JPH07169102A - 情報記録担体 - Google Patents
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- JPH07169102A JPH07169102A JP5342982A JP34298293A JPH07169102A JP H07169102 A JPH07169102 A JP H07169102A JP 5342982 A JP5342982 A JP 5342982A JP 34298293 A JP34298293 A JP 34298293A JP H07169102 A JPH07169102 A JP H07169102A
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラックに沿って形成するマークの始端とマ
ークの終端との組み合わせにより情報を記録できるよう
にする。 【構成】 マークの始端及び終端のトラック中心に対す
る位置が合計M個の位置をとるものとすると、始端位置
と終端位置の組み合わせはM×M=M2 通りである。従
って、M2 値記録が可能となる。さらに、M2 ≧2L で
あれば2個L重記録が可能である。さらにマークをピッ
トとしピット深さをK種類とした場合、始端位置と終端
位置の組み合わせはM2 ×K=M2 K通りの組み合わせ
となり、M2 K値記録が可能となる。前記情報は、例え
ばレーザー光をマークに集光した際の反射光強度を検出
することで再生することが可能となり、こうして本発明
では多値記録、多重記録を可能にしている。
ークの終端との組み合わせにより情報を記録できるよう
にする。 【構成】 マークの始端及び終端のトラック中心に対す
る位置が合計M個の位置をとるものとすると、始端位置
と終端位置の組み合わせはM×M=M2 通りである。従
って、M2 値記録が可能となる。さらに、M2 ≧2L で
あれば2個L重記録が可能である。さらにマークをピッ
トとしピット深さをK種類とした場合、始端位置と終端
位置の組み合わせはM2 ×K=M2 K通りの組み合わせ
となり、M2 K値記録が可能となる。前記情報は、例え
ばレーザー光をマークに集光した際の反射光強度を検出
することで再生することが可能となり、こうして本発明
では多値記録、多重記録を可能にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク、光カー
ド、磁気ディスク、磁気カード、磁気テープ等の情報記
録担体に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、高データ密度化や、高データ転送レート化を実現す
ることができる新しい情報記録担体に関するものであ
る。
ド、磁気ディスク、磁気カード、磁気テープ等の情報記
録担体に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、高データ密度化や、高データ転送レート化を実現す
ることができる新しい情報記録担体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高密度データが蓄積でき、高速に情報処
理可能な光ディスク、光カード、磁気ディスク、磁気カ
ード、磁気テープ等の情報記録担体は、コンピュータメ
モリー等として広く使用されている。特に、直径5.2
5インチの光ディスクにおいては、1回のみ情報の書き
込みが可能であるライトワンスタイプのものや、情報の
書換えが可能である光磁気タイプが、また、直径3.5
インチの光ディスクにおいては、光磁気タイプや再生専
用であるROMタイプ、及び光磁気とROMの混在して
いるパーシャルROMタイプがISO規格により標準化
されており、今後さらに広く普及するものと予想されて
いる。
理可能な光ディスク、光カード、磁気ディスク、磁気カ
ード、磁気テープ等の情報記録担体は、コンピュータメ
モリー等として広く使用されている。特に、直径5.2
5インチの光ディスクにおいては、1回のみ情報の書き
込みが可能であるライトワンスタイプのものや、情報の
書換えが可能である光磁気タイプが、また、直径3.5
インチの光ディスクにおいては、光磁気タイプや再生専
用であるROMタイプ、及び光磁気とROMの混在して
いるパーシャルROMタイプがISO規格により標準化
されており、今後さらに広く普及するものと予想されて
いる。
【0003】また、最近ではデジタルオーディオ分野に
おいても光ディスク、光カード、磁気ディスク、磁気カ
ード、磁気テープ等の情報記録担体が応用されている。
例えば、24〜48トラックのデジタルマルチトラック
レコーディングにおけるマスターソースとしてライトワ
ンスタイプの光ディスクや光磁気ディスクを使ったプレ
ーヤーが販売されている。
おいても光ディスク、光カード、磁気ディスク、磁気カ
ード、磁気テープ等の情報記録担体が応用されている。
例えば、24〜48トラックのデジタルマルチトラック
レコーディングにおけるマスターソースとしてライトワ
ンスタイプの光ディスクや光磁気ディスクを使ったプレ
ーヤーが販売されている。
【0004】このような専門家向け製品以外にも、一般
消費者向け製品としてもCD−R(ライトワンスタイプ
のコンパクトディスク)やMD(ミニディスク)が登場
しており今後の動向が注目されている。これらの情報記
録担体には何本ものトラックが形成されており、情報は
トラックに沿ってマークの有無により記録される。RO
Mタイプ光ディスクを例にとれば、図5のようにトラッ
ク(1)の中心(2)に沿ってマーク(3)の列が形成
されている。このマーク(3)はある位相深さの窪みで
ありピットと呼ばれる。情報はピットの有無により再生
される。最も簡単な例としてはピットを1とし、ピット
の無い部分を0とし、この1、0によって2値記録がな
される。
消費者向け製品としてもCD−R(ライトワンスタイプ
のコンパクトディスク)やMD(ミニディスク)が登場
しており今後の動向が注目されている。これらの情報記
録担体には何本ものトラックが形成されており、情報は
トラックに沿ってマークの有無により記録される。RO
Mタイプ光ディスクを例にとれば、図5のようにトラッ
ク(1)の中心(2)に沿ってマーク(3)の列が形成
されている。このマーク(3)はある位相深さの窪みで
ありピットと呼ばれる。情報はピットの有無により再生
される。最も簡単な例としてはピットを1とし、ピット
の無い部分を0とし、この1、0によって2値記録がな
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の情報
記録担体をさらに高データ密度化するために、現在、ト
ラックピッチ(トラック中心から隣りのトラック中心ま
での間隔)を狭くすることが研究されている。しかしな
がら、例えば光ディスクの場合には、波長780〜83
0nmの半導体レーザー及び開口数(N.A.)0.5
〜0.55の対物レンズを搭載した従来のピックアップ
では、トラックピッチを1.4μmより小さくすると隣
接したトラックに書き込まれた情報の影響(クロストー
クと呼んでいる。)が極端に大きくなること、また、ト
ラッキングに必要なトラッキング誤差信号が極端に小さ
くなるために正確なトラッキングが行いにくくなる等の
問題が生じていた。この問題の解決のために、波長67
0〜690nmの半導体レーザーが開発されているが、
未だレーザー光の形状や出力等が不十分な状況にある。
記録担体をさらに高データ密度化するために、現在、ト
ラックピッチ(トラック中心から隣りのトラック中心ま
での間隔)を狭くすることが研究されている。しかしな
がら、例えば光ディスクの場合には、波長780〜83
0nmの半導体レーザー及び開口数(N.A.)0.5
〜0.55の対物レンズを搭載した従来のピックアップ
では、トラックピッチを1.4μmより小さくすると隣
接したトラックに書き込まれた情報の影響(クロストー
クと呼んでいる。)が極端に大きくなること、また、ト
ラッキングに必要なトラッキング誤差信号が極端に小さ
くなるために正確なトラッキングが行いにくくなる等の
問題が生じていた。この問題の解決のために、波長67
0〜690nmの半導体レーザーが開発されているが、
未だレーザー光の形状や出力等が不十分な状況にある。
【0006】また、従来の情報記録担体では原理的に2
値記録が限界であり、3値以上のいわゆる多値記録によ
る高データ密度化ができなかった。さらに2値情報を2
重、3重で記録するといういわゆる多重記録による高デ
ータ密度化も不可能であった。そこでこの発明は、以上
の通りの従来技術の欠点を解消し、情報記録担体の多値
記録、多重記録を可能にし、高データ密度化及び高デー
タ転送レート化を実現することのできる新しい情報記録
担体を提供することを目的としている。
値記録が限界であり、3値以上のいわゆる多値記録によ
る高データ密度化ができなかった。さらに2値情報を2
重、3重で記録するといういわゆる多重記録による高デ
ータ密度化も不可能であった。そこでこの発明は、以上
の通りの従来技術の欠点を解消し、情報記録担体の多値
記録、多重記録を可能にし、高データ密度化及び高デー
タ転送レート化を実現することのできる新しい情報記録
担体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、トラックに沿ってマークを形成
してなる情報記録担体において、マークの始端とマーク
の終端との組み合わせにより情報が記録されていること
を特徴とする情報記録担体を提供する。また、この発明
は、前記マークの始端とマークの終端との組み合わせ
は、マークの始端の形状とマークの終端の形状との組み
合わせ、あるいはマークの始端のトラック中心に対する
位置とマークの終端のトラック中心に対する位置との組
み合わせ、マーク始端部及び終端部における光学的性質
を利用したもの、マーク始端部及び終端部における磁気
光学的性質を利用したもの、マークの始端及び終端の位
置の組み合わせとすることを一つの態様としてもいる。
を解決するものとして、トラックに沿ってマークを形成
してなる情報記録担体において、マークの始端とマーク
の終端との組み合わせにより情報が記録されていること
を特徴とする情報記録担体を提供する。また、この発明
は、前記マークの始端とマークの終端との組み合わせ
は、マークの始端の形状とマークの終端の形状との組み
合わせ、あるいはマークの始端のトラック中心に対する
位置とマークの終端のトラック中心に対する位置との組
み合わせ、マーク始端部及び終端部における光学的性質
を利用したもの、マーク始端部及び終端部における磁気
光学的性質を利用したもの、マークの始端及び終端の位
置の組み合わせとすることを一つの態様としてもいる。
【0008】
【作用】この発明の情報記録担体は、マークの始端とマ
ークの終端との組み合わせにより情報を記録するという
点に特徴がある。即ち、マークの始端及び終端のトラッ
ク中心に対する位置が合計M個の位置をとるものとする
と、始端位置と終端位置の組み合わせはM×M=M2 通
りである。従って、M2 値記録が可能となる。さらに、
M2 ≧2L であれば2個L重記録が可能である。さらに
マークをピットとしピット深さをK種類とした場合、始
端位置と終端位置の組み合わせはM2 ×K=M2 K通り
の組み合わせとなり、M2 K値記録が可能となる。また
M2 K≧2L であれば2値L重記録が可能である。以上
のような情報は、例えばレーザー光をマークに集光した
際の反射光強度を検出することで再生することが可能と
なる。こうして、この発明では、多値記録、多重記録を
可能にし、高データ密度化及び高データ転送レート化を
実現する。
ークの終端との組み合わせにより情報を記録するという
点に特徴がある。即ち、マークの始端及び終端のトラッ
ク中心に対する位置が合計M個の位置をとるものとする
と、始端位置と終端位置の組み合わせはM×M=M2 通
りである。従って、M2 値記録が可能となる。さらに、
M2 ≧2L であれば2個L重記録が可能である。さらに
マークをピットとしピット深さをK種類とした場合、始
端位置と終端位置の組み合わせはM2 ×K=M2 K通り
の組み合わせとなり、M2 K値記録が可能となる。また
M2 K≧2L であれば2値L重記録が可能である。以上
のような情報は、例えばレーザー光をマークに集光した
際の反射光強度を検出することで再生することが可能と
なる。こうして、この発明では、多値記録、多重記録を
可能にし、高データ密度化及び高データ転送レート化を
実現する。
【0009】以下図面を参照しながらこの発明に係わる
原理を説明する。すなわち、まず、この発明における情
報記録担体は、マークの有無により情報を記録するとい
う従来の情報記録担体とは、マークの始端とマークの終
端との組み合わせにより情報を記録するという点で異な
っている。この結果、この発明による情報記録担体は多
値記録あるいは多重記録による高データ密度化を実現す
ることができる。
原理を説明する。すなわち、まず、この発明における情
報記録担体は、マークの有無により情報を記録するとい
う従来の情報記録担体とは、マークの始端とマークの終
端との組み合わせにより情報を記録するという点で異な
っている。この結果、この発明による情報記録担体は多
値記録あるいは多重記録による高データ密度化を実現す
ることができる。
【0010】マークの始端とマークの終端との組み合わ
せにより情報を記録する方法について説明すると、例え
ばマークの始端及び終端がN種類の形状をとることが出
来るとする。このときマーク始端形状とマーク終端形状
の組み合わせはN×N=N2通りあることになる。従っ
て、この組み合わせ数を情報に対応させればN2 値の多
値記録が可能になる。さらにN2 ≧2n であればn重の
2値多重記録が可能となる。このようなマークの始端及
び終端形状の例を示したものが図1である。
せにより情報を記録する方法について説明すると、例え
ばマークの始端及び終端がN種類の形状をとることが出
来るとする。このときマーク始端形状とマーク終端形状
の組み合わせはN×N=N2通りあることになる。従っ
て、この組み合わせ数を情報に対応させればN2 値の多
値記録が可能になる。さらにN2 ≧2n であればn重の
2値多重記録が可能となる。このようなマークの始端及
び終端形状の例を示したものが図1である。
【0011】マーク(3)としてトラック(1)の中心
(2)に配設されたものは、その始端(4)及び終端
(5)の形状を多様なものとすることがで、その例とし
ては図1に示すマーク(3)の始端(4)及び終端
(5)の形状のみならず、マーク始端(4)部及び終端
(5)部における反射率、透過率、位相差等の光学的性
質を利用したものでもよいし、あるいは磁化の向きや保
磁力等の磁気学的性質、カー回転角やカー楕円率等の磁
気光学的性質を利用したものでもよい。さらにマークの
始端及び終端の位置であってもよい。
(2)に配設されたものは、その始端(4)及び終端
(5)の形状を多様なものとすることがで、その例とし
ては図1に示すマーク(3)の始端(4)及び終端
(5)の形状のみならず、マーク始端(4)部及び終端
(5)部における反射率、透過率、位相差等の光学的性
質を利用したものでもよいし、あるいは磁化の向きや保
磁力等の磁気学的性質、カー回転角やカー楕円率等の磁
気光学的性質を利用したものでもよい。さらにマークの
始端及び終端の位置であってもよい。
【0012】マークの始端(4)及び終端(5)のトラ
ック中心(2)に対する位置により情報の多値化、多重
化を行う場合の例を次に説明する。いまマークの始端及
び終端のトラック中心に対する位置は合計M個の位置を
とるものとすると、始端位置と終端位置の組み合わせは
M×M=M2 通りとなる。従って、M2 値記録が可能と
なる。さらに、M2 ≧2L であれば2個L重記録が可能
である。
ック中心(2)に対する位置により情報の多値化、多重
化を行う場合の例を次に説明する。いまマークの始端及
び終端のトラック中心に対する位置は合計M個の位置を
とるものとすると、始端位置と終端位置の組み合わせは
M×M=M2 通りとなる。従って、M2 値記録が可能と
なる。さらに、M2 ≧2L であれば2個L重記録が可能
である。
【0013】さらにマークをピットとしピット深さをK
種類とすればM2 ×K=M2 K通りの組み合わせが可能
となるのでM2 K値記録が可能となる。またM2 K≧2
L であれば2値L重記録が可能である。M=3、K=2
の例を以下に示す。図2に示したように、いま、マーク
の始端及び終端のトラック中心(2)に対する位置は、
トラック中心(2)位置、トラック中心に対し右側
(6)位置、トラック中心に対し左側(7)位置の合計
3つの位置をとるものとする。始端位置と終端位置の組
み合わせは3×3=9通りである。従って、9値記録が
可能となる。また、9≧23 なので2値3重記録が可能
である。さらにマークをピットとしピット深さを2種類
とすれば9×2=18通りの組み合わせとなるので18
値記録が可能となる。また18≧24 なので2値4重記
録が可能である。
種類とすればM2 ×K=M2 K通りの組み合わせが可能
となるのでM2 K値記録が可能となる。またM2 K≧2
L であれば2値L重記録が可能である。M=3、K=2
の例を以下に示す。図2に示したように、いま、マーク
の始端及び終端のトラック中心(2)に対する位置は、
トラック中心(2)位置、トラック中心に対し右側
(6)位置、トラック中心に対し左側(7)位置の合計
3つの位置をとるものとする。始端位置と終端位置の組
み合わせは3×3=9通りである。従って、9値記録が
可能となる。また、9≧23 なので2値3重記録が可能
である。さらにマークをピットとしピット深さを2種類
とすれば9×2=18通りの組み合わせとなるので18
値記録が可能となる。また18≧24 なので2値4重記
録が可能である。
【0014】以上のような情報を再生するには、例えば
レーザー光をマークに集光した際の反射光強度を検出す
ることで可能となる。マークの始端部と終端部の検出は
光検出器の信号(光検出器が多分割センサーの場合は各
分割光検出部の信号の総和すなわちトータル信号)が増
加あるいが減少する点つまり微分信号が正または負の極
値となる点を検知することにより可能となる。
レーザー光をマークに集光した際の反射光強度を検出す
ることで可能となる。マークの始端部と終端部の検出は
光検出器の信号(光検出器が多分割センサーの場合は各
分割光検出部の信号の総和すなわちトータル信号)が増
加あるいが減少する点つまり微分信号が正または負の極
値となる点を検知することにより可能となる。
【0015】マークの始端と終端の形状、位置、光学的
性質、磁気的性質、磁気光学的性質等の検出は例えば光
検出器の受光量の違いすなわち信号レベルの差により区
別できる。特にマークの始端と終端の形状の場合は光検
出器を例えばトラック前後に2分割した構成とし2つの
分割光検出部の差信号レベルにより区別することもでき
る。またマークの始端と終端の位置の場合は光検出器を
例えばトラック左右に2分割した構成とし2つの分割光
検出部の差信号レベルにより区別することもできる。
性質、磁気的性質、磁気光学的性質等の検出は例えば光
検出器の受光量の違いすなわち信号レベルの差により区
別できる。特にマークの始端と終端の形状の場合は光検
出器を例えばトラック前後に2分割した構成とし2つの
分割光検出部の差信号レベルにより区別することもでき
る。またマークの始端と終端の位置の場合は光検出器を
例えばトラック左右に2分割した構成とし2つの分割光
検出部の差信号レベルにより区別することもできる。
【0016】マークを数種類の深さのピットとした場
合、その深さの違いを判断するにも光検出器の受光量の
違いすなわち信号レベルの差を利用できる。特にピット
深さを2種類とした場合は例えば入射レーザー光をトラ
ック方向と45°の角度を成す直線偏光とし反射光を2
分の1波長板及び偏光ビームスプリッターによりトラッ
クと平行方向の偏光成分とトラックと垂直方向の偏光成
分の2つに分割して各々光検出器で光量を検出すること
によって、あるいは2つの光検出器の差信号を検出する
ことによっても深さの判別は可能である。この場合はピ
ットの一方をトラックと平行方向の偏光に対し回折効率
の大きい深さ(再生光の波長をλ、情報記録担体基板の
屈折率をnとすればλ/3n〜λ/4n程度)に選択
し、ピットのもう一方をトラックと垂直方向の偏光に対
し回折効率の大きい深さ(λ/4n〜λ/5n程度)に
選択しておくと好適である。
合、その深さの違いを判断するにも光検出器の受光量の
違いすなわち信号レベルの差を利用できる。特にピット
深さを2種類とした場合は例えば入射レーザー光をトラ
ック方向と45°の角度を成す直線偏光とし反射光を2
分の1波長板及び偏光ビームスプリッターによりトラッ
クと平行方向の偏光成分とトラックと垂直方向の偏光成
分の2つに分割して各々光検出器で光量を検出すること
によって、あるいは2つの光検出器の差信号を検出する
ことによっても深さの判別は可能である。この場合はピ
ットの一方をトラックと平行方向の偏光に対し回折効率
の大きい深さ(再生光の波長をλ、情報記録担体基板の
屈折率をnとすればλ/3n〜λ/4n程度)に選択
し、ピットのもう一方をトラックと垂直方向の偏光に対
し回折効率の大きい深さ(λ/4n〜λ/5n程度)に
選択しておくと好適である。
【0017】以下にマークの始端及び終端のトラック中
心に対する位置の場合の検出方法の1例を示す。いまマ
ークの始端及び終端のトラック中心に対する位置は、図
2に示すように、トラック中心(2)位置、トラック中
心に対し右側(6)位置、トラック中心に対し左側
(7)位置の合計3つの位置をとるものとする。光検出
器をトラック左右に2分割した構成とし、2つの分割光
検出部よりの光出力をそれぞれI1 、I2 とする。この
とき2つの分割光検出部の和信号すなわち(I1 +
I2 )が増加あるいは減少する点つまり(I1 +I2 )
の微分信号が正または負の極値となる点よりマークの始
端部と終端部を検知することができる。さらにそのとき
2つの分割光検出部の差信号すなわち(I1 −I2 )が
0または正の値または負の値となることからマークの始
端部及び終端部のトラック中心に対する位置がトラック
中心位置、トラック中心に対し右側位置、トラック中心
に対し左側位置のいずれであるかが判別できる。差信号
(I1 −I2 )ではなく差信号を和信号で除した信号す
なわち(I1 −I2 )/(I1 +I2 )が0または正の
値または負の値となることよりマークの始端部及び終端
部のトラック中心に対する位置を判別することも可能で
ある。また総合的に(I1 +I2 )の微分信号d(I1
+I2 )/dtと差信号(I1 −I2 )の積信号を利用
してもよい。
心に対する位置の場合の検出方法の1例を示す。いまマ
ークの始端及び終端のトラック中心に対する位置は、図
2に示すように、トラック中心(2)位置、トラック中
心に対し右側(6)位置、トラック中心に対し左側
(7)位置の合計3つの位置をとるものとする。光検出
器をトラック左右に2分割した構成とし、2つの分割光
検出部よりの光出力をそれぞれI1 、I2 とする。この
とき2つの分割光検出部の和信号すなわち(I1 +
I2 )が増加あるいは減少する点つまり(I1 +I2 )
の微分信号が正または負の極値となる点よりマークの始
端部と終端部を検知することができる。さらにそのとき
2つの分割光検出部の差信号すなわち(I1 −I2 )が
0または正の値または負の値となることからマークの始
端部及び終端部のトラック中心に対する位置がトラック
中心位置、トラック中心に対し右側位置、トラック中心
に対し左側位置のいずれであるかが判別できる。差信号
(I1 −I2 )ではなく差信号を和信号で除した信号す
なわち(I1 −I2 )/(I1 +I2 )が0または正の
値または負の値となることよりマークの始端部及び終端
部のトラック中心に対する位置を判別することも可能で
ある。また総合的に(I1 +I2 )の微分信号d(I1
+I2 )/dtと差信号(I1 −I2 )の積信号を利用
してもよい。
【0018】図3は、図2に示した各マークを再生した
際の和信号(I1 +I2 )及び和信号の微分信号d(I
1 +I2 )/dt及び差信号(I1 −I2 )と9値記録
の際対応させる値の例及び2値3重記録の際対応させる
値の例を示したものである。2種類のピット深さを判別
するには例えば入射レーザー光をトラック方向と45°
の角度を成す直線偏光とし反射光を2分の1波長板及び
偏光ビームスピリッターによりトラック方向の偏光成分
とトラックと垂直方向の偏光成分の2つに分割して検出
することにより可能である。
際の和信号(I1 +I2 )及び和信号の微分信号d(I
1 +I2 )/dt及び差信号(I1 −I2 )と9値記録
の際対応させる値の例及び2値3重記録の際対応させる
値の例を示したものである。2種類のピット深さを判別
するには例えば入射レーザー光をトラック方向と45°
の角度を成す直線偏光とし反射光を2分の1波長板及び
偏光ビームスピリッターによりトラック方向の偏光成分
とトラックと垂直方向の偏光成分の2つに分割して検出
することにより可能である。
【0019】
〔光ディスクの実施例〕光ディスクに記録する情報は1
8値のデータとした。つまり、これらのデータは図2に
示すような9種類の形状のピットを2種類のピット深さ
として、2×9=18種類のピットとして記録した。
8値のデータとした。つまり、これらのデータは図2に
示すような9種類の形状のピットを2種類のピット深さ
として、2×9=18種類のピットとして記録した。
【0020】この実施例では以下に記載するような方法
で光ディスクを製造した。まず、外径220mm、内径
10mm、板厚6mm、表面粗度Ra10以下の合成石
英原盤を液温60℃の硫酸と過酸化水素水の混合液中で
洗浄した後、弱アルカリ洗剤で洗浄し、次いで超純水で
超音波洗浄して高速スピン乾燥法で乾燥させた。次にこ
の原盤表面にプライマー(トランシル社製アンカーコー
ト)をスピンコートした後、ポジ型フォトレジスト(ヘ
キスト製AZ1350)をスピンコートした。
で光ディスクを製造した。まず、外径220mm、内径
10mm、板厚6mm、表面粗度Ra10以下の合成石
英原盤を液温60℃の硫酸と過酸化水素水の混合液中で
洗浄した後、弱アルカリ洗剤で洗浄し、次いで超純水で
超音波洗浄して高速スピン乾燥法で乾燥させた。次にこ
の原盤表面にプライマー(トランシル社製アンカーコー
ト)をスピンコートした後、ポジ型フォトレジスト(ヘ
キスト製AZ1350)をスピンコートした。
【0021】次いでレーザーカッティングマシン(波長
457.9nm、NA0.93)でデータを原盤表面に
記録した。9種類の形状のピット形成は、従来のカッテ
ィングマシン光学系のEO変調器の後に新たにEO偏向
器を追加し、信号変調されたレーザー光をウォーブリン
グさせ、レーザー光の集光ポイントをトラック中心位
置、トラック中心に対し右側位置、トラック中心に対し
左側位置の3位置にすることで行った。2種類の深さの
ピット形成はEO変調器によりレーザーパワーを変調し
て行った。
457.9nm、NA0.93)でデータを原盤表面に
記録した。9種類の形状のピット形成は、従来のカッテ
ィングマシン光学系のEO変調器の後に新たにEO偏向
器を追加し、信号変調されたレーザー光をウォーブリン
グさせ、レーザー光の集光ポイントをトラック中心位
置、トラック中心に対し右側位置、トラック中心に対し
左側位置の3位置にすることで行った。2種類の深さの
ピット形成はEO変調器によりレーザーパワーを変調し
て行った。
【0022】カッティング時の線速度は1.4m/sで
あり、トラックピッチは1.2μm、形成するピットの
長さは約0.8μm、ピットとピットの間隔は約0.8
μm、ピット始端及び終端のウォーブリング層はトラッ
ク中心に対し右側及び左側とも約0.04μmである。
その後現象処理を行い原盤表面にピットパターンを形成
した。
あり、トラックピッチは1.2μm、形成するピットの
長さは約0.8μm、ピットとピットの間隔は約0.8
μm、ピット始端及び終端のウォーブリング層はトラッ
ク中心に対し右側及び左側とも約0.04μmである。
その後現象処理を行い原盤表面にピットパターンを形成
した。
【0023】このようにして作製したレジスト原盤パタ
ーン表面に膜厚500Åのニッケル導電層をスパッタリ
ングにより形成した後、スルファミン酸ニッケル浴中に
おいて電鋳を行い厚さ300μmのニッケルメッキ層を
形成した。さらにニッケルメッキ面の研磨を行った後、
外径180mm、内径20mm、板厚10mmのステン
レス製プレートをエポキシ接着剤でニッケルメッキ面に
接着した。接着剤硬化後、石英原盤とプレート接着済み
のニッケルメッキを剥離し、パターン表面の残留フォト
レジストを酸素アッシングで除去しスタンパーを作製し
た。スタンパーのピット深さは1000Åと1300Å
であり、ピット幅は約0.3〜0.4μmであった。
ーン表面に膜厚500Åのニッケル導電層をスパッタリ
ングにより形成した後、スルファミン酸ニッケル浴中に
おいて電鋳を行い厚さ300μmのニッケルメッキ層を
形成した。さらにニッケルメッキ面の研磨を行った後、
外径180mm、内径20mm、板厚10mmのステン
レス製プレートをエポキシ接着剤でニッケルメッキ面に
接着した。接着剤硬化後、石英原盤とプレート接着済み
のニッケルメッキを剥離し、パターン表面の残留フォト
レジストを酸素アッシングで除去しスタンパーを作製し
た。スタンパーのピット深さは1000Åと1300Å
であり、ピット幅は約0.3〜0.4μmであった。
【0024】以上のようにして得たスタンパーからいわ
ゆる2P法により外径120mm、内径15mm、板厚
1.2mmのガラス基板表面にピットパターンを複製し
た。次にパターン複製面にアルミニウム層をスパッタリ
ングし、有機保護膜をスピンコートして、光ディスクを
得た。このようにして作製した光ディスクを評価用ドラ
イブにて再生した。評価ドライブのピックアップ光学系
を例示したものが図4である。
ゆる2P法により外径120mm、内径15mm、板厚
1.2mmのガラス基板表面にピットパターンを複製し
た。次にパターン複製面にアルミニウム層をスパッタリ
ングし、有機保護膜をスピンコートして、光ディスクを
得た。このようにして作製した光ディスクを評価用ドラ
イブにて再生した。評価ドライブのピックアップ光学系
を例示したものが図4である。
【0025】レーザー(8)からの光路に、コリメータ
ーレンズ(9)、ビーム整形プリズム(10)、ビーム
スプリッター(11)、対物レンズ(12)を配置し、
レーザー光が情報記録担体(20)に照光されるように
している。さらにヒックアップ光学系には、集光レンズ
(13)、シリンドリカルレンズ(14)、トラッキン
グ及びフォーカシング用光検出器(15)、2分の1波
長板(16)、偏光ビームスプリッター(17)、2分
割光検出器1(18)、2分割光検出器2(19)を備
えている。
ーレンズ(9)、ビーム整形プリズム(10)、ビーム
スプリッター(11)、対物レンズ(12)を配置し、
レーザー光が情報記録担体(20)に照光されるように
している。さらにヒックアップ光学系には、集光レンズ
(13)、シリンドリカルレンズ(14)、トラッキン
グ及びフォーカシング用光検出器(15)、2分の1波
長板(16)、偏光ビームスプリッター(17)、2分
割光検出器1(18)、2分割光検出器2(19)を備
えている。
【0026】レーザー(8)の波長は680nm、対物
レンズ(12)のNAは0.55である。またトラッキ
ングはプッシュプル法、フォーカシングは非点収差法で
ある。光ディスクに入射するレーザー光はトラック方向
と45°の角度を成す直線偏光である。2分の1波長板
(16)及び偏光ビームスプリッター(17)により光
ディスクよりの反射光は2つに分けられ、トラック左右
方向に2分割された光検出器1(18)、光検出器2
(19)により受光される。光検出器1(18)の各チ
ャンネル出力をI1 、I2 とし光検出器2(19)の各
チャンネル出力をI3 、I4 とすると、ピット始端部及
び終端部の検出とピット始端及びピット終端の位置の検
出は[(I1 +I2 )+(I3 +I4 )]×[(I1 −
I2 )+(I3 −I4 )]信号により行い、ピットの深
さの検出は[(I1 +I2 )−(I3 +I4 )]信号に
より行うことができる。実際にも光ディスクの再生の結
果、なんら問題もなく、18値データの判別ができるこ
とを確認した。
レンズ(12)のNAは0.55である。またトラッキ
ングはプッシュプル法、フォーカシングは非点収差法で
ある。光ディスクに入射するレーザー光はトラック方向
と45°の角度を成す直線偏光である。2分の1波長板
(16)及び偏光ビームスプリッター(17)により光
ディスクよりの反射光は2つに分けられ、トラック左右
方向に2分割された光検出器1(18)、光検出器2
(19)により受光される。光検出器1(18)の各チ
ャンネル出力をI1 、I2 とし光検出器2(19)の各
チャンネル出力をI3 、I4 とすると、ピット始端部及
び終端部の検出とピット始端及びピット終端の位置の検
出は[(I1 +I2 )+(I3 +I4 )]×[(I1 −
I2 )+(I3 −I4 )]信号により行い、ピットの深
さの検出は[(I1 +I2 )−(I3 +I4 )]信号に
より行うことができる。実際にも光ディスクの再生の結
果、なんら問題もなく、18値データの判別ができるこ
とを確認した。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、この発明によ
れば、マークの始端とマークの終端との組み合わせによ
り情報を記録することによって情報記録担体の多値記
録、多重記録が可能になり高データ密度化及び高データ
転送レート化が実現できる。
れば、マークの始端とマークの終端との組み合わせによ
り情報を記録することによって情報記録担体の多値記
録、多重記録が可能になり高データ密度化及び高データ
転送レート化が実現できる。
【図1】この発明の情報記録担体のマークの1例を示す
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図2】この発明の情報記録担体のマークの1例を示す
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図3】この発明の情報記録担体よりの再生信号及びデ
ータの1例を表す時間相関図である。
ータの1例を表す時間相関図である。
【図4】この発明の情報記録担体を再生する光学系の1
例を表す構成図である。
例を表す構成図である。
【図5】従来の情報記録担体のマークを示す拡大平面図
である。
である。
1 トラック 2 トラック中心 3 マーク 4 マークの始端 5 マークの終端 6 トラック中心に対し右側 7 トラック中心に対し左側 8 レーザー 9 コリメーターレンズ 10 ビーム整形プリズム 11 ビームスプリッター 12 対物レンズ 13 集光レンズ 14 シリンドリカルレンズ 15 トラッキング及びフォーカシング用光検出器 16 2分の1波長板 17 偏光ビームスプリッター 18 2分割光検出器1 19 2分割光検出器2 20 情報記録担体
Claims (9)
- 【請求項1】 トラックに沿ってマークを形成してなる
情報記録担体において、マークの始端とマークの終端と
の組み合わせにより情報が記録されていることを特徴と
する情報記録担体。 - 【請求項2】 マークの始端の形状とマークの終端の形
状とが組み合わされている請求項1の情報記録担体。 - 【請求項3】 マークの始端のトラック中心に対する位
置とマークの終端のトラック中心に対する位置とが組み
合わされている請求項1の情報記録担体。 - 【請求項4】 マークが位相構造とされている請求項3
の情報記録担体。 - 【請求項5】 マークが2種類の深さを有する位相構造
とされている請求項4の情報記録担体。 - 【請求項6】 マークの始端とマークの終端との組み合
わせでは、マーク始端部及び終端部における光学的性質
が利用されている請求項1の情報記録担体。 - 【請求項7】 マークの始端とマークの終端との組み合
わせでは、マーク始端部及び終端部における磁気光学的
性質が利用されている請求項1の情報記録担体。 - 【請求項8】 マークの始端とマークの終端との組み合
わせでは、マーク始端部及び終端部における磁気的性質
が利用されている請求項1の情報記録担体。 - 【請求項9】 マークの始端の位置と終端の位置が組み
合わされている請求項1の情報記録担体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5342982A JPH07169102A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 情報記録担体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5342982A JPH07169102A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 情報記録担体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169102A true JPH07169102A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18358022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5342982A Pending JPH07169102A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 情報記録担体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07169102A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000034948A1 (fr) * | 1998-12-07 | 2000-06-15 | Sony Corporation | Support d'enregistrement optique, enregistreur pour support d'enregistrement optique, procede d'enregistrement correspondant, dispositif de reproduction et procede de reproduction correspondant |
EP1041542A2 (en) * | 1999-03-30 | 2000-10-04 | Sony Corporation | Optical recording and reproducing of superimposed information |
KR100644473B1 (ko) * | 2000-02-28 | 2006-11-10 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 광디스크장치, 광디스크, 데이터기록방법, 및데이터재생방법 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5342982A patent/JPH07169102A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000034948A1 (fr) * | 1998-12-07 | 2000-06-15 | Sony Corporation | Support d'enregistrement optique, enregistreur pour support d'enregistrement optique, procede d'enregistrement correspondant, dispositif de reproduction et procede de reproduction correspondant |
US7397748B2 (en) | 1998-12-07 | 2008-07-08 | Sony Corporation | Optical recording medium, recording method and apparatus for optical recording medium and reproducing method and apparatus |
CN100409333C (zh) * | 1998-12-07 | 2008-08-06 | 索尼公司 | 光记录媒体、光记录媒体的记录装置及其记录方法 |
US7539107B2 (en) | 1998-12-07 | 2009-05-26 | Sony Corporation | Optical recording medium, recording method and apparatus for optical recording medium, and reproducing method and apparatus |
EP1041542A2 (en) * | 1999-03-30 | 2000-10-04 | Sony Corporation | Optical recording and reproducing of superimposed information |
EP1041542A3 (en) * | 1999-03-30 | 2001-08-29 | Sony Corporation | Optical recording and reproducing of superimposed information |
KR100644473B1 (ko) * | 2000-02-28 | 2006-11-10 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 광디스크장치, 광디스크, 데이터기록방법, 및데이터재생방법 |
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