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JPH0691196B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0691196B2
JPH0691196B2 JP59152996A JP15299684A JPH0691196B2 JP H0691196 B2 JPH0691196 B2 JP H0691196B2 JP 59152996 A JP59152996 A JP 59152996A JP 15299684 A JP15299684 A JP 15299684A JP H0691196 B2 JPH0691196 B2 JP H0691196B2
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JP
Japan
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channel misfet
bonding pad
input
region
channel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59152996A
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English (en)
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JPS6132562A (ja
Inventor
達彰 上野
太 井上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP59152996A priority Critical patent/JPH0691196B2/ja
Priority to KR1019850004783A priority patent/KR930008982B1/ko
Priority to US06/758,035 priority patent/US4691217A/en
Publication of JPS6132562A publication Critical patent/JPS6132562A/ja
Publication of JPH0691196B2 publication Critical patent/JPH0691196B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D89/00Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
    • H10D89/60Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD]
    • H10D89/601Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs
    • H10D89/811Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs using FETs as protective elements

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は半導体装置に関し、特に半導体装置の入力保護
回路に適用して有効な技術に関するもので、たとえばMI
S素子やMISICに利用して有効な技術に関するものであ
る。
〔背景技術〕
MISFETで構成された半導体集積回路装置(IC)の代表的
なものとしてMOSICが広く用いられているが、MOS素子の
ゲート絶縁膜の静電破壊を防止するために種々の入力保
護回路が提案されている。
入力保護回路は、入力信号の印加されるボンディングパ
ッド(入力ボンディングパッド)と内部回路との間に介
挿される。入力保護回路は入力ボンディングパッドに印
加される異常なエネルギ、例えば静電エネルギを半導体
基板またはウエル領域に吸収し、異常な入力波形の立上
りをなまらせることを目的としている。
第8図にCMOSICに用いられる代表的な入力保護回路を示
す。符号1は、PチャネルMOSトランジスタ(FET)2と
NチャネルMOSトランジスタ(FET)3とによりなる内部
回路の入力ゲートを示す。内部回路の入力ゲート1の入
力側には、NチャネルMOSトランジスタ5が接続されて
いる。NチャネルMOSトランジスタ5によって構成され
る。入力信号がクランプするための等価的なMOSダイオ
ード6は、ソース又はドレイン領域である半導体領域と
半導体基板とのPN接合部とゲート酸化膜と接する半導体
基板の表面(サーフェス)部とから電荷を半導体基板に
逃がしている。さらに、このクランプ用MOSトランジス
タ6とボンディングパッド7との間には半導体基板内に
形成されたこれとは逆導電型の半導体領域からなる保護
抵抗8が直列に介挿される。保護抵抗8はクランプMOS
トランジスタ6に印加される電流を低減するとともに、
異常な入力信号の立上りをなまらせる。保護抵抗8はMO
Sトランジスタのソース又はドレイン領域となる半導体
領域の形成と同一工程で形成される。
本発明者の検討によると、保護抵抗に半導体領域を用い
たこのような入力保護回路には次のような問題点がある
ことが判明した。すなわち、近年の微細加工により保護
抵抗である半導体領域が浅くなっている。このため、ボ
ンディングパッド7と保護抵抗である半導体領域とのコ
ンタクト部周辺で半導体領域の接合部の破壊が起りやす
いということである。また、この半導体領域のみを深く
するには、工程上余分のマスクを必要とし製造上問題が
ある。
一方、保護抵抗にポリシリコンを用いた場合、高電圧破
壊モードに弱くポリシリコンの熱溶断という問題があ
る。さらに、高速化のためにシリサイド化を行った場
合、保護抵抗の抵抗値が減少してしまうという問題点も
ある。
なお、CMOSICのゲート保護回路は、たとえば、日経マグ
ロウヒル社発行、日経エレクトロニクス、1983年1月31
日号、P138に示されている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、MIS素子あるいはMISICの入力保護回路
の静電破壊耐圧を向上し得る技術を提供するものであ
る。
本発明の他の目的は、入力保護回路の保護抵抗である半
導体領域の接合部破壊を防止しうるとともに、ポリシリ
コン抵抗の熱溶断を防止する技術を提供するものであ
る。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、MIS型素子を有した内部回路の静電破壊を防
止するために、入力ボンディングパッドに抵抗を介さず
に、直接MISFET構造の保護素子を接続する。このMISFET
構造の保護素子の一方の半導体領域(ドレイン領域)の
面積を他方の半導体領域(ソース領域)の面積に比べて
大きくし、かつこの一方の半導体領域を入力ボンディン
グパッドと接続している。さらにMISFET構造の保護素子
のゲート電極と他方の半導体領域とを一定電位に固定し
ている。このため、入力ボンディングパッドに印加する
外部異常電位に対しては、この一方の比較的広い半導体
領域によって単位面積あたりの電荷が分散されて基板あ
るいはウエルに抜ける。したがって、入力保護回路の静
電破壊耐圧を向上させるものである。
また、前記入力ボンディングパッドと内部回路との間に
直列に保護抵抗を介挿する場合、保護抵抗に半導体領域
あるいはポリシリコンのいずれを用いてもなんら問題は
ない。半導体領域を用いる場合、すでにMISFET構造の保
護素子によって異常なエネルギ(電流)がある程度吸収
されているので、浅い半導体領域でも接合部破壊が生じ
ない。さらに、シリサイドによる抵抗値減少に対して
は、保護抵抗に半導体領域を用いることにより対処でき
る。また、ポリシリコンを用いる場合も半導体領域と同
様の理由によって熱溶断から免れる。
〔実施例1〕 以下本発明の半導体装置の好ましい一実施例を第1図か
ら第3図を参照して説明する。
第1図は本発明を適用した部分を示す回路図である。符
号40は内部回路の初段の入力ゲートを示す。入力ゲート
40は、NチャネルMOSトランジスタ41とPチャルルMOSト
ランジスタ42とによりなる。NおよびPチャネルMOSト
ランジスタ41,42のおのおののドレイン領域は共通接続
され、内部のメモリ回路(図示せず)等が接続される端
子43に接続されている。また両ゲート電極は共通接続さ
れた保護抵抗44の一端に接続されている。NおよびPチ
ャネルMOSトランジスタ41,42のソース領域は、各々、電
源VSS(接地電位)端子および電源VCC(+5V)端子に接
続されている。
保護抵抗44の他端は入力ボンディングパッド45に接続さ
れている。この入力ボンディングパッド45つまり保護抵
抗44の他端側には、MISFET構造の保護素子46が接続され
ている。N チャネルMOSトランジスタからなら保護素
子46のソース領域、ゲート電極はともに電源VSS端子に
接続されている。NチャネルMOSトランジスタ46の広い
面積を有する一方の半導体領域であるドレイン領域は、
前記ボンディングパッド45および保護抵抗44の他端に接
続されている。すなわち、ボンディングパッド45に印加
された過大なエネルギは、まず、NチャネルMOSトラン
ジスタ46の一方の半導体領域に印加される。保護素子46
は保護抵抗44とボンディグパッド45の間にその一つの端
子が接続される必要がある。
このような構成において、NチャネルMOSトランジスタ4
6の一方の半導体領域の接合部およびゲート電極下の半
導体基板表面部を通じてボンディングパッド45に印加す
る異常なエネルギ(電荷)を分散して半導体基板に逃が
している。
このような本発明の作用をさらに詳細に説明するため
に、第2図および第3図に示す平面図および断面構造図
を参照する。
第3図は第2図のX−X矢視線に沿った断面図である。
第2図において、各絶縁膜57,64は省略している。両図
において、第1図に説明した保護抵抗は半導体領域54で
形成する。
第2図および第3図において、符号50はP型シリコン半
導体基板である。基板50内には比較的厚いフィールド酸
化膜51に囲まれた活性領域に、保護素子であるNチャネ
ルMOSトランジスタ46と保護抵抗54と内部回路の一部で
ある入力ゲートとを示してある。NチャネルMOSトラン
ジスタ46にはドレインおよびソース領域であるN+型半導
体領域52,53が形成されている。保護抵抗は同じくN+
半導体領域54によって形成されている。また第3図には
あらわれないが第2図に示されるN+型半導体領域55,56
のソースおよびドレイン領域が形成されている。符号5
7,58は、各々、NチャネルMOSトランジスタのゲート酸
化膜およびポリシリコンからなるゲート電極である。符
号59,60は、各々、入力ゲートのゲート酸化膜およびポ
リシリコンからなるゲート電極である。
NチャネルMOSトランジスタのドレインN+型半導体領域5
2は、コンタクト孔61を介してアルミニウムの入力ボン
ディングパッド45に接続されている。さらにこの入力ボ
ンディングパッド45は、コンタクト孔63を介して保護抵
抗であるN+型半導体領域54の一端側に接続されている。
符号64はPSG(リンシリケートグラス)等の層間絶縁膜
である。また、NチャネルMOSトランジスタのソース領
域53は、コンタクト孔65を介して基準電位である接地電
位を供給するための配線66に接続されている。配線66に
はさらにNチャネルMOSトランジスタのゲート電極58が
コンタクト孔67を介して接続されている。前記保護抵抗
であるN+型半導体領域54の他端側と入力ゲート40のゲー
ト電極60とは、アルミニウム配線68によって各々コンタ
クト孔69,70を通して接続されている。
このN−MOSトランジスタからなる保護素子を用いる実
施例において一方の半導体領域であるN+型ドレイン領域
52の面積が比較的大きいことが必要である。このこと
は、詳しくは後述するが、相補型MOSトランジスタから
なる保護素子を用いるタイプにおいても同じである。
ドレイン領域の面積と入力ボンディングパッドに印加さ
れる電圧とが、ドレイン領域と半導体基板との間のPN接
合の静電破壊耐圧にどのように影響するかを実験的に調
べた結果を示すのが第7図である。
第7図において、横軸はドレイン領域の面積(×103μm
2)を示し、縦軸は入力ボンディングパッドに印加され
る電圧(V)を示す。また、○印はN−MOSトランジス
タ46のドレイン領域52と、半導体基板50との間のPN接合
が静電破壊したときの電圧を示す。N−MOSトランジス
タはドレイン面積に応じほぼ点線で示す値の静電破壊耐
圧を有することがわかる。したがって、たとえば、300V
以上の静電破壊耐圧を得るには、N−MOSトランジスタ
にあってはほぼ2000μm2以上のドレイン面積があればよ
いことがわかる。このようなドレイン領域の面積を与え
ることによって、ボンディングパッドからの電荷が分散
され、同時にサーフェスブレークダウンの生ずる領域の
長さを長くとることができるので静電破壊耐圧を向上さ
せることができる。
〔実施例2〕 実施例2について第4図乃至第6図を参照して説明す
る。
実施例2は、相補型MOSトランジスタからなる保護素子
を用いる半導体装置の例である。すなわち、実施例2は
実施例1にPチャネルMOSトランジスタからなる保護素
子47を追加した例である。したがって実施例1と同一の
機能を有する部分には同一の符号を付し、その説明を省
略する。
入力ボンディングパッド45、つまり保護抵抗44の他端側
には、2個のMISFET構造の保護素子46,47が接続されて
いる。N チャネルMOSトランジスタからなら保護素子4
6のソース領域、ゲート電極およびP-ウエル領域はとも
に電源VSS端子に接続され、P−チャネルMOSトランジス
タからなら保護素子47のソース領域、ゲート電極および
半導体基板はともに電源VCCに接続されている。そし
て、NおよびPチャネルMOSトランジスタ46,47の比較的
広い面積を有する半導体領域である夫々のドレイン領域
は共通接続され、前記ボンディングパッド45および保護
抵抗44の他端に接続されている。
このような構成において、NおよびPチャネルMOSトラ
ンジスタ46,47の一方の半導体領域の接合部、および、
両ゲート電極下の半導体基板はウエル領域の表面部を通
じてボンディングパッド45に印加する異常なエネルギ
(電荷)を分散してウェル領域および半導体基板に逃が
している。
このような本発明の作用をさらに詳細に説明するため
に、第5図および第6図に示す平面図および断面構造図
を参照する。
第6図は第5図のY−Y矢視線に沿った断面構造図であ
る。第5図において、絶縁膜64は省略してある。第4図
に説明した保護抵抗は半導体領域で形成するものとす
る。
第5図および第6図において、入力ボンディングパッド
45の両側にNチャネルMOSトランジスタ46とPチャネルM
OSトランジスタ47とが配置されている。PおよびNチャ
ネルMOSトランジスタ47,46のドレイン領域がボンディン
グパッド80に接続されるのであるが、この実施例ではド
レイン領域が2分割されている。すなわち、Nチャネル
MOSトランジスタ46は、第1および第2のドレイン領域8
3,84を有し、各々、コンタクト孔85,86を通してアルミ
ニウム配線81によってアルミニウムのボンディングパッ
ド45に接続されている。また、PチャネルMOSトランジ
スタ82は、第1および第2のドレイン領域87,88を有
し、各々、コンタクト孔89,90を通してアルミニウム配
線82によってボンディングパッド80に接続されている。
ドレイン領域を、集積度を低下させずに大面積にするた
め、ゲート電極95,96はコ字状に形成される。符号91お
よび92は、各々、基準電位である接地電位を印加するた
めの配線および電源電圧を印加するための配線である。
配線91および92は、各々、コンタクト孔93および94を通
して、N チャネルMOSトランジスタ81のソース領域78
およびP チャネルMOSトランジスタ82のソース領域79
に接続されている。これらドレイン領域とソース領域の
間の半導体基板表面上に形成されるポリシリコンからな
るゲート電極95,96は、各々コンタクト孔97,98を介し
て、配線91,92に接続されている。保護抵抗44はコンタ
クト孔86を介して、入力ボンディングパッド80と接続さ
れている。また符号99はN型シリコン半導体基板符号10
0はPウエル領域である。
第5図のレイアウトにおいて、N チャネルMOSトラン
ジスタ46のドレイン領域とP チャネルMOSトランジス
タ47のドレイン領域との距離は、ラッチアップ防止のた
め所定の間隔へだてることが好ましい。実施例1,2にお
いて保護抵抗に半導体領域を用いたが、ポリシリコン抵
抗を用いることも同様になんら支障がない。
この相補型MOSトランジスタからなる保護素子を用いる
場合において、N+型ドレイン領域83,84およびP+型ドレ
イン領域87,88の面積を大きくする必要がある。
ドレイン領域の面積と、入力ボンディングパッドに印加
される電圧とが、ドレイン領域と半導体基板またはウエ
ル領域との間のPN接合の静電破壊耐圧にどのように影響
するかを、第7図を用いて説明する。
N+型ドレイン領域83,84とP型ウエル領域100との間のPN
接合が静電破壊したときの電圧は、第7図において○印
で示す値とほぼ同一である。P型ウエル領域100とP型
半導体基板50との不純物濃度の違いによって多少異な
る。
P−MOSトランジスタのP+型ドレイン領域87,88とN型半
導体基板99との間のPN接合が静電破壊したときの電圧
は、×印で示される。P−MOSトランジスタはドレイン
面積に応じ、ほぼ実線で示す値の静電破壊耐圧を有する
ことがわかる。したがって、たとえば、300V以上の静電
破壊耐圧を得るには、N−MOSトランジスタにあっては
ほぼ2000μm2以上、P−MOSトランジスタにあってはほ
ぼ1500μm2以上あればよいことがわかる。つまり、実施
例2においては、NおよびP−MOSトランジスタそれぞ
れが2000μm2及び1500μm2以上のドレイン領域(入力ボ
ンディングパッドに接続される方の半導体領域)面積を
有すればよい。このような面積を与えることによって、
ボンディングパッドからの電荷が分散され、同時にサー
フェスブレークダウンの生ずる領域の長さを長くとるこ
とができるので静電破壊耐圧を向上させることができ
る。
実施例2では、上記大面積のドレイン領域を集積度を低
下させることなく得るため、ゲート電極をコ字状とし、
2分割したドレイン領域の夫々をソース領域の両側(相
対向する2辺)にゲート電極を挾んで配置している。
〔効果〕
(1) ボンディングパッドにMISFETを用いた保護素子
の一方の半導体領域を直接接続し、かつ、この一方の半
導体領域の面積を他方の半導体領域の面積に比べて大き
くしているので、MISFETを用いた保護素子の接合部とブ
レークダウンの生ずる部分とから電荷を分散して半導体
基板あるいはウエル領域に逃がすことができる。このた
め、入力保護回路の静電破壊耐圧が向上する。
(2) 上記の理由で、保護抵抗に半導体領域からなる
抵抗を用いた場合、この半導体領域の接合深さが浅くて
もMISFETを用いた保護素子によって保護されるので高集
積の半導体装置が得られる。同様に、ポリシリコンから
なる抵抗の熱溶断も阻上できるので、シリサイド化によ
る低抵抗ポリシリコンを容易に実現できるという効果が
ある。
(3) 保護抵抗とボンディングパッドとの間にMISFET
を用いた保護素子の大面積の半導体領域を接続したの
で、過大電流又は過大電圧が入力された場合の保護抵抗
の溶断又は接合の破壊を防止できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々可能で
あることはいうまでもない。たとえば内部回路はNチャ
ネルMISFET又はバイポーラトランジスタとMISFETとから
なる回路であってもよい。入力保護抵抗はポリシリコン
であってもよい。ボンディングパッドは、ICチップの外
部から電圧が印加される端子であればどのような形状で
あってもよい。
〔利用分野〕
本発明は、MIS型素子を用いた半導体素子および集積回
路に広く利用でき、特に高集積度の製品に適用して有効
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の入力保護回路を示す図、 第2図および第3図は第1図の入力保護回路を用いた半
導体装置の平面図および断面図、 第4図は本発明の入力保護回路の他の実施例を示す図、 第5図および第6図は、第4図の入力保護回路を用いた
半導体装置の平面図および断面図、 第7図は、MIS保護素子の拡散層面積と静電破壊耐圧と
の関係を示す図、 第8図は、従来の入力保護回路を示す図である。 1,40……入力ゲート(内部回路)、4……クランプMOS
トランジスタ、7,45……入力ボンディングパッド、8,44
……保護抵抗、46,47……保護素子、50……半導体基
板、52……保護素子の一方の半導体領域、53……保護素
子の他方の半導体領域、57……ゲート絶縁膜、58……ゲ
ート電極、83,84,87,88……保護素子の一方の半導体領
域、95,96……ゲート電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−57785(JP,A) 特開 昭54−116887(JP,A) 特開 昭56−146277(JP,A) 特開 昭58−178610(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの入力信号を受け取る入力ボンデ
    ィングパッドと、 この入力ボンディングパッドに接続される第1のPチャ
    ネルMISFETおよび第1のNチャネルMISFETからなり、こ
    の第1のPチャネルMISFETと第1のNチャネルMISFETの
    ドレイン領域が共通に接続され、かつ第1のPチャネル
    MISFETと第1のNチャネルMISFETのゲート電極が共通に
    前記入力ボンディングパッドに接続される内部回路と、 この内部回路と前記入力ボンディングパッドとの間に直
    列接続した保護抵抗と、第2のPチャネルMISFETと第2
    のNチャネルMISFETとを含み、この第2のPチャネルMI
    SFETおよび第2のNチャネルMISFETは、それぞれのソー
    ス領域ならびにドレイン領域としての2つの半導体領域
    とゲート電極とを有し、この第2のPチャネルMISFETお
    よび第2のNチャネルMISFETのドレイン領域の面積が、
    平面でみたときに前記第2のPチャネルMISFETおよび第
    2のNチャネルMISFETのソース領域の面積より大きく形
    成され、かつこの第2のPチャネルMISFETおよび第2の
    NチャネルMISFETのドレイン領域は、前記入力ボンディ
    ングパッドが前記保護抵抗に接続される点より近い点で
    前記入力ボンディングパッドに直接接続され、前記第2
    のPチャネルMISFETのゲート電極と前記第2のPチャネ
    ルMISFETのソース領域が第1の一定電位に固定され、前
    記第2のNチャネルMISFETのゲート電極と前記第2のN
    チャネルMISFETのソース領域が第2の一定電位に固定さ
    れる入力保護回路と、 を有することを特徴とする半導体装置。
JP59152996A 1984-07-25 1984-07-25 半導体装置 Expired - Lifetime JPH0691196B2 (ja)

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