JPH06234557A - アルカリ膨潤性ラテックスを含むセメント用組成物及びこれらの組成物から得たセメント - Google Patents
アルカリ膨潤性ラテックスを含むセメント用組成物及びこれらの組成物から得たセメントInfo
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- JPH06234557A JPH06234557A JP6012250A JP1225094A JPH06234557A JP H06234557 A JPH06234557 A JP H06234557A JP 6012250 A JP6012250 A JP 6012250A JP 1225094 A JP1225094 A JP 1225094A JP H06234557 A JPH06234557 A JP H06234557A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/26—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B24/2688—Copolymers containing at least three different monomers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルカリ膨潤性ラテックスを含むセメント用
組成物を提供する。 【構成】 アルカリ膨潤性ラテックスとして、共重合さ
れた1種以上の飽和含有カルボン酸又はこれらの酸のア
ルキルエステルを含有する重合体を基材とするものを使
用する。
組成物を提供する。 【構成】 アルカリ膨潤性ラテックスとして、共重合さ
れた1種以上の飽和含有カルボン酸又はこれらの酸のア
ルキルエステルを含有する重合体を基材とするものを使
用する。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、アルカリ膨潤性ラテックスを
含むセメント用組成物及びこれらの組成物から得たセメ
ントに関する。特に、本発明は、MDF(マクロ・デフ
ェクト・フリー)と称されるマクロ欠陥のないセメント
に適応するものである。
含むセメント用組成物及びこれらの組成物から得たセメ
ントに関する。特に、本発明は、MDF(マクロ・デフ
ェクト・フリー)と称されるマクロ欠陥のないセメント
に適応するものである。
【0002】
【発明の背景】MDFセメントは約10年前に出現し
た。これらの製品は、セメント、水及び重合体を混合さ
せることによって得られる。これらは、通常のセメント
と比較して特に曲げ強さに関して極めて著しく向上され
た機械的強度を有する。しかしながら、MDFセメント
は、それらが水に対して高度に感性であるという不利益
を有する。この感性は、それらを水中に浸漬させたとき
の高い吸水率によるものである。
た。これらの製品は、セメント、水及び重合体を混合さ
せることによって得られる。これらは、通常のセメント
と比較して特に曲げ強さに関して極めて著しく向上され
た機械的強度を有する。しかしながら、MDFセメント
は、それらが水に対して高度に感性であるという不利益
を有する。この感性は、それらを水中に浸漬させたとき
の高い吸水率によるものである。
【0003】更に、特にポルトランドセメントのような
珪酸カルシウム基材セメントの場合には、例えばポリア
クリル酸のようにカルボキシル基を高い割合で含む重合
体の使用には困難が伴う場合がある。実際に、セメント
の水和間に離脱するカルシウムイオンによるカルボキシ
ル基の架橋が極めて急速に起こり、しかして過度に急速
な硬化が引き起こされそして使用が困難にされる。
珪酸カルシウム基材セメントの場合には、例えばポリア
クリル酸のようにカルボキシル基を高い割合で含む重合
体の使用には困難が伴う場合がある。実際に、セメント
の水和間に離脱するカルシウムイオンによるカルボキシ
ル基の架橋が極めて急速に起こり、しかして過度に急速
な硬化が引き起こされそして使用が困難にされる。
【0004】それ故に、この場合にはポリアクリルアミ
ド型の重合体を使用することが必要であり、そしてアミ
ド基はその混合物の塩基性pHの結果として徐々に加水
分解された。しかしながら、この解決法はなお2つの問
題を有する。一方において、重合体の加水分解は、比較
的多量の水性アンモニア(これは作業者には有害であ
る)を離脱する。他方において、アンモニアガスは製品
中に気泡を形成し、これは、その密度を低下させ且つ製
品が水中にとどまるときに水の吸収を促進させる。
ド型の重合体を使用することが必要であり、そしてアミ
ド基はその混合物の塩基性pHの結果として徐々に加水
分解された。しかしながら、この解決法はなお2つの問
題を有する。一方において、重合体の加水分解は、比較
的多量の水性アンモニア(これは作業者には有害であ
る)を離脱する。他方において、アンモニアガスは製品
中に気泡を形成し、これは、その密度を低下させ且つ製
品が水中にとどまるときに水の吸収を促進させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、本発明の第
一の目的は、低い給水率でそして好ましくは高い密度の
セメントを生成することができる組成物を開発すること
である。本発明の第二の目的は、実施するのが容易でし
かも特にポリアクリルアミドに関する上記の不利益を有
しない又は軽減する組成物又は方法を見い出すことであ
る。
一の目的は、低い給水率でそして好ましくは高い密度の
セメントを生成することができる組成物を開発すること
である。本発明の第二の目的は、実施するのが容易でし
かも特にポリアクリルアミドに関する上記の不利益を有
しない又は軽減する組成物又は方法を見い出すことであ
る。
【0006】
【発明の概要】この目的のために、本発明に従ったセメ
ント用組成物は、 ・セメント、 ・アルカリ膨潤性ラテックス、 を含むことを特徴とする。更に、本発明は、セメント及
びアルカリ膨潤性ラテックスに水を混合させる工程を含
むことを特徴とするセメントの製造法にも関するもので
ある。他の具体例に従えば、セメントを製造するための
本発明の方法は、上記種類の組成物の構成成分に水を混
合させることを特徴とする。最後に、本発明は、上記形
式の方法によって得られたセメントに関する。
ント用組成物は、 ・セメント、 ・アルカリ膨潤性ラテックス、 を含むことを特徴とする。更に、本発明は、セメント及
びアルカリ膨潤性ラテックスに水を混合させる工程を含
むことを特徴とするセメントの製造法にも関するもので
ある。他の具体例に従えば、セメントを製造するための
本発明の方法は、上記種類の組成物の構成成分に水を混
合させることを特徴とする。最後に、本発明は、上記形
式の方法によって得られたセメントに関する。
【0007】本発明の他の特徴、細部及び利益は以下の
説明及び実施例を通読するときに一層明らかになるであ
ろうが、本発明はこれらに限定されるものではないこと
を理解されたい。
説明及び実施例を通読するときに一層明らかになるであ
ろうが、本発明はこれらに限定されるものではないこと
を理解されたい。
【0008】
【発明の具体的な説明】本発明に従った組成物及び方法
は、先に記載したように、以下で詳細に説明する少なく
とも2種の成分を含み又はそれを利用するものである。
以下の説明では、かかる成分について説明したことはす
べて、これらの成分を使用した組成物及び方法の両方に
当てはまる。
は、先に記載したように、以下で詳細に説明する少なく
とも2種の成分を含み又はそれを利用するものである。
以下の説明では、かかる成分について説明したことはす
べて、これらの成分を使用した組成物及び方法の両方に
当てはまる。
【0009】これらの組成物は、第一に、セメントを含
む。このセメントは水硬性型のものであり、即ち、それ
は水の存在下に硬化することができる物質である。本発
明の範囲内では任意種類のセメントを使用することがで
きるけれども、いくつかの例を以下に示す。
む。このセメントは水硬性型のものであり、即ち、それ
は水の存在下に硬化することができる物質である。本発
明の範囲内では任意種類のセメントを使用することがで
きるけれども、いくつかの例を以下に示す。
【0010】このセメントは、第一に、アルミン酸塩型
のものである。これは、アルミナそれ自体又はアルミン
酸塩又は両者のいずれかを高割合で含有するすべてのセ
メントを意味する。一例として、アルミン酸カルシウム
を基材とするセメント特にSECAR型のものを挙げる
ことができる。硫酸カルシウム半水和物を基材とするセ
メント及びソーレルセメントと称されるマグネシウムセ
メントも挙げることができる。
のものである。これは、アルミナそれ自体又はアルミン
酸塩又は両者のいずれかを高割合で含有するすべてのセ
メントを意味する。一例として、アルミン酸カルシウム
を基材とするセメント特にSECAR型のものを挙げる
ことができる。硫酸カルシウム半水和物を基材とするセ
メント及びソーレルセメントと称されるマグネシウムセ
メントも挙げることができる。
【0011】本発明の好ましい具体例に従えば、セメン
トは、珪酸塩型のもの特に珪酸カルシウムを基材とする
ものであってもよい。一例としてポルトランドセメント
を挙げることができるが、この種のセメントでは速硬性
又は超速硬性のポルトランドセメント、白色セメント、
硫酸塩に対して抵抗性のもの、並びに高炉スラグ及び/
又はフライアッシュ及び/又はメタカオリンを含むもの
がある。
トは、珪酸塩型のもの特に珪酸カルシウムを基材とする
ものであってもよい。一例としてポルトランドセメント
を挙げることができるが、この種のセメントでは速硬性
又は超速硬性のポルトランドセメント、白色セメント、
硫酸塩に対して抵抗性のもの、並びに高炉スラグ及び/
又はフライアッシュ及び/又はメタカオリンを含むもの
がある。
【0012】本発明の組成物は、アルカリ膨潤性ラテッ
クスも含む。ラテックスは、乳化重合法によって得られ
る炭化水素重合体の水性懸濁液の形態にある周知の製品
である。アルカリ膨潤性ラテックスとは、本発明では、
水性エマルジョン中に存在する又はそれに添加されたア
ルカリ(特に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
性アンモニア)で膨潤するラテックスを意味する。この
種のラテックスは周知である。アルカリ膨潤性ラテック
スは、一般には、1種以上の共重合したエチレン性不飽
和含有カルボン酸又はこれらの酸のアルキルエステルを
含有する重合体を含む。
クスも含む。ラテックスは、乳化重合法によって得られ
る炭化水素重合体の水性懸濁液の形態にある周知の製品
である。アルカリ膨潤性ラテックスとは、本発明では、
水性エマルジョン中に存在する又はそれに添加されたア
ルカリ(特に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
性アンモニア)で膨潤するラテックスを意味する。この
種のラテックスは周知である。アルカリ膨潤性ラテック
スは、一般には、1種以上の共重合したエチレン性不飽
和含有カルボン酸又はこれらの酸のアルキルエステルを
含有する重合体を含む。
【0013】エチレン性不飽和含有カルボン酸は、一般
には、分子当たり1個以上の酸基を含有するモノエチレ
ン性及びポリエチレン性不飽和含有酸である。これらの
酸の例は、アクリル酸、メタクリル酸又はその二量体、
フマル酸、クロトン酸、イタコン酸及びマレイン酸であ
る。この群の中には、これらの酸のアルキルエステル
(特に低級のもの)並びにこれらの酸及びエステルの低
級アルキル及びフェニル置換基含有誘導体である。
には、分子当たり1個以上の酸基を含有するモノエチレ
ン性及びポリエチレン性不飽和含有酸である。これらの
酸の例は、アクリル酸、メタクリル酸又はその二量体、
フマル酸、クロトン酸、イタコン酸及びマレイン酸であ
る。この群の中には、これらの酸のアルキルエステル
(特に低級のもの)並びにこれらの酸及びエステルの低
級アルキル及びフェニル置換基含有誘導体である。
【0014】これらのカルボン酸は、通常、共役ジオレ
フィン性単量体(特にC4 〜C8 )及びカルボン酸又は
エステル基を含まないモノエチレン性不飽和含有単量体
を包含する群から選択される他の非酸性単量体と共重合
される。共役ジオレフィンは、一般には、1,3ブタジ
エン型のものである。モノエチレン性不飽和含有単量体
は、一般には、アルケニル単核芳香族化合物又は低級ア
ルキル若しくはハロゲン置換基を含有する誘導体、例え
ばスチレン、α−メチルスチレン、α−クロルスチレン
等である。
フィン性単量体(特にC4 〜C8 )及びカルボン酸又は
エステル基を含まないモノエチレン性不飽和含有単量体
を包含する群から選択される他の非酸性単量体と共重合
される。共役ジオレフィンは、一般には、1,3ブタジ
エン型のものである。モノエチレン性不飽和含有単量体
は、一般には、アルケニル単核芳香族化合物又は低級ア
ルキル若しくはハロゲン置換基を含有する誘導体、例え
ばスチレン、α−メチルスチレン、α−クロルスチレン
等である。
【0015】アルカリ膨潤性ラテックスの具体的な種類
について以下に記載する。このアルカリ膨潤性ラテック
スは、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸のモノエステ
ル、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸、 ・ビニル芳香族及びビニルニトリル単量体から選択され
る第三種類の少なくとも1種の単量体、 ・少なくとも2個のエチレン性不飽和を含有する単量
体、 の共重合体である。
について以下に記載する。このアルカリ膨潤性ラテック
スは、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸のモノエステ
ル、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸、 ・ビニル芳香族及びビニルニトリル単量体から選択され
る第三種類の少なくとも1種の単量体、 ・少なくとも2個のエチレン性不飽和を含有する単量
体、 の共重合体である。
【0016】エチレン性不飽和を含有するカルボン酸の
モノエステルとしては、メチル、エチル、イソプロピ
ル、プロピル、イソブチル、n−ブチル、t−ブチル及
び2−エチルヘキシルアルコールのアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、フマル酸エステル及びマレ
イン酸エステルを使用することが可能である。
モノエステルとしては、メチル、エチル、イソプロピ
ル、プロピル、イソブチル、n−ブチル、t−ブチル及
び2−エチルヘキシルアルコールのアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、フマル酸エステル及びマレ
イン酸エステルを使用することが可能である。
【0017】エチレン性不飽和を含有するカルボン酸と
しては、アクリル酸、メタクリル酸又はその二量体、フ
マル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸等又はそ
れらの混合物、並びに上記酸とC1 〜C8 アルカノール
とのモノエステル例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリ
ル酸n−ブチル等を使用することができる。アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸及びマレイン
酸が好ましい。
しては、アクリル酸、メタクリル酸又はその二量体、フ
マル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸等又はそ
れらの混合物、並びに上記酸とC1 〜C8 アルカノール
とのモノエステル例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリ
ル酸n−ブチル等を使用することができる。アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸及びマレイン
酸が好ましい。
【0018】アルカリ膨潤性ラテックスは、スチレン及
びメチルスチレンのようなビニル芳香族単量体及び/又
はアクリロニトリル及びメタクリロニトリルのようなビ
ニルニトリルから選択される第三単量体を追加的に含
む。また、アルカリ膨潤性ラテックスは、単量体の重合
間に混入された少なくとも2個のエチレン性不飽和を含
有し且つ架橋剤として作用する単量体も含む。この架橋
剤は、特に、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリポリプロピレングリコールジアクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、アリ
ル(メタ)アクリレート、ジアリルマレエート、トリア
リルシアヌレート、ジビニルベンゼン及びメチレンビス
アクリルアミドから選択することができる。
びメチルスチレンのようなビニル芳香族単量体及び/又
はアクリロニトリル及びメタクリロニトリルのようなビ
ニルニトリルから選択される第三単量体を追加的に含
む。また、アルカリ膨潤性ラテックスは、単量体の重合
間に混入された少なくとも2個のエチレン性不飽和を含
有し且つ架橋剤として作用する単量体も含む。この架橋
剤は、特に、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリポリプロピレングリコールジアクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、アリ
ル(メタ)アクリレート、ジアリルマレエート、トリア
リルシアヌレート、ジビニルベンゼン及びメチレンビス
アクリルアミドから選択することができる。
【0019】架橋剤は、単量体の総重量を基にして0.
1〜5重量%特に0.2〜1重量%の割合で使用される
が好ましい。好ましい架橋剤は、エチレングリコールジ
メタクリレート及びジビニルベンゼンである。架橋剤の
百分率は、カルボキシル化単量体の含量及びラテックス
の所望の膨潤の関数としてそれ自体公知の態様で定めら
れる。
1〜5重量%特に0.2〜1重量%の割合で使用される
が好ましい。好ましい架橋剤は、エチレングリコールジ
メタクリレート及びジビニルベンゼンである。架橋剤の
百分率は、カルボキシル化単量体の含量及びラテックス
の所望の膨潤の関数としてそれ自体公知の態様で定めら
れる。
【0020】特に好適なラテックスの例としては、55
〜65重量%の不飽和カルボン酸のモノエステル好まし
くはアクリル酸エチル、10〜20重量%の不飽和カル
ボン酸好ましくはメタクリル酸、20〜32重量%のス
チレン及び0.1〜5重量%の架橋剤を含有する共重合
体を挙げることができる。特に好適な単量体の混合物
は、58〜60重量%のアクリル酸エチル、14〜16
重量%のメタクリル酸、25〜27重量%のスチレン及
び0.2〜1重量%の架橋剤を含む。
〜65重量%の不飽和カルボン酸のモノエステル好まし
くはアクリル酸エチル、10〜20重量%の不飽和カル
ボン酸好ましくはメタクリル酸、20〜32重量%のス
チレン及び0.1〜5重量%の架橋剤を含有する共重合
体を挙げることができる。特に好適な単量体の混合物
は、58〜60重量%のアクリル酸エチル、14〜16
重量%のメタクリル酸、25〜27重量%のスチレン及
び0.2〜1重量%の架橋剤を含む。
【0021】アルカリウム膨潤性ラテックスの重合は、
それ自体公知の態様で1つ以上の段階で実施される。従
来の分散重合技術を使用することができる。
それ自体公知の態様で1つ以上の段階で実施される。従
来の分散重合技術を使用することができる。
【0022】かくして、単量体は、単量体の総重量を基
にして計算して通常約0.01〜10重量%の陰イオン
性又は陽イオン性乳化剤の存在下に水で予備乳化するこ
とができる。過硫酸アンモニウム又はカリウムのような
遊離基発生剤型の重合開始剤を単独で又はメタ重亜燐酸
ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ナトリウムホルムア
ルデヒドスルホキシレート及び金属イオン(鉄、コバル
ト、銅等)のような促進剤と組み合わせて使用すること
ができる。また、アゾ化合物(2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル、4,4’−アゾビス(4−シアノペン
タン酸)等)のような遊離基発生剤、又は水性過酸化水
素、t−ブチルヒドロペルオキシド若しくはクメンヒド
ロペルオキシドのようなペルオキシドを還元剤と組み合
わせて使用することも可能である。
にして計算して通常約0.01〜10重量%の陰イオン
性又は陽イオン性乳化剤の存在下に水で予備乳化するこ
とができる。過硫酸アンモニウム又はカリウムのような
遊離基発生剤型の重合開始剤を単独で又はメタ重亜燐酸
ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ナトリウムホルムア
ルデヒドスルホキシレート及び金属イオン(鉄、コバル
ト、銅等)のような促進剤と組み合わせて使用すること
ができる。また、アゾ化合物(2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル、4,4’−アゾビス(4−シアノペン
タン酸)等)のような遊離基発生剤、又は水性過酸化水
素、t−ブチルヒドロペルオキシド若しくはクメンヒド
ロペルオキシドのようなペルオキシドを還元剤と組み合
わせて使用することも可能である。
【0023】通常触媒と称されるものを構成する開始剤
及び促進剤は、共重合しようとする単量体の重量を基に
してそれぞれ0.1〜2重量%の割合で使用することが
できる。重合温度は、30〜100℃好ましくは50〜
90℃の間であってよい。
及び促進剤は、共重合しようとする単量体の重量を基に
してそれぞれ0.1〜2重量%の割合で使用することが
できる。重合温度は、30〜100℃好ましくは50〜
90℃の間であってよい。
【0024】挙げることができる乳化剤の例は、特に、
アルキル、アリール、アルキルアリール及びアリールア
ルキルスルホン酸及び硫酸又はポリエーテル硫酸のアル
カリ金属及びアンモニウム塩、対応する燐酸塩及びホス
ホン酸塩、並びにエトキシル化脂肪酸、エステル、アル
コール、アミド及びアルキルフェノールである。
アルキル、アリール、アルキルアリール及びアリールア
ルキルスルホン酸及び硫酸又はポリエーテル硫酸のアル
カリ金属及びアンモニウム塩、対応する燐酸塩及びホス
ホン酸塩、並びにエトキシル化脂肪酸、エステル、アル
コール、アミド及びアルキルフェノールである。
【0025】また、重合間に重合体を架橋させることも
必要である。これを行うために、重合間に架橋剤が加え
られる。これらは、いくつかの即ち少なくとも2個のエ
チレン性不飽和を0.1〜5%の範囲内の量で含有する
単量体である。かかる単量体の例としては、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリ
コールジアクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、
ジアリルマレエート、トリアリルシアヌレート、ジビニ
ルベンゼン及びメチレンビスアクリルアミドが挙げられ
る。
必要である。これを行うために、重合間に架橋剤が加え
られる。これらは、いくつかの即ち少なくとも2個のエ
チレン性不飽和を0.1〜5%の範囲内の量で含有する
単量体である。かかる単量体の例としては、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリ
コールジアクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、
ジアリルマレエート、トリアリルシアヌレート、ジビニ
ルベンゼン及びメチレンビスアクリルアミドが挙げられ
る。
【0026】ある種の単量体又はある割合の単量体混合
物を第一段階で重合させ次いで他の単量体を加えて不均
質な粒子を形成することが可能である。かくして、重合
間に形成される重合体粒子の表面に十分な量の酸性基が
位置されるのを確実にするために、カルボン酸を基材と
する単量体の一部分又は全部を重合の開始後にに連続的
に又は少しずつ加えることができる。
物を第一段階で重合させ次いで他の単量体を加えて不均
質な粒子を形成することが可能である。かくして、重合
間に形成される重合体粒子の表面に十分な量の酸性基が
位置されるのを確実にするために、カルボン酸を基材と
する単量体の一部分又は全部を重合の開始後にに連続的
に又は少しずつ加えることができる。
【0027】重合後に、アルカリ膨潤性ラテックスは、
水酸化アルカリ金属、アンモニア又は水溶性有機アミン
例えば2−アミノ−2−メチルプロパノール、ジエチル
アミノエタノール若しくは水酸化テトラブチルアンモニ
ウムのよう四級アンモニウムの如き1種以上の塩基の助
けを借りて4〜7の中性又は僅かに酸性のpHに調整す
ることができる。
水酸化アルカリ金属、アンモニア又は水溶性有機アミン
例えば2−アミノ−2−メチルプロパノール、ジエチル
アミノエタノール若しくは水酸化テトラブチルアンモニ
ウムのよう四級アンモニウムの如き1種以上の塩基の助
けを借りて4〜7の中性又は僅かに酸性のpHに調整す
ることができる。
【0028】本発明の組成物又は方法で使用される各成
分の割合はかなり変動することができる。一例として、
下記の割合、 ・セメント:100重量部、 ・アルカリ膨潤性ラテックス:少なくとも2重量部、特
に5〜11重量部、 を例示することができる。
分の割合はかなり変動することができる。一例として、
下記の割合、 ・セメント:100重量部、 ・アルカリ膨潤性ラテックス:少なくとも2重量部、特
に5〜11重量部、 を例示することができる。
【0029】ここで本発明のより好ましい具体例につい
て説明する。
て説明する。
【0030】第一に、本発明の組成物又は方法は、水溶
性又は水分散性の重合体を追加的に含むことができ又は
使用することができる。これは、MDFセメントを取り
扱う従来技術に記載される種類の任意の有機重合体又は
共重合体を包含する。それ故に、好適な重合体は周知で
ある。かかる重合体について特に必要ならば、米国特許
第4,410,366号又はヨーロッパ特許願第22
0,073号を参照されたい。
性又は水分散性の重合体を追加的に含むことができ又は
使用することができる。これは、MDFセメントを取り
扱う従来技術に記載される種類の任意の有機重合体又は
共重合体を包含する。それ故に、好適な重合体は周知で
ある。かかる重合体について特に必要ならば、米国特許
第4,410,366号又はヨーロッパ特許願第22
0,073号を参照されたい。
【0031】ここで一例として挙げることができる好適
な重合体は、セルロース又はカルボキシセルロースエー
テルのようなセルロース誘導体、糖類及びキサンタンガ
ムのような多糖類、ポリアクリルアミド、ポリエステ
ル、アクリル重合体、マレイン酸重合体、部分加水分解
ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
オキシド、ポリビニルピロリドン、及び尿素、エポキシ
又はフェノール/ホルムアルデヒド樹脂である。
な重合体は、セルロース又はカルボキシセルロースエー
テルのようなセルロース誘導体、糖類及びキサンタンガ
ムのような多糖類、ポリアクリルアミド、ポリエステ
ル、アクリル重合体、マレイン酸重合体、部分加水分解
ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
オキシド、ポリビニルピロリドン、及び尿素、エポキシ
又はフェノール/ホルムアルデヒド樹脂である。
【0032】より具体的に言えば、特にポルトランドセ
メントを使用する場合には、少なくともカルボキシル官
能基又はカルボキシル官能基を生じることができる基を
含有ししかもセメントの水和間に離脱する陰イオン又は
陽イオンと相互作用することができる重合体を使用する
のが好ましい。かかる重合体の例は、ポリアクリルアミ
ド又はアクリル酸/部分加水分解ポリ酢酸ビニル共重合
体である。
メントを使用する場合には、少なくともカルボキシル官
能基又はカルボキシル官能基を生じることができる基を
含有ししかもセメントの水和間に離脱する陰イオン又は
陽イオンと相互作用することができる重合体を使用する
のが好ましい。かかる重合体の例は、ポリアクリルアミ
ド又はアクリル酸/部分加水分解ポリ酢酸ビニル共重合
体である。
【0033】水溶性又は水分散性重合体とアルカリ膨潤
性ラテックスとの相対割合は、製造しようとするセメン
トに求められる特性の関数として広範囲にわたって変動
することができる。
性ラテックスとの相対割合は、製造しようとするセメン
トに求められる特性の関数として広範囲にわたって変動
することができる。
【0034】他の特定の具体例に従えば、湿式法によっ
て製造したシリカ、熱分解法シリカ及びシリコーンより
なる群から選択される成分を本発明の範囲内で使用する
ことも可能である。
て製造したシリカ、熱分解法シリカ及びシリコーンより
なる群から選択される成分を本発明の範囲内で使用する
ことも可能である。
【0035】湿式法によって製造したシリカとは、本明
細書では、珪酸アルカリ金属と無機酸との反応から沈殿
によって得られたシリカ、それ故に沈殿媒体のpHに依
存して沈降シリカ又はシリカゲル(このpHはゲルの場
合には高酸性側である)を意味する。本発明では、シリ
カの製造法は任意の形式のもの(珪酸塩のベース材料へ
の酸の添加、水又は珪酸塩溶液のベース材料への酸及び
珪酸塩の全体的又は部分的同時添加等)でよく、そして
得ようとするシリカの種類の関数として選択される。ま
た、この同じ種類の中には、例えばオートクレーブにお
いて加圧下に天然シリカと水酸化カルシウムとを反応さ
せ次いで塩酸のような酸で処理することによって得られ
る熱水法シリカも包含される。
細書では、珪酸アルカリ金属と無機酸との反応から沈殿
によって得られたシリカ、それ故に沈殿媒体のpHに依
存して沈降シリカ又はシリカゲル(このpHはゲルの場
合には高酸性側である)を意味する。本発明では、シリ
カの製造法は任意の形式のもの(珪酸塩のベース材料へ
の酸の添加、水又は珪酸塩溶液のベース材料への酸及び
珪酸塩の全体的又は部分的同時添加等)でよく、そして
得ようとするシリカの種類の関数として選択される。ま
た、この同じ種類の中には、例えばオートクレーブにお
いて加圧下に天然シリカと水酸化カルシウムとを反応さ
せ次いで塩酸のような酸で処理することによって得られ
る熱水法シリカも包含される。
【0036】熱分解法シリカは、四塩化珪素を火炎中で
加水分解させることによって得られるものである。この
種の製品の例としては、エーロシルシリカを挙げること
ができる。
加水分解させることによって得られるものである。この
種の製品の例としては、エーロシルシリカを挙げること
ができる。
【0037】上記のシリカの中では、沈降シリカを使用
するのが特に好ましい。上記シリカの混合物を使用する
ことも可能である。シリカは、特にセメント−重合体−
水混合物中におけるその良好な分散性及びその反応性の
関数として選択される。少なくとも20m2 /g特に4
0〜200m2 /gのBET比表面積を有するシリカを
使用するのが好ましい。
するのが特に好ましい。上記シリカの混合物を使用する
ことも可能である。シリカは、特にセメント−重合体−
水混合物中におけるその良好な分散性及びその反応性の
関数として選択される。少なくとも20m2 /g特に4
0〜200m2 /gのBET比表面積を有するシリカを
使用するのが好ましい。
【0038】本発明の組成物はシリコーンを含むことが
できる。シリコーンは、R3 SiO0.5 (M単位)、R
2 SiO(D単位)、RSiO1.5 (T単位)及びSi
O2(Q単位)型のポリシロキサン連鎖順序を含有する
化合物である。R基は同種又は異種であり、そして直鎖
又は分岐鎖アルキル基並びにビニル、フェニル及び3,
3,3−トリフルオルプロピル基から選択することがで
きる。アルキル基は、1〜6個の炭素原子を含有するの
が好ましい。より具体的に挙げることができるアルキル
基Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、t
−ブチル及びn−ヘキシル基である。
できる。シリコーンは、R3 SiO0.5 (M単位)、R
2 SiO(D単位)、RSiO1.5 (T単位)及びSi
O2(Q単位)型のポリシロキサン連鎖順序を含有する
化合物である。R基は同種又は異種であり、そして直鎖
又は分岐鎖アルキル基並びにビニル、フェニル及び3,
3,3−トリフルオルプロピル基から選択することがで
きる。アルキル基は、1〜6個の炭素原子を含有するの
が好ましい。より具体的に挙げることができるアルキル
基Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、t
−ブチル及びn−ヘキシル基である。
【0039】本発明の範囲内では、シリコーン油又はガ
ム即ち連鎖停止剤(ブロッカー)Mの存在下における環
式Dn 単位の陰イオン又は陽イオン重合によって得られ
る生成物を使用するのが好ましい。一般式MDn Mの
油、例えば500,000程度の極めて高い分子量のポ
リシロキサンガム、及び反応性油即ちHO−Dn −OH
型のジヒドロキシル化高分子重合体を挙げることができ
る。
ム即ち連鎖停止剤(ブロッカー)Mの存在下における環
式Dn 単位の陰イオン又は陽イオン重合によって得られ
る生成物を使用するのが好ましい。一般式MDn Mの
油、例えば500,000程度の極めて高い分子量のポ
リシロキサンガム、及び反応性油即ちHO−Dn −OH
型のジヒドロキシル化高分子重合体を挙げることができ
る。
【0040】本発明の特定の具体例に従えば、上記種類
のシリカにシリコーンを被覆したものを使用することが
可能である。この被覆は、シリカ上にシリコーン油を周
囲温度で又はそれよりも高い温度で例えば約500℃で
吹き付け、これによってシリカ上へのシリコーンの化学
的収着を行うことによって得ることができる。
のシリカにシリコーンを被覆したものを使用することが
可能である。この被覆は、シリカ上にシリコーン油を周
囲温度で又はそれよりも高い温度で例えば約500℃で
吹き付け、これによってシリカ上へのシリコーンの化学
的収着を行うことによって得ることができる。
【0041】本発明の組成物及び方法は、ある数の公知
添加剤を追加的に含むことができ又はそれらを使用する
ことができる。第一に、添加剤として、一般には縮合さ
れたヒュームドシリカを挙げることができる。
添加剤を追加的に含むことができ又はそれらを使用する
ことができる。第一に、添加剤として、一般には縮合さ
れたヒュームドシリカを挙げることができる。
【0042】他の種類の添加剤としては、硬化遅延剤を
挙げることができる。これらは、硼素含有ヒドロカルボ
ン酸、燐酸、燐酸アルミニウム、硫酸第一鉄、硫酸ナト
リウム、リグノスルホン酸ナトリウム、塩化亜鉛、酢酸
銅、グルコン酸ナトリウム、ナトリウムセルロースサル
フェートアセテート、ホルムアルデヒド/アミノリグノ
サルフェート反応の生成物、ジアルデヒド澱粉、N,N
−ジメチロールジヒドロキシエチレン尿素、フルオロシ
リケート、タル油及びショ糖から選択することができ
る。
挙げることができる。これらは、硼素含有ヒドロカルボ
ン酸、燐酸、燐酸アルミニウム、硫酸第一鉄、硫酸ナト
リウム、リグノスルホン酸ナトリウム、塩化亜鉛、酢酸
銅、グルコン酸ナトリウム、ナトリウムセルロースサル
フェートアセテート、ホルムアルデヒド/アミノリグノ
サルフェート反応の生成物、ジアルデヒド澱粉、N,N
−ジメチロールジヒドロキシエチレン尿素、フルオロシ
リケート、タル油及びショ糖から選択することができ
る。
【0043】また、添加剤として、例えばリグノスルホ
ン酸ナトリウム及びナフタリンスルホン酸ナトリウム縮
合物のような可塑剤も挙げることができる。
ン酸ナトリウム及びナフタリンスルホン酸ナトリウム縮
合物のような可塑剤も挙げることができる。
【0044】添加剤の使用及び選択は、得ようとする機
械的特性及び使用する成分の性状の関数として行われ
る。
械的特性及び使用する成分の性状の関数として行われ
る。
【0045】先に記載したように、本発明は、マクロ欠
陥のないセメントの製造法にも関する。この方法は、2
つの態様で実施することができる。第一の方法は、すぐ
上に記載した組成物で出発することからなる。この場合
には、組成物中の構成成分は同時に一緒にされる。第二
の方法は上記の成分を使用することよりなるが、この場
合には成分は別々に導入される。両方の場合において、
これらの方法は、上に記載した成分に第一に水を混合す
る工程を包含する。
陥のないセメントの製造法にも関する。この方法は、2
つの態様で実施することができる。第一の方法は、すぐ
上に記載した組成物で出発することからなる。この場合
には、組成物中の構成成分は同時に一緒にされる。第二
の方法は上記の成分を使用することよりなるが、この場
合には成分は別々に導入される。両方の場合において、
これらの方法は、上に記載した成分に第一に水を混合す
る工程を包含する。
【0046】これらの2つの方法の間での選択は、上記
成分の供給形態の関数として行うことができる。実際
に、これらの成分は、固体形態で又は液体若しくは懸濁
形態のどちらでも供給することができる。このことはラ
テックス及び重合体にも当てはまり、これらは、乾燥し
た可溶化可能な若しくは分散性可能な状態で、さもなけ
れば懸濁液、エマルジョン若しくは水溶液の形態で供給
されることができる。重合体、湿式法シリカ、熱分解法
シリカ及びシリコーン成分のすべてがセメントを加水分
解することができる水を導入しない形態で供給され得る
ならば、上記した種類のものの組成物を調製しそしてこ
の組成物をセメントの調製時に直接使用することが可能
である。他方、かかる成分のうちの少なくとも1つを液
体形態で水の存在下に使用することが必要又は好ましい
場合には、各成分を別個に導入しながらセメントの調製
が行われる。
成分の供給形態の関数として行うことができる。実際
に、これらの成分は、固体形態で又は液体若しくは懸濁
形態のどちらでも供給することができる。このことはラ
テックス及び重合体にも当てはまり、これらは、乾燥し
た可溶化可能な若しくは分散性可能な状態で、さもなけ
れば懸濁液、エマルジョン若しくは水溶液の形態で供給
されることができる。重合体、湿式法シリカ、熱分解法
シリカ及びシリコーン成分のすべてがセメントを加水分
解することができる水を導入しない形態で供給され得る
ならば、上記した種類のものの組成物を調製しそしてこ
の組成物をセメントの調製時に直接使用することが可能
である。他方、かかる成分のうちの少なくとも1つを液
体形態で水の存在下に使用することが必要又は好ましい
場合には、各成分を別個に導入しながらセメントの調製
が行われる。
【0047】水の混合は、剪断条件下に例えばブレンダ
ーにおいて行われる。各成分及び水は任意の順序で導入
することができる。水の添加量は、可塑性で均質な伸展
性混合物を得ることを可能にする程のものである。MD
Fセメントの特定の場合には、水の添加量は一般にはセ
メントの量の25重量%特に15重量%を越えない。そ
れは、15〜9重量%の間であってよい。
ーにおいて行われる。各成分及び水は任意の順序で導入
することができる。水の添加量は、可塑性で均質な伸展
性混合物を得ることを可能にする程のものである。MD
Fセメントの特定の場合には、水の添加量は一般にはセ
メントの量の25重量%特に15重量%を越えない。そ
れは、15〜9重量%の間であってよい。
【0048】混合の終了時に得られる混合物は、次い
で、熱間プレスを受ける。使用する圧力は特に使用する
ブレンダーの種類に左右されそして通常10〜1,00
0バール例えば300バール程度であり、そして温度は
80〜150℃の間である。熱間プレスの後に、生成物
は1つ以上の熱処理を施すこともできる。この種の処理
はそれ自体公知である。処理温度は一般には60〜10
0℃であり、そして処理は湿った雰囲気中で例えば95
%相対湿度で又はその領域で行われる。
で、熱間プレスを受ける。使用する圧力は特に使用する
ブレンダーの種類に左右されそして通常10〜1,00
0バール例えば300バール程度であり、そして温度は
80〜150℃の間である。熱間プレスの後に、生成物
は1つ以上の熱処理を施すこともできる。この種の処理
はそれ自体公知である。処理温度は一般には60〜10
0℃であり、そして処理は湿った雰囲気中で例えば95
%相対湿度で又はその領域で行われる。
【0049】上記操作の終わりに、マクロ欠陥がなくし
かも極めて低い多孔度を示すセメントが得られる。かく
して、得られるセメントは一般には0.1cm2 /gを
越えない多孔度を有しそして最大直径が40nmを越え
ない特に25nmを越えない細孔を示す。このセメント
は、これを基材とする構造部材を製造する建築産業及び
公共事業の分野において使用することができる。
かも極めて低い多孔度を示すセメントが得られる。かく
して、得られるセメントは一般には0.1cm2 /gを
越えない多孔度を有しそして最大直径が40nmを越え
ない特に25nmを越えない細孔を示す。このセメント
は、これを基材とする構造部材を製造する建築産業及び
公共事業の分野において使用することができる。
【0050】
【実施例】ここで本発明の実施例を提供するが、これら
の実施例はいかなる点においても本発明を限定するもの
ではない。
の実施例はいかなる点においても本発明を限定するもの
ではない。
【0051】ラテックスの製造 ラテックスは、ジャケット及び“インペラー”型撹拌機
を備えたステンレス鋼製反応器において調製される。反
応器に、次の成分、 ・水:164重量部、 ・アルキルベンゼンスルホネート:0.3重量部、を冷
間で仕込む。この乳化剤溶液を80℃に加熱し、次い
で、次の成分、 ・過硫酸アンモニウム:0.2重量部、 ・水:1重量部、 を連続的に導入し、次いで、 ・アクリル酸エチル酸:59重量部、 ・スチレン:25.5重量部、 ・メタクリル酸:15重量部、 ・ジビニルベンゼン:0.5重量部、 からなる単量体混合物を5時間にわたって一定速度で導
入する。均質混合物の導入の10分後に、次の成分、 ・水:4重量部、 ・25モルのエチレンオキシドを含有するアンモニウム
アルキルアリールエーテルスルホネート:1重量部、 ・過硫酸アンモニウム:0.2重量部、 からなる混合物の水溶液も5時間30分にわたって加え
る。
を備えたステンレス鋼製反応器において調製される。反
応器に、次の成分、 ・水:164重量部、 ・アルキルベンゼンスルホネート:0.3重量部、を冷
間で仕込む。この乳化剤溶液を80℃に加熱し、次い
で、次の成分、 ・過硫酸アンモニウム:0.2重量部、 ・水:1重量部、 を連続的に導入し、次いで、 ・アクリル酸エチル酸:59重量部、 ・スチレン:25.5重量部、 ・メタクリル酸:15重量部、 ・ジビニルベンゼン:0.5重量部、 からなる単量体混合物を5時間にわたって一定速度で導
入する。均質混合物の導入の10分後に、次の成分、 ・水:4重量部、 ・25モルのエチレンオキシドを含有するアンモニウム
アルキルアリールエーテルスルホネート:1重量部、 ・過硫酸アンモニウム:0.2重量部、 からなる混合物の水溶液も5時間30分にわたって加え
る。
【0052】反応混合物の温度は、重合期間を通して8
0℃で一定に保たれる。触媒及び乳化剤を含有する溶液
の導入の終了から2時間後に、このラテックスは周囲温
度に冷却される。その特性は、固形分含量:40.2%
である。pH2.3において、このラテックスの平均粒
度は60nmである(透過電子顕微鏡を使用して測
定)。pHが2.3から10に10に変動するにつれ
て、平均粒度(コールター・カンパニー製の「Nano
−Sizer」によって測定)は次の如く変わる。
0℃で一定に保たれる。触媒及び乳化剤を含有する溶液
の導入の終了から2時間後に、このラテックスは周囲温
度に冷却される。その特性は、固形分含量:40.2%
である。pH2.3において、このラテックスの平均粒
度は60nmである(透過電子顕微鏡を使用して測
定)。pHが2.3から10に10に変動するにつれ
て、平均粒度(コールター・カンパニー製の「Nano
−Sizer」によって測定)は次の如く変わる。
【0053】
【表1】
【0054】セメント組成物の調製及び試験 試験した組成物は、 ・ポルトランドセメント:100重量部、 ・重合体:7重量部、 ・水:14重量部、 からなるものである(重合体は、ラテックスか又は対照
試料としてのアルドリッチ・カンパニー社の商品番号1
8127−7のポリアクリルアミドのどちらかであ
る)。この組成物をエラストマー用のミル(ブラベンダ
ー)で15分間混合し、次いで円筒状型において300
バール下に120℃で1時間プレスして直径7cmで厚
さ0.5cmの小さいプラックを形成する。このプラッ
クを次いで切断して5×0.4×0.5cm3 のおよそ
の寸法を有する小さい棒にし、次いでこれをその製造か
ら20日後に3点曲げ試験(3cm離して)で試験する
(これらの複合体の耐水性は時間の関数として変動する
ことが実際に知られている)。耐水性を測定するため
に、試験片を精製水中に24時間浸漬させ次いでその直
後に試験する。吸水率は、この浸漬後の試験片の重量増
加(初期重量の%単位)である。次の表は、アルカリ膨
潤性ラテックスを使用することによって得られたセメン
トがポリアクリルアミドから得られたものよりも高い密
度及び低い吸水率を示すことを示している。
試料としてのアルドリッチ・カンパニー社の商品番号1
8127−7のポリアクリルアミドのどちらかであ
る)。この組成物をエラストマー用のミル(ブラベンダ
ー)で15分間混合し、次いで円筒状型において300
バール下に120℃で1時間プレスして直径7cmで厚
さ0.5cmの小さいプラックを形成する。このプラッ
クを次いで切断して5×0.4×0.5cm3 のおよそ
の寸法を有する小さい棒にし、次いでこれをその製造か
ら20日後に3点曲げ試験(3cm離して)で試験する
(これらの複合体の耐水性は時間の関数として変動する
ことが実際に知られている)。耐水性を測定するため
に、試験片を精製水中に24時間浸漬させ次いでその直
後に試験する。吸水率は、この浸漬後の試験片の重量増
加(初期重量の%単位)である。次の表は、アルカリ膨
潤性ラテックスを使用することによって得られたセメン
トがポリアクリルアミドから得られたものよりも高い密
度及び低い吸水率を示すことを示している。
【0055】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロラン・レーブ フランス国グレシ、アレ・デ・プレイアー ド、2
Claims (12)
- 【請求項1】 ・セメント、 ・アルカリ膨潤性ラテックス、を含むことを特徴とする
セメント用組成物。 - 【請求項2】 珪酸塩型特にポルトランド型のセメント
を含むことを特徴とする請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 アルカリ膨潤性ラテックスが、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸のモノエステ
ル、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸、 ・ビニル芳香族及びビニルニトリル単量体から選択され
る第三種類の少なくとも1種の単量体、 ・少なくとも2個のエチレン性不飽和を含有する単量
体、の共重合体であることを特徴とする請求項1又は2
記載の組成物。 - 【請求項4】 アルカリ膨潤性ラテックスが、エチレン
性不飽和を含有するカルボン酸のモノエステル55〜6
5重量%、エチレン性不飽和を含有するカルボン酸10
−20重量%、スチレン20〜32重量%及び少なくと
も2個のエチレン性不飽和を含有する単量体0.1〜5
重量%を基材とする共重合体であることを特徴とする請
求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 水溶性又は水分散性の重合体を追加的に
含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載
の組成物。 - 【請求項6】 湿式法によって製造したシリカ、熱分解
法シリカ及びシリコーンよりなる群から選択される成分
を追加的に含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か一項記載の組成物。 - 【請求項7】 セメント及びアルカリ膨潤性ラテックス
に水を混合させる工程を含むことを特徴とするセメント
の製造法。 - 【請求項8】 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン
酸のモノエステル、 ・エチレン性不飽和を含有するカルボン酸、 ・ビニル芳香族及びビニルニトリル単量体から選択され
る第三種類の少なくとも1種の単量体、 ・少なくとも2個のエチレン性不飽和を含有する単量
体、の共重合体であるラテックスが使用されることを特
徴とする請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 セメント及びアルカリ膨潤性ラテックス
の他に、水溶性又は水分散性の重合体、湿式法によって
製造したシリカ、熱分解法シリカ及びシリコーンよりな
る群から選択される少なくとも1つの成分に水を混合さ
せる工程を含むことを特徴とする請求項7又は8記載の
方法。 - 【請求項10】 請求項1〜6のいずれか一項記載の組
成物の構成成分に水を混合させる工程を含むことを特徴
とするセメントの製造法。 - 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか一項記載の
方法によって得たことを特徴とするセメント。 - 【請求項12】 請求項11記載のセメントを基材とす
ることを特徴とする構造部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9300228A FR2700329B1 (fr) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | Compositions pour ciment comprenant un latex alcaligonflant et ciments obtenus à partir de ces compositions. |
FR93-00228 | 1993-01-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234557A true JPH06234557A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=9442986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6012250A Pending JPH06234557A (ja) | 1993-01-13 | 1994-01-11 | アルカリ膨潤性ラテックスを含むセメント用組成物及びこれらの組成物から得たセメント |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0607074A1 (ja) |
JP (1) | JPH06234557A (ja) |
AU (1) | AU5305794A (ja) |
CA (1) | CA2113325A1 (ja) |
FI (1) | FI940149L (ja) |
FR (1) | FR2700329B1 (ja) |
NO (1) | NO940089L (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2023044943A (ja) * | 2021-09-21 | 2023-04-03 | 花王株式会社 | 潜在性水硬性粉体含有水硬性組成物用の添加剤組成物 |
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JP2774815B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1998-07-09 | 三菱化学ビーエーエスエフ株式会社 | 軽量石膏・セメントモルタル成型体の製造方法 |
FR2675165B1 (fr) * | 1991-04-15 | 1993-08-06 | Rhone Poulenc Chimie | Composition aqueuse pour couchage de papier comportant un latex alcaligonflant sensiblement insoluble. |
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1993
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