JPH0550986B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0550986B2 JPH0550986B2 JP63313762A JP31376288A JPH0550986B2 JP H0550986 B2 JPH0550986 B2 JP H0550986B2 JP 63313762 A JP63313762 A JP 63313762A JP 31376288 A JP31376288 A JP 31376288A JP H0550986 B2 JPH0550986 B2 JP H0550986B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base paper
- pattern
- resin
- metal vapor
- decorative
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/0076—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised in that the layers are not bonded on the totality of their surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C1/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
- B44C1/16—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like
- B44C1/165—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like for decalcomanias; sheet material therefor
- B44C1/17—Dry transfer
- B44C1/1712—Decalcomanias applied under heat and pressure, e.g. provided with a heat activable adhesive
- B44C1/1729—Hot stamping techniques
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C5/00—Processes for producing special ornamental bodies
- B44C5/04—Ornamental plaques, e.g. decorative panels, decorative veneers
- B44C5/0469—Ornamental plaques, e.g. decorative panels, decorative veneers comprising a decorative sheet and a core formed by one or more resin impregnated sheets of paper
- B44C5/0484—Ornamental plaques, e.g. decorative panels, decorative veneers comprising a decorative sheet and a core formed by one or more resin impregnated sheets of paper containing metallic elements
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、意匠性、特に光輝性の向上した熱硬
化性樹脂化粧板の製造方法に関するものである。
化性樹脂化粧板の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
メラミン化粧板、DAP化粧板等の熱硬化性樹
脂化粧板の意匠性、特に光輝性を付与させる方法
としては、化粧板用原紙表面に金属粉、真珠顔料
等よりなる光輝性インキにて印刷を施す方法、又
は該表面に直接金属フオイルをラミネートする方
法が従来利用されてきた。しかしながら、光輝性
インキを印刷する方法において光輝性を向上させ
るには、粒度が大きい光輝性顔料を多量インキ中
に添加しなければならないが、光輝性顔料とイン
キとは均一な分散状態が得がたく、粒度が大きい
顔料は沈澱分離したり、更に分離しかかつたイン
キで印刷した場合、光輝性のムラが発生しがちで
ある又、粒度の大きい顔料を用いた場合の問題点
としては、グラビア印刷法を適用する場合、ドク
ターブレードの摩耗によるドクター筋の多発も挙
げられる。そのため光輝性インキの印刷特性は悪
く良好な印刷面が得られない。また光輝性顔料の
添加量、粒度が制限されるため光輝性の優れた熱
硬化性樹脂化粧板は得がたかつた。また直接金属
フオイルをラミネートする方法は、化粧板の全面
を光輝性とするには最適であるが、金属フオイル
の加工性等からの制限のため微細な絵柄状の光輝
性表現をおこなうには適していないし、表面が全
面金属光輝面となるため冷たい感触しか得られな
かつた。
脂化粧板の意匠性、特に光輝性を付与させる方法
としては、化粧板用原紙表面に金属粉、真珠顔料
等よりなる光輝性インキにて印刷を施す方法、又
は該表面に直接金属フオイルをラミネートする方
法が従来利用されてきた。しかしながら、光輝性
インキを印刷する方法において光輝性を向上させ
るには、粒度が大きい光輝性顔料を多量インキ中
に添加しなければならないが、光輝性顔料とイン
キとは均一な分散状態が得がたく、粒度が大きい
顔料は沈澱分離したり、更に分離しかかつたイン
キで印刷した場合、光輝性のムラが発生しがちで
ある又、粒度の大きい顔料を用いた場合の問題点
としては、グラビア印刷法を適用する場合、ドク
ターブレードの摩耗によるドクター筋の多発も挙
げられる。そのため光輝性インキの印刷特性は悪
く良好な印刷面が得られない。また光輝性顔料の
添加量、粒度が制限されるため光輝性の優れた熱
硬化性樹脂化粧板は得がたかつた。また直接金属
フオイルをラミネートする方法は、化粧板の全面
を光輝性とするには最適であるが、金属フオイル
の加工性等からの制限のため微細な絵柄状の光輝
性表現をおこなうには適していないし、表面が全
面金属光輝面となるため冷たい感触しか得られな
かつた。
したがつて印刷法又は金属フオイルのラミネー
ト法によらない光輝性の優れた熱硬化性樹脂化粧
板の製造法が従来から望まれていた。
ト法によらない光輝性の優れた熱硬化性樹脂化粧
板の製造法が従来から望まれていた。
本発明は、上記従来の要望に応えるためのもの
で、通常の印刷等では表現できない光輝性を有す
る化粧板の製造法を提供することを目的とする。
で、通常の印刷等では表現できない光輝性を有す
る化粧板の製造法を提供することを目的とする。
本発明の特徴とするところは、光輝性を有する
熱硬化性樹脂化粧板を製造するにあたり、化粧板
用原紙に金属蒸着転写シートを用いて全面又は所
望の絵柄を転写し、これに熱硬化性樹脂を含浸し
た後熱圧成形をする点にある。
熱硬化性樹脂化粧板を製造するにあたり、化粧板
用原紙に金属蒸着転写シートを用いて全面又は所
望の絵柄を転写し、これに熱硬化性樹脂を含浸し
た後熱圧成形をする点にある。
すなわち本発明の光輝性化粧板の製造法は、ま
ず剥離性フイルムの表面に、金属蒸着処理を施し
て金属蒸着層5を形成する。
ず剥離性フイルムの表面に、金属蒸着処理を施し
て金属蒸着層5を形成する。
このとき剥離フイルムは、剥離特性の良好な樹
脂フイルム単独又はベースフイルム3と剥離樹脂
層4とのラミネートから通常構成される。次いで
形成された金属蒸着層5の表面の全面又は絵柄状
に接着剤6を施すことによつて転写シート1を用
意する。別に用意しておいた絵柄を有するか、又
は有しない化粧板用原板2と、前記転写シートの
接着剤を施した面とを合せ、該接着剤の接着作用
により接着剤が施された部分の金属蒸着層5を原
紙8に転写する。なお絵柄を有する化粧板用原紙
を用いた場合には、転写シート1の金属蒸着層5
の表面に施した接着剤6を、該絵柄と同調した絵
柄状に形成することによつて、化粧板用原紙の絵
柄と同調した絵柄の金属蒸着層を該原紙上に転写
形成することができる。
脂フイルム単独又はベースフイルム3と剥離樹脂
層4とのラミネートから通常構成される。次いで
形成された金属蒸着層5の表面の全面又は絵柄状
に接着剤6を施すことによつて転写シート1を用
意する。別に用意しておいた絵柄を有するか、又
は有しない化粧板用原板2と、前記転写シートの
接着剤を施した面とを合せ、該接着剤の接着作用
により接着剤が施された部分の金属蒸着層5を原
紙8に転写する。なお絵柄を有する化粧板用原紙
を用いた場合には、転写シート1の金属蒸着層5
の表面に施した接着剤6を、該絵柄と同調した絵
柄状に形成することによつて、化粧板用原紙の絵
柄と同調した絵柄の金属蒸着層を該原紙上に転写
形成することができる。
次いで、転写処理を施した化粧板用原紙に熱硬
化性樹脂を含浸させる。このときの含浸方法は周
知の含浸技術を適宜応用することによることがで
きる。
化性樹脂を含浸させる。このときの含浸方法は周
知の含浸技術を適宜応用することによることがで
きる。
最後に、含浸処理した化粧板用原紙の転写面を
表面にして熱圧成形することによつて熱硬化性樹
脂を硬化させ所望の形状に成形することによつて
光輝性の優れた熱硬化性化粧板を製造することが
できる。
表面にして熱圧成形することによつて熱硬化性樹
脂を硬化させ所望の形状に成形することによつて
光輝性の優れた熱硬化性化粧板を製造することが
できる。
熱硬化性樹脂は、金属蒸着層表面上にも形成さ
れるので、該金属層は摩耗、腐食することもなく
光輝性を失なうことがない特徴を有する。
れるので、該金属層は摩耗、腐食することもなく
光輝性を失なうことがない特徴を有する。
また金属蒸着層5の全表面に接着剤6を施した
転写シート1を用いることによつて、化粧板用原
紙表面の全面に光輝性層を形成できることは言う
までもない。
転写シート1を用いることによつて、化粧板用原
紙表面の全面に光輝性層を形成できることは言う
までもない。
上記光輝性化粧板の製法において、絵柄を施し
た化粧板用原紙18に、該絵柄に同調して接着剤
16を施し、剥離フイルム上に金属蒸着層を設け
た転写シート11と重ね合せて転写することによ
つて、該原紙18の接着剤16を施した部分にの
み絵柄と同調した金属蒸着層15を設けることが
できる。
た化粧板用原紙18に、該絵柄に同調して接着剤
16を施し、剥離フイルム上に金属蒸着層を設け
た転写シート11と重ね合せて転写することによ
つて、該原紙18の接着剤16を施した部分にの
み絵柄と同調した金属蒸着層15を設けることが
できる。
この方法は、化粧板用原紙18上に設けた下刷
りの柄17と同調させて金属蒸着層を転写するこ
とを非常に容易に行うことができる特徴がある。
製造した化粧板の光輝性は、前述の方法で製造さ
れたものと同様非常に良好なものである。
りの柄17と同調させて金属蒸着層を転写するこ
とを非常に容易に行うことができる特徴がある。
製造した化粧板の光輝性は、前述の方法で製造さ
れたものと同様非常に良好なものである。
以下に、本発明の光輝性化粧板の製造法をさら
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
転写シート1,11は、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンテレフタレート・イソフタ
レート共重合体等のポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポ
リオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポ
リフツ化ビニル、ポリフツ化ビニリデン等のふつ
素樹脂等の合成樹脂フイルム、セロハン、紙、金
属箔等3,13にアクリル樹脂、メラミン樹脂シ
リコーン等の剥離樹脂4,14をコートし、さら
に金属蒸着層5,15を順に設けたものが好まし
くは用いられる。該フイルムの厚みは特に限定さ
れるものではないが、取扱いの面を考慮すると12
〜50μm、特に好ましくは約25μmの程度のもの
が用いられる。金属蒸着層形成用の金属としては
クロム、銅、黄銅、アルミニウム、金、銀等の蒸
着可能な金属を用いることができ、所望な金属光
沢の種類に応じて適宜金属を選択することができ
る。
レート、ポリエチレンテレフタレート・イソフタ
レート共重合体等のポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポ
リオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポ
リフツ化ビニル、ポリフツ化ビニリデン等のふつ
素樹脂等の合成樹脂フイルム、セロハン、紙、金
属箔等3,13にアクリル樹脂、メラミン樹脂シ
リコーン等の剥離樹脂4,14をコートし、さら
に金属蒸着層5,15を順に設けたものが好まし
くは用いられる。該フイルムの厚みは特に限定さ
れるものではないが、取扱いの面を考慮すると12
〜50μm、特に好ましくは約25μmの程度のもの
が用いられる。金属蒸着層形成用の金属としては
クロム、銅、黄銅、アルミニウム、金、銀等の蒸
着可能な金属を用いることができ、所望な金属光
沢の種類に応じて適宜金属を選択することができ
る。
転写シートの金属蒸着面又は化粧板用原紙面に
施される接着剤6,16は、ブチラール樹脂、塩
化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル・酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリ
アミド樹脂等の熱可塑性樹脂からなる感熱性接着
剤を用いるのが好ましい。感熱性接着剤はグラビ
ヤ印刷シルクスクリーン印刷、オフセツト印刷、
活版印刷等公知の印刷法により設けることができ
る。
施される接着剤6,16は、ブチラール樹脂、塩
化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル・酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリ
アミド樹脂等の熱可塑性樹脂からなる感熱性接着
剤を用いるのが好ましい。感熱性接着剤はグラビ
ヤ印刷シルクスクリーン印刷、オフセツト印刷、
活版印刷等公知の印刷法により設けることができ
る。
化粧板用原紙8,18は、種類を選ばないが、
通常米坪50〜150g/m2で二酸化チタン顔料を含
有するチタン紙が用いられ、必要に応じて転写面
に印刷絵柄層を設けることができる。
通常米坪50〜150g/m2で二酸化チタン顔料を含
有するチタン紙が用いられ、必要に応じて転写面
に印刷絵柄層を設けることができる。
熱硬化性の含浸樹脂は、メラミン樹脂、ジアリ
ルフタレート樹脂、グアナミン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、フエノール樹脂等が使用されるが、特に
意匠効果の点を考慮すると、メラミン樹脂、ジア
リルフタレート樹脂の使用が好ましい。これらの
熱硬化性樹脂は通常の含浸機を用いた含浸法によ
り化粧原紙に含浸される。
ルフタレート樹脂、グアナミン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、フエノール樹脂等が使用されるが、特に
意匠効果の点を考慮すると、メラミン樹脂、ジア
リルフタレート樹脂の使用が好ましい。これらの
熱硬化性樹脂は通常の含浸機を用いた含浸法によ
り化粧原紙に含浸される。
〔実施例 1〕
米坪80g/m2の化粧板用白色原紙8に酢酸セル
ロースをベヒクルとするインキを用いグラビヤ印
刷により石目模様7を形成する。
ロースをベヒクルとするインキを用いグラビヤ印
刷により石目模様7を形成する。
厚さ25μのポリエステルフイルム3の表面にア
クリル樹脂4を印刷コートしてなる剥離シート上
に、通常の蒸着法によりアルミニウム蒸着層5を
60mmの厚さに設け、さらにポリアミド系感熱接着
樹脂6を上記石目模様7に同調する模様にてグラ
ビヤ印刷した転写シート1を用意する。
クリル樹脂4を印刷コートしてなる剥離シート上
に、通常の蒸着法によりアルミニウム蒸着層5を
60mmの厚さに設け、さらにポリアミド系感熱接着
樹脂6を上記石目模様7に同調する模様にてグラ
ビヤ印刷した転写シート1を用意する。
次に、転写シート1と石目模様を施した化粧板
用原紙2とを重ね合せ、120℃、2Kg/cm2の熱圧
を2秒間加えて圧着した後、化粧板用原紙よりひ
きはがしアルミニウム蒸着層を化粧板用原紙上に
転移させることにより、高い光輝性を付与された
石目模様印刷紙を得る。
用原紙2とを重ね合せ、120℃、2Kg/cm2の熱圧
を2秒間加えて圧着した後、化粧板用原紙よりひ
きはがしアルミニウム蒸着層を化粧板用原紙上に
転移させることにより、高い光輝性を付与された
石目模様印刷紙を得る。
次いで、得られた石目模様印刷紙に、メラミン
ホルムアルデヒド樹脂50重量部、水45重量部、イ
ソプロピルアルコール5重量部からなる熱硬化性
樹脂液を通常の含浸装置を用いて該樹脂液が90
g/m2(乾燥時)の割合となるように含浸し乾燥
する。
ホルムアルデヒド樹脂50重量部、水45重量部、イ
ソプロピルアルコール5重量部からなる熱硬化性
樹脂液を通常の含浸装置を用いて該樹脂液が90
g/m2(乾燥時)の割合となるように含浸し乾燥
する。
次に、コア紙4枚上に上記含浸シート、さらに
その上に米坪35g/m2のオーバーレイ紙を印刷紙
と同条件で熱硬化性樹脂を含浸乾燥させ積層し、
2枚の鏡面加工を施した金属板に挟み、100Kg/
cm2、135℃で20分間加熱して高い光輝性を有する
メラミン化粧板を得た。
その上に米坪35g/m2のオーバーレイ紙を印刷紙
と同条件で熱硬化性樹脂を含浸乾燥させ積層し、
2枚の鏡面加工を施した金属板に挟み、100Kg/
cm2、135℃で20分間加熱して高い光輝性を有する
メラミン化粧板を得た。
〔実施例 2〕
米坪80g/cm2の化粧板用白色原紙18に、酢酸
セルロースをベヒクルとするインキを用いグラビ
ヤ印刷により石目模様17を形成する。次いで上
記石目模様に同調したグラビヤ印刷板により、オ
レフイン系エマルジヨンタイプの感熱接着インキ
16を上記の石目模様を印刷した化粧板用原紙に
印刷して石目印刷紙12を得る。
セルロースをベヒクルとするインキを用いグラビ
ヤ印刷により石目模様17を形成する。次いで上
記石目模様に同調したグラビヤ印刷板により、オ
レフイン系エマルジヨンタイプの感熱接着インキ
16を上記の石目模様を印刷した化粧板用原紙に
印刷して石目印刷紙12を得る。
厚さ25μのポリエステルフイルム13の表面に
ポリアミド樹脂14を印刷コートしてなる剥離シ
ート上に通常の蒸着法によりアルミニウム蒸着層
を60mmの厚さに設けた転写シート11を別途用意
する。
ポリアミド樹脂14を印刷コートしてなる剥離シ
ート上に通常の蒸着法によりアルミニウム蒸着層
を60mmの厚さに設けた転写シート11を別途用意
する。
次に転写シート11と石目模様を施した化粧板
用原紙12を重ね合せ、120℃、2Kg/cm2の熱圧
を2秒間加えて圧着した後、転写シートを化粧板
用原紙よりひきはがし、アルミニウム蒸着層を化
粧板用原紙上に転移させ、高い光輝性を有する石
目模様印刷紙を得た。
用原紙12を重ね合せ、120℃、2Kg/cm2の熱圧
を2秒間加えて圧着した後、転写シートを化粧板
用原紙よりひきはがし、アルミニウム蒸着層を化
粧板用原紙上に転移させ、高い光輝性を有する石
目模様印刷紙を得た。
次いで得られたアルミニウム蒸着模様を有する
石目模様印刷紙を実施例1に記載したと同様の含
浸処理、熱圧成形をほどこし、高い光輝性を有す
るメラミン化粧板を得た。
石目模様印刷紙を実施例1に記載したと同様の含
浸処理、熱圧成形をほどこし、高い光輝性を有す
るメラミン化粧板を得た。
非常に光輝性の高い金属蒸着層を転写法により
化粧板用原紙上に形成することにより、これまで
の金属粉等よりなる光輝性インキによる印刷では
得られなかつた非常に光輝性の高い化粧板を得る
ことが可能となつた更に、光輝性顔料インキを用
いた場合に発生し易い印刷時の筋、光輝性ムラも
発生しない。また金属フオイルを直接ラミネート
するものと比較しても、本発明により製造された
化粧板は表面に樹脂層が形成される為、表面物性
にすぐれ、また下絵柄と同調させて部分的に光輝
性の高い絵柄を設けられる等、意匠的にもすぐれ
た光輝性の高い絵柄を形成することが可能となつ
た。
化粧板用原紙上に形成することにより、これまで
の金属粉等よりなる光輝性インキによる印刷では
得られなかつた非常に光輝性の高い化粧板を得る
ことが可能となつた更に、光輝性顔料インキを用
いた場合に発生し易い印刷時の筋、光輝性ムラも
発生しない。また金属フオイルを直接ラミネート
するものと比較しても、本発明により製造された
化粧板は表面に樹脂層が形成される為、表面物性
にすぐれ、また下絵柄と同調させて部分的に光輝
性の高い絵柄を設けられる等、意匠的にもすぐれ
た光輝性の高い絵柄を形成することが可能となつ
た。
第1図〜第6図は本発明の実施例の製法を模式
的に示すものである。第1図〜第3図は実施例1
に相当する製法を、第4図〜第6図は実施例2に
相当する製法を示す説明図である。 1,11…転写シート、3,13…ベースフイ
ルム、4,14…剥離樹脂層、5,15…金属蒸
着層、6,16…感熱接着インキ、7,17…石
目柄インキ、8,18…化粧板用原紙。
的に示すものである。第1図〜第3図は実施例1
に相当する製法を、第4図〜第6図は実施例2に
相当する製法を示す説明図である。 1,11…転写シート、3,13…ベースフイ
ルム、4,14…剥離樹脂層、5,15…金属蒸
着層、6,16…感熱接着インキ、7,17…石
目柄インキ、8,18…化粧板用原紙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 剥離フイルム上に金属蒸着処理を施し、次い
で形成された金属蒸着層5の全面に又は絵柄状に
接着剤6を施すことにより製造した転写シート1
によつて、化粧板用原紙8の表面又は裏面の全面
又は一部に金属蒸着層を転写した後、該原紙に熱
硬化性樹脂を含浸、乾燥させて熱硬化性樹脂の含
浸した含浸紙となし、次いで該含浸紙の転写面を
表面にして熱圧成形を行うことを特徴とする光輝
性化粧板の製造法。 2 剥離フイルム上に金属蒸着処理を施すことに
より製造した転写シート11によつて、表面の絵
柄17に同調して接着剤16を施した化粧板用原
紙12の該接着剤16を施した部分に金属蒸着層
15を転写した後熱硬化性樹脂を含浸することを
特徴とする請求項1記載の光輝性化粧板の製造
法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63313762A JPH02160536A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 光輝性化粧板の製造法 |
PCT/JP1990/000780 WO1991019610A1 (en) | 1988-12-14 | 1990-06-14 | Method of manufacturing bright decorative sheet |
DE69022426T DE69022426T2 (de) | 1988-12-14 | 1990-06-14 | Verfahren zur herstellung glänzender dekorationsfolie. |
EP90909356A EP0487724B1 (en) | 1988-12-14 | 1990-06-14 | Method of manufacturing bright decorative sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63313762A JPH02160536A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 光輝性化粧板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02160536A JPH02160536A (ja) | 1990-06-20 |
JPH0550986B2 true JPH0550986B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=18045219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63313762A Granted JPH02160536A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 光輝性化粧板の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0487724B1 (ja) |
JP (1) | JPH02160536A (ja) |
DE (1) | DE69022426T2 (ja) |
WO (1) | WO1991019610A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW259760B (ja) * | 1993-03-08 | 1995-10-11 | Seiko Epson Corp | |
AT402040B (de) * | 1994-10-07 | 1997-01-27 | Isovolta | Kunststoff-papierverbund in folienform sowie dessen verwendung zur herstellung von witterungsbeständigen schichtpressstoffplatten mit oberflächenschutz |
DE69838048D1 (de) * | 1997-05-29 | 2007-08-23 | Toshiba Tec Kk | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Übertragungslaminats |
US7316832B2 (en) | 2001-12-20 | 2008-01-08 | The Procter & Gamble Company | Articles and methods for applying color on surfaces |
US7709070B2 (en) | 2001-12-20 | 2010-05-04 | The Procter & Gamble Company | Articles and methods for applying color on surfaces |
MXPA05008669A (es) | 2003-02-14 | 2005-10-18 | Avery Dennison Corp | Sistema de liberacion diferencial para un producto laminado decorativo auto-enrollado de pintura seca de multiples capas que tiene un adhesivo sensible a la presion. |
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