方向に配置したので、排気弁を
シリンダボアに近接させることができ、排気通路の排気
弁より上流側のいわゆるデッドスペースを縮小でき、圧
縮比を高める上で有利となる効果があり、またシリンダ
ボディの副排気通路間部分に冷却ジャケットを形成する
ことができ、排気弁回りの冷却性を確保して排気弁の作
動信頼性を向上できる効果がある。
ィーゼルエンジンの圧縮比可変装置によれば、副排気通
路をシリンダボア周方向に間隔を開けて一対設けるとと
もに、該各副排気通路を開閉する排気弁をシリンダボア
の軸線方向に、つまり縦方向に配置したので、排気弁を
シリンダボアに近接させることができ、排気通路の排気
弁より上流側のいわゆるデッドスペースを縮小でき、圧
縮比を高める上で有利となる効果があり、またシリンダ
ボディの副排気通路間部分に冷却ジャケットを形成する
ことができ、排気弁回りの冷却性を確保して排気弁の作
動信頼性を向上できる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例による2サイクルディーゼ
ルエンジンの圧縮比可変装置を説明するための断面側面
図である。
ルエンジンの圧縮比可変装置を説明するための断面側面
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2の III−III 線断面図である。
【図4】上記第1実施例における排気弁の開状態を示す
断面平面図である。
断面平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】上記第1実施例エンジンの平面斜視図である。
【図7】上記第1実施例エンジンの排気口,掃気口の配
置位置,及び圧縮比の制御領域を示す図である。
置位置,及び圧縮比の制御領域を示す図である。
【図8】上記第1実施例における排気弁駆動装置部分の
変形例を示す平面斜視図である。
変形例を示す平面斜視図である。
【図9】上記第1実施例における排気弁駆動装置部分の
他の変形例を示す平面斜視図である。
他の変形例を示す平面斜視図である。
【図10】本発明の第2実施例の断面側面図である。
【図11】図10のXI−XI線断面図である。
【図12】図11の XII−XII 線断面図である。
【図13】上記第2実施例における排気弁の開状態を示
す断面平面図である。
す断面平面図である。
【図14】図13の XIV−XIV 線断面図である。
【図15】上記第2実施例の平面斜視図である。
【図16】本発明の第3実施例の断面平面図である。
【図17】上記第3実施例の平面図である。
【図18】上記第3実施例の排気弁駆動装置の斜視図で
ある。
ある。
【図19】本発明の第4実施例の断面平面図である。
【図20】上記第4実施例の平面図である。
【図21】上記第4実施例の排気弁駆動装置の模式図で
ある。
ある。
【図22】本発明の第5実施例の平面図である。
【図23】上記第5実施例の断面側面図である。
【図24】上記第5実施例の断面正面図である。
【図25】上記第5実施例のラック・ピニオン機構の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図26】本発明の第6実施例の平面図である。
【図27】上記第6実施例の排気弁駆動装置の平面図で
ある。
ある。
【図28】上記第6実施例の排気弁駆動装置の断面側面
図である。
図である。
【図29】従来装置の断面平面図である。
【図30】従来装置の断面側面図である。
1 2サイクルディーゼルエンジン 3a シリンダボア 16a 主排気口 17a 副排気口 17b 副排気通路 19 排気弁 25 排気弁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シリンダボアに開口する主排気口のシリ
ンダボア軸線方向上方に副排気口を形成し、該副排気口
に連なる副排気通路を排気弁で開閉することにより圧縮
比を変化させるようにした2サイクルディーゼルエンジ
ンの圧縮比可変装置において、上記副排気口及び副排気
通路をシリンダボアの周方向に間隔を開けて一対形成
し、該各副排気通路に排気弁をシリンダボアの略軸線方
向に配置したことを特徴とする2サイクルディーゼルエ
ンジンの圧縮比可変装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203290A JPH055417A (ja) | 1990-10-25 | 1991-07-18 | 2サイクルデイーゼルエンジンの圧縮比可変装置 |
US07/778,449 US5220890A (en) | 1990-10-25 | 1991-10-16 | Variable compression device for two cycle diesel engine |
EP91118245A EP0482662B1 (en) | 1990-10-25 | 1991-10-25 | A two cycle internal combustion engine |
DE69120017T DE69120017D1 (de) | 1990-10-25 | 1991-10-25 | Zweitaktbrennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-287517 | 1990-10-25 | ||
JP28751790 | 1990-10-25 | ||
JP3203290A JPH055417A (ja) | 1990-10-25 | 1991-07-18 | 2サイクルデイーゼルエンジンの圧縮比可変装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055417A true JPH055417A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=26513848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3203290A Withdrawn JPH055417A (ja) | 1990-10-25 | 1991-07-18 | 2サイクルデイーゼルエンジンの圧縮比可変装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5220890A (ja) |
EP (1) | EP0482662B1 (ja) |
JP (1) | JPH055417A (ja) |
DE (1) | DE69120017D1 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06346738A (ja) * | 1993-06-14 | 1994-12-20 | Yamaha Motor Co Ltd | 排気制御装置を備えた内燃機関 |
US5575246A (en) * | 1993-09-22 | 1996-11-19 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Operational control device for two-cycle engines |
JPH07224669A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Sanshin Ind Co Ltd | V型多気筒2サイクルエンジン |
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