JPH0559394A - 洗剤組成物 - Google Patents
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- JPH0559394A JPH0559394A JP2551992A JP2551992A JPH0559394A JP H0559394 A JPH0559394 A JP H0559394A JP 2551992 A JP2551992 A JP 2551992A JP 2551992 A JP2551992 A JP 2551992A JP H0559394 A JPH0559394 A JP H0559394A
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- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/66—Non-ionic compounds
- C11D1/662—Carbohydrates or derivatives
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】特に繊維製品、食器類、家具等の表面用の、相
乗作用によって油脂汚れの洗浄力の増加した、グリコリ
ピド生物性界面活性剤を1種以上含む洗浄組成物。 【構成】ミセル相とラメラ相の2種の界面活性剤の組合
せを含み、その1種以上はグリコリピド生物性界面活性
剤(例えば一般式Iのラムノリピド)である洗剤組成
物。非グリコリピドアニオン性または非イオン性界面活
性剤と組み合わせて有利に使用されるミセル相生物性界
面活性剤は、ラムノリピド、ソホロースリピド及びセロ
ビオースリピドである。またミセル生物性界面活性剤と
組み合わせて有利に使用されるラメラ生物性界面活性剤
は、トレハロースリピド、グルコースリピド及びラムノ
リピドである。 [aは1又は2、bは1又は2、nは4〜10、R1は
H又は陽イオン、R2はH又は基
乗作用によって油脂汚れの洗浄力の増加した、グリコリ
ピド生物性界面活性剤を1種以上含む洗浄組成物。 【構成】ミセル相とラメラ相の2種の界面活性剤の組合
せを含み、その1種以上はグリコリピド生物性界面活性
剤(例えば一般式Iのラムノリピド)である洗剤組成
物。非グリコリピドアニオン性または非イオン性界面活
性剤と組み合わせて有利に使用されるミセル相生物性界
面活性剤は、ラムノリピド、ソホロースリピド及びセロ
ビオースリピドである。またミセル生物性界面活性剤と
組み合わせて有利に使用されるラメラ生物性界面活性剤
は、トレハロースリピド、グルコースリピド及びラムノ
リピドである。 [aは1又は2、bは1又は2、nは4〜10、R1は
H又は陽イオン、R2はH又は基
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗剤組成物、特に繊維
製品、食器類及び家具等の表面の洗浄に使用される組成
物に関する。本発明の組成物は、限定的ではないが特に
繊維製品の洗濯に適しており、1種類以上のグリコリピ
ド生物性界面活性剤(biosurfactant)を
含む。
製品、食器類及び家具等の表面の洗浄に使用される組成
物に関する。本発明の組成物は、限定的ではないが特に
繊維製品の洗濯に適しており、1種類以上のグリコリピ
ド生物性界面活性剤(biosurfactant)を
含む。
【0002】
【従来の技術】洗剤組成物は通常、洗浄力ビルダー、漂
白剤、蛍光剤、香料等の様々な成分以外に1種類以上の
洗浄活性物質を含んでいる。洗剤組成物の主な用途は、
通常たらい又は洗濯機の中で持ち運び可能な繊維製品を
洗うことによって実施される繊維製品の洗浄、やはりた
らいの中で洗う(手による皿洗い)ことによって実施さ
れる瀬戸物類及び調理器具の洗浄、並びに硬質面、例え
ばガラス、艶付け面、プラスチック、金属及びエナメル
等の洗浄である。
白剤、蛍光剤、香料等の様々な成分以外に1種類以上の
洗浄活性物質を含んでいる。洗剤組成物の主な用途は、
通常たらい又は洗濯機の中で持ち運び可能な繊維製品を
洗うことによって実施される繊維製品の洗浄、やはりた
らいの中で洗う(手による皿洗い)ことによって実施さ
れる瀬戸物類及び調理器具の洗浄、並びに硬質面、例え
ばガラス、艶付け面、プラスチック、金属及びエナメル
等の洗浄である。
【0003】何種類もの界面活性剤が、あるものは何年
にもわたって、陰イオン物質及び陽イオン物質を含む洗
浄活性物質として使用されきた。
にもわたって、陰イオン物質及び陽イオン物質を含む洗
浄活性物質として使用されきた。
【0004】後で詳述するグリコリピド生物性界面活性
剤には、ラムノリピド(rhamnolipid)、ソ
ホロースリピド(sophoroselipid)、グ
ルコースリピド(glucoselipid)、セロビ
オースリピド(cellobioselipid)及び
トレハロースリピド(trehaloselipid)
がある。このグリコリピド生物性界面活性剤は細菌発酵
又は酵母発酵によって製造できる。これは、発酵生成物
が通常は再生可能な原料から誘導でき且つ使用後の生分
解も期待できるという意味で、固有の利点である。
剤には、ラムノリピド(rhamnolipid)、ソ
ホロースリピド(sophoroselipid)、グ
ルコースリピド(glucoselipid)、セロビ
オースリピド(cellobioselipid)及び
トレハロースリピド(trehaloselipid)
がある。このグリコリピド生物性界面活性剤は細菌発酵
又は酵母発酵によって製造できる。これは、発酵生成物
が通常は再生可能な原料から誘導でき且つ使用後の生分
解も期待できるという意味で、固有の利点である。
【0005】日本国特許JP 63 077 535A
号(Toyo Beauty)には、α−デセン結合ラ
ムノリピド又はその塩を乳化剤として含むエマルジョン
組成物が開示されている。このエマルジョンは化粧品、
健康管理製品、医薬、洗剤及び食品に有用であると記述
されている。
号(Toyo Beauty)には、α−デセン結合ラ
ムノリピド又はその塩を乳化剤として含むエマルジョン
組成物が開示されている。このエマルジョンは化粧品、
健康管理製品、医薬、洗剤及び食品に有用であると記述
されている。
【0006】西ドイツ特許DE3 562 417A号
(Wella)には、ふけの防止に使用され且つ防臭剤
で静菌剤として使用されるソホロースリピドラクトンを
含む化粧品が開示されている。
(Wella)には、ふけの防止に使用され且つ防臭剤
で静菌剤として使用されるソホロースリピドラクトンを
含む化粧品が開示されている。
【0007】米国特許US 4 216 311号(K
ao)には、ソホロースリピドからのグリコリピドメチ
ルエステルの製造が開示されている。これらのグリコリ
ピドメチルエステルは種々のクレンザー及び油脂製品の
ベース又は改良用添加剤として有用であり、且つ塗装及
び印刷プロセス、繊維加工、金属加工、文房具、化粧
品、薬品、農業用化学物質、艶防止、合成樹脂、製紙、
機械類、皮革等に使用できる。
ao)には、ソホロースリピドからのグリコリピドメチ
ルエステルの製造が開示されている。これらのグリコリ
ピドメチルエステルは種々のクレンザー及び油脂製品の
ベース又は改良用添加剤として有用であり、且つ塗装及
び印刷プロセス、繊維加工、金属加工、文房具、化粧
品、薬品、農業用化学物質、艶防止、合成樹脂、製紙、
機械類、皮革等に使用できる。
【0008】1991年2月12日に出願された本出願
人の同時係属英国特許出願第9102945.4号に
は、ラムノリピドを他の界面活性剤と組合わせて洗剤組
成物に使用することが記述されている。
人の同時係属英国特許出願第9102945.4号に
は、ラムノリピドを他の界面活性剤と組合わせて洗剤組
成物に使用することが記述されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、グリコリ
ピド生物性界面活性剤を、相互間での又は別の界面活性
剤との特定の組合わせで使用すると、相乗作用によって
油脂汚れの洗浄力が増加することを発見した。このよう
にすると、単独では洗浄力に乏しいグリコリピドを使用
した場合でも洗浄力の増加が観察された。
ピド生物性界面活性剤を、相互間での又は別の界面活性
剤との特定の組合わせで使用すると、相乗作用によって
油脂汚れの洗浄力が増加することを発見した。このよう
にすると、単独では洗浄力に乏しいグリコリピドを使用
した場合でも洗浄力の増加が観察された。
【0010】そこで本発明は、(i)ミセル相界面活性
剤である第1の界面活性剤と、(ii)ラメラ相界面活
性剤である第2の界面活性剤とを含んでおり、前記第1
及び第2の界面活性剤のうち少なくとも一方がグリコリ
ピド生物性界面活性剤である洗剤組成物を提供する。
剤である第1の界面活性剤と、(ii)ラメラ相界面活
性剤である第2の界面活性剤とを含んでおり、前記第1
及び第2の界面活性剤のうち少なくとも一方がグリコリ
ピド生物性界面活性剤である洗剤組成物を提供する。
【0011】本発明は、繊維製品又は洗浄すべき無生物
面を前述の組成物と接触させるか、又は水に該組成物
を、特に水1リットル当たり0.5〜50グラムの量で
加えることによって得られる洗浄液と接触させることか
らなる洗浄方法も提供する。
面を前述の組成物と接触させるか、又は水に該組成物
を、特に水1リットル当たり0.5〜50グラムの量で
加えることによって得られる洗浄液と接触させることか
らなる洗浄方法も提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の洗剤組成物は、
特性の異なる少なくとも2種類の界面活性剤を含み、こ
れら界面活性剤のうち少なくとも1つがグリコリピド生
物性界面活性剤でなければならない。
特性の異なる少なくとも2種類の界面活性剤を含み、こ
れら界面活性剤のうち少なくとも1つがグリコリピド生
物性界面活性剤でなければならない。
【0013】本明細書では前記2種類の界面活性剤をそ
れぞれミセル相界面活性剤及びラメラ相界面活性剤と称
する。これらの用語は、界面活性剤が典型的な洗浄条件
下で有すると思われる相の構造を示すものである。
れぞれミセル相界面活性剤及びラメラ相界面活性剤と称
する。これらの用語は、界面活性剤が典型的な洗浄条件
下で有すると思われる相の構造を示すものである。
【0014】これら2種類の界面活性剤は、pH7.
0、温度25°Cの脱イオン水中1重量%の水溶液の挙
動によって判別し得る。分散したラメラ相を含む界面活
性剤溶液は偏光顕微鏡で観察すると複屈折構造を有して
いるが、ミセラ溶液はこのような構造を示さない。
0、温度25°Cの脱イオン水中1重量%の水溶液の挙
動によって判別し得る。分散したラメラ相を含む界面活
性剤溶液は偏光顕微鏡で観察すると複屈折構造を有して
いるが、ミセラ溶液はこのような構造を示さない。
【0015】一般的に、ミセラ相界面活性剤は、pH
7.0、25°Cの脱イオン水中に濃度1重量%で存在
させると透明な溶液を形成する。但し、少量の不純物が
存在すると透明度は低下し得る。ラメラ相界面活性剤
は、pH7.0、25°Cの脱イオン水中に濃度1重量
%で存在させると常に不透明な溶液を形成する。
7.0、25°Cの脱イオン水中に濃度1重量%で存在
させると透明な溶液を形成する。但し、少量の不純物が
存在すると透明度は低下し得る。ラメラ相界面活性剤
は、pH7.0、25°Cの脱イオン水中に濃度1重量
%で存在させると常に不透明な溶液を形成する。
【0016】これらの界面活性剤のうち少なくとも一方
は特定の界面活性剤類、即ちグリコリピド生物性界面活
性剤類から選択しなければならないが、もう一方はグリ
コリピド生物性界面活性剤であってもなくてもよい。即
ち、グリコリピドのうちあるものはミセラ相界面活性剤
であり、あるものはラメラ相界面活性剤である。
は特定の界面活性剤類、即ちグリコリピド生物性界面活
性剤類から選択しなければならないが、もう一方はグリ
コリピド生物性界面活性剤であってもなくてもよい。即
ち、グリコリピドのうちあるものはミセラ相界面活性剤
であり、あるものはラメラ相界面活性剤である。
【0017】本発明で有用なグリコリピド界面活性剤と
しては、ラムノリピド、グルコースリピド、ソホロース
リピド、トレハロースリピド、セロビオースリピド及び
これらを混合したものが挙げられる。いずれの種類のグ
リコリピドにおいても、ある物質はミセラであり得、他
の物質はラメラであり得る。
しては、ラムノリピド、グルコースリピド、ソホロース
リピド、トレハロースリピド、セロビオースリピド及び
これらを混合したものが挙げられる。いずれの種類のグ
リコリピドにおいても、ある物質はミセラであり得、他
の物質はラメラであり得る。
【0018】ミセラ相グリコリピド生物性界面活性剤は
ラムノリピド、グルコースリピド、ソホロースリピド、
セロビオースリピド及びこれらの混合物から適当に選択
し得る。
ラムノリピド、グルコースリピド、ソホロースリピド、
セロビオースリピド及びこれらの混合物から適当に選択
し得る。
【0019】ラメラ相グリコリピド生物性界面活性剤
は、ラムノリピド、グルコースリピド、トレハロースリ
ピド及びこれらの混合物から適当に選択し得る。
は、ラムノリピド、グルコースリピド、トレハロースリ
ピド及びこれらの混合物から適当に選択し得る。
【0020】界面活性剤(i)及び(ii)の両方をグ
リコリピドにしてもよい。その場合は、ミセラ相グリコ
リピドをラムノリピド、ソホロースリピド又はセロビオ
ースリピドとし、ラメラ相グリコリピドをトレハロース
リピド、グルコースリピド又はラムノリピドとするのが
最も好ましい。
リコリピドにしてもよい。その場合は、ミセラ相グリコ
リピドをラムノリピド、ソホロースリピド又はセロビオ
ースリピドとし、ラメラ相グリコリピドをトレハロース
リピド、グルコースリピド又はラムノリピドとするのが
最も好ましい。
【0021】あるいは、界面活性剤(i)及び(ii)
の一方を非グリコリピド界面活性剤、好ましくは陰イオ
ン又は非イオン界面活性剤としてもよい。両性イオン及
び陽イオン界面活性剤は好ましくなく、これを使用する
場合には、例えば存在する界面活性剤全体の10重量%
以下の低い濃度にすることが望ましい。
の一方を非グリコリピド界面活性剤、好ましくは陰イオ
ン又は非イオン界面活性剤としてもよい。両性イオン及
び陽イオン界面活性剤は好ましくなく、これを使用する
場合には、例えば存在する界面活性剤全体の10重量%
以下の低い濃度にすることが望ましい。
【0022】好ましい陰イオン及び非イオン界面活性剤
を以下に挙げる。
を以下に挙げる。
【0023】第1の界面活性剤(i)対第2の界面活性
剤(ii)の重量比は20:1〜1:20の範囲が好ま
しく、より狭い範囲、例えば10:1〜1:10、より
好ましくは4:1〜1:4にしてもよい。
剤(ii)の重量比は20:1〜1:20の範囲が好ま
しく、より狭い範囲、例えば10:1〜1:10、より
好ましくは4:1〜1:4にしてもよい。
【0024】グリコリピド生物性界面活性剤 特定の生物性界面活性剤にはラムノリピド、グルコース
リピド、ソホロースリピド、トレハロースリピド、セロ
ビオースリピド及びこれらの混合物が含まれる。ここ
で、これらの界面活性剤を個別に詳述する。
リピド、ソホロースリピド、トレハロースリピド、セロ
ビオースリピド及びこれらの混合物が含まれる。ここ
で、これらの界面活性剤を個別に詳述する。
【0025】ラムノリピド この種の生物性界面活性剤は下記の式(I):
【0026】
【化7】
【0027】[式中、aは1又は2であり、bは1又は
2であり、nは4〜10であって好ましくは6であり、
R1はH又は陽イオンであって好ましくはH又は一価の
可溶化陽イオンであり、R2はH又は下記の基
2であり、nは4〜10であって好ましくは6であり、
R1はH又は陽イオンであって好ましくはH又は一価の
可溶化陽イオンであり、R2はH又は下記の基
【0028】
【化8】
【0029】であって好ましくはHであり、mは4〜1
0であり、m及びnの値は総てが同じである必要はな
い]で示される。
0であり、m及びnの値は総てが同じである必要はな
い]で示される。
【0030】ラムノリピドは細菌発酵によって製造でき
る。これは、細菌発酵生成物が通常は再生可能な原料か
ら誘導でき且つ使用後の生分解も期待できるという意味
で、固有の利点である。式(I)の界面活性剤の別の利
点は、酵素製造の副産物として得られることにある。
る。これは、細菌発酵生成物が通常は再生可能な原料か
ら誘導でき且つ使用後の生分解も期待できるという意味
で、固有の利点である。式(I)の界面活性剤の別の利
点は、酵素製造の副産物として得られることにある。
【0031】ラムノリピドはPseudomon as属
の細菌によって製造できる。この細菌発酵は通常、基質
として砂糖、グリセロール、アルカン又はこれらの混合
物を使用する。
の細菌によって製造できる。この細菌発酵は通常、基質
として砂糖、グリセロール、アルカン又はこれらの混合
物を使用する。
【0032】適当な発酵方法はD.Haferbur
g、R.Hommel、R.Claus及びH.P.K
leber、Adv.Biochem.Eng./Bi
otechnol.(1986)33,53−90、並
びにF.Wagner、H.Bock及びA.Kret
schmar、Fermentation(ed.R.
M.Lafferty)(1981),181−19
2,Springer Verlag,Viennaに
記述されている。
g、R.Hommel、R.Claus及びH.P.K
leber、Adv.Biochem.Eng./Bi
otechnol.(1986)33,53−90、並
びにF.Wagner、H.Bock及びA.Kret
schmar、Fermentation(ed.R.
M.Lafferty)(1981),181−19
2,Springer Verlag,Viennaに
記述されている。
【0033】通常はどのラムノリピド試料も、一般式
(I)で示される多様な個別化合物を含んでいる。個別
化合物の割合は、微生物種、発酵に使用される特定の菌
株、発酵用に供給される基質材料及び他の発酵条件によ
って左右される。
(I)で示される多様な個別化合物を含んでいる。個別
化合物の割合は、微生物種、発酵に使用される特定の菌
株、発酵用に供給される基質材料及び他の発酵条件によ
って左右される。
【0034】この細菌発酵では通常、式中のR1が水素
か又は可溶化陽イオンである化合物が生成される。この
種の化合物は、水溶液中で溶液のpHに応じて、塩形態
と酸形態との間の変換を生じ得る。一般的な可溶化陽イ
オンはアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールア
ミンの陽イオンである。
か又は可溶化陽イオンである化合物が生成される。この
種の化合物は、水溶液中で溶液のpHに応じて、塩形態
と酸形態との間の変換を生じ得る。一般的な可溶化陽イ
オンはアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールア
ミンの陽イオンである。
【0035】グルコースリピド 本発明で使用する第2の種類のグリコリピド生物性界面
活性剤は、下記の式(II):
活性剤は、下記の式(II):
【0036】
【化9】
【0037】[式中、R1はH又は陽イオンであり、p
は1〜4であり、qは4〜10、好ましくは6である]
で示されるグルコースリピドからなる。
は1〜4であり、qは4〜10、好ましくは6である]
で示されるグルコースリピドからなる。
【0038】グルコースリピドは細菌Alcalige
nes Sp.MM1によって製造できる。適当な発酵
方法はM.SchmidtのPhD論文(1990)、
Technical University of B
raunschweig、及びSchulzら(199
1)のZ.Naturforsch 46C 197−
203に記述されている。グルコースリピドはエチルエ
ーテルか又はジクロロメタン:メタノール混合物もしく
はクロロホルム:メタノール混合物を用いる溶媒抽出に
よって発酵ブロスから回収される。
nes Sp.MM1によって製造できる。適当な発酵
方法はM.SchmidtのPhD論文(1990)、
Technical University of B
raunschweig、及びSchulzら(199
1)のZ.Naturforsch 46C 197−
203に記述されている。グルコースリピドはエチルエ
ーテルか又はジクロロメタン:メタノール混合物もしく
はクロロホルム:メタノール混合物を用いる溶媒抽出に
よって発酵ブロスから回収される。
【0039】ソホロースリピド 本発明で使用する第3の種類のグリコリピド生物性界面
活性剤は、下記の式(III):
活性剤は、下記の式(III):
【0040】
【化10】
【0041】[式中、R3及びR4は個々にH又はアセチ
ル基を表し、R5は炭素原子数1〜9の飽和又は不飽和
ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化水素基、好ま
しくはメチル基であり、R6は炭素原子数1〜19の飽
和又は不飽和ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化
水素基であり、但し基R5及びR6の炭素原子総数は20
以下、好ましくは14〜18である]で示されるソホロ
ースリピドからなる。
ル基を表し、R5は炭素原子数1〜9の飽和又は不飽和
ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化水素基、好ま
しくはメチル基であり、R6は炭素原子数1〜19の飽
和又は不飽和ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化
水素基であり、但し基R5及びR6の炭素原子総数は20
以下、好ましくは14〜18である]で示されるソホロ
ースリピドからなる。
【0042】このソホロースリピドは、R7がHであり
R8がOHである開鎖遊離酸形態か、又は下記の式(I
V):
R8がOHである開鎖遊離酸形態か、又は下記の式(I
V):
【0043】
【化11】
【0044】[式中、R3、R4及びR6は前述の定義に
従い、但しR3及びR4のうち少なくとも一方はアセチル
基である]で示されるようにR7とR8との間でラクトン
環が形成されたラクトン形態で本発明の洗剤組成物に混
入し得る。
従い、但しR3及びR4のうち少なくとも一方はアセチル
基である]で示されるようにR7とR8との間でラクトン
環が形成されたラクトン形態で本発明の洗剤組成物に混
入し得る。
【0045】ソホロースリピドは酵母細胞、例えばTo
rulopsis apicola及びTorulop
sis bombicolaによって製造できる。この
発酵プロセスには通常、砂糖及びアルカンが基質として
使用される。適当な発酵方法はA.P.Tulloc
h、J.F.T.Spencer及びP.A.J.Go
rin、Can.J.Chem(1962)40 13
26、並びにU.Gobbert、S.Lang及び
F.Wagner、BiotehcnologyLet
ters(1984)6 (4)、225に記述されて
いる。得られる生成物は種々の開鎖ソホロースリピドと
ソホロースリピドラクトンとの混合物であり、これは混
合物の形態で使用し得、又は所望の形態で分離すること
ができる。グリコリピド生物性界面活性剤がソホロース
リピドからなる場合は、ソホロースリピド対他の界面活
性剤の重量比を好ましくは4:1〜3:2の範囲、より
好ましくは4:1とする。
rulopsis apicola及びTorulop
sis bombicolaによって製造できる。この
発酵プロセスには通常、砂糖及びアルカンが基質として
使用される。適当な発酵方法はA.P.Tulloc
h、J.F.T.Spencer及びP.A.J.Go
rin、Can.J.Chem(1962)40 13
26、並びにU.Gobbert、S.Lang及び
F.Wagner、BiotehcnologyLet
ters(1984)6 (4)、225に記述されて
いる。得られる生成物は種々の開鎖ソホロースリピドと
ソホロースリピドラクトンとの混合物であり、これは混
合物の形態で使用し得、又は所望の形態で分離すること
ができる。グリコリピド生物性界面活性剤がソホロース
リピドからなる場合は、ソホロースリピド対他の界面活
性剤の重量比を好ましくは4:1〜3:2の範囲、より
好ましくは4:1とする。
【0046】トレハロースリピド 本発明で使用する第4の種類のグリコリピド生物性界面
活性剤は、下記の一般式(V):
活性剤は、下記の一般式(V):
【0047】
【化12】
【0048】[式中、R9、R10及びR11は個々に炭素
原子数5〜13の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非
ヒドロキシル化炭化水素基を表す]で示されるトレハロ
ースリピドからなる。
原子数5〜13の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非
ヒドロキシル化炭化水素基を表す]で示されるトレハロ
ースリピドからなる。
【0049】トレハロースリピドは海洋細菌Arthr
obacter sp.Ek 1又は淡水細菌Rhod
ococcus erythropolisによって製
造できる。適当な発酵方法はIshigamiら(19
87)、J.Jpn.OilChem.Soc.368
47−851、Schultzら(1991)、Z.N
aturforsch46C 197−203、並びに
Passeriら(1991)、Z.Naturfor
sch 46C 204−209に記述されている。
obacter sp.Ek 1又は淡水細菌Rhod
ococcus erythropolisによって製
造できる。適当な発酵方法はIshigamiら(19
87)、J.Jpn.OilChem.Soc.368
47−851、Schultzら(1991)、Z.N
aturforsch46C 197−203、並びに
Passeriら(1991)、Z.Naturfor
sch 46C 204−209に記述されている。
【0050】セロビオースリピド 本発明で使用する第5の種類のグリコリピド生物性界面
活性剤は、下記の一般式(VI):
活性剤は、下記の一般式(VI):
【0051】
【化13】
【0052】[式中、R1はH又は陽イオンであり、R
12は炭素原子数9〜15、好ましくは13の飽和又は不
飽和ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化水素基で
あり、R13はH又はアセチル基であり、R14は炭素原子
数4〜16の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非ヒド
ロキシル化炭化水素基である]で示されるセロビオース
リピドからなる。
12は炭素原子数9〜15、好ましくは13の飽和又は不
飽和ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化水素基で
あり、R13はH又はアセチル基であり、R14は炭素原子
数4〜16の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非ヒド
ロキシル化炭化水素基である]で示されるセロビオース
リピドからなる。
【0053】セロビオースリピドはustilago属
に由来する菌類細胞によって製造できる。適当な発酵方
法はFrautz、Lang及びWagner(198
6)Biotech Letts 8 757−762
に記述されている。
に由来する菌類細胞によって製造できる。適当な発酵方
法はFrautz、Lang及びWagner(198
6)Biotech Letts 8 757−762
に記述されている。
【0054】グリコリピド生物性界面活性剤がセルビオ
ースリピドからなるとき、セルビオースリピド対追加の
界面活性剤の重量比は、4:1〜2:3であるのが好ましい。
ースリピドからなるとき、セルビオースリピド対追加の
界面活性剤の重量比は、4:1〜2:3であるのが好ましい。
【0055】非−グリコリピド界面活性剤 既に記載の如く、本発明の洗剤組成物は、少なくとも1
種のミセル相界面活性剤と少なくとも1種のラメラ相界
面活性剤とを配合するという条件のもとで、場合によ
り、上述のグリコリピド生物性界面活性剤に加えて少な
くとも1種の非−グリコリピド界面活性剤を含み得る。
グリコリピド生物性界面活性剤はミセル相で、非−グリ
コリピド界面活性剤はラメラ相であるのが好ましい。
種のミセル相界面活性剤と少なくとも1種のラメラ相界
面活性剤とを配合するという条件のもとで、場合によ
り、上述のグリコリピド生物性界面活性剤に加えて少な
くとも1種の非−グリコリピド界面活性剤を含み得る。
グリコリピド生物性界面活性剤はミセル相で、非−グリ
コリピド界面活性剤はラメラ相であるのが好ましい。
【0056】非−グリコリピド界面活性剤は、アニオン
界面活性剤、非イオン界面活性剤、両イオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤から選択され得る。しかし両イ
オン界面活性剤またはカチオン界面活性剤を配合する場
合、これらは低いレベル、例えば配合する全界面活性剤
の10重量%以下で配合するのが望ましい。
界面活性剤、非イオン界面活性剤、両イオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤から選択され得る。しかし両イ
オン界面活性剤またはカチオン界面活性剤を配合する場
合、これらは低いレベル、例えば配合する全界面活性剤
の10重量%以下で配合するのが望ましい。
【0057】アニオン界面活性剤 使用し得る好適なアニオン界面活性剤の例としては、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸
塩、オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、
2級アルキルスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸
塩、ジアルキルスルホ琥珀酸塩、アルキルオルトキシレ
ンスルホン酸塩並びに文献、特に「界面活性剤」[Vol.
1,Schwartz&Perry著,Interscience 1949]及び「界
面活性剤」[Vol.2,Shwartz,Perry&Berch著,Intersc
ience 1958]、“MuCutcheon's Emulsifiers&Deterg
ents”[最新号、MuCutcheon division of Manufacturi
ng Confectioners Company]または“Tensid-Taschenbu
ch”[H.Stache著、2版.,Carl Hanser Verlag,Munche
n&Wien,1981]に記載のものがある。
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸
塩、オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、
2級アルキルスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸
塩、ジアルキルスルホ琥珀酸塩、アルキルオルトキシレ
ンスルホン酸塩並びに文献、特に「界面活性剤」[Vol.
1,Schwartz&Perry著,Interscience 1949]及び「界
面活性剤」[Vol.2,Shwartz,Perry&Berch著,Intersc
ience 1958]、“MuCutcheon's Emulsifiers&Deterg
ents”[最新号、MuCutcheon division of Manufacturi
ng Confectioners Company]または“Tensid-Taschenbu
ch”[H.Stache著、2版.,Carl Hanser Verlag,Munche
n&Wien,1981]に記載のものがある。
【0058】アルキルベンゼンスルホン酸塩の特定の例
としては、アルキル基に炭素原子10〜18個を有するアル
キルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属、アンモニウム
またはアルカノールアミン塩が挙げられる。
としては、アルキル基に炭素原子10〜18個を有するアル
キルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属、アンモニウム
またはアルカノールアミン塩が挙げられる。
【0059】好適なアルキル及びアルキルエーテル硫酸
塩としては、アルキル基に炭素原子10〜24個を有するも
のが挙げられ、アルキルエーテル硫酸塩はエチレンオキ
シド基を1〜5個有する。
塩としては、アルキル基に炭素原子10〜24個を有するも
のが挙げられ、アルキルエーテル硫酸塩はエチレンオキ
シド基を1〜5個有する。
【0060】好適なオレフィンスルホン酸塩としては、
C10〜C24α-オレフィンをスルホン化し、次いでスル
ホン化反応生成物を中和し、加水分解して製造するもの
がある。
C10〜C24α-オレフィンをスルホン化し、次いでスル
ホン化反応生成物を中和し、加水分解して製造するもの
がある。
【0061】アルキル硫酸塩または硫酸化脂肪アルコー
ル塩の特定の例としては、C12アルキル鎖対C18アルキ
ル鎖の比が9:4〜1:6である、アルキル鎖長の混じったも
のが挙げられる。好適な物質は、好適な特性の合成ラウ
リルアルコールとオレイルアルコールとの混合物から得
ることができる。
ル塩の特定の例としては、C12アルキル鎖対C18アルキ
ル鎖の比が9:4〜1:6である、アルキル鎖長の混じったも
のが挙げられる。好適な物質は、好適な特性の合成ラウ
リルアルコールとオレイルアルコールとの混合物から得
ることができる。
【0062】脂肪酸エステルスルホン酸塩の特定の例と
しては、一般式: [式中、R1は、獣脂、パームまたはココヤシ油から誘
導され、R2は、短鎖アルキル基(例えば、ブチルな
ど)である]のものが挙げられる。
しては、一般式: [式中、R1は、獣脂、パームまたはココヤシ油から誘
導され、R2は、短鎖アルキル基(例えば、ブチルな
ど)である]のものが挙げられる。
【0063】ジアルキルスルホコハク酸塩の特定の例と
しては、両方のアルキル置換基が少なくとも炭素原子4
個を含み、共に炭素原子を総数で12〜20個含むもの(例
えば、ジ−C8アルキルスルホコハク酸塩など)が挙げ
られる。
しては、両方のアルキル置換基が少なくとも炭素原子4
個を含み、共に炭素原子を総数で12〜20個含むもの(例
えば、ジ−C8アルキルスルホコハク酸塩など)が挙げ
られる。
【0064】アルキルオルトキシレンスルホン酸塩の特
定の例としては、アルキル基が炭素原子12〜24個を含む
ものが挙げられる。
定の例としては、アルキル基が炭素原子12〜24個を含む
ものが挙げられる。
【0065】使用し得る他のアニオン界面活性剤として
は、脂肪酸、好ましくは炭素原子12〜18個を含む脂肪酸
のアルカリ金属石鹸が挙げられる。このような酸の典型
例としては、オレイン酸、リシノール酸及びヒマシ油、
菜種油、ピーナッツ油、ココヤシ油、パーム核油または
その混合物から誘導される脂肪酸がある。これらの酸の
ナトリウムまたはカリウム石鹸を使用し得る。界面活性
剤の役割を果たすだけでなく、石鹸は洗浄力ビルダーま
たは繊維製品コンディショナーとしても作用し得る。
は、脂肪酸、好ましくは炭素原子12〜18個を含む脂肪酸
のアルカリ金属石鹸が挙げられる。このような酸の典型
例としては、オレイン酸、リシノール酸及びヒマシ油、
菜種油、ピーナッツ油、ココヤシ油、パーム核油または
その混合物から誘導される脂肪酸がある。これらの酸の
ナトリウムまたはカリウム石鹸を使用し得る。界面活性
剤の役割を果たすだけでなく、石鹸は洗浄力ビルダーま
たは繊維製品コンディショナーとしても作用し得る。
【0066】ジアルキルスルホコハク酸塩は、本発明で
使用するラメラ相アニオン界面活性剤として特に重要で
ある。
使用するラメラ相アニオン界面活性剤として特に重要で
ある。
【0067】非イオン界面活性剤 使用し得る非イオン洗剤化合物としては、アルキル(C
6〜C22)フェノール−エチレンオキシド縮合物、直鎖
若しくは分枝脂肪族C8〜C201級または2級アルコー
ルとエチレンオキシドとの縮合物及びエチレンオキシド
とプロピレンオキシド−エチレンジアミン反応生成物と
の縮合による生成物が挙げられる。他の所謂非イオン洗
剤化合物としては、長鎖3級アミンオキシド、アルキル
スルホキシド、C10〜C14アルキルピロリドン及び3級
ホスフィンオキシドが挙げられる。
6〜C22)フェノール−エチレンオキシド縮合物、直鎖
若しくは分枝脂肪族C8〜C201級または2級アルコー
ルとエチレンオキシドとの縮合物及びエチレンオキシド
とプロピレンオキシド−エチレンジアミン反応生成物と
の縮合による生成物が挙げられる。他の所謂非イオン洗
剤化合物としては、長鎖3級アミンオキシド、アルキル
スルホキシド、C10〜C14アルキルピロリドン及び3級
ホスフィンオキシドが挙げられる。
【0068】好適なラメラ相非イオン界面活性剤として
は、HLB値が10.5以下、好ましくは10以下、より好ま
しくは8.5〜9.5の範囲であるものが挙げられる。エトキ
シル化非イオン界面活性剤の場合には、HLB値は、分
子中のエチレンオキシドの1/5(モル%)であるように定
義されている。
は、HLB値が10.5以下、好ましくは10以下、より好ま
しくは8.5〜9.5の範囲であるものが挙げられる。エトキ
シル化非イオン界面活性剤の場合には、HLB値は、分
子中のエチレンオキシドの1/5(モル%)であるように定
義されている。
【0069】好適な非イオン界面活性剤は、エトキシル
化物質、特に、HLB値が10.5以下であるようにエトキ
シル化の割合が比較的低いエトキシル化脂肪族アルコー
ルであってもよい。
化物質、特に、HLB値が10.5以下であるようにエトキ
シル化の割合が比較的低いエトキシル化脂肪族アルコー
ルであってもよい。
【0070】しかしながら、非イオン界面活性剤のエチ
レンオキシド含量は、界面活性剤系の<5重量%または
0であるのが望ましく、種々の非-エトキシル化非イオ
ン界面活性剤も本発明での使用に好適である。
レンオキシド含量は、界面活性剤系の<5重量%または
0であるのが望ましく、種々の非-エトキシル化非イオ
ン界面活性剤も本発明での使用に好適である。
【0071】これらの例としては、一般式: R15O(R16O)t(G)y または R15CO(=O)
(R16O)t(G)y [式中、R15は、炭素原子10〜20個を含む有機疎水性残
基であり、R16は、炭素原子2〜4個を含み、Gは、炭
素原子5〜6個を含む糖質残基であり、tは、0〜25で
あり、yは、1〜10である]のアルキルポリグリコシド
がある。
(R16O)t(G)y [式中、R15は、炭素原子10〜20個を含む有機疎水性残
基であり、R16は、炭素原子2〜4個を含み、Gは、炭
素原子5〜6個を含む糖質残基であり、tは、0〜25で
あり、yは、1〜10である]のアルキルポリグリコシド
がある。
【0072】疎水基R15は、アルキル、アルケニル、ヒ
ドロキシアルキルまたはヒドロキシアルケニルが好まし
い。しかしながら、アリール基(例えば、アルキル-ア
リール、アルケニル-アリール及びヒドロキシアルキル-
アリールなど)を含んでもよい。Rは炭素原子10〜16
個、特に炭素原子12〜14個のアルキルまたはアルケニル
であるのが好ましい。
ドロキシアルキルまたはヒドロキシアルケニルが好まし
い。しかしながら、アリール基(例えば、アルキル-ア
リール、アルケニル-アリール及びヒドロキシアルキル-
アリールなど)を含んでもよい。Rは炭素原子10〜16
個、特に炭素原子12〜14個のアルキルまたはアルケニル
であるのが好ましい。
【0073】上記一般式中のtの値は、0であるのが好
ましく、従って一般式の−(R16O)t−ユニットはな
い。
ましく、従って一般式の−(R16O)t−ユニットはな
い。
【0074】tが0でない場合、R16Oはエチレンオキ
シド残基であるのが好ましい。他には、プロピレンオキ
シド及びグリセロール残基であってもよい。パラメータ
tが0でなく、R16Oがある場合、tの値(平均値であ
ってもよい)は0.5〜10であるのが好ましい。
シド残基であるのが好ましい。他には、プロピレンオキ
シド及びグリセロール残基であってもよい。パラメータ
tが0でなく、R16Oがある場合、tの値(平均値であ
ってもよい)は0.5〜10であるのが好ましい。
【0075】G基は一般に、フルクトース、グルコー
ス、マンノース、ガラクトース、タロース、グロース、
アロース、アルトロース、イドース、アラビノース、キ
シロース、リキソース及び/またはリボースから誘導さ
れる。
ス、マンノース、ガラクトース、タロース、グロース、
アロース、アルトロース、イドース、アラビノース、キ
シロース、リキソース及び/またはリボースから誘導さ
れる。
【0076】Gは実質的に専らグルコースユニットによ
り提供されるのが好ましい。糖質間の結合は、隣接する
糖質の1-位〜2、3、4または6-位であってもよい。
糖残基上のヒドロキシル基は、例えば炭素原子1〜4個
の短いアルキル鎖でエステル化されていてもよい。
り提供されるのが好ましい。糖質間の結合は、隣接する
糖質の1-位〜2、3、4または6-位であってもよい。
糖残基上のヒドロキシル基は、例えば炭素原子1〜4個
の短いアルキル鎖でエステル化されていてもよい。
【0077】yの値(平均)は、1〜4が望ましく、1
〜2が特に望ましい。
〜2が特に望ましい。
【0078】式:R15O(G)yのアルキルポリグリコ
シド、即ち上記式中tが0のものは、Horizon Chemical
Co.から市販されている。
シド、即ち上記式中tが0のものは、Horizon Chemical
Co.から市販されている。
【0079】O−アルカノイルグルコシドは、Internat
ional Patent Application WO 88/10147号(Novo Indus
tri A/S)に開示されている。特にこの明細書に記載さ
れている界面活性剤は、アシル基が3-位または6-位につ
いたグルコースエステル(例えば、3-O-アシル-D-グル
コースまたは6-O-アシル-D-グルコースなど)である。
本発明に於いては、本出願人は、6-O-アルカノイルグリ
コシド、特に式:
ional Patent Application WO 88/10147号(Novo Indus
tri A/S)に開示されている。特にこの明細書に記載さ
れている界面活性剤は、アシル基が3-位または6-位につ
いたグルコースエステル(例えば、3-O-アシル-D-グル
コースまたは6-O-アシル-D-グルコースなど)である。
本発明に於いては、本出願人は、6-O-アルカノイルグリ
コシド、特に式:
【0080】
【化14】
【0081】[式中、R17は、炭素原子7〜19個、好ま
しくは11〜19個を有するアルキルまたはアルケニル基で
あり、R18は、水素または炭素原子1〜4個を有するア
ルキル基である]を有する化合物を使用する。
しくは11〜19個を有するアルキルまたはアルケニル基で
あり、R18は、水素または炭素原子1〜4個を有するア
ルキル基である]を有する化合物を使用する。
【0082】最も好ましいのは、R18がアルキル基(例
えば、エチルまたはイソプロピルなど)であるような化
合物である。1−位でアルキル化すると、Bjoklingら
(J.Chem.Soc.,Chem.Commun.1989 p934、本開示は、本
明細書中参照として含まれる)により記載されたように
位置選択的酵素合成によりこのような化合物を製造でき
る。
えば、エチルまたはイソプロピルなど)であるような化
合物である。1−位でアルキル化すると、Bjoklingら
(J.Chem.Soc.,Chem.Commun.1989 p934、本開示は、本
明細書中参照として含まれる)により記載されたように
位置選択的酵素合成によりこのような化合物を製造でき
る。
【0083】特に、グルコースのエステルが好ましい
が、他の還元糖(reduced sugar)をベースとする対応
する物質(例えば、ガラクトース及びマンノースなど)
も好ましい。
が、他の還元糖(reduced sugar)をベースとする対応
する物質(例えば、ガラクトース及びマンノースなど)
も好ましい。
【0084】さらに可能な非イオン界面活性剤として
は、各々の式: R19OCH2CH(OH)CH2OH 及び R19C(=O)OCH2CH(OH)CH2OH のモノグリセリルエーテルまたはエステルがある。
は、各々の式: R19OCH2CH(OH)CH2OH 及び R19C(=O)OCH2CH(OH)CH2OH のモノグリセリルエーテルまたはエステルがある。
【0085】R19は、飽和または不飽和脂肪族残基であ
るのが好ましい。特にR19は、直鎖または分枝アルキル
またアルケニルであってもよい。R19は、実質的に炭素
原子9〜16個を有する直鎖アルキルまたはアルケニル部
分、特にC8〜C12アルキル部分であるのがより好まし
い。R19は、デシル、ウンデシルまたはドデシルである
のが最も好ましい。
るのが好ましい。特にR19は、直鎖または分枝アルキル
またアルケニルであってもよい。R19は、実質的に炭素
原子9〜16個を有する直鎖アルキルまたはアルケニル部
分、特にC8〜C12アルキル部分であるのがより好まし
い。R19は、デシル、ウンデシルまたはドデシルである
のが最も好ましい。
【0086】アルカノールのモノグリセリルエーテル
は、公知物質であり、例えば高級アルカノールとグリシ
ドールとの縮合により製造され得る。グリセロールモノ
エステルは無論公知物質であり且つAlkyril ChemicalsI
nc.を含む多くの供給者から市販されている。
は、公知物質であり、例えば高級アルカノールとグリシ
ドールとの縮合により製造され得る。グリセロールモノ
エステルは無論公知物質であり且つAlkyril ChemicalsI
nc.を含む多くの供給者から市販されている。
【0087】本発明で使用する重要なもう1種の非イオ
ン界面活性剤は、一般式: R-CH(OH)-CH2OH [式中、Rは炭素原子8〜16個を含む飽和または不飽和
炭化水素基である]の1,2-ジオールからなる。
ン界面活性剤は、一般式: R-CH(OH)-CH2OH [式中、Rは炭素原子8〜16個を含む飽和または不飽和
炭化水素基である]の1,2-ジオールからなる。
【0088】界面活性剤の量及び割合 本発明の組成物は、通常、ミセル相界面活性剤(i)と
ラメラ相界面活性剤(ii)とからなる界面活性剤の混合
物を、組成物の1〜60重量%の量、好ましくは2〜45重
量%、より好ましくは5〜40重量%、最も好ましくは5〜
35重量%含む。
ラメラ相界面活性剤(ii)とからなる界面活性剤の混合
物を、組成物の1〜60重量%の量、好ましくは2〜45重
量%、より好ましくは5〜40重量%、最も好ましくは5〜
35重量%含む。
【0089】配合するグリコリピド生物性界面活性剤の
量は、全組成物の少なくとも2重量%が好ましく、少な
くとも5重量%がより好ましい。
量は、全組成物の少なくとも2重量%が好ましく、少な
くとも5重量%がより好ましい。
【0090】洗浄力を高める重量比は、使用した特定の
界面活性剤に依存するが、実験により決定され得る。通
常、グリコリピド生物性界面活性剤の割合は、そのアル
キル鎖が短いときには小さく、そのアルキル基が長い場
合には高い。
界面活性剤に依存するが、実験により決定され得る。通
常、グリコリピド生物性界面活性剤の割合は、そのアル
キル鎖が短いときには小さく、そのアルキル基が長い場
合には高い。
【0091】ミセル相界面活性剤対ラメラ相界面活性剤
の重量比は通常、20:1〜1:20であるが、より狭い範囲
(例えば、10:1〜1:10、より好ましくは4:1〜1:4など)
内であってもよい。
の重量比は通常、20:1〜1:20であるが、より狭い範囲
(例えば、10:1〜1:10、より好ましくは4:1〜1:4など)
内であってもよい。
【0092】界面活性剤の割合は、油性の汚れに対して
グリコリピド生物性界面活性剤単独で与えられる洗浄力
以上に優れた洗浄力を与える(界面活性剤の全量は同一
であるとする)ような割合が好ましい。
グリコリピド生物性界面活性剤単独で与えられる洗浄力
以上に優れた洗浄力を与える(界面活性剤の全量は同一
であるとする)ような割合が好ましい。
【0093】非-グリコリピド生物性界面活性剤を配合
する場合、割合は、油性の汚れに対して非-グリコリピ
ド界面活性剤単独で与えられる洗浄力以上に優れた洗浄
力を与える(界面活性剤の全量は同一であるとする)よ
うな割合が好ましい。
する場合、割合は、油性の汚れに対して非-グリコリピ
ド界面活性剤単独で与えられる洗浄力以上に優れた洗浄
力を与える(界面活性剤の全量は同一であるとする)よ
うな割合が好ましい。
【0094】洗浄力ビルダー 本発明の組成物が繊維製品の洗濯を目的とする場合、通
常、組成物は、1種以上の洗浄力ビルダーを、好適には
5〜80重量%、好ましくは7〜70重量%、より好ましくは
20〜80重量%で含む。固形である場合、組成物はビルダ
ーを少なくとも10または15重量%含む。ビルダーは、洗
濯液中の遊離カルシウムイオンのレベルを下げ得る任意
の物質であり得、pHをアルカリ性とし且つ繊維製品から
除去した汚れを懸濁させるような他の都合の良い特性を
備えた組成物を提供するのが好ましい。
常、組成物は、1種以上の洗浄力ビルダーを、好適には
5〜80重量%、好ましくは7〜70重量%、より好ましくは
20〜80重量%で含む。固形である場合、組成物はビルダ
ーを少なくとも10または15重量%含む。ビルダーは、洗
濯液中の遊離カルシウムイオンのレベルを下げ得る任意
の物質であり得、pHをアルカリ性とし且つ繊維製品から
除去した汚れを懸濁させるような他の都合の良い特性を
備えた組成物を提供するのが好ましい。
【0095】好ましいビルダーとしては、アルミノ珪酸
アルカリ金属(好ましくは、ナトリウム)塩があり、一
般式: 0.8−1.5 Na2O・Al2O3・0.8−6 SiO2 を有する結晶性若しくは非晶性のものまたはその混合物
であってもよく、好適には組成物(無水物ベース)の5
〜60重量%で配合し得る。
アルカリ金属(好ましくは、ナトリウム)塩があり、一
般式: 0.8−1.5 Na2O・Al2O3・0.8−6 SiO2 を有する結晶性若しくは非晶性のものまたはその混合物
であってもよく、好適には組成物(無水物ベース)の5
〜60重量%で配合し得る。
【0096】これらの物質は、幾らか結合水を含んでお
り、少なくとも50mg CaO/gのカルシウムイオン交換能が
要求される。アルミノ珪酸ナトリウム塩は、1.5〜3.5Si
O2ユニット(上記式中)を含むのが好ましい。非晶性及
び結晶性物質は両方共、文献中に十分記載の如く、珪酸
ナトリウムとアルミン酸ナトリウムとの間の反応により
容易に製造し得る。
り、少なくとも50mg CaO/gのカルシウムイオン交換能が
要求される。アルミノ珪酸ナトリウム塩は、1.5〜3.5Si
O2ユニット(上記式中)を含むのが好ましい。非晶性及
び結晶性物質は両方共、文献中に十分記載の如く、珪酸
ナトリウムとアルミン酸ナトリウムとの間の反応により
容易に製造し得る。
【0097】好適な結晶性アルミノ珪酸ナトリウムイオ
ン-交換洗浄力ビルダーは、例えば英国特許第1 429 143
号(Procter&Gamble)に記載されている。この種の好
ましいアルミノ珪酸ナトリウムとしては、市販の公知の
ゼオライトA及びX、並びにその混合物がある。欧州特
許第38070号(Unilever)に記載及びクレームされてい
る新規ゼオライトPも興味深い。
ン-交換洗浄力ビルダーは、例えば英国特許第1 429 143
号(Procter&Gamble)に記載されている。この種の好
ましいアルミノ珪酸ナトリウムとしては、市販の公知の
ゼオライトA及びX、並びにその混合物がある。欧州特
許第38070号(Unilever)に記載及びクレームされてい
る新規ゼオライトPも興味深い。
【0098】リン酸塩-強化洗剤組成物も本発明の範囲
内である。リン-含有無機洗浄力ビルダーの例として
は、ピロリン酸、オルトリン酸、ポリリン酸及びホスホ
ン酸の水溶性塩、特にアルカリ金属塩が挙げられる。無
機リン酸塩ビルダーの特定の例としては、トリポリリン
酸、オルトリン酸及びヘキサメタリン酸のナトリウム及
びカリウム塩が挙げられる。
内である。リン-含有無機洗浄力ビルダーの例として
は、ピロリン酸、オルトリン酸、ポリリン酸及びホスホ
ン酸の水溶性塩、特にアルカリ金属塩が挙げられる。無
機リン酸塩ビルダーの特定の例としては、トリポリリン
酸、オルトリン酸及びヘキサメタリン酸のナトリウム及
びカリウム塩が挙げられる。
【0099】しかしながら、本発明の好ましい洗剤組成
物は、無機リン酸塩ビルダーを5重量%を超えて含ま
ず、実質的にリン酸塩ビルダーを含まないのが好まし
い。
物は、無機リン酸塩ビルダーを5重量%を超えて含ま
ず、実質的にリン酸塩ビルダーを含まないのが好まし
い。
【0100】必要または所望であれば、本発明の洗剤組
成物に上記以外のビルダーを含有させることも可能であ
り、適当な有機または無機の水溶性または非水溶性ビル
ダーは洗剤調合の専門家であれば容易に思い付こう。本
発明組成物中に存在させ得る無機ビルダーには炭酸のア
ルカリ金属塩(通常ナトリウム塩)が含まれ、一方有機
ビルダーには、ポリアクリレート、アクリル酸/マレイ
ン酸コポリマー及びアクリルホスフィネートのようなポ
リカルボキシレートポリマーと、シトレート、グルコネ
ート、オキシジスクシネート、グリセロールモノ−、ジ
−及びトリスクシネート、カルボキシメチルオキシスク
シネート、カルボキシメチルオキシマロネート、ジピコ
リネート並びにヒドロキシエチルイミノジアセテートの
ようなモノマーポリカルボキシレートと、アルキル及び
アルケニルマロネート及びスクシネート並びにスルホン
化脂肪酸塩のような有機沈澱ビルダーとが含まれる。
成物に上記以外のビルダーを含有させることも可能であ
り、適当な有機または無機の水溶性または非水溶性ビル
ダーは洗剤調合の専門家であれば容易に思い付こう。本
発明組成物中に存在させ得る無機ビルダーには炭酸のア
ルカリ金属塩(通常ナトリウム塩)が含まれ、一方有機
ビルダーには、ポリアクリレート、アクリル酸/マレイ
ン酸コポリマー及びアクリルホスフィネートのようなポ
リカルボキシレートポリマーと、シトレート、グルコネ
ート、オキシジスクシネート、グリセロールモノ−、ジ
−及びトリスクシネート、カルボキシメチルオキシスク
シネート、カルボキシメチルオキシマロネート、ジピコ
リネート並びにヒドロキシエチルイミノジアセテートの
ようなモノマーポリカルボキシレートと、アルキル及び
アルケニルマロネート及びスクシネート並びにスルホン
化脂肪酸塩のような有機沈澱ビルダーとが含まれる。
【0101】特に好ましい補助ビルダーは、0.5〜1
5重量%、特に1〜10重量%の量で好ましく用いられ
るポリカルボキシレートポリマー、特にポリアクリレー
ト及びアクリル酸/マレイン酸コポリマー、並びに3〜
20重量%、特に5〜15重量%の量で好ましく用いら
れるモノマーポリカルボキシレート、特にクエン酸とそ
の塩である。
5重量%、特に1〜10重量%の量で好ましく用いられ
るポリカルボキシレートポリマー、特にポリアクリレー
ト及びアクリル酸/マレイン酸コポリマー、並びに3〜
20重量%、特に5〜15重量%の量で好ましく用いら
れるモノマーポリカルボキシレート、特にクエン酸とそ
の塩である。
【0102】その他の成分 本発明による繊維製品洗濯用組成物はほぼ中性である
か、または少なくとも僅かにアルカリ性であることが望
ましく、即ち本発明組成物を25℃の蒸留水に、界面活
性剤濃度が1g/lとなる量で溶解させた場合にpHは
望ましくは7.5以上となるべきである。組成物が固体
である場合のpHは普通、9以上などの比較的大きい値
となる。必要なpHを実現するために、本発明の組成物
には水溶性のアルカリ塩を含有させ得る。この塩は、
(上述のような)洗浄力ビルダーであっても、またビル
ダーとして機能しないアルカリ性物質であってもよい。
か、または少なくとも僅かにアルカリ性であることが望
ましく、即ち本発明組成物を25℃の蒸留水に、界面活
性剤濃度が1g/lとなる量で溶解させた場合にpHは
望ましくは7.5以上となるべきである。組成物が固体
である場合のpHは普通、9以上などの比較的大きい値
となる。必要なpHを実現するために、本発明の組成物
には水溶性のアルカリ塩を含有させ得る。この塩は、
(上述のような)洗浄力ビルダーであっても、またビル
ダーとして機能しないアルカリ性物質であってもよい。
【0103】本発明の組成物には、例えば該組成物を1
g/lの濃度で水に添加した場合にその濃度が少なくと
も0.01Mとなるような量の電解質を含有させ得る。
電解質濃度は、特に組成物が固体状である場合は0.0
5または0.1M以上のように比較的高くなり得る。液
体組成物では通常、安定性が損なわれないように電解質
含量を制限する。繊維製品洗濯用の洗剤組成物が通常の
方法で用いられる際の最低使用レベルはほぼ1g/lで
ある。比較的一般的な使用レベルは4〜50g/lであ
る。電解質の量は、組成物を4g/lの濃度で水に添加
した場合に電解質濃度が0.01M以上、特に好ましく
は0.1M以上となるように決定し得る。
g/lの濃度で水に添加した場合にその濃度が少なくと
も0.01Mとなるような量の電解質を含有させ得る。
電解質濃度は、特に組成物が固体状である場合は0.0
5または0.1M以上のように比較的高くなり得る。液
体組成物では通常、安定性が損なわれないように電解質
含量を制限する。繊維製品洗濯用の洗剤組成物が通常の
方法で用いられる際の最低使用レベルはほぼ1g/lで
ある。比較的一般的な使用レベルは4〜50g/lであ
る。電解質の量は、組成物を4g/lの濃度で水に添加
した場合に電解質濃度が0.01M以上、特に好ましく
は0.1M以上となるように決定し得る。
【0104】本発明の洗剤組成物中に場合によっては用
い得るその他の成分に、カルボン酸またはスルホン酸基
を酸の形態でか、またはその全部もしくは一部が中和さ
れてナトリウムもしくはカリウム塩、好ましくはナトリ
ウム塩となった状態で含有するポリマーが含まれる。
い得るその他の成分に、カルボン酸またはスルホン酸基
を酸の形態でか、またはその全部もしくは一部が中和さ
れてナトリウムもしくはカリウム塩、好ましくはナトリ
ウム塩となった状態で含有するポリマーが含まれる。
【0105】好ましいポリマーは、アクリル酸及び/ま
たはマレイン酸もしくは無水マレイン酸のホモポリマー
及びコポリマーである。特に重要であるのは、ポリアク
リレート、ポリアルファヒドロキシアクリレート、アク
リル酸/マレイン酸コポリマー、及びアクリルホスフィ
ネートである。液体洗剤組成物中に特に好ましく用いら
れる他のポリマーに、例えばヨーロッパ特許第EP 3
46995号に開示されているような解膠ポリマーが有
る。
たはマレイン酸もしくは無水マレイン酸のホモポリマー
及びコポリマーである。特に重要であるのは、ポリアク
リレート、ポリアルファヒドロキシアクリレート、アク
リル酸/マレイン酸コポリマー、及びアクリルホスフィ
ネートである。液体洗剤組成物中に特に好ましく用いら
れる他のポリマーに、例えばヨーロッパ特許第EP 3
46995号に開示されているような解膠ポリマーが有
る。
【0106】上記ホモポリマー及びコポリマーの分子量
は通常1,000〜150,000、好ましくは1,5
00〜100,000である。いずれのポリマーの量も
組成物の0.5〜5重量%とし得る。上記以外の適当な
ポリマー物質は、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース及びヒドロキシアルキルセルロースのような
セルロースエーテル、並びにメチルヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース及びメ
チルカルボキシメチルセルロースのような混合セルロー
スエーテルである。異なるセルロースエーテル同士の混
合物、特にカルボキシメチルセルロースとメチルセルロ
ースとの混合物が適当である。分子量400〜50,0
00、好ましくは1,000〜10,000のポリエチ
レングリコール、及びポリエチレンオキシドとポリプロ
ピレンオキシドとのコポリマーが、ポリアクリレートと
ポリエチレングリコールとのコポリマーと同様に適当で
ある。分子量10,000〜60,000、好ましくは
30,000〜50,000のポリビニルピロリドン、
及びポリビニルピロリドンと他のポリピロリドンとのコ
ポリマーも適当である。分子量1,000〜100,0
00、特に3,000〜30,000のポリアクリルホ
スフィネートとその関連コポリマーも適当である。
は通常1,000〜150,000、好ましくは1,5
00〜100,000である。いずれのポリマーの量も
組成物の0.5〜5重量%とし得る。上記以外の適当な
ポリマー物質は、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース及びヒドロキシアルキルセルロースのような
セルロースエーテル、並びにメチルヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース及びメ
チルカルボキシメチルセルロースのような混合セルロー
スエーテルである。異なるセルロースエーテル同士の混
合物、特にカルボキシメチルセルロースとメチルセルロ
ースとの混合物が適当である。分子量400〜50,0
00、好ましくは1,000〜10,000のポリエチ
レングリコール、及びポリエチレンオキシドとポリプロ
ピレンオキシドとのコポリマーが、ポリアクリレートと
ポリエチレングリコールとのコポリマーと同様に適当で
ある。分子量10,000〜60,000、好ましくは
30,000〜50,000のポリビニルピロリドン、
及びポリビニルピロリドンと他のポリピロリドンとのコ
ポリマーも適当である。分子量1,000〜100,0
00、特に3,000〜30,000のポリアクリルホ
スフィネートとその関連コポリマーも適当である。
【0107】本発明の洗剤組成物にケイ酸のアルカリ金
属塩、特にオルトケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリ
ウム、または好ましくは中性もしくはアルカリ性である
ケイ酸ナトリウムを所与量含有させることが望ましい場
合も有る。上記のようなケイ酸のアルカリ金属塩を例え
ば0.1〜10重量%のレベルで存在させれば、洗浄力
を幾分向上させ、かつ処理効果を高めたうえに洗濯機の
金属部分を腐食から保護するのに有利であり得る。
属塩、特にオルトケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリ
ウム、または好ましくは中性もしくはアルカリ性である
ケイ酸ナトリウムを所与量含有させることが望ましい場
合も有る。上記のようなケイ酸のアルカリ金属塩を例え
ば0.1〜10重量%のレベルで存在させれば、洗浄力
を幾分向上させ、かつ処理効果を高めたうえに洗濯機の
金属部分を腐食から保護するのに有利であり得る。
【0108】本発明の組成物中に存在させ得るその他の
成分の例としては更に、脂肪アミン及び繊維製品柔軟化
クレー物質のような繊維製品柔軟剤;アルカノールアミ
ド、特にパーム核脂肪酸及びココナット脂肪酸由来のモ
ノエタノールアミドのような起泡増進剤;起泡抑制剤;
過ホウ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムのような酸素
放出型漂白剤;過酸漂白剤前駆物質;トリクロロイソシ
アヌル酸のような塩素放出型漂白剤;EDTAのような
重金属イオン封鎖剤;蛍光剤;消臭香料を含めた香料;
セルラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ及びアミラーゼの
ような酵素;殺菌剤;顔料、着色剤または有色斑;並び
に硫酸ナトリウム及び硫酸マグネシウムのような無機塩
などが挙げられる。硫酸ナトリウムは、所望であれば増
量剤物質として組成物の40重量%以下の量で存在させ
得るが、組成物の10重量%以下といった僅かな量で存
在させても、また全く存在させなくともよい。
成分の例としては更に、脂肪アミン及び繊維製品柔軟化
クレー物質のような繊維製品柔軟剤;アルカノールアミ
ド、特にパーム核脂肪酸及びココナット脂肪酸由来のモ
ノエタノールアミドのような起泡増進剤;起泡抑制剤;
過ホウ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムのような酸素
放出型漂白剤;過酸漂白剤前駆物質;トリクロロイソシ
アヌル酸のような塩素放出型漂白剤;EDTAのような
重金属イオン封鎖剤;蛍光剤;消臭香料を含めた香料;
セルラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ及びアミラーゼの
ような酵素;殺菌剤;顔料、着色剤または有色斑;並び
に硫酸ナトリウム及び硫酸マグネシウムのような無機塩
などが挙げられる。硫酸ナトリウムは、所望であれば増
量剤物質として組成物の40重量%以下の量で存在させ
得るが、組成物の10重量%以下といった僅かな量で存
在させても、また全く存在させなくともよい。
【0109】本発明による洗剤組成物は、粉末、バー、
液体及びペーストを含めた任意の適当形態とし得る。例
えば、適当な液体組成物は非水性または水性であり得、
水性である場合は等方性構造またはラメラ構造を有し得
る。本発明組成物は、その物理的形態に応じて幾つかの
異なる方法で製造し得る。粒状製品の場合は、乾燥混
合、共凝集、水性スラリーからの噴霧乾燥、またはこれ
らの方法の任意の組み合わせによって製造し得る。好ま
しい一物理的形態は、洗浄力ビルダー塩を含有した粒子
の形態である。このような粒子は、通常の粒子形成技術
または噴霧乾燥で製造できる。
液体及びペーストを含めた任意の適当形態とし得る。例
えば、適当な液体組成物は非水性または水性であり得、
水性である場合は等方性構造またはラメラ構造を有し得
る。本発明組成物は、その物理的形態に応じて幾つかの
異なる方法で製造し得る。粒状製品の場合は、乾燥混
合、共凝集、水性スラリーからの噴霧乾燥、またはこれ
らの方法の任意の組み合わせによって製造し得る。好ま
しい一物理的形態は、洗浄力ビルダー塩を含有した粒子
の形態である。このような粒子は、通常の粒子形成技術
または噴霧乾燥で製造できる。
【0110】
【実施例】本発明を、以下の非限定的な実施例によって
説明する。部及びパーセンテージは、特に断らないかぎ
り重量に基づく。
説明する。部及びパーセンテージは、特に断らないかぎ
り重量に基づく。
【0111】ラムノリピド 実施例1 この実施例では、グルコース及びグリセロールを基質と
してPseudomonas glumaeを用いて実
現される発酵での副産物として生成したラムノリピドを
ミセル相界面活性剤(i)として用いた。発酵物から得
られた乾燥物質の部分的特性評価を行なったところ、該
物質が上掲式I〔式中nは10〕の化合物を1種以上含
有することが判明した。ラメラ相界面活性剤(ii)と
してはエトキシル化脂肪族アルコールを用いた。
してPseudomonas glumaeを用いて実
現される発酵での副産物として生成したラムノリピドを
ミセル相界面活性剤(i)として用いた。発酵物から得
られた乾燥物質の部分的特性評価を行なったところ、該
物質が上掲式I〔式中nは10〕の化合物を1種以上含
有することが判明した。ラメラ相界面活性剤(ii)と
してはエトキシル化脂肪族アルコールを用いた。
【0112】次の諸物質を脱イオン水に添加して水性洗
液を製造した。
液を製造した。
【0113】 ラムノリピド (発酵物由来の乾燥物質として) +
1g/l エトキシル化ドデシルアルコール (エチレンオキシド残基平均3個) メタホウ酸ナトリウム 0.05M 上記用量は、界面活性剤を16.7重量%含有する特
定の洗剤製品を6g/lの量で用いた場合の典型量に相
当する。
1g/l エトキシル化ドデシルアルコール (エチレンオキシド残基平均3個) メタホウ酸ナトリウム 0.05M 上記用量は、界面活性剤を16.7重量%含有する特
定の洗剤製品を6g/lの量で用いた場合の典型量に相
当する。
【0114】得られた洗液のpHは、メタホウ酸塩が存
在するため約10.7となった。
在するため約10.7となった。
【0115】上記2種の界面活性剤を様々な比率で含有
する洗液を製造し、放射性物質で標識したトリオレイン
で汚したポリエステル試験布の洗浄に用いた。洗浄は、
Tergotometerにおいて40℃で20分間実
施した。
する洗液を製造し、放射性物質で標識したトリオレイン
で汚したポリエステル試験布の洗浄に用いた。洗浄は、
Tergotometerにおいて40℃で20分間実
施した。
【0116】トリオレインの落ち具合を、ラジオトレー
サー技術を用いて判定した。結果を表1に示す。
サー技術を用いて判定した。結果を表1に示す。
【0117】 表1 ラムノリピド(%;活性 C12EO3(%;活性 トリオレイン除去物質重量に基づく) 物質重量に基づく) (%) 100 0 28 80 20 42 60 40 63 40 60 73 20 80 72 0 100 1 明らかに、ラムノリピドとエトキシレートノニオン界
面活性剤との混合物は総て、いずれの界面活性剤を単独
で用いた場合よりも優れた洗浄力をもたらした。
面活性剤との混合物は総て、いずれの界面活性剤を単独
で用いた場合よりも優れた洗浄力をもたらした。
【0118】実施例2 実施例1の操作を繰り返し、ただしラメラ界面活性剤
(ii)としてのエトキシレートノニオン界面活性剤は
アニオン界面活性剤であるジ−C8アルキルスルホスク
シネートに置き換えた。結果を表2に示す。
(ii)としてのエトキシレートノニオン界面活性剤は
アニオン界面活性剤であるジ−C8アルキルスルホスク
シネートに置き換えた。結果を表2に示す。
【0119】 表2 ラムノリピド(%;活性 ジ−C8スルホスクシネート トリオレイン除去物質重量に基づく) (%;活性物質重量に基づ く) (%) 100 0 28 80 20 30 60 40 38 40 60 45 20 80 46 0 100 35実施例3 実施例1の操作を繰り返し、ただしミセル界面活性剤
(i)としてはPetrogen Inc., Ill
inoisから入手可能なラムノリピドBioEm−L
KP(商標)を用いた。このラムノリピドは、上掲式I
〔式中n=6、及びb=2、R1=H、R2=H〕の化合
物同士の混合物であった。a=1の化合物とa=2の化
合物とがほぼ等しい重量比で存在した。
(i)としてはPetrogen Inc., Ill
inoisから入手可能なラムノリピドBioEm−L
KP(商標)を用いた。このラムノリピドは、上掲式I
〔式中n=6、及びb=2、R1=H、R2=H〕の化合
物同士の混合物であった。a=1の化合物とa=2の化
合物とがほぼ等しい重量比で存在した。
【0120】結果を表3に示す。この表からは、きわめ
て著しい相乗効果が看取される。
て著しい相乗効果が看取される。
【0121】 表3 BioEm-LKP(%;活性 C12EO3(%;活性 トリオレイン除去物質重量に基づく) 物質重量に基づく) (%) 100 0 4.59 80 20 4.20 60 40 36.51 40 60 55.78 20 80 43.01 0 100 1.55実施例4〜10 試験システム 生物性界面活性剤の洗浄力を、表4に掲げた試験繊維製
品と後述する試験条件とを用いて調べた。
品と後述する試験条件とを用いて調べた。
【0122】 表4 試験布: EMPA 104 WFK20D 供給元: EMPA, St. Gallen W■schereiforschung, Krefeld 試験布の種類: ポリエステル/綿 ポリエステル/綿 汚れの組成: 墨汁 50ml カオリン 1.72g/l オリーブ油 100ml カーボン 0.16g/l 水 850ml 酸化鉄(黒色) 0.08g/l 酸化鉄(黄色) 0.04g/l 皮脂 14.00g/l CCl4溶液として布に吹き付ける 未洗浄試験布の 反射率: 14.7反射率単位 42.6反射率単位洗液 次の諸物質を脱イオン水に添加して水性洗液を製造し
た。
た。
【0123】 1種以上のグリコリピド生物性界面活性剤 (発酵物由来の乾燥物質として) + 0.5g/l 任意の非グリコリピド界面活性剤 メタホウ酸ナトリウム 0.05M 洗液のpHは、メタホウ酸塩が存在するため約10とな
った。
った。
【0124】試験条件 容量100mlのポリエチレン瓶に、1瓶当たり30m
lの洗液と、6×6cm試験布1枚と、再付着試験用布
としての6×6cm白色(清浄)綿布1枚とを入れて試
験を行なった。1瓶当たりの布:液比は1:30であっ
た。上記のように用意した最高50本のポリエチレン瓶
をMiele TMT洗濯機において40℃で30分間
撹拌した。その後、洗浄済みの試験繊維製品を乾燥前に
冷水で3回濯いだ。
lの洗液と、6×6cm試験布1枚と、再付着試験用布
としての6×6cm白色(清浄)綿布1枚とを入れて試
験を行なった。1瓶当たりの布:液比は1:30であっ
た。上記のように用意した最高50本のポリエチレン瓶
をMiele TMT洗濯機において40℃で30分間
撹拌した。その後、洗浄済みの試験繊維製品を乾燥前に
冷水で3回濯いだ。
【0125】監視方法 460nm(400nm未満の入射光はフィルタで除
去)での反射率の上昇(ΔR460*)を計算すること
によって洗浄力を評価した[ΔR=洗浄済みの布の反射
率(Rw)−未洗浄布の反射率(Ri)]。
去)での反射率の上昇(ΔR460*)を計算すること
によって洗浄力を評価した[ΔR=洗浄済みの布の反射
率(Rw)−未洗浄布の反射率(Ri)]。
【0126】実施例4 様々なラムノリピド試料(ミセル相)を、先に述べた洗
液中でノニオン界面活性剤C12EO3(平均3個のエ
チレンオキシド残基を有するエトキシル化ドデシルアル
コール;ラメラ相)と組み合わせて試験した。Pseu
domo nasglumae属の細菌によって、式I
〔式中a=2、b=2、n=10、R1=H、R2=H〕
の純粋ラムノリピドから成るラムノリピドRL−BNS
を製造した。BioEm−LKP(商標;Petrog
en Inc.,Illinois)は、実施例3に述
べたようにPs eudomonas由来のラムノリピド
の混合物である。結果を表5に示す。
液中でノニオン界面活性剤C12EO3(平均3個のエ
チレンオキシド残基を有するエトキシル化ドデシルアル
コール;ラメラ相)と組み合わせて試験した。Pseu
domo nasglumae属の細菌によって、式I
〔式中a=2、b=2、n=10、R1=H、R2=H〕
の純粋ラムノリピドから成るラムノリピドRL−BNS
を製造した。BioEm−LKP(商標;Petrog
en Inc.,Illinois)は、実施例3に述
べたようにPs eudomonas由来のラムノリピド
の混合物である。結果を表5に示す。
【0127】 表5 ΔR(460 )* ラムノリピド BioEm-LKP RL-BN S 活性混合物の重量% EMPA 104 WFK20D EMPA 104 WFK20D 100 5.8 10.7 4.2 12.8 80 17.2 14.4 10.8 14.9 60 17.7 19.8 14.7 16.5 40 14.1 20.9 10.2 19.5 20 10.4 16.8 5.7 17.7 0 6.2 14.2 6.8 15.3ソホロースリピド 実施例5 ソホロースリピドSOL−TUBS(ミセル相)を、前
述の洗濯液中で幾つかのラメラ相界面活性剤と組み合わ
せて試験した。試験した補助界面活性剤はSynper
onic A3,C12−1,2−ジオール及びC10−モ
ノ−グリセリンエーテルであった。結果は表6に示す。
述の洗濯液中で幾つかのラメラ相界面活性剤と組み合わ
せて試験した。試験した補助界面活性剤はSynper
onic A3,C12−1,2−ジオール及びC10−モ
ノ−グリセリンエーテルであった。結果は表6に示す。
【0128】SOL−TUBSは、Technical
Universityof Braunschwei
g,ドイツから得られるソホロースリピドであり、酵母
株Torulopsis bombicolaによって
産生される。SOL−TUBSは、少なくとも80%が
1’,4”−ラクトン−6’,6”−ジアセテートリピ
ドである式(III)及び(IV)〔但し式(IV)
中、R3及びR4はアセチル基であり、R5は1であり、
且つR6は15である〕の4種のソホロースリピドの混
合物である。文献JAOCS 65(9)(1990)
1460に記載されているように、SOL−TUBS中
の脂肪酸主鎖の長さはC18(即ち式(IV)においてR
5+R6=C16)である。
Universityof Braunschwei
g,ドイツから得られるソホロースリピドであり、酵母
株Torulopsis bombicolaによって
産生される。SOL−TUBSは、少なくとも80%が
1’,4”−ラクトン−6’,6”−ジアセテートリピ
ドである式(III)及び(IV)〔但し式(IV)
中、R3及びR4はアセチル基であり、R5は1であり、
且つR6は15である〕の4種のソホロースリピドの混
合物である。文献JAOCS 65(9)(1990)
1460に記載されているように、SOL−TUBS中
の脂肪酸主鎖の長さはC18(即ち式(IV)においてR
5+R6=C16)である。
【0129】
【表1】
【0130】実施例6 ソホロースリピドSOL−CH(ミセル相)を実施例5
に記載のごとく試験した。結果は表7に示す。
に記載のごとく試験した。結果は表7に示す。
【0131】SOL−CHは、酵母株Torulops
is bombicolaによって産生されるソホロー
スリピドであり、式(III)及び(IV)の少なくと
も8種のソホロースリピドの混合物である。
is bombicolaによって産生されるソホロー
スリピドであり、式(III)及び(IV)の少なくと
も8種のソホロースリピドの混合物である。
【0132】
【表2】
【0133】実施例7 ソホロースリピド(SOL−COO-)(ミセル相)を
実施例5に記載のごとく試験した。結果は表8に示す。
実施例5に記載のごとく試験した。結果は表8に示す。
【0134】SOL−COO-は、酵母株Torulo
psis bombicolaによって産生されるソホ
ロースリピドであり、一部加水分解されており、従って
R3及びR4がHであり、R5が1であり、R6が15であ
り、R7がHであり、且つR8がOHである構造式(II
I)を有する。
psis bombicolaによって産生されるソホ
ロースリピドであり、一部加水分解されており、従って
R3及びR4がHであり、R5が1であり、R6が15であ
り、R7がHであり、且つR8がOHである構造式(II
I)を有する。
【0135】
【表3】
【0136】セロビオースリピド 実施例8 菌株Ustilago maydisによって産生され
るセロビオースリピド(CELL−TUBS)(ミセル
相)を、前述の洗濯液中で幾つかのラメラ相界面活性剤
と組み合わせて試験した。試験した補助界面活性剤はS
ynperonic A3,C12−1,2−ジオール及
びC10−モノ−グリセリンエーテルであった。結果は表
9に示す。
るセロビオースリピド(CELL−TUBS)(ミセル
相)を、前述の洗濯液中で幾つかのラメラ相界面活性剤
と組み合わせて試験した。試験した補助界面活性剤はS
ynperonic A3,C12−1,2−ジオール及
びC10−モノ−グリセリンエーテルであった。結果は表
9に示す。
【0137】CBL−TUBSは約4種の式(IV)の
セロビオースリピドからなる。主成分においては、R1
はHであり、R12は15であり、R13はアセチルであ
り、R14は4である。
セロビオースリピドからなる。主成分においては、R1
はHであり、R12は15であり、R13はアセチルであ
り、R14は4である。
【0138】
【表4】
【0139】実施例9 実施例8に記載のごときセロビオースリピドを、式(V
I)においてR1がHであり、R13がHであり、R12が
15であり、R13がHであり、更にR14を含むエステル
結合脂肪酸基が不在となるように、一部加水分解した。
かかるセロビオースリピド(ミセル相)を、実施例8に
記載のごとき種々のラメラ相界面活性剤を用いて調査し
た。結果は表10に示す。
I)においてR1がHであり、R13がHであり、R12が
15であり、R13がHであり、更にR14を含むエステル
結合脂肪酸基が不在となるように、一部加水分解した。
かかるセロビオースリピド(ミセル相)を、実施例8に
記載のごとき種々のラメラ相界面活性剤を用いて調査し
た。結果は表10に示す。
【0140】
【表5】
【0141】実施例10 トレハロースリピド(THL−4)(ラメラ相)を、実
施例2に記載のごときラムノリピドBioEm−LKP
(ミセル相)と組み合わせて試験した。
施例2に記載のごときラムノリピドBioEm−LKP
(ミセル相)と組み合わせて試験した。
【0142】トレハロースリピドTHL−4は、細菌A
rthrobacter sp.Ek1によって産生さ
れるものであり、R9、R10、R11が平均7〜9個の炭
素原子を有する式(V)のトレハロースリピドからな
る。
rthrobacter sp.Ek1によって産生さ
れるものであり、R9、R10、R11が平均7〜9個の炭
素原子を有する式(V)のトレハロースリピドからな
る。
【0143】結果は表11に示す。
【0144】 表11 トレハロースリピド ラムノ リピド ΔR(460)* 活性混合物の重量% 活性混合物の重量% EMPA 104 WFK 20D 100 100 5.8 9.8 80 80 8.9 10.7 60 60 10.9 13.6 40 40 7.2 14.8 20 20 8.2 12.9 0 0 4.5 9.5実施例11〜12 試験系 表4に記載のごとき試験布WFK 20D及び下記の試
験条件を使用し、生物性界面活性剤の洗浄能を調査し
た。
験条件を使用し、生物性界面活性剤の洗浄能を調査し
た。
【0145】洗濯液 脱イオン水中に以下の材料を含む洗濯液を調製した:
(発酵系由来の乾燥材料としての)グリコリピド生物性
界面活性剤、任意の非グリコリピド界面活性剤、表12
に示したような洗剤ベースパウダー。
(発酵系由来の乾燥材料としての)グリコリピド生物性
界面活性剤、任意の非グリコリピド界面活性剤、表12
に示したような洗剤ベースパウダー。
【0146】総界面活性剤濃度は0.5g/リットルと
した。洗剤ベースパウダーは2.5g/リットルで配合
した。試験条件及びモニター方法は実施例4〜10に記
載した通りであった。
した。洗剤ベースパウダーは2.5g/リットルで配合
した。試験条件及びモニター方法は実施例4〜10に記
載した通りであった。
【0147】 表12−洗剤ベースパウダー 部 ゼロライト 4A(無水物ベース) 27.62 マレイン酸/アクリル酸コポリマー 4.15 炭酸ナトリウム 10.15 ケイ酸アルカリ 0.46 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 0.81 蛍光剤 0.22 水分+塩 12.85実施例11 実施例5に記載のごときソホロースリピドSOL−TU
BS(ミセル相)を、Synperonic A3(ラ
メラ相)と組み合わせて試験した。結果は表13に示
す。
BS(ミセル相)を、Synperonic A3(ラ
メラ相)と組み合わせて試験した。結果は表13に示
す。
【0148】 実施例12 実施例8に記載のごときセロビオースリピドCBL−T
UBS(ミセル相)を、Synperonic A3
(ラメラ相)と組み合わせて試験した。結果は表14に
示す。
UBS(ミセル相)を、Synperonic A3
(ラメラ相)と組み合わせて試験した。結果は表14に
示す。
【0149】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:72) (C11D 1/83 1:28 1:68) (72)発明者 コルネリス・ヘルハルト・フアン・クラリ ンヘン イギリス国、チエシヤー、チエスター、ウ エイバートン、マウントウエイ・10 (72)発明者 ミヒヤエル・シユミツト オランダ国、3121・イクス・アー・スヒー ダム、ボスラント・13
Claims (8)
- 【請求項1】(i)ミセル相界面活性剤である第1の界
面活性剤と、(ii)ラメラ相界面活性剤である第2の
界面活性剤とを含んでおり、前記第1及び第2の界面活
性剤のうち少なくとも一方がグリコリピド生物性界面活
性剤である洗剤組成物。 - 【請求項2】グリコリピド生物性界面活性剤として、下
記の式(I) 【化1】 [式中、aは1又は2であり、bは1又は2であり、n
は4〜10であり、R1はH又は陽イオンであり、R2は
H又は下記の基 【化2】 であり、mは4〜10であり、m及びnの値は総てが同
じである必要はない]で示されるラムノリピドを含んで
いる請求項1に記載の洗剤組成物。 - 【請求項3】グリコリピド生物性界面活性剤として、下
記の式(II) 【化3】 [式中、R1はH又は陽イオンであり、pは1〜4であ
り、qは4〜10である]で示されるグルコースリピド
を含んでいる請求項1に記載の洗剤組成物。 - 【請求項4】グリコリピド生物性界面活性剤として、下
記の式(III) 【化4】 [式中、R3及びR4は個々にH又はアセチル基を表し、
R5は炭素原子数1〜9の飽和又は不飽和ヒドロキシル
化又は非ヒドロキシル化炭化水素基であり、R6は炭素
原子数1〜19の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非
ヒドロキシル化炭化水素基であり、但し基R5及びR6の
炭素原子総数は20以下であり、R7はHであるか又は
R8との間で形成されたラクトン環であり、R8はOHで
あるか又はR7との間で形成されたラクトン環である]
で示されるソホロースリピドを含んでいる請求項1に記
載の洗剤組成物。 - 【請求項5】グリコリピド生物性界面活性剤として、下
記の式(V) 【化5】 [式中、R9、R10及びR11は個々に炭素原子数5〜1
3の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非ヒドロキシル
化炭化水素基を表す]で示されるトレハロースリピドを
含んでいる請求項1に記載の洗剤組成物。 - 【請求項6】グリコリピド生物性界面活性剤として、下
記の式(VI) 【化6】 [式中、R1はH又は陽イオンであり、R12は炭素原子
数9〜15の飽和又は不飽和ヒドロキシル化又は非ヒド
ロキシル化炭化水素基であり、R13はH又はアセチル基
であり、R14は炭素原子数4〜16の飽和又は不飽和ヒ
ドロキシル化又は非ヒドロキシル化炭化水素基である]
で示されるセロビオースリピドを含んでいる請求項1に
記載の洗剤組成物。 - 【請求項7】ミセル相界面活性剤(i)がグリコリピド
生物性界面活性剤であり、ラメラ相界面活性剤(ii)
がグリコリピド生物性界面活性剤、非グリコリピド陰イ
オン及び非イオン界面活性剤並びにこれらの組合わせか
ら選択したものである請求項1に記載の洗剤組成物。 - 【請求項8】ミセル相界面活性剤(i)対ラメラ相界面
活性剤(ii)の重量比が20:1〜1:20の範囲で
ある請求項1に記載の洗剤組成物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB919102945A GB9102945D0 (en) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | Detergent composition |
GB929201582A GB9201582D0 (en) | 1991-02-12 | 1992-01-24 | Detergent composition |
GB9201582.5 | 1992-01-24 | ||
GB9102945.4 | 1992-01-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559394A true JPH0559394A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=26298430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2551992A Pending JPH0559394A (ja) | 1991-02-12 | 1992-02-12 | 洗剤組成物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0499434B1 (ja) |
JP (1) | JPH0559394A (ja) |
CA (1) | CA2060698C (ja) |
DE (1) | DE69203473T2 (ja) |
ES (1) | ES2075608T3 (ja) |
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