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JPH055586U - 電動回転式格納バツクミラー - Google Patents

電動回転式格納バツクミラー

Info

Publication number
JPH055586U
JPH055586U JP6138691U JP6138691U JPH055586U JP H055586 U JPH055586 U JP H055586U JP 6138691 U JP6138691 U JP 6138691U JP 6138691 U JP6138691 U JP 6138691U JP H055586 U JPH055586 U JP H055586U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
rearview mirror
mirror
driver
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6138691U
Other languages
English (en)
Inventor
平 宮崎
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
Priority to JP6138691U priority Critical patent/JPH055586U/ja
Publication of JPH055586U publication Critical patent/JPH055586U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンサイドキャブ大型車のフェンダーバック
ミラー5が邪魔になって、大型車が狭い場所を通過する
のに時間がかかってしまうのを防止する。 【構成】 フェンダーバックミラー5を略垂直軸回りに
回転可能にし、電動的手段により回転させ車体側に格納
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワンサイドキャブ大型車のフェンダーバックミラーの格納装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、従来のワンサイドキャブ大型車は、大きな車体の右側にキ ャブすなわち運転席1が設けられ、他の部分はその他の機器のための設置スペー スとなったり、後方に設けられる大型クレーンの折りたたみ位置のためのスペー スとなったりしている。運転席1の右側には右フェンダーバックミラー3が取付 けられ、運転席から遠く離れた車体の左端には左フェンダーバックミラー5が設 けられ、各々車体の右あるいは左側面の間接視界を確保している。
【0003】 図7に前記左フェンダーバックミラー5の拡大斜視図を示す。図に示すように バックミラーステー7はフェンダー9に対しほぼ垂直に設けられ、2本の支持脚 11によって支えられている。支持脚11及びバックミラーステー7の下端は、 ボルトナット13によりフェンダー9に固定されている。バックミラーステー7 の上端には第1のミラーアーム15が車体外側方向に突設され、バックミラー1 7が設けられると同時に、さらに第2のミラーアーム19を介してアンダーミラ ー21が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術においては左フェンダーバックミラー5は車体外側 に突出しており、ワンサイドキャブ大型車が狭い場所を通過する場合には、往々 にして左フェンダーバックミラー5が邪魔になってしまうことがある。このため 、バックミラーステー7に対し第1のミラーアーム15を回動可能にしておき、 狭い場所を通過する際には運転手が運転席から降りて、手で第1のミラーアーム 15を車体側に回転させ格納するようにしている。
【0005】 このため、ワンサイドキャブ大型車が狭い場所を通過するのに時間がかかり、 不便であった。
【0006】 この考案は、運転者が運転席から降りなくてもフェンダーバックミラーを格納 することのできる電動回転式格納バックミラーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の目的を達成するためになされたもので、ワンサイドキャブ大型 車の運転席から離れた側のフェンダーバックミラーを略垂直軸回りに回転可能に 設け、運転席から手動により電動的手段によって回転させ車体側に格納できるよ うにした電動回転式格納バックミラーである。
【0008】
【作用】
前述の手段によれば、フェンダーバックミラーを電動的手段によって回転させ ることで、運転者が運転席から降りなくても格納することができ、狭い場所を迅 速に通過することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。図2に示すように 、バックミラー17とアンダーミラー21がそれぞれミラーアーム15,19に よってミラーステー7に設けられ、左フェンダーバックミラー5となっている。 このミラーステー7は、図1(a)に示すように、略垂直軸回りに回転可能に設 けられた回転軸23に対し、固定されている。この回転軸23は外筒25の内部 を貫通し、外筒25はフェンダー9に対しボルトナットにより固定されている。 回転軸23は、外筒25を貫通した下端がレバー27に係合し、このレバー27 がモーター29によって回転されるようになっている。
【0010】 外筒25の上端で、回転軸23は拡径しており、段差31が形成されている。 従って、この段差31により回転軸23は外筒25に支えられている。回転軸2 3には、この段差31を形成する面内で、スプリングピン33が水平に固定され ている。これに対し、外筒25の上端の縁部には、スプリングピン33が嵌合で きる大きさの溝35が形成されている。
【0011】 外筒25に対して回転軸23が回転する際に、両者25,23の摺動に対して も耐久性を有するようにナイロンブッシュ37が取付けられている。このような 段差31から外筒25内に雨水などが浸入しないように、ラバーシール39が設 けられ、防水効果を果たしている。
【0012】 回転軸23の下端部には、水平断面において扇状を有する突起41が形成され ている(図1(b))。この突起41が形成された部分だけは、扇状に回転軸2 3の半径が大きくなっている。他の部分は縮径し、半径が小さくなっている。こ の大きくなった半径よりも少し大きな半径の孔43が、レバー27に形成されて いる。この孔43の内側には、扇状の突起45が形成されている。この突起45 の内側は、前記回転軸23の径の小さな部分に近接している。レバー27のこの ような孔43に対し、前記回転軸23の下端が同軸に挿入されており、レバー2 7が大きく回転することで、両方の突起41,45が接触し回転軸23が回転で きる。
【0013】 この孔43の付近において、レバー27の下側には、ワッシャー47を介して コイルスプリング49が設けられ、このコイルスプリング49の下端はワッシャ ー51を介して回転軸23の下端に係止されている。レバー27の上側は、外筒 25及びナイロンブッシュ53に接している。このナイロンブッシュ53は前記 ナイロンブッシュ53と同様に摺動に対し耐久性を与えるものである。このコイ ルスプリング49の働きにより、回転軸23は外筒25に対し下方に力を受ける 。
【0014】 レバー27は、モーターブラケット55に対して回転可能に支持されており( 図3)、モーター29によって任意の方向に任意の角度回転できるようになって いる。このモーター29は、たとえばワイパー用のモーターを転用したものであ る。このモーター29は、運転席に設けられたスイッチ57によって操作できる ようになっている。
【0015】 以下この実施例の作用を、図5を中心にして、説明する。図5は、上側(A〜 D)がスプリングピン33の働きを説明する水平断面図、下側(a〜d)がレバ ー27の動きを説明する水平断面図である。
【0016】 図5(A)、(a)は、フェンダーバックミラー5が車体外側方向に突出しミ ラーの働きを果たしている状態である(図2参照)。回転軸23に固定されたス プリングピン33は、外筒25の溝35に入っており、フェンダーバックミラー 5の回転方向の位置決めをしている。この実施例では、溝35は180°のピッ チで2箇所に形成され、スプリングピン33は両端の突出部がそれぞれ溝35に 入っている。(a)において、レバー27の突起45と回転軸23の突起41は 180°離れており、この状態で2つの突起45,41の間で形成される角度θ は遊びとなっており、フェンダーバックミラー5が障害物などに接触して所定値 以上の力が作用した場合の安全対策となっている。
【0017】 この(A)、(a)の状態から、スイッチ57がONになりモーター29が回 転すると、約90°の間はレバー27のみが回転する。90°回転した後は(図 中(B)、(b))レバー27の突起45が回転軸23の突起41に接触し、回 転軸23が回り始め、スプリングピン33が溝35を乗り越え外に出る。その後 180°の間は(図中(C)、(c))は、レバー27と回転軸23は一緒に回転 し、スプリングピン33は外筒25の上端の縁の上を摺動しながら回転する(図 4)。やがて、スプリングピン33は初めの状態(図中(A))から180°回 転をして、再び溝35に入る。この状態でフェンダーバックミラー5は格納状態 となり、位置決めされる。この格納状態では、フェンダーバックミラー5に障害 物等がぶつかるおそれが極めて小さいので、2つの突起41,45の間に遊びは 不要であると考えられるが、モーター29を制御しレバー27を逆方向(時計回 り方向)に自動的に回転させ遊びを確保するようにしてもよい。
【0018】 この格納状態(図中(D)、(d))から再びフェンダーバックミラー5が突 出した状態にするためには、レバー27を再び反時計回り方向に180°回転さ せ(図中(B)、(b))、スプリングピン33を180°回転させた状態で溝 35に入れ、位置決めをおこなう。この時、2つの突起41,45の間に遊びを 作るために、モーター29を自動的に逆方向に回転させ初めの状態(図中(A) 、(a))に戻す。
【0019】 このようなモーターの制御は、公知の技術(例えばオートリターン機構など) で十分に対応できる。このように、180°、あるいは90°回転させるための スイッチ57の操作は、黙視確認による手動操作で十分に対応できる。また、自 動車のドアのパワーウインドウーに採用されているような押込量が2段階のスイ ッチを使用すれば、マニュアル操作とワンタッチ操作(スプリングピン33が溝 35に入った時の負荷変動でOFFとなるもの)の使い分けも可能である。
【0020】 以上の実施例においては、外筒25には180°のピッチで2箇所に溝35が 形成され、スプリングピン33も両端に突出部が設けられていたが、他の実施例 においてはどちらか1つの溝及び突出部のみであってもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の電動回転式格納バックミラーによれば、電動 的手段によってフェンダーバックミラーを回転させることで、運転席から運転者 が降りなくてもフェンダーバックミラーを格納することができ、ワンサイドキャ ブ大型車が狭い場所を迅速に通過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案の一実施例の要部を表わす縦
断面図、(b)は、(a)のb−b断面図である。
【図2】この考案の第1実施例の全体概略図である。
【図3】図2の要部を断面にして表わす拡大図である。
【図4】図3の要部を拡大にして表わす斜視図である。
【図5】本実施例の作用を説明するものであり、
(A)、(B)、(C)、(D)は図4のスプリングピ
ンの働き示す概略水平断面図、(a)、(b)、
(c)、(d)は図1(a)のレバーの働きを示す水平
断面図である。
【図6】従来のフェンダーバックミラーを有するワンサ
イドキャブ大型車の斜視図である。
【図7】図6のフェンダーバックミラーの拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 運転席 3 右フェンダーバックミラー 5 左フェンダーバックミラー 7 バックミラーステー 9 フェンダー 10 支持脚 13 ボルトナット 15 ミラーアーム 17 バックミラー 19 ミラーアーム 23 回転軸 25 外筒 27 レバー 29 モーター 31 段差 33 スプリングピン 35 溝 37,53 ナイロンブッシュ 41,45 突起 49 コイルスプリング

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】ワンサイドキャブ大型車の運転席から離れ
    た側のフェンダーバックミラーを略垂直軸回りに回転可
    能に設け、運転席から手動により電動的手段によって回
    転させ車体側に格納できるようにした電動回転式格納バ
    ックミラー。
JP6138691U 1991-07-09 1991-07-09 電動回転式格納バツクミラー Withdrawn JPH055586U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6138691U JPH055586U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 電動回転式格納バツクミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6138691U JPH055586U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 電動回転式格納バツクミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055586U true JPH055586U (ja) 1993-01-26

Family

ID=13169682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6138691U Withdrawn JPH055586U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 電動回転式格納バツクミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055586U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183828A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Hino Motors Ltd 車両用ミラー構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183828A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Hino Motors Ltd 車両用ミラー構造

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19951102