JPH055191B2 - - Google Patents
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- JPH055191B2 JPH055191B2 JP2294785A JP2294785A JPH055191B2 JP H055191 B2 JPH055191 B2 JP H055191B2 JP 2294785 A JP2294785 A JP 2294785A JP 2294785 A JP2294785 A JP 2294785A JP H055191 B2 JPH055191 B2 JP H055191B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10H—INORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
- H10H20/00—Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
- H10H20/01—Manufacture or treatment
- H10H20/011—Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers
- H10H20/013—Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers having light-emitting regions comprising only Group III-V materials
Landscapes
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
- Led Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は化合物半導体を用いた発光素子及びそ
の製造方法に係り、特に混晶型化合物半導体とし
てGaAlAsを用い可視光で高輝度化を実現できる
発光素子及びその製造方法に関する。
の製造方法に係り、特に混晶型化合物半導体とし
てGaAlAsを用い可視光で高輝度化を実現できる
発光素子及びその製造方法に関する。
フアクシミリの読取り用光源等、LEDデイス
プレイの応用分野の拡大に伴い可視LEDの需要
が年々増大しており、より高輝度化が求められて
いる。
プレイの応用分野の拡大に伴い可視LEDの需要
が年々増大しており、より高輝度化が求められて
いる。
従来、可視光で高輝度を実現できるLEDとし
て、第6図に示すような混晶型化合物半導体であ
るGaAlAsを用いたダブルヘテロ接合構造(DH
構造)のLEDがある。
て、第6図に示すような混晶型化合物半導体であ
るGaAlAsを用いたダブルヘテロ接合構造(DH
構造)のLEDがある。
このLEDは、p型GaAs結晶基板11上に液相
エピタキシヤル成長法により、高AlAs混晶比の
Zn(亜鉛)添加p型GaAlAsクラツド層12、発
光波長に必要なAlAs混晶比の不純無添加の
GaAlAs活性層13、GaAlAsクラツド層12と
同等のAlAs混晶比のTe(テルル)添加n型
GaAlAsクラツド層14を順次結晶成長させる。
その後、このエピタキシヤルウエハの両面にオー
ミツク電極15,16を形成し、続いてn型
GaAlAsクラツド層14表面からp−n接合を越
えてメサエツチングを行ない、ダイシングをして
各素子を分離する。
エピタキシヤル成長法により、高AlAs混晶比の
Zn(亜鉛)添加p型GaAlAsクラツド層12、発
光波長に必要なAlAs混晶比の不純無添加の
GaAlAs活性層13、GaAlAsクラツド層12と
同等のAlAs混晶比のTe(テルル)添加n型
GaAlAsクラツド層14を順次結晶成長させる。
その後、このエピタキシヤルウエハの両面にオー
ミツク電極15,16を形成し、続いてn型
GaAlAsクラツド層14表面からp−n接合を越
えてメサエツチングを行ない、ダイシングをして
各素子を分離する。
このようにして形成されたLEDは、発光層と
なるGaAlAs活性層13が薄い(0.1μ以下)場
合、GaAlAs活性層13へ注入された電子は有効
に活性層13に閉じこめられて、シングルヘテロ
接合構造のLEDに比較して高輝度化を実現でき
る。
なるGaAlAs活性層13が薄い(0.1μ以下)場
合、GaAlAs活性層13へ注入された電子は有効
に活性層13に閉じこめられて、シングルヘテロ
接合構造のLEDに比較して高輝度化を実現でき
る。
しかしながら、GaAlAs活性層13の厚さが1
〜2μになると、0.3mm角ペレツトの順方向通電電
流10mAの発光効率は0.2%とシングルヘテロ接合
構造のLEDの発光効率よりも低くなり、有効に
ダブルヘテロ接合構造が生かされないという問題
があつた。
〜2μになると、0.3mm角ペレツトの順方向通電電
流10mAの発光効率は0.2%とシングルヘテロ接合
構造のLEDの発光効率よりも低くなり、有効に
ダブルヘテロ接合構造が生かされないという問題
があつた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、GaAlAs活性層が厚くなつても、成長
技術及び成長装置は従来のままで高輝度化を実現
できる発光素子及びその製造方法を提供すること
にある。
の目的は、GaAlAs活性層が厚くなつても、成長
技術及び成長装置は従来のままで高輝度化を実現
できる発光素子及びその製造方法を提供すること
にある。
本発明は、第1導電型のGaAs結晶基板上に、
高AlAs混晶比の第1導電型GaAlAsクラツド層、
発光波長に必要なAlAs混晶比のGaAlAs活性層、
前記クラツド層と同等のAlAs混晶比の第2導電
型のGaAlAsクラツド層を順次徐冷法エピタキシ
ヤル成長により形成するダブルヘテロ接合構造の
LEDに於いて、前記GaAlAs活性層に所定濃度の
Znを添加し、かつ前記第2導電型のGaAlAsクラ
ツド層のp−n接合近傍の濃度を、前記GaAlAs
活性層のZn濃度より低くすることにより発光効
率を向上させるものである。
高AlAs混晶比の第1導電型GaAlAsクラツド層、
発光波長に必要なAlAs混晶比のGaAlAs活性層、
前記クラツド層と同等のAlAs混晶比の第2導電
型のGaAlAsクラツド層を順次徐冷法エピタキシ
ヤル成長により形成するダブルヘテロ接合構造の
LEDに於いて、前記GaAlAs活性層に所定濃度の
Znを添加し、かつ前記第2導電型のGaAlAsクラ
ツド層のp−n接合近傍の濃度を、前記GaAlAs
活性層のZn濃度より低くすることにより発光効
率を向上させるものである。
本発明は、また上記GaAs結晶基板をエツチン
グ除去することにより、LEDの裏面側に向う発
光成分の取出しをも可能としさらに発光効率を向
上させるものである。
グ除去することにより、LEDの裏面側に向う発
光成分の取出しをも可能としさらに発光効率を向
上させるものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。第2図に於いて、21は濃度が1〜4×
1019cm-3で、厚さ300μのp型のGaAs結晶基板で
あり、このGaAs結晶基板21上には高AlAs混晶
比のp型のGa0.2Al0.8Asクラツド層(以下、p型
クラツド層と略称する。)22が形成されている。
このp型クラツド層22上には、発光波長に必要
なAlAs混晶比のGa0.65Al0.35As活性層(以下、活
性層と略称する。)23が形成されている。この
活性層23には所定濃度のp型不純物としてZn
が添加されている。活性層23上には、上記p型
クラツド層22と同等のAlAs混晶比のn型の
Ga0.2Al0.8Asクラツド層(以下、n型クラツド層
と略称する。)24が形成されている。上記
GaAs結晶基板21の裏面側にはP型のオーミツ
ク電極25、n型クラツド層24の表面にはp型
のオーミツク電極26が形成されている。
する。第2図に於いて、21は濃度が1〜4×
1019cm-3で、厚さ300μのp型のGaAs結晶基板で
あり、このGaAs結晶基板21上には高AlAs混晶
比のp型のGa0.2Al0.8Asクラツド層(以下、p型
クラツド層と略称する。)22が形成されている。
このp型クラツド層22上には、発光波長に必要
なAlAs混晶比のGa0.65Al0.35As活性層(以下、活
性層と略称する。)23が形成されている。この
活性層23には所定濃度のp型不純物としてZn
が添加されている。活性層23上には、上記p型
クラツド層22と同等のAlAs混晶比のn型の
Ga0.2Al0.8Asクラツド層(以下、n型クラツド層
と略称する。)24が形成されている。上記
GaAs結晶基板21の裏面側にはP型のオーミツ
ク電極25、n型クラツド層24の表面にはp型
のオーミツク電極26が形成されている。
次に、上記構造の製造方法について説明する。
結晶の成長は、徐冷法による液相エピタキシヤル
成長により行つた。成長用ボートは第3図に示す
ようなボート27が用いられ、各溜の溶液の組成
は次のようにした。p型クラツド層用溶液溜28
にはAlAs混晶比が0.8となる量のAl、多結晶の
GaAs、Ga、アクセプタ濃度が3〜5×1017cm-3
となる量のZnを添加する。p型活性層用溶液溜
29には、発光波長660nmとなるAlAs混晶比が
0.35のAl、多結晶のGaAs、Ga、アクセプタ濃度
が所定の値となる量のZnを添加する。n型クラ
ツド層用溶液溜30には、AlAs混晶比が0.8とな
る量のAl、多結晶のGaAs、Ga、ドナー濃度が
1×1017cm-3となる量のTeを添加する。
結晶の成長は、徐冷法による液相エピタキシヤル
成長により行つた。成長用ボートは第3図に示す
ようなボート27が用いられ、各溜の溶液の組成
は次のようにした。p型クラツド層用溶液溜28
にはAlAs混晶比が0.8となる量のAl、多結晶の
GaAs、Ga、アクセプタ濃度が3〜5×1017cm-3
となる量のZnを添加する。p型活性層用溶液溜
29には、発光波長660nmとなるAlAs混晶比が
0.35のAl、多結晶のGaAs、Ga、アクセプタ濃度
が所定の値となる量のZnを添加する。n型クラ
ツド層用溶液溜30には、AlAs混晶比が0.8とな
る量のAl、多結晶のGaAs、Ga、ドナー濃度が
1×1017cm-3となる量のTeを添加する。
このような溶液組成のボート27を用いて第4
図に示すような温度プログラムで結晶成長を行な
つた。すなわち、先ず、水素H2ガス中で、室温
から850℃まで昇温させ、次にこの温度を2時間
保持した後、徐々に冷却させる。冷却速度は約
0.5℃/minとする。この間、845℃でGaAs結晶
基板21をp型クラツド層用溶液溜28まで移動
させ、GaAs結晶基板21上にp型クラツド層2
7を60秒間成長させる。その後、830℃でGaAs
結晶基板21をさらに活性層用溶液溜29まで移
動させ、活性層23を成長させる。この成長後、
GaAs結晶基板21をさらにn型クラツド層用溶
液溜30まで移動させ、n型クラツド層24を成
長させる。780℃になると、n型クラツド層24
の成長を停止させ、その後室温まで放冷させる。
図に示すような温度プログラムで結晶成長を行な
つた。すなわち、先ず、水素H2ガス中で、室温
から850℃まで昇温させ、次にこの温度を2時間
保持した後、徐々に冷却させる。冷却速度は約
0.5℃/minとする。この間、845℃でGaAs結晶
基板21をp型クラツド層用溶液溜28まで移動
させ、GaAs結晶基板21上にp型クラツド層2
7を60秒間成長させる。その後、830℃でGaAs
結晶基板21をさらに活性層用溶液溜29まで移
動させ、活性層23を成長させる。この成長後、
GaAs結晶基板21をさらにn型クラツド層用溶
液溜30まで移動させ、n型クラツド層24を成
長させる。780℃になると、n型クラツド層24
の成長を停止させ、その後室温まで放冷させる。
このようにして形成した各成長層の厚さは、p
型クラツド層22は10μ、活性層23は1〜2μ、
n型クラツド層24は40μであつた。
型クラツド層22は10μ、活性層23は1〜2μ、
n型クラツド層24は40μであつた。
その後、このエピタキシヤルウエハの両面にオ
ーミツク電極25,26を形成した後、n型クラ
ツド層24表面からp−n接合を越えてメサエツ
チングを行ない、ダイシングにより各素子を分離
して、第2図に示した構造を得る。
ーミツク電極25,26を形成した後、n型クラ
ツド層24表面からp−n接合を越えてメサエツ
チングを行ない、ダイシングにより各素子を分離
して、第2図に示した構造を得る。
このようにして得られたLEDは、活性層23
にZnを添加しているため、活性層23が比較的
に厚い(2μ)場合でも、ダブルヘテロ接合構造
を有効に活用することができ、従来構造の数倍の
発光特性の向上した素子を実現できた。第5図は
p型クラツド層22のアクセプタ濃度を4×1017
cm-3、n型クラツド層24のドナー濃度を1×
1017cm-3一定としたときの、活性層23のアクセ
プタ(亜鉛)の濃度と、順方向に10mAを通電し
たときの発光出力との関係を示すものである。同
図に於いて、aは従来例の場合、bは第2図の実
施例の場合を示すものである。同図から、活性層
23の濃度がn型クラツド層24の濃度より低濃
度であると、発光効率は低くなる。濃度上昇に伴
い、発光効率も向上し、5〜6×1017cm-3で最高
(従来の5倍程度)となり、それより高濃度とな
ると発光効率は低下する。従つて、活性層23の
アクセプタ濃度を1×1017〜1×1018cm-3にする
ことにより、高輝度のLEDが得られる。
にZnを添加しているため、活性層23が比較的
に厚い(2μ)場合でも、ダブルヘテロ接合構造
を有効に活用することができ、従来構造の数倍の
発光特性の向上した素子を実現できた。第5図は
p型クラツド層22のアクセプタ濃度を4×1017
cm-3、n型クラツド層24のドナー濃度を1×
1017cm-3一定としたときの、活性層23のアクセ
プタ(亜鉛)の濃度と、順方向に10mAを通電し
たときの発光出力との関係を示すものである。同
図に於いて、aは従来例の場合、bは第2図の実
施例の場合を示すものである。同図から、活性層
23の濃度がn型クラツド層24の濃度より低濃
度であると、発光効率は低くなる。濃度上昇に伴
い、発光効率も向上し、5〜6×1017cm-3で最高
(従来の5倍程度)となり、それより高濃度とな
ると発光効率は低下する。従つて、活性層23の
アクセプタ濃度を1×1017〜1×1018cm-3にする
ことにより、高輝度のLEDが得られる。
第1図は他の実施例を示すもので、上記GaAs
結晶基板21を化学的エツチング、例えば
(NH3+H2O2)の混合液により除去し、またオ
ーミツク電極31は不連続に設け、例えば水玉模
様の形状に形成したものである。
結晶基板21を化学的エツチング、例えば
(NH3+H2O2)の混合液により除去し、またオ
ーミツク電極31は不連続に設け、例えば水玉模
様の形状に形成したものである。
このような構造であれば、クラツド層22の裏
面側からも発光を取り出すことができる。すなわ
ち、このLEDを図示しないリードフレームに取
付けた場合、活性層23からの発光は、クラツド
層22を経てオーミツク電極31の隙間32,3
2……を通り、さらにリードフレームの反射面で
反射され、その結果クラツド層24の表面から取
出された光と共に発光に寄与するものである。第
5図にcで示す曲線は上記構造のLEDの発光効
率を示すもので、第2図のLEDに比べ、さらに
発光効率が2〜3倍向上している。
面側からも発光を取り出すことができる。すなわ
ち、このLEDを図示しないリードフレームに取
付けた場合、活性層23からの発光は、クラツド
層22を経てオーミツク電極31の隙間32,3
2……を通り、さらにリードフレームの反射面で
反射され、その結果クラツド層24の表面から取
出された光と共に発光に寄与するものである。第
5図にcで示す曲線は上記構造のLEDの発光効
率を示すもので、第2図のLEDに比べ、さらに
発光効率が2〜3倍向上している。
尚、上記実施例に於いては、GaAs結晶基板2
1としてp型のものを用いて説明したが、本発明
はこれに限定するものではなく、n型のGaAs結
晶基板を用いた構造のLEDにも適用できるもの
である。また、第1図の実施例に於いて、オーミ
ツク電極28の形状を水玉模様としたが、これに
限定するものではなく、要はクラツド層22の裏
面からの発光が通過できる形状であれば良い。
1としてp型のものを用いて説明したが、本発明
はこれに限定するものではなく、n型のGaAs結
晶基板を用いた構造のLEDにも適用できるもの
である。また、第1図の実施例に於いて、オーミ
ツク電極28の形状を水玉模様としたが、これに
限定するものではなく、要はクラツド層22の裏
面からの発光が通過できる形状であれば良い。
以上のように本発明によれば、GaAlAs活性層
を厚くしても高輝度化を実現でき、ダブルヘテロ
接合構造を有効に利用することができる発光素子
及びその製造方法を提供できる。
を厚くしても高輝度化を実現でき、ダブルヘテロ
接合構造を有効に利用することができる発光素子
及びその製造方法を提供できる。
第1図は本発明の一実施例に係るLEDの構造
を示す断面図、第2図は本発明の他の実施例に係
るLEDの構造を示す断面図、第3図は第2図の
LEDの製造装置を示す断面図、第4図は第3図
の製造装置に使用される温度プログラムを示す
図、第5図は発光効率の活性層に於ける亜鉛濃度
に対する依存性を示す図、第6図は従来のLED
の構造を示す断面図である。 21……GaAs結晶基板、22……p型
GaAlAsクラツド層、23……GaAlAs活性層、
24……n型GaAlAsクラツド層、25,26,
27……オーミツク電極。
を示す断面図、第2図は本発明の他の実施例に係
るLEDの構造を示す断面図、第3図は第2図の
LEDの製造装置を示す断面図、第4図は第3図
の製造装置に使用される温度プログラムを示す
図、第5図は発光効率の活性層に於ける亜鉛濃度
に対する依存性を示す図、第6図は従来のLED
の構造を示す断面図である。 21……GaAs結晶基板、22……p型
GaAlAsクラツド層、23……GaAlAs活性層、
24……n型GaAlAsクラツド層、25,26,
27……オーミツク電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の混晶型化合物半導体により形成
された第1のクラツド層と、この第1のクラツド
層上に設けられ、発光波長に必要な混晶比の混晶
型化合物半導体に、亜鉛が濃度1×1017〜1×
1018cm-3に添加されて形成され、1〜2μmの厚さ
を有する活性層と、前記第1のクラツド層と同等
の混晶比の第2導電型の混晶型化合物半導体によ
り形成され、かつ前記活性層となす接合部近傍の
濃度が前記活性層の亜鉛濃度より低く、前記活性
層上に設けられた第2のクラツド層と、前記第1
のクラツド層の裏面に設けられた第1の電極と、
前記第2のクラツド層の表面に設けられた第2の
電極とを具備したことを特徴とする発光素子。 2 前記第1の電極は前記第1のクラツド層の裏
面に於いて不連続的に形成されている特許請求の
範囲第1項記載の発光素子。 3 第1導電型の化合物半導体結晶基板と、第1
導電型の混晶型化合物半導体により形成され、前
記化合物半導体結晶基板上に設けられた第1のク
ラツド層と、この第1のクラツド層上に設けら
れ、発光波長に必要な混晶比の混晶型化合物半導
体に、亜鉛が濃度1×1017〜1×1018cm-3に添加
されて形成され、1〜2μmの厚さを有する活性層
と、前記第1のクラツド層と同等の混晶比の第2
導電型の混晶型化合物半導体により形成され、か
つ前記活性層となす接合部近傍の濃度が前記活性
層の亜鉛濃度より低く、前記活性層上に設けられ
た第2のクラツド層と、前記化合物半導体結晶基
板の裏面に設けられた第1の電極と、前記第2の
クラツド層の表面に設けられた第2の電極とを具
備したことを特徴とする発光素子。 4 ダブルヘテロ接合構造の発光素子を製造する
方法に於いて、第1導電型の化合物半導体結晶基
板上に第1導電型の混晶型化合物半導体をエピタ
キシヤル成長させ第1のクラツド層を形成する工
程と、この第1のクラツド層上に発光波長に必要
な混晶比で亜鉛を濃度1×1017〜1×1018cm-3に
添加した混晶型化合物半導体をエピタキシヤル成
長させ、1〜2μmの厚さを有する活性層を形成す
る工程と、この活性層上に前記第1のクラツド層
と同等の混晶比の第2導電型の混晶型化合物半導
体をエピタキシヤル成長させ、前記活性層となす
接合部近傍の濃度が前記活性層の亜鉛濃度より低
い第2のクラツド層を形成する工程とを具備し、
前記第1のクラツド層、活性層及び第2のクラツ
ド層のエピタキシヤル成長は徐冷法により行なう
ことを特徴とする発光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60022947A JPS61183977A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 発光素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60022947A JPS61183977A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 発光素子及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183977A JPS61183977A (ja) | 1986-08-16 |
JPH055191B2 true JPH055191B2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=12096813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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1985
- 1985-02-08 JP JP60022947A patent/JPS61183977A/ja active Granted
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