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JPH0539946U - 張力制御装置 - Google Patents

張力制御装置

Info

Publication number
JPH0539946U
JPH0539946U JP9715491U JP9715491U JPH0539946U JP H0539946 U JPH0539946 U JP H0539946U JP 9715491 U JP9715491 U JP 9715491U JP 9715491 U JP9715491 U JP 9715491U JP H0539946 U JPH0539946 U JP H0539946U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension control
rotation speed
comparator
drive motor
control device
Prior art date
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Granted
Application number
JP9715491U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2533216Y2 (ja
Inventor
宏満 海老原
Original Assignee
株式会社小森コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小森コーポレーシヨン filed Critical 株式会社小森コーポレーシヨン
Priority to JP9715491U priority Critical patent/JP2533216Y2/ja
Publication of JPH0539946U publication Critical patent/JPH0539946U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2533216Y2 publication Critical patent/JP2533216Y2/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送り出し開始時にたわみ,はり等が発生しな
いようにする。また、急停止に際して、蛇行したり断紙
することがないようにする。 【構成】 ロータリエンコーダ12を設け、原動モータ
1の回転速度に応じた電圧値Vxをコンパレータ14へ
与える。コンパレータ14へは比較基準電圧V1を設定
する。VxがV1を上回ったとき、コンパレータ14よ
りコントローラ10へスタート指令を送り、張力制御動
作を開始させる。VxがV1を下回ったとき、コンパレ
ータ14よりコントローラ10へストップ指令を送り、
張力制御動作を停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、原動モータの回転によって送り出されるウェブに加わる張力をそ の送り量を調整することにより制御する張力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、輪転印刷機においては、原動モータの回転をライン軸を介 してハーモニックギヤ等による変速装置に伝達し、この変速装置における変速比 をモータ等により調整することにより、ウェブの送り量(速度)を変えて当該ウ ェブに加わる張力を制御し、一定値に保つようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の張力制御装置によると、ウェブを送り出す前 に張力制御を開始するものとした場合、最初にたわみ,はり等が発生するという 不具合が生ずる。 また、急停止時に、原動モータへ回転停止指令を与えると共に張力制御を停止 するものとした場合、イナーシャにより原動モータが回転するため、張力制御な しでウェブが送られるものとなり、蛇行したり断紙するというような不具合が生 ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題を解決するためになされたもので、原動モータの回転 速度が所定回転速度を上回ったことを検出して張力制御を自動的にスタートさせ る自動スタート手段と、原動モータの回転速度が所定回転速度を下回ったことを 検出して張力制御を自動的に停止させる自動停止手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】
したがってこの考案によれば、原動モータの回転速度が所定回転速度を上回る と、張力制御が自動的に開始される。そして、この張力制御が、原動モータの回 転速度が所定回転速度を下回るまで生かされる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る張力制御装置を詳細に説明する。
【0007】 図1はこの張力制御装置の一実施例を示すブロック構成図である。同図におい て、1は原動モータ、2はこの原動モータ1の回転を伝達するライン軸、3はハ ーモニックドライブ、4はインフィードローラ、5はニップローラ、6は図示せ ぬエアシリンダにより下方に圧力を加えられているダンサローラ、7は制御モー タ、8はモータドライバ、9はダンサローラ6の位置を検出するポテンショメー タ、10はコントローラ、11はウェブである。
【0008】 また、12はライン軸2の回転量に応じたパルス列信号を送出するロータリエ ンコーダ、13はこのロータリエンコーダ12の送出するパルス列信号を入力と し、このパルス列信号の周波数を電圧値に変換するF/Vコンバータ、14はこ のF/Vコンバータの変換した電圧値Vxを入力とするコンパレータである。
【0009】 ハーモニックドライブ3は、ウェーブ・ジェネレータと呼ばれる入力軸、サー キュラ・スプラインと呼ばれる出力軸、フレクスプラインと呼ばれる制御軸の3 軸を備え、入力軸がライン軸2に連結され、出力軸がインフィードローラ4に連 結され、制御軸が制御モータ7に連結されている。
【0010】 ハーモニックドライブは、制御軸の速度を変えることにより、出力軸が入力軸 の回転速度に対し僅かな速度差をもって回転する。
【0011】 コンパレータ14には、比較基準電圧として、起動停止設定レベルV1が与え られている。
【0012】 次に、このように構成された張力制御装置の動作を各部の機能を交えながら説 明する。
【0013】 今、図1に示した状況において、原動モータ1の運転を開始するものとする。 原動モータ1の回転はライン軸2を介してハーモニックドライブ3に伝達される 。これにより、ハーモニックドライブ3の出力軸が回転を始め、この出力軸と共 に回転するインフィードローラ4とニップローラ5とに挟まれてウェブ11が送 り出され始める。
【0014】 一方、原動モータ1の運転が開始されると、ロータリエンコーダ12はライン 軸2の回転量に応じたパルス列信号を送出する。このロータリエンコーダ11の 送出するパルス列信号は、F/Vコンバータ13へ与えられ、その周波数に応じ た電圧値Vxに変換される。すなわち、原動モータ1の回転速度に応じた電圧値 Vxに変換され、これがコンパレータ14へ与えられる。
【0015】 コンパレータ14は、供与される電圧値Vxと起動停止設定レベルV1とを比 較し、VxがV1を上回ったとき、すなわち原動モータ1の回転速度が所定速度 を上回ったとき、コントローラ10へスタート指令を送る。
【0016】 コントローラ10は、コンパレータ14からのスタート指令を受けて、その張 力制御動作を開始する。すなわち、ポテンショメータ9の検出するダンサローラ 6の位置を所定の位置に保つように、つまりウェブ11に加わる張力を一定値に 保つように、モータドライバ8を介して制御モータ7の回転速度を制御し、ハー モニックドライブ3の出力軸の回転速度を調整し、ウェブ11の送り量(速度) を変える。
【0017】 すなわち、本実施例による張力制御装置によれば、ウェブ11を送り出してか ら張力制御が開始されるので、最初にたわみ,はり等が発生するという不具合が 生じない。
【0018】 次に、急停止時に、原動モータ1へ回転停止指令が与えられた場合について、 その動作を各部の機能を交えながら説明する。
【0019】 回転停止指令が与えられても、原動モータ1は、イナーシャによりしばらくの あいだ回転する。原動モータ1の回転速度が所定速度を上回っている間は、供与 される電圧値Vxが起動停止設定レベルV1よりも大きく、コンパレータ14は コントローラ10へストップ指令を与えない。原動モータ1の回転速度が所定速 度を下回ると、コンパレータ14はコントローラ10へストップ指令を与える。 コントローラ10は、このコンパレータ14からのストップ指令を受けて、その 張力制御動作を停止する。
【0020】 すなわち、本実施例による張力制御装置によると、原動モータ1の回転速度が 所定回転速度を下回るまで張力制御が生かされるものとなり、急停止に際して、 蛇行したり断紙したりするというような不具合が生じない。
【0021】 なお、本実施例においては、張力制御動作をスタートさせる場合とストップさ せる場合とで比較となるその基準電圧値V1を同一としたが、この基準電圧値は 同一でなくてもよいことは言うまでもない。また、基準電圧値V1を零として、 ライン軸2の回転が停止した場合に張力制御動作をストップさせるようにしても よい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように本考案によれば、原動モータの回転速度 が所定回転速度を上回ると、張力制御が自動的に開始されるため、ウェブを送り 出してから張力制御が開始されるものとして、最初にたわみ,はり等が発生する という不具合を解消することが可能となる。 また、本考案によれば、原動モータの回転速度が所定回転速度を下回るまで張 力制御が生かされるので、急停止に際して、蛇行したり断紙したりするというよ うな不具合を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る張力制御装置の一実施例を示すブ
ロック構成図。
【符号の説明】
1 原動モータ 3 ハーモニックドライブ 4 インフィードローラ 5 ニップローラ 7 制御モータ 10 コントローラ 11 ウェブ 12 ロータリエンコーダ 14 コンパレータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動モータの回転によって送り出される
    ウェブに加わる張力をその送り量を調整することにより
    制御する張力制御装置において、 前記原動モータの回転速度が所定回転速度を上回ったこ
    とを検出して前記張力制御を自動的にスタートさせる自
    動スタート手段と、 前記原動モータの回転速度が所定回転速度を下回ったこ
    とを検出して前記張力制御を自動的に停止させる自動停
    止手段とを備えたことを特徴とする張力制御装置。
JP9715491U 1991-10-31 1991-10-31 張力制御装置 Expired - Fee Related JP2533216Y2 (ja)

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JP9715491U JP2533216Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 張力制御装置

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JP9715491U JP2533216Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 張力制御装置

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JPH0539946U true JPH0539946U (ja) 1993-05-28
JP2533216Y2 JP2533216Y2 (ja) 1997-04-23

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JP9715491U Expired - Fee Related JP2533216Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 張力制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019086A (ja) * 2000-06-02 2002-01-22 Man Roland Druckmas Ag 紙切れを検知する方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002019086A (ja) * 2000-06-02 2002-01-22 Man Roland Druckmas Ag 紙切れを検知する方法および装置

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Publication number Publication date
JP2533216Y2 (ja) 1997-04-23

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