JP2501794B2 - カツプ式飲料自動販売機 - Google Patents
カツプ式飲料自動販売機Info
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Landscapes
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
この発明は、コーヒー,ココア,紅茶ないしシロップ
等の各種粉末,液体原料に湯,水,氷等を加えて調合し
た飲料をカップに入れて販売に供するカップ式飲料自動
販売機,特にそのカップ搬送系の構成に関する。
等の各種粉末,液体原料に湯,水,氷等を加えて調合し
た飲料をカップに入れて販売に供するカップ式飲料自動
販売機,特にそのカップ搬送系の構成に関する。
従来におけるこの種のカップ式飲料自動販売機では、
販売指令により原料と湯水とを機内のミキシングボゥル
内に搬出し、ここで原料を撹拌して飲料を調合した後
に、この飲料をミキシングボゥルから飲料ホースを通じ
てベンドステージに搬出されたカップ内に注入するよう
な方式が採用されている。 しかしながらかかる従来方式のカップ式飲料自動販売
機では、飲料の撹拌,供給過程で、ミキシングボゥルお
よびこれに続く飲料ホースの内部には飲料の溶け残り滓
が付着残留するために、販売待機時間が長くなると待機
時間の経過とともにこの飲料滓に細菌が発生,増殖し、
これが次回の飲料販売時の際に飲料に混入するという衛
生上の問題が派生する。また商品取出口の近傍に飲料ノ
ズル等が配管露呈しているために飲料ノズルの汚染,異
物投入等のいたずらを受けるおそれがある等安全管理面
でも問題がある。 かかる観点から前記した衛生,安全面上の問題点解
決,並びにこれに伴う洗浄作業の手間を省いてメインテ
ナンス性を改善できるようにしたカップ式飲料自動販売
機が同じ出願人から例えば特願昭61−12903号で提案さ
れている。 かかるカップ式飲料自動販売機は、機内に分散配備さ
れたカップ供給装置,各種原料供給装置,希釈用水供給
装置,飲料撹拌装置,および商品取出口に通じるベンド
ステージの間の経路に沿ってカップを巡回移送するカッ
プ搬送装置を備え、販売指令によりカップ供給装置から
搬出されたカップを受容保持した上で該カップを原料供
給装置,希釈用水供給装置,飲料撹拌装置を経てベンド
ステージへ送出するとともに、このカップ搬送の途上で
まずカップ内に指定された原料を投下供給し、続いて希
釈用湯,水,氷の供給,および飲料撹拌操作を行って飲
料を調合した後に、この飲料入りカップをベンドステー
ジへ送出するようにしたものである。ここでカップ搬送
装置は前記の搬送巡回経路に沿って張架されたエンドレ
スベルト等の搬送帯と、この搬送帯の周上に支持してカ
ップ供給装置から落下搬出されたカップを受容保持する
カップホルダとで構成されている。 ところで上記した搬送帯による巡回搬送方式のカップ
搬送装置では次記のような問題がある。すなわち、 (1)カップ搬送過程でカップホルダに保持されている
カップが機内の巡回搬送経路に沿って搬送帯のコーナー
部を回る際に急加速,急減速を受け、この結果としてカ
ップ内に収容されている液体飲料が慣性により溢れ出る
おそれがある。 (2)搬送帯を高速移動するとベルトに振動が生じ易
く、この影響によって(1)項と同様に飲料が溢れでる
おそれがある。 (3)商品取出口のベンドステージをカップの搬送経路
が横切ることになるためにベンドステージを隔壁で仕切
ることが困難であり、この結果として商品取出口を通じ
て機内側のカップ搬送装置あるいは機内に配置の各種装
置がいたずらに対して殆ど無防備になり、いたずらを受
け易い。 (4)カップ供給装置からベンドステージに至るカップ
搬送経路の間で各種原料供給装置,希釈用水供給装置の
供給位置を搬送帯の周囲に沿って一列に並べる必要があ
り、このためにカップ搬送装置の搬送経路途上に対応位
置する各種装置の機内レイアウトが制約を受けるように
なる。
販売指令により原料と湯水とを機内のミキシングボゥル
内に搬出し、ここで原料を撹拌して飲料を調合した後
に、この飲料をミキシングボゥルから飲料ホースを通じ
てベンドステージに搬出されたカップ内に注入するよう
な方式が採用されている。 しかしながらかかる従来方式のカップ式飲料自動販売
機では、飲料の撹拌,供給過程で、ミキシングボゥルお
よびこれに続く飲料ホースの内部には飲料の溶け残り滓
が付着残留するために、販売待機時間が長くなると待機
時間の経過とともにこの飲料滓に細菌が発生,増殖し、
これが次回の飲料販売時の際に飲料に混入するという衛
生上の問題が派生する。また商品取出口の近傍に飲料ノ
ズル等が配管露呈しているために飲料ノズルの汚染,異
物投入等のいたずらを受けるおそれがある等安全管理面
でも問題がある。 かかる観点から前記した衛生,安全面上の問題点解
決,並びにこれに伴う洗浄作業の手間を省いてメインテ
ナンス性を改善できるようにしたカップ式飲料自動販売
機が同じ出願人から例えば特願昭61−12903号で提案さ
れている。 かかるカップ式飲料自動販売機は、機内に分散配備さ
れたカップ供給装置,各種原料供給装置,希釈用水供給
装置,飲料撹拌装置,および商品取出口に通じるベンド
ステージの間の経路に沿ってカップを巡回移送するカッ
プ搬送装置を備え、販売指令によりカップ供給装置から
搬出されたカップを受容保持した上で該カップを原料供
給装置,希釈用水供給装置,飲料撹拌装置を経てベンド
ステージへ送出するとともに、このカップ搬送の途上で
まずカップ内に指定された原料を投下供給し、続いて希
釈用湯,水,氷の供給,および飲料撹拌操作を行って飲
料を調合した後に、この飲料入りカップをベンドステー
ジへ送出するようにしたものである。ここでカップ搬送
装置は前記の搬送巡回経路に沿って張架されたエンドレ
スベルト等の搬送帯と、この搬送帯の周上に支持してカ
ップ供給装置から落下搬出されたカップを受容保持する
カップホルダとで構成されている。 ところで上記した搬送帯による巡回搬送方式のカップ
搬送装置では次記のような問題がある。すなわち、 (1)カップ搬送過程でカップホルダに保持されている
カップが機内の巡回搬送経路に沿って搬送帯のコーナー
部を回る際に急加速,急減速を受け、この結果としてカ
ップ内に収容されている液体飲料が慣性により溢れ出る
おそれがある。 (2)搬送帯を高速移動するとベルトに振動が生じ易
く、この影響によって(1)項と同様に飲料が溢れでる
おそれがある。 (3)商品取出口のベンドステージをカップの搬送経路
が横切ることになるためにベンドステージを隔壁で仕切
ることが困難であり、この結果として商品取出口を通じ
て機内側のカップ搬送装置あるいは機内に配置の各種装
置がいたずらに対して殆ど無防備になり、いたずらを受
け易い。 (4)カップ供給装置からベンドステージに至るカップ
搬送経路の間で各種原料供給装置,希釈用水供給装置の
供給位置を搬送帯の周囲に沿って一列に並べる必要があ
り、このためにカップ搬送装置の搬送経路途上に対応位
置する各種装置の機内レイアウトが制約を受けるように
なる。
この発明は上記の点にかんがみなされたものであり、
機内配備の各種機器の機内レイアウトの自由度を高めつ
つ、カップ供給装置から搬出されたカップを円滑に搬送
して商品取出口へ送出することができ、かつ機内各種装
置へのいたずら防止が図れるように構成したカップ式飲
料自動販売機を提供することを目的とする。
機内配備の各種機器の機内レイアウトの自由度を高めつ
つ、カップ供給装置から搬出されたカップを円滑に搬送
して商品取出口へ送出することができ、かつ機内各種装
置へのいたずら防止が図れるように構成したカップ式飲
料自動販売機を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、この発明は、カッ
プ供給装置から供給されたカップを受容保持するカップ
ホルダ付き移動ステージと、この移動ステージを搬送経
路に沿って移動するステージ移動機構と、前記移動ステ
ージの搬送経路途上において前記カップ供給装置の後段
に配置され各種原料を前記移動ステージのカップに供給
可能である各種原料供給装置と、前記移動ステージの搬
送経路途上において前記各種原料供給装置の後段に配置
され希釈用水を前記移動ステージのカップに供給可能で
ある希釈用水供給装置と、前記移動ステージの搬送経路
途上において各種原料および希釈用水に対して共通的に
設けられてカップ内の飲料撹拌を行う飲料撹拌装置と、
商品取出口に搬入されたカップの周囲を覆うカバーとを
備え、販売指令により前記移動ステージを前記搬送経路
に沿って搬送し、この搬送途上で移動ステージ上に受容
保持したカップ内に選択された原料および希釈用水を供
給して前記各種原料および希釈用水に対して共通的に設
けられた飲料撹拌装置により撹拌して飲料を調合した
後、飲料入りカップを商品取出口に搬入して商品取出口
から取出可能に構成したものである。
プ供給装置から供給されたカップを受容保持するカップ
ホルダ付き移動ステージと、この移動ステージを搬送経
路に沿って移動するステージ移動機構と、前記移動ステ
ージの搬送経路途上において前記カップ供給装置の後段
に配置され各種原料を前記移動ステージのカップに供給
可能である各種原料供給装置と、前記移動ステージの搬
送経路途上において前記各種原料供給装置の後段に配置
され希釈用水を前記移動ステージのカップに供給可能で
ある希釈用水供給装置と、前記移動ステージの搬送経路
途上において各種原料および希釈用水に対して共通的に
設けられてカップ内の飲料撹拌を行う飲料撹拌装置と、
商品取出口に搬入されたカップの周囲を覆うカバーとを
備え、販売指令により前記移動ステージを前記搬送経路
に沿って搬送し、この搬送途上で移動ステージ上に受容
保持したカップ内に選択された原料および希釈用水を供
給して前記各種原料および希釈用水に対して共通的に設
けられた飲料撹拌装置により撹拌して飲料を調合した
後、飲料入りカップを商品取出口に搬入して商品取出口
から取出可能に構成したものである。
第1図はこの考案によるカップ式飲料自動販売機の基
本構成図、第2図〜第4図,第5図〜第7図,第8図お
よび第9図はそれぞれ第1図におけるステージ移動機構
の具体的な実施例の構成図、第10図(a)〜(c)はそ
れぞれ異なるカップ搬送経路のパターンを表した説明
図、第11図ないし第13図は前記以外の各種機構の構造を
示す実施例の構成図である。 まず第1図において、1は自動販売機のキャビネッ
ト、2はその前面に開口する商品取出口、3は商品取出
口2より機内側に突出して固定設置した後述する移動ス
テージのステージカバーであり、機内には多数のカップ
4を収納したカップ供給装置5,種類別に原料を収容した
複数基の原料供給装置6,希釈用水供給装置としての冷水
タンク7および温水タンク8,飲料撹拌装置9,製氷機10等
が分散して配置されている。さらに前記各種装置に対向
してその下方にはカップ4を受容保持するカップホルダ
11付きの移動ステージ12と、該移動ステージ12を指定さ
れたカップ搬送経路に沿って移動操作するステージ移動
機構13が設置されている。なお14は運転制御部であり、
前記各種装置,ステージ移動機構13は運転制御部14から
の指令に基づいて制御される。 かかる構成で販売指令が与えられると、運転制御部14
からの指令によりまず移動ステージ12は待機地点Aでカ
ップ供給装置5から落下搬出されたカップ4をカップホ
ルダ11で受容保持し、ここからステージ移動機構13によ
り各原料供給装置6の原料搬出端に対応する位置B,C,D
を経由して矢印P方向へ移動ステージ12を移動操作し、
この移送途上で指定された位置に一時停止して原料が原
料供給装置6より直接カップ4内に投下供給される。続
いて移動ステージ12がその移送途上のE地点に到達する
と、ここでカップへの希釈用水,氷の供給および飲料撹
拌を行って飲料を調合し、最後に飲料入りカップ4とと
もに移動ステージ12を商品取出口2に臨むステージカバ
ー3内に搬入する。ここで客が商品取出口2に装備の商
品取出扉15を開放して飲料入りカップ4を取り出すと、
移動ステージ12は商品取出口から後退して再び販売待機
位置に戻る。なお図示例ではE地点で希釈用水,氷の供
給と飲料撹拌とを同時に行うように設定しているが、こ
れは必ずしも同じ位置で行う必要はなく、飲料撹拌位置
を希釈用水供給位置の後段に設定することもできる。さ
らに飲料撹拌装置を移動ステージ12と平行に移動できる
ように配備することにより、その都度一時停止すること
なく移動ステージの移動過程で飲料撹拌を行って販売時
間の短縮を図ることも可能である。 次に前記した移動ステージ12およびステージ移動機構
13についての具体的な実施例の構造を述べる。まず第2
図ないし第4図の実施例において、ステージ移動機構13
はそれぞれ直線移動型の横軸移動モジュール16と縦軸移
動モジュール17とを前後に並べて組合せたX−Y直角座
標形移動機構として成る。ここで各移動モジュール16,1
7はほぼ同じ構造体であり、それぞれスライドベース18,
スライダ19,スライダ19に結合してスライドベース18内
に張架した駆動搬送帯20,およびパルスモータ,可逆モ
ータ等を採用した駆動モータ21より構成されている。な
お22は搬送帯を張架するスプロケット、23はスライダ19
のガイドレール、24はガイドレール23に対向するスライ
ダ19のガイドローラである。 ここで横軸移動モジュール16はスライドベース18を左
右の向きにして機内後方位置に固定配置されている。一
方、縦軸移動モジュール17はそのスライドベース18を前
後方向に向け配置した上で、かつその後端が前記横軸移
動モジュール16に内蔵のスライダ19に連結結合されてい
る。さらに縦軸移動モジュール17の内蔵スライダ19には
連結片26を介してスライドベース18の上面側に移動ステ
ージ12が搭載支持されている。なお27は縦軸移動モジュ
ール17の先端に取付けた横行ローラである。これに対し
前記の移動ステージ12は、ベンドステージを兼用するも
のでその上面と前面を開放した篩体構造の枠体として成
り、その枠体の内部にカップ4を左右両側から挟持して
定位置に受容保持するカップホルダ11が装備されてい
る。またこの移動ステージ12に対向して商品取出口2に
設置されたステージカバー3は移動ステージ12の外形寸
法に対応してその上面および左右側面を覆うように構成
されている。なお図示例でのステージカバー3は移動ス
テージ12の上面および左右両側面の3面を覆う構造であ
って下面側が開放されているが、前記連結片26の形状を
変えて移動ステージ12を縦軸移動モジュール17の先端よ
りもさらに前方へ突出し移動できるようにして置けば、
移動モジュール17との干渉なしにステージカバー3を上
下,左右の4面を仕切る構造とすることができる。 かかる構成で横軸移動モジュール16と縦軸移動モジュ
ール17を左右,前後の方向に操作することにより、移動
ステージ12を矢印X,Yの直角座標系の上で任意な地点に
移動することが可能となる。したがって機内に配備する
カップ供給装置,各種原料供給装置,希釈用水供給装
置,飲料撹拌装置等の配置は従来のベルト搬送方式のよ
うに制約を受けることなく比較的自由にレイアウトする
ことが可能となり、かつこれら各種装置の間でカップ供
給装置から受容したカップを指定されたカップ搬送経路
に沿って搬送し、この搬送過程でカップ内で飲料を調合
した上で移動ステージ12とともに飲料入りカップ4を商
品取出口2に臨むステージカバー3内に搬入することが
できる。なお販売動作時間に余裕があれば、前記した横
軸移動モジュール16と縦軸移動モジュール17の駆動モー
タ21に対し、1基の駆動モータドライバをリレーの切換
えにより交互に各移動モジュールを運転制御することも
可能であり、これによりトータルコストの低減化が図れ
る。 しかもこの前記ステージ移動機構13は直線移動機構を
組合せたので、従来のベルト巡回方式に見られるような
カップ搬送工程のコーナー部で加わる急加速,急減速、
および振動等の不具合がなく、飲料入りカップをスムー
ズに商品取出口まで搬送することができる。また商品取
出口のステージカバー3に対して移動ステージ12を後方
から搬入することが可能であり、かつこの販売位置では
ステージカバー3と移動ステージ12とで商品取出口2と
機内との間が完全に遮断されるので商品取出口より機内
に手を差し入れることが不可能となり機内機器に対する
いたずらを確実に防止できるようになる。 次に第5図ないし第7図にステージ移動機構の別な実
施例を示す。この実施例ではステージ移動機構13が先記
した実施例の移動モジュールと同じ構造の可動式横軸移
動モジュール16と、該横軸移動モジュール16の左右両端
を担持して前後方向に平行移動操作する縦軸移動モジュ
ール17とを組合せた直角座標形移動機構として成り、か
つ移動ステージ12が横軸移動モジュール16のスライダ19
に連結片26を介して搭載装備されている。一方、縦軸移
動モジュール17は、前後方向に敷設した走行レール28
と、前記横軸移動モジュール16に連結してレール28の側
方に張架された駆動搬送帯29と、該搬送帯29の駆動モー
タ30とから成る。なお31はと前記レール28の上を走行す
る横軸移動モジュール16の車輪、32は搬送帯29のスプロ
ケットである。 かかる構成で横軸移動モジュール16と縦軸移動モジュ
ール17とを運転制御することにより、横軸移動モジュー
ル16のスライダ19に搭載した移動ステージ12を先の実施
例と同様にX−Y軸座標系で任意の位置に移動操作する
とができる。しかもこの実施例では先に述べた実施例と
比べてケーブル処理が簡単となる利点がある。 次に第8図,第9図によりさらに異なるステージ移動
機構の実施例を示す。この実施例は先に述べた各実施例
に比べて簡易な構造であり、機内には商品取出口2のス
テージカバー3の位置を終点としてL字形に走行レール
33が敷設されており、このレール33に沿って移動ステー
ジ12が移動操作するように構成されている。ここでステ
ージ移動機構13は左右方向のレールに沿いその側方でス
プロケット34の間に張架した横軸の駆動搬送帯35と、前
後方向のレールに沿ってその側方に張架した縦軸の駆動
搬送帯36と、各搬送帯35,36の駆動モータ37,38と、移動
ステージ12の側方に突設したフック39,40に対向して前
記各搬送帯35,36に設けた引っ掛け具41,42とから成る。
なお43は移動ステージ12のキャスタ、44はレール33に対
向するガイドローラである。 かかる構成で移動ステージ12は第8図の実線で示す位
置に待機している。ここで駆動モータ37により横軸の搬
送帯35を駆動することにより、移動ステージ12はフック
39,引っ掛け具41を介してレール33に沿って左右X軸方
向に移動し、その右端位置で停止する。この位置に到達
すると移動ステージ12のフック40が縦軸搬送帯36の引っ
掛け具42に係合するようになる。したがって駆動モータ
38で縦軸搬送帯36を駆動することにより移動ステージ12
は前後のY軸方向でレール33に沿って移動し、その終点
で商品取出口2のステージカバー3内に搬入されること
になる。なおカップ供給装置,各種原料供給装置,希釈
用水供給装置,飲料撹拌装置等はあらかじめ前記した移
動ステージ12の移送経路に沿ってその上方に分散配備さ
れている。 この実施例では先に述べた各実施例と比べて機内配備
の各種装置を移動ステージの移送経路上に並べて配置す
るレイアウトの制約があるが、ステージ移動機構13の駆
動モータ37,38はいずれも固定側配置となるのでケーブ
ル処理が簡単となる利点がある。 ところで上記した各実施例のステージ移動機構13に付
いては、第1図で述べたように移動ステージ12をカップ
供給,原料供給,希釈水,氷供給,飲料撹拌位置に対応
してその移送経路上に指定された各地点A〜Fで停止制
御する必要がある。しかもこの場合に販売飲料の種類に
よってカップ種類,およびカップ内に供給する原料の種
類が異なることから、移動ステージの移送途上における
中間停止位置も飲料の選択に対応してその都度指定され
たカップ供給装置,原料供給装置の供給位置で停止する
ように変更する必要がある。 次に第10図(a)〜(c)によりそれぞれ先述した各
ステージ移動機構の実施例に対応して定めたカップの搬
送経路の具体的なパターン例を示す。図中A1〜A3は異種
の原料供給位置、C1,C2は異種のカップ供給位置、Mは
希釈用水,氷の供給および飲料撹拌位置、Vは商品取出
口の販売位置を示すものであり、各位置の間を結ぶ線が
カップの搬送経路を示している。またここで第10図
(a),(b)では各種供給位置がX−Y座標系内に分
散して配備されており、販売飲料の選択に応じて指定さ
れたカップ,原料の供給を受けるようにカップの搬送経
路が選択される。なおこの場合に各種販売飲料のうち最
も販売頻度の高い種類の飲料に対応するカップ供給位置
C1および原料供給位置A1を商品取出口から見て近い位置
に設定し、C1地点からスタートしてC1−A1−M−Vに至
る最短距離を経由してカップを搬送すれば販売時間が短
縮して客の待ち時間を短くし、サービス性の向上を図る
ことができる。また(a)図と(b)図との相違は飲料
撹拌位置Mと販売位置Vとが異なるもので、機内におけ
る各種機器のレイアウトとの関連で選択される。一方、
(c)は第8図,第9図の実施例に対応するカップ搬送
経路を示す。なおカップ供給位置C1,C2と原料供給位置A
1〜A3の配列は図示例に限定されることなく変更が可能
である。 一方、前記したカップ搬送経路に沿って移動ステージ
を移動するステージ移動機構の運転制御は、ステージ移
動機構の駆動モータを運転制御部からの指令でプログラ
ム制御し、指定された経路に沿って移動ステージを所定
の地点で一時停止させることにより実施されるが、この
場合に移動ステージ停止時の慣性力を抑えて所定の位置
に正しく位置決めして停止させるには駆動モータのドラ
イバ,位置検知センサの高性能化に加えて指定された停
止位置で選択的に働く移動ステージの機械的なストッパ
機構が必要となる。 次に販売飲料の種類に対応して移動ステージを所定の
停止位置に停止させるストッパ機構に付いての実施例を
第11図に示す。第11図は先に述べた直線移動モジュール
を対象とした実施例であり、移動ステージ12の移動経路
途上における指定されたカップ供給,原料供給位置等に
はそれぞれ移動モジュールのスライダ19に対向して制御
指令により動作位置と不動作位置との間で出入操作され
るストッパ機構45が設置されている。このストッパ機構
45はロータリソレノイド46に回転レバー式のストッパ片
47を取付けて成るものであり、常時はストッパ片47を点
線で示す不動作位置に後退待機させて置き、動作信号が
与えられるとソレノイド46の動作によりストッパ片47が
実線位置に突出し、この位置に移動してきた移動ステー
ジ12を位置決め停止させる。なおこのストッパ機構はロ
ータリソレノイド方式に限られるものではなく、往復動
式ソレノイドでもよく、かつその駆動方式は電気式の他
に空気,油圧駆動も採用も可能である。またストッパ片
47は例えばゴム等の弾性体で作り、移動ステージ12の移
動慣性を緩衝吸収するようにするのがよい。またストッ
パ片に別なダンパ機構を備えることもできる。なお図中
48は移動モジュールのスライドベースの両端に設置した
移動ステージ12の停止ストッパである。 また先述した飲料販売動作で移動ステージが商品取出
口の販売位置に到達した状態では、商品取出口と機内と
の間がステージカバーおよび移動ステージにより遮断さ
れていたずらを防止できる旨を説明したが、この場合に
いたずら防止機能をより確実にするには、商品取出口に
手を差し入れて移動ステージを押しても移動ステージが
動かないようにその位置に拘束鎖錠して置くことが望ま
しく、次にこのための移動ステージ鎖錠機構の実施例を
第12図に示す。図は縦軸移動モジュール17とともに移動
ステージ12が商品取出口へ移動して来てステージカバー
3内に搬入されている販売位置の状態を示している。図
において49が鎖錠機構であり、該鎖錠機構49は移動モジ
ュール17のスライダ19の後端に対向する鎖錠レバー50
と、該鎖錠レバー50と商品取出口に装備した商品取出扉
15との間にプーリ51を経て引回し張架されたワイヤ52
と、鎖錠レバー50を後退位置に付勢するばね53とから構
成されている。なお54は商品取出扉15を閉位置に戻す復
帰ばねである。 かかる構成により、移動ステージ12が飲料入りカップ
を乗せて商品取出口に到達し、ここで客が商品取出扉15
を手動で開放すると、この扉開放動作に連動してワイヤ
52が引っ張られ、鎖錠レバー50がスライダ19の後端に係
止される。したがって移動ステージ12はその位置に拘束
鎖錠されることになり、扉15の開放状態で仮に前方から
移動ステージ12を押しても移動ステージは動かず、これ
によりステージカバー3と共同して機内側へのいたずら
をより確実に防止できる。なお上記した鎖錠機構は一例
を示したものであり、例えば商品取出扉15の開放を電気
的に検知し、ソレノイド操作により鎖錠レバーを動作さ
せるように構成することもできる。 前記第12図は販売位置でのいたずら防止策を示したも
のであるが、次に第13図(a),(b)により販売位置
以外での状態における商品取出口のいたずら防止構造の
実施例を示す。すなわちこの実施例では、商品取出口2
に設置したステージカバー3の後端側には、常時は後端
開口部を閉塞する観音開き式のシャッタ機構55を装備し
ている。該シャッタ機構55はステージカバー3の後端部
にヒンジ結合された左右2枚の扉板56,57と、扉板56と5
7が閉じた状態で後方に開くのを阻止するストッパ58
と、扉板を常時閉じる方向に付勢するばね59とから成
る。 かかる構成で移動ステージ12がステージカバー3内に
搬入されてない状態では(a)図に示すようにシャッタ
55が閉じており、したがって商品取出扉15を開放しても
機内側に手を差し入れることができない。一方、(b)
図のように移動ステージ12が後方よりステージカバー3
内に進入して販売位置に到達すると、移動ステージ12自
身が前記シャッタ55を押し開く。また移動ステージ12が
販売位置から後方へ後退移動すると、シャッタ55は再び
ばね付勢により閉じる。これにより販売待機状態等で商
品取出口2から機内に手を差し入れるいたずらを確実に
防止できる。なお前記シャッタに対して別な鎖錠機構を
備え、移動ステージの搬入時にのみこれを検知して鎖錠
を解くように構成することもできる。
本構成図、第2図〜第4図,第5図〜第7図,第8図お
よび第9図はそれぞれ第1図におけるステージ移動機構
の具体的な実施例の構成図、第10図(a)〜(c)はそ
れぞれ異なるカップ搬送経路のパターンを表した説明
図、第11図ないし第13図は前記以外の各種機構の構造を
示す実施例の構成図である。 まず第1図において、1は自動販売機のキャビネッ
ト、2はその前面に開口する商品取出口、3は商品取出
口2より機内側に突出して固定設置した後述する移動ス
テージのステージカバーであり、機内には多数のカップ
4を収納したカップ供給装置5,種類別に原料を収容した
複数基の原料供給装置6,希釈用水供給装置としての冷水
タンク7および温水タンク8,飲料撹拌装置9,製氷機10等
が分散して配置されている。さらに前記各種装置に対向
してその下方にはカップ4を受容保持するカップホルダ
11付きの移動ステージ12と、該移動ステージ12を指定さ
れたカップ搬送経路に沿って移動操作するステージ移動
機構13が設置されている。なお14は運転制御部であり、
前記各種装置,ステージ移動機構13は運転制御部14から
の指令に基づいて制御される。 かかる構成で販売指令が与えられると、運転制御部14
からの指令によりまず移動ステージ12は待機地点Aでカ
ップ供給装置5から落下搬出されたカップ4をカップホ
ルダ11で受容保持し、ここからステージ移動機構13によ
り各原料供給装置6の原料搬出端に対応する位置B,C,D
を経由して矢印P方向へ移動ステージ12を移動操作し、
この移送途上で指定された位置に一時停止して原料が原
料供給装置6より直接カップ4内に投下供給される。続
いて移動ステージ12がその移送途上のE地点に到達する
と、ここでカップへの希釈用水,氷の供給および飲料撹
拌を行って飲料を調合し、最後に飲料入りカップ4とと
もに移動ステージ12を商品取出口2に臨むステージカバ
ー3内に搬入する。ここで客が商品取出口2に装備の商
品取出扉15を開放して飲料入りカップ4を取り出すと、
移動ステージ12は商品取出口から後退して再び販売待機
位置に戻る。なお図示例ではE地点で希釈用水,氷の供
給と飲料撹拌とを同時に行うように設定しているが、こ
れは必ずしも同じ位置で行う必要はなく、飲料撹拌位置
を希釈用水供給位置の後段に設定することもできる。さ
らに飲料撹拌装置を移動ステージ12と平行に移動できる
ように配備することにより、その都度一時停止すること
なく移動ステージの移動過程で飲料撹拌を行って販売時
間の短縮を図ることも可能である。 次に前記した移動ステージ12およびステージ移動機構
13についての具体的な実施例の構造を述べる。まず第2
図ないし第4図の実施例において、ステージ移動機構13
はそれぞれ直線移動型の横軸移動モジュール16と縦軸移
動モジュール17とを前後に並べて組合せたX−Y直角座
標形移動機構として成る。ここで各移動モジュール16,1
7はほぼ同じ構造体であり、それぞれスライドベース18,
スライダ19,スライダ19に結合してスライドベース18内
に張架した駆動搬送帯20,およびパルスモータ,可逆モ
ータ等を採用した駆動モータ21より構成されている。な
お22は搬送帯を張架するスプロケット、23はスライダ19
のガイドレール、24はガイドレール23に対向するスライ
ダ19のガイドローラである。 ここで横軸移動モジュール16はスライドベース18を左
右の向きにして機内後方位置に固定配置されている。一
方、縦軸移動モジュール17はそのスライドベース18を前
後方向に向け配置した上で、かつその後端が前記横軸移
動モジュール16に内蔵のスライダ19に連結結合されてい
る。さらに縦軸移動モジュール17の内蔵スライダ19には
連結片26を介してスライドベース18の上面側に移動ステ
ージ12が搭載支持されている。なお27は縦軸移動モジュ
ール17の先端に取付けた横行ローラである。これに対し
前記の移動ステージ12は、ベンドステージを兼用するも
のでその上面と前面を開放した篩体構造の枠体として成
り、その枠体の内部にカップ4を左右両側から挟持して
定位置に受容保持するカップホルダ11が装備されてい
る。またこの移動ステージ12に対向して商品取出口2に
設置されたステージカバー3は移動ステージ12の外形寸
法に対応してその上面および左右側面を覆うように構成
されている。なお図示例でのステージカバー3は移動ス
テージ12の上面および左右両側面の3面を覆う構造であ
って下面側が開放されているが、前記連結片26の形状を
変えて移動ステージ12を縦軸移動モジュール17の先端よ
りもさらに前方へ突出し移動できるようにして置けば、
移動モジュール17との干渉なしにステージカバー3を上
下,左右の4面を仕切る構造とすることができる。 かかる構成で横軸移動モジュール16と縦軸移動モジュ
ール17を左右,前後の方向に操作することにより、移動
ステージ12を矢印X,Yの直角座標系の上で任意な地点に
移動することが可能となる。したがって機内に配備する
カップ供給装置,各種原料供給装置,希釈用水供給装
置,飲料撹拌装置等の配置は従来のベルト搬送方式のよ
うに制約を受けることなく比較的自由にレイアウトする
ことが可能となり、かつこれら各種装置の間でカップ供
給装置から受容したカップを指定されたカップ搬送経路
に沿って搬送し、この搬送過程でカップ内で飲料を調合
した上で移動ステージ12とともに飲料入りカップ4を商
品取出口2に臨むステージカバー3内に搬入することが
できる。なお販売動作時間に余裕があれば、前記した横
軸移動モジュール16と縦軸移動モジュール17の駆動モー
タ21に対し、1基の駆動モータドライバをリレーの切換
えにより交互に各移動モジュールを運転制御することも
可能であり、これによりトータルコストの低減化が図れ
る。 しかもこの前記ステージ移動機構13は直線移動機構を
組合せたので、従来のベルト巡回方式に見られるような
カップ搬送工程のコーナー部で加わる急加速,急減速、
および振動等の不具合がなく、飲料入りカップをスムー
ズに商品取出口まで搬送することができる。また商品取
出口のステージカバー3に対して移動ステージ12を後方
から搬入することが可能であり、かつこの販売位置では
ステージカバー3と移動ステージ12とで商品取出口2と
機内との間が完全に遮断されるので商品取出口より機内
に手を差し入れることが不可能となり機内機器に対する
いたずらを確実に防止できるようになる。 次に第5図ないし第7図にステージ移動機構の別な実
施例を示す。この実施例ではステージ移動機構13が先記
した実施例の移動モジュールと同じ構造の可動式横軸移
動モジュール16と、該横軸移動モジュール16の左右両端
を担持して前後方向に平行移動操作する縦軸移動モジュ
ール17とを組合せた直角座標形移動機構として成り、か
つ移動ステージ12が横軸移動モジュール16のスライダ19
に連結片26を介して搭載装備されている。一方、縦軸移
動モジュール17は、前後方向に敷設した走行レール28
と、前記横軸移動モジュール16に連結してレール28の側
方に張架された駆動搬送帯29と、該搬送帯29の駆動モー
タ30とから成る。なお31はと前記レール28の上を走行す
る横軸移動モジュール16の車輪、32は搬送帯29のスプロ
ケットである。 かかる構成で横軸移動モジュール16と縦軸移動モジュ
ール17とを運転制御することにより、横軸移動モジュー
ル16のスライダ19に搭載した移動ステージ12を先の実施
例と同様にX−Y軸座標系で任意の位置に移動操作する
とができる。しかもこの実施例では先に述べた実施例と
比べてケーブル処理が簡単となる利点がある。 次に第8図,第9図によりさらに異なるステージ移動
機構の実施例を示す。この実施例は先に述べた各実施例
に比べて簡易な構造であり、機内には商品取出口2のス
テージカバー3の位置を終点としてL字形に走行レール
33が敷設されており、このレール33に沿って移動ステー
ジ12が移動操作するように構成されている。ここでステ
ージ移動機構13は左右方向のレールに沿いその側方でス
プロケット34の間に張架した横軸の駆動搬送帯35と、前
後方向のレールに沿ってその側方に張架した縦軸の駆動
搬送帯36と、各搬送帯35,36の駆動モータ37,38と、移動
ステージ12の側方に突設したフック39,40に対向して前
記各搬送帯35,36に設けた引っ掛け具41,42とから成る。
なお43は移動ステージ12のキャスタ、44はレール33に対
向するガイドローラである。 かかる構成で移動ステージ12は第8図の実線で示す位
置に待機している。ここで駆動モータ37により横軸の搬
送帯35を駆動することにより、移動ステージ12はフック
39,引っ掛け具41を介してレール33に沿って左右X軸方
向に移動し、その右端位置で停止する。この位置に到達
すると移動ステージ12のフック40が縦軸搬送帯36の引っ
掛け具42に係合するようになる。したがって駆動モータ
38で縦軸搬送帯36を駆動することにより移動ステージ12
は前後のY軸方向でレール33に沿って移動し、その終点
で商品取出口2のステージカバー3内に搬入されること
になる。なおカップ供給装置,各種原料供給装置,希釈
用水供給装置,飲料撹拌装置等はあらかじめ前記した移
動ステージ12の移送経路に沿ってその上方に分散配備さ
れている。 この実施例では先に述べた各実施例と比べて機内配備
の各種装置を移動ステージの移送経路上に並べて配置す
るレイアウトの制約があるが、ステージ移動機構13の駆
動モータ37,38はいずれも固定側配置となるのでケーブ
ル処理が簡単となる利点がある。 ところで上記した各実施例のステージ移動機構13に付
いては、第1図で述べたように移動ステージ12をカップ
供給,原料供給,希釈水,氷供給,飲料撹拌位置に対応
してその移送経路上に指定された各地点A〜Fで停止制
御する必要がある。しかもこの場合に販売飲料の種類に
よってカップ種類,およびカップ内に供給する原料の種
類が異なることから、移動ステージの移送途上における
中間停止位置も飲料の選択に対応してその都度指定され
たカップ供給装置,原料供給装置の供給位置で停止する
ように変更する必要がある。 次に第10図(a)〜(c)によりそれぞれ先述した各
ステージ移動機構の実施例に対応して定めたカップの搬
送経路の具体的なパターン例を示す。図中A1〜A3は異種
の原料供給位置、C1,C2は異種のカップ供給位置、Mは
希釈用水,氷の供給および飲料撹拌位置、Vは商品取出
口の販売位置を示すものであり、各位置の間を結ぶ線が
カップの搬送経路を示している。またここで第10図
(a),(b)では各種供給位置がX−Y座標系内に分
散して配備されており、販売飲料の選択に応じて指定さ
れたカップ,原料の供給を受けるようにカップの搬送経
路が選択される。なおこの場合に各種販売飲料のうち最
も販売頻度の高い種類の飲料に対応するカップ供給位置
C1および原料供給位置A1を商品取出口から見て近い位置
に設定し、C1地点からスタートしてC1−A1−M−Vに至
る最短距離を経由してカップを搬送すれば販売時間が短
縮して客の待ち時間を短くし、サービス性の向上を図る
ことができる。また(a)図と(b)図との相違は飲料
撹拌位置Mと販売位置Vとが異なるもので、機内におけ
る各種機器のレイアウトとの関連で選択される。一方、
(c)は第8図,第9図の実施例に対応するカップ搬送
経路を示す。なおカップ供給位置C1,C2と原料供給位置A
1〜A3の配列は図示例に限定されることなく変更が可能
である。 一方、前記したカップ搬送経路に沿って移動ステージ
を移動するステージ移動機構の運転制御は、ステージ移
動機構の駆動モータを運転制御部からの指令でプログラ
ム制御し、指定された経路に沿って移動ステージを所定
の地点で一時停止させることにより実施されるが、この
場合に移動ステージ停止時の慣性力を抑えて所定の位置
に正しく位置決めして停止させるには駆動モータのドラ
イバ,位置検知センサの高性能化に加えて指定された停
止位置で選択的に働く移動ステージの機械的なストッパ
機構が必要となる。 次に販売飲料の種類に対応して移動ステージを所定の
停止位置に停止させるストッパ機構に付いての実施例を
第11図に示す。第11図は先に述べた直線移動モジュール
を対象とした実施例であり、移動ステージ12の移動経路
途上における指定されたカップ供給,原料供給位置等に
はそれぞれ移動モジュールのスライダ19に対向して制御
指令により動作位置と不動作位置との間で出入操作され
るストッパ機構45が設置されている。このストッパ機構
45はロータリソレノイド46に回転レバー式のストッパ片
47を取付けて成るものであり、常時はストッパ片47を点
線で示す不動作位置に後退待機させて置き、動作信号が
与えられるとソレノイド46の動作によりストッパ片47が
実線位置に突出し、この位置に移動してきた移動ステー
ジ12を位置決め停止させる。なおこのストッパ機構はロ
ータリソレノイド方式に限られるものではなく、往復動
式ソレノイドでもよく、かつその駆動方式は電気式の他
に空気,油圧駆動も採用も可能である。またストッパ片
47は例えばゴム等の弾性体で作り、移動ステージ12の移
動慣性を緩衝吸収するようにするのがよい。またストッ
パ片に別なダンパ機構を備えることもできる。なお図中
48は移動モジュールのスライドベースの両端に設置した
移動ステージ12の停止ストッパである。 また先述した飲料販売動作で移動ステージが商品取出
口の販売位置に到達した状態では、商品取出口と機内と
の間がステージカバーおよび移動ステージにより遮断さ
れていたずらを防止できる旨を説明したが、この場合に
いたずら防止機能をより確実にするには、商品取出口に
手を差し入れて移動ステージを押しても移動ステージが
動かないようにその位置に拘束鎖錠して置くことが望ま
しく、次にこのための移動ステージ鎖錠機構の実施例を
第12図に示す。図は縦軸移動モジュール17とともに移動
ステージ12が商品取出口へ移動して来てステージカバー
3内に搬入されている販売位置の状態を示している。図
において49が鎖錠機構であり、該鎖錠機構49は移動モジ
ュール17のスライダ19の後端に対向する鎖錠レバー50
と、該鎖錠レバー50と商品取出口に装備した商品取出扉
15との間にプーリ51を経て引回し張架されたワイヤ52
と、鎖錠レバー50を後退位置に付勢するばね53とから構
成されている。なお54は商品取出扉15を閉位置に戻す復
帰ばねである。 かかる構成により、移動ステージ12が飲料入りカップ
を乗せて商品取出口に到達し、ここで客が商品取出扉15
を手動で開放すると、この扉開放動作に連動してワイヤ
52が引っ張られ、鎖錠レバー50がスライダ19の後端に係
止される。したがって移動ステージ12はその位置に拘束
鎖錠されることになり、扉15の開放状態で仮に前方から
移動ステージ12を押しても移動ステージは動かず、これ
によりステージカバー3と共同して機内側へのいたずら
をより確実に防止できる。なお上記した鎖錠機構は一例
を示したものであり、例えば商品取出扉15の開放を電気
的に検知し、ソレノイド操作により鎖錠レバーを動作さ
せるように構成することもできる。 前記第12図は販売位置でのいたずら防止策を示したも
のであるが、次に第13図(a),(b)により販売位置
以外での状態における商品取出口のいたずら防止構造の
実施例を示す。すなわちこの実施例では、商品取出口2
に設置したステージカバー3の後端側には、常時は後端
開口部を閉塞する観音開き式のシャッタ機構55を装備し
ている。該シャッタ機構55はステージカバー3の後端部
にヒンジ結合された左右2枚の扉板56,57と、扉板56と5
7が閉じた状態で後方に開くのを阻止するストッパ58
と、扉板を常時閉じる方向に付勢するばね59とから成
る。 かかる構成で移動ステージ12がステージカバー3内に
搬入されてない状態では(a)図に示すようにシャッタ
55が閉じており、したがって商品取出扉15を開放しても
機内側に手を差し入れることができない。一方、(b)
図のように移動ステージ12が後方よりステージカバー3
内に進入して販売位置に到達すると、移動ステージ12自
身が前記シャッタ55を押し開く。また移動ステージ12が
販売位置から後方へ後退移動すると、シャッタ55は再び
ばね付勢により閉じる。これにより販売待機状態等で商
品取出口2から機内に手を差し入れるいたずらを確実に
防止できる。なお前記シャッタに対して別な鎖錠機構を
備え、移動ステージの搬入時にのみこれを検知して鎖錠
を解くように構成することもできる。
以上述べたようにこの発明によれば、カップ機構から
搬出されたカップを受容保持するカップホルダ付きの移
動ステージと、該移動ステージを前記搬送経路に沿って
移動する直線移動モジュールの組合せから成るステージ
移動機構と、および商品取出口の機内側に設置したステ
ージカバーとを具備し、販売指令により前記移動ステー
ジを指定された搬送経路に沿って搬送し、かつこの搬送
途上で移動ステージ上に受容保持したカップ内で飲料を
調合した後に、飲料入りカップとともに移動ステージを
商品取出口に臨むステージカバー内へ搬入するように構
成したことにより、 (1)原料供給,飲料撹拌等の飲料調合操作をカップ内
で直接行うのでミキシングボゥルを採用して飲料の調合
を行う在来機と比べて衛生面の向上が図れる。 (2)カップの搬送を移動ステージとともに直線移動モ
ジュールの組合せからなるステージ移動機構により商品
取出口まで搬送することにより、ベルト搬送によるカッ
プ搬送方式のものと比べて急加速,急減速,ベルト振動
等による悪影響がないので、飲料をこぼすことなくカッ
プを円滑に商品取出口まで送出することができる。 (3)横軸移動モジュールと縦軸移動モジュールとの組
合せで直角座標形移動機構が容易に構成でき、これによ
りカップ供給装置,各種原料供給装置,希釈用水,氷供
給装置,飲料撹拌装置等の各種機器に対する機内配置の
レイアウトの制約をなくし、各種機器の設置位置をメイ
ンテナンス性を優先にして最適位置に設定することが可
能となる。 (4)直線移動モジュールで移動操作される移動ステー
ジと、商品取出口に設けて移動ステージを一方向から受
け入れるステージカバーとの組合せにより、販売位置で
商品取出口の背後を閉塞して機内との間を完全に遮断す
ることができ、これにより商品取出口からのいたずらを
確実に防止することができる。 等の実用的な効果を奏することができる。
搬出されたカップを受容保持するカップホルダ付きの移
動ステージと、該移動ステージを前記搬送経路に沿って
移動する直線移動モジュールの組合せから成るステージ
移動機構と、および商品取出口の機内側に設置したステ
ージカバーとを具備し、販売指令により前記移動ステー
ジを指定された搬送経路に沿って搬送し、かつこの搬送
途上で移動ステージ上に受容保持したカップ内で飲料を
調合した後に、飲料入りカップとともに移動ステージを
商品取出口に臨むステージカバー内へ搬入するように構
成したことにより、 (1)原料供給,飲料撹拌等の飲料調合操作をカップ内
で直接行うのでミキシングボゥルを採用して飲料の調合
を行う在来機と比べて衛生面の向上が図れる。 (2)カップの搬送を移動ステージとともに直線移動モ
ジュールの組合せからなるステージ移動機構により商品
取出口まで搬送することにより、ベルト搬送によるカッ
プ搬送方式のものと比べて急加速,急減速,ベルト振動
等による悪影響がないので、飲料をこぼすことなくカッ
プを円滑に商品取出口まで送出することができる。 (3)横軸移動モジュールと縦軸移動モジュールとの組
合せで直角座標形移動機構が容易に構成でき、これによ
りカップ供給装置,各種原料供給装置,希釈用水,氷供
給装置,飲料撹拌装置等の各種機器に対する機内配置の
レイアウトの制約をなくし、各種機器の設置位置をメイ
ンテナンス性を優先にして最適位置に設定することが可
能となる。 (4)直線移動モジュールで移動操作される移動ステー
ジと、商品取出口に設けて移動ステージを一方向から受
け入れるステージカバーとの組合せにより、販売位置で
商品取出口の背後を閉塞して機内との間を完全に遮断す
ることができ、これにより商品取出口からのいたずらを
確実に防止することができる。 等の実用的な効果を奏することができる。
第1図はこの発明の実施例の基本的な構成図、第2図は
第1図におけるステージ移動機構の具体的な実施例の構
造を示す横断平面図、第3図および第4図はそれぞれ第
2図における矢視III−III,IV−IV断面図、第5図は第
2図と異なるステージ移動機構の実施例の構造を示す横
断平面図、第6図,第7図はそれぞれ第5図の正面図お
よび側面図、第8図,第9図はさらに異なるステージ移
動機構の実施例の平面図および正面図、第10図(a)〜
(c)は前記各実施例に対応するカップ搬送経路のパタ
ーンを表す説明図、第11図は移動ステージのストッパ機
構図、第12図は商品取出口における移動ステージの鎖錠
機構図、第13図(a),(b)はそれぞれ異なる動作位
置を示すステージカバーのシャッタ機構図である。各図
において、 1:自動販売機のキャビネット、2:商品取出口、3:ステー
ジカバー、4:カップ、5:カップ供給装置、6:原料供給装
置、7,8:希釈用冷水,湯水供給装置、9:製氷機、10:飲
料撹拌装置、11:カップホルダ、12:移動ステージ、13:
ステージ移動機構、15:商品取出扉、16:横軸移動モジュ
ール、17:縦軸移動モジュール、33:L字形レール、45:ス
トッパ機構、49:移動ステージの鎖錠機構、55:シャッタ
機構。
第1図におけるステージ移動機構の具体的な実施例の構
造を示す横断平面図、第3図および第4図はそれぞれ第
2図における矢視III−III,IV−IV断面図、第5図は第
2図と異なるステージ移動機構の実施例の構造を示す横
断平面図、第6図,第7図はそれぞれ第5図の正面図お
よび側面図、第8図,第9図はさらに異なるステージ移
動機構の実施例の平面図および正面図、第10図(a)〜
(c)は前記各実施例に対応するカップ搬送経路のパタ
ーンを表す説明図、第11図は移動ステージのストッパ機
構図、第12図は商品取出口における移動ステージの鎖錠
機構図、第13図(a),(b)はそれぞれ異なる動作位
置を示すステージカバーのシャッタ機構図である。各図
において、 1:自動販売機のキャビネット、2:商品取出口、3:ステー
ジカバー、4:カップ、5:カップ供給装置、6:原料供給装
置、7,8:希釈用冷水,湯水供給装置、9:製氷機、10:飲
料撹拌装置、11:カップホルダ、12:移動ステージ、13:
ステージ移動機構、15:商品取出扉、16:横軸移動モジュ
ール、17:縦軸移動モジュール、33:L字形レール、45:ス
トッパ機構、49:移動ステージの鎖錠機構、55:シャッタ
機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−54696(JP,A) 特開 昭54−133200(JP,A) 特開 昭54−97099(JP,A) 実開 昭62−100591(JP,U) 実開 昭62−100588(JP,U) 実開 昭60−71988(JP,U) 実開 昭59−96687(JP,U) 特公 平6−93279(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】カップ供給装置から供給されたカップを受
容保持するカップホルダ付き移動ステージと、この移動
ステージを搬送経路に沿って移動するステージ移動機構
と、前記移動ステージの搬送経路途上において前記カッ
プ供給装置の後段に配置され各種原料を前記移動ステー
ジのカップに供給可能である各種原料供給装置と、前記
移動ステージの搬送経路途上において前記各種原料供給
装置の後段に配置され希釈用水を前記移動ステージのカ
ップに供給可能である希釈用水供給装置と、前記移動ス
テージの搬送経路途上において各種原料および希釈用水
に対して共通的に設けられてカップ内の飲料撹拌を行う
飲料撹拌装置と、商品取出口に搬入されたカップの周囲
を覆うカバーとを備え、販売指令により前記移動ステー
ジを前記搬送経路に沿って搬送し、この搬送途上で移動
ステージ上に受容保持したカップ内に選択された原料お
よび希釈用水を供給して前記各種原料および希釈用水に
対して共通的に設けられた飲料撹拌装置により撹拌して
飲料を調合した後、飲料入りカップを商品取出口に搬入
して商品取出口から取出可能にしたことを特徴とするカ
ップ式飲料自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61121472A JP2501794B2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 | カツプ式飲料自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61121472A JP2501794B2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 | カツプ式飲料自動販売機 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30047794A Division JP2650116B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | カップ式飲料自動販売機 |
JP6300476A Division JP2555995B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | カップ式飲料自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62278695A JPS62278695A (ja) | 1987-12-03 |
JP2501794B2 true JP2501794B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=14811997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61121472A Expired - Lifetime JP2501794B2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 | カツプ式飲料自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501794B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62100591U (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-26 |
-
1986
- 1986-05-27 JP JP61121472A patent/JP2501794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62278695A (ja) | 1987-12-03 |
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