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JPH0624563Y2 - スピンドル - Google Patents

スピンドル

Info

Publication number
JPH0624563Y2
JPH0624563Y2 JP4859789U JP4859789U JPH0624563Y2 JP H0624563 Y2 JPH0624563 Y2 JP H0624563Y2 JP 4859789 U JP4859789 U JP 4859789U JP 4859789 U JP4859789 U JP 4859789U JP H0624563 Y2 JPH0624563 Y2 JP H0624563Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
press
knuckle
fitted
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4859789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02138207U (ja
Inventor
英樹 高山
吉宏 鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4859789U priority Critical patent/JPH0624563Y2/ja
Publication of JPH02138207U publication Critical patent/JPH02138207U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0624563Y2 publication Critical patent/JPH0624563Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばホイール等の回転体を支承すべくナック
ルアームに圧入されるスピンドルに関する。
(従来の技術) 第5図は従来のリヤサスペンション組付け工程の一部を
示した分解斜視図であり、従来にあっては、鍛造したナ
ックル100にスピンドル101を圧入し、このスピンドル10
1にスピンドルリングを介してスプラッシュガード102を
ボルトで固定し、更にハブユニットベアリング103、ブ
レーキデスク104を挿通した後、ワッシャ105をその突起
105aがスピンドル101の凹溝101aに入り込むように挿入
し、次いでナット106をスピンドル101に嵌合せしめた
後、ナット106の一部を壊すことで当該一部を凹溝101a
内に加締め、廻り止め効果を発揮するようにしている。
またスピンドル101の圧入構造としては実開昭61−58715
号に開示されるものが知られている。
更に、上記スピンドル101をナックル100に圧入機によっ
て自動圧入するには、ストッカー内に保持されているス
ピンドルの後端フランジ部を圧入機のクランパーで把
み、スピンドルを回転させてクサビ形位置決め治具によ
って凹溝101aの位置をさぐり、ナックル100とスピンド
ル101の位相を合せた状態で圧入するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 従来にあっては上述したように、位置決め治具にスピン
ドルの先端凹溝を係合させることでナックルに対する位
相合せを行っているが、この位相合せにおいて±3°程
度のずれが生じる。このため後工程でスピンドルに自動
機でワッシャーを装着しようとしてもワッシャーの突部
105aがスピンドルの凹溝101aに一致せず、組付けライン
の停止等を招く。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、圧入機によって把持さ
れるスピンドル後端のフランジ部に、スピンドルの先端
部に形成した凹溝と一定の位相関係を有する面取り部を
形成した。
(作用) 圧入機とナックルとの位置合せを正確にしておくこと
で、圧入機のクランパーによってスピンドルのフランジ
部を面取り部を基準として把持した時点で、ナックルと
スピンドルとが正確に位相合せされたことになる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係るスピンドルをナックルに圧入した
状態を示す一部断面図、第2図は第1図のA方向矢視
図、第3図は第1図のB方向矢視図である。
スピンドル1はナックル2に形成した圧入孔3に圧入さ
れ、またナックル2にはトレーリングアーム取付け部4
が形成されている。スピンドル1は圧入孔3に圧入され
る圧入部5よりも後端側を圧入機によって把持されるフ
ランジ部6とし、圧入部5よりも先部をハブユニットベ
アリング等の回転体を支承する軸受装着部7とし、この
軸受装着部7よりも先端部を雄ネジ部8とし、この雄ネ
ジ部8の軸方向に沿ってワッシャーの廻り止め突部が嵌
合しまた螺合したナットを加締めるための凹溝9を形成
している。
また前記フランジ部6には第3図に示すように平行二面
巾を構成する面取り部10,10を対向する位置に形成
している。これら面取り部10,10は前記凹溝9と一
定の位相関係をもつ位置に形成する。本実施例にあって
は、凹溝9を挟んで左右に90°づつ離間した位置に面
取り部10,10を形成している。
以上においてスピンドル1をナックル2の圧入孔3に圧
入するには、ストッカー内に保持されているスピンドル
1のフランジ部6を第4図に示すように圧入機のクラン
パー11にて把持する。この場合、ストッカー内に保持
するスピンドルを予じめラフに位置決めしておくこと
で、クランパー11が面取り部10,10の部分を把持
するようにする。
而る後、圧入機をナックル2の上方まで移動させ、セン
ターピン12,12にてスピンドル1の上下端を保持す
るとともにクランパー11による把持状態を解除し、次
いで上方からプレス部を下降させてスピンドル1を圧入
孔3内に圧入する。
ここで、パレット等の上に固定されたナックル2と圧入
機のクランパー11とは正確に位置関係が限定されてい
るので、クランパー11によって面取り部10,10を
把持されたスピンドル1もナックル2に対して正確に位
置決めされ、更に面取り部10と一定の位相関係をもつ
スピンドル1の凹溝9もナックル2に対して一定の位相
関係を維持することとなる。
尚、実施例にあっては面取り部をフランジ部の対向する
位置に2箇所形成したが、面取り部の数は任意であり、
また圧入機をクランパーとは別々の装置としてもよい。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、スピンドルを圧入
する際にロボットのクランパー等によって把持されるス
ピンドルのフランジ部に、スピンドル先端に設けた凹溝
と一定の位相関係を有する面取り部を設けたので、凹溝
の位相がずれてナックルに圧入されることがなく、サス
ペンションの組立てラインの停止等を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスピンドルをナックルに圧入した
状態を示す一部断面図、第2図は第1図のA方向矢視
図、第3図は第1図のB方向矢視図、第4図はスピンド
ルの圧入工程を示す図、第5図は従来のサスペンション
組立て工程の一部を示す斜視図である。 尚図面中1はスピンドル、2はナックル、3は圧入孔、
6はフランジ部、9は凹溝、10は面取り部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナックル等に圧入されるとともに先端に位
    置決め或いは加締め用の凹溝を形成したスピンドルにお
    いて、このスピンドルの後端にはフランジが形成され、
    このフランジには前記凹溝に対して一定の位相関係を有
    する面取り部を形成したことを特徴とするスピンドル。
JP4859789U 1989-04-25 1989-04-25 スピンドル Expired - Lifetime JPH0624563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4859789U JPH0624563Y2 (ja) 1989-04-25 1989-04-25 スピンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4859789U JPH0624563Y2 (ja) 1989-04-25 1989-04-25 スピンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02138207U JPH02138207U (ja) 1990-11-19
JPH0624563Y2 true JPH0624563Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=31565549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4859789U Expired - Lifetime JPH0624563Y2 (ja) 1989-04-25 1989-04-25 スピンドル

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JP (1) JPH0624563Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02138207U (ja) 1990-11-19

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