JPH05298997A - 有極リレー - Google Patents
有極リレーInfo
- Publication number
- JPH05298997A JPH05298997A JP10339392A JP10339392A JPH05298997A JP H05298997 A JPH05298997 A JP H05298997A JP 10339392 A JP10339392 A JP 10339392A JP 10339392 A JP10339392 A JP 10339392A JP H05298997 A JPH05298997 A JP H05298997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- iron core
- contact
- permanent magnet
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】金属の磨耗を回避しながら接極子の磁着保持力
が低下するのを抑制し、全体として、長期にわたって安
定作動をおこなう。 【構成】鉄心1と、この鉄心1に巻装されるコイル3
と、上記鉄心1の磁極片間に介装される永久磁石4と、
この永久磁石4上に支点Pを介して揺動自在に載置され
る接極子5と、上記接極子5に一体に取り付けられ固定
接点9に接離する可動接点8が固着された接点ばね6と
を備えた有極リレーである。支点Pはその一部が接極子
5から突出して形成する金属部分P1 と、接極子5に付
設されて金属部分P1 と略面一になる樹脂部分P2 とか
ら構成する。
が低下するのを抑制し、全体として、長期にわたって安
定作動をおこなう。 【構成】鉄心1と、この鉄心1に巻装されるコイル3
と、上記鉄心1の磁極片間に介装される永久磁石4と、
この永久磁石4上に支点Pを介して揺動自在に載置され
る接極子5と、上記接極子5に一体に取り付けられ固定
接点9に接離する可動接点8が固着された接点ばね6と
を備えた有極リレーである。支点Pはその一部が接極子
5から突出して形成する金属部分P1 と、接極子5に付
設されて金属部分P1 と略面一になる樹脂部分P2 とか
ら構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接極子が揺動自在に取
り付けられるいわゆるバランスアマチュア方式の有極リ
レーに関するものである。
り付けられるいわゆるバランスアマチュア方式の有極リ
レーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の有極リレーとしては、例
えば、略コ字型に形成された鉄心にコイルを巻装したコ
イルブロックと、鉄心の両側片間に介装される永久磁石
と、この永久磁石上に揺動自在に配置され両端部が夫々
鉄心の両側片に対向したバランスアマチュア方式のもの
である。そして、この種の有極リレーでは、コイルに正
逆方向で通電を行うと、接極子が鉄心のいずれかの磁極
面に吸着され、コイルへの通電を停止してもその吸着状
態を保持するいわゆる双安定動作を行うものや、コイル
への通電を停止したとき、接極子が鉄心の特定の磁極面
に吸着するように復帰する単安定動作型のものがあり、
かかる有極リレーにおいては、接極子が永久磁石に突条
形状の支点を介して揺動自在に載設しているものであ
る。
えば、略コ字型に形成された鉄心にコイルを巻装したコ
イルブロックと、鉄心の両側片間に介装される永久磁石
と、この永久磁石上に揺動自在に配置され両端部が夫々
鉄心の両側片に対向したバランスアマチュア方式のもの
である。そして、この種の有極リレーでは、コイルに正
逆方向で通電を行うと、接極子が鉄心のいずれかの磁極
面に吸着され、コイルへの通電を停止してもその吸着状
態を保持するいわゆる双安定動作を行うものや、コイル
への通電を停止したとき、接極子が鉄心の特定の磁極面
に吸着するように復帰する単安定動作型のものがあり、
かかる有極リレーにおいては、接極子が永久磁石に突条
形状の支点を介して揺動自在に載設しているものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
の有極リレーにおいては、金属製の接極子から突出され
た支点を永久磁石にて揺動自在に支持するものであり、
このように金属同士の摺接にて支点もしくはこれが当接
する接極子部分が早期に磨耗し、接点の接離機能が大幅
に低下されるという問題があった。ちなみに、磨耗が生
じやすい順番は、金属同士の摺接、金属と樹脂との摺接
そして樹脂同士の摺接の順になっている。そして、有極
リレーの耐衝撃性能は接極子をどれだけの力にて磁着保
持することで決められるのであり、樹脂同士の摺接にお
いては磁極経路が断たれ、耐衝撃性能が低下されるもの
である。
の有極リレーにおいては、金属製の接極子から突出され
た支点を永久磁石にて揺動自在に支持するものであり、
このように金属同士の摺接にて支点もしくはこれが当接
する接極子部分が早期に磨耗し、接点の接離機能が大幅
に低下されるという問題があった。ちなみに、磨耗が生
じやすい順番は、金属同士の摺接、金属と樹脂との摺接
そして樹脂同士の摺接の順になっている。そして、有極
リレーの耐衝撃性能は接極子をどれだけの力にて磁着保
持することで決められるのであり、樹脂同士の摺接にお
いては磁極経路が断たれ、耐衝撃性能が低下されるもの
である。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、金属の磨耗を回
避しながら接極子の磁着保持力が低下するのを抑制し、
全体として、長期にわたって安定作動をおこなえる有極
リレーを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、金属の磨耗を回
避しながら接極子の磁着保持力が低下するのを抑制し、
全体として、長期にわたって安定作動をおこなえる有極
リレーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄心1と、こ
の鉄心1に巻装されるコイル3と、上記鉄心1の磁極片
間に介装される永久磁石4と、この永久磁石4上に支点
Pを介して揺動自在に載置される接極子5と、上記接極
子5に一体に取り付けられ固定接点9に接離する可動接
点8が固着された接点ばね6とを備えた有極リレーであ
って、支点Pはその一部が接極子5から突出されて形成
された金属部分P1 と、接極子5に付設されて金属部分
P1 と略面一になる樹脂部分P2 とから構成されて成る
ことを特徴とするものである。
の鉄心1に巻装されるコイル3と、上記鉄心1の磁極片
間に介装される永久磁石4と、この永久磁石4上に支点
Pを介して揺動自在に載置される接極子5と、上記接極
子5に一体に取り付けられ固定接点9に接離する可動接
点8が固着された接点ばね6とを備えた有極リレーであ
って、支点Pはその一部が接極子5から突出されて形成
された金属部分P1 と、接極子5に付設されて金属部分
P1 と略面一になる樹脂部分P2 とから構成されて成る
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように支点Pはその一部が接
極子5から突出されて形成された金属部分P1 と、接極
子5に付設されて金属部分P1 と略面一になる樹脂部分
P2 とから構成されていて、接極子5と永久磁石4とは
接極子5から突出された金属部分P1 とこれに略面一に
なされた樹脂部分P2 との摺接形態になる。しかして、
全面的に金属同士の摺接形態に比べてその磨耗程度を抑
制し、樹脂部分P 2 と永久磁石4との摺接にて磨耗の程
度を抑え、機械的寿命を増す。しかも永久磁石4は支点
Pにおける金属部分P1 とに摺接して磁気回路を確保
し、接極子5の磁着保持力を充分に維持するものであ
る。
極子5から突出されて形成された金属部分P1 と、接極
子5に付設されて金属部分P1 と略面一になる樹脂部分
P2 とから構成されていて、接極子5と永久磁石4とは
接極子5から突出された金属部分P1 とこれに略面一に
なされた樹脂部分P2 との摺接形態になる。しかして、
全面的に金属同士の摺接形態に比べてその磨耗程度を抑
制し、樹脂部分P 2 と永久磁石4との摺接にて磨耗の程
度を抑え、機械的寿命を増す。しかも永久磁石4は支点
Pにおける金属部分P1 とに摺接して磁気回路を確保
し、接極子5の磁着保持力を充分に維持するものであ
る。
【0007】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例の有極リレーは、図3に示すように、鉄心1が略
コ字状に形成され、この鉄心1は両側片を上向きにして
配置される。この鉄心1には合成樹脂製のコイルボビン
2が一体成形される。つまり、鉄心1がコイルボビン2
にインサート成形される。ここで、鉄心1の磁極となる
両側片の先端部はコイルボビン2から露呈させてある。
このコイルボビン2の胴部にはコイル3が巻装される。
そして、上記鉄心1のコイルボビン2から露呈する両側
片の間には直方体状の永久磁石4が取り付けられる。こ
の永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁されてい
る。
実施例の有極リレーは、図3に示すように、鉄心1が略
コ字状に形成され、この鉄心1は両側片を上向きにして
配置される。この鉄心1には合成樹脂製のコイルボビン
2が一体成形される。つまり、鉄心1がコイルボビン2
にインサート成形される。ここで、鉄心1の磁極となる
両側片の先端部はコイルボビン2から露呈させてある。
このコイルボビン2の胴部にはコイル3が巻装される。
そして、上記鉄心1のコイルボビン2から露呈する両側
片の間には直方体状の永久磁石4が取り付けられる。こ
の永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁されてい
る。
【0008】上記各部材の製造工程を説明すると、まず
鉄心1をインサートする形でコイルボビン2を製造し、
このコイルボビン2にコイル3を巻装し、次に永久磁石
4を取り付ける。なお、以下の説明では上記鉄心1、コ
イルボビン2、コイル3及び永久磁石4からなる部材を
電磁石ブロックと呼ぶ。上記電磁石ブロックは、端子7
と共に合成樹脂でモールドして図2に示すボディブロッ
ク11として一体成形される。上記端子7は、基端に固
定接点9が形成された固定接点端子71 と、基端に後述
する接点ばね6のヒンジばね片6aが固着される固着片
7aが形成された共通接点端子72 と、コイル3に通電
を行うコイル端子73 とからなり、電磁石ブロックの両
側に、2本の固定接点端子71 ,1本の共通接点端子7
2 及び2本のコイル端子73 が夫々植設される。なお、
共通接点端子72 の基部の上面はボディブロック11の
上面から露呈させるようにしてモールドされる。そし
て、形成後に夫々の端子7の成形部から露呈する部分を
下方に折り曲げる。
鉄心1をインサートする形でコイルボビン2を製造し、
このコイルボビン2にコイル3を巻装し、次に永久磁石
4を取り付ける。なお、以下の説明では上記鉄心1、コ
イルボビン2、コイル3及び永久磁石4からなる部材を
電磁石ブロックと呼ぶ。上記電磁石ブロックは、端子7
と共に合成樹脂でモールドして図2に示すボディブロッ
ク11として一体成形される。上記端子7は、基端に固
定接点9が形成された固定接点端子71 と、基端に後述
する接点ばね6のヒンジばね片6aが固着される固着片
7aが形成された共通接点端子72 と、コイル3に通電
を行うコイル端子73 とからなり、電磁石ブロックの両
側に、2本の固定接点端子71 ,1本の共通接点端子7
2 及び2本のコイル端子73 が夫々植設される。なお、
共通接点端子72 の基部の上面はボディブロック11の
上面から露呈させるようにしてモールドされる。そし
て、形成後に夫々の端子7の成形部から露呈する部分を
下方に折り曲げる。
【0009】このように、鉄心1、永久磁石4及び固定
接点9をボディブロック11として一体に形成すると、
後述する接極子ブロック12が揺動自在に載置される揺
動面、鉄心1の両側片の上面である磁極面、及び固定接
点9の位置精度を高くすることができる。つまり、従来
のように各部材を個別に組み付けて形成する場合には、
夫々の部材の組付状態のばらつきで、上記揺動面、磁極
面及び固定接点9の位置にばらつきを生じるが、本実施
例のようにボディブロック11として一体成形すれば、
揺動面、磁極面及び固定接点9の位置精度を容易に高く
することができる。従って、製品の品質が安定する。
接点9をボディブロック11として一体に形成すると、
後述する接極子ブロック12が揺動自在に載置される揺
動面、鉄心1の両側片の上面である磁極面、及び固定接
点9の位置精度を高くすることができる。つまり、従来
のように各部材を個別に組み付けて形成する場合には、
夫々の部材の組付状態のばらつきで、上記揺動面、磁極
面及び固定接点9の位置にばらつきを生じるが、本実施
例のようにボディブロック11として一体成形すれば、
揺動面、磁極面及び固定接点9の位置精度を容易に高く
することができる。従って、製品の品質が安定する。
【0010】上記ボディブロック11の永久磁石4上に
は接極子5が配設される。接極子5は平板状に形成さ
れ、下面の中央に図4に示すように揺動支点となる突条
5aを形成し、永久磁石4上に揺動自在に載置される。
この接極子5には一体に接点ばね6が取り付けられる。
本実施例の場合には2回路タイプの有極リレーであるの
で、2本の接点ばね6が接極子5の両側に設けられる。
この接点ばね6の両端には夫々可動接点8が固着され、
中央部の一側部からヒンジばね片6aを突設してある。
このヒンジばね片6aは上記共通接点端子72 の固着片
7aに固着され、これにより接点ばね6が共通接点端子
72 に電気的に接続される。なお、このヒンジばね片6
aは、接極子5が鉄心1の側片の一方に吸引されたとき
に生じるねじれにより、接極子5に復帰力を付与する働
きもある。また、本実施例では上記接極子5と接点ばね
6とを合成樹脂でモールドして接極子ブロック12とし
て一体成形してある。
は接極子5が配設される。接極子5は平板状に形成さ
れ、下面の中央に図4に示すように揺動支点となる突条
5aを形成し、永久磁石4上に揺動自在に載置される。
この接極子5には一体に接点ばね6が取り付けられる。
本実施例の場合には2回路タイプの有極リレーであるの
で、2本の接点ばね6が接極子5の両側に設けられる。
この接点ばね6の両端には夫々可動接点8が固着され、
中央部の一側部からヒンジばね片6aを突設してある。
このヒンジばね片6aは上記共通接点端子72 の固着片
7aに固着され、これにより接点ばね6が共通接点端子
72 に電気的に接続される。なお、このヒンジばね片6
aは、接極子5が鉄心1の側片の一方に吸引されたとき
に生じるねじれにより、接極子5に復帰力を付与する働
きもある。また、本実施例では上記接極子5と接点ばね
6とを合成樹脂でモールドして接極子ブロック12とし
て一体成形してある。
【0011】上述のようにボディブロック11の永久磁
石4上に接極子ブロック12を載置して取り付けた状態
で、図2に示すカバー12を被嵌する。このカバー12
は下面が開口する箱状であり、上面の1コーナ部に内部
を封止するための封止部13aを形成してある。上記実
施例の有極リレーの動作について簡単に説明する。この
有極リレーでは、コイル3への通電が停止されている定
常時には、永久磁石4の起磁力でヒンジばね片6aの延
出位置をずらせた側と反対側の接極子5の端部が鉄心1
の磁極面に吸着された状態になっている。
石4上に接極子ブロック12を載置して取り付けた状態
で、図2に示すカバー12を被嵌する。このカバー12
は下面が開口する箱状であり、上面の1コーナ部に内部
を封止するための封止部13aを形成してある。上記実
施例の有極リレーの動作について簡単に説明する。この
有極リレーでは、コイル3への通電が停止されている定
常時には、永久磁石4の起磁力でヒンジばね片6aの延
出位置をずらせた側と反対側の接極子5の端部が鉄心1
の磁極面に吸着された状態になっている。
【0012】いま、接極子5が吸着されていない側の端
部が鉄心1の磁極面に吸着されるようにコイル3に通電
を行うと、接極子5の上記端部が鉄心1に吸引され、接
極子ブロック12が揺動して、接極子5が鉄心1の側片
に吸着される。この際、接点ばね6の一端側の可動接点
8が固定接点9に接触する。この状態はコイル3に通電
を行っている間保持される。
部が鉄心1の磁極面に吸着されるようにコイル3に通電
を行うと、接極子5の上記端部が鉄心1に吸引され、接
極子ブロック12が揺動して、接極子5が鉄心1の側片
に吸着される。この際、接点ばね6の一端側の可動接点
8が固定接点9に接触する。この状態はコイル3に通電
を行っている間保持される。
【0013】そして、コイル3への通電を停止すると、
上述したヒンジばね片6aのばね力で、永久磁石4によ
る接極子5と鉄心1の磁極面との間の吸着力に抗して接
極子5を一定状態に復帰回動させる。本実施例によれ
ば、ヒンジばね片6aの延出位置を接極子ブロック12
のセンターから変位させるだけで、単安定動作する有極
リレーとすることができるので、接点ばね6を双安定動
作型の有極リレーと変えるだけで容易に単安定動作型の
有極リレーを製造することができる。
上述したヒンジばね片6aのばね力で、永久磁石4によ
る接極子5と鉄心1の磁極面との間の吸着力に抗して接
極子5を一定状態に復帰回動させる。本実施例によれ
ば、ヒンジばね片6aの延出位置を接極子ブロック12
のセンターから変位させるだけで、単安定動作する有極
リレーとすることができるので、接点ばね6を双安定動
作型の有極リレーと変えるだけで容易に単安定動作型の
有極リレーを製造することができる。
【0014】そして、接極子ブロック12において、上
記突条5aにて構成される支点Pはその一部が接極子5
から突出されて形成された金属部分P1 と、接極子5に
付設されかつ接点ばね6を保持する合成樹脂部18にて
一連に形成されて金属部分P 1 と略面一になる樹脂部分
P2 とから構成されている。この樹脂部分P2 は金属部
分P1 と同一面か樹脂部分P2 が弱冠高く形成されてい
る。
記突条5aにて構成される支点Pはその一部が接極子5
から突出されて形成された金属部分P1 と、接極子5に
付設されかつ接点ばね6を保持する合成樹脂部18にて
一連に形成されて金属部分P 1 と略面一になる樹脂部分
P2 とから構成されている。この樹脂部分P2 は金属部
分P1 と同一面か樹脂部分P2 が弱冠高く形成されてい
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、支点はその一部
が接極子から突出されて形成された金属部分と、接極子
に付設されて金属部分と略面一になる樹脂部分とから構
成されているから、接極子と永久磁石とは接極子から突
出された金属部分とこれに略面一になされた樹脂部分と
の摺接形態になり、全面的に金属同士の摺接形態に比べ
てその磨耗程度を抑制し、樹脂部分と永久磁石との摺接
にて磨耗の程度を抑え、機械的寿命を増し、しかも永久
磁石は支点における金属部分との摺接して磁気回路を確
保し、接極子の磁着保持力を充分に維持することができ
るという利点がある。
が接極子から突出されて形成された金属部分と、接極子
に付設されて金属部分と略面一になる樹脂部分とから構
成されているから、接極子と永久磁石とは接極子から突
出された金属部分とこれに略面一になされた樹脂部分と
の摺接形態になり、全面的に金属同士の摺接形態に比べ
てその磨耗程度を抑制し、樹脂部分と永久磁石との摺接
にて磨耗の程度を抑え、機械的寿命を増し、しかも永久
磁石は支点における金属部分との摺接して磁気回路を確
保し、接極子の磁着保持力を充分に維持することができ
るという利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は接極子の背
面斜視図、(b)は接極子の磁性体部分の背面からの斜
視図、(c)は(a)中のXーY線の断面図である。
面斜視図、(b)は接極子の磁性体部分の背面からの斜
視図、(c)は(a)中のXーY線の断面図である。
【図2】同上の有極リレーの分解斜視図である。
【図3】(a)〜(d)は同上の横断面図、縦断面図、
同図(a)中のAーB線断面図、同図(a)中のCーD
線断面図である。
同図(a)中のAーB線断面図、同図(a)中のCーD
線断面図である。
【図4】(a)は同上の作用説明部、(b)は他の実施
例の作用説明図である。
例の作用説明図である。
1 鉄心 3 コイル 4 永久磁石 5 接極子 6 接点ばね 8 可動接点 9 固定接点 P 支点 P1 金属部分 P2 樹脂部分
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄心と、この鉄心に巻装されるコイル
と、上記鉄心の磁極片間に介装される永久磁石と、この
永久磁石上に支点を介して揺動自在に載置される接極子
と、上記接極子に一体に取り付けられ固定接点に接離す
る可動接点が固着された接点ばねとを備えた有極リレー
であって、支点はその一部が接極子から突出されて形成
された金属部分と、接極子に付設されて金属部分と略面
一になる樹脂部分とから構成されて成ることを特徴とす
る有極リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339392A JPH05298997A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 有極リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339392A JPH05298997A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 有極リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298997A true JPH05298997A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14352826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339392A Pending JPH05298997A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 有極リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05298997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452659B1 (ko) * | 2000-03-28 | 2004-10-14 | 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 | 전자기 구동 장치 및 전자기 릴레이 |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP10339392A patent/JPH05298997A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452659B1 (ko) * | 2000-03-28 | 2004-10-14 | 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 | 전자기 구동 장치 및 전자기 릴레이 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2552418B2 (ja) | 有極リレー | |
JPH05298997A (ja) | 有極リレー | |
JPH05174689A (ja) | 有極リレー | |
JPH05298996A (ja) | 有極リレー | |
JPH0714489A (ja) | 高周波リレー | |
JP3076383B2 (ja) | 有極リレー | |
JP3213412B2 (ja) | 有極リレー | |
US4673908A (en) | Polarized relay | |
JP2566387B2 (ja) | 有極リレー | |
JPH057714Y2 (ja) | ||
JP3133802B2 (ja) | 有極リレー | |
JP3409382B2 (ja) | 有極リレー | |
JPH11260231A (ja) | 有極電磁継電器における有極磁気回路 | |
JPH08124469A (ja) | 電磁リレー | |
JP2630098B2 (ja) | シーソーバランス型有極継電器 | |
JP2529889Y2 (ja) | リレー | |
JPS6348375B2 (ja) | ||
JPH0731971B2 (ja) | 電気機器の基台 | |
JPS647552Y2 (ja) | ||
JPH0440251Y2 (ja) | ||
JPH088046B2 (ja) | 有極リレ− | |
JPH0745174A (ja) | 有極リレー | |
JPH07147123A (ja) | 有極リレー | |
JPH0982198A (ja) | 有極リレー | |
JPH10326550A (ja) | 有極リレー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |