JPH06343291A - Mos−fetを利用したモータの逆起電力除去装置 - Google Patents
Mos−fetを利用したモータの逆起電力除去装置Info
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- JPH06343291A JPH06343291A JP3238629A JP23862991A JPH06343291A JP H06343291 A JPH06343291 A JP H06343291A JP 3238629 A JP3238629 A JP 3238629A JP 23862991 A JP23862991 A JP 23862991A JP H06343291 A JPH06343291 A JP H06343291A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P3/00—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P3/00—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
- H02P3/06—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
- H02P3/18—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing an AC motor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/04—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
- H02H9/045—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere
- H02H9/047—Free-wheeling circuits
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの加減速時発生する逆起電力を除去し
てインバータのスイッチングエレメントの破壊を防止し
設置面積を軽減して高速スイッチングが可能なようにす
る。 【構成】 回路動作に必要な直流電源を供給する電源供
給部と、モータの減速時発生される逆起電力によりイン
バータ入力側で上昇される電圧を検出する逆起電力検出
部と、前記逆起電力検出部の出力をスイッチング手段に
より逆起電力検出部に入力するMOS−FETベースド
ライバーと、MOS−FETのオンまたはオフ制御によ
り電源圧力端間に電流が流れてエネルギとして消費され
るようにする逆起電力除去部と、電源入力可否を示す第
1表示部と、逆起電力発生可否を示す第2表示部で構成
される。
てインバータのスイッチングエレメントの破壊を防止し
設置面積を軽減して高速スイッチングが可能なようにす
る。 【構成】 回路動作に必要な直流電源を供給する電源供
給部と、モータの減速時発生される逆起電力によりイン
バータ入力側で上昇される電圧を検出する逆起電力検出
部と、前記逆起電力検出部の出力をスイッチング手段に
より逆起電力検出部に入力するMOS−FETベースド
ライバーと、MOS−FETのオンまたはオフ制御によ
り電源圧力端間に電流が流れてエネルギとして消費され
るようにする逆起電力除去部と、電源入力可否を示す第
1表示部と、逆起電力発生可否を示す第2表示部で構成
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータの電源が印
加されて動作するACサーボモータを利用して移動装置
の加減速を高速で行う過程で発生するモータの逆起電力
を効果的に除去し、インバータを構成するスイッチング
エレメントの破壊を防止するとともにモータ制御器を保
護するためのMOS−FET(Metal Oxide Semicond
uctor-Field Effect Transistor)を利用したモータ
の逆起電力除去装置に関するものである。
加されて動作するACサーボモータを利用して移動装置
の加減速を高速で行う過程で発生するモータの逆起電力
を効果的に除去し、インバータを構成するスイッチング
エレメントの破壊を防止するとともにモータ制御器を保
護するためのMOS−FET(Metal Oxide Semicond
uctor-Field Effect Transistor)を利用したモータ
の逆起電力除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータの逆起電力除去装置は、逆
起電力を除去する手段でトランジスタエレメントを利用
することによって、前記トランジスタの駆動のために必
要なトランスを具備しなければならず、その結果、回路
が複雑になって故障時の補修が容易でなく経済的にも相
当な負担になるという問題があった。具体的な従来の例
としては、日本国公開特許公報平2−290174号の
磁気ディスク装置のモータ制御装置を挙げることができ
る。この装置は、図1に示すように、記録媒体を回転さ
せるスピンドルモータ11と、このスピンドルモータ1
1を駆動するモータ駆動手段12と、このモータ駆動手
段12に供給される電源の異常を検出する検出手段13
と、オン状態にあるときに前記スピンドルモータ11を
駆動する位相間あるいは前記コイルと接地間を短絡する
スイッチ手段と、前記検出手段13によって電源異常が
検出されたときに前記スイッチ手段をオン状態に設定す
るスイッチ制御手段とを具備し、電源異常時に前記スピ
ンドルモータに生じる逆起電力による電流を前記スピン
ドルモータ11で除去するようにしたもので、電源異常
時にスピンドルモータ11に生じる逆起電力による電流
をスピンドルモータ自体で除去するので誤動作が発生す
る危険性があり、しかも、モータの回転を急激に停止さ
せるので機器自体に無理がかかるという問題があった。
起電力を除去する手段でトランジスタエレメントを利用
することによって、前記トランジスタの駆動のために必
要なトランスを具備しなければならず、その結果、回路
が複雑になって故障時の補修が容易でなく経済的にも相
当な負担になるという問題があった。具体的な従来の例
としては、日本国公開特許公報平2−290174号の
磁気ディスク装置のモータ制御装置を挙げることができ
る。この装置は、図1に示すように、記録媒体を回転さ
せるスピンドルモータ11と、このスピンドルモータ1
1を駆動するモータ駆動手段12と、このモータ駆動手
段12に供給される電源の異常を検出する検出手段13
と、オン状態にあるときに前記スピンドルモータ11を
駆動する位相間あるいは前記コイルと接地間を短絡する
スイッチ手段と、前記検出手段13によって電源異常が
検出されたときに前記スイッチ手段をオン状態に設定す
るスイッチ制御手段とを具備し、電源異常時に前記スピ
ンドルモータに生じる逆起電力による電流を前記スピン
ドルモータ11で除去するようにしたもので、電源異常
時にスピンドルモータ11に生じる逆起電力による電流
をスピンドルモータ自体で除去するので誤動作が発生す
る危険性があり、しかも、モータの回転を急激に停止さ
せるので機器自体に無理がかかるという問題があった。
【0003】
【発明の目的】したがって、本発明はこのような問題点
を解決するためになったもので、モータの逆起電力を効
果的に除去してインバータを構成するスイッチングエレ
メントの破壊を防止し、モータの制御器を保護するMO
S−FETを利用したモータの逆起電力除去装置を提供
することを目的としている。また、本発明は、MOS−
FETを使用してモータの加減速時発生する逆起電力を
除去することによって装置の全体的な大きさ及び部品数
を減らし、高速スイッチングが機能し、回路が簡単なよ
うにするMOS−FETを利用したモータの逆起電力除
去装置を提供することも目的としている。さらに本発明
は、原価コストを低減し機器故障時補修及びエレメント
切替えが容易で高い信頼性を確保することができるMO
S−FETを利用したモータの逆起電力除去装置を提供
することも目的としている。
を解決するためになったもので、モータの逆起電力を効
果的に除去してインバータを構成するスイッチングエレ
メントの破壊を防止し、モータの制御器を保護するMO
S−FETを利用したモータの逆起電力除去装置を提供
することを目的としている。また、本発明は、MOS−
FETを使用してモータの加減速時発生する逆起電力を
除去することによって装置の全体的な大きさ及び部品数
を減らし、高速スイッチングが機能し、回路が簡単なよ
うにするMOS−FETを利用したモータの逆起電力除
去装置を提供することも目的としている。さらに本発明
は、原価コストを低減し機器故障時補修及びエレメント
切替えが容易で高い信頼性を確保することができるMO
S−FETを利用したモータの逆起電力除去装置を提供
することも目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるMOS−FETを利用したモータの逆起
電力除去装置は、回路動作に必要な直流電源を供給する
電源供給部と、モータの加減速時発生する逆起電力によ
りインバータ入力側で上昇される電圧を検出する逆起電
力検出部と、前記逆起電力検出部の出力をスイッチング
手段により逆起電力除去部に入力するMOS−FETベ
ースドライバーと、MOS−FETのオンまたはオフ制
御により電源入力端間に電流が流れてエネルギとして消
費されるようにする逆起電力除去部と、電源入力可否を
示す第1表示部と、逆起電力発生可否を示す第2表示部
とを具備したことを特徴とする。
に本発明によるMOS−FETを利用したモータの逆起
電力除去装置は、回路動作に必要な直流電源を供給する
電源供給部と、モータの加減速時発生する逆起電力によ
りインバータ入力側で上昇される電圧を検出する逆起電
力検出部と、前記逆起電力検出部の出力をスイッチング
手段により逆起電力除去部に入力するMOS−FETベ
ースドライバーと、MOS−FETのオンまたはオフ制
御により電源入力端間に電流が流れてエネルギとして消
費されるようにする逆起電力除去部と、電源入力可否を
示す第1表示部と、逆起電力発生可否を示す第2表示部
とを具備したことを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は、本発明のMOF−FETを利用し
たモータの逆起電力除去装置の制御系統図、図3は詳細
回路図である。図2及び図3において符号1はインバー
タ10に使用されるDC140V及びDC300Vを利
用して回路の電源を発生するために抵抗R1,R2,R
3,コンデンサーC1,C2、ツェナーダイオードZD
1及び高電圧陽極調整用調整器U1で構成されてある電
源供給部である。また、符号2は、モータMの加減速時
発生する逆起電力によってインバータ10の入力側であ
るDCポジテイブ(+)とDCネガテイブ(−)間で上
昇する電圧上昇分を検出するために抵抗R5,R6,R
7,R8,R9,R10,VR1,コンデンサーC4,
C5,C6,ツェナーダイオードZD1,ZD2,ZD
3及び比較器として動作する演算増幅器OP1で構成さ
れてある逆起電力検出部である。
に説明する。図2は、本発明のMOF−FETを利用し
たモータの逆起電力除去装置の制御系統図、図3は詳細
回路図である。図2及び図3において符号1はインバー
タ10に使用されるDC140V及びDC300Vを利
用して回路の電源を発生するために抵抗R1,R2,R
3,コンデンサーC1,C2、ツェナーダイオードZD
1及び高電圧陽極調整用調整器U1で構成されてある電
源供給部である。また、符号2は、モータMの加減速時
発生する逆起電力によってインバータ10の入力側であ
るDCポジテイブ(+)とDCネガテイブ(−)間で上
昇する電圧上昇分を検出するために抵抗R5,R6,R
7,R8,R9,R10,VR1,コンデンサーC4,
C5,C6,ツェナーダイオードZD1,ZD2,ZD
3及び比較器として動作する演算増幅器OP1で構成さ
れてある逆起電力検出部である。
【0006】また、符号3は前記逆起電力検出部2の出
力を逆起電力除去部4に入力するMOS−FETベース
ドライバーであって、抵抗R11,R12,R13,R
14,R15,R16及びスイッチング手段としての役
割を遂行するトランジスタTr1,Tr2,Tr3で構
成されている。さらに、符号4は前記MOS−FETベ
ースドライバー3から入力された信号にしたがって過電
圧を抑制するために抵抗R17、ダイオードD1及びM
OS−FET41,42で構成された逆起電力除去部と
して瞬間的に過多の電流が流れるとDC+とDC−間に
電圧降下が発生する原理を利用したものであり、符号5
は電源印加可否を判断するように抵抗R4及び発光ダイ
オードLED1で構成された第1表示部であって、6は
逆起電力発生可否を判断するように抵抗R18,発光ダ
イオードLED2で構成された第2表示部である。
力を逆起電力除去部4に入力するMOS−FETベース
ドライバーであって、抵抗R11,R12,R13,R
14,R15,R16及びスイッチング手段としての役
割を遂行するトランジスタTr1,Tr2,Tr3で構
成されている。さらに、符号4は前記MOS−FETベ
ースドライバー3から入力された信号にしたがって過電
圧を抑制するために抵抗R17、ダイオードD1及びM
OS−FET41,42で構成された逆起電力除去部と
して瞬間的に過多の電流が流れるとDC+とDC−間に
電圧降下が発生する原理を利用したものであり、符号5
は電源印加可否を判断するように抵抗R4及び発光ダイ
オードLED1で構成された第1表示部であって、6は
逆起電力発生可否を判断するように抵抗R18,発光ダ
イオードLED2で構成された第2表示部である。
【0007】このように構成された本発明のMOS−F
ETを利用したモータの逆起動電力除去装置は、AC1
10VとAC3φ220V系統の電圧を電波整流して使
用した時を両分して容易に調整することができるように
デザインされている。
ETを利用したモータの逆起動電力除去装置は、AC1
10VとAC3φ220V系統の電圧を電波整流して使
用した時を両分して容易に調整することができるように
デザインされている。
【0008】電源供給部1はインバータに供給されるD
C140V及びDC300Vの電源を利用して図3に図
示したように電源供給部1を構成する。前記電源供給部
1で印加される電圧47Vに従う電源電流が抵抗R1に
より決定され回路に流れるようになりDC+とDC−間
に印加される入力電圧に含まれてある交流成分が一種の
低減フィルターの役割をするコンデンサーC1の平滑作
用によって除去される。
C140V及びDC300Vの電源を利用して図3に図
示したように電源供給部1を構成する。前記電源供給部
1で印加される電圧47Vに従う電源電流が抵抗R1に
より決定され回路に流れるようになりDC+とDC−間
に印加される入力電圧に含まれてある交流成分が一種の
低減フィルターの役割をするコンデンサーC1の平滑作
用によって除去される。
【0009】前記DC+とDC−間の電源入力端に電源
入力されると、抵抗R4を通じて発光ダイオードLED
1を発生させて電源の入力可否を判断するようにし、コ
ンデンサーC3は電源供給部1の出力側に併列に連結し
て電源端が安定的に動作することを可能とする。
入力されると、抵抗R4を通じて発光ダイオードLED
1を発生させて電源の入力可否を判断するようにし、コ
ンデンサーC3は電源供給部1の出力側に併列に連結し
て電源端が安定的に動作することを可能とする。
【0010】一方、高電圧陽極調整用調整器U1の出力
電圧は、ツェナーダイオードZD1により決定される入
力電圧と抵抗R2及び抵抗R3により決定され、DC1
40V及びDC300Vの電圧を利用して回路の電源を
発生させることができるように設計されている。すなわ
ち、モータMの過減速時に発生する逆起電力によりイン
バータの入力側であるDC+とDC−間に印加される電
圧が上昇するが、前記電圧の上昇分を検出するためにA
C100Vが入力される場合には、DC電圧はVdc=
21/2VrmsV(ここで Vdcは直流電圧、Vrm
Sは交流電圧実効値)に従って概ね141Vになるの
で、このときの逆起電力は200V以上になるときに検
出されるようにし、AC3φ220Vが入力される場合
にはDC電圧が概ね300Vになるので、このときの逆
起電力は400V以上になるときに検出されるようにす
る。
電圧は、ツェナーダイオードZD1により決定される入
力電圧と抵抗R2及び抵抗R3により決定され、DC1
40V及びDC300Vの電圧を利用して回路の電源を
発生させることができるように設計されている。すなわ
ち、モータMの過減速時に発生する逆起電力によりイン
バータの入力側であるDC+とDC−間に印加される電
圧が上昇するが、前記電圧の上昇分を検出するためにA
C100Vが入力される場合には、DC電圧はVdc=
21/2VrmsV(ここで Vdcは直流電圧、Vrm
Sは交流電圧実効値)に従って概ね141Vになるの
で、このときの逆起電力は200V以上になるときに検
出されるようにし、AC3φ220Vが入力される場合
にはDC電圧が概ね300Vになるので、このときの逆
起電力は400V以上になるときに検出されるようにす
る。
【0011】前記逆起電力検出動作を説明すると次の通
りである。PN接合ダイオードの逆方向電圧を増大させ
ると、電流は極めて僅かに増加するが、何れ電圧(ツェ
ナー電圧)以上に増大させるとにわかに逆方向電流が増
加する現象を利用した三つのツェナーダイオードZD
2,ZD3,ZD4を互いに直列に連結しておいた状態
で前記逆起電力発生に因る逆方向電流が流れると抵抗R
7及び抵抗R9により形成された電圧が演算増幅器OP
1の反転入力ターミナル(−)にかかることになる。
りである。PN接合ダイオードの逆方向電圧を増大させ
ると、電流は極めて僅かに増加するが、何れ電圧(ツェ
ナー電圧)以上に増大させるとにわかに逆方向電流が増
加する現象を利用した三つのツェナーダイオードZD
2,ZD3,ZD4を互いに直列に連結しておいた状態
で前記逆起電力発生に因る逆方向電流が流れると抵抗R
7及び抵抗R9により形成された電圧が演算増幅器OP
1の反転入力ターミナル(−)にかかることになる。
【0012】前記反転入力ターミナル(−)に入力され
る電圧は、演算増幅器OP1の抵抗R5,抵抗R6及び
電圧加変抵抗VR1により分圧されて非反転入力ターミ
ナル(+)に設定された基準電圧と比較され前記比較の
結果、非反転入力ターミナル(+)に設定された基準電
圧に比して反転入力ターミナルに入力される電圧が高い
場合すなわち、除去されなければならない逆起電力が入
力される場合は、演算増幅器OP1の出力端に高信号
(例えば5V)が出力されてトランジスタTr1の出力
は10Vになり、トランジスタTr2が動作してMOS
−FET41のドレインDとソースS間がC点で短絡状
態になる。すなわち、前記MOS−FET41のドレイ
ンDとソースS間が短絡されるので、MOS−FET4
1のドレインDに連結されている抵抗R17で逆方向電
流が流れるようになって熱エネルギーとして消費される
ので、過電圧を制御するとともに前記トランジスタTr
2のエミッタとトランジスタTr3のエミッタの接続点
Cに接続された抵抗R16を通じてMOS−FET42
を動作させてダイオードD1を通電させ、抵抗R18を
通じて発光ダイオードLED2を発光させるので、除去
されなければならない逆起電力が発生したということを
判断できるようにする。
る電圧は、演算増幅器OP1の抵抗R5,抵抗R6及び
電圧加変抵抗VR1により分圧されて非反転入力ターミ
ナル(+)に設定された基準電圧と比較され前記比較の
結果、非反転入力ターミナル(+)に設定された基準電
圧に比して反転入力ターミナルに入力される電圧が高い
場合すなわち、除去されなければならない逆起電力が入
力される場合は、演算増幅器OP1の出力端に高信号
(例えば5V)が出力されてトランジスタTr1の出力
は10Vになり、トランジスタTr2が動作してMOS
−FET41のドレインDとソースS間がC点で短絡状
態になる。すなわち、前記MOS−FET41のドレイ
ンDとソースS間が短絡されるので、MOS−FET4
1のドレインDに連結されている抵抗R17で逆方向電
流が流れるようになって熱エネルギーとして消費される
ので、過電圧を制御するとともに前記トランジスタTr
2のエミッタとトランジスタTr3のエミッタの接続点
Cに接続された抵抗R16を通じてMOS−FET42
を動作させてダイオードD1を通電させ、抵抗R18を
通じて発光ダイオードLED2を発光させるので、除去
されなければならない逆起電力が発生したということを
判断できるようにする。
【0013】一方、通常時には非反転入力ターミナル
(+)の電圧が反転入力ターミナル(−)の電圧に比し
て大きいので、演算増幅器OP1はOVの低信号を出力
し、この時はトランジスタTr1がオンされて(Tr1
がPNPであるため)OVが出力され、トランジスタT
r2はオフされる反面にトランジスタTr3はオンされ
てMOS−FET41のゲートGをOVの状態になるよ
うにすることにより発光ダイオードLED2が動作され
ないようになる。
(+)の電圧が反転入力ターミナル(−)の電圧に比し
て大きいので、演算増幅器OP1はOVの低信号を出力
し、この時はトランジスタTr1がオンされて(Tr1
がPNPであるため)OVが出力され、トランジスタT
r2はオフされる反面にトランジスタTr3はオンされ
てMOS−FET41のゲートGをOVの状態になるよ
うにすることにより発光ダイオードLED2が動作され
ないようになる。
【0014】参考にMOS−FET(Metal-Oxide-Semi
conductor Field Effect Transitore)はゲート部分
で金属−酸化膜−半導体で組合わせられてあるFETで
あって、アルミニウム等の金属ゲート極はチャンネルと
の間に全く薄い絶縁膜を嵌めて形成されており、ゲート
がチャンネルから絶縁されてあるためにリーク電流は極
めて僅かながら、入力抵抗は非常に高くなり、フォーワ
ード電圧でも制御することができ、回路としてMOS−
FETの代わりにIGBT(Insulated GateBoard Tr
ansistor)を使用して直ぐ駆動するように構成すること
もできる。
conductor Field Effect Transitore)はゲート部分
で金属−酸化膜−半導体で組合わせられてあるFETで
あって、アルミニウム等の金属ゲート極はチャンネルと
の間に全く薄い絶縁膜を嵌めて形成されており、ゲート
がチャンネルから絶縁されてあるためにリーク電流は極
めて僅かながら、入力抵抗は非常に高くなり、フォーワ
ード電圧でも制御することができ、回路としてMOS−
FETの代わりにIGBT(Insulated GateBoard Tr
ansistor)を使用して直ぐ駆動するように構成すること
もできる。
【0015】
【発明の効果】このように、本発明のMOS−FETを
利用したモータの逆起電力除去装置は、トランジスタを
使用してモータの加減速時発生する逆起動電力を従来除
去したことをMOS−FETに切替えて使用することを
もって機器の全体的な大きさ及び部分数を軽減し、高速
でスイッチングが可能であるとともに回路が簡単になる
という効果が得られる。
利用したモータの逆起電力除去装置は、トランジスタを
使用してモータの加減速時発生する逆起動電力を従来除
去したことをMOS−FETに切替えて使用することを
もって機器の全体的な大きさ及び部分数を軽減し、高速
でスイッチングが可能であるとともに回路が簡単になる
という効果が得られる。
【図1】従来の回路の例を示す構成図である。
【図2】本発明のMOS−FETを利用したモータの逆
起動電力除去装置の制御系統図である。
起動電力除去装置の制御系統図である。
【図3】図1に示す構成図の詳細な回路図である。
1 電源供給部 2 逆起電力検出部 3 MOS−FETベースドライバー 4 逆起電力除去部 5 第1表示部 6 第2表示部
Claims (10)
- 【請求項1】 回路動作に必要な電流電源を供給する電
源供給部と、モータの加減速時生じる逆起電力によりイ
ンバータ入力側で上昇する電圧を検出する逆起電力検出
部と、前記逆起電力検出部の出力をスイッチング手段に
より逆起電力除去部に入力するMOS−FETベースド
ライバーと、MOS−FETのオンまたはオフ制御によ
り電源入力端間に電流が流れエネルギとして消費される
ようにする逆起電力除去部と、電源入力可否を示す第1
表示部と、逆起電力発生可否を示す第2表示部とを具備
したことを特徴とするMOS−FETを利用したモータ
の逆起電力除去装置。 - 【請求項2】 前記電源供給部は、コンデンサーC1,
C2,C3ツェナーダイオードZD1及び高電圧両極調
整用調整器U1を具備したことを特徴とする請求項1記
載のMOS−FETを利用したモータの逆起電力除去装
置。 - 【請求項3】 前記高電圧両極調整用調整器U1は、D
C140V及びDC300Vの電圧を発生するように構
成されたことを特徴とする請求項2記載のMOS−FE
Tを利用したモータの逆起電力除去装置。 - 【請求項4】 前記逆起電力検出部は、抵抗R5,R
6,R7,R8,R9,R10,VR1,コンデンサー
C4,C5,C6,ツェナーダイオードZD2,ZD
3,ZD4及び演算増幅器OP1を具備したことを特徴
とする請求項1記載のMOS−FETを利用したモータ
の逆起電力除去装置。 - 【請求項5】 前記演算増幅器OP1は、比較器として
動作することを特徴とする請求項4記載のMOS−FE
Tを利用したモータの逆起電力除去装置。 - 【請求項6】 前記MOS−FETベースドライバー
は、抵抗R11,R12,R13,R14,R15,R
16及びトランジスタTr1,Tr2,Tr3を具備し
たことを特徴とする請求項1記載のMOS−FETを利
用したモータの逆起電力除去装置。 - 【請求項7】 前記逆起電力除去部は、抵抗R17,ダ
イオードD1及び接合型トランジスタFET1,FET
2を具備したことを特徴とする請求項1記載のMOS−
FETを利用したモータの逆起電力除去装置。 - 【請求項8】 前記第1表示部は、抵抗R4及び発光ダ
イオードLED1を具備した発光ダイオードLED1の
動作可否に従って電源入力可否を判断するように構成さ
れたことを特徴とする請求項1記載のMOS−FETを
利用したモータの逆起電力除去装置。 - 【請求項9】 前記第2表示部は、抵抗R18及び発光
ダイオードLED2を具備した発光ダイオードLED2
の動作可否にしたがって逆起電力発生可否を判断するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1記載のM
OS−FETを利用したモータの逆起電力除去装置。 - 【請求項10】 前記逆起電力検出部は、AC100V
の電源がインバータ入力端に入力される場合には逆起電
力が200V以上であるとき動作し、AC3φ200V
の電源がインバータ入力端に入力される場合には逆起電
力が400V以上であるとき動作して逆起電力を検出す
ることを特徴とする請求項1または2記載のMOS−F
ETを利用したモータの逆起電力除去装置。
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KR1019900013160A KR930007594B1 (ko) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 금속산화물반도체-전계효과트랜지스터를 이용한 모터의 역기전력 제거회로 |
KR199013160 | 1990-08-24 |
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JP (1) | JPH06343291A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8237396B2 (en) | 2008-06-11 | 2012-08-07 | Renesas Electronics Corporation | Motor driving device, and control method of motor driving device |
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JPH0670496U (ja) * | 1993-03-10 | 1994-09-30 | 株式会社ニコン | 誘導性負荷の駆動電源回路 |
US6985780B2 (en) * | 2000-03-10 | 2006-01-10 | Adept Technology, Inc. | Smart camera |
US7193378B1 (en) * | 2006-03-14 | 2007-03-20 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Wye switch inverter for electric and hybrid vehicles |
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US3795850A (en) * | 1971-07-26 | 1974-03-05 | Eaton Corp | Regenerative motor control system |
JPS5235083B2 (ja) * | 1972-02-26 | 1977-09-07 | ||
AU531674B2 (en) * | 1978-08-31 | 1983-09-01 | Consolidated Electronic Industries Pty. Ltd. | Constant speed electric motor |
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-
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-
1991
- 1991-08-23 US US07/749,106 patent/US5138242A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-26 JP JP3238629A patent/JPH06343291A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8237396B2 (en) | 2008-06-11 | 2012-08-07 | Renesas Electronics Corporation | Motor driving device, and control method of motor driving device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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KR930007594B1 (ko) | 1993-08-13 |
US5138242A (en) | 1992-08-11 |
KR920005443A (ko) | 1992-03-28 |
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