JPH06137357A - バンパーバウンドとダストカバーとの組立構造 - Google Patents
バンパーバウンドとダストカバーとの組立構造Info
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- JPH06137357A JPH06137357A JP31604192A JP31604192A JPH06137357A JP H06137357 A JPH06137357 A JP H06137357A JP 31604192 A JP31604192 A JP 31604192A JP 31604192 A JP31604192 A JP 31604192A JP H06137357 A JPH06137357 A JP H06137357A
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- dust cover
- bumper
- bound
- bumper bound
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Abstract
ドに圧入固定しなくても良く、しかもバンパーバウンド
とダストカバーとを組立てるのが容易で、組立て後は両
者が容易に離脱せず、ピストンロッドへの組付けも容易
とする。 【構成】 バンパーバウンド7の上端側周面に下方に向
けて漸次径が大きくなるテーパー部8を形成するととも
に、テーパー部8の終端から内側へ後退して形成される
係合部9の下面91をロッド軸線方向に直交する面上若
しくは外周端が下を向くような斜交する面上に形成して
ある。そして、ダストカバー10の内側にバンパーバウ
ンド7の上端側が嵌合する嵌合凹所11を形成し、この
嵌合凹所11にテーパー部8に対応する傾斜部12と係
合部9が係合し下面91を受ける受面部92を有する被
係合部13とを形成してある。さらに、バンパーバウン
ド7はピストンロッド3に圧入されずダストカバー10
に吊り下げられている。
Description
ソーバ等のロッドに設けられるバンパーバウンドとダス
トカバーとの組立構造に関する。
用ショックアブソーバ1では、シリンダ2から延びるピ
ストンロッド3に柔軟なバンパーバウンド100を取付
け、ショックアブソーバ1に軸方向の低荷重がかかると
きには柔かく、高荷重がかかるときには硬くなるように
していた。このようなバンパーバウンド100へ水や石
等の異物の侵入を防ぐためにピストンロッド3にダスト
カバー101を取付けていた。バンパーバウンド100
もダストカバー101もピストンロッド3に圧入固定し
ていた。シリンダ2には皿状部材4を取付けてあり、ピ
ストンロッド3のダストカバー101上にはアッパーシ
ート5を取付け、これらの間にスプリング6を取付けて
ある。
ド100とダストカバー101とは、ともにピストンロ
ッド3に圧入されていた。そのために、ピストンロッド
3への圧入作業が不可欠となり、作業が面倒となってい
た。
ストンロッドに圧入固定しなくても良く、しかもバンパ
ーバウンドとダストカバーとを組立てるのが容易で、組
立て後は両者が容易に離脱せず、ピストンロッドへの組
付けも容易なバンパーバウンドとダストカバーとの組立
構造を提供することを目的とする。
め、この発明は、バンパーバウンド上端側周面に下方に
向けて漸次径が大きくなるテーパー部を形成するととも
に、テーパー部終端から内側へ後退して形成される係合
部の下面をロッド軸線方向に直交する面上若しくは外周
端が下を向くような斜交する面上に形成し、ダストカバ
ー内側にバンパーバウンド上端側が嵌合する嵌合凹所を
形成し、この嵌合凹所にテーパー部に対応する傾斜部と
係合部が係合し下面を受ける受面部を有する被係合部と
を形成し、前記バンパーバウンドはピストンロッドに圧
入されずダストカバーに吊り下げられたものである。
カバーの嵌合凹所へ嵌め込む場合、テーパー部の存在に
よりダストカバーの被係合部を押し分けてスムースに入
り込み、一端入り込んだ後は係合部と被係合部とがかみ
合い、しかも係合部の下面の形状によりバンパーバウン
ドは抜け出にくくなる。また、バンパーバウンドはピス
トンロッドに圧入する必要がなくなり、ピストンロッド
への取付作業も容易となる。
照にして説明する。
ンド7の上端側周面に下方に向けて漸次径が大きくなる
テーパー部8を形成するとともに、テーパー部8の終端
から内側へ後退して形成される係合部9の下面91をロ
ッド軸線方向に直交する面上に形成してある。バンパー
バウンド7は発泡ウレタン樹脂等から形成される。ダス
トカバー10の内側にはバンパーバウンド7の上端側が
嵌合する嵌合凹所11を形成してある。この嵌合凹所1
1にテーパー部8に対応する傾斜部12と係合部9が係
合し下面91を受ける受面部92を有する被係合部13
とを形成してある。
す断面であり、ピストンロッド3の軸線方向に直交する
面H上に下面91が位置するようになった実施例を示
す。下面91の外周端すなわち図2において右端が下を
向くような斜交する面上に下面91を形成することもで
きる(図3参照)。係合部9と被係合部13とは楔状に
結合し、嵌合凹所11に嵌り込んだバンパーバウンド7
が容易に抜け出ないようになっている。
て、ダストカバー10はピストンロッド3に圧入固定さ
れ、バンパーバウンド7はピストンロッド3に圧入され
ずダストカバー10に吊り下げられる恰好となる。バン
パーバウンド7をダストカバー10の嵌合凹所11に嵌
め込むには、テーパー部8の形状により被係合部13を
容易に乗り越えてテーパー部8が傾斜部12に密接する
ように嵌り込む。一旦嵌り込んだバンパーバウンド7は
係合部9と被係合部13との係合により容易に抜け出な
い。また、この実施例では被係合部13の内側に向いた
面がピストンロッド3の軸線と平行な平面部に形成して
あるため、換言すれば被係合部13に厚みがあるため、
被係合部13の変形が少なくなり、一旦嵌合したバンパ
ーバウンド7の係合部9が抜けにくくなる。ダストカバ
ー10は通常ゴム製であり、バンパーバウンド7の嵌め
込み時には被係合部13が外側に逃げて係合部9の挿入
がし易くなるようになっている。
面Hよりも係合部9の下面91の外周端が下を向くよう
に形成した例を示す。
ストンロッド3に鍔部14を設け、この鍔部14にダス
トカバー10を引っ掛けた例を示し、その他の構成は第
1実施例と同様である。
ンパーバウンド7とダストカバー10とを接着嵌合させ
てもよい。また、ダストカバー10の被係合部13に一
定の厚みがあることによりダストカバー10の剛性が向
上し、バンパーバウンド7の特性及び耐久性の改善にも
効果がある。
ば、バンパーバウンド上端側周面に下方に向けて漸次径
が大きくなるテーパー部を形成するとともに、テーパー
部終端から内側へ後退して形成される係合部の下面をロ
ッド軸線方向に直交する面上若しくは外周端が下を向く
ような斜交する面上に形成し、ダストカバー内側にバン
パーバウンド上端側が嵌合する嵌合凹所を形成し、この
嵌合凹所にテーパー部に対応する傾斜部と係合部が係合
し下面を受ける受面部を有する被係合部とを形成し、バ
ンパーバウンドはピストンロッドに圧入されずダストカ
バーに吊り下げられているので、バンパーバウンドはピ
ストンロッドに圧入固定しなくて良いため相手ロッド組
立時の圧入力低減になり、組立作業性が良くなる。また
バンパーバウンドのダストカバーへの嵌合は嵌め込み易
く、一旦嵌め込んだ後は抜けにくくなる。またダストカ
バーも必ずしもピストンロッドに圧入固定せず、ピスト
ンロッドにダストカバーを引っ掛けることも可能とな
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用ショックアブソーバ等のピストン
ロッドに設けられるバンパーバウンドとダストカバーと
の組立構造において、 バンパーバウンド上端側周面に下方に向けて漸次径が大
きくなるテーパー部を形成するとともに、テーパー部終
端から内側へ後退して形成される係合部の下面をロッド
軸線方向に直交する面上若しくは外周端が下を向くよう
な斜交する面上に形成し、 ダストカバー内側にバンパーバウンド上端側が嵌合する
嵌合凹所を形成し、 この嵌合凹所にテーパー部に対応する傾斜部と係合部が
係合し下面を受ける受面部を有する被係合部とを形成
し、 前記バンパーバウンドはピストンロッドに圧入されずダ
ストカバーに吊り下げられたことを特徴とするバンパー
バウンドとダストカバーとの組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31604192A JP3153022B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バンパーバウンドとダストカバーとの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31604192A JP3153022B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バンパーバウンドとダストカバーとの組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137357A true JPH06137357A (ja) | 1994-05-17 |
JP3153022B2 JP3153022B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18072607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31604192A Expired - Lifetime JP3153022B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バンパーバウンドとダストカバーとの組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3153022B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004097250A1 (de) * | 2003-04-29 | 2004-11-11 | Basf Aktiengesellschaft | Automobilstossdämpfersysteme |
JP2008309201A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | バウンドストッパ付きダストカバー |
WO2014045533A1 (ja) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 東海ゴム工業株式会社 | 車両用ダストカバー組付体およびその製造方法 |
WO2015137007A1 (ja) * | 2014-03-12 | 2015-09-17 | 住友理工株式会社 | 車両用ダストカバー組付体およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31604192A patent/JP3153022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004097250A1 (de) * | 2003-04-29 | 2004-11-11 | Basf Aktiengesellschaft | Automobilstossdämpfersysteme |
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JP2014062560A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用ダストカバー組付体およびその製造方法 |
WO2015137007A1 (ja) * | 2014-03-12 | 2015-09-17 | 住友理工株式会社 | 車両用ダストカバー組付体およびその製造方法 |
US9630471B2 (en) | 2014-03-12 | 2017-04-25 | Sumitomo Riko Company Limited | Vehicular dust cover assembly and manufacturing method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3153022B2 (ja) | 2001-04-03 |
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