JPH0615077U - 広告・表示用シート - Google Patents
広告・表示用シートInfo
- Publication number
- JPH0615077U JPH0615077U JP3470092U JP3470092U JPH0615077U JP H0615077 U JPH0615077 U JP H0615077U JP 3470092 U JP3470092 U JP 3470092U JP 3470092 U JP3470092 U JP 3470092U JP H0615077 U JPH0615077 U JP H0615077U
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- Pending
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- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】広告・表示装置の表示面に張設する表示シー
ト、特に、その接合部の構造に関するもので、該接合部
への汚れの侵入を防止することにより、表示シートが長
期に亘って美感を失わないようにする。 【構成】熱溶融性を有する基材(17)とその表面を被覆す
る透明なフッ素フィルム(11)から構成された基本シート
(1) (1) の側辺部を接合して形成した広告・表示用の表
示シートに於いて、基本シート(1) の側辺部に一定幅で
形成したフッ素フィルム(11)の剥離跡部分に他の基本シ
ート(1) を重合溶着し、該重合溶着部の表面にフッ素樹
脂製の透明粘着テープ(3)を被覆貼着した。
ト、特に、その接合部の構造に関するもので、該接合部
への汚れの侵入を防止することにより、表示シートが長
期に亘って美感を失わないようにする。 【構成】熱溶融性を有する基材(17)とその表面を被覆す
る透明なフッ素フィルム(11)から構成された基本シート
(1) (1) の側辺部を接合して形成した広告・表示用の表
示シートに於いて、基本シート(1) の側辺部に一定幅で
形成したフッ素フィルム(11)の剥離跡部分に他の基本シ
ート(1) を重合溶着し、該重合溶着部の表面にフッ素樹
脂製の透明粘着テープ(3)を被覆貼着した。
Description
【0001】
本考案は広告・表示装置の表示面に張設する表示シート、特に、その接合部の 構造に関するものである。
【0002】
商品や企業の宣伝広告に使用される広告表示装置の表示面には、該表示面を構 成する表示シートが張設されている。 上記表示シートとしては、表面にフッ素フィルムの層を形成して汚れを付き難 くしたシートが使用されることがあり、又、表示装置内の照明燈(以下、バック ライトという)で夜間の表示を可能ならしめるために透光性を有する表示シート が使用さることがある。
【0003】 又、上記表示シートでは、原反ロールから引出した一定幅の帯状の基本シート を幅方向に継ぎ合わせて様々な大きさに対応できるようにしているが、従来は図 5のようにして上記基本シート相互を接合していた。 基本シート(1) は、塩化ビニール製の機材(17)とその表面を被覆する透明なフ ッ素フィルム(11)から構成されており、該基本シート(1) (1) を幅方向に継ぎ合 わせるときは、先ず、基本シート(1) (1) の側辺部(12)(12)を相互に突合わせる 。次に、該突合わせ部分の裏面に透光性を有する裏テープ(2)を当てて該裏テー プ(2)と上記基本シート(1) (1) の重合部を溶着すると、隣接する基本シート(1 ) (1) が継ぎ合わされた状態になる。以後、必要な枚数だけ基本シート(1) (1) を継ぎ合わせると、目的とする大きさの表示シート(A) が完成する。そして、該 表示シート(A) の表面に宣伝広告等の表示を付してこれを所定の枠体に張設すれ ば広告表示装置が完成する。
【0004】 しかしながら、上記従来の表示シート(A) では、基本シート(1) (1) の接合境 界部分にゴミ等の汚れが侵入し易く、該部分に汚れが侵入した場合は該汚れによ って基本シート(1) (1) の接合部が見苦しくなるという問題があった。 即ち、上記従来のものでは、基本シート(1) (1) とその境界部の裏テープ(2) は溶着されているものの、基本シート(1) (1) の突合わせ部分は露出状態になっ ている。従って、表示シート(A) の表面に付着した埃は雨水等と共に上記基本シ ート(1) (1) の突合わせ部(13)の僅かな隙間に侵入することとなる。すると、上 記従来のものでは、上記基本シート(1) (1) の突合せ部(13)に溜った汚れが目立 って見苦しくなり、特に、表示シート(A) の裏側からこれをバックライトで照明 する夜間等においては、基本シート(1) (1) の突合せ部(13)の部分が直線状に黒 くなって美感を損なうこととなる。
【0005】 本考案は上記の点に鑑みて成されたもので、『熱溶融性を有する基材(17)とそ の表面を被覆する透明なフッ素フィルム(11)から構成された基本シート(1) (1) の側辺部を接合して形成した広告・表示用の表示シート』に於いて、基本シート (1) (1) の接合部への汚れの侵入付着を防止することにより、長期に亘て該表示 シート(A) の美感が損なわれないようにすることをその課題とする。
【0006】
上記課題を解決する為の本考案の技術的手段は、『基本シート(1) の側辺部に 一定幅で形成したフッ素フィルム(11)の剥離跡部分に他の基本シート(1) を重合 溶着し、該重合溶着部の表面にフッ素樹脂製の透明粘着テープ(3)を被覆貼着し た』ことである。
【0007】
上記技術的手段は次のように作用する。 基本シート(1) の側辺部に沿って剥離したフッ素フィルム(11)の該剥離跡部分 に他方の基本シート(1) を重合して該重合部を加熱溶着しているから、既述従来 のものと同様に、基本シート(1) (1) を継ぎ合わすことによって異なる大きさの 種々の表示シート(A) が製作できる。又、上記基本シート(1) (1) 相互の接合境 界部に汚れの侵入を許容する微小な間隙が存在することがあっても、上記基本シ ート(1) (1) の接合境界部の表面にはフッ素樹脂製の粘着テープ(3)が被覆貼着 されているから、上記間隙への汚れの侵入が防止できる。
【0008】
本考案は次の特有の効果を有する。 基本シート(1) (1) の接合部への汚れの侵入付着が防止できるから表示シート (A) の美感が長期に亘って損なわれることはない。
【0009】
次に、上記した本考案の実施例を図面に従って説明する。 図1に示すように、広告表示装置(B) の表示面を構成する表示シート(A) は、 この実施例では所定幅の矩形状の基本シート(1) (1) を四枚接合して形成されて おり、各基本シート(1) は、図4に示すように、透光性を有する塩化ビニール樹 脂製の基材(17)と、その表面を被覆する透明なフッ素フィルム(11)とから構成さ れている。
【0010】 上記表示シート(A) は、図2,図3に示す手順で製作される。 図2に示すように、原反ロール(15)から引出した一定幅の基本シート(1) は製 作する広告表示装置(B) の大きさに合わせて一定の長さに裁断器(4) で裁断され る。尚、この実施例では原反ロール(15)として( cm)の幅のものを使用し ている。
【0011】 次に、基本シート(1) の一方の側辺部の表面に位置するフッ素フィルム(11)を 2mm〜5mmの幅に亘ってカッター(41)で剥離し、これにより、一定幅の重合代(1 8)を形成する。即ち、耐熱性のあるフッ素フィルム(11)を剥離して熱溶融性を有 する基材(17)を露出させるのである。 次に、上記基本シート(1) に於ける重合代(18)の上に、これに接合する他の基 本シート(1) の側辺部を重ね合わせ、更に、該重ね合せ部分の裏面に透光性を有 する塩化ビニール製の裏テープ(2)を重ねる。そして、該重合部を加熱ゴテ(5) で加熱押圧すると、上下に重ね合わせた基本シート(1) (1) と更に裏テープ(2) の三者が熱溶着され、これにより、隣り合う基本シート(1) (1) が結合される。 尚、上記基本シート(1) (1) 相互を重合溶着するだけでなく、更に、その裏に裏 テープ(2)を施すのは、該溶着部の接合強度を十分に確保するためである。又、 基本シート(1) (1) の重合溶着部の幅を2mm〜5mmに設定するのは、これによっ て基本シート(1) (1) の必要な結合力を確保しながら、上記重合量を最小限に抑 えるようにする為である。
【0012】 次に、図3に示すように、基本シート(1) (1) の接合部の表面をフッ素樹脂製 の透明な粘着テープ(3)で被覆すると、隣接する基本シート(1) (1) の接合が完 了する。そして、かかる作業を必要とする基本シート(1) (1) の枚数だけ順次実 行すると、図1に示すような必要な大きさの表示シート(A) が完成する。 このものでは、基本シート(1) (1) 相互の接合部に微小な間隙が存在しても、 該基本シート(1) (1) の接合部の表面には粘着テープ(3)が貼着されているから 、上記接合部に汚れが侵入する心配が少なくなる。
【0013】 以後、該表示シート(A) の表面に広告表示を付してこれを広告表示装置(B) の 枠体(C) に適宜張設すると、同図の広告表示装置(B) が完成する。
【提出日】平成4年5月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【0010】 上記表示シート(A)は、図2,図3に示す手順で製作される。 図2に示すように、原反ロール(15)から引出した一定幅の基本シート(1 )は製作する広告表示装置(B)の大きさに合わせて一定の長さに裁断器(4) で裁断される。尚、この実施例では原反ロール(15)として205cmの幅の ものを使用している。
【図1】表示シート(A) を張設した状態を示す広告表示
装置の斜視図
装置の斜視図
【図2】表示シート(A) の製造作業説明図
【図3】基本シート(1) (1) の接合部の拡大斜視図
【図4】基本シート(1) の部分拡大断面図
【図5】従来例の説明図
(1) ・・・基本シート (2)・・・裏テープ (11)・・・フッ素フィルム
Claims (4)
- 【請求項1】 熱溶融性を有する基材(17)とその表面を
被覆する透明なフッ素フィルム(11)から構成された基本
シート(1) (1) の側辺部を接合して形成した広告・表示
用の表示シートに於いて、基本シート(1) の側辺部に一
定幅で形成したフッ素フィルム(11)の剥離跡部分に他の
基本シート(1) を重合溶着し、該重合溶着部の表面にフ
ッ素樹脂製の透明粘着テープ(3)を被覆貼着した広告・
表示用シート。 - 【請求項2】 基本シート(1) (1) の接合部の裏面に補
強用の裏テープ(2)を溶着した請求項1の広告・表示用
シート。 - 【請求項3】 基本シート(1) 及び裏テープ(2)を透光
性を有する材料で構成した請求項1又は請求項2に記載
の広告・表示用シート。 - 【請求項4】 基本シート(1) (1) を2mm〜5mmの幅で
重合溶着した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
広告・表示用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3470092U JPH0615077U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 広告・表示用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3470092U JPH0615077U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 広告・表示用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615077U true JPH0615077U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=12421646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3470092U Pending JPH0615077U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 広告・表示用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615077U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933375A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-23 | Mitsuboshi Belting Ltd | 防水シ−トの接着方法 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP3470092U patent/JPH0615077U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933375A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-23 | Mitsuboshi Belting Ltd | 防水シ−トの接着方法 |
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