JPH06147157A - 容量可変式ベーン型圧縮機 - Google Patents
容量可変式ベーン型圧縮機Info
- Publication number
- JPH06147157A JPH06147157A JP4306917A JP30691792A JPH06147157A JP H06147157 A JPH06147157 A JP H06147157A JP 4306917 A JP4306917 A JP 4306917A JP 30691792 A JP30691792 A JP 30691792A JP H06147157 A JPH06147157 A JP H06147157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- rotor
- side plate
- cylinder bore
- resilient member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造コストの高騰を招くこと無く、しかも、
圧縮機容量、圧縮機回転数の大小に関わらず、ベーンの
チャタリング、ベーン先端やシリンダ内面の摩耗、並び
に消費馬力の増大を招くこと無く、シリンダボア壁面に
対してベーンを適切に付勢することが可能な容量可変式
ベーン型圧縮機を提供すること。 【構成】 シリンダボア10を有し、両端面が開口した
シリンダブロック1と、シリンダボア10内に回転自在
に配置されたロータ2と、ロータ2に出退自在に備えら
れ、先端がシリンダボア10を区画する壁面11に摺接
するベーン3と、シリンダブロック1の両開口端面をそ
れぞれ閉塞するサイドプレート4,5と含み、サイドプ
レート4,5の内の少なくとも一つは、容量可変機構を
成す回転部41を有している容量可変式ベーン型圧縮機
において、ロータ2のサイドプレート4,5に対向する
部分に収納凹部23,24が設けられ、収納凹部23,
24にリング状の弾性体9が配置され、弾性体9がベー
ン3に遊嵌されていることを特徴とする。
圧縮機容量、圧縮機回転数の大小に関わらず、ベーンの
チャタリング、ベーン先端やシリンダ内面の摩耗、並び
に消費馬力の増大を招くこと無く、シリンダボア壁面に
対してベーンを適切に付勢することが可能な容量可変式
ベーン型圧縮機を提供すること。 【構成】 シリンダボア10を有し、両端面が開口した
シリンダブロック1と、シリンダボア10内に回転自在
に配置されたロータ2と、ロータ2に出退自在に備えら
れ、先端がシリンダボア10を区画する壁面11に摺接
するベーン3と、シリンダブロック1の両開口端面をそ
れぞれ閉塞するサイドプレート4,5と含み、サイドプ
レート4,5の内の少なくとも一つは、容量可変機構を
成す回転部41を有している容量可変式ベーン型圧縮機
において、ロータ2のサイドプレート4,5に対向する
部分に収納凹部23,24が設けられ、収納凹部23,
24にリング状の弾性体9が配置され、弾性体9がベー
ン3に遊嵌されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置等に用
いられる容量可変式ベーン型圧縮機に関する。
いられる容量可変式ベーン型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容量可変式ベーン型圧縮機は、シ
リンダボアを有し、両端面が開口したシリンダブロック
と、上記シリンダボア内に回転自在に配置されたロータ
と、該ロータに出退自在に備えられ、先端が上記シリン
ダボアを区画する壁面に摺接するベーンと、上記シリン
ダブロックの両開口端面をそれぞれ閉塞するサイドプレ
ートと含み、該サイドプレートの内の少なくとも一つ
は、容量可変機構を成す回転部を有している(例えば、
特公平3−77394号、及び実公平3−55836号
公報参照)。
リンダボアを有し、両端面が開口したシリンダブロック
と、上記シリンダボア内に回転自在に配置されたロータ
と、該ロータに出退自在に備えられ、先端が上記シリン
ダボアを区画する壁面に摺接するベーンと、上記シリン
ダブロックの両開口端面をそれぞれ閉塞するサイドプレ
ートと含み、該サイドプレートの内の少なくとも一つ
は、容量可変機構を成す回転部を有している(例えば、
特公平3−77394号、及び実公平3−55836号
公報参照)。
【0003】そして、従来の容量可変式ベーン型圧縮機
では、ベーンのチャタリング防止のための手段が講じら
れている。この手段としては、サイドプレートにベーン
突出規制用ガイド溝を設け、このガイド溝に、ベーンに
形成された突起を嵌入させることにより、ベーンの動き
を規制する方法、或いは、バネ、油圧、ガス圧等の圧力
をベーンの背面に掛けることにより、ベーンの動きを規
制する方法等がある。
では、ベーンのチャタリング防止のための手段が講じら
れている。この手段としては、サイドプレートにベーン
突出規制用ガイド溝を設け、このガイド溝に、ベーンに
形成された突起を嵌入させることにより、ベーンの動き
を規制する方法、或いは、バネ、油圧、ガス圧等の圧力
をベーンの背面に掛けることにより、ベーンの動きを規
制する方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガイド
溝にベーンの突起を嵌入させる方法では、ガイド溝の位
置精度、及びシリンダ形状に合わせたベーンの突起から
ベーンの先端までの長さの精度、及び溝巾と突起巾との
間の精度に非常に高いものを要求され、それを実現した
場合、容量可変式ベーン型圧縮機の製造コストが高騰し
てしまうという問題がある。また、バネ、油圧、ガス圧
等の圧力をベーンの背面に掛ける方法は、シリンダボア
を区画する壁面にベーンの先端を押し付ける方向でのみ
しかベーンを規制しないので、ベーンの先端がシリンダ
ボア壁面に必要以上に押し付けられてシリンダ内面やベ
ーン先端の摩耗を引き起こし、ひいては耐久性、シール
性に大きな悪影響を及ぼすという問題があり、そのため
ベーンの回転位置(シリンダに対する)によって、ベー
ン背面に加わる圧力を変化させる必要がある。
溝にベーンの突起を嵌入させる方法では、ガイド溝の位
置精度、及びシリンダ形状に合わせたベーンの突起から
ベーンの先端までの長さの精度、及び溝巾と突起巾との
間の精度に非常に高いものを要求され、それを実現した
場合、容量可変式ベーン型圧縮機の製造コストが高騰し
てしまうという問題がある。また、バネ、油圧、ガス圧
等の圧力をベーンの背面に掛ける方法は、シリンダボア
を区画する壁面にベーンの先端を押し付ける方向でのみ
しかベーンを規制しないので、ベーンの先端がシリンダ
ボア壁面に必要以上に押し付けられてシリンダ内面やベ
ーン先端の摩耗を引き起こし、ひいては耐久性、シール
性に大きな悪影響を及ぼすという問題があり、そのため
ベーンの回転位置(シリンダに対する)によって、ベー
ン背面に加わる圧力を変化させる必要がある。
【0005】また、容量の大小に関わらず、高速時にお
いて、遠心力及びベーン背圧によりベーンに加わる過大
な付勢力によっても前記の様なベーン先端やシリンダ内
面の摩耗、消費馬力が増大するという問題が生じ、更
に、小容量時においてもベーン先端とシリンダ内面との
間の摺動損失は、大容量時と変わらないため、消費馬力
が抑制されない等の問題がある。その他にも小容量時
(吐出圧(Pd)が低い時)には、ベーン背圧が充分でない
ため、ベーンのチャタリングを生じ易い等の問題があ
る。
いて、遠心力及びベーン背圧によりベーンに加わる過大
な付勢力によっても前記の様なベーン先端やシリンダ内
面の摩耗、消費馬力が増大するという問題が生じ、更
に、小容量時においてもベーン先端とシリンダ内面との
間の摺動損失は、大容量時と変わらないため、消費馬力
が抑制されない等の問題がある。その他にも小容量時
(吐出圧(Pd)が低い時)には、ベーン背圧が充分でない
ため、ベーンのチャタリングを生じ易い等の問題があ
る。
【0006】それ故に、本発明の課題は、製造コストの
高騰を招くこと無く、また容量の大小に合わせてベーン
背面への圧力を変化させる構造、機構が必要無く、しか
も、容量の大小に関わらず高速時におけるベーン先端及
びシリンダ内面の摩耗、並びに消費馬力の増大を招くこ
と無く、シリンダボア壁面に対してベーンを適切に付勢
することが可能な容量可変式ベーン型圧縮機を提供する
ことにある。
高騰を招くこと無く、また容量の大小に合わせてベーン
背面への圧力を変化させる構造、機構が必要無く、しか
も、容量の大小に関わらず高速時におけるベーン先端及
びシリンダ内面の摩耗、並びに消費馬力の増大を招くこ
と無く、シリンダボア壁面に対してベーンを適切に付勢
することが可能な容量可変式ベーン型圧縮機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シリン
ダボアを有し、両端面が開口したシリンダブロックと、
上記シリンダボア内に回転自在に配置されたロータと、
該ロータに出退自在に備えられ、先端が上記シリンダボ
アを区画する壁面に摺接するベーンと、上記シリンダブ
ロックの両開口端面をそれぞれ閉塞するサイドプレート
と含み、該サイドプレートの内の少なくとも一つは、容
量可変機構を成す回転部を有している容量可変式ベーン
型圧縮機において、上記ロータの上記サイドプレートに
対向する部分に収納凹部が設けられ、該収納凹部にリン
グ状の弾性体が配置され、該弾性体が上記ベーンに遊嵌
されていることを特徴とする容量可変式ベーン型圧縮機
が得られる。
ダボアを有し、両端面が開口したシリンダブロックと、
上記シリンダボア内に回転自在に配置されたロータと、
該ロータに出退自在に備えられ、先端が上記シリンダボ
アを区画する壁面に摺接するベーンと、上記シリンダブ
ロックの両開口端面をそれぞれ閉塞するサイドプレート
と含み、該サイドプレートの内の少なくとも一つは、容
量可変機構を成す回転部を有している容量可変式ベーン
型圧縮機において、上記ロータの上記サイドプレートに
対向する部分に収納凹部が設けられ、該収納凹部にリン
グ状の弾性体が配置され、該弾性体が上記ベーンに遊嵌
されていることを特徴とする容量可変式ベーン型圧縮機
が得られる。
【0008】
【作用】リング状の弾性体がベーンに遊嵌されているの
で、弾性体とシリンダボアをロータの回転軸延長線上か
ら見た時、これらの形状は相似形となり、これらの相似
形の中心及び向きも一致する。この関係は、容量可変式
ベーン型圧縮機の運転中も同じである。従って、容量可
変式ベーン型圧縮機の運転中、弾性体は、シリンダボア
を区画する壁面に沿ってベーンを移動させる軌道のよう
に作用する。この結果、ベーンには、弾性体によって容
量の大小及び圧縮機回転数の大小に関わらず、常に適切
な付勢力及びベーンに働く遠心力の抑制力が掛かる。
で、弾性体とシリンダボアをロータの回転軸延長線上か
ら見た時、これらの形状は相似形となり、これらの相似
形の中心及び向きも一致する。この関係は、容量可変式
ベーン型圧縮機の運転中も同じである。従って、容量可
変式ベーン型圧縮機の運転中、弾性体は、シリンダボア
を区画する壁面に沿ってベーンを移動させる軌道のよう
に作用する。この結果、ベーンには、弾性体によって容
量の大小及び圧縮機回転数の大小に関わらず、常に適切
な付勢力及びベーンに働く遠心力の抑制力が掛かる。
【0009】この弾性体は、ロータのサイドプレート対
向部分に形成された収納凹部内に収納されており、この
収納凹部には、特に、高精度を要求されることが無く、
また、ベーンと弾性体の遊嵌部分にも、特に、高精度を
要求されることが無いので、製造コストが高騰すること
が無い。
向部分に形成された収納凹部内に収納されており、この
収納凹部には、特に、高精度を要求されることが無く、
また、ベーンと弾性体の遊嵌部分にも、特に、高精度を
要求されることが無いので、製造コストが高騰すること
が無い。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による容量可変
式ベーン型圧縮機の断面図、図2は図1に示す容量可変
式ベーン型圧縮機のサイドプレートを外した時の正面
図、図3は図1に示す容量可変式ベーン型圧縮機に用い
られているベーンの斜視図である。
式ベーン型圧縮機の断面図、図2は図1に示す容量可変
式ベーン型圧縮機のサイドプレートを外した時の正面
図、図3は図1に示す容量可変式ベーン型圧縮機に用い
られているベーンの斜視図である。
【0011】図1乃至図3を参照して、この容量可変式
ベーン型圧縮機は、シリンダブロック1と、ロータ2
と、ベーン3と、フロントサイドプレート4と、リアサ
イドプレート5とを含んでいる。
ベーン型圧縮機は、シリンダブロック1と、ロータ2
と、ベーン3と、フロントサイドプレート4と、リアサ
イドプレート5とを含んでいる。
【0012】シリンダブロック1は、シリンダボア10
を有している。このシリンダボア10は、貫通孔であ
り、従って、このシリンダボア10により、シリンダブ
ロック1は、その両端面で開口している。シリンダボア
10によって生じる空間の形状は、楕円柱状になってい
る。
を有している。このシリンダボア10は、貫通孔であ
り、従って、このシリンダボア10により、シリンダブ
ロック1は、その両端面で開口している。シリンダボア
10によって生じる空間の形状は、楕円柱状になってい
る。
【0013】ロータ2は、円柱状を呈し、シリンダボア
10内に回転自在に配置されている。ロータ2には、放
射状にベーン溝20が形成されている。また、ロータ2
には、その回転軸と同軸に貫通孔21が形成されてい
る。この貫通孔21に回転軸22が挿通されている。
10内に回転自在に配置されている。ロータ2には、放
射状にベーン溝20が形成されている。また、ロータ2
には、その回転軸と同軸に貫通孔21が形成されてい
る。この貫通孔21に回転軸22が挿通されている。
【0014】ベーン3は、略板状であり、ロータ2のベ
ーン溝20内に出退自在に挿入されている。これによ
り、ベーン3は、ロータ2に出退自在に配置され、ベー
ン3の先端は、シリンダボア10を区画する壁面11に
摺接する。
ーン溝20内に出退自在に挿入されている。これによ
り、ベーン3は、ロータ2に出退自在に配置され、ベー
ン3の先端は、シリンダボア10を区画する壁面11に
摺接する。
【0015】フロントサイドプレート4は、シリンダブ
ロック1の前方側の端面に取り付けられ、この端面の開
口を閉塞する。このフロントサイドプレート4は、フロ
ントサイドプレート本体40と、略リング状の回転部4
1とから成る。フロントサイドプレート本体40は、そ
のロータ2側面にリング状の凹部42を有する。この凹
部42内に回転部41が回動自在に配置されている。こ
の状態で、フロントサイドプレート本体40のロータ2
側面と回転部41のロータ2側面とは、同一平面になる
ように成っている。この回転部41は、ロータ2の回転
軸を中心にして回動する。また、フロントサイドプレー
ト本体40の中心部には、貫通孔43を有するボス部4
4が形成され、このボス部44内にニードルベアリング
45が配置されている。このニードルベアリング45を
介してフロントサイドプレート本体40は、回転軸22
の先端近傍部分を回転自在に支持している。
ロック1の前方側の端面に取り付けられ、この端面の開
口を閉塞する。このフロントサイドプレート4は、フロ
ントサイドプレート本体40と、略リング状の回転部4
1とから成る。フロントサイドプレート本体40は、そ
のロータ2側面にリング状の凹部42を有する。この凹
部42内に回転部41が回動自在に配置されている。こ
の状態で、フロントサイドプレート本体40のロータ2
側面と回転部41のロータ2側面とは、同一平面になる
ように成っている。この回転部41は、ロータ2の回転
軸を中心にして回動する。また、フロントサイドプレー
ト本体40の中心部には、貫通孔43を有するボス部4
4が形成され、このボス部44内にニードルベアリング
45が配置されている。このニードルベアリング45を
介してフロントサイドプレート本体40は、回転軸22
の先端近傍部分を回転自在に支持している。
【0016】リアサイドプレート5は、シリンダブロッ
ク1の後方側の端面に取り付けられ、この端面の開口を
閉塞する。リアサイドプレート5の中心部には、貫通孔
50を有するボス部51が形成され、このボス部51内
にニードルベアリング52が配置されている。このニー
ドルベアリング52を介してリアサイドプレート5は、
回転軸22の後端部を回転自在に支持している。ボス部
51は、カバー53によって覆われている。
ク1の後方側の端面に取り付けられ、この端面の開口を
閉塞する。リアサイドプレート5の中心部には、貫通孔
50を有するボス部51が形成され、このボス部51内
にニードルベアリング52が配置されている。このニー
ドルベアリング52を介してリアサイドプレート5は、
回転軸22の後端部を回転自在に支持している。ボス部
51は、カバー53によって覆われている。
【0017】略漏斗状のフロントハウジング6と、略カ
ップ状のリアハウジング7とで、ハウジング8が構成さ
れている。このハウジング8内に、ロータ2、ベーン
3、フロントサイドプレート4及びリアサイドプレート
5が組み立てられた状態で一体的に配置され、これら
は、ボルト(図示せず)によって結合される。
ップ状のリアハウジング7とで、ハウジング8が構成さ
れている。このハウジング8内に、ロータ2、ベーン
3、フロントサイドプレート4及びリアサイドプレート
5が組み立てられた状態で一体的に配置され、これら
は、ボルト(図示せず)によって結合される。
【0018】フロントハウジング6は、貫通孔60を有
するボス部61を有し、この貫通孔60内に回転軸22
の先端部が突出している。ボス部61の外周には、電磁
クラッチ(図示せず)が装着され、この電磁クラッチと
回転軸22とが連結される。また、フロントハウジング
6には、吸入口62が形成されている。このフロントハ
ウジング6とフロントサイドプレート4とで、吸入室8
0が構成されている。一方、リアハウジング7とシリン
ダブロック1とリアサイドプレート5とで、吐出室81
が構成されており、また、リアハウジング7とリアサイ
ドプレート5とで油分離室82が構成されている。吐出
室81と油分離室82とは、リアサイドプレート5に形
成された連通孔50によって連通している。また、リア
ハウジング7には、吐出口70が形成されている。
するボス部61を有し、この貫通孔60内に回転軸22
の先端部が突出している。ボス部61の外周には、電磁
クラッチ(図示せず)が装着され、この電磁クラッチと
回転軸22とが連結される。また、フロントハウジング
6には、吸入口62が形成されている。このフロントハ
ウジング6とフロントサイドプレート4とで、吸入室8
0が構成されている。一方、リアハウジング7とシリン
ダブロック1とリアサイドプレート5とで、吐出室81
が構成されており、また、リアハウジング7とリアサイ
ドプレート5とで油分離室82が構成されている。吐出
室81と油分離室82とは、リアサイドプレート5に形
成された連通孔50によって連通している。また、リア
ハウジング7には、吐出口70が形成されている。
【0019】隣合う2枚のベーン3と、シリンダブロッ
ク1の壁面11と、両サイドプレート4,5の側面と
で、圧縮室83が複数構成されている。フロントサイド
プレート4のフロントサイドプレート本体40には、貫
通孔46が穿設されている。また、フロントサイドプレ
ート4の回転部41にも、貫通孔47が穿設されてい
る。貫通孔47は、貫通孔46よりも大径と成ってい
る。シリンダブロック1にも貫通孔12が穿設され、そ
のリアサイドプレート5側端は、リアサイドプレート5
により閉塞されている。貫通孔12は、貫通孔46と同
軸且つ同断面形状となっている。また、シリンダブロッ
ク1には、貫通孔12に繋がる貫通孔13が穿設されて
いる。これらの貫通孔46,47,12,13で、吸入
室80と、圧縮室83とを連通する吸入通路が構成され
ている。フロントサイドプレート4の回転部41が回動
すると、貫通孔47の周りの部分が、貫通孔46及び貫
通孔12を開閉するシャッターの如く作用するので、こ
の部分で、吸入通路の断面積は、回転部41が回動する
ことにより変化する。また、回転部41の貫通孔47
は、隣合う圧縮室83を、これらがロータ2の回転によ
りある所に来るまでバイパスする。このバイパスが終了
した時点で先行する圧縮室内83内で流体(本実施例の
場合、冷媒ガス)の圧縮が開始する。このバイパス終了
時期、即ち、圧縮開始時期は、回転部41が回動して貫
通孔47の位置が変わることにより変化し、一方、吐出
開始時期は、一定である。以上のように、回転部41が
回動することにより、吸入通路の断面積、及び圧縮開始
時期が変化し、この結果、吐出容量が変化する。このよ
うに、フロントサイドプレート4の回転部41は、容量
可変機構を成している。尚、本実施例では、フロントサ
イドプレート4に容量可変機構を構成する回転部41が
設けられているが、勿論、リアサイドプレート5の方に
回転部を設けることも構成上可能であり、また、吸入効
率を向上させるために、両サイドプレートに回転部を設
けることも構成上可能である。
ク1の壁面11と、両サイドプレート4,5の側面と
で、圧縮室83が複数構成されている。フロントサイド
プレート4のフロントサイドプレート本体40には、貫
通孔46が穿設されている。また、フロントサイドプレ
ート4の回転部41にも、貫通孔47が穿設されてい
る。貫通孔47は、貫通孔46よりも大径と成ってい
る。シリンダブロック1にも貫通孔12が穿設され、そ
のリアサイドプレート5側端は、リアサイドプレート5
により閉塞されている。貫通孔12は、貫通孔46と同
軸且つ同断面形状となっている。また、シリンダブロッ
ク1には、貫通孔12に繋がる貫通孔13が穿設されて
いる。これらの貫通孔46,47,12,13で、吸入
室80と、圧縮室83とを連通する吸入通路が構成され
ている。フロントサイドプレート4の回転部41が回動
すると、貫通孔47の周りの部分が、貫通孔46及び貫
通孔12を開閉するシャッターの如く作用するので、こ
の部分で、吸入通路の断面積は、回転部41が回動する
ことにより変化する。また、回転部41の貫通孔47
は、隣合う圧縮室83を、これらがロータ2の回転によ
りある所に来るまでバイパスする。このバイパスが終了
した時点で先行する圧縮室内83内で流体(本実施例の
場合、冷媒ガス)の圧縮が開始する。このバイパス終了
時期、即ち、圧縮開始時期は、回転部41が回動して貫
通孔47の位置が変わることにより変化し、一方、吐出
開始時期は、一定である。以上のように、回転部41が
回動することにより、吸入通路の断面積、及び圧縮開始
時期が変化し、この結果、吐出容量が変化する。このよ
うに、フロントサイドプレート4の回転部41は、容量
可変機構を成している。尚、本実施例では、フロントサ
イドプレート4に容量可変機構を構成する回転部41が
設けられているが、勿論、リアサイドプレート5の方に
回転部を設けることも構成上可能であり、また、吸入効
率を向上させるために、両サイドプレートに回転部を設
けることも構成上可能である。
【0020】フロントサイドプレート本体40内にはシ
リンダボア40aが形成されており、このシリンダボア
40a内には、ピストン48が挿入されている。ピスト
ン48は、コイルスプリング(図示せず)により一方向
に付勢されている。ピストン48には、嵌合孔48aが
形成されている。一方、回転部41には、ピン49が植
設されており、このピン49は、フロントサイドプレー
ト本体40に形成された円弧溝40bを通じてピストン
48の嵌合孔48a内に嵌入している。ピストン48
は、吸入圧及び吐出圧に応じてその位置を変え、この時
のピストン48の動きがピン49を介してフロントサイ
ドプレート4の回転部41に伝達される。この結果、吸
入圧及び吐出圧に応じて回転部41が回動し、吐出容量
が制御される。このように、ピストン48、ピン49等
で、制御機構が構成されている。
リンダボア40aが形成されており、このシリンダボア
40a内には、ピストン48が挿入されている。ピスト
ン48は、コイルスプリング(図示せず)により一方向
に付勢されている。ピストン48には、嵌合孔48aが
形成されている。一方、回転部41には、ピン49が植
設されており、このピン49は、フロントサイドプレー
ト本体40に形成された円弧溝40bを通じてピストン
48の嵌合孔48a内に嵌入している。ピストン48
は、吸入圧及び吐出圧に応じてその位置を変え、この時
のピストン48の動きがピン49を介してフロントサイ
ドプレート4の回転部41に伝達される。この結果、吸
入圧及び吐出圧に応じて回転部41が回動し、吐出容量
が制御される。このように、ピストン48、ピン49等
で、制御機構が構成されている。
【0021】ロータ2のフロントサイドプレート4に対
向する部分には、円形の収納凹部23が設けられてい
る。同様に、ロータ2のリアサイドプレート5に対向す
る部分にも、円形の収納凹部24が設けられている。こ
れらの収納凹部23,24内には、それぞれ、リング状
の弾性体9が配置されている。本実施例の弾性体9は、
ベルト状のものであるが、コイルスプリングを輪にした
もの等でも構わない。
向する部分には、円形の収納凹部23が設けられてい
る。同様に、ロータ2のリアサイドプレート5に対向す
る部分にも、円形の収納凹部24が設けられている。こ
れらの収納凹部23,24内には、それぞれ、リング状
の弾性体9が配置されている。本実施例の弾性体9は、
ベルト状のものであるが、コイルスプリングを輪にした
もの等でも構わない。
【0022】一方、ベーン3の両側縁部は、収納凹部2
3,24内に突出する。図3から明らかなように、ベー
ン3の両側縁部の下部には、嵌合溝30が形成されてい
る。この嵌合溝30に、弾性体9が緩く嵌め込まれてい
る。これにより、弾性体9がベーン3に遊嵌されてい
る。従って、ベーン3は、弾性体9に固着されておら
ず、ベーン3は、弾性体9に対し、移動できるように成
っている。そして、ベーン3は、弾性体9により付勢さ
れ、且つ突出規制されている。
3,24内に突出する。図3から明らかなように、ベー
ン3の両側縁部の下部には、嵌合溝30が形成されてい
る。この嵌合溝30に、弾性体9が緩く嵌め込まれてい
る。これにより、弾性体9がベーン3に遊嵌されてい
る。従って、ベーン3は、弾性体9に固着されておら
ず、ベーン3は、弾性体9に対し、移動できるように成
っている。そして、ベーン3は、弾性体9により付勢さ
れ、且つ突出規制されている。
【0023】図4は第2の実施例におけるベーンの斜視
図である。
図である。
【0024】本実施例は、ベーンを除き、第1の実施例
と略同構成であるので、第1の実施例の構成と異なる部
分についてのみ説明する。
と略同構成であるので、第1の実施例の構成と異なる部
分についてのみ説明する。
【0025】このベーン3は、下縁部(ロータの中心側
縁部)の中央部分に、切欠き32が形成されている。こ
の様に、ベーン3を構成することにより、図1のaに示
す部分の厚みを厚くすることができ、この結果、ロータ
2の強度を高めることができる。
縁部)の中央部分に、切欠き32が形成されている。こ
の様に、ベーン3を構成することにより、図1のaに示
す部分の厚みを厚くすることができ、この結果、ロータ
2の強度を高めることができる。
【0026】図5は第3の実施例の容量可変式ベーン型
圧縮機を示す断面図、図6は図5に示す容量可変式ベー
ン型圧縮機のサイドプレートを外した時の正面図であ
る。
圧縮機を示す断面図、図6は図5に示す容量可変式ベー
ン型圧縮機のサイドプレートを外した時の正面図であ
る。
【0027】本実施例の容量可変式ベーン型圧縮機は、
第1の実施例の容量可変式ベーン型圧縮機と略同構成で
あるので、第1の実施例と異なる部分を中心にして説明
する。尚、本実施例の構成の内、第1の実施例と同じ部
分については、第1の実施例の参照番号と同じ参照番号
を付してある。
第1の実施例の容量可変式ベーン型圧縮機と略同構成で
あるので、第1の実施例と異なる部分を中心にして説明
する。尚、本実施例の構成の内、第1の実施例と同じ部
分については、第1の実施例の参照番号と同じ参照番号
を付してある。
【0028】図5及び図6を参照して、本実施例のフロ
ントサイドプレート4は、フロントサイドプレート本体
40と、回転部41と、リング部400とからなる。フ
ロントサイドプレート本体40の外周部に沿ってリング
部400が配置され、これにより、フロントサイドプレ
ート本体40のロータ2側面に、凹部42が構成され
る。この凹部42内に、第1の実施例と同様に、回転部
41が回動自在に配置されている。フロントサイドプレ
ート本体40には、貫通孔46が穿設されている。回転
部41には、切欠き401が形成されている。また、リ
ング部400には、貫通孔402が穿設されている。シ
リンダブロック1にも貫通孔12が穿設され、そのリア
サイドプレート5側端は、リアサイドプレート5により
閉塞されている。貫通孔12は、貫通孔46と同軸且つ
同断面形状となっている。また、シリンダブロック1に
は、貫通孔12に繋がる貫通孔13が穿設されている。
これらの貫通孔46,402,12,13で、吸入室8
0と圧縮室83とを連通する吸入通路が構成されてい
る。本実施例の場合、回転部41は、吸入通路を絞る機
能を有しておらず、この回転部41は、隣合う圧縮室8
3を、これらがロータ2の回転によりある所に来るまで
バイパスする機能だけを有している。従って、本実施例
の場合、回転部41を回動させることにより圧縮開始時
期を変え、これにより吐出容量を変化させるように成っ
ている。
ントサイドプレート4は、フロントサイドプレート本体
40と、回転部41と、リング部400とからなる。フ
ロントサイドプレート本体40の外周部に沿ってリング
部400が配置され、これにより、フロントサイドプレ
ート本体40のロータ2側面に、凹部42が構成され
る。この凹部42内に、第1の実施例と同様に、回転部
41が回動自在に配置されている。フロントサイドプレ
ート本体40には、貫通孔46が穿設されている。回転
部41には、切欠き401が形成されている。また、リ
ング部400には、貫通孔402が穿設されている。シ
リンダブロック1にも貫通孔12が穿設され、そのリア
サイドプレート5側端は、リアサイドプレート5により
閉塞されている。貫通孔12は、貫通孔46と同軸且つ
同断面形状となっている。また、シリンダブロック1に
は、貫通孔12に繋がる貫通孔13が穿設されている。
これらの貫通孔46,402,12,13で、吸入室8
0と圧縮室83とを連通する吸入通路が構成されてい
る。本実施例の場合、回転部41は、吸入通路を絞る機
能を有しておらず、この回転部41は、隣合う圧縮室8
3を、これらがロータ2の回転によりある所に来るまで
バイパスする機能だけを有している。従って、本実施例
の場合、回転部41を回動させることにより圧縮開始時
期を変え、これにより吐出容量を変化させるように成っ
ている。
【0029】ロータ2のフロントサイドプレート4に対
向する部分には、円形の収納凹部23が設けられてい
る。同様に、ロータ2のリアサイドプレート5に対向す
る部分にも、円形の収納凹部24が設けられている。こ
れらの収納凹部23,24内には、それぞれ、リング状
の弾性体9が配置されている。
向する部分には、円形の収納凹部23が設けられてい
る。同様に、ロータ2のリアサイドプレート5に対向す
る部分にも、円形の収納凹部24が設けられている。こ
れらの収納凹部23,24内には、それぞれ、リング状
の弾性体9が配置されている。
【0030】ベーン3は、ロータ2に出退自在に、5枚
備えられている。各ベーン3には、第1の実施例と同様
にして弾性体9が遊嵌されている。
備えられている。各ベーン3には、第1の実施例と同様
にして弾性体9が遊嵌されている。
【0031】
【発明の効果】本発明のベーンに対する付勢手段は、ロ
ータに収納凹部を形成し、この中に弾性体を配置し、そ
して、弾性体とベーンとを連結することにより構成され
ており、このような簡単な構成であるので、容量可変式
ベーン型圧縮機の製造コストが高騰することがない。し
かも、このような簡単な構成であるにも拘らず、本発明
は、ベーンに対して、容量の大小及び圧縮機回転数の大
小に関わらず、常に適切な付勢力及びベーンに働く遠心
力を抑制する力を掛けることができ、ベーンのチャタリ
ング、ベーン先端やシリンダ内面の摩耗、並びに消費馬
力の増大を抑制することができる。
ータに収納凹部を形成し、この中に弾性体を配置し、そ
して、弾性体とベーンとを連結することにより構成され
ており、このような簡単な構成であるので、容量可変式
ベーン型圧縮機の製造コストが高騰することがない。し
かも、このような簡単な構成であるにも拘らず、本発明
は、ベーンに対して、容量の大小及び圧縮機回転数の大
小に関わらず、常に適切な付勢力及びベーンに働く遠心
力を抑制する力を掛けることができ、ベーンのチャタリ
ング、ベーン先端やシリンダ内面の摩耗、並びに消費馬
力の増大を抑制することができる。
【図1】図1は本発明の第1の実施例による容量可変式
ベーン型圧縮機の断面図である。
ベーン型圧縮機の断面図である。
【図2】図2は図1に示す容量可変式ベーン型圧縮機の
サイドプレートを外した時の正面図である。
サイドプレートを外した時の正面図である。
【図3】図3は図1に示す容量可変式ベーン型圧縮機に
用いられているベーンの斜視図である。
用いられているベーンの斜視図である。
【図4】図4は第2の実施例におけるベーンの斜視図で
ある。
ある。
【図5】図5は第3の実施例の容量可変式ベーン型圧縮
機を示す断面図である。
機を示す断面図である。
【図6】図6は図5に示す容量可変式ベーン型圧縮機の
サイドプレートを外した時の正面図である。
サイドプレートを外した時の正面図である。
1 シリンダブロック 2 ロータ 3 ベーン 4 フロントサイドプレート 5 リアサイドプレート 9 弾性体 10 シリンダボア 11 壁面 23 収納凹部 24 収納凹部 41 回転部
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダボアを有し、両端面が開口した
シリンダブロックと、上記シリンダボア内に回転自在に
配置されたロータと、該ロータに出退自在に備えられ、
先端が上記シリンダボアを区画する壁面に摺接するベー
ンと、上記シリンダブロックの両開口端面をそれぞれ閉
塞するサイドプレートと含み、該サイドプレートの内の
少なくとも一つは、容量可変機構を成す回転部を有して
いる容量可変式ベーン型圧縮機において、上記ロータの
上記サイドプレートに対向する部分に収納凹部が設けら
れ、該収納凹部にリング状の弾性体が配置され、該弾性
体が上記ベーンに遊嵌されていることを特徴とする容量
可変式ベーン型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306917A JPH06147157A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 容量可変式ベーン型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306917A JPH06147157A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 容量可変式ベーン型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06147157A true JPH06147157A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17962828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4306917A Withdrawn JPH06147157A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 容量可変式ベーン型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06147157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014210268B3 (de) * | 2014-05-28 | 2015-07-09 | Magna Powertrain Bad Homburg GmbH | Flügelzellenpumpe |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP4306917A patent/JPH06147157A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014210268B3 (de) * | 2014-05-28 | 2015-07-09 | Magna Powertrain Bad Homburg GmbH | Flügelzellenpumpe |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4778352A (en) | Variable capacity vane compressor | |
US4621986A (en) | Rotary-vane compressor | |
US4472119A (en) | Capacity control for rotary compressor | |
JPH0419395B2 (ja) | ||
US4516919A (en) | Capacity control of rotary vane apparatus | |
JPH06147157A (ja) | 容量可変式ベーン型圧縮機 | |
JPS6341692A (ja) | 可変容量ベ−ン型回転圧縮機 | |
JPH06147158A (ja) | 容量可変式ベーン型圧縮機 | |
US5026257A (en) | Variable displacement vane-type rotary compressor | |
JP2870602B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
JPH06147159A (ja) | 容量可変式ベーン型圧縮機 | |
JP2582863Y2 (ja) | ベーンポンプ | |
JPH06147160A (ja) | 容量可変式ベーン型圧縮機 | |
JPH0511233B2 (ja) | ||
JP3752098B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
US5020975A (en) | Variable-delivery vane-type rotary compressor | |
JPH06147156A (ja) | ベーン型圧縮機 | |
JPS63280883A (ja) | 可変容量型ベ−ン圧縮機 | |
JP4185723B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
JPS61118583A (ja) | ベ−ン型回転圧縮機 | |
JPH055271Y2 (ja) | ||
JPH0419397B2 (ja) | ||
JPH0752393Y2 (ja) | 可変容量型気体圧縮機 | |
JPS6320877Y2 (ja) | ||
JPH0249993A (ja) | 可変容量型圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |