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JPH063467U - 超音波霧化装置 - Google Patents

超音波霧化装置

Info

Publication number
JPH063467U
JPH063467U JP4983792U JP4983792U JPH063467U JP H063467 U JPH063467 U JP H063467U JP 4983792 U JP4983792 U JP 4983792U JP 4983792 U JP4983792 U JP 4983792U JP H063467 U JPH063467 U JP H063467U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
ultrasonic
fan
droplets
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4983792U
Other languages
English (en)
Inventor
正典 佐藤
和政 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Honda Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Electronics Co Ltd filed Critical Honda Electronics Co Ltd
Priority to JP4983792U priority Critical patent/JPH063467U/ja
Publication of JPH063467U publication Critical patent/JPH063467U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、粒の大きい液滴を除去し、細かい
粒の液滴のみを噴出するようにした超音波霧化装置を提
供するものである。 【構成】 液体槽1の上部のケース13に支持部14で
モータ15を支持し、モータ15にフアン16が固着さ
れ、このフアン16は超音波振動子2で発生する超音波
によって形成される液体柱11の上部に設けられ、さら
に、液体面より上部に空気取り入れ口12を設けられて
いる。この超音波霧化装置では、超音波振動子2から発
生した超音波による液体柱11からちぎられた液滴はフ
アン16の回転で空気取り入れ口12から挿入された空
気とともにフアン16の周囲に送られると、フアン18
の周囲を旋回することにより、液滴の大きなものが除去
され、細かい液滴のみがケース13の噴出口13aから
噴出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粒の大きい液滴を除去し、細かい液滴のみを噴出するようにした超 音波霧化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の霧超音波霧化装置として、図3に示すように、液体槽1の下部 に超音波振動子2が装着され、この超音波振動子2に発振回路3が接続され、液 体槽1に液体供給装置4が接続され、液体槽1の液体5の面より上部に送風装置 7が接続される送風口6が設けられ、さらに、液体槽1の上部のケース8に噴出 口9が設けられ、又、液体槽1にレベル計10が装着された超音波霧化装置が提 案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような超音波霧化装置では、液体槽1に液体供給装置4より液 体5が供給されると、超音波振動子2から発生した超音波により液体柱11が形 成され、この液体柱11からちぎれた液体が霧状に小さな液滴になってケース8 内に発生し、この霧化された液体は送風装置7から送られた空気により強制的に ケース8の噴出口9から噴出される。
【0004】 しかしながら、この超音波霧化装置では、ケース8内に発生した液滴は小さな 液滴ばかりでなく、大きい粒の液滴も含まれており、これらの液滴が共に送風装 置7からの空気で強制的に噴出されるため、小さな液滴は噴出されると空気に混 入されるが、大きな粒の液滴は噴出されるとすぐに周囲のものに付着して液体と なるので、周囲が液体でべたべたに濡れてしまうという問題があつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液体槽に一定のレベルになるように液体供給装置から液体を供給し 、該液体槽に超音波振動子を装着して、発振回路より発信信号を印加し、前記超 音波振動子より超音波を発生して前記液体を霧化するようにした超音波霧化装置 において、前記液体面より上部に形成した空気取り入れ口と、前記超音波振動子 より発生した超音波によって液体柱が発生する上部に装着されたモータによって 回転されるフアンと、前記ケースの上部に形成された噴出口とからなるものであ る。
【0006】
【作用】
本考案では、超音波振動子から発生した超音波によって形成される液体柱の上 部でフアンが回転することにより、液体柱からちぎれた液滴は送風口より入り込 んだ空気によって、上昇され、フアンの周囲に送られる。
【0007】 そして、フアンの回転により周囲の空気及び液滴が螺旋状に旋回すると、フア ンの周囲に送られた液滴のうちで比較的粒の大きい液滴はフアンの回転でケース の内側に当たって液体となって液体槽に戻り、小さい液滴のみがケースの噴出口 から噴出される。
【0008】 このように、ケースの液体噴出口から微細な液滴しか噴出されないので、周囲 が液滴で濡れることがない。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の実施例の超音波霧化装置の断面図で、1は液体槽、2は超音 波振動子、3は発振回路、4は液体供給装置、5は液体、10はレベル計、11 は液体柱であり、これらの構成は上記従来例と同じ構成であるので、説明は省略 するが、本実施例では、液体槽1の液体面の上部に空気取り入れ口12が設けら れ、さらに、液体槽1から発生する液体柱11の上部のケース13に支持部14 によってモータ15が支持され、このモータ15の回転軸にフアン16が固着さ れ、さらに、モータ15の上部でケース13が曲がって噴出口13aが設けられ ている。
【0010】 このように構成された本実施例では、液体槽1に液体供給装置4から液体5が 供給され、超音波振動子2に発振回路3から発振信号が出力されると、液体柱1 1が発生し、液滴が液体柱11よりちぎれるが、フアン16がモータ15で回転 されることによって空気が空気取り入れ口12から送られると、液体柱11の周 囲に漂っている小さな液滴及び大きな液滴がフアン16の周囲に送られる。
【0011】 ここで、フアン16が回転することによって、送られたきた空気が旋回するこ とにより、大きな液滴はケース13に当たって液体となり、ケース13の壁を伝 わって液体槽1に戻され、細かい液滴のみが噴出口13aから噴出される。
【0012】 本実施例では、このようにフアン16によって空気を旋回することにより、大 きな液滴が除去されるので、細かい液滴のみがケース13の噴出口13aから噴 出され、従って、液滴により周囲が濡れないという利点がある。
【0013】 図2は、本考案の他の実施例の超音波霧化装置の断面図で、1は液体槽、2は 超音波振動子、3は発振回路、4は液体供給装置、5は液体、10はレベル計、 11は液体柱、12は空気取り入れ口13はケース、14は支持部、15はモー タ、16はフアンであり、これらの構成は上記実施例と同じ構成であるので、説 明は省略するが、本実施例では、液体槽1から上部に発生する液体柱11の上部 に頂部が閉じたキャップ17が装着され、さらに、キャップ17の周囲とケース 13の間に通風路18が形成されている。
【0014】 このように構成された本実施例では、液体槽1に液体供給装置4から液体5が 供給され、超音波振動子2に発振回路3から発振信号が出力されると、液体柱1 1が発生し、液滴が液体柱11よりちぎれるが、液体柱11の上部にキャップ1 7が設けられているため、液滴の大きな粒はキャップ17に当たって液体となり 、液体槽1に戻される。
【0015】 そして、フアン16がモータ15で回転されることによって空気が空気取り入 れ口12から送られると、液体柱11の周囲に漂っている小さな液滴のみがケー ス13とキャップ17の間の通風路18からフアン16の周囲に送られる。
【0016】 ここで、フアン16が回転していることによって、送られたきた空気が旋回す るので、さらに小さな液滴の中でも大きな液滴はケース13に当たって液体とな り、ケース13の壁を伝わって液体槽1に戻され、細かい液滴のみが噴出口13 aから噴出される。
【0017】 本実施例では、このようにキャップ17で大きな液滴が除去され、さらにフア ン16によって空気を旋回することにより、小さな液滴の中の比較的大きな液滴 が除去されるので、細かい液滴のみがケース13の噴出口13aから噴出され、 従って、液滴により周囲が濡れないという利点がある。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の超音波霧化装置では、超音波によって発生する 液体柱の上部のフアンで空気を旋回させることにより、小さな液滴の内で比較的 大きな液滴を除去し、細かい液滴のみをケースの噴出口から噴出させるので、周 囲が液体で濡れることがなく、細かい液体が空気中に混入されるという利点があ り、又、キャップを設けることにより、大きな液滴を除去した後で、小さな液滴 を除去することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の超音波霧化装置の断面図であ
る。
【図2】本考案の他の実施例の超音波霧化装置の断面図
である。
【図3】従来の超音波霧化装置の断面図である。
【符号の説明】
1 液体槽 2 超音波振動子 3 発振回路 4 液体供給装置 5 液体 10 レベル計 11 液体柱 12 空気取り入れ口 13 ケース 13a 噴出口 15 モータ 16 フアン 17 キャップ 18 通風路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体槽に一定のレベルになるように液体
    供給装置から液体を供給し、該液体槽に超音波振動子を
    装着して、発振回路より発信信号を印加し、前記超音波
    振動子より超音波を発生して前記液体を霧化するように
    した超音波霧化装置において、前記液体面より上部に形
    成した空気取り入れ口と、前記超音波振動子より発生し
    た超音波によって液体柱が発生する上部に装着されたモ
    ータによって回転されるフアンと、前記ケースの上部に
    形成された噴出口とからなることを特徴とする超音波霧
    化装置。
  2. 【請求項2】 前記超音波振動子より発生した超音波に
    よって液体柱が発生する上部で、前記フアンの下部に装
    着した頂部が閉じたキャップと、前記キャップの周囲と
    前記ケースとの間に形成した通風路とを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の超音波霧化装置。
  3. 【請求項3】 前記液体槽に前記液体面を一定にするレ
    ベル計を設けたことを特徴とする請求項1記載の超音波
    霧化装置
JP4983792U 1992-06-22 1992-06-22 超音波霧化装置 Pending JPH063467U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4983792U JPH063467U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 超音波霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4983792U JPH063467U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 超音波霧化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063467U true JPH063467U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12842201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4983792U Pending JPH063467U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 超音波霧化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063467U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302169A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Yutaka Tsuchiya 空気負イオンを用いる健康増進器具
JP2009039701A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Yutaka Tsuchiya 水を用いた空気負イオン発生装置
JP5868474B1 (ja) * 2014-11-07 2016-02-24 株式会社イースタン 噴霧装置および噴霧システム
CN108970891A (zh) * 2018-09-28 2018-12-11 佛山市思图设计有限公司 一种漂浮式超声波雾化器及无线漂浮式超声波雾化装置

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