JPH0616558B2 - 半導体装置の入力保護装置 - Google Patents
半導体装置の入力保護装置Info
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- JPH0616558B2 JPH0616558B2 JP62019014A JP1901487A JPH0616558B2 JP H0616558 B2 JPH0616558 B2 JP H0616558B2 JP 62019014 A JP62019014 A JP 62019014A JP 1901487 A JP1901487 A JP 1901487A JP H0616558 B2 JPH0616558 B2 JP H0616558B2
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H7/00—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
- H02H7/20—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for electronic equipment
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
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- H01L23/647—Resistive arrangements
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- H10D89/601—Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体装置の入力保護装置に関するものであ
る。
る。
[従来の技術] 第4図は、たとえばテキサス・インストゥルメント社が
256KのDRAMに使用している従来の入力保護回路
の回路図である。
256KのDRAMに使用している従来の入力保護回路
の回路図である。
この入力保護回路は、ゲート絶縁膜が厚く形成されてい
るNチャネルMOSトランジスタQ2と抵抗要素R2と
から構成されている。トランジスタQ2のドレイン電極
はノードN1で外部信号の入力端子1に接続され、保護
されるべきNチャネルMOSトランジスタQ1のゲート
電極は抵抗要素R2を介してノードN1に接続されてい
る。トランジスタQ2のゲート電極とソース電極とはグ
ランド端子に接続されている。
るNチャネルMOSトランジスタQ2と抵抗要素R2と
から構成されている。トランジスタQ2のドレイン電極
はノードN1で外部信号の入力端子1に接続され、保護
されるべきNチャネルMOSトランジスタQ1のゲート
電極は抵抗要素R2を介してノードN1に接続されてい
る。トランジスタQ2のゲート電極とソース電極とはグ
ランド端子に接続されている。
トランジスタQ2としては、たとえば、ソースおよびド
レインとなる活性層間の領域を選択酸化することにより
得られるいわゆるフィールドトランジスタが用いられ
る。
レインとなる活性層間の領域を選択酸化することにより
得られるいわゆるフィールドトランジスタが用いられ
る。
第5図および第6図は他の一般的な入力保護回路の回路
図である。
図である。
第5図の入力保護回路においては、第4図の入力保護回
路と同様のNチャネルMOSトランジスタQ2のドレイ
ン電極が抵抗要素R1を介して入力端子1に接続され、
保護されるべきNチャネルMOSトランジスタQ1のゲ
ート電極は、抵抗要素R1とトランジスタQ2のドレイ
ン電極との接続点であるノードN1に接続されている。
路と同様のNチャネルMOSトランジスタQ2のドレイ
ン電極が抵抗要素R1を介して入力端子1に接続され、
保護されるべきNチャネルMOSトランジスタQ1のゲ
ート電極は、抵抗要素R1とトランジスタQ2のドレイ
ン電極との接続点であるノードN1に接続されている。
また、第6図の入力保護回路においては、NチャネルM
OSトランジスタQ2のドレイン電極が、抵抗要素R1
を介して入力端子1に接続されているとともに抵抗要素
R2を介して保護されるべきNチャネルMOSトランジ
スタQ1のゲート電極に接続されている。
OSトランジスタQ2のドレイン電極が、抵抗要素R1
を介して入力端子1に接続されているとともに抵抗要素
R2を介して保護されるべきNチャネルMOSトランジ
スタQ1のゲート電極に接続されている。
次に、第4図〜第6図の入力保護回路の動作について説
明する。
明する。
第4図の入力保護回路においては、入力端子1に静電気
によるサージパルス(静電パルス)が印加されると、ト
ランジスタQ2の空乏層が拡がってソースとドレインと
の間でパンチスルーが生じ、ソース・ドレイン間の抵抗
がほとんど0となる。これによって、外部からの静電パ
ルスは、トランジスタQ2を通ってグランド端子に放電
される。このとき、保護されるべきトランジスタQ1の
ゲート電極には、抵抗要素R2の効果で静電パルスは伝
わりにくく、トランジスタQ1のゲート電極の電圧は高
くならないので、トランジスタQ1は破壊されない。ま
た、トランジスタQ2は、ゲート絶縁膜が厚く形成され
ているので、破壊されにくく、入旅保護回路として働
く。
によるサージパルス(静電パルス)が印加されると、ト
ランジスタQ2の空乏層が拡がってソースとドレインと
の間でパンチスルーが生じ、ソース・ドレイン間の抵抗
がほとんど0となる。これによって、外部からの静電パ
ルスは、トランジスタQ2を通ってグランド端子に放電
される。このとき、保護されるべきトランジスタQ1の
ゲート電極には、抵抗要素R2の効果で静電パルスは伝
わりにくく、トランジスタQ1のゲート電極の電圧は高
くならないので、トランジスタQ1は破壊されない。ま
た、トランジスタQ2は、ゲート絶縁膜が厚く形成され
ているので、破壊されにくく、入旅保護回路として働
く。
第5図の入力保護回路においては、入力端子1に静電パ
ルスが印加されると、まず、抵抗要素R1によってその
静電パルスが緩和される。次に、第4図の場合と同様
に、トランジスタQ2のソース・ドレイン間でパンチス
ルーが起こり、緩和された静電パルスはノードN1から
グランド端子へ放電される。これによって、トランジス
タQ1のゲート電極には電圧がかかりにくくなるので、
トランジスタQ1は破壊されない。
ルスが印加されると、まず、抵抗要素R1によってその
静電パルスが緩和される。次に、第4図の場合と同様
に、トランジスタQ2のソース・ドレイン間でパンチス
ルーが起こり、緩和された静電パルスはノードN1から
グランド端子へ放電される。これによって、トランジス
タQ1のゲート電極には電圧がかかりにくくなるので、
トランジスタQ1は破壊されない。
第6図の入力保護回路は、第4図および第5図の入力保
護回路を複合した形のものであり、入力端子1に静電パ
ルスが印加されると、まず、抵抗要素R1によってノー
ドN1には緩和された静電パルスが伝わる。次に、第4
図および第5図の場合と同様に、トランジスタQ2のソ
ース・ドレイン間でパンチスルーが起こり、静電パルス
がグランド端子に放電される。抵抗要素R2の効果によ
りトランジスタQ1のゲート電極には静電パルスはほと
んど伝わらないので、トランジスタQ1は破壊されな
い。
護回路を複合した形のものであり、入力端子1に静電パ
ルスが印加されると、まず、抵抗要素R1によってノー
ドN1には緩和された静電パルスが伝わる。次に、第4
図および第5図の場合と同様に、トランジスタQ2のソ
ース・ドレイン間でパンチスルーが起こり、静電パルス
がグランド端子に放電される。抵抗要素R2の効果によ
りトランジスタQ1のゲート電極には静電パルスはほと
んど伝わらないので、トランジスタQ1は破壊されな
い。
[発明が解決しようとする問題点] 静電気によるサージパルスは、実際に単一モードではな
く、いくつかのモードがあり、入力保護回路はどのモー
ドに対しても強い必要がある。
く、いくつかのモードがあり、入力保護回路はどのモー
ドに対しても強い必要がある。
サージパルスには次の(イ)〜(ハ)に示すモードがあ
る。
る。
(イ) 人体帯電モデルによる放電(人体帯電法) このモードは、人間に帯電した静電気がデバイスに放電
するもので、回路的には、第7図に示すようなRC回路
で表わされる。このモードにおいては、静電気が1.5
KΩの抵抗を介してデバイスに放電するので、電流は多
く流れないが、エネルギが大きく、熱的な破壊を起こし
やすい。
するもので、回路的には、第7図に示すようなRC回路
で表わされる。このモードにおいては、静電気が1.5
KΩの抵抗を介してデバイスに放電するので、電流は多
く流れないが、エネルギが大きく、熱的な破壊を起こし
やすい。
(ロ) 装置帯電モデルによる放電(装置帯電法) このモードは、測定装置等に帯電した静電気がデバイス
に放電するもので、回路的には、第8図に示すようなR
C回路で表わされる。このモードにおいては、静電気が
抵抗を介さずにデバイスに放電するので、大電流が流
れ、絶縁破壊や電流モードの破壊を起こしやすい。
に放電するもので、回路的には、第8図に示すようなR
C回路で表わされる。このモードにおいては、静電気が
抵抗を介さずにデバイスに放電するので、大電流が流
れ、絶縁破壊や電流モードの破壊を起こしやすい。
(ハ) パッケージ帯電モデルによる放電(パッケージ
帯電法) このモードは、デバイスのパッケージ自体に帯電した静
電気がデバイスを通って、装置側あるいはグランド端子
へ放電するもので、(ロ)の装置帯電モデルによる放電
と類似している。エネルギ的には(ロ)の装置帯電モデ
ルによる放電より小さいが、帯電している電圧は(ロ)
より高い値を示すとされており、絶縁破壊を引き起こし
やすい。
帯電法) このモードは、デバイスのパッケージ自体に帯電した静
電気がデバイスを通って、装置側あるいはグランド端子
へ放電するもので、(ロ)の装置帯電モデルによる放電
と類似している。エネルギ的には(ロ)の装置帯電モデ
ルによる放電より小さいが、帯電している電圧は(ロ)
より高い値を示すとされており、絶縁破壊を引き起こし
やすい。
第4図の入力保護回路においては、トランジスタQ2が
パンチスルーを起こしたとき、入力端子1からグランド
端子までのインピーダンスが非常に低くなるため、
(ロ)の装置帯電モデルによる放電や(ハ)のパッケー
ジ帯電モデルによる放電に対して電流が流れ過ぎ、トラ
ンジスタQ2自体が破壊される。
パンチスルーを起こしたとき、入力端子1からグランド
端子までのインピーダンスが非常に低くなるため、
(ロ)の装置帯電モデルによる放電や(ハ)のパッケー
ジ帯電モデルによる放電に対して電流が流れ過ぎ、トラ
ンジスタQ2自体が破壊される。
そして、このトランジスタQ2の破壊を防ぐためには、
トランジスタサイズを非常に大きくする必要がある。
トランジスタサイズを非常に大きくする必要がある。
また、第5図の入力保護回路においては、(イ)の人体
帯電モデルによる放電によって、入力初段の抵抗要素R
1が熱破壊される。
帯電モデルによる放電によって、入力初段の抵抗要素R
1が熱破壊される。
さらに、第6図の入力保護回路においては、抵抗要素R
1および抵抗要素R2のバランスやトランジスタQ2の
サイズ等によってサージ耐量が変わり、(イ)〜(ハ)
のすべてのモードに対して高サージ耐量の入力保護回路
とはなり得ないという問題点があった。
1および抵抗要素R2のバランスやトランジスタQ2の
サイズ等によってサージ耐量が変わり、(イ)〜(ハ)
のすべてのモードに対して高サージ耐量の入力保護回路
とはなり得ないという問題点があった。
この発明は上記にような問題点を解消するためになされ
たもので、代表的な3つの破壊モードのすべてに対して
一定レベル以上のサージ耐量を持つ入力保護装置を得る
ことを目的とする。
たもので、代表的な3つの破壊モードのすべてに対して
一定レベル以上のサージ耐量を持つ入力保護装置を得る
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明にかかる半導体装置の入力保護装置は、ゲート
絶縁膜が厚く形成されたMOS形トランジスタの一方の
活性層が、第1の抵抗要素を介して入力端子に接続され
ているとともに第2の抵抗要素を介して保護されるべき
半導体装置に接続され、前記MOS形トランジスタの他
方の活性層がグランド端子に接続されてなる半導体装置
の入力保護装置において、前記MOS形トランジスタは
オン抵抗が数Ωとなるように形成されており、また、前
記第1の抵抗要素の抵抗値は約30〜50Ωであり、さ
らに、前記第2の抵抗要素の抵抗値は数百Ωである。
絶縁膜が厚く形成されたMOS形トランジスタの一方の
活性層が、第1の抵抗要素を介して入力端子に接続され
ているとともに第2の抵抗要素を介して保護されるべき
半導体装置に接続され、前記MOS形トランジスタの他
方の活性層がグランド端子に接続されてなる半導体装置
の入力保護装置において、前記MOS形トランジスタは
オン抵抗が数Ωとなるように形成されており、また、前
記第1の抵抗要素の抵抗値は約30〜50Ωであり、さ
らに、前記第2の抵抗要素の抵抗値は数百Ωである。
[作用] この発明に係る半導体装置の入力保護装置においては、
静電気によるサージパルスが入力された際におけるその
サージパルスの伝達の時定数、エネルギ密度および電流
密度を考察するとともに、半導体装置の回路中で破壊さ
れる場所、破壊モードおよび破壊メカニズムを考察し、
第1の抵抗要素、第2の抵抗要素およびMOS形トラン
ジスタの量適化を行なっている。すなわち、第1の抵抗
要素の抵抗値を約30〜50Ωとし、前記第2の抵抗要
素の抵抗値を数百Ωとするとともに、MOS形トランジ
スタのオン抵抗を数Ωとすることによって、静電気によ
るサージパルスが入力された際に、サージパルスのすべ
てのモードに対してある一定のレベル以上の耐量が得ら
れる。
静電気によるサージパルスが入力された際におけるその
サージパルスの伝達の時定数、エネルギ密度および電流
密度を考察するとともに、半導体装置の回路中で破壊さ
れる場所、破壊モードおよび破壊メカニズムを考察し、
第1の抵抗要素、第2の抵抗要素およびMOS形トラン
ジスタの量適化を行なっている。すなわち、第1の抵抗
要素の抵抗値を約30〜50Ωとし、前記第2の抵抗要
素の抵抗値を数百Ωとするとともに、MOS形トランジ
スタのオン抵抗を数Ωとすることによって、静電気によ
るサージパルスが入力された際に、サージパルスのすべ
てのモードに対してある一定のレベル以上の耐量が得ら
れる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図はこの発明による入力保護装置の一実施例の回路
図である。
図である。
図において、NチャネルMOSトランジスタQ2のドレ
イン電極はノードN1において第1の抵抗要素R1およ
び第2の抵抗要素R2の一方の端子に接続されている。
第1の抵抗要素R1の他方の端子は入力端子1に接続さ
れ、第2の抵抗要素R2の他方の端子はノードN2に接
続されている。トランジスタQ2のゲート電極およびソ
ース電極はグランド端子に接続されている。
イン電極はノードN1において第1の抵抗要素R1およ
び第2の抵抗要素R2の一方の端子に接続されている。
第1の抵抗要素R1の他方の端子は入力端子1に接続さ
れ、第2の抵抗要素R2の他方の端子はノードN2に接
続されている。トランジスタQ2のゲート電極およびソ
ース電極はグランド端子に接続されている。
前記トランジシスタQ2は、例えば、ソースおよびドレ
インとなる活性層間における半導体基板の領域を選択酸
化することによりゲート酸化膜を形成するいわゆるフィ
ードトランジスタである。
インとなる活性層間における半導体基板の領域を選択酸
化することによりゲート酸化膜を形成するいわゆるフィ
ードトランジスタである。
また、第1の抵抗要素R1は30〜50Ωの抵抗値を有
し、第2の抵抗要素R2は数百Ωの抵抗値を有してい
る。
し、第2の抵抗要素R2は数百Ωの抵抗値を有してい
る。
保護されるべき半導体装置のNチャネルMOSトランジ
スタQ1のゲート電極はノードN2に接続されている。
スタQ1のゲート電極はノードN2に接続されている。
第2図は、第1図の回路に静電気によるサージパルスが
入力された場合の放電の時定数および実際の抵抗値を示
した図である。
入力された場合の放電の時定数および実際の抵抗値を示
した図である。
Cはデバイス構造上発生する寄生容量であり、数 pFの
容量を持つ。入力端子1に静電気によるサージパルスが
入力されると、第1図に示すトランジスタQ2のソース
・ドレインはパンチスルー状態となり、事実上、数Ωの
抵抗値を持つ抵抗要素R3と同等にみなすことができ
る。
容量を持つ。入力端子1に静電気によるサージパルスが
入力されると、第1図に示すトランジスタQ2のソース
・ドレインはパンチスルー状態となり、事実上、数Ωの
抵抗値を持つ抵抗要素R3と同等にみなすことができ
る。
したがって、静電気によるサージパルスが印加された状
態では、第1図の回路は第2図の回路と等価とみなすこ
とができる。
態では、第1図の回路は第2図の回路と等価とみなすこ
とができる。
第3図は第1図の入力保護装置の実際のレイアウトを示
した平面図である。
した平面図である。
図において、第1の抵抗要素R1は、ポリシリコンと高
融点金属とからなる2層構造の膜によって形成されてお
り、25μm以上の幅を有している。一辺25μmのシ
ート抵抗を5Ω程度とすると、長さ200μm程度で約
40Ωの低抗体となる。
融点金属とからなる2層構造の膜によって形成されてお
り、25μm以上の幅を有している。一辺25μmのシ
ート抵抗を5Ω程度とすると、長さ200μm程度で約
40Ωの低抗体となる。
第2の抵抗要素R2は、幅および材料に関係なく数百Ω
の抵抗値を持つように形成されている。
の抵抗値を持つように形成されている。
トランジスタQ2の活性層(不純物拡散層)11,12
の分離幅t(通常のトランジスタのゲート幅に相当)は
2μm以下、および、トランジスタ幅Lは100μm以
上に形成されている。特に、トランジスタQ2のドレイ
ン領域となる活性層11は、pn接合の破壊を防ぐために
2500μm2以上の拡散面積が確保されている。入力
端子1と、ゲート電極13と、活性層11を抵抗要素R
1およびR2に接続する配線層14と、第1の抵抗要素
R1を入力端子1に接続する配線層15と、第2の抵抗
要素R2を保護すべきトランジスタQ1に接続する配線
層16と、活性層12およびゲート電極13をグランド
端子に接続する配線層17とは、アルミニウムにより形
成されている。
の分離幅t(通常のトランジスタのゲート幅に相当)は
2μm以下、および、トランジスタ幅Lは100μm以
上に形成されている。特に、トランジスタQ2のドレイ
ン領域となる活性層11は、pn接合の破壊を防ぐために
2500μm2以上の拡散面積が確保されている。入力
端子1と、ゲート電極13と、活性層11を抵抗要素R
1およびR2に接続する配線層14と、第1の抵抗要素
R1を入力端子1に接続する配線層15と、第2の抵抗
要素R2を保護すべきトランジスタQ1に接続する配線
層16と、活性層12およびゲート電極13をグランド
端子に接続する配線層17とは、アルミニウムにより形
成されている。
抵抗要素R1と配線層14との接続および抵抗要素R1
と配線層15との接続においては、電流密度および電力
密度を考慮して、250μm2程度の面積のコンタクト
部分18,19が確保されている。
と配線層15との接続においては、電流密度および電力
密度を考慮して、250μm2程度の面積のコンタクト
部分18,19が確保されている。
また、活性層1と配線層14との接続においても、同様
に電流密度および電力密度を考慮して、全部で300μ
m2以上の面積のコンタクト部分20が確保されてい
る。さらに、コンタクト部分20の周縁部と活性層11
の周縁部との間隔は5μm以上にされている。
に電流密度および電力密度を考慮して、全部で300μ
m2以上の面積のコンタクト部分20が確保されてい
る。さらに、コンタクト部分20の周縁部と活性層11
の周縁部との間隔は5μm以上にされている。
次に、静電気によるサージパルスが入力端子1に印加さ
れた場合の入力保護装置の動作について説明する。
れた場合の入力保護装置の動作について説明する。
この入力保護装置の方針は、破壊されやすい半導体装置
内部のトランジスタQ1に静電パルスが到達する前に、
破壊されにくいトランジスタQ2を通してグランド端子
へ電荷を放電させることによって、トランジスタQ1の
ゲート絶縁膜に高電界が印加されるのを防ぐことであ
る。しかし、サージパルスのモードは、大別して3種類
存在し、各モードに対する破壊場所も当然異なってく
る。
内部のトランジスタQ1に静電パルスが到達する前に、
破壊されにくいトランジスタQ2を通してグランド端子
へ電荷を放電させることによって、トランジスタQ1の
ゲート絶縁膜に高電界が印加されるのを防ぐことであ
る。しかし、サージパルスのモードは、大別して3種類
存在し、各モードに対する破壊場所も当然異なってく
る。
第1図に示す入力保護装置においては、(イ)の人体帯
電法のモードでは、第1の抵抗要素R1と活性層部分の
pn接合の熱破壊を生じやすく、(ロ)の装置帯電法のモ
ードでは、活性層部分のpn接合破壊あるいは絶縁膜破壊
が生じやすく、(ハ)のパッケージ帯電法のモードで
は、絶縁膜破壊が生じやすい。
電法のモードでは、第1の抵抗要素R1と活性層部分の
pn接合の熱破壊を生じやすく、(ロ)の装置帯電法のモ
ードでは、活性層部分のpn接合破壊あるいは絶縁膜破壊
が生じやすく、(ハ)のパッケージ帯電法のモードで
は、絶縁膜破壊が生じやすい。
したがって、これらの3つのモードに対しそれぞれ高耐
量を保つためには、抵抗値のバランス、トランジスタQ
2のサイズ、抵抗要素自体のサイズ等の最適化が必要で
ある。ここでは、トランジスタQ2をフィールドトラン
ジスタにより形成し、抵抗要素R1をポリシリコンと高
融点金属の2層構造の膜により形成した場合を考える。
量を保つためには、抵抗値のバランス、トランジスタQ
2のサイズ、抵抗要素自体のサイズ等の最適化が必要で
ある。ここでは、トランジスタQ2をフィールドトラン
ジスタにより形成し、抵抗要素R1をポリシリコンと高
融点金属の2層構造の膜により形成した場合を考える。
まず、第7図において、抵抗要素R1,R2,R3の抵
抗値R1,R2,R3をそれぞれ50Ω,200Ω,2
Ωとして、寄生容量Cの値を1 pFとすると、入力端子
1から抵抗要素R1,R3を通ってグランド端子へ電荷
が放電される際の時定数τ1は約0.05nsとなり、入
力端子1から抵抗要素R1,R2を通ってトランジスタ
Q1のゲート電極へ電荷が伝わる際の時定数τ2は0.
25nsとなる。したがって、τ1<<τ2の条件が満足
され、フィールドトランジスタがパンチスルーを生じる
までの時間を考慮に入れても、サージパルスは半導体装
置の内部回路に伝わるより十分速くグランド端子へ放電
され、トランジスタQ1は保護されることになる。
抗値R1,R2,R3をそれぞれ50Ω,200Ω,2
Ωとして、寄生容量Cの値を1 pFとすると、入力端子
1から抵抗要素R1,R3を通ってグランド端子へ電荷
が放電される際の時定数τ1は約0.05nsとなり、入
力端子1から抵抗要素R1,R2を通ってトランジスタ
Q1のゲート電極へ電荷が伝わる際の時定数τ2は0.
25nsとなる。したがって、τ1<<τ2の条件が満足
され、フィールドトランジスタがパンチスルーを生じる
までの時間を考慮に入れても、サージパルスは半導体装
置の内部回路に伝わるより十分速くグランド端子へ放電
され、トランジスタQ1は保護されることになる。
このように、時定数だけを考えれば、R1<R2および
R3<<R1(τ1<<τ2)の関係を満たすだけで十
分であるが、実際には、抵抗の絶対値にも重大な意味が
ある。上述したように(ハ)のパッケージ帯電法による
静電破壊においては、トランジスタQ1のゲート酸化膜
の破壊を生じることが多いが、静電エネルギ的には小さ
いので、上記の抵抗値を保つことで十分大きい静電耐量
を示す。しかし、(イ)の人体帯電法と(ロ)の装置帯
電法においては、静電エネルギが大きいので、さらに、
トランジスタサイズの最適化が必要となる。
R3<<R1(τ1<<τ2)の関係を満たすだけで十
分であるが、実際には、抵抗の絶対値にも重大な意味が
ある。上述したように(ハ)のパッケージ帯電法による
静電破壊においては、トランジスタQ1のゲート酸化膜
の破壊を生じることが多いが、静電エネルギ的には小さ
いので、上記の抵抗値を保つことで十分大きい静電耐量
を示す。しかし、(イ)の人体帯電法と(ロ)の装置帯
電法においては、静電エネルギが大きいので、さらに、
トランジスタサイズの最適化が必要となる。
まず、第7図の人体帯電法(RC回路:1.5KΩ,1
00 pF)において、3000[V]のサージパルスが
印加された場合を考える(トランジスタQ2はパンチス
ルー状態)。
00 pF)において、3000[V]のサージパルスが
印加された場合を考える(トランジスタQ2はパンチス
ルー状態)。
図に示す回路で、V0=3000[V]、R1=50
[Ω]、R2=200[Ω]、R3=2[Ω]とした状
態で、RC回路の放電の式を解けばよい。
[Ω]、R2=200[Ω]、R3=2[Ω]とした状
態で、RC回路の放電の式を解けばよい。
となり、Imax≒2[A]となる。ここで、RT=15
00+R1+R3≒1550[Ω]である。
00+R1+R3≒1550[Ω]である。
この場合、抵抗要素R1で吸収されるエネルギE1は、 となる。
たとえば、抵抗要素R1がポリシリコンとMOSiの2
層構造の膜により構成されている場合は、ポリシリコン
の融点は約1400℃であり、MoSiの融点は約20
00℃であるので、3000[V]のサージパルスに耐
えるためには、熱容量として1〜2×10−9[cal/
℃]必要となる。実際のプロセス工程における膜厚等の
計算より、抵抗要素R1のサイズは25μm×150μ
m程度は必要となる。また、第1の抵抗要素R1の抵抗
値R1が大きくなっても、電流は放電側の1.5KΩの
抵抗で律則されるためほとんど変わらないが、第1の抵
抗要素R1で吸収されるエネルギは、(3)式に示すよ
うに、抵抗要素R1の抵抗値R1値に比例する。これよ
り、抵抗要素R1の抵抗値R1は大きすぎてはいけない
ことがわかる。
層構造の膜により構成されている場合は、ポリシリコン
の融点は約1400℃であり、MoSiの融点は約20
00℃であるので、3000[V]のサージパルスに耐
えるためには、熱容量として1〜2×10−9[cal/
℃]必要となる。実際のプロセス工程における膜厚等の
計算より、抵抗要素R1のサイズは25μm×150μ
m程度は必要となる。また、第1の抵抗要素R1の抵抗
値R1が大きくなっても、電流は放電側の1.5KΩの
抵抗で律則されるためほとんど変わらないが、第1の抵
抗要素R1で吸収されるエネルギは、(3)式に示すよ
うに、抵抗要素R1の抵抗値R1値に比例する。これよ
り、抵抗要素R1の抵抗値R1は大きすぎてはいけない
ことがわかる。
R3<<R2であるので、抵抗要素R3を通ってグラン
ド端子に流れる電流は(2)式の電流Iとほぼ同じにな
り、 となる。
ド端子に流れる電流は(2)式の電流Iとほぼ同じにな
り、 となる。
一方、抵抗要素R3で吸収されるエネルギE3は、R3
=2[Ω]であるので、 となる。
=2[Ω]であるので、 となる。
RC回路の放電で、電流値が初期状態の1/eになるま
での時間をパルス幅とすると、この回路においては、 パルス幅=1550×100×10−12 =155[ns] となる。すなわち、抵抗要素R3で単位時間に吸収され
るエネルギW3は、 W3=0.58×10−6/155×10−9 =3.74[W] となる。
での時間をパルス幅とすると、この回路においては、 パルス幅=1550×100×10−12 =155[ns] となる。すなわち、抵抗要素R3で単位時間に吸収され
るエネルギW3は、 W3=0.58×10−6/155×10−9 =3.74[W] となる。
ブンシュベールモデル[“The Effect of
VLSI Scaling on EQS/ESD
Fail−ure Threshold”Electr
ical Overstress/Electrost
atic Discharge Symposium
Proceedings p85〜 ,1981)に
よるpn接合の破壊を生じる電力密度のグラフを第9図に
示す。
VLSI Scaling on EQS/ESD
Fail−ure Threshold”Electr
ical Overstress/Electrost
atic Discharge Symposium
Proceedings p85〜 ,1981)に
よるpn接合の破壊を生じる電力密度のグラフを第9図に
示す。
図に示されるように、パルス幅が150ns程度である場
合の接合破壊の危険電力密度は、約5×102KW/cm
2である。抵抗要素R3はフィードトランジスタである
ので、拡散層の電力密度を5×102KW/cm2以下に
するためには、800μm2程度の拡散面積が必要とな
る。また、抵抗要素R3の抵抗値R3を2Ω程度とする
ためには、トランジスタの寄生抵抗やコンタクト抵抗が
あるので、必然的にコンタクト面積も必要になり、トラ
ンジスタサイズも大きくする必要がある。
合の接合破壊の危険電力密度は、約5×102KW/cm
2である。抵抗要素R3はフィードトランジスタである
ので、拡散層の電力密度を5×102KW/cm2以下に
するためには、800μm2程度の拡散面積が必要とな
る。また、抵抗要素R3の抵抗値R3を2Ω程度とする
ためには、トランジスタの寄生抵抗やコンタクト抵抗が
あるので、必然的にコンタクト面積も必要になり、トラ
ンジスタサイズも大きくする必要がある。
次に、第8図の装置帯電法(RC回路:0Ω,200 p
F)において、300[V]のサージパルスが印加され
た場合を考える(トランジスタQ2はパンチスルー状
態)。
F)において、300[V]のサージパルスが印加され
た場合を考える(トランジスタQ2はパンチスルー状
態)。
図に示す回路で、V0=300[V]、R1=50
[Ω]、R2=200[Ω]、R3=2[Ω]とした状
態で、RC回路の放電の式を解けばよい。
[Ω]、R2=200[Ω]、R3=2[Ω]とした状
態で、RC回路の放電の式を解けばよい。
となり、Imax≒6[A]となる。ここで、RT=52
[Ω]である。
[Ω]である。
この場合、抵抗要素R1で吸収されるエネルギE1は、 となる。
このように、第8図の装置帯電法の場合は、第7図の人
体帯電法に比べると電流は多いが、抵抗要素R1で吸収
されるエネルギは小さいので、この装置帯電法において
は、抵抗要素R1は破壊されにくい。また、抵抗要素R
3の抵抗値R3を非常に小さくした場合に抵抗要素R1
で吸収されるエネルギは、コンデンサに蓄えられたエネ
ルギに等しくなり、抵抗値には無関係となる。したがっ
て、最大電流を小さくするためには、抵抗要素R1の抵
抗値R1はより大きい方がよい。
体帯電法に比べると電流は多いが、抵抗要素R1で吸収
されるエネルギは小さいので、この装置帯電法において
は、抵抗要素R1は破壊されにくい。また、抵抗要素R
3の抵抗値R3を非常に小さくした場合に抵抗要素R1
で吸収されるエネルギは、コンデンサに蓄えられたエネ
ルギに等しくなり、抵抗値には無関係となる。したがっ
て、最大電流を小さくするためには、抵抗要素R1の抵
抗値R1はより大きい方がよい。
R3<<R2であるので、抵抗要素R3を通ってグラン
ド端子へ流れる電流は、(6)式の電流Iとほぼ同じに
なり、 となる。
ド端子へ流れる電流は、(6)式の電流Iとほぼ同じに
なり、 となる。
一方、抵抗要素R3で吸収されるエネルギE3は、R3
=2[Ω]であるので、 となり、このRC回路の放電におけるパルス幅は、 パルス幅=52×200×10−12 ≒10[ns] となる。すなわち、抵抗要素R3で単位時間に吸収され
るエネルギW3は、 W3=0.346…10−6/10×10−9 =34.6[W] となる。
=2[Ω]であるので、 となり、このRC回路の放電におけるパルス幅は、 パルス幅=52×200×10−12 ≒10[ns] となる。すなわち、抵抗要素R3で単位時間に吸収され
るエネルギW3は、 W3=0.346…10−6/10×10−9 =34.6[W] となる。
pn接合の破壊を生じる電力密度のグラフ(第9図)に示
されるように、パルス幅が10ns程度である場合の接合
破壊の危険電力密度は約2×103KW/cm2である。
抵抗要素R3はフィールドトランジスタであるので、拡
散層の電力密度を2×103KW/cm2以下にするため
には、1700μm2程度の拡散面積が必要となる。
されるように、パルス幅が10ns程度である場合の接合
破壊の危険電力密度は約2×103KW/cm2である。
抵抗要素R3はフィールドトランジスタであるので、拡
散層の電力密度を2×103KW/cm2以下にするため
には、1700μm2程度の拡散面積が必要となる。
また、抵抗要素R1の抵抗値R1を30Ωとした場合
は、 となり、Imax≒10[A]となって電流値が増える。
そのため、抵抗要素R3で吸収されるエネルギE
30は、R3=2[Ω]であるので、 と大きくなる。また、単位時間に吸収されるエネルギW
30は、 W30=0.563×10−6/10×10−9 =56.3[W] となる。このとき、パルス幅は6.4nsとなり、第9図
より求められるpn接合の破壊する危険電力密度は約2.
5×103KW/cm2となる。拡散層の電力密度を2.
5×103KW/cm2より小さくするためには、230
0μm2程度の拡散面積が必要となる。
は、 となり、Imax≒10[A]となって電流値が増える。
そのため、抵抗要素R3で吸収されるエネルギE
30は、R3=2[Ω]であるので、 と大きくなる。また、単位時間に吸収されるエネルギW
30は、 W30=0.563×10−6/10×10−9 =56.3[W] となる。このとき、パルス幅は6.4nsとなり、第9図
より求められるpn接合の破壊する危険電力密度は約2.
5×103KW/cm2となる。拡散層の電力密度を2.
5×103KW/cm2より小さくするためには、230
0μm2程度の拡散面積が必要となる。
また、抵抗要素R3の抵抗値R3が小さい方が消費エネ
ルギが小さくなるので、コンタクトサイズおよびフィー
ルドトランジスタのサイズは大きくした方が良い。
ルギが小さくなるので、コンタクトサイズおよびフィー
ルドトランジスタのサイズは大きくした方が良い。
以上のように、入力初段の抵抗要素R1の抵抗値R
1は、人体帯電法によるモードにおいては小さい方が抵
抗要素R1自体の耐量は高いが、小さくしすぎると、装
置帯電法のモードにおいて、電流が流れ過ぎ、pn接合部
の破壊を引き起こす。
1は、人体帯電法によるモードにおいては小さい方が抵
抗要素R1自体の耐量は高いが、小さくしすぎると、装
置帯電法のモードにおいて、電流が流れ過ぎ、pn接合部
の破壊を引き起こす。
各々のモードに対するサージ耐量のバランスから、抵抗
要素R1の抵抗値R1は30〜50Ωが最適と考えられ
る。また、このとき、抵抗要素R1の熱溶断に対して厳
しいのは、人体帯電法によるモードであり、最低300
0[V]の耐圧を保つためには抵抗要素R1の熱容量と
して1〜2×10−9[cal/℃]必要となる。
要素R1の抵抗値R1は30〜50Ωが最適と考えられ
る。また、このとき、抵抗要素R1の熱溶断に対して厳
しいのは、人体帯電法によるモードであり、最低300
0[V]の耐圧を保つためには抵抗要素R1の熱容量と
して1〜2×10−9[cal/℃]必要となる。
さらに、電流密度を下げる点から、抵抗要素R1の抵抗
体の幅は、25μm以上は必要となる。トランジスタQ
2におけるpn接合の破壊に関しては、電流が多く流れる
装置帯電法によるモードの方が厳しく、抵抗要素R1=
30[Ω]の場合、電力密度の点から、突入部の拡散層
の総面積は2300μm2程度必要となる。また、フィ
ールドトランジスタにおいては、接合破壊以外にも絶縁
膜破壊が発生するため、電界の集中を防ぐ意味で、コン
タクト部分のエッジおよびフィールドのエッジは鈍角に
することが必要であり、プロセス工程における歪が発生
しやすいフィールドのエッジとコンタクト部分のエッジ
とは、5μm程度離す必要がある。さらに、コンタクト
部分の面積は、電流密度の点から、250μm2程度と
ることが有効である。
体の幅は、25μm以上は必要となる。トランジスタQ
2におけるpn接合の破壊に関しては、電流が多く流れる
装置帯電法によるモードの方が厳しく、抵抗要素R1=
30[Ω]の場合、電力密度の点から、突入部の拡散層
の総面積は2300μm2程度必要となる。また、フィ
ールドトランジスタにおいては、接合破壊以外にも絶縁
膜破壊が発生するため、電界の集中を防ぐ意味で、コン
タクト部分のエッジおよびフィールドのエッジは鈍角に
することが必要であり、プロセス工程における歪が発生
しやすいフィールドのエッジとコンタクト部分のエッジ
とは、5μm程度離す必要がある。さらに、コンタクト
部分の面積は、電流密度の点から、250μm2程度と
ることが有効である。
トランジスタQ1のゲート絶縁膜破戒にしては、ゲート
電極の電圧が上がるのを防止することが重要であり、上
述した時定数τ1,τ2の関係および抵抗要素R2の抵
抗値R2の大きさによって耐量が決まる。
電極の電圧が上がるのを防止することが重要であり、上
述した時定数τ1,τ2の関係および抵抗要素R2の抵
抗値R2の大きさによって耐量が決まる。
τ1<<τ2であることは当然必要であるが、トランジ
スタQ2がパンチスルーを起こすまでの時間をτ3とす
ると、τ2−τ1<τ3の関係が必要となる。
スタQ2がパンチスルーを起こすまでの時間をτ3とす
ると、τ2−τ1<τ3の関係が必要となる。
このことから、抵抗要素R1の抵抗値R1と抵抗要素R
2の抵抗値R2との比だけでなく、抵抗要素R2の抵抗
値R2が数百Ωあることが必要条件となるる このような構成をとることによって、各々のサージモー
ドに対し、一定レベルの耐量を確保することができる。
2の抵抗値R2との比だけでなく、抵抗要素R2の抵抗
値R2が数百Ωあることが必要条件となるる このような構成をとることによって、各々のサージモー
ドに対し、一定レベルの耐量を確保することができる。
なお、上記実施例では、第1の抵抗要素R1にポリシリ
コンと高融点金属の2層構造を採用した場合について説
明したが、同様の熱容量および抵抗値を持つポリシリコ
ンにより形成しても全く同様となる。たとえば、第1の
抵抗要素R1を、50μm以上の幅を有する帯状のポリ
シリコン層により形成してもよい。
コンと高融点金属の2層構造を採用した場合について説
明したが、同様の熱容量および抵抗値を持つポリシリコ
ンにより形成しても全く同様となる。たとえば、第1の
抵抗要素R1を、50μm以上の幅を有する帯状のポリ
シリコン層により形成してもよい。
また、第1の抵抗要素R1を拡散抵抗により形成しても
同様の効果が得られるが、この場合においては、pn接合
の破壊が生じるので、突入部の拡散面積を大きくする必
要がある。たとえば、第1の抵抗要素R1を50μm以
上の幅を有する帯状の拡散抵抗により形成し、配線層と
のコンタクト部分の面積を300μm2以上とる。
同様の効果が得られるが、この場合においては、pn接合
の破壊が生じるので、突入部の拡散面積を大きくする必
要がある。たとえば、第1の抵抗要素R1を50μm以
上の幅を有する帯状の拡散抵抗により形成し、配線層と
のコンタクト部分の面積を300μm2以上とる。
上記実施例の入力保護装置においては、トランジスタQ
2のゲート電極をグランド端子に接続してあるが、この
トランジスタQ2はパンチスルーの役割しか果たしてい
ないので、ゲート電極を入力パッドの方に接続しても、
あるいは、取去ってしまっても、全く同様の効果が得ら
れる。
2のゲート電極をグランド端子に接続してあるが、この
トランジスタQ2はパンチスルーの役割しか果たしてい
ないので、ゲート電極を入力パッドの方に接続しても、
あるいは、取去ってしまっても、全く同様の効果が得ら
れる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、静電気によるサージパ
ルスによる破壊モージを考察し、各抵抗要素およびMO
S形トラジスタを最適化したので、種々のサージパルス
に対して一様に強い入力保護装置を得ることができる。
ルスによる破壊モージを考察し、各抵抗要素およびMO
S形トラジスタを最適化したので、種々のサージパルス
に対して一様に強い入力保護装置を得ることができる。
第1図はこの発明の一実施例による入力保護装置の回路
図、第2図はサージパルス印加時における第1図と等価
な回路図、第3図は第1図の入力保護装置のレイアウト
の一例を示す平面図、第4図、第5図および第6図は従
来の入力保護装置の回路図、第7図は人体帯電法の回路
図、第8図は装置帯電法の回路図、第9図はブンシュベ
ールモデルによるサージパルス幅とpn接合の破壊電力密
度との関係を示すグラフである。 図において、1は入力端子、R1,R2,R3は抵抗要
素、Q1はNチャネルMOSトランジスタ、Q2はNチ
ャネルMOSトランジスタを示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図、第2図はサージパルス印加時における第1図と等価
な回路図、第3図は第1図の入力保護装置のレイアウト
の一例を示す平面図、第4図、第5図および第6図は従
来の入力保護装置の回路図、第7図は人体帯電法の回路
図、第8図は装置帯電法の回路図、第9図はブンシュベ
ールモデルによるサージパルス幅とpn接合の破壊電力密
度との関係を示すグラフである。 図において、1は入力端子、R1,R2,R3は抵抗要
素、Q1はNチャネルMOSトランジスタ、Q2はNチ
ャネルMOSトランジスタを示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 修二 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−152160(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】MOS形トランジスタの一方の活性層が、
第1の抵抗要素を介して入力端子に接続されているとと
もに第2の抵抗要素を介して保護されるべき半導体装置
に接続され、前記MOS形トランジスタの他方の活性層
がグランド端子に接続され、また、前記MOS形トラン
ジスタのゲート絶縁膜が厚く形成されてなる半導体装置
の入力保護装置において、 前記MOS形トランジスタは、オン抵抗が数Ωとなるよ
うに形成されており、また、前記第1の抵抗要素の抵抗
値は約30〜50Ωであり、さらに、前記第2の抵抗要
素の抵抗値は数百Ωであることを特徴とする半導体装置
の入力保護装置。 - 【請求項2】前記ゲート絶縁膜に沿う前記活性層の長さ
が100μm以上であり、かつ前記活性層間の間隔が2
μm以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の半導体装置の入力保護装置。 - 【請求項3】前記MOS形トランジスタの前記一方の活
性層の総面積は2500μm2以上であり、かつ、前記
一方の活性層と配線層との接触領域の面積は300μm
2以上であり、前記接触領域の周縁部と前記活性層の周
縁部との間隔は5μm以上であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項記載の半導体装置の入力
保護装置。 - 【請求項4】前記第1の抵抗要素は、50μm以上の幅
を有する帯状のポリシリコン層からなり、また、前記第
1の抵抗要素を前記入力端子に接続する配線層と前記第
1の抵抗要素との接触領域の面積、および、前記第1の
抵抗要素をMOS形トランジスタの一方の活性層に接続
する配線層と前記第1の抵抗要素との接触領域の面積
は、それぞれ250μm2以上であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
半導体装置の入力保護装置。 - 【請求項5】前記第1の抵抗要素は、ポリシリコンと高
融点金属とからなり25μm以上の幅を有する帯状の2
層構造の膜により形成され、また、前記第1の抵抗要素
を前記入力端子に接続する配線層と前記第1の抵抗要素
との接触領域の面積、および、前記第1の抵抗要素を前
記MOS形トランジスタの一方の活性層に接続する配線
層と前記第1の抵抗要素との接触領域の面積は、それぞ
れ250μm2以上であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の半導体装置
の入力保護装置。 - 【請求項6】前記第1の抵抗要素は、50μm以上の幅
を有する帯状の拡散層よりなる拡散抵抗であり、また、
前記第1の抵抗要素を前記入力端子に接続する配線層と
前記第1の抵抗要素との接触領域の面積、および、前記
第1の抵抗要素を前記MOS形トランジスタの一方の活
性層に接続する配線層と前記第1の抵抗要素との接触領
域の面積は、それぞれ300μm2以上であり、さら
に、前記各接触領域の周縁部と前記活性層の周縁部との
間隔は5μm以上であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の半導体装置の
入力保護装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62019014A JPH0616558B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 半導体装置の入力保護装置 |
DE3801526A DE3801526A1 (de) | 1987-01-28 | 1988-01-20 | Eingangsschutzeinrichtung fuer eine halbleitereinrichtung |
US07/443,864 US5019883A (en) | 1987-01-28 | 1989-11-30 | Input protective apparatus of semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62019014A JPH0616558B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 半導体装置の入力保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186474A JPS63186474A (ja) | 1988-08-02 |
JPH0616558B2 true JPH0616558B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=11987639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62019014A Expired - Lifetime JPH0616558B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 半導体装置の入力保護装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5019883A (ja) |
JP (1) | JPH0616558B2 (ja) |
DE (1) | DE3801526A1 (ja) |
Cited By (1)
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