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JPH06237914A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

Info

Publication number
JPH06237914A
JPH06237914A JP5025916A JP2591693A JPH06237914A JP H06237914 A JPH06237914 A JP H06237914A JP 5025916 A JP5025916 A JP 5025916A JP 2591693 A JP2591693 A JP 2591693A JP H06237914 A JPH06237914 A JP H06237914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
echo
fast
fid
data
collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5025916A
Other languages
English (en)
Inventor
Mizumoto Kurisu
ミズモト クリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority to JP5025916A priority Critical patent/JPH06237914A/ja
Publication of JPH06237914A publication Critical patent/JPH06237914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 GRASS法とCE-FAST法を利用して、短時間に良
好な画質のイメージを得ることが可能なMRI装置を提
供する。 【構成】 FIDエコーEfとそのマルチエコーEf2,Ef3,Ef4
を収集するビュースキャンVCAと、CE-FASTエコーEcとそ
のマルチエコーEc2,Ec3,Ec4 を収集するビュースキャン
VCB からなるパルスシーケンスCを実行し、収集された
各エコーのデータで1つのk空間を埋めて、1枚のイメ
ージを再構成するMRI装置。 【効果】 2種のビュースキャンの夫々の繰返し時間内
に収集されるエコーの数をnとし、GRASS法,CE-FAST法
の1/nのスキャン時間で1枚のイメージ分のエコーの
データを収集できる。FIDエコーのデータとCE-FASTエコ
ーのデータを組合せて1枚のイメージを構成すること,
データの収集が短時間であることから、化学シフトの影
響および体動の影響を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRI装置に関し、
さらに詳しくは、GRASS法またはCE−FAST法
を利用して、繰り返し時間内にFIDエコーまたはCE
−FASTエコーを収集し、それらFIDエコーのデー
タまたはCE−FASTエコーのデータとに基づいてイ
メージを再構成するMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定常自由歳差(steady state free prec
ession)信号を観測する方法としては、GRASS法,
CE−FAST法などが知られている。GRASS法で
は、図16のパルスシーケンスDに示すように、短い繰
り返し時間TRでα゜パルスを連続的に印加し、リード
勾配RDのスイッチングにより集束するFIDエコーE
fを、繰り返し時間TRごと1つずつ収集する。k空間
を埋める位相エンコード数だけビュースキャンVDを繰
り返し、収集されたFIDエコーEfのデータからイメ
ージを再構成する。図中、PDは位相エンコード勾配で
あり、RWDはリワインダである。
【0003】CE−FAST法では、図17のパルスシ
ーケンスGに示すように、短い繰り返し時間TRでα゜
パルスを連続的に印加し、α゜・α゜(前回のビュース
キャンVGにおけるα゜と今回のビュースキャンVGに
おけるα゜)系列により集束するCE−FASTエコー
Ecを、繰り返し時間TRごとに1つずつ収集する。k
空間を埋める位相エンコード数だけビュースキャンVG
を繰り返し、収集されたCE−FASTエコーEcのデ
ータからイメージを再構成する。図中、PGは位相エン
コード勾配であり、RWGはリワインダである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記GRASS法,C
E−FAST法を適用してイメージングを行う従来のM
RI装置では、繰り返し時間TRが短いため(即ち、ス
キャン時間が短いため)、1枚のイメージを短時間に取
得することが出来る。他方、図18のパルスシーケンス
Hに示すように、1つのα゜パルスを印加したのち、急
速に,且つ,k空間を埋める位相エンコード数だけリー
ド勾配RHのスイッチングを行って、1枚のイメージ分
のエコー(E1,E2,E3,…)のデータを収集する
EPI法が知られている。スキャン時間の速さだけに着
目すると、前記従来のMRI装置は、EPI法を適用し
てイメージングを行うMRI装置には遠く及ばない。
【0005】そこで、この発明の第1の目的は、GRA
SS法を利用して、より短時間にイメージを得ることが
可能なMRI装置を提供することにある。また、この発
明の第2の目的は、CE−FAST法を利用して、より
短時間にイメージを得ることが可能なMRI装置を提供
することにある。また、この発明の第3の目的は、GR
ASS法とCE−FAST法を利用して、より短時間に
良好な画質のイメージを得ることが可能なMRI装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、GRASS法を利用して、繰り返し時間内にFI
Dエコーを収集し、イメージを再構成するMRI装置で
あって、FIDエコーの収集後にリード勾配のスイッチ
ングにより前記FIDエコーのマルチエコーを集束させ
るFIDマルチエコー集束手段と、前記リード勾配のス
イッチングにより集束するFIDエコーのマルチエコー
を収集するFIDマルチエコー収集手段と、そのFID
マルチエコー収集手段により収集されたFIDエコーの
マルチエコーのデータと前記FIDエコーのデータとに
より1つのk空間が埋るような各エコーに対応する位相
エンコード勾配を対応するエコーの収集前に印加するF
ID位相エンコード勾配印加手段と、FIDエコーのマ
ルチエコーの収集後に前記各エコーに対応する位相エン
コード勾配をリワインドするリワインダを印加するFI
Dリウィンダ印加手段と、前記各エコーのデータに基づ
いて1枚のイメージを再構成するFIDイメージ再構成
手段とを具備したことを特徴とするMRI装置を提供す
る。
【0007】第2の観点では、この発明は、CE−FA
STを利用して、繰り返し時間内にCE−FASTエコ
ーを収集し、イメージを再構成するMRI装置であっ
て、CE−FASTエコーを集束させるためのリード勾
配のスイッチングによりCE−FASTエコーのマルチ
エコーを集束させるCE−FASTマルチエコー集束手
段と、前記リード勾配のスイッチングにより集束するC
E−FASTエコーのマルチエコーを収集するCE−F
ASTマルチエコー収集手段と、そのCE−FASTマ
ルチエコー収集手段により収集されたCE−FASTエ
コーのマルチエコーのデータと前記CE−FASTエコ
ーのデータとにより1つのk空間が埋るような各エコー
に対応する位相エンコード勾配を対応するエコーの収集
前に印加するCE−FAST位相エンコード勾配印加手
段と、CE−FASTエコーの収集後に前記各エコーに
対応する位相エンコード勾配をリワインドするリワイン
ダを印加するCE−FASTリウィンダ印加手段と、前
記各エコーのデータに基づいて1枚のイメージを再構成
するCE−FASTイメージ再構成手段とを具備したこ
とを特徴とするMRI装置を提供する。
【0008】第3の観点では、この発明は、GRASS
法またはCE−FAST法を利用して、繰り返し時間内
にFIDエコーおよびCE−FASTエコーを収集し、
それらFIDエコーのデータとCE−FASTエコーの
データに基づいてイメージを再構成するMRI装置であ
って、FIDエコーの収集後にリード勾配のスイッチン
グにより前記FIDエコーのマルチエコーを集束させる
FIDマルチエコー集束手段と、前記リード勾配のスイ
ッチングにより集束するFIDエコーのマルチエコーを
収集するFIDマルチエコー収集手段と、そのFIDマ
ルチエコー収集手段により収集されたFIDエコーのマ
ルチエコーのデータと前記FIDエコーのデータとによ
り1つのk空間のうちの所定部分が埋るような各エコー
に対応する位相エンコード勾配を対応するエコーの収集
前に印加するFID部分位相エンコード勾配印加手段
と、FIDエコーのマルチエコーの収集後に前記各エコ
ーに対応する位相エンコード勾配をリワインドするリワ
インダを印加するFID部分リウィンダ印加手段と、C
E−FASTエコーを集束させるためのリード勾配のス
イッチングによりCE−FASTエコーのマルチエコー
を集束させるCE−FASTマルチエコー集束手段と、
前記リード勾配のスイッチングにより集束するCE−F
ASTエコーのマルチエコーを収集するCE−FAST
マルチエコー収集手段と、そのCE−FASTマルチエ
コー収集手段により収集されたCE−FASTエコーの
マルチエコーのデータと前記CE−FASTエコーのデ
ータとにより1つのk空間のうちの前記所定部分以外の
部分が埋るような各エコーに対応する位相エンコード勾
配を対応するエコーの収集前に印加するCE−FAST
部分位相エンコード勾配印加手段と、CE−FASTエ
コーの収集後に前記各エコーに対応する位相エンコード
勾配をリワインドするリワインダを印加するCE−FA
ST部分リウィンダ印加手段と、前記FIDエコーのマ
ルチエコーのデータ,FIDエコーのデータ,CE−F
ASTエコーのマルチエコーのデータおよびCE−FA
STエコーのデータに基づいて1枚のイメージを再構成
するイメージ再構成手段とを具備したことを特徴とする
MRI装置を提供する。
【0009】
【作用】第1の観点によるこの発明のMRI装置では、
繰り返し時間内にFIDエコーを1つだけ収集するのに
止まらず、FIDマルチエコー集束手段によるリード勾
配のスイッチングにより,FIDエコーの収集後にも1
つ以上のFIDエコーを集束させ、それをFIDマルチ
エコー収集手段により収集する。ここで、集束する複数
のFIDエコーをマルチエコーという。そして、k空間
を構成する位相エンコード数を、FIDエコーと前記マ
ルチエコーの各エコーで分担させ、収集した各エコーの
データで1つのk空間を埋めて1枚のイメージを再構成
する。従って、前記マルチエコーを含めて繰り返し時間
内に収集されるエコーの数をnとし、例えばk空間を構
成する全ての位相エンコード数を前記n個のエコーで等
しく分担させると、従来のGRASS法の1/nのスキ
ャン時間で1枚のイメージ分のエコーのデータを収集す
ることができ、1枚のイメージを短時間に取得すること
が出来る。
【0010】第2の観点によるこの発明のMRI装置で
は、繰り返し時間内にCE−FASTエコーを1つだけ
収集するのに止まらず、CE−FASTマルチエコー集
束手段によるリード勾配のスイッチングにより,本来の
CE−FASTエコーの集束前にも1つ以上のCE−F
ASTエコーを集束させ、それをCE−FASTマルチ
エコー収集手段により収集する。ここで、集束する複数
のCE−FASTエコーをマルチエコーという。そし
て、k空間を構成する位相エンコード数を、CE−FA
STエコーと前記マルチエコーの各エコーで分担させ、
収集した各エコーのデータで1つのk空間を埋めて1枚
のイメージを再構成する。従って、前記マルチエコーを
含めて繰り返し時間内に収集されるエコーの数をnと
し、例えばk空間を構成する全ての位相エンコード数を
前記n個のエコーで等しく分担させると、従来のCE−
FAST法の1/nのスキャン時間で1枚のイメージ分
のエコーのデータを収集することができ、1枚のイメー
ジを短時間に取得することが出来る。
【0011】第3の観点によるこの発明のMRI装置で
は、繰り返し時間内にFIDエコーとFIDエコーのマ
ルチエコー,または,CE−FASTエコーとCE−F
ASTエコーのマルチエコーを収集する。そして、k空
間を構成する位相エンコード数のうちの所定部分を、F
IDエコーとFIDエコーのマルチエコーとの各エコー
で分担させ、前記所定部分以外をCE−FASTエコー
とCE−FASTエコーのマルチエコーとの各エコーで
分担させ、収集した各エコーのデータで1つのk空間を
埋めて1枚のイメージを再構成する。従って、繰り返し
時間内に収集されるFIDエコーとFIDエコーのマル
チエコーおよびCE−FASTエコーとCE−FAST
エコーのマルチエコーを合せたエコーの数をnとし、例
えばk空間を構成する全ての位相エンコード数を前記n
個のエコーで等しく分担させると、従来のGRASS
法,CE−FAST法の1/nのスキャン時間で1枚の
イメージ分のエコーのデータを収集することができ、1
枚のイメージを短時間に取得することが出来る。
【0012】また、FIDエコーとFIDエコーのマル
チエコー,CE−FASTエコーとCE−FASTエコ
ーのマルチエコーを組み合わせて1枚のイメージを構成
すること及びデータを短時間に収集することにより、化
学シフトの影響および体動の影響を抑制できるようにな
る。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
さらに詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。図1は、この発明の第1実施例
のMRI装置1のブロック図である。計算機2は、操作
卓13からの指示に基づき、全体の作動を制御する。シ
ーケンスコントローラ3は、記憶しているシーケンスに
基づいて、勾配磁場駆動回路4を作動させ、マグネット
アセンブリ5の勾配磁場コイルで勾配磁場を発生させ
る。また、ゲート変調回路7を制御し、RF発振回路6
で発生したRFパルスを所定の波形に変調して、RF電
力増幅器8からマグネットアセンブリ5の送信コイルに
加える。マグネットアセンブリ5の受信コイルで得られ
たNMR信号は、前置増幅器9を介して位相検波器10
に入力され、さらにAD変換器11を介して計算機2に
入力される。計算機2は、AD変換器11から得たNM
R信号のデータに基づき、イメージを再構成し、表示装
置12で表示する。
【0014】図2は、このMRI装置1により実行され
るパルスシーケンスの例示図である。このパルスシーケ
ンスAのビュースキャンVAでは、繰り返し時間TR内
に、従来のGRASS法(図16参照)のように1個の
FIDエコーEfを収集するのに止まらず、リード勾配
RAのスイッチングにより第2のFIDエコーEf2,
第3のFIDエコーEf3,第4のFIDエコーEf4
を集束させて、これらを収集する。1つのビュースキャ
ンVAだけに着目すると、EPI法に類似する。
【0015】位相エンコード勾配P1は、図3に示す1
つのk空間KAのうちの低周波部KALL±に該当する
位相エンコード勾配であり、その位相エンコード数はk
空間KAを構成する位相エンコード数の1/4である。
位相エンコード勾配P2は、前記位相エンコード勾配P
1と加算されたときに図3に示す1つのk空間KAのう
ちの低周波部KAL±に該当する位相エンコード勾配と
なるような勾配である。位相エンコード勾配P3は、前
記位相エンコード勾配P1および位相エンコード勾配P
2と加算されたときに図3に示す1つのk空間KAのう
ちの高周波部KAH±に該当する位相エンコード勾配と
なるような勾配である。位相エンコード勾配P4は、前
記位相エンコード勾配P1,位相エンコード勾配P2お
よび位相エンコード勾配P3と加算されたときに図3に
示す1つのk空間KAのうちの高周波部KAHH±に該
当する位相エンコード勾配となるような勾配である。ま
た、リワインダP5は、前記位相エンコード勾配P1,
位相エンコード勾配P2,位相エンコード勾配P3およ
び位相エンコード勾配P4をリワインドする勾配であ
る。
【0016】このようなビュースキャンVAを位相エン
コード勾配P1の位相エンコード数だけ繰り返すことに
より、図3に示すk空間KA上の低周波部KALL±は
FIDエコーEfのデータで埋められ,低周波部KAL
±は第2のFIDエコーEf2のデータで埋められ,高
周波部KAH±は第3のFIDエコーEf3のデータで
埋められ,高周波部KAHH±第4のFIDエコーEf
4のデータで埋められる。計算機2は、こうして得られ
る1つのk空間KAを埋めるFIDエコーEfのデー
タ,第2のFIDエコーEf2のデータ,第3のFID
エコーEf3のデータおよび第4のFIDエコーEf4
のデータに基づき、1枚のイメージを再構成し、表示装
置12で表示する。
【0017】以上のMRI装置1では、1枚のイメージ
分のエコーのデータを前記パルスシーケンスAにより従
来のGRASS法のパルスシーケンスD(図16参照)
の1/4の時間で収集することができ、1枚のイメージ
を短時間に取得することが出来る。また、リード勾配の
スイッチングにより更に第5のFIDエコー,第6のF
IDエコー,…を収集してもよい。繰り返し時間TR内
に収集されるエコーの数をnとし、例えばk空間KAを
構成する全ての位相エンコード数を前記n個のエコーで
等しく分担させると、従来のGRASS法の1/nのス
キャン時間で1枚のイメージ分のエコーのデータを収集
することが出来る。また、繰り返し時間TRごとにα゜
パルスが連続的に印加されるため、EPI法に比較し
て、S/Nの良好なイメージを取得することが出来る。
【0018】なお、k空間KAを各エコーに分担させる
方法は、図3に示した方法以外に、例えば図4に示すよ
うに、正極の高周波部KAHH+,KAH+をFIDエ
コーEfのデータによって埋め,正極の低周波部KAL
L+,KAL+を第2のFIDエコーEf2のデータに
よって埋め,負極の低周波部KALL−,KAL−を第
3のFIDエコーEf3のデータによって埋め,負極の
高周波部KAHH−,KAH−を第4のFIDエコーE
f4のデータによって埋めるように、k空間KAを構成
する位相エンコード数を4つのエコーに等しく分担させ
ることも可能である。分担させる方法を変えることによ
り、イメージのコントラストを変えることが出来る。ま
た、前記パルスシーケンスAに、MCT(Magnetization T
ransfer Contrast),T1強調,T2強調などの各種プ
リパレーションシーケンスを任意に付加することも可能
である。また、前記パルスシーケンスAのスライス軸に
位相エンコードP6およびリワインダP7を付加して3
D用パルスシーケンスAa(図5参照)とすることも可
能である。
【0019】図6は、この発明の第2実施例のMRI装
置101のブロック図である。計算機102は、操作卓
113からの指示に基づいて、全体の作動を制御する。
シーケンスコントローラ103は、記憶しているシーケ
ンスに基づいて、勾配磁場駆動回路104を作動させ、
マグネットアセンブリ105の勾配磁場コイルで勾配磁
場を発生させる。また、ゲート変調回路107を制御
し、RF発振回路106で発生したRFパルスを所定の
波形に変調して、RF電力増幅器108からマグネット
アセンブリ105の送信コイルに加える。マグネットア
センブリ105の受信コイルで得られたNMR信号は、
前置増幅器109を介して位相検波器110に入力さ
れ、さらにAD変換器111を介して計算機102に入
力される。計算機102は、AD変換器111から得た
NMR信号のデータに基づき、イメージを再構成し、表
示装置112で表示する。
【0020】図7は、このMRI装置101により実行
されるパルスシーケンスの例示図である。このパルスシ
ーケンスBのビュースキャンVBでは、繰り返し時間T
R内に、従来のCE−FAST法(図17参照)のよう
に1個のCE−FASTエコーEcを収集するのに止ま
らず、リード勾配RBのスイッチングにより第2のCE
−FASTエコーEc2,第3のCE−FASTエコー
Ec3,第4のCE−FASTエコーEc4を集束させ
て、これらを収集する。1つのビュースキャンVAだけ
に着目すると、EPI法に類似する。
【0021】位相エンコード勾配P8は、図8に示す1
つのk空間KBのうちの低周波部KBLL±に該当する
位相エンコード勾配であり、その位相エンコード数はk
空間KBを構成する位相エンコード数の1/4である。
位相エンコード勾配P9は、前記位相エンコード勾配P
8と加算されたときに図8に示す1つのk空間KBのう
ちの低周波部KBL±に該当する位相エンコード勾配と
なるような勾配である。位相エンコード勾配P10は、
前記位相エンコード勾配P8および位相エンコード勾配
P9と加算されたときに図8に示す1つのk空間KBの
うちの高周波部KBH±に該当する位相エンコード勾配
となるような勾配である。位相エンコード勾配P11
は、前記位相エンコード勾配P8,位相エンコード勾配
P9および位相エンコード勾配P10と加算されたとき
に図8に示す1つのk空間KBのうちの高周波部KBH
H±に該当する位相エンコード勾配となるような勾配で
ある。また、リワインダP12は、前記位相エンコード
勾配P8,位相エンコード勾配P9,位相エンコード勾
配P10および位相エンコード勾配P11をリワインド
する勾配である。
【0022】このようなビュースキャンVBを位相エン
コード勾配P8の位相エンコード数だけ繰り返すことに
より、図8に示すk空間KB上の高周波部KBHH±は
CE−FASTエコーEfのデータで埋められ,高周波
部KBH±は第2のCE−FASTエコーEc2のデー
タで埋められ,低周波部KBL±は第3のCE−FAS
TエコーEc3のデータで埋められ,低周波部KBLL
±は第4のCE−FASTエコーEc4のデータで埋め
られる。計算機102は、こうして得られる1つのk空
間KBを埋めるCE−FASTエコーEcのデータ,第
2のCE−FASTエコーEc2のデータ,第3のCE
−FASTエコーEc3のデータおよび第4のCE−F
ASTエコーEc4のデータに基づき、1枚のイメージ
を再構成し、表示装置112で表示する。
【0023】以上のMRI装置101では、1枚のイメ
ージ分のエコーのデータを前記パルスシーケンスBによ
り従来のCE−FAST法のパルスシーケンスG(図1
7参照)の1/4の時間で収集することができ、1枚の
イメージを短時間に取得することが出来る。また、リー
ド勾配のスイッチングにより、更に、第5のCE−FA
STエコー,第6のCE−FASTエコー,…を収集し
てもよい。繰り返し時間TR内に収集されるエコーの数
をnとし、例えばk空間KBを構成する全ての位相エン
コード数を前記n個のエコーで等しく分担させると、従
来のCE−FAST法の1/nのスキャン時間で1枚の
イメージ分のエコーのデータを収集することが出来る。
また、繰り返し時間TRごとにα゜パルスが連続的に印
加されるため、EPI法に比較して、S/Nの良好なイ
メージを取得することが出来る。
【0024】なお、k空間KBを各エコーに分担させる
方法は、図8に示した方法以外に、例えば図9に示すよ
うに、正極の高周波部KBHH+,KBH+をCE−F
ASTエコーEcのデータによって埋め,正極の低周波
部KBLL+,KBL+を第2のCE−FASTエコー
Ec2のデータによって埋め,負極の低周波部KBLL
−,KBL−を第3のCE−FASTエコーEc3のデ
ータによって埋め,負極の高周波部KBHH−,KBH
−を第4のCE−FASTエコーEc4のデータによっ
て埋めるように、k空間KBを構成する位相エンコード
数を4つのエコーに等しく分担させることも可能であ
る。分担させる方法を変えることにより、イメージのコ
ントラストを変えることが出来る。また、前記パルスシ
ーケンスBに、MCT(Magnetization Transfer Contras
t),T1強調,T2強調などの各種プリパレーション
シーケンスを任意に付加することも可能である。また、
前記パルスシーケンスBのスライス軸に位相エンコード
P13およびリワインダP14を付加して3D用パルス
シーケンスBa(図10参照)とすることも可能であ
る。
【0025】図11は、この発明の第3実施例のMRI
装置201の要部ブロック図である。計算機202は、
操作卓213からの指示に基づいて、全体の作動を制御
する。シーケンスコントローラ203は、記憶している
シーケンスに基づいて、勾配磁場駆動回路204を作動
させ、マグネットアセンブリ205の勾配磁場コイルで
勾配磁場を発生させる。また、ゲート変調回路207を
制御し、RF発振回路206で発生したRFパルスを所
定の波形に変調して、RF電力増幅器208からマグネ
ットアセンブリ205の送信コイルに加える。マグネッ
トアセンブリ205の受信コイルで得られたNMR信号
は、前置増幅器209を介して位相検波器210に入力
され、さらにAD変換器211を介して計算機202に
入力される。計算機202は、AD変換器211から得
たNMR信号のデータに基づき、イメージを再構成し、
表示装置212で表示する。
【0026】図12の(a),(b)は、このMRI装
置201により実行されるパルスシーケンスCのうちの
2タイプのビュースキャンVCA,VCBについての例
示図である。このパルスシーケンスCのビュースキャン
VCA(図12の(a))では、第1実施例のパルスシ
ーケンスAのビュースキャンVAに比較して、位相エン
コード軸に印加される位相エンコード勾配P15,位相
エンコード勾配P16,位相エンコード勾配P17,位
相エンコード勾配P18およびリワインダP19が異な
っている。
【0027】位相エンコード勾配P15は、図13に示
す1つのk空間KCのうちの正極の低周波部KCLL+
に該当する位相エンコード勾配であり、その位相エンコ
ード数はk空間KCを構成する位相エンコード数の1/
8である。位相エンコード勾配P16は、前記位相エン
コード勾配P15と加算されたときに図13に示す1つ
のk空間KCのうちの正極の低周波部KCL+に該当す
る位相エンコード勾配となるような勾配である。位相エ
ンコード勾配P17は、前記位相エンコード勾配P15
および位相エンコード勾配P16と加算されたときに、
図13に示す1つのk空間KCのうちの正極の高周波部
KCH+に該当する位相エンコード勾配となるような勾
配である。位相エンコード勾配P18は、前記位相エン
コード勾配P15,位相エンコード勾配P16および位
相エンコード勾配P17と加算されたときに図13に示
す1つのk空間KCのうちの正極の高周波部KCHH+
に該当する位相エンコード勾配となるような勾配であ
る。また、リワインダP19は、前記位相エンコード勾
配P15,位相エンコード勾配P16,位相エンコード
勾配P17および位相エンコード勾配P18をリワイン
ドする勾配である。このようなビュースキャンVCAを
位相エンコード勾配P15の位相エンコード数だけ繰り
返すことにより、収集されるFIDエコーEfのデー
タ,第2のFIDエコーEf2のデータ,第3のFID
エコーEf3のデータおよび第4のFIDエコーEf4
のデータで、図13に示すk空間KC上の正極側が埋め
られる。
【0028】また、このパルスシーケンスCのビュース
キャンVCB(図12の(b))では、第2実施例のパ
ルスシーケンスBのビュースキャンVBに比較して、位
相エンコード軸に印加される位相エンコード勾配P2
0,位相エンコード勾配P21,位相エンコード勾配P
22,位相エンコード勾配P23およびリワインダP2
4が異なっている。
【0029】位相エンコード勾配P20は、図13に示
す1つのk空間KCのうちの負極の高周波部KCHH−
に該当する位相エンコード勾配であり、その位相エンコ
ード数はk空間KCを構成する位相エンコード数の1/
8である。位相エンコード勾配P21は、前記位相エン
コード勾配P20と加算されたときに図13に示す1つ
のk空間KCのうちの負極の高周波部KCH−に該当す
る位相エンコード勾配となるような勾配である。位相エ
ンコード勾配P22は、前記位相エンコード勾配P20
および位相エンコード勾配P21と加算されたときに、
図13に示す1つのk空間KCのうちの負極の低周波部
KCL−に該当する位相エンコード勾配となるような勾
配である。位相エンコード勾配P23は、前記位相エン
コード勾配P20,位相エンコード勾配P21および位
相エンコード勾配P22と加算されたときに図13に示
す1つのk空間KCのうちの負極の低周波部KCLL−
に該当する位相エンコード勾配となるような勾配であ
る。また、リワインダP24は、前記位相エンコード勾
配P20,位相エンコード勾配P21,位相エンコード
勾配P22および位相エンコード勾配P23をリワイン
ドする勾配である。
【0030】このようなビュースキャンVCBを位相エ
ンコード勾配P20の位相エンコード数だけ繰り返すこ
とにより、収集されるCE−FASTエコーEcのデー
タ,第2のCE−FASTエコーEc2のデータ,第3
のCE−FASTエコーEc3のデータおよび第4のC
E−FASTエコーEc4のデータで、図13に示すk
空間KC上の負極側が埋められる。計算機202は、こ
うして得られる1つのk空間KCを埋める各エコーのデ
ータに基づき、1枚のイメージを再構成し、表示装置2
12で表示する。
【0031】以上のMRI装置201では、1枚のイメ
ージ分のエコーのデータを前記パルスシーケンスCによ
り前記パルスシーケンスA,Bと同等の時間で収集する
ことができ、1枚のイメージを短時間に取得することが
出来る。また、リード勾配のスイッチングにより更に第
5のFIDエコー,第6のFIDエコー,…または第5
のCE−FASTエコー,第6のCE−FASTエコ
ー,…を収集してもよい。ビュースキャンVCA,VC
Bのそれぞれの繰り返し時間TR内に収集されるエコー
の数をnとし、例えばk空間KCを構成する全ての位相
エンコード数を前記ビュースキャンVCA,VCBの各
エコーで等しく分担させると、従来のGRASS法,C
E−FAST法の1/nのスキャン時間で1枚のイメー
ジ分のエコーのデータを収集することが出来る。また、
繰り返し時間TRごとにα゜パルスが連続的に印加され
るため、EPI法に比較して、S/Nの良好なイメージ
を取得することが出来る。
【0032】また、前記イメージは、FIDエコー(E
f,Ef2,Ef3,Ef4)のデータとCE−FAS
Tエコー(Ec,Ec2,Ec3,Ec4)のデータと
に基づいて再構成されること及び短時間にデータを収集
することにより、体動に敏感なCE−FASTエコーの
特性が緩和される。また、FIDエコーの高次なものほ
ど化学シフトの影響が積算されるが、前記イメージは、
CE−FASTエコーを含むデータに基づいて再構成さ
れるため、化学シフトの影響を受けにくくなる。
【0033】なお、k空間KCを各エコーに分担させる
方法は、図13に示した方法以外に、例えば図14に示
すように、低周波部KCLL±,KCL±(図中、右斜
線部分)をビュースキャンVCAによるFIDエコーE
fのデータ,第2のFIDエコーEf2のデータ,第3
のFIDエコーEf3のデータおよび第4のFIDエコ
ーEf4のデータによって埋め,高周波部KCHH±,
KCH±(図中、左斜線部分)をビュースキャンVCB
によるCE−FASTエコーEcのデータ,第2のCE
−FASTエコーEc2のデータ,第3のCE−FAS
TエコーEc3のデータおよび第4のCE−FASTエ
コーEc4のデータによって埋めるように、k空間KC
を構成する位相エンコード数を2タイプのビュースキャ
ンVCA,VCBについて等しく分担させることも可能
である。さらに、k空間KCを構成する位相エンコード
数を2タイプのビュースキャンVCA,VCBのうちの
一方に多く偏らせて分担させることも可能である。分担
させる方法を変えることにより、イメージのコントラス
トを変えることが出来る。
【0034】また、前記パルスシーケンスCに、MCT(M
agnetization Transfer Contrast),T1強調,T2強
調などの各種プリパレーションシーケンスを任意に付加
することも可能である。これによって、イメージのコン
トラストを変えることが出来る。また、前記ビュースキ
ャンVCAのスライス軸に位相エンコードP25および
リワインダP26を付加し(図15の(a)参照),ビ
ュースキャンVCBのスライス軸に位相エンコードP2
7およびリワインダP28を付加し(図15の(b)参
照)、3D用パルスシーケンスCaとすることも可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】第1の観点によるこの発明のMRI装置
によれば、繰り返し時間内に収集されるFIDエコーと
FIDエコーのマルチエコーとのエコーの数をnとする
と、従来のGRASS法の1/n(n≧2)のスキャン
時間で1枚のイメージ分のエコーのデータを収集するこ
とが出来る。従って、1枚のイメージを短時間に取得す
ることが出来るようになる。
【0036】第2の観点によるこの発明のMRI装置に
よれば、繰り返し時間内に収集されるCE−FASTエ
コーとCE−FASTエコーのマルチエコーとのエコー
の数をnとすると、従来のCE−FAST法の1/n
(n≧2)のスキャン時間で1枚のイメージ分のエコー
のデータを収集することが出来る。従って、1枚のイメ
ージを短時間に取得することが出来るようになる。
【0037】第3の観点によるこの発明のMRI装置に
よれば、繰り返し時間内に収集されるFIDエコーとF
IDエコーのマルチエコーおよびCE−FASTエコー
とCE−FASTエコーのマルチエコーを合せたエコー
の数をnとすると、従来のGRASS法,CE−FAS
T法の1/n(n≧2)のスキャン時間で1枚のイメー
ジ分のエコーのデータを収集することが出来る。従っ
て、1枚のイメージを短時間に取得することが出来るよ
うになる。さらに、イメージの画質を向上できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のMRI装置のブロック
図である。
【図2】図1の装置により実行されるパルスシーケンス
の例示図である。
【図3】図1の装置に係るエコーのデータによるk空間
の分布についての説明図である。
【図4】図1の装置に係るエコーのデータによるk空間
の分布についての説明図である。
【図5】図2のパルスシーケンスに基づく3D用パルス
シーケンスの例示図である。
【図6】この発明の第2実施例のMRI装置のブロック
図である。
【図7】図6の装置により実行されるパルスシーケンス
の例示図である。
【図8】図6の装置に係るエコーのデータによるk空間
の分布についての説明図である。
【図9】図6の装置に係るエコーのデータによるk空間
の分布についての説明図である。
【図10】図7のパルスシーケンスに基づく3D用パル
スシーケンスの例示図である。
【図11】この発明の第3実施例のMRI装置のブロッ
ク図である。
【図12】図11の装置により実行されるパルスシーケ
ンスの例示図である。
【図13】図11の装置に係るエコーのデータによるk
空間の分布についての説明図である。
【図14】図11の装置に係るエコーのデータによるk
空間の分布についての説明図である。
【図15】図12のパルスシーケンスによる3D用パル
スシーケンスの例示図である。
【図16】従来のGRASS法のパルスシーケンスの例
示図である。
【図17】従来のCE−FAST法のパルスシーケンス
の例示図である。
【図18】EPI法のパルスシーケンスの例示図であ
る。
【符号の説明】
1,101,201 MRI装置 2,102,202 計算機 3,103,203 シーケンスコントローラ A,B,C パルスシーケンス Ec CE−FASTエコー Ef FIDエコー KA,KB,KC k空間 P1,P2,P3 位相エンコード勾配 RA,RB,RC リード勾配 TR 繰り返し時間 VCA,VCB ビュースキャン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9219−2J G01N 24/08 Y

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GRASS法を利用して、繰り返し時間
    内にFIDエコーを収集し、イメージを再構成するMR
    I装置であって、FIDエコーの収集後にリード勾配の
    スイッチングにより前記FIDエコーのマルチエコーを
    集束させるFIDマルチエコー集束手段と、前記リード
    勾配のスイッチングにより集束するFIDエコーのマル
    チエコーを収集するFIDマルチエコー収集手段と、そ
    のFIDマルチエコー収集手段により収集されたFID
    エコーのマルチエコーのデータと前記FIDエコーのデ
    ータとにより1つのk空間が埋るような各エコーに対応
    する位相エンコード勾配を対応するエコーの収集前に印
    加するFID位相エンコード勾配印加手段と、FIDエ
    コーのマルチエコーの収集後に前記各エコーに対応する
    位相エンコード勾配をリワインドするリワインダを印加
    するFIDリウィンダ印加手段と、前記各エコーのデー
    タに基づいて1枚のイメージを再構成するFIDイメー
    ジ再構成手段とを具備したことを特徴とするMRI装
    置。
  2. 【請求項2】 CE−FASTを利用して、繰り返し時
    間内にCE−FASTエコーを収集し、イメージを再構
    成するMRI装置であって、CE−FASTエコーを集
    束させるためのリード勾配のスイッチングによりCE−
    FASTエコーのマルチエコーを集束させるCE−FA
    STマルチエコー集束手段と、前記リード勾配のスイッ
    チングにより集束するCE−FASTエコーのマルチエ
    コーを収集するCE−FASTマルチエコー収集手段
    と、そのCE−FASTマルチエコー収集手段により収
    集されたCE−FASTエコーのマルチエコーのデータ
    と前記CE−FASTエコーのデータとにより1つのk
    空間が埋るような各エコーに対応する位相エンコード勾
    配を対応するエコーの収集前に印加するCE−FAST
    位相エンコード勾配印加手段と、CE−FASTエコー
    の収集後に前記各エコーに対応する位相エンコード勾配
    をリワインドするリワインダを印加するCE−FAST
    リウィンダ印加手段と、前記各エコーのデータに基づい
    て1枚のイメージを再構成するCE−FASTイメージ
    再構成手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。
  3. 【請求項3】 GRASS法またはCE−FAST法を
    利用して、繰り返し時間内にFIDエコーおよびCE−
    FASTエコーを収集し、それらFIDエコーのデータ
    とCE−FASTエコーのデータに基づいてイメージを
    再構成するMRI装置であって、FIDエコーの収集後
    にリード勾配のスイッチングにより前記FIDエコーの
    マルチエコーを集束させるFIDマルチエコー集束手段
    と、前記リード勾配のスイッチングにより集束するFI
    Dエコーのマルチエコーを収集するFIDマルチエコー
    収集手段と、そのFIDマルチエコー収集手段により収
    集されたFIDエコーのマルチエコーのデータと前記F
    IDエコーのデータとにより1つのk空間のうちの所定
    部分が埋るような各エコーに対応する位相エンコード勾
    配を対応するエコーの収集前に印加するFID部分位相
    エンコード勾配印加手段と、FIDエコーのマルチエコ
    ーの収集後に前記各エコーに対応する位相エンコード勾
    配をリワインドするリワインダを印加するFID部分リ
    ウィンダ印加手段と、CE−FASTエコーを集束させ
    るためのリード勾配のスイッチングによりCE−FAS
    Tエコーのマルチエコーを集束させるCE−FASTマ
    ルチエコー集束手段と、前記リード勾配のスイッチング
    により集束するCE−FASTエコーのマルチエコーを
    収集するCE−FASTマルチエコー収集手段と、その
    CE−FASTマルチエコー収集手段により収集された
    CE−FASTエコーのマルチエコーのデータと前記C
    E−FASTエコーのデータとにより1つのk空間のう
    ちの前記所定部分以外の部分が埋るような各エコーに対
    応する位相エンコード勾配を対応するエコーの収集前に
    印加するCE−FAST部分位相エンコード勾配印加手
    段と、CE−FASTエコーの収集後に前記各エコーに
    対応する位相エンコード勾配をリワインドするリワイン
    ダを印加するCE−FAST部分リウィンダ印加手段
    と、前記FIDエコーのマルチエコーのデータ,FID
    エコーのデータ,CE−FASTエコーのマルチエコー
    のデータおよびCE−FASTエコーのデータに基づい
    て1枚のイメージを再構成するイメージ再構成手段とを
    具備したことを特徴とするMRI装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253526A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2008253733A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri装置およびその制御方法
JP2013521922A (ja) * 2010-03-18 2013-06-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 核スピン系の縦及び横緩和時間の同時及び動的決定

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US9588205B2 (en) 2010-03-18 2017-03-07 Koninklijke Philips N.V. Simultaneous and dynamic determination of longitudinal and transversal relaxation times of a nuclear spin system

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