JPH05500061A - 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンのプロドラッグ誘導体 - Google Patents
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンのプロドラッグ誘導体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンのプロドラッグ誘導体技術分野
本発明は、新規な過渡プロドラッグ形態の甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(T
RH;チロリベリン)(pGlu−L−His−L−ProNH2)に関腰さら
にそのプロドラッグの製造方法、そのようなプロドラッグを含む薬剤の組成、及
びそのプロドラッグの使用方法に関する。
本明細書において、「プロドラッグ」という用語は、混血動物、例えば人に投与
されると、承認されている薬品、すなわち、TRHに変換するTRHの誘導体を
意味する。
用語「過渡」とは、承認された薬品(親のTRH)が放出されるようにプロドラ
ッグ形態が転化するという意味であり、分割される部分は無毒であるかまたは無
毒の代謝物が生成されるように代謝されることを意味する。
これらの新規なプロドラッグ形態のTRHは、TRHのある種のN−アルコキシ
カルボニル誘導体であり、粗化合物に比べて、好ましい高い親油性を持っており
、親TRHの生体内の例えば血液内での酵素分解や不活性化を防止=J能である
。
背景技術
TRHは、前脳下垂体からの甲状腺トロピンの合成と分泌を制御する視床下部の
ペプチドである。1969年にTRHが発見されて以来、ペプチドは、種々の内
分泌物や中枢神経系に関連する生物活動のみならず、様々な神経病、憂Wや精神
分裂病を含む神経精神的不調の処置も有用であることが、明らかになってきてい
る(例えば、メトカルフ、1982;ジャクソン、1982;グリフイン198
6.1987;ルーセン、1988を参照)。しかしながら、診療分野でのTR
IIの使用は、代謝作用が急激であること、クリアランスと、脳への到達が少な
いことなどにより、制約を受けている(例えば、メトカルフ、1982;ヒツチ
ェンズ、1983、グリフイス、1987を対照)。血液−脳の障壁をTRHが
うまく通過できないのは、主として親油性が乏しいためである(バンクス&カス
チン、1985)。ねずみと人の静脈内の研究では、TRHの血漿半減期はたっ
たの4−6分であることが明らかにされている(バッシン&ウティガー、197
3;モーレイ他、1979;ダンタス他; 1988 ;イバーセン、1988
)。
この短い生物学的半減期は、主として体内の液体と組織内に存在する酵素によっ
て、トリペプチドの急激な分解によるのであり、特に、いわゆるTRH*有のピ
ログルタミル・アミノペプチダーゼ漿液の酵素を含むピログルタミル・アミノペ
プチダーゼによる分解である(バウアー他、1981;バウアー、1988;ウ
ィルク他、1988)。後者の酵素は、人あ血漿内でTRHを急激に代謝させる
のに大きな役割を演じている(バウアー、1988)。
従って、この分野では、TRHの酵素による急激な不活性化と不十分な親油性を
回避する必要がある。
本発明に基づくプロドラッグによれば、酵素による不活性化の阻市と、親油性の
向上が可能であることが判明している。
発明の要約
本発明の合成物は、TRHのN−アルコキシカルボニル誘導体であり、親薬剤よ
りも良い親油性を持ち、TRHよりも血液−脳障壁をa過可能であり、生体内で
酵素による不活性化に対してTRHを守ることができ、温血動物、例えば人間に
投薬されたときには、活性親T RHに徐々に転化し、有効期間が長くなる。こ
れらの特徴により、この化合物は治療薬剤として有効である。
本発明の化合物は、次の一般式により表わされる。
及び
なお、R■は、アルキル基、アラルキル括、アルケニル基、シクロアルキル基よ
り構成される基より選択され、これらの基ではアルキル、アラルキル、アルケニ
ルまたはシクロアルキルは非置換、あるいは、ハロゲン原子、例えばC1または
B「、水酸基、1〜6個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖アルコキシ基から構
成される基から選択された一個以上の置換基で置換されており、薬剤として承認
されている酸が付加された塩である。
ここで、用語「アルキル」は、C1−15アルキルを意味しており、直鎖あるい
は分岐鎖であり、メチル、イソプロピル、オクチルまたはデシルなどである。用
語「アルケニル」は、C2−15−モノ不飽和脂肪族炭化水素基を意味し、直鎖
あるいは分岐鎖てあり、プロペニル、ペンテニルなどである。用語「シクロアル
キル」は、4〜7個の炭素原子を含むラジカルであり、例えばシクロヘニルであ
る。用語「アラルキル」は、アルキレン−アリル型の基を表わし、アリルはフェ
ニールやナフチルなどの基を含んでおり、アルケレン部分は1〜6個の炭素原子
有しており、直鎖または分岐鎖であってもよく、例えば、メチレン等である。
TRHは、2つの互変異性形態で存在していて、N (1)−H互変体(a)と
N (3)−H互変体(b)である。
中性水溶液内では、TRHの互変異性平衡状態は、N (3)−Hの形に転位す
る(ジラール、他、1986)。クロロホルム中の反応により、種々のヒスジン
誘導体におけるイミダシル基のアシル化が、N(1)とN(3)の両方で生じて
いることが知られている。イソブチル・クロロフォルムによってα−アミノ保護
ヒスチジン誘導体がアシル化すると、N(3)−置換インブチルオキシカルボニ
ル誘導体が、必ず生成されることが知られており、さらに同じ誘導体がアダマン
チルオキシカルボニル・フッ化物と反応して、1:2の割合でN(1)−とN(
3)−置換誘導体からなる異性体混合物が生成される(グランボルド他、197
9.1981)。本発明において、用語rTRHのN−アルコキシルカルボニル
誘導体」は、式1に示されたN(1)−置換誘導体、またはこれらの混合物を表
わし、置換はTRHのイミダシル部分の窒素原子の−っで行なわれる。
ここで用いられている用語「無毒の薬剤として承認された酸が付加された塩」は
、一般に式1の無毒の酸を付加した塩の化合物を表わし、無毒の無機またはを濃
酸によって形成されている。例えば、塩には、塩酸、臭酸、硫酸、スルファミン
酸、硝酸、燐酸等の無機塩から誘導されるもの;酢酸、プロピオン酸、こはく酸
、フマール酸、マレイン酸、酒石酸、くえん酸、グリコール酸、乳酸、ステアリ
ン酸、りんご酸、パモイック酸、アスコルビン酸、フェニル酢酸、安息香酸、グ
ルタミン酸、サリチル酸、スルファニル酸、メタンスルホン酸等の何機酸から誘
導されるものが含まれる。
他の態様では、本発明は、薬剤として承認されている担体あるいは賦形剤、およ
び式1の化合物により構成される薬剤合成物に関するものであり、このような化
合物の治療上の使用に関するものである。
さらに他の態様では、本発明は、式1の化合物を作る方法に関する。
内生酵素によってTRI(が急激に代謝されるという聞届を回避するために、近
年数種類のTRHの類似物が作られてきている。これら多数の類似物は、TRH
と同様に、非置換イミダシル基を有するし一ヒスチヂイル残留物を含むトリペプ
チドであり、例えばCG3509.CG370B、RX77368.DN141
7、tvIK−771,YM14673.pGlu−His−(3,3’ −ジ
メチル)−ProNI12などである。しかし、これらの化合物は、様々な程度
の代謝不安定性、親油性に限度があること、および脳への到達度が少ないなどの
問題を持っている(メトカリフ、1982;ヒチェンズ、1983)。
III yysu cc sns
ここで説明されているプロドラッグの原理は、TRH類似物(例えば、遊離イミ
ダシル基を有するヒスチジン残留物を含むトリペプチド)等にも適用でき、この
ようなTRI類似物のイミダシル基で形成されるN−アルコジカルボニル誘導体
は、本発明の一部を構成するものとする。
発明の詳細な説明
式1の化合物の例を以下に説明する。なお、R1は、次の基の一つである、すな
わち、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ペンタデシル、t−ブチ
ル、アリル、8−ハイドロキシオクチル、2−クロロエチル、8−イソプロポキ
シオクチル、ベンジル、フェネチル、2−ブテニル、シクロヘキシルまたはシク
ロベンチルである。
本発明の式1によるプロドラッグ化合物は、親T RHか使用される条件下で使
用可能である。この化合物は、経口、身体の特定部分、非経口、直腸から、口腔
、または投薬形式の吸入、あるいは無7fJの通常の薬品として承認される担体
、補助薬、溶剤を含む薬剤として投与可能である。好ましい投与形態は、非経口
的注射である。
本発明の化合物は、種々の方法で8凋製可能である。一つの方は式2による化合
物に反応させることである。
塩素、臭素、ヨウ素、弗素、4−ニトロフェニルオキシ話である。好ましい脱離
基は塩素である。反応は、通常ジオキシン、アセトン、”1セトニトリル、N、
N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ピリジン等の溶液、水、また
は水−非プロトン性溶媒の混合液の中で、摂氏−10度から80度で、30分か
ら72時171行なわれる。アルカリ全屈炭酸塩などの塩基、またはトリエチル
アミンまたはピリジン等の何機塩基のあるところで、反応させるのが好ましい。
Xが塩素である式2の化合物及びこれらを調製する方法は、いくつかの文献に記
載されている。例えば、マツツナ−他(1964)。
本発明に基づく化合物の他の調製方法は、T RHを弐3のアルコキシ蟻酸無水
物と反応させることである。
(/R0CO)20 II+
■
なお、R1は前に定義した通りである。通常、反応は水か水−非プロトン性溶媒
混合液の中で行なわれる。
式1の化合物の酸が付加された塩を作るために、上記化合物は、薬剤として認め
られる無機または有機酸を用いては準の方法で処理される。
本発明を、さらに次の例によって説明するが、これらは発明を限定するものと解
釈してはならない。調製された化合物のクロマトグラフィツクデータが表1に示
されている。先に述べたように、クロロホルメイトにおけるTRHの反応により
、イミダシル基のN(1)−またはN(3)−置換基が生成される。しかし、下
記の例によって説明される化合物は、圧倒的(〉90%)または完全に、IIP
LC分析と力学的研究に基づき決定された単一の生成物により構成されていた。
生成物は、N(3)−置換の誘導体であると思われる。
実施僻月:
N−オクチルオキシカルボニルTRH(式1.R1−オクチルオキシり N。
N−ジメチルホルムアシドの10m1中にTRH(3mmo 1,1.09g)
が溶解した溶液に、3.6mmo I (0,72rn+)のn−オクチルクロ
ロホルメイトに溶かした3、6mmo l (0,51m1)のトリメチルアミ
ンを加えた。
この混合物は、室温で2.5時間撹拌され、60m1の水の中に注入され、エチ
ルアセテート(2x75ml)を用いて抽出した。抽出されたエチルアセテート
抽出物を、水(2x50ml)で洗浄し、無水硫化ナトリウムで脱水し、真空状
態で乾燥させた。得られた残留物を、エチルアセテート−エーテル−石油エーテ
ルから再結晶させ、収率を70%、Mp79−82°Cの表記の化合物を得た。
分子f :計算によると、C25H38N80B 、I R20: C155−
96; R7、51;N、15.’66゜実測:C,56,07,H,7,69
;N、15゜44゜すなわち、C25II38NGOo、lH2Oとすると計算
上、C:H:N−55,9677,51+15.66であり、分析の結果、C:
H:N−56,C7:7.69 : 15.44より、上記構造と判断した。
実施例2:
N−オクチルオキシカルボニルTRH,塩酸塩(式1;R1−オクチル基)実施
例1で述べた如く得られた化合物は、エチルアセテート(2ml)中で溶かされ
、2.5MメタノールHCI溶if&0.25m1が加えられた。次にエーテル
、石油エーテルを加えることによって、表記の化合物を沈澱させた。−20”C
で4時間放置した後、沈澱物を濾過し、エーテルで洗い、燐ベントオキシドを入
れた容=の上部に置き真空状態で乾燥させた。収率は85%。
実施例3−
N−へキシルオキシカルボニルTRH(式1;R1−ヘキシル基)20mlのア
セトニトリル中にTRH(1mmo 1,362mg)を混合した物に、1.2
mmolのn−ヘキシル・クロロホルメイト1.2mmolのトリエチルアミン
を加え、1.2mmolのn−ヘキシル・クロロホルメイトを加えた。
この混合物を、室温で5時間撹拌し、減圧状態で蒸発させた。得られた残留物を
、水(10rn+)とエチル・アセテート(20ml)の中で溶解させた。有機
相を分離し、水相を20m1のエチルアセテートで再度抽出した。抽出された抽
出物を2%の炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄してから、無水硫化ナトリウムを
用いて脱水させ、減圧状態で乾燥させた。tすられな残留物をエタノール−エー
テル−石油エーテルから再結晶させ、最後に燐ベントオキシドを入れた容器の上
部に置き、真空状態で乾燥させ、収率を67%、MP71−73℃の表記化合物
を?11た。
分に二計n+=よると、C23H34N60G、lH2O: C,54,32;
H,7゜14;N、16.52゜判明:C,54,20,H,7,25,N。
16.40゜すなわち、C23H34N606.lH2Oとすると計算上、C:
H:N−54,32ニア、14:16.52で有り、分析の結果C: H: N
−54゜20 : 7.25 :16.40より上記構造と判定した。
実施例4:
実施例1と実施例3の手順に従い、適切なりロロホルメイトを用いて、本発明に
Uづ<TRHのN−アルコキシカルボニル誘導体をさらに得た。これらの誘導体
の構造と特性を表1に示す。
本発明の誘導体とTRHとの親油性を、1−オクタツールと0.02M燐酸緩’
fAtilk (PH7,4)間の化合物の見かけの分配係数(P)を測定して
評価した。
得られたlogP値を表1に示す。得られた結果から、親TRIよりもはるかに
高い親油性を持つプロドラッグ誘導体を調製可能であることが分かる。式1の化
合物のR1−置換基を適切に選択することによって、種々のさらに所望の親油性
を持つプロドラッグ誘導体を容易に得ることができる。
逆相カラム・クロマトグラフィーによって得られたクロマトグラフィツク容量が
、種々の化合物の相対親油性のJPI定に通常用いられる。溶質の容量ファクタ
ーに゛を次のように定義する。
システムを用い、さらにNova−PakCNHPRad i a 1Pak
(商品名)逆相カラム(8x100mm)(水系)を用いて、測定すると、種々
の誘導体は表1にあるようなに°値を示した。これらのデータは、親TRHに関
して、N−アルコキシカルボニル誘導体がより高い親油性を持つことを示してい
る。
バッファー水溶液または80%の人の血景液並びにピログルタミル・アミノペプ
チダーゼ(ボーリンジャー、マンハイム、FRGより得た子牛の肝臓より調製し
た)を含む緩衝液(pH7,4)の中に、式1の種々の化合物を入れて37℃に
保t“ルた。誘導体の初期濃度は、10’−10’の範囲であった。複数回溶液
の一部をサンプルとして取り出し、T RHのみならず残り(そのまま)の誘導
体についてHP L Cによって分析した。血漿溶液については、取り出したサ
ンプル(250μm)を、メタノール−水(1: 1 v/v)に硫酸亜鉛の2
%溶液5゜OμIに加え、血漿を脱法白化した。混合後、3分間13,000r
pmで遠心う)離し、上澄み20μmを前述のようにHPLCにより分析した。
ピログルタミル・アミノペプチダーゼ酵素の研究に用いた反応条件は、パンダガ
ードとモス(1(,189)により説明された前述の条件と同しである。
分#rr方法:
T RIIとその誘導体の測定にHP L C法を用いた。この方法では、前述
の逆F目カラl、に、濃度In’Mのトリエチルアミンを加えた(1.196の
燐酸中にIn−5C19o V / Vのアセトニトリルより構成される移動相
システムを用いて、周囲温度で溶出させた。なお、アセトニトリルの濃度を、適
切なf♀持時間(3−8分)を得るために各化合物について3B整した。種々の
誘導体を加水分解して生成されるT RHの静1定のために、アセトニトリル−
10−3Mhリエチルアミンを含む0゜196燐酸(1: 20v/v)より成
る移動ト目システムを用いた。流量は1.5m1m1n−’であり、カラム流出
を吸光度215 n mでモニターした。化合物の定量化は、同一条件の下で分
析した漂準物質のピーク値を測定することにより行なった。
誘尋(・トの分解は、全ての反応溶液の中で厳密な1次反応速度を示すものであ
った。透導体の疑似1次反応速度と分解の半減期を、時間に対する残留誘導体の
’IJ数の線形図の曲線から計算した。
図1に示されているように、pH−領域0.3−10の水溶液内のTRHに関し
て、化合物を定量的に加水分解した。これらは、pH5−6で、最高の安定性を
かした(図2と比較)。pH5,8,20℃において、N−オクチルオキシカル
ボニルが1096分解する時間は、76時間であることが判明した。pH7,4
と′37℃では、加水分解の半減期は9〜37時間であった(表2)。
ピログルタミル・アミノペプチダーゼ(PAPa s e 1)が存在する場合
には、T RHは急激に分解される。T RHが4分で半減する条件下では、種
々のN−アルコキシカルボニル誘導体は、表2のデータから分かるようにより安
定した。
人の血漿がある場合には、N−アルコキシカルボニル誘導体はTRHよりもさら
に顕8な安定性を示した。表2から分かるように、分解の半減期は0. 5〜6
゜6n、’j間であった、−)jTRIiは半減期9分で分解した。TRHのプ
ロドラッグとしての誘導体を考えるとき、決定的な点は明らかに分解経路である
。理想的には、化合物を、イミダシルで守られた部分で血漿中で加水分解し、定
量的にTRHを放出することである。驚いたことには、誘導体に関してはこれは
事実であった。
血漿中でなされる反応を、反応式1に示されるように図解できる。血漿の酵素触
奴作用のみでtく自然な加水分角lにより、N−アルコキシカルボニル誘導体は
、イミダシル・カルバミン酸塩の部分により専ら加水分解され、血漿中にT R
Hを生成する。TRHに特4丁のピログルタミル・アミノダーゼ酵素(PAP
a s eII)があるために、このTRHは分解して、ピログルタミン酸とL
−ヒスチジル−し−プロリネアミドを生成する。後右のプロセス(すなわち、T
RHの分解)では、80%の人の血漿と37℃のとき、低濃度TRH(2xFO
’M以下)での1次半減期はり分てあった。ところがTRHの分解は、濃度が高
いときは零次反応速度に従うことが判明した。8096の人間の血漿と37℃で
は、7.2xlO’M mi n−’零次反応速度定数を、10−’−10−3
Mの初期in度のTRHに定めた。
8026の人の血漿溶液と37℃にお!フるN−アルコキシカルボニル誘導体の
TRHへの定ユ的転化が、上述のHPLCM理を用いてTRH用の反応溶液を分
析することによって、証明された。
いくつかの透導体に関して得られたデータが図3と図4に示されている。図示の
如く、TRHが人の血漿溶液内で誘導体から生成される。誘導体の初期濃度が最
も高い溶液内で生成されるT RHの大部分は、使用された濃度が、TRHは零
次反応速度に応じて不活性化されているという事実に基づくものである。このこ
とは、単位時間当りの分解の割合で換算して、不活性化率は、濃度が高くなるに
連れて減少するということを意味している。図3.4に示される如きTRHの時
間経過にλ1する連続反応経路における反応速度分析結果を示した。その結果、
異なる117期の誘導体濃度において、T RHは化学量論量(〉90%)で形
成されることが明らかになった。
これらの実験から、N−アルコキシカルボニル誘導体は、親である活性化合物が
生体内で放出されるのと同様な条件下で放出されるという点において、TRHの
プロドラッグ誘導体であることが事実上証明された。さらに、式1の化合物のR
1−置換基を適切に選択することによって、加水分解の割合とT RII生成を
制御し、容易に変更可能であることは明かである。徐々に加水分解する誘導体は
、TRH貯蔵所として作用し、血液内の急激な酵素分解から誘導されたTRHを
守る。
表1:
TRHと種々のTRH誘導体の分配係数(P)とクロマトグラフィックキャパン
ティーファクター(k′)
化合物 log P” log k’
Tl:IH−2,46<0.4
CH(CH3)2−0.80 0.96n−C4H9−0,471,07
CH2CH(CH3)2−0.44 1.09n−CsH130,71129
n−C8H171,88j、50
CH2C6H5−0,11
C6H,o(cydohexyリ 0.60 1.28CH2C82C1−1,
10
CH(C2H5)20.20
CH(03H7)21.20
CH2CH(02H5)C4H91,82a:オクタノールと0.02M燐酸塩
緩衝液pH7,4(21℃)表2・
T RHとその種々のN−アルコキンカルボニル誘導体の加水分解率データ37
℃の半減期
化合物
pH7,4ピログルタミル・ 8o%v、’v血漿C6H1o(cyclohe
xyl) 36.8 h 22 min 6.4 ha・このデータは、ピログ
ルタミル・アミノペプチダーゼ(0,01un i t/ml)を含む緩衝液
(pH7,4)内での分解の半減期である。
プロドラッグの経皮吸収
本発明によるプロドラッグを経てT RIIか皮膚を通して吸収される可能性を
、人の皮膚のサンプルを用いてガラス内で拡散実験して評価した。
検屍解削により得られた人の腹部全体の皮膚を使用した。皮膚を一18℃で保存
し、使用に先立ち室温で徐々に溶かした。皮下脂肪をすべて除去し、皮膚を細か
<9Jった。削り取った皮膚を開放フランツ拡散セルに入れた。拡散セルは、0
゜70cm”の拡散面積を有した。皮膚の真皮を、受容媒体(0,05Mアイソ
トニック・憐酸塩緩衝液、pH7,2)に入れ、この受容媒体を磁石の撹拌子を
入れて撹拌し、循環ウォータバスを用いて37℃の定温に保持した。
5% w/v溶液として、化合物を0.05M燐酸塩援衝緩衝液終pH6,0)
またはプロピレン・グリコール(100または200μm)に入れた。適時に、
1 nnlのサンプルを受容用から取り出し、新しい緩衝液と取り替えた。サン
プルを直ちにT RIIとプロドラッグ成分に関して、前述のHPLC法で分析
した。
各試形剤中の各化合物の浸透性を3回ずつ検査した。
TRIIの場合、測定可能な量の化合物は、200時間に及ぶ拡散実験の間、受
容用に検出されなかった。TRHの検出限度は、約0.5μgml”であった。
これと対比して、より親油性のあるN−オクチルオキシカルボニルTRH誘導体
は、容易に皮膚を通過した。濃度5%の水溶液安定した溶剤が認められた。基本
的には、適用された全てのプロドラッグが、人の溶剤を?7た。オクチルオ牛ジ
カルボニル・プロドラッグ誘導体が皮膚をよぐ通過するということは、水と混合
し易いことと、高い溶解性によるものと説明できよう。
本発明のプロドラッグを経てTRIを皮膚から浸透させる可能性を、通常の非経
口からのTRH投与量と、皮膚からの浸透量とを比較することにより、評価する
ことができる。
皮膚からの浸透テストの際のバッチの大きさは20Gm2であり、16μg/h
/cm2の融剤を使用すると、約24時間で7.6mgまたは320.czgT
RH/hを浸透させることが可能であることを、簡単に計算できる。この量は点
滴または注射により24 ++rr間に放出されるTRHの二と同じ(0,5−
5mg)である。
引用文献
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。
図1は、37℃において0.02Mはう酸塩緩衝液の中で、プロドラッグ誘導体
を加水分解する際のN−オクチルオキシカルボニル−TRH(式1;R1−オク
チル基)(O)とTRH(0)の時間経過を示す。
図2は、37℃の水溶液中のTRHのN−オルチルオキシカルボニル誘導体の加
水分解のpHの変化を示す。
図3は、37℃で80%の人の血漿にN−へキシルオキシカルボニル−TRH示
す。
図4は、37℃で80%の人の血漿にN−オクチルオキシカルボニル−TRH示
す。
、y:i
log Koゎ。
% TRH
χTRH
国際調査報告
1、l@l、lll+、sjl Alユ1.l、。、。PCT/DK 9010
022B国際調査報告
Claims (11)
- 1.一般式1で表わされるTRH誘導体、▲数式、化学式、表等があります▼ なお、R1は、アルキル基、アラキル基、アルケニル基、シクロアルキル基から 選択され、これらのアルキル、アラキル、アルケニルまたはシクロアルキル基は 非置換または、ハロゲン原子、例えばC1またはBr、より構成される基、水酸 基、あるいは1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルコキシ基より 選択される1以上の置換基で置換されており、薬剤として承認されている酸を付 加した塩である。
- 2.請求項1に記載のTRH誘導体であって、R1は、メチル、エチル、プロピ ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ヘキシル、オクチル、シクロヘキシル 、ベンジル、2−クロロエチル、または2−エチルヘキシルであることを特徴と する。
- 3.請求項1に記載の式1に基づくTRH誘導体を調製する工程において、式2 によるアシル化剤とTRHを反応させることを特徴とする、▲数式、化学式、表 等があります▼ R1は請求項1で定義した通りであり、Xは塩素、臭素、または4−ニトロフェ ニルオキシの如き適切な脱離基である。
- 4.請求項1及び2に記載の化合物において、薬剤として承認されている賦形剤 と薬効量の化合物よりなる薬剤。
- 5.非経口投与に用いた請求項4に記載の薬品調合剤。
- 6.鼻腔、経口、経皮、口腔投与に用いた請求項4に記載の薬品調合剤。
- 7.請求項1と2に記載の治療用の化合物。
- 8.治療用薬剤を調製するための請求項1または2に記載の化合物の使用。
- 9.TRH類似品のN−アルコキシカルボニル誘導体(すなわち、遊離イミダゾ ル基を有するL−ヒスチジル残基を含有するトリペプチド)、この誘導体ではア ルコキシカルボニル基は請求項1に定義した通りであり、前記TRH類似品のイ ミダゾル基の窒素原子に付加されていることを特徴とする。
- 10.請求項9に記載の化合物であって、TRH類似品はN−末端アミノ酸とし てL−ブロリニアミドを含有していることを特徴とする。
- 11.請求項9に記載の化合物であって、TRH類似品はCG3509,CG3 703,RX77368,MK−771、DN1417とYM−14673であ ることを特徴とする。
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