JPH0417555Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0417555Y2 JPH0417555Y2 JP1986080099U JP8009986U JPH0417555Y2 JP H0417555 Y2 JPH0417555 Y2 JP H0417555Y2 JP 1986080099 U JP1986080099 U JP 1986080099U JP 8009986 U JP8009986 U JP 8009986U JP H0417555 Y2 JPH0417555 Y2 JP H0417555Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- aluminum foil
- tape
- film
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、金属箔を使用したテープに関す
る。
る。
金属箔を用いたテープとしては、金属箔又は金
属箔と合成樹脂フイルムとの積層体に粘着剤を塗
布したものが市販されているが、これらのテープ
で、例えばパイプを被覆する場合、直線部分では
容易に密着させることができるが、屈曲部や凹凸
部では、ぴつたりと密着させることができず、強
いて密着させようとすれば、破断等が生じる問題
がある。
属箔と合成樹脂フイルムとの積層体に粘着剤を塗
布したものが市販されているが、これらのテープ
で、例えばパイプを被覆する場合、直線部分では
容易に密着させることができるが、屈曲部や凹凸
部では、ぴつたりと密着させることができず、強
いて密着させようとすれば、破断等が生じる問題
がある。
そこで、この考案の目的は、屈曲部にもぴつた
りと密着して隙間が生じずかつ屈曲部で破断等が
生じることのない粘着テープを提供することであ
る。
りと密着して隙間が生じずかつ屈曲部で破断等が
生じることのない粘着テープを提供することであ
る。
上記の目的を達成するため、この考案において
は、アルミニウム箔の少くとも片面に間欠的接着
剤層を介して熱収縮性合成樹脂フイルムを積層
し、これを熱収縮させ、前記アルミニウム箔と合
成樹脂フイルムに細かい皺を形成したテープ基材
の一面に粘着剤層を設けたのである。
は、アルミニウム箔の少くとも片面に間欠的接着
剤層を介して熱収縮性合成樹脂フイルムを積層
し、これを熱収縮させ、前記アルミニウム箔と合
成樹脂フイルムに細かい皺を形成したテープ基材
の一面に粘着剤層を設けたのである。
テープ基材を加熱すると熱収縮性合成樹脂フイ
ルムが収縮し、それに伴つてアルミニウム箔にも
多数の細かい皺が生じる。このようなテープを例
えばパイプに巻き付けたとき、一方の側縁部と他
方の側縁部とで曲率半径が異なつても、テープ基
材の細かい皺が伸長してこれを吸収し、ぴつたり
とテープを密着させることができる。
ルムが収縮し、それに伴つてアルミニウム箔にも
多数の細かい皺が生じる。このようなテープを例
えばパイプに巻き付けたとき、一方の側縁部と他
方の側縁部とで曲率半径が異なつても、テープ基
材の細かい皺が伸長してこれを吸収し、ぴつたり
とテープを密着させることができる。
第1図乃至第3図は、熱収縮前のテープ基材1
0を示す。
0を示す。
第1図に示すように、テープ基材10は、アル
ミニウム箔11に、間欠的接着剤層12を介し
て、熱収縮性合成樹脂フイルム13を積層したも
のである。
ミニウム箔11に、間欠的接着剤層12を介し
て、熱収縮性合成樹脂フイルム13を積層したも
のである。
なお、予め粘着剤層1を設けておいてもよく、
或は、基材10を熱収縮させた後に設けてもよ
い。また、粘着剤層1は、アルミニウム箔11の
外面、フイルム13の外面、いずれに設けてもよ
い。
或は、基材10を熱収縮させた後に設けてもよ
い。また、粘着剤層1は、アルミニウム箔11の
外面、フイルム13の外面、いずれに設けてもよ
い。
前記フイルム13は、ポリエチレン系、ポリプ
ロピレン系、塩化ビニル系、ポリエステル系、弗
素系等の樹脂から成り、1軸延伸、2軸延伸フイ
ルムのいずれでもよいが、1軸延伸の場合は、延
伸方向が、テープ基材10の長さ方向と一致して
いるのが望ましい。このフイルム13は、合成樹
脂単体のほか、2種以上のフイルムの積層体であ
つてもよい。
ロピレン系、塩化ビニル系、ポリエステル系、弗
素系等の樹脂から成り、1軸延伸、2軸延伸フイ
ルムのいずれでもよいが、1軸延伸の場合は、延
伸方向が、テープ基材10の長さ方向と一致して
いるのが望ましい。このフイルム13は、合成樹
脂単体のほか、2種以上のフイルムの積層体であ
つてもよい。
第2図に示すように、アルミニウム箔11の両
面に、熱収縮性合成樹脂フイルム13,13を積
層してもよい。また、第3図に示すように、フイ
ルム13の上面に、さらにアルミニウム箔11を
積層してもよい。
面に、熱収縮性合成樹脂フイルム13,13を積
層してもよい。また、第3図に示すように、フイ
ルム13の上面に、さらにアルミニウム箔11を
積層してもよい。
いずれの場合も、予め粘着剤層1を設けておく
ことができる。
ことができる。
前記接着剤層12としては、アルミニウム箔1
1とフイルム13を強固に接着でき、かつ加熱に
よつても流動しない接着剤を用いるのがよく、そ
の塗布パターンの例は、第4図イ,ロ,ハに示す
ように、線状、点状、縞状など、いずれでもよ
い。第4図イに示す線状の場合は、テープ基材1
0の横断方向に設けるのがよい。また、間欠部1
4には、接着力の弱い樹脂層が存在していてもよ
い。
1とフイルム13を強固に接着でき、かつ加熱に
よつても流動しない接着剤を用いるのがよく、そ
の塗布パターンの例は、第4図イ,ロ,ハに示す
ように、線状、点状、縞状など、いずれでもよ
い。第4図イに示す線状の場合は、テープ基材1
0の横断方向に設けるのがよい。また、間欠部1
4には、接着力の弱い樹脂層が存在していてもよ
い。
上記のようなテープ基材10を加熱すると、第
5図に示すように、フイルム13が収縮して細か
い皺を生じる。一方、アルミニウム箔11は、間
欠的接着剤層12を介してフイルム13と強固に
貼り合されているので、フイルム13の収縮に伴
つて、それぞれの間欠部14において引き寄せら
れ、細かい皺が生じる。このようなテープ基材1
0に、粘着剤層1を設けると、粘着テープが完成
する。また、予め粘着剤層1が設けられている場
合は、そのままでよい。また、粘着剤層1に導電
性フイラーを混入しておいてもよい。
5図に示すように、フイルム13が収縮して細か
い皺を生じる。一方、アルミニウム箔11は、間
欠的接着剤層12を介してフイルム13と強固に
貼り合されているので、フイルム13の収縮に伴
つて、それぞれの間欠部14において引き寄せら
れ、細かい皺が生じる。このようなテープ基材1
0に、粘着剤層1を設けると、粘着テープが完成
する。また、予め粘着剤層1が設けられている場
合は、そのままでよい。また、粘着剤層1に導電
性フイラーを混入しておいてもよい。
この考案によれば、以上のように、細かい皺を
有するテープ基材に、粘着剤層を設けたものであ
るから、凹凸のある部分や弯曲した部分に巻きつ
けても、皺の伸展により、テープの部分的な延び
が可能となるため、ぴつたりと相手部材に密着す
ることができ、破断等が生じることもないなどの
効果がある。
有するテープ基材に、粘着剤層を設けたものであ
るから、凹凸のある部分や弯曲した部分に巻きつ
けても、皺の伸展により、テープの部分的な延び
が可能となるため、ぴつたりと相手部材に密着す
ることができ、破断等が生じることもないなどの
効果がある。
第1図乃至第3図はテープ基材のいくつかの例
を示す断面図、第4図は接着剤層の塗布パターン
を示す平面図、第5図は完成したテープの一例を
示す断面図である。 1……粘着剤層、10……テープ基材、11…
…アルミニウム箔、12……間欠的接着剤層、1
3……熱収縮性合成樹脂フイルム。
を示す断面図、第4図は接着剤層の塗布パターン
を示す平面図、第5図は完成したテープの一例を
示す断面図である。 1……粘着剤層、10……テープ基材、11…
…アルミニウム箔、12……間欠的接着剤層、1
3……熱収縮性合成樹脂フイルム。
Claims (1)
- アルミニウム箔の少くとも片面に、間欠的接着
剤層を介して熱収縮性合成樹脂フイルムを積層
し、これを熱収縮させて、前記アルミニウム箔と
合成樹脂フイルムに細かい皺を形成したテープ基
材の一面に、粘着剤層を設けた粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986080099U JPH0417555Y2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986080099U JPH0417555Y2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62191843U JPS62191843U (ja) | 1987-12-05 |
JPH0417555Y2 true JPH0417555Y2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=30930592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986080099U Expired JPH0417555Y2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417555Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60107330A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-12 | 新光化成株式会社 | 接着性の積層材料 |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP1986080099U patent/JPH0417555Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62191843U (ja) | 1987-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0417555Y2 (ja) | ||
JPH0389471U (ja) | ||
JPH0739642Y2 (ja) | 筒状被覆材料 | |
JPH0246620U (ja) | ||
JPH0471240U (ja) | ||
JPH02102442U (ja) | ||
JPS5831572U (ja) | 貼付ラベルを有するインシュレ−タ | |
JPS62104927U (ja) | ||
JPH01142197U (ja) | ||
JPH0481633U (ja) | ||
JPH01170633U (ja) | ||
JPH0465643U (ja) | ||
JPH02132629U (ja) | ||
JPH0239492U (ja) | ||
JPH0450229U (ja) | ||
JPS59136833U (ja) | 金属蒸着膜を有するプラスチツク製長尺モ−ル | |
JPS6333931U (ja) | ||
JPS6293042U (ja) | ||
JPH0429098U (ja) | ||
JPH0423673U (ja) | ||
JPH03124833U (ja) | ||
JPH0429949U (ja) | ||
JPS63114939U (ja) | ||
JPH0187137U (ja) | ||
JPS625928U (ja) |