JPH06348952A - 位置決め装置 - Google Patents
位置決め装置Info
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- JPH06348952A JPH06348952A JP5166170A JP16617093A JPH06348952A JP H06348952 A JPH06348952 A JP H06348952A JP 5166170 A JP5166170 A JP 5166170A JP 16617093 A JP16617093 A JP 16617093A JP H06348952 A JPH06348952 A JP H06348952A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- light
- moving
- optical sensor
- positioning
- Prior art date
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- Pending
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/401—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control arrangements for measuring, e.g. calibration and initialisation, measuring workpiece for machining purposes
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F11/00—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
- G07F11/02—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
- G07F11/04—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which magazines the articles are stored one vertically above the other
- G07F11/16—Delivery means
- G07F11/165—Delivery means using xyz-picker or multi-dimensional article picking arrangements
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
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- G07F11/02—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
- G07F11/04—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which magazines the articles are stored one vertically above the other
- G07F11/16—Delivery means
- G07F11/165—Delivery means using xyz-picker or multi-dimensional article picking arrangements
- G07F11/1653—Delivery means using xyz-picker or multi-dimensional article picking arrangements the picking arrangements being collecting buckets
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F13/00—Coin-freed apparatus for controlling dispensing or fluids, semiliquids or granular material from reservoirs
- G07F13/10—Coin-freed apparatus for controlling dispensing or fluids, semiliquids or granular material from reservoirs with associated dispensing of containers, e.g. cups or other articles
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37558—Optical sensor, scanner
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/50—Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
- G05B2219/50042—Return to origin, reference point, zero point, homing
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2組の光センサを変則的に用いることによ
り、2方向の位置決めを可能にする位置決め装置を提供
することを目的とする。 【構成】 第1部材6に対する第2部材24のX方向お
よびY方向の所定位置をそれぞれ検出する第1、および
第2光センサ15,16と、第2部材24をX、および
Y方向にそれぞれ移動させるX方向、およびY方向移動
手段21,23と、第1、第2光センサ15,16の検
出信号に基づいてX方向、およびY方向移動手段21,
23の移動動作をそれぞれ停止させる制御手段25とを
備え、第1光センサ15の投光器61および受光器62
は、X方向の所定位置において、Y方向に対向するよう
に、第1部材6および第2部材24に分離して搭載さ
れ、第2光センサ16の投光器63および受光器64
は、Y方向の所定位置において、X方向に対向するよう
に、第1部材6および第2部材24に分離して搭載され
ている。
り、2方向の位置決めを可能にする位置決め装置を提供
することを目的とする。 【構成】 第1部材6に対する第2部材24のX方向お
よびY方向の所定位置をそれぞれ検出する第1、および
第2光センサ15,16と、第2部材24をX、および
Y方向にそれぞれ移動させるX方向、およびY方向移動
手段21,23と、第1、第2光センサ15,16の検
出信号に基づいてX方向、およびY方向移動手段21,
23の移動動作をそれぞれ停止させる制御手段25とを
備え、第1光センサ15の投光器61および受光器62
は、X方向の所定位置において、Y方向に対向するよう
に、第1部材6および第2部材24に分離して搭載さ
れ、第2光センサ16の投光器63および受光器64
は、Y方向の所定位置において、X方向に対向するよう
に、第1部材6および第2部材24に分離して搭載され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動販売機な
どに備えられる、位置検出手段として光センサを用いた
位置決め装置に関するものである。
どに備えられる、位置検出手段として光センサを用いた
位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】位置検出手段としての光センサは、一般
に、発光素子などから成る投光器と、受光素子などから
成る受光器とを対向させて配置し、投光器と受光器との
間の光路を物体が遮ることにより、位置検出を行うよう
になっている。すなわち、光路を遮る物体が移動側であ
り、投光器および受光器が搭載されている装置が固定側
である場合には、物体の位置検出に基づき物体の移動を
停止することにより、その装置に対するその物体の位置
決めがなされ、逆に、物体が固定側であり、装置が移動
側である場合には、装置の位置検出に基づき装置の移動
を停止することにより、その物体に対するその装置の位
置決めがなされる。
に、発光素子などから成る投光器と、受光素子などから
成る受光器とを対向させて配置し、投光器と受光器との
間の光路を物体が遮ることにより、位置検出を行うよう
になっている。すなわち、光路を遮る物体が移動側であ
り、投光器および受光器が搭載されている装置が固定側
である場合には、物体の位置検出に基づき物体の移動を
停止することにより、その装置に対するその物体の位置
決めがなされ、逆に、物体が固定側であり、装置が移動
側である場合には、装置の位置検出に基づき装置の移動
を停止することにより、その物体に対するその装置の位
置決めがなされる。
【0003】このような位置決め装置に用いられる光セ
ンサとして、例えばフォト・インタラプタなどが一般的
に用いられている。フォト・インタラプタは、間隙を存
して発光素子と受光素子とを対向させると共に、これに
電子回路を組み込んで一体にパッケージして構成されて
おり、固定側の部材にこのフォト・インタラプタを設
け、移動側の部材にフォト・インタラプタの間隙に位置
決め完了位置で挿入される遮光板を設け、位置検出手段
が構成されるようになっている。移動側の部材が固定側
の部材に接近してゆき、遮光板がフォト・インタラプタ
の間隙に挿入され、両素子間の光路が遮断されると、電
子回路を介して移動側の部材の駆動装置に検出信号が出
力される。この検出信号により、位置決め完了位置に移
動側の部材が停止され、固定側の部材に対する移動側の
部材の位置決めが行われる。
ンサとして、例えばフォト・インタラプタなどが一般的
に用いられている。フォト・インタラプタは、間隙を存
して発光素子と受光素子とを対向させると共に、これに
電子回路を組み込んで一体にパッケージして構成されて
おり、固定側の部材にこのフォト・インタラプタを設
け、移動側の部材にフォト・インタラプタの間隙に位置
決め完了位置で挿入される遮光板を設け、位置検出手段
が構成されるようになっている。移動側の部材が固定側
の部材に接近してゆき、遮光板がフォト・インタラプタ
の間隙に挿入され、両素子間の光路が遮断されると、電
子回路を介して移動側の部材の駆動装置に検出信号が出
力される。この検出信号により、位置決め完了位置に移
動側の部材が停止され、固定側の部材に対する移動側の
部材の位置決めが行われる。
【0004】ところで、カップ式自動販売機などにおい
て、飲料を調理する調理部を備えた販売機本体側と、調
理した飲料を購入者に提供する販売口を備えたメインド
ア側との間に、カップの受け渡しが生ずるような場合、
どうしても販売機本体側のカップを受け渡す装置と、メ
インドア側のカップを受け取る装置との間で、位置決め
を行う必要がある。これは、販売機本体(キャビネッ
ト)がその設置状態(完全に水平がとれていない場合)
により歪みを生じたり、メインドアのヒンジが摩耗した
り、メインドア自体が歪んだりすることにより、両者間
の位置合わせ状態が比較的不安定であることに起因して
いる。このような、カップを受け渡す装置とカップを受
け取る装置との間の位置決めは、これらの装置の構造に
もよるが、直交するX軸、Y軸、Z軸方向のうちの、少
なくとも2方向について行う必要があり、かつ、位置を
検出するセンサ(スイッチを含む)には、非接触式のも
のが好ましい。
て、飲料を調理する調理部を備えた販売機本体側と、調
理した飲料を購入者に提供する販売口を備えたメインド
ア側との間に、カップの受け渡しが生ずるような場合、
どうしても販売機本体側のカップを受け渡す装置と、メ
インドア側のカップを受け取る装置との間で、位置決め
を行う必要がある。これは、販売機本体(キャビネッ
ト)がその設置状態(完全に水平がとれていない場合)
により歪みを生じたり、メインドアのヒンジが摩耗した
り、メインドア自体が歪んだりすることにより、両者間
の位置合わせ状態が比較的不安定であることに起因して
いる。このような、カップを受け渡す装置とカップを受
け取る装置との間の位置決めは、これらの装置の構造に
もよるが、直交するX軸、Y軸、Z軸方向のうちの、少
なくとも2方向について行う必要があり、かつ、位置を
検出するセンサ(スイッチを含む)には、非接触式のも
のが好ましい。
【0005】しかるに、この2方向の位置決めを上記従
来のフォト・インタラプタで行おうとすると、2組のフ
ォト・インタラプタを互いに直交する方向に配置して、
カップ受渡し装置またはカップ受取り装置に搭載し、こ
れに対応させて他方の装置に2枚の遮光板を直交させて
取り付ける必要がある。しかし、このように構成する
と、一方のフォト・インタラプタの間隙に、対応する遮
光板が挿入されて、一方向の位置決めが完了し、次に他
方向の位置決めに移ったときに、上記の遮光板が、上記
のフォト・インタラプタの受光素子または発光素子に突
き当たってしまう問題が生ずる。すなわち、この種の光
センサでは、1方向の位置決めには有効であるが、2方
向の位置決めには適さないものとなっている。
来のフォト・インタラプタで行おうとすると、2組のフ
ォト・インタラプタを互いに直交する方向に配置して、
カップ受渡し装置またはカップ受取り装置に搭載し、こ
れに対応させて他方の装置に2枚の遮光板を直交させて
取り付ける必要がある。しかし、このように構成する
と、一方のフォト・インタラプタの間隙に、対応する遮
光板が挿入されて、一方向の位置決めが完了し、次に他
方向の位置決めに移ったときに、上記の遮光板が、上記
のフォト・インタラプタの受光素子または発光素子に突
き当たってしまう問題が生ずる。すなわち、この種の光
センサでは、1方向の位置決めには有効であるが、2方
向の位置決めには適さないものとなっている。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、2組の光センサを変則的に用いること
により、2方向の位置決めを可能にする位置決め装置を
提供することをその目的としている。
れたものであり、2組の光センサを変則的に用いること
により、2方向の位置決めを可能にする位置決め装置を
提供することをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、固定側の第1部材に対する移動側の第2部材の
相対的な位置決めを、互いに直交するX方向およびY方
向の2方向について行うようにした位置決め装置であっ
て、第1部材に対する第2部材のX方向およびY方向の
所定位置をそれぞれ検出する第1光センサおよび第2光
センサと、第2部材をX方向およびY方向にそれぞれ移
動させるX方向移動手段およびY方向移動手段と、第1
光センサの検出信号に基づいてX方向移動手段の移動動
作を停止させると共に、第2光センサの検出信号に基づ
いてY方向移動手段の移動動作を停止させる制御手段と
を備え、第1、第2各光センサは、投光器と受光器とを
有し、第1光センサの投光器および受光器は、X方向の
前記所定位置において、Y方向に互いに対向するよう
に、第1部材および第2部材に分離して搭載され、第2
光センサの投光器および受光器は、Y方向の所定位置に
おいて、X方向に互いに対向するように、第1部材およ
び第2部材に分離して搭載されていることを特徴とす
る。
発明は、固定側の第1部材に対する移動側の第2部材の
相対的な位置決めを、互いに直交するX方向およびY方
向の2方向について行うようにした位置決め装置であっ
て、第1部材に対する第2部材のX方向およびY方向の
所定位置をそれぞれ検出する第1光センサおよび第2光
センサと、第2部材をX方向およびY方向にそれぞれ移
動させるX方向移動手段およびY方向移動手段と、第1
光センサの検出信号に基づいてX方向移動手段の移動動
作を停止させると共に、第2光センサの検出信号に基づ
いてY方向移動手段の移動動作を停止させる制御手段と
を備え、第1、第2各光センサは、投光器と受光器とを
有し、第1光センサの投光器および受光器は、X方向の
前記所定位置において、Y方向に互いに対向するよう
に、第1部材および第2部材に分離して搭載され、第2
光センサの投光器および受光器は、Y方向の所定位置に
おいて、X方向に互いに対向するように、第1部材およ
び第2部材に分離して搭載されていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】X方向、Y方向両移動手段の移動動作により、
移動側の第2部材を、固定側の第1部材に接近させてゆ
くと、第1光センサおよび第2光センサのうち一方、例
えばY方向に投光器と受光器とを対向させた第1光セン
サが、第1部材に対する第2部材のX方向の所定位置を
検出し、検出信号を出力する。これに対応して、制御手
段がX方向移動手段を停止させ、第1部材に対する第2
部材のX方向の位置決めが完了する。同様に、X方向に
投光器と受光器とを対向させた第2光センサが、第1部
材に対する第2部材のY方向の所定位置を検出し、検出
信号を出力する。これに対応して、制御手段がY方向移
動手段を停止させ、第1部材に対する第2部材のY方向
の位置決めが完了する。
移動側の第2部材を、固定側の第1部材に接近させてゆ
くと、第1光センサおよび第2光センサのうち一方、例
えばY方向に投光器と受光器とを対向させた第1光セン
サが、第1部材に対する第2部材のX方向の所定位置を
検出し、検出信号を出力する。これに対応して、制御手
段がX方向移動手段を停止させ、第1部材に対する第2
部材のX方向の位置決めが完了する。同様に、X方向に
投光器と受光器とを対向させた第2光センサが、第1部
材に対する第2部材のY方向の所定位置を検出し、検出
信号を出力する。これに対応して、制御手段がY方向移
動手段を停止させ、第1部材に対する第2部材のY方向
の位置決めが完了する。
【0009】このように、第1、第2各光センサの投光
器および受光器を、分離して、それぞれ第1部材および
第2部材に搭載することにより、第2部材のX、Y両方
向への移動に際して、X、Y両方向用の投光器および受
光器同士が相互に干渉することなく、位置決めを行うこ
とができる。
器および受光器を、分離して、それぞれ第1部材および
第2部材に搭載することにより、第2部材のX、Y両方
向への移動に際して、X、Y両方向用の投光器および受
光器同士が相互に干渉することなく、位置決めを行うこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る位置決め装置を適用したカップ式自動販売機に
ついて説明する。この自動販売機は、商品販売口内で飲
料の調理(混合)が行われる従来のものと異なり、販売
機本体内で調理した調理済みのカップ入りの飲料を、メ
インドア側に受け渡し、ここで商品取出口内にリフトア
ップする形式のものである。図1は、ホット系インスタ
ントコーヒー用の調理部を有する自動販売機の斜視図で
ある。同図に示すように、この自動販売機1は、販売機
本体2と、販売機本体2の前面開口を開閉するメインド
ア3とから成り、販売機本体2側に、商品を調理すると
共に調理した商品(カップC)をメインドア3側に受け
渡す調理装置4を備え、メインドア3側に、調理装置4
から受け取った商品を、商品取出口5に下側から臨ませ
る昇降装置6とを備えて、構成されている。
例に係る位置決め装置を適用したカップ式自動販売機に
ついて説明する。この自動販売機は、商品販売口内で飲
料の調理(混合)が行われる従来のものと異なり、販売
機本体内で調理した調理済みのカップ入りの飲料を、メ
インドア側に受け渡し、ここで商品取出口内にリフトア
ップする形式のものである。図1は、ホット系インスタ
ントコーヒー用の調理部を有する自動販売機の斜視図で
ある。同図に示すように、この自動販売機1は、販売機
本体2と、販売機本体2の前面開口を開閉するメインド
ア3とから成り、販売機本体2側に、商品を調理すると
共に調理した商品(カップC)をメインドア3側に受け
渡す調理装置4を備え、メインドア3側に、調理装置4
から受け取った商品を、商品取出口5に下側から臨ませ
る昇降装置6とを備えて、構成されている。
【0011】調理装置4は、水平面内において、左右方
向(X方向)および前後方向(Y方向)にカップCを自
在に搬送可能な搬送装置7と、搬送装置7の上側に左右
方向に並べて配設したカップ供給装置8、クリーム、イ
ンスタントコーヒーおよび砂糖の各キャニスタ9,1
0,11、攪拌装置12および湯タンク13とで構成さ
れている。一方、昇降装置6は、メインドア3の内側の
商品取出口5の脇に取り付けられている。
向(X方向)および前後方向(Y方向)にカップCを自
在に搬送可能な搬送装置7と、搬送装置7の上側に左右
方向に並べて配設したカップ供給装置8、クリーム、イ
ンスタントコーヒーおよび砂糖の各キャニスタ9,1
0,11、攪拌装置12および湯タンク13とで構成さ
れている。一方、昇降装置6は、メインドア3の内側の
商品取出口5の脇に取り付けられている。
【0012】搬送装置7は、図1および図2に示すよう
に、カップCを左右方向に搬送する左右移動機構(X方
向移動手段)21と、左右移動機構21の前方にこれに
平行に延びるガイドレール22と、左右移動機構21お
よびガイドレール22間に渡すように設けられ、カップ
Cを前後方向に搬送する前後移動機構(Y方向移動手
段)23と、前後移動機構23に搭載したカップ把持機
構24と、これら左右移動機構21、前後移動機構23
およびカップ把持機構24の作動を制御するコントロー
ラ(制御手段)25とで構成されている。カップCは、
カップ把持機構24に適宜把持され、前後移動機構23
により、前後方向に搬送されると共に、ガイドレール2
2に案内されて左右移動機構21により、左右方向に自
在に搬送される。
に、カップCを左右方向に搬送する左右移動機構(X方
向移動手段)21と、左右移動機構21の前方にこれに
平行に延びるガイドレール22と、左右移動機構21お
よびガイドレール22間に渡すように設けられ、カップ
Cを前後方向に搬送する前後移動機構(Y方向移動手
段)23と、前後移動機構23に搭載したカップ把持機
構24と、これら左右移動機構21、前後移動機構23
およびカップ把持機構24の作動を制御するコントロー
ラ(制御手段)25とで構成されている。カップCは、
カップ把持機構24に適宜把持され、前後移動機構23
により、前後方向に搬送されると共に、ガイドレール2
2に案内されて左右移動機構21により、左右方向に自
在に搬送される。
【0013】左右移動機構21は、左右方向に直線的に
延びる支持フレーム26と、支持フレーム26の左右の
両端部にそれぞれ回転自在に軸支された駆動プーリ27
および従動プーリ28と、両プーリ27,28間に掛け
渡した無端の搬送ベルト29と、駆動プーリ27を回転
させるエンコーダ付き搬送モータ(パルスモータ)30
とで構成されている。搬送ベルト29の所定の部位に
は、前後移動機構23が固定されており、搬送ベルト2
9が走行することにより、前後移動機構23が、支持フ
レーム26の上面とガイドレール22の上面とに案内さ
れて、カップ把持機構24と共に左右方向に移動され
る。
延びる支持フレーム26と、支持フレーム26の左右の
両端部にそれぞれ回転自在に軸支された駆動プーリ27
および従動プーリ28と、両プーリ27,28間に掛け
渡した無端の搬送ベルト29と、駆動プーリ27を回転
させるエンコーダ付き搬送モータ(パルスモータ)30
とで構成されている。搬送ベルト29の所定の部位に
は、前後移動機構23が固定されており、搬送ベルト2
9が走行することにより、前後移動機構23が、支持フ
レーム26の上面とガイドレール22の上面とに案内さ
れて、カップ把持機構24と共に左右方向に移動され
る。
【0014】同様に、前後移動機構23は、前後方向に
直線的に延びる支持フレーム31と、支持フレーム31
の前後の両端部にそれぞれ回転自在に軸支された駆動プ
ーリ32および従動プーリ33と、両プーリ32,33
間に掛け渡した無端の搬送ベルト34と、駆動プーリ3
2を回転させるエンコーダ付き搬送モータ(パルスモー
タ)35とで構成されている。搬送ベルト34の所定の
部位には、カップ把持機構24が固定されており、搬送
ベルト34が走行することにより、カップ把持機構24
が、支持フレーム31の上面に案内されて、前後方向に
移動される。
直線的に延びる支持フレーム31と、支持フレーム31
の前後の両端部にそれぞれ回転自在に軸支された駆動プ
ーリ32および従動プーリ33と、両プーリ32,33
間に掛け渡した無端の搬送ベルト34と、駆動プーリ3
2を回転させるエンコーダ付き搬送モータ(パルスモー
タ)35とで構成されている。搬送ベルト34の所定の
部位には、カップ把持機構24が固定されており、搬送
ベルト34が走行することにより、カップ把持機構24
が、支持フレーム31の上面に案内されて、前後方向に
移動される。
【0015】カップ把持機構24は、本体ケース36の
正面上部に一対の把持アーム37,37を突設して構成
されており、本体ケース36に内蔵したモータの作動に
より、カムおよびリンクを介して(いずれも図示せ
ず)、把持アーム37を、カップCを把持する把持位置
と、これを解除する把持解除位置との間で、開閉できる
ようになっている。カップCは、その口縁部が把持位置
にある両把持アーム37,37間に、引っかかるように
して把持されるようになっている。
正面上部に一対の把持アーム37,37を突設して構成
されており、本体ケース36に内蔵したモータの作動に
より、カムおよびリンクを介して(いずれも図示せ
ず)、把持アーム37を、カップCを把持する把持位置
と、これを解除する把持解除位置との間で、開閉できる
ようになっている。カップCは、その口縁部が把持位置
にある両把持アーム37,37間に、引っかかるように
して把持されるようになっている。
【0016】コントローラ25は、マイクロコンピュー
タ38にモータドライバ39を組み合わせて構成されて
おり(図2参照)、マイクロコンピュータ38により、
モータドライバ39を介して、左右移動機構21、前後
移動機構23およびカップ把持機構24の作動を制御す
る。すなわち、ホームポジションで受け取ったカップC
を、カップ把持機構24と共に、飲料の調理のために適
宜、左右方向および前後方向に搬送すると共に、カップ
Cを昇降装置6に受け渡し、かつカップCを受け渡した
後のカップ把持機構24を、ホームポジションまで移動
させる。
タ38にモータドライバ39を組み合わせて構成されて
おり(図2参照)、マイクロコンピュータ38により、
モータドライバ39を介して、左右移動機構21、前後
移動機構23およびカップ把持機構24の作動を制御す
る。すなわち、ホームポジションで受け取ったカップC
を、カップ把持機構24と共に、飲料の調理のために適
宜、左右方向および前後方向に搬送すると共に、カップ
Cを昇降装置6に受け渡し、かつカップCを受け渡した
後のカップ把持機構24を、ホームポジションまで移動
させる。
【0017】カップ供給装置8は、カップCを多数スト
ックしておくもので、図示しないが、下部には、カップ
Cを搬送装置7に受け渡す受渡し機構が設けられてい
る。カップ供給装置8の直下の位置が、搬送装置7、す
なわちカップ把持機構24のホームポジションとなって
おり、販売指令が発せられると、受渡し機構により、カ
ップ供給装置8の内部からカップCが、カップ把持機構
24の把持アーム37,37間に1個ずつ落とし込まれ
る。
ックしておくもので、図示しないが、下部には、カップ
Cを搬送装置7に受け渡す受渡し機構が設けられてい
る。カップ供給装置8の直下の位置が、搬送装置7、す
なわちカップ把持機構24のホームポジションとなって
おり、販売指令が発せられると、受渡し機構により、カ
ップ供給装置8の内部からカップCが、カップ把持機構
24の把持アーム37,37間に1個ずつ落とし込まれ
る。
【0018】クリームキャニスタ9、コーヒーキャニス
タ10および砂糖キャニスタ11は、それぞれ粉末原料
としてのクリーム、インスタントコーヒーおよび砂糖を
ストックしておくと共に、下部に突設した供給機構41
により所定量の各粉末原料PをカップCに供給する。各
供給機構41の下側には、粉末シュータ42が設けられ
ており、各キャニスタ9,10,11内の粉末原料P
は、搬送装置7により、適宜粉末シュータ42の下側に
搬送されてくるカップCに、この粉末シュータ42を介
して供給される。
タ10および砂糖キャニスタ11は、それぞれ粉末原料
としてのクリーム、インスタントコーヒーおよび砂糖を
ストックしておくと共に、下部に突設した供給機構41
により所定量の各粉末原料PをカップCに供給する。各
供給機構41の下側には、粉末シュータ42が設けられ
ており、各キャニスタ9,10,11内の粉末原料P
は、搬送装置7により、適宜粉末シュータ42の下側に
搬送されてくるカップCに、この粉末シュータ42を介
して供給される。
【0019】湯タンク13は、内部にヒータ(図示せ
ず)を備え、上部から湯をカップCに供給するものであ
り、給湯口に湯弁(電磁弁)43と、湯弁43に連なる
供給ノズル44とを備えている。供給ノズル44の先端
は、攪拌装置12の直下に搬送されてきたカップCに、
湯を供給できるように、屈曲してカップCの位置まで延
びている。
ず)を備え、上部から湯をカップCに供給するものであ
り、給湯口に湯弁(電磁弁)43と、湯弁43に連なる
供給ノズル44とを備えている。供給ノズル44の先端
は、攪拌装置12の直下に搬送されてきたカップCに、
湯を供給できるように、屈曲してカップCの位置まで延
びている。
【0020】攪拌装置12は、カップC内の粉末原料と
湯とを混合攪拌する攪拌器45と、攪拌器45を昇降動
させる昇降機構46とで構成されている。攪拌器45
は、攪拌モータ47の回転軸48の先端に羽根車49を
固定して構成され、全体が昇降機構46のベルト駆動に
より昇降動される。粉末原料の入ったカップCが攪拌器
45の直下まで搬送されてくると、湯タンク13から湯
が供給されると共に、相前後して攪拌器45が下降し、
その羽根車49がカップC内に挿入されて、攪拌(調
理)が行われる。
湯とを混合攪拌する攪拌器45と、攪拌器45を昇降動
させる昇降機構46とで構成されている。攪拌器45
は、攪拌モータ47の回転軸48の先端に羽根車49を
固定して構成され、全体が昇降機構46のベルト駆動に
より昇降動される。粉末原料の入ったカップCが攪拌器
45の直下まで搬送されてくると、湯タンク13から湯
が供給されると共に、相前後して攪拌器45が下降し、
その羽根車49がカップC内に挿入されて、攪拌(調
理)が行われる。
【0021】昇降装置6は、粉末原料などの補給や調理
装置のメンテナンスなどに邪魔にならないように、メイ
ンドア3の内側に取り付けられており、メインドア3を
閉塞した状態では、搬送装置7の前側に臨むようになっ
ている。昇降装置6は、装置本体51と、装置本体51
内から外部に突出したカップ受け台52とを備え、カッ
プ受け台52は、カップCを載置するコースタ部52a
と、コースタ部52aを支持するアーム部52bとで構
成されている(図2参照)。カップ受け台52のアーム
部52bは、装置本体51内のベルトに固定されてお
り、昇降モータ(いずれも図示せず)により、ベルトが
上下方向に走行されることにより、カップ受け台52が
昇降動されるようになっている。
装置のメンテナンスなどに邪魔にならないように、メイ
ンドア3の内側に取り付けられており、メインドア3を
閉塞した状態では、搬送装置7の前側に臨むようになっ
ている。昇降装置6は、装置本体51と、装置本体51
内から外部に突出したカップ受け台52とを備え、カッ
プ受け台52は、カップCを載置するコースタ部52a
と、コースタ部52aを支持するアーム部52bとで構
成されている(図2参照)。カップ受け台52のアーム
部52bは、装置本体51内のベルトに固定されてお
り、昇降モータ(いずれも図示せず)により、ベルトが
上下方向に走行されることにより、カップ受け台52が
昇降動されるようになっている。
【0022】ここで、カップCの移動動作を簡単に説明
する。販売指令により、カップ供給装置8から、ホーム
ポジションにあるカップ把持機構24にカップCが落と
し込まれると、カップCは、カップ把持機構24に把持
された状態で、左右移動装置21および前後移動装置2
3により、クリームキャニスタ9の粉末シュータ42の
直下まで、右後方にステップ送りされる。ここで、クリ
ームキャニスタ9からクリームの供給を受けた後、随時
右方向にステップ送りされながら、コーヒーキャニスタ
10からインスタントコーヒーの供給を受け、砂糖キャ
ニスタ11から砂糖の供給を受け、更に攪拌装置12の
位置まで搬送される。ここで、カップC内に湯タンク1
3から湯が供給され、相前後して、攪拌装置12が作動
し、上記各粉末原料と湯とが攪拌され、販売飲料が調理
される。
する。販売指令により、カップ供給装置8から、ホーム
ポジションにあるカップ把持機構24にカップCが落と
し込まれると、カップCは、カップ把持機構24に把持
された状態で、左右移動装置21および前後移動装置2
3により、クリームキャニスタ9の粉末シュータ42の
直下まで、右後方にステップ送りされる。ここで、クリ
ームキャニスタ9からクリームの供給を受けた後、随時
右方向にステップ送りされながら、コーヒーキャニスタ
10からインスタントコーヒーの供給を受け、砂糖キャ
ニスタ11から砂糖の供給を受け、更に攪拌装置12の
位置まで搬送される。ここで、カップC内に湯タンク1
3から湯が供給され、相前後して、攪拌装置12が作動
し、上記各粉末原料と湯とが攪拌され、販売飲料が調理
される。
【0023】次に、調理済みの飲料が満たされたカップ
Cは、カップ把持機構24に把持された状態で、さらに
搬送装置7により、斜め左前方に位置する昇降装置6の
位置まで搬送される。カップCが、昇降装置6近傍の所
定の位置まで搬送されてきて停止すると、昇降装置6が
作動し、昇降装置6のカップ受け台52が、カップ把持
機構24に把持されたカップCを下側から持ち上げるよ
うにして受け取る。カップCを完全に受け取った昇降装
置6は、ここでいったん停止して待機する。このとき、
カップ把持機構24の把持アーム37が把持解除位置に
開くと共に、前後移動機構23が作動してカップ把持機
構24を後退させ、続いて左右移動機構21が作動し
て、カップ把持機構24をホームポジションまで移動さ
せる。一方、カップ把持機構24が後退すると、昇降装
置6がカップCを所定の位置まで上昇させ、カップCを
下側から商品販売口5に臨ませる。そして、商品購入者
によりカップCが商品販売口5から取り出されると、カ
ップ受け台52は、下降して元の位置(ホームポジショ
ン)に復帰する。そして、この場合、販売機本体2側の
カップ把持機構24とメインドア3側の昇降装置6と
は、位置決め装置14により、販売動作毎に自動的に位
置決めされ、カップCの受け渡しに支障を生じないよう
になっている。
Cは、カップ把持機構24に把持された状態で、さらに
搬送装置7により、斜め左前方に位置する昇降装置6の
位置まで搬送される。カップCが、昇降装置6近傍の所
定の位置まで搬送されてきて停止すると、昇降装置6が
作動し、昇降装置6のカップ受け台52が、カップ把持
機構24に把持されたカップCを下側から持ち上げるよ
うにして受け取る。カップCを完全に受け取った昇降装
置6は、ここでいったん停止して待機する。このとき、
カップ把持機構24の把持アーム37が把持解除位置に
開くと共に、前後移動機構23が作動してカップ把持機
構24を後退させ、続いて左右移動機構21が作動し
て、カップ把持機構24をホームポジションまで移動さ
せる。一方、カップ把持機構24が後退すると、昇降装
置6がカップCを所定の位置まで上昇させ、カップCを
下側から商品販売口5に臨ませる。そして、商品購入者
によりカップCが商品販売口5から取り出されると、カ
ップ受け台52は、下降して元の位置(ホームポジショ
ン)に復帰する。そして、この場合、販売機本体2側の
カップ把持機構24とメインドア3側の昇降装置6と
は、位置決め装置14により、販売動作毎に自動的に位
置決めされ、カップCの受け渡しに支障を生じないよう
になっている。
【0024】次に、図2を参照して、この位置決め装置
14について説明する。位置決め装置14は、ホームポ
ジションにあって固定側の第1部材を構成する上記昇降
装置6と、移動側の上記カップ把持機構24と、カップ
把持機構24を左右方向に移動させる上記左右移動機構
21と、カップ把持機構24を前後方向に移動させる上
記前後移動機構23と、昇降装置6およびカップ把持機
構24に取り付けられた2組の光センサ(第1光センサ
および第2光センサ)15,16と、各光センサ15,
16の検出信号に基づいて、それぞれ左右移動機構21
および前後移動機構23の作動を停止させる上記コント
ローラ25とで構成されている。
14について説明する。位置決め装置14は、ホームポ
ジションにあって固定側の第1部材を構成する上記昇降
装置6と、移動側の上記カップ把持機構24と、カップ
把持機構24を左右方向に移動させる上記左右移動機構
21と、カップ把持機構24を前後方向に移動させる上
記前後移動機構23と、昇降装置6およびカップ把持機
構24に取り付けられた2組の光センサ(第1光センサ
および第2光センサ)15,16と、各光センサ15,
16の検出信号に基づいて、それぞれ左右移動機構21
および前後移動機構23の作動を停止させる上記コント
ローラ25とで構成されている。
【0025】第1光センサ15は、発光ダイオードなど
から成る第1発光素子(発光)61と、フォト・トラン
ジスタなどから成る第1受光素子62とで構成されてい
る。第1発光素子61は、カップ把持機構24の本体ケ
ース36の前面に固定された第1取付片36aに、前方
に向けて取り付けられ、これに対応して、第1受光素子
62は、昇降装置6の装置本体51の前面に固定された
第2取付片51aに、後向に向けて取り付けられてい
る。同様に、第2光センサ16は、第2発光素子63と
第2受光素子64とで構成されており、第2発光素子6
3は、カップ把持機構24の本体ケース36の側面に、
右方に向けて取り付けられ、これに対応して、第2受光
素子64は、昇降装置6の装置本体51の側面に固定さ
れた第4取付片51bに、左方に向けて取り付けられて
いる。
から成る第1発光素子(発光)61と、フォト・トラン
ジスタなどから成る第1受光素子62とで構成されてい
る。第1発光素子61は、カップ把持機構24の本体ケ
ース36の前面に固定された第1取付片36aに、前方
に向けて取り付けられ、これに対応して、第1受光素子
62は、昇降装置6の装置本体51の前面に固定された
第2取付片51aに、後向に向けて取り付けられてい
る。同様に、第2光センサ16は、第2発光素子63と
第2受光素子64とで構成されており、第2発光素子6
3は、カップ把持機構24の本体ケース36の側面に、
右方に向けて取り付けられ、これに対応して、第2受光
素子64は、昇降装置6の装置本体51の側面に固定さ
れた第4取付片51bに、左方に向けて取り付けられて
いる。
【0026】すなわち、第1光センサ15は、その第1
発光素子61と第1受光素子62とが前後方向に対向す
ることにより、昇降装置6に対するカップ把持機構24
の左右方向の位置を検出し、第2光センサ16は、第2
発光素子63と第2受光素子64とが左右方向に対向す
ることにより、昇降装置6に対するカップ把持機構24
の前後方向の位置を検出する。そして、カップ把持機構
24が昇降装置6に近づいてゆき、第1発光素子61の
光が第1受光素子62に入力したときに、昇降装置6に
対するカップ把持機構24の左右方向の位置検出が行わ
れ、コントローラ25に左右方向の移動を停止する検出
信号が出力される。一方、第2発光素子63の光が第2
受光素子64に入力したときに、昇降装置6に対するカ
ップ把持機構24の前後方向の位置検出が行われ、コン
トローラ25に前後方向の移動を停止する検出信号が出
力される。
発光素子61と第1受光素子62とが前後方向に対向す
ることにより、昇降装置6に対するカップ把持機構24
の左右方向の位置を検出し、第2光センサ16は、第2
発光素子63と第2受光素子64とが左右方向に対向す
ることにより、昇降装置6に対するカップ把持機構24
の前後方向の位置を検出する。そして、カップ把持機構
24が昇降装置6に近づいてゆき、第1発光素子61の
光が第1受光素子62に入力したときに、昇降装置6に
対するカップ把持機構24の左右方向の位置検出が行わ
れ、コントローラ25に左右方向の移動を停止する検出
信号が出力される。一方、第2発光素子63の光が第2
受光素子64に入力したときに、昇降装置6に対するカ
ップ把持機構24の前後方向の位置検出が行われ、コン
トローラ25に前後方向の移動を停止する検出信号が出
力される。
【0027】各発光素子61,63は、図3に示すよう
に、その発光面に鉛直の光スリット65が設けられてお
り、各発光素子61,63の光(拡散光)を水平方向に
幅狭の光にして投射する。これにより、カップ把持機構
24の移動方向の位置決め精度を高め得ると共に、上下
方向の位置ズレをある程度吸収できるようになってい
る。
に、その発光面に鉛直の光スリット65が設けられてお
り、各発光素子61,63の光(拡散光)を水平方向に
幅狭の光にして投射する。これにより、カップ把持機構
24の移動方向の位置決め精度を高め得ると共に、上下
方向の位置ズレをある程度吸収できるようになってい
る。
【0028】カップCを把持したカップ把持機構24
が、攪拌装置12の直下位置から左方向および前方向に
移動しながら昇降装置6に近づいてゆき、第1発光素子
61と第1受光素子62とが前後に対向すると、コント
ローラ25を介して左右移動機構21が停止され、左右
方向の位置決めが完了する。一方で、これに相前後し
て、第2発光素子63と第2受光素子64とが左右に対
向すると、コントローラ25を介して前後移動機構23
が停止され、前後方向の位置決めが完了する。なお、こ
の場合、位置決め完了位置の手前(20mm〜30mm手
前)に、カップ把持機構24の接近を検出する補助セン
サまたは補助スイッチを設け、この位置からカップ把持
機構24の移動速度を減ずるようにしてもよい。もっと
も、左右移動機構21および前後移動機構23には、エ
ンコーダが設けられているので、所定のステップ数送っ
てから、減速するようにしてもよい。
が、攪拌装置12の直下位置から左方向および前方向に
移動しながら昇降装置6に近づいてゆき、第1発光素子
61と第1受光素子62とが前後に対向すると、コント
ローラ25を介して左右移動機構21が停止され、左右
方向の位置決めが完了する。一方で、これに相前後し
て、第2発光素子63と第2受光素子64とが左右に対
向すると、コントローラ25を介して前後移動機構23
が停止され、前後方向の位置決めが完了する。なお、こ
の場合、位置決め完了位置の手前(20mm〜30mm手
前)に、カップ把持機構24の接近を検出する補助セン
サまたは補助スイッチを設け、この位置からカップ把持
機構24の移動速度を減ずるようにしてもよい。もっと
も、左右移動機構21および前後移動機構23には、エ
ンコーダが設けられているので、所定のステップ数送っ
てから、減速するようにしてもよい。
【0029】以上のように、本実施例によれば、第1セ
ンサ15および第2センサ16の各発光素子61,63
および各受光素子62,64を、相互に左右および前後
方向に対向させると共に、各発光素子61,63および
各受光素子62,64を分離して、カップ把持機構24
および昇降装置6に搭載するようにしているので、両光
センサ15,16の相互間で干渉などの支障を生ずるこ
となく、昇降装置6に対するカップ把持機構24の左右
方向および前後方向の位置決めを、販売動作の都度、自
動的に行わせることができる。したがって、設置された
各自動販売機1に対して、専門技術者が定期的に位置合
わせを行うなどの作業を必要とすることなく、販売機本
体2側からメインドア3側へのカップCの受け渡しを円
滑に行わせることができる。
ンサ15および第2センサ16の各発光素子61,63
および各受光素子62,64を、相互に左右および前後
方向に対向させると共に、各発光素子61,63および
各受光素子62,64を分離して、カップ把持機構24
および昇降装置6に搭載するようにしているので、両光
センサ15,16の相互間で干渉などの支障を生ずるこ
となく、昇降装置6に対するカップ把持機構24の左右
方向および前後方向の位置決めを、販売動作の都度、自
動的に行わせることができる。したがって、設置された
各自動販売機1に対して、専門技術者が定期的に位置合
わせを行うなどの作業を必要とすることなく、販売機本
体2側からメインドア3側へのカップCの受け渡しを円
滑に行わせることができる。
【0030】なお、本実施例では、本発明の位置決め装
置を自動販売機に適用した場合について説明したが、自
動販売機に限らず、機械的にあまり高い位置決め精度が
要求されないものに、適用できることはいうまでもな
い。
置を自動販売機に適用した場合について説明したが、自
動販売機に限らず、機械的にあまり高い位置決め精度が
要求されないものに、適用できることはいうまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1、第
2各光センサの投光器および受光器を、それぞれに第1
部材および第2部材に搭載するようにしているので、投
光器と受光器とが干渉することなく、X、Y2方向の位
置決めを行うことができる効果を有する。
2各光センサの投光器および受光器を、それぞれに第1
部材および第2部材に搭載するようにしているので、投
光器と受光器とが干渉することなく、X、Y2方向の位
置決めを行うことができる効果を有する。
【図1】本発明の一実施例に係る位置決め装置を適用し
た自動販売機の一部を切り開いた斜視図である。
た自動販売機の一部を切り開いた斜視図である。
【図2】実施例の位置決め装置の平面図である。
【図3】実施例の光センサの発光および受光状態を表し
た斜視図である。
た斜視図である。
1 自動販売機 2 販売機本体 3 メインドア 6 昇降装置 7 搬送装置 14 位置決め装置 15 第1光センサ 16 第2光センサ 21 左右移動機構 23 前後移動機構 24 カップ把持機構 25 コントローラ 61 第1発光素子 62 第1受光素子 63 第2発光素子 64 第2受光素子 C カップ
Claims (1)
- 【請求項1】 固定側の第1部材に対する移動側の第2
部材の相対的な位置決めを、互いに直交するX方向およ
びY方向の2方向について行うようにした位置決め装置
であって、 前記第1部材に対する前記第2部材のX方向およびY方
向の所定位置をそれぞれ検出する第1光センサおよび第
2光センサと、前記第2部材をX方向およびY方向にそ
れぞれ移動させるX方向移動手段およびY方向移動手段
と、前記第1光センサの検出信号に基づいて当該X方向
移動手段の移動動作を停止させると共に、前記第2光セ
ンサの検出信号に基づいて当該Y方向移動手段の移動動
作を停止させる制御手段とを備え、 前記第1、第2各光センサは、投光器と受光器とを有
し、当該第1光センサの投光器および受光器は、X方向
の前記所定位置において、Y方向に互いに対向するよう
に、前記第1部材および前記第2部材に分離して搭載さ
れ、当該第2光センサの投光器および受光器は、Y方向
の前記所定位置において、X方向に互いに対向するよう
に、前記第1部材および前記第2部材に分離して搭載さ
れていることを特徴とする位置決め装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5166170A JPH06348952A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 位置決め装置 |
KR1019940012936A KR0130498B1 (ko) | 1993-06-11 | 1994-06-09 | 위치결정장치 |
US08/598,403 US5625198A (en) | 1993-06-11 | 1996-02-08 | Two-dimensional positioning apparatus with optical sensors aligned to avoid interference |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5166170A JPH06348952A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348952A true JPH06348952A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15826375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5166170A Pending JPH06348952A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 位置決め装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5625198A (ja) |
JP (1) | JPH06348952A (ja) |
KR (1) | KR0130498B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109272651A (zh) * | 2018-08-29 | 2019-01-25 | 北京华沁智联科技有限公司 | 自动售卖仓库的坐标检测方法、装置及系统 |
JP2021036972A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
Families Citing this family (21)
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---|---|---|---|---|
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US6384402B1 (en) * | 1998-04-29 | 2002-05-07 | Automated Merchandising Systems | Optical vend-sensing system for control of vending machine |
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US6708079B2 (en) | 2001-06-01 | 2004-03-16 | Automated Merchandising Systems | Optical vend-sensing system for control of vending machine |
US8548625B2 (en) * | 2001-08-23 | 2013-10-01 | Crane Merchandising Systems, Inc. | Optical vend sensing system for product delivery detection |
CA2464140A1 (en) | 2001-10-24 | 2003-05-01 | Crane Co. | Apparatus and methodology of detecting fulfillment of customer vend request |
KR101102370B1 (ko) * | 2003-03-26 | 2012-01-05 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 다방향으로부터의 빛을 검출하는 광센서, 휴대용 통신기기및 표시 방법 |
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JP2006178518A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Sanden Corp | 飲料自動販売機 |
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