JPH0675217B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0675217B2 JPH0675217B2 JP1313540A JP31354089A JPH0675217B2 JP H0675217 B2 JPH0675217 B2 JP H0675217B2 JP 1313540 A JP1313540 A JP 1313540A JP 31354089 A JP31354089 A JP 31354089A JP H0675217 B2 JPH0675217 B2 JP H0675217B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
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- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は複写機、印刷機、レーザービームプリンターあ
るいはイメージリーダ(読取装置)等の画像形成装置に
係り、詳しくは原稿送り装置により原稿を読取位置(以
下プラテンと記す)に複数枚給送して、該原稿の画像情
報を同一記録媒体の同一面に形成する際、原稿の画像情
報が欠落することなく形成されるようにしたものに関す
る。
るいはイメージリーダ(読取装置)等の画像形成装置に
係り、詳しくは原稿送り装置により原稿を読取位置(以
下プラテンと記す)に複数枚給送して、該原稿の画像情
報を同一記録媒体の同一面に形成する際、原稿の画像情
報が欠落することなく形成されるようにしたものに関す
る。
<従来の技術> 複写機等の画像形成装置に原稿送り装置を装備して、原
稿をプラテンに自動的に連続給送して複写を行う際に、
例えば二枚の原稿の画像を一枚の記録媒体(コピー紙)
の片面に並べて複写することが知られている。
稿をプラテンに自動的に連続給送して複写を行う際に、
例えば二枚の原稿の画像を一枚の記録媒体(コピー紙)
の片面に並べて複写することが知られている。
第7図(a)は上述の複写を行う画像形成装置の一例を
示している。
示している。
同図において、100は複写機本体で、画像読取部である
プラテン101上に原稿送り装置200が装備されている。
プラテン101上に原稿送り装置200が装備されている。
この原稿送り装置200には、原稿束Sを積載する積載ト
レイ201と、この積載トレイ201上の原稿束Sから原稿
S′(第7図(b)乃至(h)参照)を一枚ずつ分離す
る分離部202と、この分離部202より分離された原稿S′
をプラテン101に搬送する搬送ローラ203と、この搬送ロ
ーラ203と分離部202との間に配置されて原稿S′を検知
するセンサ204と、搬送ローラ203から搬送された原稿
S′をプラテン101上にセットする全面ベルト205と、プ
ラテン101上の原稿S′を排紙トレイ206上に排紙する排
紙ローラ207等が装備されている。
レイ201と、この積載トレイ201上の原稿束Sから原稿
S′(第7図(b)乃至(h)参照)を一枚ずつ分離す
る分離部202と、この分離部202より分離された原稿S′
をプラテン101に搬送する搬送ローラ203と、この搬送ロ
ーラ203と分離部202との間に配置されて原稿S′を検知
するセンサ204と、搬送ローラ203から搬送された原稿
S′をプラテン101上にセットする全面ベルト205と、プ
ラテン101上の原稿S′を排紙トレイ206上に排紙する排
紙ローラ207等が装備されている。
上記画像形成装置では、まず原稿束Sを画像面を上向き
にしてセットする(第7図(a)参照)。
にしてセットする(第7図(a)参照)。
次いで複写処理の開始信号により分離部202が回転し、
原稿束Sの最下部の原稿S′を一枚分離して、該原稿
S′の先端を搬送ローラ203に突き当てる(同図(b)
参照)。
原稿束Sの最下部の原稿S′を一枚分離して、該原稿
S′の先端を搬送ローラ203に突き当てる(同図(b)
参照)。
次いで搬送ローラ203、全面ベルト205を正転して原稿
S′をプラテン101方向に搬送し、原稿S′の後端が搬
送ローラ203を抜けたところで一旦搬送ローラ203、全面
ベルト205を停止する(同(c)参照)。
S′をプラテン101方向に搬送し、原稿S′の後端が搬
送ローラ203を抜けたところで一旦搬送ローラ203、全面
ベルト205を停止する(同(c)参照)。
次いで全面ベルト205を逆転させて原稿S′の後端が搬
送ローラ203に突き当たったところで停止する(同図
(d)参照)。
送ローラ203に突き当たったところで停止する(同図
(d)参照)。
次いで分離部202を回転して二枚目の原稿S′を分離
し、該原稿S′の先端を搬送ローラ203に突き当てる
(同図(e)参照)。
し、該原稿S′の先端を搬送ローラ203に突き当てる
(同図(e)参照)。
次いで搬送ローラ203、全面ベルト205を再び正転して二
枚目の原稿S′をプラテン101の所定位置に到達した
ら、全面ベルト205を停止する(同図(f)参照)。
枚目の原稿S′をプラテン101の所定位置に到達した
ら、全面ベルト205を停止する(同図(f)参照)。
これにより、プラテン101上に原稿S′が二枚並列状態
で載置される。この後、原稿S′の画像の読取りを行う
と(同図(g)参照)、一枚のコピー紙の片面に二枚の
原稿S′の画像が複写される。
で載置される。この後、原稿S′の画像の読取りを行う
と(同図(g)参照)、一枚のコピー紙の片面に二枚の
原稿S′の画像が複写される。
読取り終了後、全面ベルト205、排紙ローラ207を正転し
てプラテン101上の原稿S′を排紙トレイ206上に排紙す
る(同図(h)参照)。
てプラテン101上の原稿S′を排紙トレイ206上に排紙す
る(同図(h)参照)。
<発明が解決しようとする課題> しかし第8図に示す搬送ローラ203のニップ部の拡大図
から明らかなように、一枚目の原稿S′の後端と二枚目
の原稿S′の前端とを突き当てることは難しく、ニップ
部の幅Xに相当する隙間が生じてしまう。
から明らかなように、一枚目の原稿S′の後端と二枚目
の原稿S′の前端とを突き当てることは難しく、ニップ
部の幅Xに相当する隙間が生じてしまう。
また、部品精度上、搬送ローラ203の搬送速度と全面ベ
ルト205の搬送速度を同一にすることが困難で、このた
め下流側である全面ベルト205の搬送速度を上流側であ
る搬送ローラ203の搬送速度よりも若干速く設定してい
る。
ルト205の搬送速度を同一にすることが困難で、このた
め下流側である全面ベルト205の搬送速度を上流側であ
る搬送ローラ203の搬送速度よりも若干速く設定してい
る。
このため、プラテン101上にセットされた原稿S′間に
は、ニップ部の幅に相当する隙間Xか、あるいは該隙間
Xよりも大きな隙間が生じてしまい、複写時に不具合が
生じる欠点があった。
は、ニップ部の幅に相当する隙間Xか、あるいは該隙間
Xよりも大きな隙間が生じてしまい、複写時に不具合が
生じる欠点があった。
例えば、第9図に示すように原稿S′のサイズをLと
し、また隙間をl2とした場合、原稿S′の二倍サイズの
コピー紙に複写すると、一枚目の原稿S′がl2分シフト
して画像読取領域からはみ出てしまい、一枚目の原稿S
分の斜線部分の区域(l2)がコピー画像から欠落する欠
点があった。
し、また隙間をl2とした場合、原稿S′の二倍サイズの
コピー紙に複写すると、一枚目の原稿S′がl2分シフト
して画像読取領域からはみ出てしまい、一枚目の原稿S
分の斜線部分の区域(l2)がコピー画像から欠落する欠
点があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、複数枚の原稿の画像
を同一記録媒体の同一面に形成する際、原稿の画像が記
録媒体から欠落するような支障が生じない画像形成装置
を提供することである。
もので、その目的とするところは、複数枚の原稿の画像
を同一記録媒体の同一面に形成する際、原稿の画像が記
録媒体から欠落するような支障が生じない画像形成装置
を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決し、以下に述べる実施例に適用される手
段は、原稿の画像情報を読み取る読取手段と、前記読取
手段の読取位置に原稿を送る手段とその上流側にある原
稿送り手段とを有する原稿給送手段と、を装備して、複
数枚の原稿の画像を同一記録媒体の同一面に形成する画
像形成装置において、前記読取手段の読取位置に給送さ
れる先頭の原稿の後端部とこれに続く原稿の先端部とが
予めオーバーラップするように前記原稿給送手段を制御
する制御手段を備え、更に、これら原稿が前記読取位置
に到達したときに速度差により該オーバーラップ量がほ
ぼ零になるように上流側の原稿送り手段は下流側の原稿
送り手段よりも送り速度が遅くなるように構成されてい
ることを特徴としている。
段は、原稿の画像情報を読み取る読取手段と、前記読取
手段の読取位置に原稿を送る手段とその上流側にある原
稿送り手段とを有する原稿給送手段と、を装備して、複
数枚の原稿の画像を同一記録媒体の同一面に形成する画
像形成装置において、前記読取手段の読取位置に給送さ
れる先頭の原稿の後端部とこれに続く原稿の先端部とが
予めオーバーラップするように前記原稿給送手段を制御
する制御手段を備え、更に、これら原稿が前記読取位置
に到達したときに速度差により該オーバーラップ量がほ
ぼ零になるように上流側の原稿送り手段は下流側の原稿
送り手段よりも送り速度が遅くなるように構成されてい
ることを特徴としている。
また前記制御手段は、前記原稿のサイズを検知して、該
原稿のサイズに応じて前記オーバーラップ量を設定する
ように構成してなることを特徴としている。
原稿のサイズに応じて前記オーバーラップ量を設定する
ように構成してなることを特徴としている。
<作用> 上記手段によれば、例えば二枚の原稿の画像情報を原稿
の二倍サイズの記録媒体の同一面に記録する際、制御手
段が原稿給送手段の原稿の給送方法を制御して、読取位
置で二枚の原稿が隙間なく並ぶようにする。
の二倍サイズの記録媒体の同一面に記録する際、制御手
段が原稿給送手段の原稿の給送方法を制御して、読取位
置で二枚の原稿が隙間なく並ぶようにする。
このため原稿の画像情報が記録媒体上から欠落しないよ
うに形成される。
うに形成される。
<実施例> 以下、本発明の画像形成装置の一実施例について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図乃至第6図(a)〜(f)は本発明の一実施例を
示しており、第1図は複写機の略解を示す断面図、第2
図(a)乃至(f)は同複写機の原稿送り装置部分の動
作説明図、第3図は同複写機の制御部のブロック図、第
4図は制御部の制御内容を示すフローチャート、第5図
は原稿の画像情報の複写状態を示す説明図、第6図
(a)はセンサと搬送ローラと全面ベルトの位置関係を
展開して示した説明図、また同図(b)乃至(d)は原
稿S′の搬送過程を説明する説明図である。
示しており、第1図は複写機の略解を示す断面図、第2
図(a)乃至(f)は同複写機の原稿送り装置部分の動
作説明図、第3図は同複写機の制御部のブロック図、第
4図は制御部の制御内容を示すフローチャート、第5図
は原稿の画像情報の複写状態を示す説明図、第6図
(a)はセンサと搬送ローラと全面ベルトの位置関係を
展開して示した説明図、また同図(b)乃至(d)は原
稿S′の搬送過程を説明する説明図である。
第1図において、10は複写機本体で、読取位置であるプ
ラテン11上に原稿給送手段としての原稿送り装置12が装
備されている。
ラテン11上に原稿給送手段としての原稿送り装置12が装
備されている。
この原稿送り装置12には、原稿束Sを積載する積載トレ
イ13と、この積載トレイ13上の原稿束Sから原稿S′を
一枚ずつ分離する分離部14(搬送ベルト14a、分離ベル
ト14b)と、分離された原稿S′をプラテン11の一端部
側(第1図左側)に案内するほぼU字状のガイド15と、
このガイド15の適宜位置に配置されて原稿S′をプラテ
ン11に搬送する搬送ローラ16と、原稿S′をプラテン11
の所定位置にセットする搬送ベルトとしての全面ベルト
17等が装備されている。
イ13と、この積載トレイ13上の原稿束Sから原稿S′を
一枚ずつ分離する分離部14(搬送ベルト14a、分離ベル
ト14b)と、分離された原稿S′をプラテン11の一端部
側(第1図左側)に案内するほぼU字状のガイド15と、
このガイド15の適宜位置に配置されて原稿S′をプラテ
ン11に搬送する搬送ローラ16と、原稿S′をプラテン11
の所定位置にセットする搬送ベルトとしての全面ベルト
17等が装備されている。
そして前記積載トレイ13の原稿搬送方向下流側には、半
円状の給紙ローラ18と、原稿S′の先端を検知するセン
サ19が配置されている。
円状の給紙ローラ18と、原稿S′の先端を検知するセン
サ19が配置されている。
また前記分離部14の搬送ベルト14aは第1図において反
時計方向に回転し、また分離ベルト14bは搬送ベルト14a
に近接して同様に反時計方向に回転する。
時計方向に回転し、また分離ベルト14bは搬送ベルト14a
に近接して同様に反時計方向に回転する。
また前記ガイド15の搬送ローラ16近傍部分には外側に膨
出した待機部15aが設けられている(第2図(b)、
(c)参照)。この待機部15aは一枚目の原稿S1′の後
端部と二枚目の原稿S2′の先端部とをオーバーラップさ
せる際、一枚目の原稿S1′の後端部を一時待機させると
共に、二枚目の原稿S2′の先端部が一枚目の原稿S1′の
後端部に邪魔されず搬送ローラ16に突き当たるまで搬送
されるようにするものである。また前記ガイド部15の適
宜箇所には、原稿S′の通過を検知するセンサ20が配置
されている。
出した待機部15aが設けられている(第2図(b)、
(c)参照)。この待機部15aは一枚目の原稿S1′の後
端部と二枚目の原稿S2′の先端部とをオーバーラップさ
せる際、一枚目の原稿S1′の後端部を一時待機させると
共に、二枚目の原稿S2′の先端部が一枚目の原稿S1′の
後端部に邪魔されず搬送ローラ16に突き当たるまで搬送
されるようにするものである。また前記ガイド部15の適
宜箇所には、原稿S′の通過を検知するセンサ20が配置
されている。
また前記全面ベルト17は、プラテン11の一端側(第1図
左側)に配置された駆動ローラ17aと、プラテン11の他
端側(同図右側)に配置された従動ローラ17bと、これ
ら駆動ローラ17aと従動ローラ17b間に巻き掛けられた搬
送ベルト17cとから構成されている。そして駆動ローラ1
7aの駆動軸17a′には、駆動モータ21の駆動軸21aの一端
が接続されており、該駆動モータ21により搬送ベルト17
cが第1図に示す実線の矢印方向と点線の矢印方向に走
行するようになっている。
左側)に配置された駆動ローラ17aと、プラテン11の他
端側(同図右側)に配置された従動ローラ17bと、これ
ら駆動ローラ17aと従動ローラ17b間に巻き掛けられた搬
送ベルト17cとから構成されている。そして駆動ローラ1
7aの駆動軸17a′には、駆動モータ21の駆動軸21aの一端
が接続されており、該駆動モータ21により搬送ベルト17
cが第1図に示す実線の矢印方向と点線の矢印方向に走
行するようになっている。
なお全面ベルト17cの搬送速度は搬送ローラ16よりも若
干速くなるように設定されている。一般的には3%前後
速く設定されている。このようにするのは、搬送ローラ
16と全面ベルト17cの速度が逆になると、搬送ローラ16
と全面ベルト17cとの間で原稿S′にたるみが生じて搬
送に不具合が生じるので、これを防止するためである。
干速くなるように設定されている。一般的には3%前後
速く設定されている。このようにするのは、搬送ローラ
16と全面ベルト17cの速度が逆になると、搬送ローラ16
と全面ベルト17cとの間で原稿S′にたるみが生じて搬
送に不具合が生じるので、これを防止するためである。
また駆動軸21aの他端にはクロック板22が接続され、ま
たこのクロック板22に接近してフォトインタラプタ23が
配置されている。このフォトインタラプタ23は、クロッ
ク板22に設けられたスリット数をカウントして搬送ベル
ト17cの移動量を制御するものである。また駆動モータ2
1の駆動力は搬送ローラ16にも伝達されているため、ガ
イド15間を搬送ローラ16で搬送される原稿S′のサイズ
(搬送方向長さ)をセンサ20とクロック板22のスリット
のカウントにより検知することも出来る。
たこのクロック板22に接近してフォトインタラプタ23が
配置されている。このフォトインタラプタ23は、クロッ
ク板22に設けられたスリット数をカウントして搬送ベル
ト17cの移動量を制御するものである。また駆動モータ2
1の駆動力は搬送ローラ16にも伝達されているため、ガ
イド15間を搬送ローラ16で搬送される原稿S′のサイズ
(搬送方向長さ)をセンサ20とクロック板22のスリット
のカウントにより検知することも出来る。
また前記プラテン11の他端側には、ほぼU字状のガイド
23と排紙ローラ24が装備されていて、プラテン11上の原
稿S′を搬送ベルト17a上に配置された排紙トレイ25上
に排紙する。ガイド23の適宜位置には原稿S′を検知す
るセンサ26が配置されている。
23と排紙ローラ24が装備されていて、プラテン11上の原
稿S′を搬送ベルト17a上に配置された排紙トレイ25上
に排紙する。ガイド23の適宜位置には原稿S′を検知す
るセンサ26が配置されている。
前記複写機本体10内には、プラテン11上の原稿S′の画
像を読取る読取手段としての読取光学系27が配置されて
いる。この読取光学系27は、露光ランプ27aと走査ミラ
ー27bとレンズ27c等から構成されていて、光学スキャン
モータ27d(第3図参照)により走査しつつ露光ランプ2
7aで原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラー27
b、レンズ27cによる図示しない感光体ドラム上に照射す
るようになっている。
像を読取る読取手段としての読取光学系27が配置されて
いる。この読取光学系27は、露光ランプ27aと走査ミラ
ー27bとレンズ27c等から構成されていて、光学スキャン
モータ27d(第3図参照)により走査しつつ露光ランプ2
7aで原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラー27
b、レンズ27cによる図示しない感光体ドラム上に照射す
るようになっている。
前記原稿送り装置12、読取光学系27を制御する制御手段
としての制御部30(第3図参照)は、CPU、ROM、RAM等
から構成されていて、該ROM部分に第4図に示す制御内
容が記憶されている。
としての制御部30(第3図参照)は、CPU、ROM、RAM等
から構成されていて、該ROM部分に第4図に示す制御内
容が記憶されている。
制御部30には前記センサ20、26とフォトインタラプタ23
が接続されている。制御部30はこれらセンサ20、26とフ
ォトインタラプタ23からの信号を入力して、例えば前記
待機部15aで一枚目の原稿S1′の後端部と二枚目の原稿S
2′の先端部とを一旦オーバーラップさせ、次いでプラ
テン11への搬送途中で該オーバーラップ量がほぼ零にな
るように原稿S′を搬送する如く前記原稿送り装置12を
制御するものである。
が接続されている。制御部30はこれらセンサ20、26とフ
ォトインタラプタ23からの信号を入力して、例えば前記
待機部15aで一枚目の原稿S1′の後端部と二枚目の原稿S
2′の先端部とを一旦オーバーラップさせ、次いでプラ
テン11への搬送途中で該オーバーラップ量がほぼ零にな
るように原稿S′を搬送する如く前記原稿送り装置12を
制御するものである。
また制御部30はセンサ20とフォトインタラプタ23で検出
した原稿S′の長さ(搬送方向長さ)に基づいて前記オ
ーバーラップ量を算出し、このオーバーラップ量に基づ
いて前述の如く原稿送り装置12を制御する。
した原稿S′の長さ(搬送方向長さ)に基づいて前記オ
ーバーラップ量を算出し、このオーバーラップ量に基づ
いて前述の如く原稿送り装置12を制御する。
また制御部30には、複写機本体10の操作パネル(図示せ
ず)に配置した複写モードを設定するモードスイッチ31
と、記録媒体としてのコピー用紙のサイズを設定するコ
ピー用紙サイズスイッチ32とが接続されている。
ず)に配置した複写モードを設定するモードスイッチ31
と、記録媒体としてのコピー用紙のサイズを設定するコ
ピー用紙サイズスイッチ32とが接続されている。
次に第4図及び第2図(a)乃至(f)を参照して上記
実施例の作用を説明する。
実施例の作用を説明する。
先ずステップS10で原稿束Sを画像面を上向きにして積
載トレイ13上にセットする(第1図参照)。
載トレイ13上にセットする(第1図参照)。
次いでステップS11でモードスイッチ31によりワンスキ
ャンモード(複数枚の原稿S′の画像を一枚のコピー紙
の片面に複写するモード)を設定する。またコピー用紙
サイズスイッチ32によりコピー紙のサイズを設定し、ま
たコピー倍率を設定する。ここでは例えば原稿S′のサ
イズをAサイズとし、またコピー用紙のサイズをA3と
し、コピー倍率を等倍とする。
ャンモード(複数枚の原稿S′の画像を一枚のコピー紙
の片面に複写するモード)を設定する。またコピー用紙
サイズスイッチ32によりコピー紙のサイズを設定し、ま
たコピー倍率を設定する。ここでは例えば原稿S′のサ
イズをAサイズとし、またコピー用紙のサイズをA3と
し、コピー倍率を等倍とする。
この後コピースタートボタン(図示せず)を押すと、ス
テップS12でコピースタートボタンのオン・オフが判断
され、オンの場合にはステップS13に移行する。
テップS12でコピースタートボタンのオン・オフが判断
され、オンの場合にはステップS13に移行する。
ステップS13では分離部14、給紙ローラ18が回転して、
原稿束Sの最下部から一枚目の原稿S1′を分離し、該原
稿S1′の先端を搬送ローラ16に突き当てて所定のループ
を作る(第2図(a)参照)。
原稿束Sの最下部から一枚目の原稿S1′を分離し、該原
稿S1′の先端を搬送ローラ16に突き当てて所定のループ
を作る(第2図(a)参照)。
ステップS14で一枚目の原稿S1′の先端が搬送ローラ16
に突き当たったか否かを判断し、突き当たった場合には
ステップS15に移行する一方、分離部14、給紙ローラ18
が停止する。
に突き当たったか否かを判断し、突き当たった場合には
ステップS15に移行する一方、分離部14、給紙ローラ18
が停止する。
ステップS15では搬送ローラ16、全面ベルト17を正転さ
せて一枚目の原稿S1′をプラテン11方向に搬送する。次
いでステップS16で一枚目の原稿S1′の後端がセンサ20
を抜けるが、この搬送過程において一枚目の原稿S1′の
サイズをフォトインタラプタ23とセンサ20とで検知し、
これに基づいてオーバーラップ量を算出する。そして一
枚目の原稿S1′の後端がセンサ20から所定量f1進んだか
否かを判断する。
せて一枚目の原稿S1′をプラテン11方向に搬送する。次
いでステップS16で一枚目の原稿S1′の後端がセンサ20
を抜けるが、この搬送過程において一枚目の原稿S1′の
サイズをフォトインタラプタ23とセンサ20とで検知し、
これに基づいてオーバーラップ量を算出する。そして一
枚目の原稿S1′の後端がセンサ20から所定量f1進んだか
否かを判断する。
一枚目の原稿S1′の後端が所定量f1進んだ場合(YESの
場合)にはステップS17に移行して、搬送ローラ16、全
面ベルト17を一旦停止する(第2図(b)参照)。
場合)にはステップS17に移行して、搬送ローラ16、全
面ベルト17を一旦停止する(第2図(b)参照)。
ここで第2図(b)に示すようにセンサ20と搬送ローラ
16のニップ部までの距離をl1とすると、一枚目の原稿
S1′はその後端をl1−f1だけ搬送ローラ16のニップ部よ
り原稿搬送方向上流側にのぞかせて待機している。
16のニップ部までの距離をl1とすると、一枚目の原稿
S1′はその後端をl1−f1だけ搬送ローラ16のニップ部よ
り原稿搬送方向上流側にのぞかせて待機している。
次いでステップS18に移行して分離部14、給紙ローラ18
が回転して二枚目の原稿S2′が分離され、ステップS19
で該二枚目の原稿S2′の先端を搬送ローラ16に突き当て
て所定のループをつくる(第2図(c)参照)。
が回転して二枚目の原稿S2′が分離され、ステップS19
で該二枚目の原稿S2′の先端を搬送ローラ16に突き当て
て所定のループをつくる(第2図(c)参照)。
ステップS19で二枚目の原稿S2′の先端が搬送ローラ16
に突き当たった場合にはステップS20に移行する一方、
分離部14、給紙ローラ18は停止する。
に突き当たった場合にはステップS20に移行する一方、
分離部14、給紙ローラ18は停止する。
ここで一枚目の原稿S1′の後端をのぞかせているところ
に二枚目の原稿S2′が搬送されてくるが一枚目の原稿
S1′の後端は原稿自身の弾発力により外側に膨出した待
機部15a内に位置していて、ガイド15内の通路を塞がな
いため、二枚目の原稿S2′の先端部は何ら支障なくガイ
ド15内を進入して搬送ローラ16に突き当たることとな
る。
に二枚目の原稿S2′が搬送されてくるが一枚目の原稿
S1′の後端は原稿自身の弾発力により外側に膨出した待
機部15a内に位置していて、ガイド15内の通路を塞がな
いため、二枚目の原稿S2′の先端部は何ら支障なくガイ
ド15内を進入して搬送ローラ16に突き当たることとな
る。
このようにして一枚目の原稿S1′の後端部と二枚目の原
稿S′の先端部とが所定量(l1−f1)分オーバーラップ
して待機することになる。
稿S′の先端部とが所定量(l1−f1)分オーバーラップ
して待機することになる。
ステップS20では搬送ローラ16、全面ベルト17が正転し
て一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′とをプラテン11
方向に搬送する。
て一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′とをプラテン11
方向に搬送する。
次いでステップS21で二枚目の原稿S2′の後端がセンサ2
0を抜けて所定量f2進んだか否か、すなわち第2図
(d)に示すように二枚目の原稿S2′の後端がプラテン
11上に到達するまで進んだか否かが判断され、進んだ場
合(YESの場合)にはステップS22に移行して搬送ローラ
16、全面ベルト17が停止する。
0を抜けて所定量f2進んだか否か、すなわち第2図
(d)に示すように二枚目の原稿S2′の後端がプラテン
11上に到達するまで進んだか否かが判断され、進んだ場
合(YESの場合)にはステップS22に移行して搬送ローラ
16、全面ベルト17が停止する。
ここで一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′は搬送ロー
ラ16を構成するローラ対間に原稿S′が挟持されつつ送
り出されている間(搬送ローラ16にくわえられている
間)は搬送ローラ16の搬送速度で搬送され、搬送ローラ
16から抜けると全面ベルト17の搬送速度(搬送ローラ16
よりも約3%程度速い速度)で搬送される。
ラ16を構成するローラ対間に原稿S′が挟持されつつ送
り出されている間(搬送ローラ16にくわえられている
間)は搬送ローラ16の搬送速度で搬送され、搬送ローラ
16から抜けると全面ベルト17の搬送速度(搬送ローラ16
よりも約3%程度速い速度)で搬送される。
このため一枚目の原稿S1′はオーバーラップ分の長さ
(l1−f1)の長さの分だけは二枚目の原稿S2′と共に搬
送されるが、該オーバーラップ分の長さ搬送された後は
全面ベルト17により二枚目の原稿S2′よりも速い速度で
搬送され、プラテン11に搬送される過程で該オーバーラ
ップ分がほぼ零に近づき、プラテン11上では一枚目の原
稿S1′と二枚目の原稿S2′が隙間なく並んだ状態でセッ
トされる。
(l1−f1)の長さの分だけは二枚目の原稿S2′と共に搬
送されるが、該オーバーラップ分の長さ搬送された後は
全面ベルト17により二枚目の原稿S2′よりも速い速度で
搬送され、プラテン11に搬送される過程で該オーバーラ
ップ分がほぼ零に近づき、プラテン11上では一枚目の原
稿S1′と二枚目の原稿S2′が隙間なく並んだ状態でセッ
トされる。
次いでステップS23で一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S
2′の画像情報が読み取られ、該画像情報がA3のコピー
用紙の片面に複写される(第2図(e)参照)。
2′の画像情報が読み取られ、該画像情報がA3のコピー
用紙の片面に複写される(第2図(e)参照)。
読取り終了後、ステップS24で全面ベルト17、排紙ロー
ラ24を正転してプラテン11上の二枚の原稿S1′、S2′を
排紙トレイ25上に排紙する(第2図(h)参照)。
ラ24を正転してプラテン11上の二枚の原稿S1′、S2′を
排紙トレイ25上に排紙する(第2図(h)参照)。
次いでステップS25で、積載トレイ13上に原稿S′が残
っているか否かが判断され、残っている場合(YESの場
合)にはステップS13に戻り、原稿S′が無くなるまで
同様の操作を繰り返す。
っているか否かが判断され、残っている場合(YESの場
合)にはステップS13に戻り、原稿S′が無くなるまで
同様の操作を繰り返す。
このようにすると、第5図に示すようにA4サイズの二枚
の原稿S′の画像を欠落することなくA3サイズのコピー
紙の片面にコピーすることが出来る。
の原稿S′の画像を欠落することなくA3サイズのコピー
紙の片面にコピーすることが出来る。
次に、一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′とのオーバ
ーラップ量が原稿搬送過程でほぼ零になる点について第
6図(a)乃至(d)を参照して更に詳しく説明する。
ーラップ量が原稿搬送過程でほぼ零になる点について第
6図(a)乃至(d)を参照して更に詳しく説明する。
第6図(a)はセンサ20と搬送ローラ16と全面ベルト17
の位置関係を展開して示した説明図であり、また同図
(b)乃至(d)は原稿S′の搬送過程を説明する説明
図である。
の位置関係を展開して示した説明図であり、また同図
(b)乃至(d)は原稿S′の搬送過程を説明する説明
図である。
前述したように全面ベルト17は搬送ローラ16に比して約
3%高速で原稿S′を搬送するように設定されている。
また搬送ローラ16を構成するローラ対間で原稿S′を挟
んで搬送する力(搬送ローラ16の搬送力)は全面ベルト
17とプラテン11とで原稿を挟んで搬送する力(全面ベル
ト17の搬送力)に比して強く設定されており、搬送ロー
ラ16に挟持されている間、原稿S′は搬送ローラ16の速
度で搬送されることになる。
3%高速で原稿S′を搬送するように設定されている。
また搬送ローラ16を構成するローラ対間で原稿S′を挟
んで搬送する力(搬送ローラ16の搬送力)は全面ベルト
17とプラテン11とで原稿を挟んで搬送する力(全面ベル
ト17の搬送力)に比して強く設定されており、搬送ロー
ラ16に挟持されている間、原稿S′は搬送ローラ16の速
度で搬送されることになる。
同図(b)に示すように一枚目の原稿S1′の後端と二枚
目の原稿S2′の先端部とがオーバーラップした状態を考
えると、この状態で搬送ローラ16、全面ベルト17が正転
しても一枚目の原稿S1′はオーバーラップ分進んで搬送
ローラ16を抜けるまで(同図(c)参照)、その先端部
が全面ベルト17にかかっていても該搬送ローラ16の速度
で進む。
目の原稿S2′の先端部とがオーバーラップした状態を考
えると、この状態で搬送ローラ16、全面ベルト17が正転
しても一枚目の原稿S1′はオーバーラップ分進んで搬送
ローラ16を抜けるまで(同図(c)参照)、その先端部
が全面ベルト17にかかっていても該搬送ローラ16の速度
で進む。
そして一枚目の原稿S1′が搬送ローラ16を抜けると、全
面ベルト17の搬送速度で搬送される。このとき二枚目の
原稿S2′はまだ搬送ローラ16にくわえられているため、
該搬送ローラ16の搬送速度で搬送される。すなわち一枚
目の原稿S1′と二枚目の原稿S′は全面ベルト17と搬送
ローラ16の速度差をもって搬送される。この状態は二枚
目の原稿S2′が搬送ローラ16から抜けるまで続く。
面ベルト17の搬送速度で搬送される。このとき二枚目の
原稿S2′はまだ搬送ローラ16にくわえられているため、
該搬送ローラ16の搬送速度で搬送される。すなわち一枚
目の原稿S1′と二枚目の原稿S′は全面ベルト17と搬送
ローラ16の速度差をもって搬送される。この状態は二枚
目の原稿S2′が搬送ローラ16から抜けるまで続く。
この間に一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′が進んだ
距離は原稿長さ(L)からオーバーラップ量(l1−f1)
を差し引いた値L−(l1−f1)となる(同図(d)参
照)。
距離は原稿長さ(L)からオーバーラップ量(l1−f1)
を差し引いた値L−(l1−f1)となる(同図(d)参
照)。
但しオーバーラップ量(l1−f1)は原稿S′の長さLに
比して極めて小さいため、一枚目と二枚目の原稿S2′が
進んだ距離は原稿S′の長さLと近似することが出来
る。そして前記搬送中に一枚目の原稿S1′は二枚目の原
稿S2′に比して進んだ距離×3%、すなわちL×0.03だ
け多く進むことになる。
比して極めて小さいため、一枚目と二枚目の原稿S2′が
進んだ距離は原稿S′の長さLと近似することが出来
る。そして前記搬送中に一枚目の原稿S1′は二枚目の原
稿S2′に比して進んだ距離×3%、すなわちL×0.03だ
け多く進むことになる。
したがって、前記オーバーラップ量としてL×0.03を設
定しておけば、一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′と
をプラテン11上で隙間なく並べることが出来る。
定しておけば、一枚目の原稿S1′と二枚目の原稿S2′と
をプラテン11上で隙間なく並べることが出来る。
ここで、Lは原稿S′の長さであるため、オーバーラッ
プ量の設定値は原稿S′の長さによって決まることが分
かる。
プ量の設定値は原稿S′の長さによって決まることが分
かる。
例えば原稿サイズがA4の場合、オーバーラップ量は、 210mm×0.03=6.3mmとなる。
また原稿サイズB5の場合には、 182×0.03=5.46mmとなる。
また原稿サイズLTRの場合には、 216×0.03=6.48mmとなる。
次に原稿サイズをオーバーラップ量との関係を更に詳し
く説明する。
く説明する。
前記ステップS15で搬送ローラ16、全面ベルト17が駆動
開始してから前記ステップS16で一枚目の原稿S1′の後
端がセンサ20を抜けるまでの間におけるクロック板22の
スリット数をフォトインタラプタ23でカウントすること
により原稿長さLが検知される。
開始してから前記ステップS16で一枚目の原稿S1′の後
端がセンサ20を抜けるまでの間におけるクロック板22の
スリット数をフォトインタラプタ23でカウントすること
により原稿長さLが検知される。
原稿長さLが検知されると、前述の如くオーバーラップ
量(L×0.03)が求められるため、搬送ローラ16によっ
てL×0.03だけ一枚目の原稿S1′の後端を残して停止さ
せればよい。
量(L×0.03)が求められるため、搬送ローラ16によっ
てL×0.03だけ一枚目の原稿S1′の後端を残して停止さ
せればよい。
そのためには、センサ20から搬送ローラ16のニップ部ま
での距離がl1であることから、この距離l1からオーバー
ラップ量(L×0.03)を差し引いた残りの距離、すなわ
ちセンサ20を抜けてから所定量f1だけ送ればよい。
での距離がl1であることから、この距離l1からオーバー
ラップ量(L×0.03)を差し引いた残りの距離、すなわ
ちセンサ20を抜けてから所定量f1だけ送ればよい。
この所定量f1は、 f1=l1−(L×0.03) と表すことが出来る。
ここでl1は原稿送り装置12によって決まる一定値である
ため、f1は原稿S′のサイズによってのみ変化する。
ため、f1は原稿S′のサイズによってのみ変化する。
例えばセンサ20と搬送ローラ16のニップ部までの距離l1
を12mmとすれば、原稿サイズA4のとき、f1は、 f1=12−(210×0.03)=5.7mm で、一枚目の原稿S1′の後端がセンサ20を抜けてからあ
と5.7mm送った段階で一旦停止すればよい。
を12mmとすれば、原稿サイズA4のとき、f1は、 f1=12−(210×0.03)=5.7mm で、一枚目の原稿S1′の後端がセンサ20を抜けてからあ
と5.7mm送った段階で一旦停止すればよい。
また原稿サイズがB5の場合には、 f1=12−(182×0.03)=6.54mm であり、原稿サイズがLTRの場合には、 f1=12−(216×0.03)=5.52mm である。
一枚目の原稿S1′がセンサ20を抜けてから搬送ローラ16
のニップ部までの間において、f1を原稿S′のサイズに
合わせて変化させることにより、オーバーラップ量を変
えることが可能であり(原稿S′のサイズに合わせてオ
ーバーラップ量を変えることが可能であり)、このため
原稿サイズが種々変化した場合であっても画像情報の欠
落をなくすことが出来る。
のニップ部までの間において、f1を原稿S′のサイズに
合わせて変化させることにより、オーバーラップ量を変
えることが可能であり(原稿S′のサイズに合わせてオ
ーバーラップ量を変えることが可能であり)、このため
原稿サイズが種々変化した場合であっても画像情報の欠
落をなくすことが出来る。
本実施例では、原稿送り装置12として積載トレイ13と排
紙トレイ25が別々に設けられたタイプの装置を示した
が、給送された原稿S′を再び積載トレイ13に戻すタイ
プの装置でもよい。
紙トレイ25が別々に設けられたタイプの装置を示した
が、給送された原稿S′を再び積載トレイ13に戻すタイ
プの装置でもよい。
また、プラテン11上に一枚の原稿S′を給送して複写し
た場合を示したが、三枚、四枚等の原稿S′をプラテン
11に給送して複写してもよい。
た場合を示したが、三枚、四枚等の原稿S′をプラテン
11に給送して複写してもよい。
また複数枚の原稿S′の画像を同一記録媒体の同一面に
形成する際、記録媒体の片面(表面)のみに形成した場
合を示したが、記録媒体をプリンタ内部で表裏反転し、
裏面にも複数枚の原稿S′の画像を形成する両面コピー
の場合も適用することが出来る。
形成する際、記録媒体の片面(表面)のみに形成した場
合を示したが、記録媒体をプリンタ内部で表裏反転し、
裏面にも複数枚の原稿S′の画像を形成する両面コピー
の場合も適用することが出来る。
また、本実施例を複写機に適用した場合を示したが、レ
ーザービームプリンタ、あるいはイメージリーダ(読取
装置)等にも適用出来ることは、勿論である。
ーザービームプリンタ、あるいはイメージリーダ(読取
装置)等にも適用出来ることは、勿論である。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によれば、読取手段の読取位
置に給送される先頭の原稿の後端部とこれに続く原稿の
先端部とを予めオーバーラップさせ、これら原稿が前記
読取位置に到達したときに該オーバーラップ量がほぼ零
になるように先頭の原稿の方を速く送って速度差を設
け、複数枚の原稿がほぼ隙間なく読取位置に給紙される
ようにしたので、複数枚の原稿の画像を同一記録媒体の
同一面に形成する際、原稿の画像が記録媒体から欠落す
るような支障が生じない。
置に給送される先頭の原稿の後端部とこれに続く原稿の
先端部とを予めオーバーラップさせ、これら原稿が前記
読取位置に到達したときに該オーバーラップ量がほぼ零
になるように先頭の原稿の方を速く送って速度差を設
け、複数枚の原稿がほぼ隙間なく読取位置に給紙される
ようにしたので、複数枚の原稿の画像を同一記録媒体の
同一面に形成する際、原稿の画像が記録媒体から欠落す
るような支障が生じない。
さらに前記原稿のサイズを検知して、該原稿のサイズに
応じて前記オーバーラップ量を設定するように構成する
場合には、原稿サイズに変わっても画像情報の欠落を生
じないようにすることができる。
応じて前記オーバーラップ量を設定するように構成する
場合には、原稿サイズに変わっても画像情報の欠落を生
じないようにすることができる。
第1図乃至第6図(a)〜(d)は本発明の一実施例を
示しており、第1図は複写機の略解を示す断面図、第2
図(a)乃至(f)は同複写機の原稿送り装置部分の動
作説明図、第3図は同複写機の制御部のブロック図、第
4図は制御部の制御内容を示すフローチャート、第5図
は複写状態を示す説明図であり、また第6図(a)はセ
ンサ20と搬送ローラ16と全面ベルト17の位置関係を展開
して示した説明図、また同図(b)乃至(d)は原稿
S′の搬送過程を説明する説明図であり、また第7図
(a)乃至(h)乃至第9図は従来技術を示し、第7図
(a)乃至(h)は動作説明図、第8図は搬送ローラの
ニップ部の拡大断面図、第9図は画像情報が記録媒体か
ら欠落した状態を示す説明図である。 10は複写機本体、11は画像読取位置、12は原稿給送手段
(原稿送り装置)、13は積載トレイ、14は分離部(搬送
ベルト14a、分離ベルト14b)、15はガイド、16は搬送ロ
ーラ、17は全面ベルト、18は給紙ローラ、19、20はセン
サ、21は駆動モータ、21aは駆動軸、22はクロック板、2
3はフォトインタラプタ、24は排紙ローラ、25は排紙ト
レイ、26はセンサ、27は読取光学系、30は制御部(制御
手段)、31はモードスイッチ、32はコピー紙サイズスイ
ッチ、S′は原稿、S1′は一枚目の原稿、S2′は二枚目
の原稿である。
示しており、第1図は複写機の略解を示す断面図、第2
図(a)乃至(f)は同複写機の原稿送り装置部分の動
作説明図、第3図は同複写機の制御部のブロック図、第
4図は制御部の制御内容を示すフローチャート、第5図
は複写状態を示す説明図であり、また第6図(a)はセ
ンサ20と搬送ローラ16と全面ベルト17の位置関係を展開
して示した説明図、また同図(b)乃至(d)は原稿
S′の搬送過程を説明する説明図であり、また第7図
(a)乃至(h)乃至第9図は従来技術を示し、第7図
(a)乃至(h)は動作説明図、第8図は搬送ローラの
ニップ部の拡大断面図、第9図は画像情報が記録媒体か
ら欠落した状態を示す説明図である。 10は複写機本体、11は画像読取位置、12は原稿給送手段
(原稿送り装置)、13は積載トレイ、14は分離部(搬送
ベルト14a、分離ベルト14b)、15はガイド、16は搬送ロ
ーラ、17は全面ベルト、18は給紙ローラ、19、20はセン
サ、21は駆動モータ、21aは駆動軸、22はクロック板、2
3はフォトインタラプタ、24は排紙ローラ、25は排紙ト
レイ、26はセンサ、27は読取光学系、30は制御部(制御
手段)、31はモードスイッチ、32はコピー紙サイズスイ
ッチ、S′は原稿、S1′は一枚目の原稿、S2′は二枚目
の原稿である。
Claims (2)
- 【請求項1】原稿の画像情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段の読取位置に原稿を送る手段とその上流側
にある原稿送り手段とを有する原稿給送手段と、 を装備して、複数枚の原稿の画像を同一記録媒体の同一
面に形成する画像形成装置において、 前記読取手段の読取位置に給送される先頭の原稿の後端
部とこれに続く原稿の先端部とが予めオーバーラップす
るように前記原稿給送手段を制御する制御手段を備え、 更に、これら原稿が前記読取位置に到達したときに速度
差により該オーバーラップ量がほぼ零になるように上流
側の原稿送り手段は下流側の原稿送り手段よりも送り速
度が遅くなるように構成されていることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記原稿のサイズを検知
して、該原稿のサイズに応じて前記オーバーラップ量を
設定するように構成してなることを特徴とする請求項
(1)記載の画像形成装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1313540A JPH0675217B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 画像形成装置 |
EP93108086A EP0570017B1 (en) | 1989-10-02 | 1990-10-01 | Sheet feeding apparatus |
DE1990630628 DE69030628T2 (de) | 1989-10-02 | 1990-10-01 | Blattzuführgerät |
EP19900118825 EP0421330B1 (en) | 1989-10-02 | 1990-10-01 | Sheet feeding apparatus |
DE1990620673 DE69020673T2 (de) | 1989-10-02 | 1990-10-01 | Blattzufuhrgerät. |
US07/908,859 US5176375A (en) | 1988-10-02 | 1992-07-01 | Sheet feeding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1313540A JPH0675217B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03174553A JPH03174553A (ja) | 1991-07-29 |
JPH0675217B2 true JPH0675217B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=18042551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1313540A Expired - Fee Related JPH0675217B2 (ja) | 1988-10-02 | 1989-12-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675217B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024538A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-07 | Ricoh Co Ltd | 原稿搬送装置 |
JPH0658550B2 (ja) * | 1983-10-08 | 1994-08-03 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-12-04 JP JP1313540A patent/JPH0675217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03174553A (ja) | 1991-07-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |