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JPH06174923A - 位相差フィルム - Google Patents

位相差フィルム

Info

Publication number
JPH06174923A
JPH06174923A JP33061992A JP33061992A JPH06174923A JP H06174923 A JPH06174923 A JP H06174923A JP 33061992 A JP33061992 A JP 33061992A JP 33061992 A JP33061992 A JP 33061992A JP H06174923 A JPH06174923 A JP H06174923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyarylate
film
hydroxyphenyl
bis
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33061992A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Takase
純治 高瀬
Kazuto Hosono
和登 細野
Shigehiko Akamatsu
成彦 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP33061992A priority Critical patent/JPH06174923A/ja
Publication of JPH06174923A publication Critical patent/JPH06174923A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Polarising Elements (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定の波長におけるレターデーション値の比
であるRが一定の範囲にある位相差フィルムを提供す
る。 【構成】 ポリアリレートを含むものからの位相差フィ
ルムであって、400 nmにおけるレターデーション値R
e(400) と550 nmにおけるレターデーション値Re(5
50) の比であるR(Re(400) /Re(550) )が1.15〜
1.31であることを特徴とする位相差フィルム。 【効果】 同一面内で均一な複屈折性を有し、かつ透明
性の高い位相差フィルムをうることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相差フィルムに関す
る。さらに詳しくは、特定の波長におけるレターデーシ
ョン値の比であるRが一定の範囲にあるポリアリレート
を成分として含む波長依存性がコントロールされた位相
差フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】従来から
液晶表示デバイスの分野で使用される光学フィルムとし
て、レターデーション値の比(R)を液晶セルの構成
(セルギャップ)に応じて好ましい値にするために、現
在PVAとPCが用いられているが、Rの値を充分コン
トロールできないのが現実である。とくにSTN液晶表
示装置の表示品位を向上させるために位相差フィルムが
用いられている。
【0003】本発明者らも既に芳香族ポリエステルをベ
ースフィルムとする複屈折フィルムを提案している(特
開昭63−101107号公報)。
【0004】近年、STN液晶表示装置の表示品位を向
上させるために、STN液晶表示装置の応答性を向上さ
せる検討がなされているが、現在主に用いられているポ
リカーボネートの位相差フィルムのレターデーション値
の比(R)ではRが1.15程度であるため、高速応答に対
する表示品位が不充分であり、Rの値のより大きなもの
が望まれている。これらの課題を克服する方法として、
2枚のフィルムを重ねて用いる方法(特開平3−139
17号公報、特開平3−13916号公報など)が提案
されている。
【0005】しかし、前記の方法では、コストアップに
なること、また2枚のフィルムの重ね合わせの角度調整
および接着などのプロセスなどが困難であること、さら
に充分なRの値がえられないことなどの問題がある。
【0006】本発明の目的は、前記の従来の問題を解決
するためになされたものであり、同一面内で充分なレタ
ーデーション値の比を有するポリアリレートを成分とし
て含む位相差フィルムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の組成の
ポリマーを用いることにより、1枚で特定の波長におけ
るレターデーション値の比であるRの値を一定の範囲で
コントロールできる位相差フィルムを見出し、本発明を
完成するにいたった。
【0008】すなわち、本発明は、ポリアリレートを含
むものからの位相差フィルムであって、400 nmにおけ
るレターデーション値Re(400) と550 nmにおけるレ
ターデーション値Re(550) の比であるR(Re(400)
/Re(550) )が1.15〜1.31であることを特徴とする位
相差フィルムに関する。
【0009】
【実施例】本発明の位相差フィルムは、ポリアリレート
を含むものからなり、たとえばポリアリレートまたはポ
リアリレートとポリカーボネートなどからなる。
【0010】前記ポリアリレートは、ビスフェノール成
分と特定の酸成分とからなる。
【0011】前記ビスフェノール成分の具体例として
は、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)スルホン、4,4′−(1−メチルイソブチ
リデン)ビスフェノールなどがあげられるが、これらに
限定されるものではない。前記ビスフェノール成分は単
独または併用して使用することができる。
【0012】前記特定の酸成分の具体例としては、たと
えばテレフタル酸、イソフタル酸などがあげられるが、
これらに限定されるものではない。
【0013】本発明に用いるポリアリレートは前記ビス
フェノール成分と特定の酸成分とを通常の縮合反応など
の重合反応することによりえられる。
【0014】前記ポリアリレートの具体例としては、た
とえば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、テレフタル酸およびイソフタル酸の混合物
から製造されたポリエステル(以下、ポリアリレート1
という)や、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)スルホン、テレフタル酸およびイソフタル酸
の混合物から製造されたポリエステル(以下、ポリアリ
レート2という)や、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、テレフタル酸およびイソフ
タル酸の混合物から製造されたポリエステル(以下、ポ
リアリレート3という)や、ビス(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4,4′−(1−
メチルイソブチリデン)ビスフェノール、テレフタル酸
およびイソフタル酸の混合物から製造されたポリエステ
ル(以下、ポリアリレート4という)や、(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4,4′
−エチリデンビスフェノール、テレフタル酸およびイソ
フタル酸の混合物から製造されたポリエステル(以下、
ポリアリレート5という)などがあげられるが、これら
に限定されるものではない。
【0015】前記ポリアリレート1を製造する際の2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンとビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン
との割合はモル比で通常は2/8〜8/2、好ましくは
3/7〜7/3であり、テレフタル酸とイソフタル酸と
の割合はモル比で通常は2/8〜8/2、好ましくは3
/7〜7/3である。前記2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパンとビス(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)メタンとの割合がモル比で2/8
〜8/2の範囲であるばあいにはポリマーの溶液安定性
の点から好ましく、また、前記テレフタル酸とイソフタ
ル酸との割合がモル比で2/8〜8/2の範囲であるば
あいにはポリマーの溶液安定性の点から好ましい。
【0016】前記ポリアリレート1の溶液粘度は、ηsp
/c(32℃、クロロホルム中0.32g/デシリットル、以
下同様)が0.5 〜2.0 、好ましくは0.6 〜1.5 であるの
が望ましい。ポリアリレート1の物性が前記範囲にある
ばあいには、ポリマー溶液からキャスティング製膜する
ときの製膜性の点で好ましい。
【0017】前記ポリアリレート2を製造する際のテレ
フタル酸およびイソフタル酸の割合はモル比で通常は2
/8〜8/2、好ましくは3/7〜7/3である。
【0018】前記モル比が前記範囲のばあいにはポリマ
ーの溶液安定性の点から好ましい。
【0019】前記ポリアリレート2の溶液粘度は、ηsp
/cが0.5 〜2.0 、好ましくは0.6〜1.5 であるのが望
ましい。ポリアリレート2の物性が前記範囲にあるばあ
いには、ポリマー溶液からキャスティング製膜するとき
の製膜性の点で好ましい。
【0020】前記ポリアリレート3を製造する際のビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ンと2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
との割合はモル比で通常は100 /0未満〜5/95以上で
あり、テレフタル酸とイソフタル酸との割合がモル比で
通常は2/8〜8/2、好ましくは3/7〜7/3であ
る。前記ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホンと2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンとの割合がモル比で100 /0未満〜5/95
以上の範囲であるばあいには、この比率を変えることに
よって波長依存性をコントロールできる点から好まし
く、また前記テレフタル酸とイソフタル酸との割合がモ
ル比で2/8〜8/2の範囲であるばあいには、ポリマ
ー溶液の安定性の点から好ましい。
【0021】前記ポリアリレート3の溶液粘度は、ηsp
/cが0.5 〜2.0 、好ましくは0.6〜1.5 であるのが望
ましい。ポリアリレート3の物性が前記範囲にあるばあ
いには、ポリマー溶液からキャスティングする際の製膜
性の点で好ましい。
【0022】前記ポリアリレート4を製造する際のビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ンと4,4′−(1−メチルイソブチリデン)ビスフェ
ノールとの割合はモル比で通常は100 /0未満〜5/95
以上であり、テレフタル酸とイソフタル酸との割合がモ
ル比で通常は2/8〜8/2、好ましくは3/7〜7/
3である。前記ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホンと4,4′−(1−メチルイソブ
チリデン)ビスフェノールとの割合がモル比で100 /0
未満〜5/95以上の範囲であるばあいには、この比率を
変えることで波長依存性をコントロールできる点から好
ましい。
【0023】前記ポリアリレート4の溶液粘度は、ηsp
/cが0.5 〜2.0 、好ましくは0.6〜1.5 であるのが望
ましい。ポリアリレート4の物性が前記範囲にあるばあ
いには、ポリマー溶液からキャスティングする際の製膜
性の点で好ましい。
【0024】前記ポリアリレート5を製造する際のビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ンと4,4′−エチリデンビスフェノールとの割合は、
モル比で通常は100 /0未満〜5/95以上であり、テレ
フタル酸とイソフタル酸との割合はモル比で通常は2/
8〜8/2、好ましくは3/7〜7/3である。前記ビ
ス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホンと4,4′−エチリデンビスフェノールのモル比が
100 /0未満〜5/95以上の範囲であるばあいには、こ
のモル比を変えることで波長依存性をコントロールでき
る点から好ましい。
【0025】前記ポリアリレート5の溶液粘度は、ηsp
/cが0.5 〜2.0 、好ましくは0.6〜1.5 であるのが望
ましい。ポリアリレート5の物性が前記範囲にあるばあ
いには、ポリマー溶液からキャスティングする際の製膜
性の点で好ましい。
【0026】前記ポリアリレートのレターデーション値
の比(R)は一般に1.195 〜1.31であり、たとえば前記
ポリアリレート1のR値は1.20〜1.22であり、前記ポリ
アリレート2のR値は1.31程度である。前記ポリアリレ
ート2においてビスフェノール成分であるビス(3,5
−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホンの一部
をそれ以外のビスフェノール成分にすることにより、た
とえば1.195 〜1.310の範囲のRの値を有するポリアリ
レート3〜5を調製することができる。
【0027】たとえば、前記ポリアリレート3において
は、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホンと前記それ以外のビスフェノールとして用
いる2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
との割合をモル比で100 /0未満〜5/95以上の範囲に
すると、Rの値を1.195 以上から1.310 未満の範囲でコ
ントロールすることができる。
【0028】また、前記ポリアリレート4においては、
ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホンと前記それ以外のビスフェノールとして用いる
4,4′−(1−メチルイソブチリデン)ビスフェノー
ルとの割合をモル比で100 /0未満〜5/95以上の範囲
にすると、Rの値を1.220 以上から1.310 未満の範囲で
コントロールすることができる。
【0029】また、前記ポリアリレート5においては、
ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホンと前記それ以外のビスフェノールとして用いる
4,4′−エチリデンビスフェノールとの割合をモル比
で100 /0未満〜5/95以上の範囲にすると、Rの値を
1.200 以上から1.310 未満の範囲でコントロールするこ
とができる。
【0030】本発明の位相差フィルムは、たとえば前記
ポリアリレートをたとえば押出成形法あるいは前記ポリ
マーを溶媒に溶解した溶液からのキャスト法などによっ
て製造されるが、膜厚精度、表面性などの点から、溶液
キャスト法によるのが好ましい。
【0031】前記溶液キャスト法としては、一般に高分
子素材から薄膜を成膜するばあいに用いられる方法であ
ればとくに限定されないが、前記ポリアリレートをたと
えば塩化メチレンなどの溶媒に溶かしたポリマー溶液を
ベルト上に流延し、40℃程度から最終的にはポリマーの
Tg付近まで昇温して溶媒を蒸発させることによりなさ
れる。前記フィルムの凝固条件および後処理条件などに
は、とくに限定はなく、一般に位相差フィルムの製造に
使用される条件であればよい。
【0032】かくしてえられた本発明の位相差フィルム
は、フィルムをポリマーのTg±20℃、好ましくはTg
±10℃の範囲で1.05〜3倍、好ましくは1.1 〜2倍に延
伸し、複屈折(△n)を生じさせ、Re=△n・d(d
はフィルムの厚さ)で表わされるレターデーション(R
e)をもたせたものであり、ポリアリレート1〜5を単
独で用いることによりレターデーション値の比(R)が
1.195 〜1.310 の範囲のものがえられる。
【0033】(レターデーション比(R)) R=Re(400) /Re(550 ) (I) ただし、Re(400) は波長400 nmにおけるレターデー
ション値、Re(550 )は波長550 nmにおけるレター
デーション値を示す。
【0034】また、本発明の位相差フィルムは厚さ
(d)が30〜200 μm、好ましくは50〜150 μmであ
る。
【0035】本発明においては、前記ポリアリレート1
を単独で用いたばあいのRよりも小さいRにしたいばあ
いには、ポリアリレート1に相溶性を有するポリカーボ
ネートを使用してRの調節を行なうことができる。
【0036】前記ポリアリレート1とポリカーボネート
を併用することにより、Rの値をポリアリレート1とポ
リカーボネートのRの値の範囲で任意に調製することが
できるため、所望によりポリアリレートのRの値の下限
である1.195 以下のものをうることができる。
【0037】前記ポリカーボネートとしては、たとえば
(帝人パンライトC−1300、帝人化成(株)製)などが
あげられるが、これらに限定されない。
【0038】前記ポリアリレート1と前記ポリカーボネ
ートとの使用割合は重量比で、100/0〜10/90であ
る。ポリアリレート1とポリカーボネートとの割合が前
記範囲にあるばあいには、Rの値を1.160 〜1.215 にコ
ントロールすることができる。
【0039】なお、ポリアリレート2〜5とポリカーボ
ネートとは相溶性を有しないため、これらの混合物から
フィルムを製造しようとするとフィルムにしたとき相分
離して白く濁り、位相差フィルムとして使用することが
できるものがえられない。
【0040】また、ポリサルホン類はRの値が約1.3 と
大きな樹脂であるが、ポリカーボネートとは相溶性がわ
るく、たとえば塩化メチレンなどの溶媒中で均一に混合
しないため、キャスト法では位相差フィルムとして使用
にたえるフィルムが製造できず、ポリカーボネートとは
併用することができない。
【0041】かくしてえられる本発明のポリアリレート
を含むものからの位相差フィルムにおいて、レターデー
ション値の比であるR(Re(400) /Re(550) )の値
はポリアリレート1単独またはポリカーボネートと併用
することにより、1.150 〜1.215 のものがえられ、ポリ
アリレート2〜5を各々単独で使用することにより、1.
195 〜1.310 のものがえられる。
【0042】なお、本発明の位相差フィルムは、所望に
より表面保護の目的でその片面または両面に通常使用さ
れるアクリル系、シリコン系などの有機ハードコート、
SiO2 、SiAlONなどの無機ハードコートからな
るハードコート層を有してもよく、さらにエチレンビニ
ルアルコール共重合体、塩化ビニリデンなどの有機バリ
ア、SiO2 などの無機バリアなどからなるガスバリア
層を有していてもよい。
【0043】つぎに、本発明の位相差フィルムを合成例
および実施例にもとづいて説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
【0044】合成例1(ポリアリレート1−aの合成) 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 20.
11g(0.0882モル)、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン 15.06g(0.0588モル)、パ
ラ−t−ブチルフェノール0.95g(0.006 モル)、ハイ
ドロサルファイトナトリウム0.26g、5N NaOH水
溶液78.2ミリリットルおよび水176.8 ミリリットルを、
300 ミリリットルのナス型フラスコに入れ、チッ素雰囲
気下で混合し、5℃に冷却して2価フェノールのアルカ
リ水溶液を調製した。
【0045】一方、テレフタル酸クロライド 21.32g
(0.105 モル)、イソフタル酸クロライド9.14g(0.04
50モル)および塩化メチレン 255ミリリットルを別の 3
00ミリリットルのナス型フラスコに入れ、チッ素雰囲気
下で溶解し、5℃に冷却した。
【0046】水 137ミリリットル、触媒としてベンジル
トリブチルアンモニウムクロライド0.16gを1リットル
のセパラブルフラスコ中にチッ素雰囲気下で仕込んで同
様に冷却した。これを激しく撹拌しながら、前記の2つ
の液を同時に10分間かけてポンプで連続的に添加した。
【0047】添加終了後、2時間撹拌をつづけたのちベ
ンゾイルクロライド0.42gを塩化メチレン5ミリリット
ルに溶解したものを添加し、さらに20分間撹拌をつづけ
たのち撹拌を停止した。
【0048】水層をデカントしたのち、同量の水を加え
て撹拌しながら少量の塩酸で中和した。デカントと水洗
による脱塩をくり返したのち、塩化メチレン300 ミリリ
ットルを加えた溶液を40〜50℃に加熱し、塩化メチレン
との共沸脱水によりポリマーと塩化メチレンとを含む液
中の水を除去し、ポリマー濃度が15%(重量%、以下同
様)になるまで塩化メチレンを蒸留した。
【0049】えられたポリマーの溶液粘度は、ηsp/c
=0.90であった。
【0050】合成例2(ポリアリレート2−aの合成) ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン44.98 g(0.147 モル)、パラ−t−ブチルフェ
ノール0.95g、ハイドロサルファイトナトリウム0.26
g、NaOH15.6gおよび水260 ミリリットルを300 ミ
リリットルのナス型フラスコに入れ、チッ素雰囲気下で
混合し、5℃に冷却して、2価フェノールのアルカリ水
溶液を調製した。一方、テレフタル酸クロライド15.23
g、イソフタル酸クロライド15.23 gおよび塩化メチレ
ン255 ミリリットルを別の300 ミリリットルのナス型フ
ラスコに入れ、チッ素雰囲気下で溶解し、5℃に冷却し
た。
【0051】水120 ミリリットル、触媒としてテトラブ
チルホスホニウムブロマイド0.11gを1リットルセパラ
ブルフラスコ中にチッ素雰囲気下で仕込んで同様に冷却
した。これを激しく撹拌しながら、前記の2つの液を同
時に10分間かけてポンプで連続的に添加した。
【0052】添加終了後、2時間撹拌をつづけたのちベ
ンゾイルクロライド0.3 gを塩化メチレン5ミリリット
ルに溶解したものを添加し、さらに20分間撹拌をつづけ
たのち撹拌を停止した。
【0053】水層をデカントしたのち、同量の水を加え
て撹拌しながら少量の塩酸で中和した。デカントと水洗
による脱塩をくり返したのち、塩化メチレン300 ミリリ
ットルを加えた溶液を40〜50℃に加熱し、塩化メチレン
との共沸脱水によりポリマーと塩化メチレンとを含む液
中の水を除去し、ポリマー濃度が18%になるまで塩化メ
チレンを蒸留した。
【0054】えられたポリマーの溶液粘度は、ηsp/c
=0.95、TMA法により求めたTgは290 ℃であった。
【0055】合成例3(ポリアリレート3−aの合成) ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン 20.79g(0.0679モル)、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン 15.49g(0.0679モル)、
パラ−t−ブチルフェノール0.62g、ハイドロサルファ
イトナトリウム0.48g、NaOH 13.44gおよび水224.
4 ミリリットルを300 ミリリットルのナス型フラスコに
入れ、チッ素雰囲気下で混合し、5℃に冷却して、2価
フェノールのアルカリ水溶液を調製した。一方、テレフ
タル酸クロライド13.99 g、イソフタル酸クロライド1
3.99 gおよび塩化メチレン233 ミリリットルを別の300
ミリリットルのナス型フラスコに入れ、チッ素雰囲気
下に溶解し、5℃に冷却した。
【0056】水140 ミリリットル、触媒としてテトラブ
チルホスホニウムブロマイド0.14gを1リットルセパラ
ブルフラスコ中にチッ素雰囲気下で仕込んで同様に冷却
した。これを激しく撹拌しながら、前記の2つの液を同
時に10分間かけてポンプで連続的に添加した。
【0057】添加終了後、2時間撹拌をつづけたのちベ
ンゾイルクロライド0.42gを塩化メチレン5ミリリット
ルに溶解したものを添加し、さらに20分間撹拌をつづけ
たのち撹拌を停止した。
【0058】水層をデカントしたのち、同量の水を加え
て撹拌しながら少量の塩酸で中和した。デカントと水洗
による脱塩をくり返したのち、塩化メチレン300 ミリリ
ットルを加えた溶液を40〜50℃に加熱し、塩化メチレン
との共沸脱水によりポリマーと塩化メチレンとを含む液
中の水を除去し、ポリマー濃度が18%になるまで塩化メ
チレンを蒸留した。
【0059】えられたポリマーの溶液粘度は、ηsp/c
=0.85、TMA法により求めたTgは240 ℃であった。
【0060】合成例4(ポリアリレート4−aの合成) 合成例3において、2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンの代りに4,4′−(1−メチルイソブチ
リデン)ビスフェノール18.33 gを用いた他は合成例3
と同様にしてポリアリレート4−aをえた。
【0061】えられたポリマーの溶液粘度は、ηsp/c
=0.88、TMA法により求めたTgは185 ℃であった。
【0062】合成例5(ポリアリレート5−aの合成) 合成例3において、2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンの代りに4,4′−エチリデンビスフェノ
ール14.53 gを用いた他は合成例3と同様にしてポリア
リレート5−aをえた。
【0063】えられたポリマーの溶液粘度は、ηsp/c
=0.85、TMA法により求めたTgは170 ℃であった。
【0064】実施例1 合成例1でえられたポリアリレート1−aの塩化メチレ
ン溶液を混合し、SUS板上に流延し、室温で1時間放
置後フィルムを剥し4辺固定治具で表1に示す条件で乾
燥し、厚さ約100 μmのフィルムをえた。
【0065】このフィルムから11cm×11cmのサンプルを
作り、延伸試験装置(東洋精機製作所、X4HD−H
T)を用い表1の温度で延伸し、オーク製作所(株)の
顕微偏光分光光度計(TFM−120 AFT)を用いて40
0 nmにおけるレターデーション値(Re(400) )と55
0 nmにおけるレターデーション値(Re(550 ))を
測定した。延伸速度10cm/min (100 %/min )および
延伸倍率1.2 倍の条件によりえられたフィルムの物性を
求めた。その結果を表1に示す。
【0066】実施例2〜5 ポリカーボネート樹脂(帝人パンライトC−1300、帝人
化成(株)製)100 gを塩化メチレン300 ミリリットル
に溶解した溶液を準備し、合成例1でえられたポリアリ
レート1−aの塩化メチレン溶液と表1に示す割合で混
合した。これらの溶液をSUS板上に流延し室温で60分
放置後フィルムを剥し、4片固定治具に挟んで表1に示
す条件で乾燥し、約100 μmのフィルムをえた。
【0067】このフィルムから11cm×11cmのサンプルを
切りとり、延伸試験装置(東洋精機製作所、X4HD−
HT)を用い表1の温度で延伸し、オーク製作所(株)
の顕微偏光分光光度計(TFM−120 AFT)を用いて
レターデーション値(Re(400) およびRe(550))を
測定した。延伸速度10cm/min (100 %/min )および
延伸倍率1.2 倍の条件によりえられたフィルムの物性を
求めた。その結果を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】実施例6 合成例2でえられたポリアリレート2−aの塩化メチレ
ン溶液を混合し、SUS板上に流延し、室温で1時間放
置後フィルムを剥し4辺固定治具で表2に示す条件で乾
燥し、厚さ約100 μmのフィルムをえた。
【0070】このフィルムから11cm×11cmのサンプルを
作り、延伸試験装置(東洋精機製作所、X4HD−H
T)を用い表2の温度で延伸し、オーク製作所(株)の
顕微偏光分光光度計(TFM−120 AFT)を用いて40
0 nmにおけるレターデーション値(Re(400) )と55
0 nmにおけるレターデーション値(Re(550 ))を
測定した。延伸速度10cm/min (100 %/min )および
延伸倍率1.2 倍の条件によりえられたフィルムの物性を
求めた。その結果を表2に示す。
【0071】実施例7 合成例3でえられたポリアリレート3−aの塩化メチレ
ン溶液を表2に示す割合で混合し、SUS板上に流延
し、室温で1時間放置後フィルムを剥し4辺固定治具で
表2に示す条件で乾燥し、厚さ約100 μmのフィルムを
えた。
【0072】このフィルムから11cm×11cmのサンプルを
作り、延伸試験装置(東洋精機製作所、X4HD−H
T)を用い表2の温度で延伸し、オーク製作所(株)の
顕微偏光分光光度計(TFM−120 AFT)を用いて40
0 nmにおけるレターデーション値(Re(400) )と55
0 nmにおけるレターデーション値(Re(550 ))を
測定した。延伸速度10cm/min (100 %/min )および
延伸倍率1.2 倍の条件によりえられたフィルムの物性を
求めた。その結果を表2に示す。
【0073】実施例8〜9 合成例3においてポリアリレート3−aのビスフェノー
ルの成分を表2に示す割合に代えた他は実施例7と同様
にして、えられたフィルムの物性を求めた。その結果を
表2に示す。
【0074】
【表2】
【0075】実施例10 合成例4でえられたポリアリレート4−aの塩化メチレ
ン溶液を表3に示す割合で混合し、SUS板上に流延
し、室温で1時間放置後フィルムを剥し4辺固定治具で
表3に示す条件で乾燥し、厚さ約100 μmのフィルムを
えた。
【0076】このフィルムから11cm×11cmのサンプルを
作り、延伸試験装置(東洋精機製作所、X4HD−H
T)を用い表3の温度で延伸し、オーク製作所(株)の
顕微偏光分光光度計(TFM−120 AFT)を用いて40
0 nmにおけるレターデーション値(Re(400) )と55
0 nmにおけるレターデーション値(Re(550 ))を
測定した。延伸速度10cm/min (100 %/min )および
延伸倍率1.2 倍の条件によりえられたフィルムの物性を
求めた。その結果を表3に示す。
【0077】実施例11〜12 合成例4においてポリアリレート4−aのビスフェノー
ルの成分を表3に示す割合に代えた他は実施例10と同様
にして、えられたフィルムの物性を求めた。その結果を
表3に示す。
【0078】
【表3】
【0079】実施例13 合成例5でえられたポリアリレート5−aの塩化メチレ
ン溶液を混合し、SUS板上に流延し、室温で1時間放
置後フィルムを剥し4辺固定治具で表4に示す条件で乾
燥し、厚さ約100 μmのフィルムをえた。
【0080】このフィルムから11cm×11cmのサンプルを
作り、延伸試験装置(東洋精機製作所、X4HD−H
T)を用い表4の温度で延伸し、オーク製作所(株)の
顕微偏光分光光度計(TFM−120 AFT)を用いて40
0 nmにおけるレターデーション値(Re(400) )と55
0 nmにおけるレターデーション値(Re(550 ))を
測定した。延伸速度10cm/min (100 %/min )および
延伸倍率1.2 倍の条件によりえられたフィルムの物性を
求めた。その結果を表4に示す。
【0081】実施例14〜15 合成例5においてポリアリレート5−aのビスフェノー
ルの成分を表4に示す割合に代えた他は実施例13と同様
にして、えられたフィルムの物性を求めた。その結果を
表4に示す。
【0082】
【表4】
【0083】
【発明の効果】本発明によれば同一面内で均一な複屈折
性を有し、かつ透明性の高いプラスチックフィルムを提
供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアリレートを含むものからの位相差
    フィルムであって、400 nmにおけるレターデーション
    値Re(400) と550 nmにおけるレターデーション値R
    e(550) の比であるR(Re(400) /Re(550) )が1.
    15〜1.31であることを特徴とする位相差フィルム。
  2. 【請求項2】 ポリアリレートが、2,2−ビス(4−
    ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(3,5−ジメチ
    ル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、テレフタル酸お
    よびイソフタル酸の混合物から製造されてなる請求項1
    記載の位相差フィルム。
  3. 【請求項3】 ポリアリレートを含むものが、ポリアリ
    レートとポリカーボネートとの混合物である請求項1記
    載の位相差フィルム。
  4. 【請求項4】 ポリアリレートが、ビスフェノール成分
    と酸成分とからなり、前記ビスフェノール成分が、ビス
    (3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
    ンと1種以上のその他のビスフェノール成分とがモル比
    で5/95〜100 /0のものからなり、前記酸成分がテレ
    フタル酸とイソフタル酸とからなる請求項1記載の位相
    差フィルム。
  5. 【請求項5】 前記その他のビスフェノール成分が、
    2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンであ
    る請求項4記載の位相差フィルム。
  6. 【請求項6】 前記その他のビスフェノール成分が、
    4,4′−(1−メチルイソブチリデン)ビスフェノー
    ルである請求項4記載の位相差フィルム。
  7. 【請求項7】 前記その他のビスフェノール成分が、
    4,4′−エチリデンビスフェノールである請求項4記
    載の位相差フィルム。
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