JP3239150B2 - 三相dcブラシレスモ−タ - Google Patents
三相dcブラシレスモ−タInfo
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Description
チング素子を回転子磁極位置に基づいて制御し、電機子
巻線の電流および相を切換える三相DCブラシレスモ−
タに関するものである。
レスモ−タは、図2に示す構成を持つ。この図で符号1
0は直流電源、12はトランジスタ三相ブリッジ回路か
らなるインバ−タ部、14は回転子、16(16a、1
6b、16c)は固定子である三相電機子巻線である。
回転子は永久磁石を内蔵するクロ−ポ−ル形またはくし
形の塊状回転子であり、界磁となるものである。
続された3個の入力側スイッチング素子としてのトラン
ジスタTr1、Tr2、Tr3と、電源10の−側に接続され
た3個の出力側スイッチング素子としてのトランジスタ
Tr4、Tr5、Tr6とを持つ。各トランジスタTr1〜Tr6
には逆並列にフライホイ−リング用のダイオ−ドD1〜
D6が接続されている。
Tr5、Tr3とTr6の接続点は、3相電機子巻線16a〜
16cの一端に接続されている。各巻線16a〜16c
の他端は相互に接続され、結局スタ−接続の電機子巻線
16が形成される。
子14に直結された永久磁石板20と、これを囲むよう
に等間隔に配置された3つの磁気センサ22と、これら
センサ22の出力に基づいて回転子14の磁極位置を判
別する分配器24とを有する。
る回転子磁極位置を示す信号に基づいて、トランジスタ
Tr1〜Tr3を選択的にオン・オフすると共に、速度指令
に基づいてトランジスタTr4〜Tr6を選択的にチョッピ
ング制御する。ここに外部の機器から供給される速度指
令1V1と、制御部26からフィ−ドバックされる速度
信号Vとの差(V1−V)=V2が、速度指令2V2とし
て制御部26に入力される。
よって入力側トランジスタTr1〜Tr3と、出力側トラン
ジスタTr4〜Tr6とを別々に制御する。すなわち入力側
トランジスタTr1〜Tr3は、所定の回転子磁極位置の範
囲内ではオンまたはオフ状態に保持されるようにオン・
オフ制御される。出力側トランジスタTr4〜Tr6は速度
指令2V2に対応したデュ−ティ−比となるように、例
えばPWM(パルス幅制御)方式によりチョッピング制
御される。
グ制御されるトランジスタTr1〜Tr6は、回転子磁極位
置の変化によって順番に変わるのは勿論である。この結
果電機子巻線16は回転磁界を発生させ、回転子14を
回転させるものである。
いて、回転子14に外力が加って強制的に逆転される場
合がありうる。例えば空調機器の外部ユニットの送風フ
ァン駆動用にこのモ−タを使用した場合には、外気の風
がこのファンを逆方向に駆動してモ−タを逆転させるこ
とが起こる。この逆転によりモ−タは発電機として機能
し、電機子巻線16に逆極性の誘起電圧を発生する。
ンジスタTr4〜Tr6が全てオフあるいはオフに近い状態
であると、例えばトランジスタTr1がオンの時には、
誘起電圧により巻線16aに電流i1が流れ、この電流
i1は巻線16bと16cの電流i2、i3に分かれてダ
イオ−ドD2、D3に流れるように還流する。
Tr3は、オン期間が重ならないように回転子磁極位置に
同期して順番にオンとなるように制御されているからで
ある。この誘起電圧が大きいと、ダイオ−ドD1〜D3あ
るいはトランジスタTr1〜Tr3を破壊するおそれがあっ
た。
3が流れている時にトランジスタTr1がオフになると、
このオフになる瞬間に巻線16の誘導成分によりこの電
流i1に相当する電流がダイオードD4を通して電源10
の負極から流れることになり、巻線16による回生エネ
ルギーがダイオードD4を通して放出される。またトラ
ンジスタT r4 〜T r6 はチョッピング制御されるが、動作
中(チョッピング動作中)のトランジスタT r4 〜T r6 が
オフの間は前記のようにT r1 〜T r3 とD 1 〜D 3 と巻線1
6に電流が環流する。しかしT r4 〜T r6 のいずれかがオ
ンの瞬間にはこの電流の一部(例えば電流i 2 、i 3 の一
部)がこのオンとなったトランジスタT r4 〜T r6 のいず
れか(例えばT r5 、T r6 )を通って他のD 4 〜D 6 のいず
れか(例えばD 4 )に流れ、この時オフに変化すると電
機子巻線の誘導成分によって電流は入力側のダイオード
D 1 〜D 3 のいずれか(例えばD 2 、D 3 )を通って電源1
0 の正極に流れると共に、他のD 4 〜D 6 (例えばD 4 )
を通って巻線16に戻る電流は電源10の負極から引き
出される。このため電池10の両極間電圧が急上昇し、
トランジスタTr1〜Tr6やダイオードD1〜D6を破壊す
るおそれが生じる。
情に鑑みなされたものであり、インバータ部の入・出力
側のいずれか一方のスイッチング素子をオン・オフ制御
し他方のスイッチング素子をチョッピング制御する場合
に、モ−タが外力により逆転された場合に、インバ−タ
部のスイッチング素子等が破損されるのを防止すること
ができる三相DCブラシレスモ−タを提供することを目
的とする。
は、入力側および出力側のスイッチング素子を三相ブリ
ッジ接続して構成したインバ−タ部と、回転子磁極位置
検出器と、回転子磁極位置に対応して入力側および出力
側のいずれか一方のスイッチング素子をオン・オフ制御
した方のスイッチング素子を速度指令に対応したデュー
ティ比となるようにチョッピング制御する制御部とを備
え、回転子磁極位置に基づいて電機子巻線の電流および
相を切換える三相DCブラシレスモ−タにおいて、速度
指令が速度0近傍の一定速度範囲内であることを判別し
てストップ信号を出力する指令速度判別手段を備え、前
記ストップ信号に基づいて前記制御部は前記インバータ
部の全てのスイッチング素子をオフにすることを特徴と
する三相DCブラシレスモ−タにより達成される。
の図においては前記図2と同一部分に同一符号を付した
ので、その説明は繰り返さない。
度設定器50と比較器52とを備える点である。速度設
定器50は速度0を含み速度0近傍の一定速度範囲V0
を設定する。比較器52は速度指令1V1をこのV0と比
較し、|V1|<V0であることを判別してストップ信号
Sを出力する。この速度指令1V1に代えて速度指令2
V2をV0と比較してもよい。
れると、全てのトランジスタTr1〜Tr6を同時にオフに
するように各ドライバ28、30に信号を出力する。こ
の結果全てのトランジスタTr1〜Tr6は完全にオフとな
り、インバ−タ部12は保護される。
定速度範囲0〜V0になると、全てのトランジスタTr1
〜Tr6をオフにするものであり、これを入力側のトラン
ジスタTr1〜Tr3のみをオフにしたのでは所期の目的は
達成できない。なぜなら制御部26が速度指令2V2に
基づいて正転方向に回転させるように信号をドライバ3
0に出力している時には、電源10の両電極電圧が急激
に増大するからである。その理由は次の通りである。
れかがチョッピングしているから、例えばトランジスタ
Tr4がチョッピングしているとすればこれがオンの瞬間
に流れた電流i1は次のオフの瞬間にはフライホイール
用ダイオードD 1 を通って電源10の正極に環流するこ
とになる。この間も他の巻線16b、16cの電流
i2、i3はダイオードD5、D6を介して電源10の負極
から流出しているから、電源10の両電極間電圧が急増
することになる。このためトランジスタTr1〜Tr6やダ
イオードD1〜D6を破壊するおそれが生じるからであ
る。
ングのディーティ比が小さい時、すなわち速度指令が0
に近い時ほど大きい。電機子巻線のインダクタンスによ
りT r4 〜T r6 がオフになった瞬間に電源10に電流が流
入・出し続ける時間が相対的に長くなるからである。
ンジスタTr1〜Tr6 を用いているが、トランジスタに代
えて、サイリスタなど他の素子を用いてもよいのは勿論
である。
0近傍になった時に全てのスイッチング素子をオフにす
るものであるから、外力により回転子が逆転する時に電
機子巻線に発生する誘起電流は電源を充電する方向に流
れるだけになる。このため、逆転時の誘起電流によるス
イッチング素子等の破損を防止してインバ−タ部を保護
することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力側および出力側のスイッチング素子
を三相ブリッジ接続して構成したインバ−タ部と、回転
子磁極位置検出器と、回転子磁極位置に対応して入力側
および出力側のいずれか一方のスイッチング素子をオン
・オフ制御し他方のスイッチング素子を速度指令に対応
したデューティ比となるようにチョッピング制御する制
御部とを備え、回転子磁極位置に基づいて電機子巻線の
電流および相を切換える三相DCブラシレスモ−タにお
いて、速度指令が速度0近傍の一定速度範囲内であるこ
とを判別してストップ信号を出力する指令速度判別手段
を備え、前記ストップ信号に基づいて前記制御部は前記
インバータ部の全てのスイッチング素子をオフにするこ
とを特徴とする三相DCブラシレスモ−タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35074991A JP3239150B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 三相dcブラシレスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35074991A JP3239150B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 三相dcブラシレスモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168278A JPH05168278A (ja) | 1993-07-02 |
JP3239150B2 true JP3239150B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=18412606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35074991A Expired - Fee Related JP3239150B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 三相dcブラシレスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239150B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6052994B2 (ja) * | 2013-02-12 | 2016-12-27 | アスモ株式会社 | ロータ、及びブラシレスモータ |
US9577496B2 (en) | 2012-11-13 | 2017-02-21 | Asmo Co., Ltd. | Rotor and brushless motor with rotation position detection |
DE102013018737A1 (de) | 2012-11-13 | 2014-05-15 | Asmo Co., Ltd. | Bürstenloser motor und rotor |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP35074991A patent/JP3239150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05168278A (ja) | 1993-07-02 |
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