JPH05339122A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH05339122A JPH05339122A JP4150592A JP15059292A JPH05339122A JP H05339122 A JPH05339122 A JP H05339122A JP 4150592 A JP4150592 A JP 4150592A JP 15059292 A JP15059292 A JP 15059292A JP H05339122 A JPH05339122 A JP H05339122A
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- Japan
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- powder
- base
- iron oxide
- coloring pigment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】滑沢性と、付着力と、カバー力との総合評価に
おいて優れた化粧料を得る。 【構成】CaTiO3 、Ca2 Ti5 O12、Ca4 Ti
3 O10、Ca3 Ti2 O7 、CaTi2 O5 、CaTi
4 O9 、CaTi2 O4 、CaZrO3 、Ca6 Zr19
O44、CaZr4 O9 、Ca0.15Zr0.85O1.85、Ca
ZrTi2 O7 、CaTiZr3 O9 、(Zr,Ca,
Ti)O2 などの、酸化カルシウムと酸化チタニウムお
よび酸化ジルコニウムから選ばれた少なくとも1種との
複合体の粒子からなる粉末を配合してなる化粧料。
おいて優れた化粧料を得る。 【構成】CaTiO3 、Ca2 Ti5 O12、Ca4 Ti
3 O10、Ca3 Ti2 O7 、CaTi2 O5 、CaTi
4 O9 、CaTi2 O4 、CaZrO3 、Ca6 Zr19
O44、CaZr4 O9 、Ca0.15Zr0.85O1.85、Ca
ZrTi2 O7 、CaTiZr3 O9 、(Zr,Ca,
Ti)O2 などの、酸化カルシウムと酸化チタニウムお
よび酸化ジルコニウムから選ばれた少なくとも1種との
複合体の粒子からなる粉末を配合してなる化粧料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファンデーション、
お白い、パック、アイシャドー、アイライナー、マスカ
ラー、口紅、ほほ紅、ネイルエナメル、ノーズシャドー
などの化粧料に関する。
お白い、パック、アイシャドー、アイライナー、マスカ
ラー、口紅、ほほ紅、ネイルエナメル、ノーズシャドー
などの化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料は、顔や手などに塗布して、肌色
を変えたり、色彩を部分的に強調したり、陰影をつけて
立体感をだしたり、しみ、そばかす、傷跡、白斑などの
肌の欠点を隠したりして魅力的な容貌を作りだすために
使用される。そのため、化粧料には、人体(肌)に安全
であること、経時的な変色や変臭、分離などが起こらな
いこと、光源の種類によって色が著しく変わって見えな
いこと、塗布後に違和感を感じないこと、化粧落としが
容易であることといったことに加え、滑沢性(滑りや伸
び)がよくて塗布時の感触がソフトであること、肌への
付着力がよいこと、適度なカバー力(隠ぺい力)を有す
ることが要求され、これらの要求を満たすために各種の
成分を配合している。
を変えたり、色彩を部分的に強調したり、陰影をつけて
立体感をだしたり、しみ、そばかす、傷跡、白斑などの
肌の欠点を隠したりして魅力的な容貌を作りだすために
使用される。そのため、化粧料には、人体(肌)に安全
であること、経時的な変色や変臭、分離などが起こらな
いこと、光源の種類によって色が著しく変わって見えな
いこと、塗布後に違和感を感じないこと、化粧落としが
容易であることといったことに加え、滑沢性(滑りや伸
び)がよくて塗布時の感触がソフトであること、肌への
付着力がよいこと、適度なカバー力(隠ぺい力)を有す
ることが要求され、これらの要求を満たすために各種の
成分を配合している。
【0003】すなわち、使用時に滑らかに拡がり、ソフ
トな感触を与えるために、タルク、マイカ、カオリンの
粉末や、合成樹脂の粉末、たとえばナイロン粉末やポリ
エチレン粉末などが配合されている。しかしながら、タ
ルクやマイカ、カオリンの粉末は、ソフトな使用感を与
えるものの隠ぺい力が小さい。また、合成樹脂の粉末
は、肌への付着力が弱い。一方、肌の欠点を隠すため
に、二酸化チタンや酸化亜鉛の粉末などが多用されてい
るが、これらは伸びを悪くするし、触媒活性を有するた
めに、他の配合成分、たとえば香料やオイルを変質させ
たり劣化させたりしやすい。結局、従来の化粧料は、い
ずれも、滑沢性と、付着力と、カバー力との総合評価に
おいて劣る。
トな感触を与えるために、タルク、マイカ、カオリンの
粉末や、合成樹脂の粉末、たとえばナイロン粉末やポリ
エチレン粉末などが配合されている。しかしながら、タ
ルクやマイカ、カオリンの粉末は、ソフトな使用感を与
えるものの隠ぺい力が小さい。また、合成樹脂の粉末
は、肌への付着力が弱い。一方、肌の欠点を隠すため
に、二酸化チタンや酸化亜鉛の粉末などが多用されてい
るが、これらは伸びを悪くするし、触媒活性を有するた
めに、他の配合成分、たとえば香料やオイルを変質させ
たり劣化させたりしやすい。結局、従来の化粧料は、い
ずれも、滑沢性と、付着力と、カバー力との総合評価に
おいて劣る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来の化粧料の上述した問題点を解決し、滑沢性と、付着
力と、カバー力との総合評価において優れた化粧料を提
供するにある。
来の化粧料の上述した問題点を解決し、滑沢性と、付着
力と、カバー力との総合評価において優れた化粧料を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、酸化カルシウムと、酸化チタニウムお
よび酸化ジルコニウムから選ばれた少なくとも1種との
複合体の粒子からなる粉末を配合してなる化粧料を提供
する。粉末の平均粒子径は、好ましくは0.05〜15
μmの範囲にある。
に、この発明は、酸化カルシウムと、酸化チタニウムお
よび酸化ジルコニウムから選ばれた少なくとも1種との
複合体の粒子からなる粉末を配合してなる化粧料を提供
する。粉末の平均粒子径は、好ましくは0.05〜15
μmの範囲にある。
【0006】この発明の化粧料は、粉末状、液状、ケー
ク状、ペンシル状、スティック状、クリーム状、ペース
ト状、ゼリー状、ゾル状など、いずれであってもよい。
化粧料の種類による。
ク状、ペンシル状、スティック状、クリーム状、ペース
ト状、ゼリー状、ゾル状など、いずれであってもよい。
化粧料の種類による。
【0007】この発明において、1個の粒子は、単一の
成分からなるのではなく、酸化カルシウムと、酸化チタ
ニウムおよび/または酸化ジルコニウムとが化学的に結
合していたり、固溶していたりするものである。
成分からなるのではなく、酸化カルシウムと、酸化チタ
ニウムおよび/または酸化ジルコニウムとが化学的に結
合していたり、固溶していたりするものである。
【0008】化学的に結合しているものの例としては、
CaTiO3 、Ca2 Ti5 O12、Ca4 Ti3 O10、
Ca3 Ti2 O7 、CaTi2 O5 、CaTi4 O9 、
CaTi2 O4 、CaZrO3 、Ca6 Zr19O44、C
aZr4 O9 、Ca0.15Zr0.85O1.85、CaZrTi
2 O7 、CaTiZr3 O9 、(Zr,Ca,Ti)O
2 がある。これらは、1個の粒子内に、単独で存在して
いても、共存していてもよい。また、これらのほかに、
固溶体が共存していたり、酸化カルシウム、酸化チタニ
ウムおよび/または酸化ジルコニウムが共存している場
合もある。なお、化合物や固溶体、酸化カルシウム、酸
化チタニウム、酸化ジルコニウムは、結晶質であっても
よく、非晶質であってもよい。また、含水物や水和物の
形態であってもよい。
CaTiO3 、Ca2 Ti5 O12、Ca4 Ti3 O10、
Ca3 Ti2 O7 、CaTi2 O5 、CaTi4 O9 、
CaTi2 O4 、CaZrO3 、Ca6 Zr19O44、C
aZr4 O9 、Ca0.15Zr0.85O1.85、CaZrTi
2 O7 、CaTiZr3 O9 、(Zr,Ca,Ti)O
2 がある。これらは、1個の粒子内に、単独で存在して
いても、共存していてもよい。また、これらのほかに、
固溶体が共存していたり、酸化カルシウム、酸化チタニ
ウムおよび/または酸化ジルコニウムが共存している場
合もある。なお、化合物や固溶体、酸化カルシウム、酸
化チタニウム、酸化ジルコニウムは、結晶質であっても
よく、非晶質であってもよい。また、含水物や水和物の
形態であってもよい。
【0009】そのような複合体の粒子からなる粉末は、
平均粒子径が0.05〜15μmの範囲にあり、かつ、
粒子は好ましくは等軸形状をしている。すなわち、平均
粒子径が0.05μm未満であるときは、比表面積が大
きすぎて塗布時の滑沢性が悪くなり、使用感が重くな
る。また、15μmを超えると、肌に対する付着力が弱
まり、脱落したり、そうでなくても塗布時のざらつき感
が大きくなる。結局、滑沢性と付着性の双方を満足させ
るためには、平均粒子径が0.05〜15μmの範囲に
あるのが好ましい。化粧料の種類にもよるが、より好ま
しい平均粒子径の範囲は0.1〜0.8μm、さらに好
ましい範囲は0.3〜0.5μmである。なお、等軸形
状とは、粒子の顕微鏡写真をみたとき、粒子の輪郭に接
する2本の平行線間の距離aと、それと直交する方向の
輪郭に接し、かつ、間隔が最も大きい2本の平行線間の
距離bとの比a/bが0.5〜1.0、好ましくは0.
8〜1.0の範囲にあるということである。等軸形状で
ないときは、粒子の種類や化粧料の種類にもよるが、滑
沢性が不十分になることがある。
平均粒子径が0.05〜15μmの範囲にあり、かつ、
粒子は好ましくは等軸形状をしている。すなわち、平均
粒子径が0.05μm未満であるときは、比表面積が大
きすぎて塗布時の滑沢性が悪くなり、使用感が重くな
る。また、15μmを超えると、肌に対する付着力が弱
まり、脱落したり、そうでなくても塗布時のざらつき感
が大きくなる。結局、滑沢性と付着性の双方を満足させ
るためには、平均粒子径が0.05〜15μmの範囲に
あるのが好ましい。化粧料の種類にもよるが、より好ま
しい平均粒子径の範囲は0.1〜0.8μm、さらに好
ましい範囲は0.3〜0.5μmである。なお、等軸形
状とは、粒子の顕微鏡写真をみたとき、粒子の輪郭に接
する2本の平行線間の距離aと、それと直交する方向の
輪郭に接し、かつ、間隔が最も大きい2本の平行線間の
距離bとの比a/bが0.5〜1.0、好ましくは0.
8〜1.0の範囲にあるということである。等軸形状で
ないときは、粒子の種類や化粧料の種類にもよるが、滑
沢性が不十分になることがある。
【0010】上記の粉末は、化粧料の種類にもよるが、
好ましくは、0.1〜99重量%の範囲で配合される。
0.1重量%未満では、滑沢性と、付着力と、カバー力
に関して十分に大きな効果が得られないことがある。ま
た、99重量%を超えて配合すると、たとえばスティッ
クに成型するときの成型性が悪くなる。
好ましくは、0.1〜99重量%の範囲で配合される。
0.1重量%未満では、滑沢性と、付着力と、カバー力
に関して十分に大きな効果が得られないことがある。ま
た、99重量%を超えて配合すると、たとえばスティッ
クに成型するときの成型性が悪くなる。
【0011】このように、この発明の化粧料において
は、酸化カルシウムと、酸化チタニウムおよび酸化ジル
コニウムから選ばれた少なくとも1種との複合体の粒子
からなる粉末が配合されていることを必須とするが、そ
れ以外に、化粧料において通常使用されている、たとえ
ば、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、雲母などの顔料
や、アニスオイル、アセトフェノン、ベンジルアルコー
ルなどの香料や、ポリビニルアルコールなどの可塑剤
や、ジブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤や、
ヒノキチオール、チモールなどの防腐剤や、ミリスチン
酸オクシルドデシル、セスキオレイン酸ソルビタンなど
の界面活性剤や、プロピレングリコール、グリセリンな
どの保湿剤やヒドロキシエチルセルロース、ペクチンな
どの増粘剤や、水やアルコールなどの他の成分が配合さ
れることはいうまでもない。
は、酸化カルシウムと、酸化チタニウムおよび酸化ジル
コニウムから選ばれた少なくとも1種との複合体の粒子
からなる粉末が配合されていることを必須とするが、そ
れ以外に、化粧料において通常使用されている、たとえ
ば、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、雲母などの顔料
や、アニスオイル、アセトフェノン、ベンジルアルコー
ルなどの香料や、ポリビニルアルコールなどの可塑剤
や、ジブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤や、
ヒノキチオール、チモールなどの防腐剤や、ミリスチン
酸オクシルドデシル、セスキオレイン酸ソルビタンなど
の界面活性剤や、プロピレングリコール、グリセリンな
どの保湿剤やヒドロキシエチルセルロース、ペクチンな
どの増粘剤や、水やアルコールなどの他の成分が配合さ
れることはいうまでもない。
【0012】この発明の化粧料は、化粧料の種類に応じ
て通常採られている方法によって製造することができ
る。
て通常採られている方法によって製造することができ
る。
【0013】
実施例1(パウダーファンデーション) 処方: チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末 82.0重量% (CaZrTi2 O7 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 3.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 2.5重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.5重量% 流動パラフィン(基剤) 6.0重量% ミリスチン酸オクシルドデシル(基剤) 2.5重量% ワセリン(基剤) 3.5重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料
とを混合しながら、基材と香料との混合物を添加し、粉
砕し、圧縮成型してパウダーファンデーションを得た。
とを混合しながら、基材と香料との混合物を添加し、粉
砕し、圧縮成型してパウダーファンデーションを得た。
【0014】比較例1(パウダーファンデーション) 実施例1において、チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末
を、酸化チタン粉末15.0重量%、ナイロン粉末1
5.0重量%、マイカ粉末20重量%、タルク粉末3
2.0重量%に置き換え、同様にパウダーファンデーシ
ョンを得た。
を、酸化チタン粉末15.0重量%、ナイロン粉末1
5.0重量%、マイカ粉末20重量%、タルク粉末3
2.0重量%に置き換え、同様にパウダーファンデーシ
ョンを得た。
【0015】実施例2(スティック型ファンデーショ
ン) 処方: チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末 35.0重量% (CaZrTi2 O7 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 5.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.0重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 流動パラフィン(基剤) 16.0重量% ミリスチン酸イソプロピル(基剤) 15.0重量% 液状ラノリン(基剤) 5.5重量% マイクロクリスタリンワックス(基剤) 5.5重量% セレシン(基剤) 10.0重量% カルナウバロウ(基剤) 2.0重量% セスキオレイン酸ソルビタン(基剤) 1.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:基剤を混合し、75℃で加熱、融解した後、チ
タン酸ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料とを加え、
ロールミルで混練し、溶かし、脱泡し、さらに香料を加
えて容器に流し込み、冷却してスティック型ファンデー
ションを得た。
ン) 処方: チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末 35.0重量% (CaZrTi2 O7 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 5.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.0重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 流動パラフィン(基剤) 16.0重量% ミリスチン酸イソプロピル(基剤) 15.0重量% 液状ラノリン(基剤) 5.5重量% マイクロクリスタリンワックス(基剤) 5.5重量% セレシン(基剤) 10.0重量% カルナウバロウ(基剤) 2.0重量% セスキオレイン酸ソルビタン(基剤) 1.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:基剤を混合し、75℃で加熱、融解した後、チ
タン酸ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料とを加え、
ロールミルで混練し、溶かし、脱泡し、さらに香料を加
えて容器に流し込み、冷却してスティック型ファンデー
ションを得た。
【0016】比較例2(スティック型ファンデーショ
ン) 実施例2において、チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末
を、酸化チタン粉末15.0重量%、カオリン粉末1
5.0重量%、タルク粉末5.0重量%に置き換え、同
様にスティック型ファンデーション得た。
ン) 実施例2において、チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末
を、酸化チタン粉末15.0重量%、カオリン粉末1
5.0重量%、タルク粉末5.0重量%に置き換え、同
様にスティック型ファンデーション得た。
【0017】実施例3(クリーム状ファンデーション) 処方: チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末 15.0重量% (CaZrTi2 O7 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 1.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 0.8重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.2重量% ミリスチン酸イソプロピル(油相基剤) 7.8重量% 流動パラフィン(油相基剤) 7.0重量% モノラウリン酸プロピレングリコール(油相基剤) 3.0重量% 親油性モノステアリン酸グリセリン(油相基剤) 2.5重量% ステアリン酸(油相基剤) 5.0重量% セトステアリルアルコール(油相基剤) 1.0重量% パラオキシ安息香酸ブチル(油相基剤) 0.2重量% 精製水(水相基剤) 52.1重量% トリエタノールアミン(水相基剤) 1.2重量% ソルビット(水相基剤) 3.0重量% パラオキシ安息香酸メチル(水相基剤) 0.2重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:水相基剤の混合物を調製し、これにチタン酸ジ
ルコン酸カルシウム粉末と着色顔料との混合物を加えて
分散させた。一方、油相基剤の混合物を調製し、これを
80℃に保って撹拌しながら、75℃に保った水相基剤
の混合物に加え、乳化し、冷却しながら、50℃で香料
を加え、さらに撹拌しながら冷却し、クリーム状ファン
デーションを得た。
ルコン酸カルシウム粉末と着色顔料との混合物を加えて
分散させた。一方、油相基剤の混合物を調製し、これを
80℃に保って撹拌しながら、75℃に保った水相基剤
の混合物に加え、乳化し、冷却しながら、50℃で香料
を加え、さらに撹拌しながら冷却し、クリーム状ファン
デーションを得た。
【0018】比較例3(クリーム状ファンデーション) 実施例3において、チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末
を、酸化チタン粉末8.0重量%、カオリン粉末4.0
重量%、タルク粉末3.0重量%に置き換え、同様にク
リーム状ファンデーションを得た。
を、酸化チタン粉末8.0重量%、カオリン粉末4.0
重量%、タルク粉末3.0重量%に置き換え、同様にク
リーム状ファンデーションを得た。
【0019】実施例4(粉お白い) 処方: チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末 80.0重量% (CaZrTi2 O7 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.85) ベンガラ粉末(着色顔料) 4.5重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.5重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 沈降炭酸カルシウム粉末(顔料) 5.0重量% ステアリン酸マグネシウム粉末(顔料) 5.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料
とを混合し、さらに顔料を加えて混合した後、香料を噴
霧し、さらに混合し、粉砕し、200メッシュのふるい
にかけて粉お白いを得た。
とを混合し、さらに顔料を加えて混合した後、香料を噴
霧し、さらに混合し、粉砕し、200メッシュのふるい
にかけて粉お白いを得た。
【0020】比較例4(粉お白い) 実施例4において、チタン酸ジルコン酸カルシウム粉末
を、タルク粉末55.0重量%、カオリン粉末15.0
重量%、酸化亜鉛粉末10.0重量%に置き換え、同様
に粉お白いを得た。
を、タルク粉末55.0重量%、カオリン粉末15.0
重量%、酸化亜鉛粉末10.0重量%に置き換え、同様
に粉お白いを得た。
【0021】実施例5(パウダーファンデーション) 処方: チタン酸カルシウム粉末 82.0重量% (CaTiO3 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 3.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 2.5重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.5重量% 流動パラフィン(基剤) 6.0重量% ミリスチン酸オクシルドデシル(基剤) 2.5重量% ワセリン(基剤) 3.5重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:チタン酸カルシウム粉末と着色顔料とを混合し
ながら、基材と香料との混合物を添加し、粉砕し、圧縮
成型してパウダーファンデーションを得た。
ながら、基材と香料との混合物を添加し、粉砕し、圧縮
成型してパウダーファンデーションを得た。
【0022】比較例5(パウダーファンデーション) 実施例5において、チタン酸カルシウム粉末を、酸化チ
タン粉末15.0重量%、ナイロン粉末15.0重量
%、マイカ粉末20重量%、タルク粉末32.0重量%
に置き換え、同様にパウダーファンデーションを得た。
タン粉末15.0重量%、ナイロン粉末15.0重量
%、マイカ粉末20重量%、タルク粉末32.0重量%
に置き換え、同様にパウダーファンデーションを得た。
【0023】実施例6(スティック型ファンデーショ
ン) 処方: チタン酸カルシウム粉末 35.0重量% (CaTiO3 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 5.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.0重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 流動パラフィン(基剤) 16.0重量% ミリスチン酸イソプロピル(基剤) 15.0重量% 液状ラノリン(基剤) 5.5重量% マイクロクリスタリンワックス(基剤) 5.5重量% セレシン(基剤) 10.0重量% カルナウバロウ(基剤) 2.0重量% セスキオレイン酸ソルビタン(基剤) 1.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:基剤を混合し、75℃で加熱、融解した後、チ
タン酸カルシウム粉末と着色顔料とを加え、ロールミル
で混練し、溶かし、脱泡し、さらに香料を加えて容器に
流し込み、冷却してスティック型ファンデーションを得
た。
ン) 処方: チタン酸カルシウム粉末 35.0重量% (CaTiO3 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 5.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.0重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 流動パラフィン(基剤) 16.0重量% ミリスチン酸イソプロピル(基剤) 15.0重量% 液状ラノリン(基剤) 5.5重量% マイクロクリスタリンワックス(基剤) 5.5重量% セレシン(基剤) 10.0重量% カルナウバロウ(基剤) 2.0重量% セスキオレイン酸ソルビタン(基剤) 1.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:基剤を混合し、75℃で加熱、融解した後、チ
タン酸カルシウム粉末と着色顔料とを加え、ロールミル
で混練し、溶かし、脱泡し、さらに香料を加えて容器に
流し込み、冷却してスティック型ファンデーションを得
た。
【0024】比較例6(スティック型ファンデーショ
ン) 実施例6において、チタン酸カルシウム粉末を、酸化チ
タン粉末15.0重量%、カオリン粉末15.0重量
%、タルク粉末5.0重量%に置き換え、同様にスティ
ック型ファンデーションを得た。
ン) 実施例6において、チタン酸カルシウム粉末を、酸化チ
タン粉末15.0重量%、カオリン粉末15.0重量
%、タルク粉末5.0重量%に置き換え、同様にスティ
ック型ファンデーションを得た。
【0025】実施例7(クリーム状ファンデーション) 処方: チタン酸カルシウム粉末 15.0重量% (CaTiO3 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 1.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 0.8重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.2重量% ミリスチン酸イソプロピル(油相基剤) 7.8重量% 流動パラフィン(油相基剤) 7.0重量% モノラウリン酸プロピレングリコール(油相基剤) 3.0重量% 親油性モノステアリン酸グリセリン(油相基剤) 2.5重量% ステアリン酸(油相基剤) 5.0重量% セトステアリルアルコール(油相基剤) 1.0重量% パラオキシ安息香酸ブチル(油相基剤) 0.2重量% 精製水(水相基剤) 52.1重量% トリエタノールアミン(水相基剤) 1.2重量% ソルビット(水相基剤) 3.0重量% パラオキシ安息香酸メチル(水相基剤) 0.2重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:水相基剤の混合物を調製し、これにチタン酸カ
ルシウム粉末と着色顔料との混合物を加えて分散させ
た。一方、油相基剤の混合物を調製し、これを80℃に
保って撹拌しながら、75℃に保った水相基剤の混合物
に加え、乳化し、冷却しながら、50℃で香料を加え、
さらに撹拌しながら冷却し、クリーム状ファンデーショ
ンを得た。
ルシウム粉末と着色顔料との混合物を加えて分散させ
た。一方、油相基剤の混合物を調製し、これを80℃に
保って撹拌しながら、75℃に保った水相基剤の混合物
に加え、乳化し、冷却しながら、50℃で香料を加え、
さらに撹拌しながら冷却し、クリーム状ファンデーショ
ンを得た。
【0026】比較例7(クリーム状ファンデーション) 実施例7において、チタン酸カルシウム粉末を、酸化チ
タン粉末8.0重量%、カオリン粉末4.0重量%、タ
ルク粉末3.0重量%に置き換え、同様にクリーム状フ
ァンデーションを得た。
タン粉末8.0重量%、カオリン粉末4.0重量%、タ
ルク粉末3.0重量%に置き換え、同様にクリーム状フ
ァンデーションを得た。
【0027】実施例8(粉お白い) 処方: チタン酸カルシウム粉末 80.0重量% (CaTiO3 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 4.5重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.5重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 沈降炭酸カルシウム粉末(基剤) 5.0重量% ステアリン酸マグネシウム粉末(基剤) 5.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:チタン酸カルシウム粉末と着色顔料とを混合
し、さらに顔料を加えて混合した後、香料を噴霧し、さ
らに混合し、粉砕し、200メッシュのふるいにかけて
粉お白いを得た。
し、さらに顔料を加えて混合した後、香料を噴霧し、さ
らに混合し、粉砕し、200メッシュのふるいにかけて
粉お白いを得た。
【0028】比較例8(粉お白い) 実施例8において、チタン酸カルシウム粉末を、タルク
粉末55.0重量%、カオリン粉末15.0重量%、酸
化亜鉛粉末10.0重量%に置き換え、同様に粉お白い
を得た。
粉末55.0重量%、カオリン粉末15.0重量%、酸
化亜鉛粉末10.0重量%に置き換え、同様に粉お白い
を得た。
【0029】実施例9(パウダーファンデーション) 処方: ジルコン酸カルシウム粉末 82.0重量% (CaZrO3 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 3.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 2.5重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.5重量% 流動パラフィン(基剤) 6.0重量% ミリスチン酸オクシルドデシル(基剤) 2.5重量% ワセリン(基剤) 3.5重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料とを混合
しながら、基材と香料との混合物を添加し、粉砕し、圧
縮成型してパウダーファンデーションを得た。 比較例9(パウダーファンデーション) 実施例9において、ジルコン酸カルシウム粉末を、酸化
チタン粉末15.0重量%、ナイロン粉末15.0重量
%、マイカ粉末20重量%、タルク粉末32.0重量%
に置き換え、同様にパウダーファンデーションを得た。
しながら、基材と香料との混合物を添加し、粉砕し、圧
縮成型してパウダーファンデーションを得た。 比較例9(パウダーファンデーション) 実施例9において、ジルコン酸カルシウム粉末を、酸化
チタン粉末15.0重量%、ナイロン粉末15.0重量
%、マイカ粉末20重量%、タルク粉末32.0重量%
に置き換え、同様にパウダーファンデーションを得た。
【0030】実施例10(スティック型ファンデーショ
ン) 処方: ジルコン酸カルシウム粉末 35.0重量% (CaZrO3 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 5.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.0重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 流動パラフィン(基剤) 16.0重量% ミリスチン酸イソプロピル(基剤) 15.0重量% 液状ラノリン(基剤) 5.5重量% マイクロクリスタリンワックス(基剤) 5.5重量% セレシン(基剤) 10.0重量% カルナウバロウ(基剤) 2.0重量% セスキオレイン酸ソルビタン(基剤) 1.0重量% アセトフェノン(基剤) 微量 製造法:基剤を混合し、75℃で加熱、融解した後、チ
タン酸ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料とを加え、
ロールミルで混練し、溶かし、脱泡し、さらに香料を加
えて容器に流し込み、冷却してスティック型ファンデー
ションを得た。
ン) 処方: ジルコン酸カルシウム粉末 35.0重量% (CaZrO3 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 5.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.0重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 流動パラフィン(基剤) 16.0重量% ミリスチン酸イソプロピル(基剤) 15.0重量% 液状ラノリン(基剤) 5.5重量% マイクロクリスタリンワックス(基剤) 5.5重量% セレシン(基剤) 10.0重量% カルナウバロウ(基剤) 2.0重量% セスキオレイン酸ソルビタン(基剤) 1.0重量% アセトフェノン(基剤) 微量 製造法:基剤を混合し、75℃で加熱、融解した後、チ
タン酸ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料とを加え、
ロールミルで混練し、溶かし、脱泡し、さらに香料を加
えて容器に流し込み、冷却してスティック型ファンデー
ションを得た。
【0031】比較例10(スティック型ファンデーショ
ン) 実施例10において、ジルコン酸カルシウム粉末を、酸
化チタン粉末15.0重量%、カオリン粉末15.0重
量%、タルク粉末5.0重量%に置き換え、同様にステ
ィック型ファンデーションを得た。
ン) 実施例10において、ジルコン酸カルシウム粉末を、酸
化チタン粉末15.0重量%、カオリン粉末15.0重
量%、タルク粉末5.0重量%に置き換え、同様にステ
ィック型ファンデーションを得た。
【0032】実施例11(クリーム状ファンデーショ
ン) 処方: ジルコン酸カルシウム粉末 15.0重量% (CaZrO3 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 1.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 0.8重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.2重量% ミリスチン酸イソプロピル(油相基剤) 7.8重量% 流動パラフィン(油相基剤) 7.0重量% モノラウリン酸プロピレングリコール(油相基剤) 3.0重量% 親油性モノステアリン酸グリセリン(油相基剤) 2.5重量% ステアリン酸(油相基剤) 5.0重量% セトステアリルアルコール(油相基剤) 1.0重量% パラオキシ安息香酸ブチル(油相基剤) 0.2重量% 精製水(水相基剤) 52.1重量% トリエタノールアミン(水相基剤) 1.2重量% ソルビット(水相基剤) 3.0重量% パラオキシ安息香酸メチル(水相基剤) 0.2重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:水相基剤の混合物を調製し、これにジルコン酸
カルシウム粉末と着色顔料との混合物を加えて分散させ
た。一方、油相基剤の混合物を調製し、これを80℃に
保って撹拌しながら、75℃に保った水相基剤の混合物
に加え、乳化し、冷却しながら、50℃で香料を加え、
さらに撹拌しながら冷却し、クリーム状ファンデーショ
ンを得た。
ン) 処方: ジルコン酸カルシウム粉末 15.0重量% (CaZrO3 、平均粒子径:0.3μm、a/b:0.9) ベンガラ粉末(着色顔料) 1.0重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 0.8重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 0.2重量% ミリスチン酸イソプロピル(油相基剤) 7.8重量% 流動パラフィン(油相基剤) 7.0重量% モノラウリン酸プロピレングリコール(油相基剤) 3.0重量% 親油性モノステアリン酸グリセリン(油相基剤) 2.5重量% ステアリン酸(油相基剤) 5.0重量% セトステアリルアルコール(油相基剤) 1.0重量% パラオキシ安息香酸ブチル(油相基剤) 0.2重量% 精製水(水相基剤) 52.1重量% トリエタノールアミン(水相基剤) 1.2重量% ソルビット(水相基剤) 3.0重量% パラオキシ安息香酸メチル(水相基剤) 0.2重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:水相基剤の混合物を調製し、これにジルコン酸
カルシウム粉末と着色顔料との混合物を加えて分散させ
た。一方、油相基剤の混合物を調製し、これを80℃に
保って撹拌しながら、75℃に保った水相基剤の混合物
に加え、乳化し、冷却しながら、50℃で香料を加え、
さらに撹拌しながら冷却し、クリーム状ファンデーショ
ンを得た。
【0033】比較例11(クリーム状ファンデーショ
ン) 実施例11において、ジルコン酸カルシウム粉末を、酸
化チタン粉末8.0重量%、カオリン粉末4.0重量
%、タルク粉末3.0重量%に置き換え、同様にクリー
ム状ファンデーションを得た。
ン) 実施例11において、ジルコン酸カルシウム粉末を、酸
化チタン粉末8.0重量%、カオリン粉末4.0重量
%、タルク粉末3.0重量%に置き換え、同様にクリー
ム状ファンデーションを得た。
【0034】実施例12(粉お白い) 処方: ジルコン酸カルシウム粉末 80.0重量% (CaZrO3 、平均粒子径:0.4μm、a/b:0.85) ベンガラ粉末(着色顔料) 4.5重量% 黄酸化鉄粉末(着色顔料) 3.5重量% 黒酸化鉄粉末(着色顔料) 2.0重量% 沈降炭酸カルシウム粉末(顔料) 5.0重量% ステアリン酸マグネシウム粉末(顔料) 5.0重量% アセトフェノン(香料) 微量 製造法:ジルコン酸カルシウム粉末と着色顔料とを混合
し、さらに顔料を加えて混合した後、香料を噴霧し、さ
らに混合し、粉砕し、200メッシュのふるいにかけて
粉お白いを得た。
し、さらに顔料を加えて混合した後、香料を噴霧し、さ
らに混合し、粉砕し、200メッシュのふるいにかけて
粉お白いを得た。
【0035】比較例12(粉お白い) 実施例12において、ジルコン酸カルシウム粉末を、タ
ルク粉末55.0重量%、カオリン粉末15.0重量
%、酸化亜鉛粉末10.0重量%に置き換え、同様に粉
お白いを得た。
ルク粉末55.0重量%、カオリン粉末15.0重量
%、酸化亜鉛粉末10.0重量%に置き換え、同様に粉
お白いを得た。
【0036】
【実施例および比較例による化粧料の評価】実施例1〜
12および比較例1〜12による化粧料について、滑沢
性および付着力の指標としての官能性と、カバー力とを
評価した。官能性は、化粧料を20名の女性に2週間使
用してもらい、肌ざわり、付き、のびの3点について、
「よい」を“1”、「悪い」を“0”、とすることによ
って評価した。また、カバー力は、JIS K5101
の規定される「顔料試験方法」に準拠し、同法における
調製試料として上記の化粧料を使用した。評価結果を表
1に示す。
12および比較例1〜12による化粧料について、滑沢
性および付着力の指標としての官能性と、カバー力とを
評価した。官能性は、化粧料を20名の女性に2週間使
用してもらい、肌ざわり、付き、のびの3点について、
「よい」を“1”、「悪い」を“0”、とすることによ
って評価した。また、カバー力は、JIS K5101
の規定される「顔料試験方法」に準拠し、同法における
調製試料として上記の化粧料を使用した。評価結果を表
1に示す。
【0037】
【表1】 表1において、カバー力は、実施例によるものも比較例
によるものもそれほど大きな差はない。比較例によるも
ののほうが優れているものもある。これは、実施例、比
較例ともに、化粧料としてカバー力が発現されるように
成分およびその配合比を決めたためであるが、肌ざわ
り、付き、伸びの総合評価においては、比較例によるも
のは実施例によるものに比べてかなり劣っている。この
発明の化粧料は総合評価において優れている。
によるものもそれほど大きな差はない。比較例によるも
ののほうが優れているものもある。これは、実施例、比
較例ともに、化粧料としてカバー力が発現されるように
成分およびその配合比を決めたためであるが、肌ざわ
り、付き、伸びの総合評価においては、比較例によるも
のは実施例によるものに比べてかなり劣っている。この
発明の化粧料は総合評価において優れている。
【0038】
【発明の効果】この発明の化粧料は、酸化カルシウム
と、酸化チタニウムおよび酸化ジルコニウムから選ばれ
た少なくとも1種との複合体の粒子からなる粉末を配合
してなるものであるから、実施例と比較例との対比から
も明らかなように、滑沢性と、付着力と、カバー力との
総合評価において大変優れている。しかも、上記粒子は
触媒活性を有しないから、他の成分を変質させたり劣化
させたりする心配もない。
と、酸化チタニウムおよび酸化ジルコニウムから選ばれ
た少なくとも1種との複合体の粒子からなる粉末を配合
してなるものであるから、実施例と比較例との対比から
も明らかなように、滑沢性と、付着力と、カバー力との
総合評価において大変優れている。しかも、上記粒子は
触媒活性を有しないから、他の成分を変質させたり劣化
させたりする心配もない。
Claims (2)
- 【請求項1】酸化カルシウムと、酸化チタニウムおよび
酸化ジルコニウムから選ばれた少なくとも1種との複合
体の粒子からなる粉末を配合してなる化粧料。 - 【請求項2】粉末の平均粒子径が0.05〜15μmの
範囲にある、請求項1の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4150592A JPH05339122A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4150592A JPH05339122A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05339122A true JPH05339122A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15500256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4150592A Pending JPH05339122A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05339122A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3011325A1 (de) * | 1979-03-27 | 1980-10-16 | Minolta Camera Kk | Kunststoff-kamerakoerper mit metalleinlage |
CN104028257A (zh) * | 2014-06-20 | 2014-09-10 | 景德镇陶瓷学院 | 一种高光催化活性CaTi2O5纳米颗粒的制备方法及其制得的产品 |
CN104941623A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-09-30 | 景德镇陶瓷学院 | 一种CaTi2O5/CaTi2O4(OH)2复合微纳结构材料及其制备方法 |
WO2022059460A1 (ja) * | 2020-09-18 | 2022-03-24 | チタン工業株式会社 | カルシウムチタン複合酸化物を主成分とする粒子からなる顔料及びその使用 |
FR3131199A1 (fr) * | 2021-12-23 | 2023-06-30 | L V M H Recherche | Composition cosmétique |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4150592A patent/JPH05339122A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3011325A1 (de) * | 1979-03-27 | 1980-10-16 | Minolta Camera Kk | Kunststoff-kamerakoerper mit metalleinlage |
CN104028257A (zh) * | 2014-06-20 | 2014-09-10 | 景德镇陶瓷学院 | 一种高光催化活性CaTi2O5纳米颗粒的制备方法及其制得的产品 |
CN104941623A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-09-30 | 景德镇陶瓷学院 | 一种CaTi2O5/CaTi2O4(OH)2复合微纳结构材料及其制备方法 |
WO2022059460A1 (ja) * | 2020-09-18 | 2022-03-24 | チタン工業株式会社 | カルシウムチタン複合酸化物を主成分とする粒子からなる顔料及びその使用 |
US12065571B2 (en) | 2020-09-18 | 2024-08-20 | Titan Kogyo Kabushiki Kaisha | Pigment composed of particles containing calcium-titanium composite oxide as main component, and use thereof |
FR3131199A1 (fr) * | 2021-12-23 | 2023-06-30 | L V M H Recherche | Composition cosmétique |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |