JPH0610774Y2 - 魚釣用リールのクリック装置 - Google Patents
魚釣用リールのクリック装置Info
- Publication number
- JPH0610774Y2 JPH0610774Y2 JP1988145216U JP14521688U JPH0610774Y2 JP H0610774 Y2 JPH0610774 Y2 JP H0610774Y2 JP 1988145216 U JP1988145216 U JP 1988145216U JP 14521688 U JP14521688 U JP 14521688U JP H0610774 Y2 JPH0610774 Y2 JP H0610774Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- click
- fishing line
- claw
- gear
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 24
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/016—Fly reels, i.e. with a stub shaft support
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
本考案は魚釣用リールにおけるクリック機構の改良に関
するものである。
するものである。
魚が釣針にかかって釣糸がスプールから引出されるとス
プールと一体的に設けられたクリック歯車が逆転し該ク
リック歯車に係合しているクリック爪が揺動して鳴音を
発し魚がかかったことを報知することは良く知られてお
り、この場合において強弱二つのバネを使用して釣糸の
放出時には鳴音を強くし、鳴音を必要としない釣糸捲取
り時には弱くして鳴き爪、鳴き歯車の耐久性を向上する
ことが実開昭62−57675号公報で知られている。
プールと一体的に設けられたクリック歯車が逆転し該ク
リック歯車に係合しているクリック爪が揺動して鳴音を
発し魚がかかったことを報知することは良く知られてお
り、この場合において強弱二つのバネを使用して釣糸の
放出時には鳴音を強くし、鳴音を必要としない釣糸捲取
り時には弱くして鳴き爪、鳴き歯車の耐久性を向上する
ことが実開昭62−57675号公報で知られている。
しかし前記方式は釣糸の放出時には二つのバネの同方向
の附勢力の併用作用でクリック音を強くし、釣糸の捲取
り時は一方のバネだけでクリック音を弱くするようにし
ているため、釣糸放出時のクリック音がダブリ易く快適
な鳴音を発生しないと共にクリック爪に二つのバネを組
込むときに二つのバネの同方向の附勢力に抗して組込ま
なければならないので組込作業が面倒であり、またクリ
ック爪のクリック歯車に対する係脱機構も偏心カム等の
特別な機構を必要とし構成が煩雑となりコスト高になる
等の欠陥がある。 本考案は前記欠陥を改善して極めて簡易な構成で軽快な
鳴音を発するようにしたクリック装置を提供することを
目的とするものである。
の附勢力の併用作用でクリック音を強くし、釣糸の捲取
り時は一方のバネだけでクリック音を弱くするようにし
ているため、釣糸放出時のクリック音がダブリ易く快適
な鳴音を発生しないと共にクリック爪に二つのバネを組
込むときに二つのバネの同方向の附勢力に抗して組込ま
なければならないので組込作業が面倒であり、またクリ
ック爪のクリック歯車に対する係脱機構も偏心カム等の
特別な機構を必要とし構成が煩雑となりコスト高になる
等の欠陥がある。 本考案は前記欠陥を改善して極めて簡易な構成で軽快な
鳴音を発するようにしたクリック装置を提供することを
目的とするものである。
本考案は前記目的を達成するために、スプールと一体的
に回転するクリック歯車にクリック爪を係合し、該クリ
ック爪の一側にクリック歯車の釣糸捲取り方向の回転時
に離間し釣糸放出方向の回転時に係合して強い弾発作用
をする板バネを係脱可能に設けると共に更に前記リクッ
ク爪には前記板バネと逆方向に作用しかつ釣糸捲取り方
向の回転時に係合して前記クリック歯車の釣糸放出方向
の回転時より弱い弾発作用をするバネを設けたものであ
る。 スプールの釣糸捲取り方向の回転時にクリック爪に抵抗
を与える弱いバネはトーションバネであっても板バネで
あってもコイルバネであっても差し支えない。
に回転するクリック歯車にクリック爪を係合し、該クリ
ック爪の一側にクリック歯車の釣糸捲取り方向の回転時
に離間し釣糸放出方向の回転時に係合して強い弾発作用
をする板バネを係脱可能に設けると共に更に前記リクッ
ク爪には前記板バネと逆方向に作用しかつ釣糸捲取り方
向の回転時に係合して前記クリック歯車の釣糸放出方向
の回転時より弱い弾発作用をするバネを設けたものであ
る。 スプールの釣糸捲取り方向の回転時にクリック爪に抵抗
を与える弱いバネはトーションバネであっても板バネで
あってもコイルバネであっても差し支えない。
本考案は釣糸の放出時にはクリック爪は強い板バネの弾
発作用で強い鳴音を発し、釣糸の捲取り時にはクリック
爪は弱いバネの弾発作用で弱い鳴音を発生するものであ
る。
発作用で強い鳴音を発し、釣糸の捲取り時にはクリック
爪は弱いバネの弾発作用で弱い鳴音を発生するものであ
る。
本考案の実施例を図面について説明すると、スプール1
を固着したスプール軸2には一体的にクリック歯車3が
設けられ、該クリック歯車3に係合しているクリック爪
4がリール側板5に上下動自在に支持された支持軸6に
軸着されていてクリック爪4をクリック歯車3に係脱自
在に構成されている。 前記クリック歯車3の一側におけるリール側板5に設け
られた板バネ7はクリック爪4の一側に係合し、クリッ
ク歯車3が釣糸捲取り方向に回転するときに離間し釣糸
放出方向に回転するときに係合してクリック爪4を強く
弾発するように形成されると共にクリック爪4には前記
板バネと逆方向に作用するトーションバネ8が設けら
れ、クリック歯車3が釣糸捲取り方向に正転するときに
釣糸放出方向の回転より弱い弾発作用をするようにして
クリック爪4を弱く弾発するように形成されている。 従ってスプール1と一体のクリック歯車3が第4図のよ
うに釣糸放出方向である時計廻り方向に回動するとクリ
ック爪4は板バネ7の強い弾発作用で大きな鳴音を発生
し、クリック歯車3が第5図のように釣糸捲取り方向で
ある反時計廻り方向に回動するとクリック爪4はトーシ
ョンバネ8の弱い弾発作用で小さな鳴音を発生するもの
であり、また第3図のように支持軸6を上方に移動する
とクリック爪4はクリック歯車3から離脱してスプール
軸2は正逆転自在となる。 第6図に示す実施例は、弱い弾発作用をするバネ8にも
板バネを使用して強い弾発作用をする板バネ7と対向す
るようにクリック爪4に係脱可能に設けたものであり、
更に第7図には弱い弾発作用をするバネ8に引張りコイ
ルバネを使用した実施例であり、なお図中9、10は夫
々クリック爪を中央部に保持するためのストッパーであ
る。
を固着したスプール軸2には一体的にクリック歯車3が
設けられ、該クリック歯車3に係合しているクリック爪
4がリール側板5に上下動自在に支持された支持軸6に
軸着されていてクリック爪4をクリック歯車3に係脱自
在に構成されている。 前記クリック歯車3の一側におけるリール側板5に設け
られた板バネ7はクリック爪4の一側に係合し、クリッ
ク歯車3が釣糸捲取り方向に回転するときに離間し釣糸
放出方向に回転するときに係合してクリック爪4を強く
弾発するように形成されると共にクリック爪4には前記
板バネと逆方向に作用するトーションバネ8が設けら
れ、クリック歯車3が釣糸捲取り方向に正転するときに
釣糸放出方向の回転より弱い弾発作用をするようにして
クリック爪4を弱く弾発するように形成されている。 従ってスプール1と一体のクリック歯車3が第4図のよ
うに釣糸放出方向である時計廻り方向に回動するとクリ
ック爪4は板バネ7の強い弾発作用で大きな鳴音を発生
し、クリック歯車3が第5図のように釣糸捲取り方向で
ある反時計廻り方向に回動するとクリック爪4はトーシ
ョンバネ8の弱い弾発作用で小さな鳴音を発生するもの
であり、また第3図のように支持軸6を上方に移動する
とクリック爪4はクリック歯車3から離脱してスプール
軸2は正逆転自在となる。 第6図に示す実施例は、弱い弾発作用をするバネ8にも
板バネを使用して強い弾発作用をする板バネ7と対向す
るようにクリック爪4に係脱可能に設けたものであり、
更に第7図には弱い弾発作用をするバネ8に引張りコイ
ルバネを使用した実施例であり、なお図中9、10は夫
々クリック爪を中央部に保持するためのストッパーであ
る。
本考案は互いに反対方向に作用する強い弾発作用をする
板バネと弱い弾発作用をするバネとをクリック爪に設け
て特に釣糸放出時に板バネの強い弾発作用によりクリッ
ク音を発生するようにしたので、大きなクリック音を軽
快に発し釣人に魚がかかったことを報知すると共に二つ
のバネの作用方向が反対方向に形成されていることは製
造組立時の組込作業も容易となり、またクリック爪の係
脱も特別な構成を必要とせず簡易な構成ででき、低コス
トである優れた特徴と実用性を有する。
板バネと弱い弾発作用をするバネとをクリック爪に設け
て特に釣糸放出時に板バネの強い弾発作用によりクリッ
ク音を発生するようにしたので、大きなクリック音を軽
快に発し釣人に魚がかかったことを報知すると共に二つ
のバネの作用方向が反対方向に形成されていることは製
造組立時の組込作業も容易となり、またクリック爪の係
脱も特別な構成を必要とせず簡易な構成ででき、低コス
トである優れた特徴と実用性を有する。
第1図は本考案の縦断正面図、第2図は第1図A〜A線
断面図、第3図は同要部のクリック爪離脱時の正面図、
第4図は同釣糸放出時の正面図、第5図は同釣糸捲取り
時の正面図、第6図及び第7図は夫々本考案の別実施例
の要部の正面図である。 1…スプール、2…スプール軸、3…クリック歯車、4
…クリック爪、5…リール側板、6…支持軸、7…板バ
ネ、8…バネ。
断面図、第3図は同要部のクリック爪離脱時の正面図、
第4図は同釣糸放出時の正面図、第5図は同釣糸捲取り
時の正面図、第6図及び第7図は夫々本考案の別実施例
の要部の正面図である。 1…スプール、2…スプール軸、3…クリック歯車、4
…クリック爪、5…リール側板、6…支持軸、7…板バ
ネ、8…バネ。
Claims (1)
- 【請求項1】スプールと一体的に回転するクリック歯車
にクリック爪を係合し、該クリック爪の一側にクリック
歯車の釣糸捲取り方向の回転時に離間し釣糸放出方向の
回転時に係合して強い弾発作用をする板バネを係脱可能
に設けると共に更に前記クリック爪には前記板バネと逆
方向に作用しかつ釣糸捲取り方向の回転時に係合して前
記クリック歯車の釣糸放出方向の回転時より弱い弾発作
用をするバネを設けた魚釣用リールのクリック装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988145216U JPH0610774Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 魚釣用リールのクリック装置 |
US07/416,231 US5022606A (en) | 1988-11-07 | 1989-10-02 | Click sound generator for fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988145216U JPH0610774Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 魚釣用リールのクリック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0267766U JPH0267766U (ja) | 1990-05-22 |
JPH0610774Y2 true JPH0610774Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=15380054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988145216U Expired - Lifetime JPH0610774Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 魚釣用リールのクリック装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5022606A (ja) |
JP (1) | JPH0610774Y2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5518194A (en) * | 1993-04-13 | 1996-05-21 | Bando Leports Ltd. | Fishing reel with sound generator |
JP2004081097A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Shimano Inc | スピニングリールの発音機構 |
JP3862229B2 (ja) * | 2003-06-25 | 2006-12-27 | 株式会社シマノ | 両軸受リールの発音装置 |
US7175121B2 (en) * | 2003-10-28 | 2007-02-13 | Shimano Inc. | Spinning reel sounding mechanism |
SG118339A1 (en) * | 2004-06-09 | 2006-01-27 | Shimano Kk | Spinning-reel sounding mechanism |
JP4512425B2 (ja) * | 2004-06-09 | 2010-07-28 | 株式会社シマノ | スピニングリールのマスターギア |
JP4963219B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2012-06-27 | 株式会社シマノ | スピニングリールの発音機構 |
JP5258688B2 (ja) * | 2009-07-14 | 2013-08-07 | 株式会社シマノ | 両軸受リールの発音装置 |
CN107593644B (zh) * | 2017-09-21 | 2023-08-01 | 宁波海宝渔具有限公司 | 一种带声响装置的横式渔线轮 |
US12121012B2 (en) * | 2021-09-07 | 2024-10-22 | TrikaUSA Inc. | Fishing reel noisemaker |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US845805A (en) * | 1906-08-30 | 1907-03-05 | A F Meisselbach & Brother | Fishing-reel. |
US2263237A (en) * | 1939-10-18 | 1941-11-18 | Walter W Fiscus | Single action fishing reel |
US2633308A (en) * | 1949-03-24 | 1953-03-31 | Edward L Zientowski | Fishing reel |
SE397250B (sv) * | 1975-10-06 | 1977-10-31 | Abu Ab | Knarrsignalanordning vid fiskerulle |
JPS6257675A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-13 | Murata Mfg Co Ltd | 外装方法 |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP1988145216U patent/JPH0610774Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-10-02 US US07/416,231 patent/US5022606A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5022606A (en) | 1991-06-11 |
JPH0267766U (ja) | 1990-05-22 |
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