JPH06152237A - パッチアンテナ装置 - Google Patents
パッチアンテナ装置Info
- Publication number
- JPH06152237A JPH06152237A JP31415792A JP31415792A JPH06152237A JP H06152237 A JPH06152237 A JP H06152237A JP 31415792 A JP31415792 A JP 31415792A JP 31415792 A JP31415792 A JP 31415792A JP H06152237 A JPH06152237 A JP H06152237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patch antenna
- pattern
- antenna
- circuit pattern
- dielectric substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q23/00—Antennas with active circuits or circuit elements integrated within them or attached to them
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 パッチアンテナに低雑音増幅器を接続したパ
ッチアンテナ装置の組立を容易にする。 【構成】 地導体5と地導体5の上面に第1の誘電体基
板13を介して形成されたアンテナパタ−ン4とからな
るパッチアンテナと,地導体の下面に第2の誘電体基板
14を介して形成された回路パタ−ンと,この回路パタ
−ン15とアンテナパタ−ンとを電気的に接続する手段
と,回路パタ−ン15に給電する同軸ケ−ブルと,回路
パタ−ン15にそれぞれ実装される回路部品17,1
8,19とにより構成すること。 【効果】 構造が簡単であるとともに,組立工程数が少
なくなり,コストもやすくなる。またS/N比を向上で
きる。
ッチアンテナ装置の組立を容易にする。 【構成】 地導体5と地導体5の上面に第1の誘電体基
板13を介して形成されたアンテナパタ−ン4とからな
るパッチアンテナと,地導体の下面に第2の誘電体基板
14を介して形成された回路パタ−ンと,この回路パタ
−ン15とアンテナパタ−ンとを電気的に接続する手段
と,回路パタ−ン15に給電する同軸ケ−ブルと,回路
パタ−ン15にそれぞれ実装される回路部品17,1
8,19とにより構成すること。 【効果】 構造が簡単であるとともに,組立工程数が少
なくなり,コストもやすくなる。またS/N比を向上で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,人工衛星からの電波
を受信するアンテナ装置等,通信システムに使われるパ
ッチアンテナ装置に関するものである。
を受信するアンテナ装置等,通信システムに使われるパ
ッチアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,人工衛星を使用した衛星通信シス
テムが発展し,これを使用した移動体通信システムの開
発が活発に行われている。その内,特に,船舶や自動車
等の位置測定,表示を行うGPS(gloval po
sitioning system)が発達している。
テムが発展し,これを使用した移動体通信システムの開
発が活発に行われている。その内,特に,船舶や自動車
等の位置測定,表示を行うGPS(gloval po
sitioning system)が発達している。
【0003】これ等のシステムを利用する自動車等の産
業分野においては,人工衛星からの電波を受信するアン
テナとしては,図3〜図5に示すように,放射素子を構
成するアンテナパタ−ンが矩形状のものや,図8に示す
ように,円形状の小型のパッチアンテナ1が使用されて
いる。このパッチアンテナ1は,図3〜図5,図8に示
すように,テフロン(登録商標)樹脂製の誘電体基板3
の両面に銅箔等の導電部材が形成されており,上面側の
銅箔がフォトエッチングされて放射素子を構成するアン
テナパタ−ン4が形成されて,誘電体基板3の裏面は地
導体5となっている。
業分野においては,人工衛星からの電波を受信するアン
テナとしては,図3〜図5に示すように,放射素子を構
成するアンテナパタ−ンが矩形状のものや,図8に示す
ように,円形状の小型のパッチアンテナ1が使用されて
いる。このパッチアンテナ1は,図3〜図5,図8に示
すように,テフロン(登録商標)樹脂製の誘電体基板3
の両面に銅箔等の導電部材が形成されており,上面側の
銅箔がフォトエッチングされて放射素子を構成するアン
テナパタ−ン4が形成されて,誘電体基板3の裏面は地
導体5となっている。
【0004】このアンテナパタ−ン4の中心点Oから5
0Ωに相当する位置に給電点となる穴6が透設されてお
り,この穴6と地導体5とは互いに絶縁部材で形成され
ている基板3により絶縁されている構造となっている。
給電点用の穴6には,図5に示すように,頭部8aを備
えた構造のピン8が挿入されるとともに,このピン8の
頭部8aを半田付けしてアンテナパタ−ン4と電気的に
接続されている。
0Ωに相当する位置に給電点となる穴6が透設されてお
り,この穴6と地導体5とは互いに絶縁部材で形成され
ている基板3により絶縁されている構造となっている。
給電点用の穴6には,図5に示すように,頭部8aを備
えた構造のピン8が挿入されるとともに,このピン8の
頭部8aを半田付けしてアンテナパタ−ン4と電気的に
接続されている。
【0005】このパッチアンテナ1で受信された電波は
非常に微弱であるため,低雑音の前置増幅器2(以下,
低雑音増幅器2と記す)で増幅する必要がある。そこ
で,図6に示すように,ピン8から同軸ケ−ブル(図示
せず)を介して低雑音増幅器2に接続して,受信電波を
増幅する方法が採用されている。低雑音増幅器2は,回
路基板9に回路パタ−ン(図示せず)が形成されてお
り,この回路パタ−ンの所定部分に回路部品(図示せ
ず)が実装され,周囲はカバ−10により覆われた構造
となっている。
非常に微弱であるため,低雑音の前置増幅器2(以下,
低雑音増幅器2と記す)で増幅する必要がある。そこ
で,図6に示すように,ピン8から同軸ケ−ブル(図示
せず)を介して低雑音増幅器2に接続して,受信電波を
増幅する方法が採用されている。低雑音増幅器2は,回
路基板9に回路パタ−ン(図示せず)が形成されてお
り,この回路パタ−ンの所定部分に回路部品(図示せ
ず)が実装され,周囲はカバ−10により覆われた構造
となっている。
【0006】一方,最近では,図7に示すように,パッ
チアンテナ1の裏面に,図6に示す構造の低雑音増幅器
2を直接固定した一体構造のものもある。
チアンテナ1の裏面に,図6に示す構造の低雑音増幅器
2を直接固定した一体構造のものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】前者の形式のもの
は,パッチアンテナ1から低雑音増幅器2まで同軸ケ−
ブルで接続されているので,この同軸ケ−ブルの長さ
(電気的位相)のずれに伴う不整合および受信電波の減
衰が大であるという問題があった。その上,低雑音増幅
器2も回路基板上に回路パタ−ンを形成し,これに回路
部品を実装する等,特別に作成しなければならず,その
組立工程数も多くなるという問題があった。
は,パッチアンテナ1から低雑音増幅器2まで同軸ケ−
ブルで接続されているので,この同軸ケ−ブルの長さ
(電気的位相)のずれに伴う不整合および受信電波の減
衰が大であるという問題があった。その上,低雑音増幅
器2も回路基板上に回路パタ−ンを形成し,これに回路
部品を実装する等,特別に作成しなければならず,その
組立工程数も多くなるという問題があった。
【0008】一方,後者の形式のものは,同軸ケ−ブル
を用いていない分,アンテナとの不整合,受信電波の減
衰はないが,前者の形式のものと同様に,低雑音増幅器
2の組立,取付の手間がかかるという問題があった。
を用いていない分,アンテナとの不整合,受信電波の減
衰はないが,前者の形式のものと同様に,低雑音増幅器
2の組立,取付の手間がかかるという問題があった。
【0009】
【問題点を解決するための手段】この発明は,地導体
と,この地導体の上面に第1の誘電体基板を介して形成
されたアンテナパタ−ンとからなるパッチアンテナと,
地導体の下面に第2の誘電体基板を介して形成された回
路パタ−ンと,この回路パタ−ンとアンテナパタ−ンと
を電気的に接続する手段と,回路パタ−ンに給電する同
軸ケ−ブルと,回路パタ−ンにそれぞれ実装される回路
部品とによりパッチアンテナ装置を構成するようにした
ものである。
と,この地導体の上面に第1の誘電体基板を介して形成
されたアンテナパタ−ンとからなるパッチアンテナと,
地導体の下面に第2の誘電体基板を介して形成された回
路パタ−ンと,この回路パタ−ンとアンテナパタ−ンと
を電気的に接続する手段と,回路パタ−ンに給電する同
軸ケ−ブルと,回路パタ−ンにそれぞれ実装される回路
部品とによりパッチアンテナ装置を構成するようにした
ものである。
【0010】
【作用】パッチアンテナ1と低雑音増幅器2とが,多層
プリント基板にハイブリットに形成されているので,人
工衛星からの電波は,パッチアンテナのアンテナパタ−
ン4で受信され,スル−ホ−ル16を介して直接低雑音
増幅器2の入力端に入力して増幅され,同軸ケ−ブル2
3から受信部(図示せず)に入力され,受信電波が減衰
することはない。
プリント基板にハイブリットに形成されているので,人
工衛星からの電波は,パッチアンテナのアンテナパタ−
ン4で受信され,スル−ホ−ル16を介して直接低雑音
増幅器2の入力端に入力して増幅され,同軸ケ−ブル2
3から受信部(図示せず)に入力され,受信電波が減衰
することはない。
【0011】
【発明の実施例1】この発明の第1の実施例を,図1に
基づいて詳細に説明する。なお,従来例と同一名称のも
のは,同一符号を用いその説明を省略する。図1は,1
点給電形のパッチアンテナ装置11を示すもので,多層
セラミック基板(又は,多層プリント基板)12は第1
の誘電体基板13と第2の誘電体基板14とにより構成
されており,第1の誘電体基板13の上面には,フォト
エッチングによりアンテナパタ−ン4が銅箔等の導電体
部材で形成されており,下面には地導体5が形成されて
パッチアンテナ1が構成されている。パッチアンテナ1
の形状は,従来例の図3〜図5に示すように,矩形状で
あってもよくあるいは,図8に示すように,円形状であ
っても良い。
基づいて詳細に説明する。なお,従来例と同一名称のも
のは,同一符号を用いその説明を省略する。図1は,1
点給電形のパッチアンテナ装置11を示すもので,多層
セラミック基板(又は,多層プリント基板)12は第1
の誘電体基板13と第2の誘電体基板14とにより構成
されており,第1の誘電体基板13の上面には,フォト
エッチングによりアンテナパタ−ン4が銅箔等の導電体
部材で形成されており,下面には地導体5が形成されて
パッチアンテナ1が構成されている。パッチアンテナ1
の形状は,従来例の図3〜図5に示すように,矩形状で
あってもよくあるいは,図8に示すように,円形状であ
っても良い。
【0012】この円形状のパッチアンテナ1の場合に
は,円の直径で共振周波数fL ,fHが決まり,図3〜
図5に示す矩形状のパッチアンテナ1の場合には,対角
線の長さにより共振周波数fL ,fH が決定される。こ
の共振周波数fL ,fH に基づいて,図9に示すよう
に,使用周波数f0 が決定される。円形状のパッチアン
テナ1の場合には,第1の誘電体基板13の厚さh,比
誘電率εr ,使用周波数f0 ,光速C,パッチアンテナ
の半径aとすると,一般に,a=(1.8C/2πf0
√εr )−(1.39h/π)で表され,この式から第
1の誘電体基板13の厚さhが決定される。矩形状のパ
ッチアンテナ1の場合も同様にして第1の誘電体基板1
3の厚さhが決定される。
は,円の直径で共振周波数fL ,fHが決まり,図3〜
図5に示す矩形状のパッチアンテナ1の場合には,対角
線の長さにより共振周波数fL ,fH が決定される。こ
の共振周波数fL ,fH に基づいて,図9に示すよう
に,使用周波数f0 が決定される。円形状のパッチアン
テナ1の場合には,第1の誘電体基板13の厚さh,比
誘電率εr ,使用周波数f0 ,光速C,パッチアンテナ
の半径aとすると,一般に,a=(1.8C/2πf0
√εr )−(1.39h/π)で表され,この式から第
1の誘電体基板13の厚さhが決定される。矩形状のパ
ッチアンテナ1の場合も同様にして第1の誘電体基板1
3の厚さhが決定される。
【0013】このパッチアンテナの地導体5の下面に
は,第2の誘電体基板14を介して低雑音増幅器2の回
路パタ−ン15が形成されている。16は給電点となる
スル−ホ−ルで,アンテナパタ−ン4の中心点から50
Ωに対応する位置に開設されており,アンテナパタ−ン
4と低雑音増幅器2の入力端に対応する回路パタ−ン1
5部分とが電気的に接続されている。なお,このスル−
ホ−ル16の位置,直径,長さは基本的にはアンテナの
特性で決定される。但し,スル−ホ−ル16の長さは,
抵抗成分とインダクタンス成分とがあるので,第2の誘
電体基板14の厚みを薄くした方がそれだけ受信電波の
減衰が少なくなるから,第2の誘電体基板14は可能な
限り薄く形成される。この際,多層プリント配線板12
の強度は第1の誘電体基板13で補強されている。
は,第2の誘電体基板14を介して低雑音増幅器2の回
路パタ−ン15が形成されている。16は給電点となる
スル−ホ−ルで,アンテナパタ−ン4の中心点から50
Ωに対応する位置に開設されており,アンテナパタ−ン
4と低雑音増幅器2の入力端に対応する回路パタ−ン1
5部分とが電気的に接続されている。なお,このスル−
ホ−ル16の位置,直径,長さは基本的にはアンテナの
特性で決定される。但し,スル−ホ−ル16の長さは,
抵抗成分とインダクタンス成分とがあるので,第2の誘
電体基板14の厚みを薄くした方がそれだけ受信電波の
減衰が少なくなるから,第2の誘電体基板14は可能な
限り薄く形成される。この際,多層プリント配線板12
の強度は第1の誘電体基板13で補強されている。
【0014】17は低雑音増幅器2を構成する回路部品
のFET,18はキャパシタ,19は抵抗器で,それぞ
れ回路パタ−ン15の所定箇所にそれぞれ実装されてい
る。20は低雑音増幅器2の部分を覆うカバ−で,銅,
鉄・ニッケル・コバルト合金(コバ−ル)等で形成され
ており,回路パタ−ン15のア−スパタ−ン21に半田
22により半田付けされている。23は同軸ケ−ブル
で,低雑音増幅器2の出力端に接続されている。24は
同軸ケ−ブルのコネクタである。
のFET,18はキャパシタ,19は抵抗器で,それぞ
れ回路パタ−ン15の所定箇所にそれぞれ実装されてい
る。20は低雑音増幅器2の部分を覆うカバ−で,銅,
鉄・ニッケル・コバルト合金(コバ−ル)等で形成され
ており,回路パタ−ン15のア−スパタ−ン21に半田
22により半田付けされている。23は同軸ケ−ブル
で,低雑音増幅器2の出力端に接続されている。24は
同軸ケ−ブルのコネクタである。
【0015】このように構成されているので,人工衛星
からの電波は,パッチアンテナ1のアンテナパタ−ン4
で受信され,スル−ホ−ル16を介して直接低雑音増幅
器2の入力端に入力して増幅され,同軸ケ−ブル23か
ら受信部(図示せず)に入力される。この際,外部から
の不要電波は,カバ−20により阻止される。又,スル
−ホ−ル16の長さは,第2の誘電体基板14が可能な
限り薄く形成されているので,受信電波の減衰はほとん
ど無視することができる。
からの電波は,パッチアンテナ1のアンテナパタ−ン4
で受信され,スル−ホ−ル16を介して直接低雑音増幅
器2の入力端に入力して増幅され,同軸ケ−ブル23か
ら受信部(図示せず)に入力される。この際,外部から
の不要電波は,カバ−20により阻止される。又,スル
−ホ−ル16の長さは,第2の誘電体基板14が可能な
限り薄く形成されているので,受信電波の減衰はほとん
ど無視することができる。
【0016】
【発明の実施例2】図2は,この発明の第2の実施例
で,電磁結合形のパッチアンテナ装置31を示すもの
で,パッチアンテナ1は,第1のアンテナパタ−ン4の
上面に第3の誘電体基板32を介して第2のアンテナパ
タ−ン33が形成された構造となっており,他の部分
は,上記実施例と同様である。
で,電磁結合形のパッチアンテナ装置31を示すもの
で,パッチアンテナ1は,第1のアンテナパタ−ン4の
上面に第3の誘電体基板32を介して第2のアンテナパ
タ−ン33が形成された構造となっており,他の部分
は,上記実施例と同様である。
【0017】このように構成されているので,人工衛星
からの電波は,第2のアンテナパタ−ン33に誘導さ
れ,誘電体基板32を介して第1のアンテナパタ−ン4
に誘導され,上記実施例と同様に,スル−ホ−ル16を
介して直接低雑音増幅器2の入力端に入力して増幅さ
れ,同軸ケ−ブル23を介して受信部に入力する。
からの電波は,第2のアンテナパタ−ン33に誘導さ
れ,誘電体基板32を介して第1のアンテナパタ−ン4
に誘導され,上記実施例と同様に,スル−ホ−ル16を
介して直接低雑音増幅器2の入力端に入力して増幅さ
れ,同軸ケ−ブル23を介して受信部に入力する。
【0018】
【発明の効果】この発明は,地導体と,この地導体の上
面に第1の誘電体基板を介して形成されたアンテナパタ
−ンとからなるパッチアンテナと,地導体の下面に第2
の誘電体基板を介して形成された回路パタ−ンと,この
回路パタ−ンとアンテナパタ−ンとを電気的に接続する
手段と,回路パタ−ンに給電する同軸ケ−ブルと,回路
パタ−ンにそれぞれ実装される回路部品とにより構成さ
れているので,構造が簡単であるとともに,組立工程数
が少なくなり,コストも安くなる。その上,低雑音増幅
器等の前置増幅器部分のみならず受信部分全体をもハイ
ブリット構造でパッチアンテナと同一の誘電体基板に組
み込むことが出来るので,小型の受信機としての利用分
野が大幅に拡大される。又,スル−ホ−ルによりアンテ
ナパタ−ンと回路パタ−ンとが接続されているので,直
径と長さの比を適当に選択することによりS/N比を向
上させることができる。
面に第1の誘電体基板を介して形成されたアンテナパタ
−ンとからなるパッチアンテナと,地導体の下面に第2
の誘電体基板を介して形成された回路パタ−ンと,この
回路パタ−ンとアンテナパタ−ンとを電気的に接続する
手段と,回路パタ−ンに給電する同軸ケ−ブルと,回路
パタ−ンにそれぞれ実装される回路部品とにより構成さ
れているので,構造が簡単であるとともに,組立工程数
が少なくなり,コストも安くなる。その上,低雑音増幅
器等の前置増幅器部分のみならず受信部分全体をもハイ
ブリット構造でパッチアンテナと同一の誘電体基板に組
み込むことが出来るので,小型の受信機としての利用分
野が大幅に拡大される。又,スル−ホ−ルによりアンテ
ナパタ−ンと回路パタ−ンとが接続されているので,直
径と長さの比を適当に選択することによりS/N比を向
上させることができる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す要部断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の第2の実施例を示す要部断面図であ
る。
る。
【図3】従来のパッチアンテナの平面図である。
【図4】図3に示すパッチアンテナの裏面図である。
【図5】図3に示すパッチアンテナの要部断面図であ
る。
る。
【図6】従来例を示す展開斜視図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来のパッチアンテナの平面図である。
【図9】パッチアンテナのインピ−ダンス特性図であ
る。
る。
1 パッチアンテナ 2 低雑音増幅器 4 アンテナパタ−ン 5 地導体 11 パッチアンテナ装置 13 第1の誘電体基板 14 第2の誘電体基板 15 回路パタ−ン 16 スル−ホ−ル 31 パッチアンテナ装置
Claims (6)
- 【請求項1】 地導体と,この地導体の上面に第1の誘
電体基板を介して形成された放射素子となるアンテナパ
タ−ンとからなるパッチアンテナと,前記地導体の下面
に第2の誘電体基板を介して形成された回路パタ−ン
と,この回路パタ−ンと前記アンテナパタ−ンとを電気
的に接続する手段と,前記回路パタ−ンに給電する同軸
ケ−ブルと,前記回路パタ−ンにそれぞれ実装される回
路部品とを備えたことを特徴とするパッチアンテナ装
置。 - 【請求項2】 前記アンテナパタ−ンと前記回路パタ−
ンとをスル−ホ−ルで電気的に接続したことを特徴とす
る請求項1に記載のパッチアンテナ装置。 - 【請求項3】 前記アンテナパ−ンの上面に,第3の誘
電体基板を介して第2のアンテナパタ−ンを形成したこ
とを特徴とする請求項1および請求項2にそれぞれ記載
のパッチアンテナ装置。 - 【請求項4】 前記パッチアンテナの導体側下面に,前
記回路パタ−ンをハイブリットに形成したことを特徴と
する請求項1から請求項3のいずれかに記載のパッチア
ンテナ装置。 - 【請求項5】 前記回路パタ−ンと前記実装される回路
部品とにより前置増幅器を構成したことを特徴とする請
求項1から請求項3のいづれかに記載のパッチアンテナ
装置。 - 【請求項6】 前記回路パタ−ンと前記実装される回路
部品とにより受信部を構成したことを特徴とする請求項
1から請求項4のいづれかに記載のパッチアンテナ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31415792A JPH06152237A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | パッチアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31415792A JPH06152237A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | パッチアンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152237A true JPH06152237A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18049929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31415792A Pending JPH06152237A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | パッチアンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152237A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002299947A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Fujitsu Quantum Devices Ltd | 高周波半導体装置 |
WO2002063333A3 (de) * | 2001-02-03 | 2002-12-12 | Bosch Gmbh Robert | Antennenanordnung zum senden und/oder empfangen von radarstrahlenmit koplanarem speisenetzwerk |
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