JPH0731971B2 - 電気機器の基台 - Google Patents
電気機器の基台Info
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- JPH0731971B2 JPH0731971B2 JP60060095A JP6009585A JPH0731971B2 JP H0731971 B2 JPH0731971 B2 JP H0731971B2 JP 60060095 A JP60060095 A JP 60060095A JP 6009585 A JP6009585 A JP 6009585A JP H0731971 B2 JPH0731971 B2 JP H0731971B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は端子を備えた電気機器の基台に関するものであ
る。
る。
[背景技術] 一般にリレー等の機械動作部分を有する電気機器本体が
内蔵される電気機器の基台では強度が小さいと機械動作
部分の特性が変化し、信頼性が低下するという問題があ
る。
内蔵される電気機器の基台では強度が小さいと機械動作
部分の特性が変化し、信頼性が低下するという問題があ
る。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、成形品により形成されたベー
スの強度を高めて内装された部品の動作信頼性が低下し
ないようにするとともに、ベースの補強部材として端子
片を利用することにより部品点数の増加などが生じない
ようにした電気機器の基台を提供することにある。
主な目的とするところは、成形品により形成されたベー
スの強度を高めて内装された部品の動作信頼性が低下し
ないようにするとともに、ベースの補強部材として端子
片を利用することにより部品点数の増加などが生じない
ようにした電気機器の基台を提供することにある。
[発明の開示] (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下の説明では本発明の基台を用いた有極リレーを
例示する。第1図に示すようにケーシング1は箱状のベ
ース11と、箱状であってベース11を覆う形で被嵌される
カバー12とから構成される。
お、以下の説明では本発明の基台を用いた有極リレーを
例示する。第1図に示すようにケーシング1は箱状のベ
ース11と、箱状であってベース11を覆う形で被嵌される
カバー12とから構成される。
ベース11は合成樹脂のような絶縁性材料の成型品であ
り、両側壁にはその長手方向の中央部において凹所13が
それぞれ形成される。各凹所13にはそれぞれ接触片21が
設けられ、接触片21はベース11の巾方向の側壁の外側に
露出して下方に突出する共通端子片22と一体に導電材で
形成されている。ベース11の内側の四隅にはリブ14がそ
れぞれ形成される。リブ14には固定接点23を有した固定
接点板24が設けられ、固定接点数24はベース11の巾方向
の側壁の外側に露出して下方に突出する固定端子片25と
一体に導電材で形成されている。ベース11の長手方向の
両側壁には切欠部15が形成されており、各切欠部15の底
面からはそれぞれ一対のコイル端子結合片26が突設され
ている。コイル端子結合片26はベース11の巾方向の両側
壁の外側に露出して下方に突出するコイル端子片27と一
体に導電材で形成されている。このように、接触片21と
共通端子片22、固定接点板24と固定端子片25、およびコ
イル端子結合片26とコイル端子片27は、それぞれ導電材
で一体に形成され、ベース11と各導電材とはインサート
成形によって一体化されている。導電材はベース11の周
壁内で隣接するベース11の陵間を結ぶ方向に延長され、
ベース11の周壁内の略全長に亘って導電材が内装される
ようにしている。したがって、ベース11の側壁は導電材
によって補強されることになり、ベース11が箱形である
ことと相まって強度が大きくなっている。
り、両側壁にはその長手方向の中央部において凹所13が
それぞれ形成される。各凹所13にはそれぞれ接触片21が
設けられ、接触片21はベース11の巾方向の側壁の外側に
露出して下方に突出する共通端子片22と一体に導電材で
形成されている。ベース11の内側の四隅にはリブ14がそ
れぞれ形成される。リブ14には固定接点23を有した固定
接点板24が設けられ、固定接点数24はベース11の巾方向
の側壁の外側に露出して下方に突出する固定端子片25と
一体に導電材で形成されている。ベース11の長手方向の
両側壁には切欠部15が形成されており、各切欠部15の底
面からはそれぞれ一対のコイル端子結合片26が突設され
ている。コイル端子結合片26はベース11の巾方向の両側
壁の外側に露出して下方に突出するコイル端子片27と一
体に導電材で形成されている。このように、接触片21と
共通端子片22、固定接点板24と固定端子片25、およびコ
イル端子結合片26とコイル端子片27は、それぞれ導電材
で一体に形成され、ベース11と各導電材とはインサート
成形によって一体化されている。導電材はベース11の周
壁内で隣接するベース11の陵間を結ぶ方向に延長され、
ベース11の周壁内の略全長に亘って導電材が内装される
ようにしている。したがって、ベース11の側壁は導電材
によって補強されることになり、ベース11が箱形である
ことと相まって強度が大きくなっている。
カバー12は合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であっ
て、内底面から4枚の仕切片16が突設されている。仕切
片16はカバー12の長手方向に沿って形成されている。
て、内底面から4枚の仕切片16が突設されている。仕切
片16はカバー12の長手方向に沿って形成されている。
ベース11とカバー12とにより形成されたケーシング1内
にはコイルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブロッ
ク5とが配設されている。
にはコイルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブロッ
ク5とが配設されている。
コイルブロック3は第3図に示すように、上方に開放さ
れた略コ形をした鉄芯31にコイル32が巻装されるととも
に、鉄芯31の両磁極がそれぞれ絶縁性材料で形成された
鍔33に覆われ鍔33の周面から両磁極の先端部が露出した
形状に形成されている。コイル32に接続されたコイル端
子34は各鍔33に対応してそれぞれ一対設けられ、鍔33よ
りも上方に突出するとともに上記コイル端子結合片26に
当接するように折曲されている。コイルブロック3がベ
ース11内に収納された状態でコイル端子34とコイル端子
結合片26とは溶接結合、あるいは半田結合などの方法で
電気的および機械的に結合される。ここで、コイル端子
34およびコイル端子結合片26はそれぞれ鉄芯31の両磁極
よりも上方に突出しており、またコイル端子結合片26が
切欠部15内に突設されているから、コイル端子結合片26
とコイル端子34とがベース11から露出するものであり、
両者の溶接結合あるいは半田結合などの作業が容易とな
るものである。鉄芯31の両磁極間には上記永久磁石4が
磁極を当接させる形で介装されている。
れた略コ形をした鉄芯31にコイル32が巻装されるととも
に、鉄芯31の両磁極がそれぞれ絶縁性材料で形成された
鍔33に覆われ鍔33の周面から両磁極の先端部が露出した
形状に形成されている。コイル32に接続されたコイル端
子34は各鍔33に対応してそれぞれ一対設けられ、鍔33よ
りも上方に突出するとともに上記コイル端子結合片26に
当接するように折曲されている。コイルブロック3がベ
ース11内に収納された状態でコイル端子34とコイル端子
結合片26とは溶接結合、あるいは半田結合などの方法で
電気的および機械的に結合される。ここで、コイル端子
34およびコイル端子結合片26はそれぞれ鉄芯31の両磁極
よりも上方に突出しており、またコイル端子結合片26が
切欠部15内に突設されているから、コイル端子結合片26
とコイル端子34とがベース11から露出するものであり、
両者の溶接結合あるいは半田結合などの作業が容易とな
るものである。鉄芯31の両磁極間には上記永久磁石4が
磁極を当接させる形で介装されている。
永久磁石4は板状であって、表面中央部にベース11の巾
方向に走る断面略半円形の凹溝41が形成されている。永
久磁石4の表面はベース11の長手方向における中間部で
もっとも厚みが大きく端部に向かって次第に厚みが小さ
くなるように傾斜した傾斜面42となっている。また、ベ
ース11の長手方向における永久磁石4の両端部はそれぞ
れ同極に着磁され、中間部が異なる磁極に着磁されてい
る。すなわち、両端部がN極であれば、中間部はS極と
なるように着磁されているのである。ただし、中間部の
着磁位置は一方の端部側に偏移させてもよく、その場合
には単安定型の動作をさせることができる。永久磁石4
の両端部の磁極はコイルブロック3の鉄芯31の各磁極の
内側面に当接した形で両脚片間に介装されるのである。
ここにおいて、鉄芯31の磁極と永久磁石4の両端部の磁
極との間に所要のギャップを介在させてもよく、所要の
磁気特性を得るためには両ギャップに差を与えてもよ
い。
方向に走る断面略半円形の凹溝41が形成されている。永
久磁石4の表面はベース11の長手方向における中間部で
もっとも厚みが大きく端部に向かって次第に厚みが小さ
くなるように傾斜した傾斜面42となっている。また、ベ
ース11の長手方向における永久磁石4の両端部はそれぞ
れ同極に着磁され、中間部が異なる磁極に着磁されてい
る。すなわち、両端部がN極であれば、中間部はS極と
なるように着磁されているのである。ただし、中間部の
着磁位置は一方の端部側に偏移させてもよく、その場合
には単安定型の動作をさせることができる。永久磁石4
の両端部の磁極はコイルブロック3の鉄芯31の各磁極の
内側面に当接した形で両脚片間に介装されるのである。
ここにおいて、鉄芯31の磁極と永久磁石4の両端部の磁
極との間に所要のギャップを介在させてもよく、所要の
磁気特性を得るためには両ギャップに差を与えてもよ
い。
接極子ブロック5は平板状に形成された磁性体製の接極
子51と、接極子51の両側に配設された可動接触ばね片52
と、接極子51および可動接触ばね片52とともに一体に成
形された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であるば
ね支持体53とから構成されている。接極子51の裏面には
第4図に示すように、接極子51の巾方向に走る断面略半
円形の突条54が形成されている。可動接触ばね片52は導
電性の板ばねであって、長手方向の中央部には巾方向に
向かって先端部が略T形に形成された支持片55が一体に
突設されている。また、長手方向の両端部にはそれぞれ
先端開口するスリット56が形成され、可動接触ばね片52
の先端部が撓みやすくなっている。ばね支持体53には接
極子51の巾方向における両端縁に開口する切欠57が形成
されている。この切欠57の奥端から支持片55が突設さ
れ、支持片55の先端部が接極子51の巾方向においてばね
支持体53よりも外方に突出している。すなわち、可動接
触ばね片52は長手方向の中央部においてばね支持体53に
よって固定され、まだ支持片55がばね支持体53から突設
されているものであるから、可動接触ばね片52の長手方
向の両端部および支持片55はそれぞれ独立してばね力を
作用させることになる。この接極子ブロック5は接極子
51の裏面に設けた突条54を永久磁石4の凹溝41に収める
とともに、支持片55をベース11の側壁に設けた凹所13に
嵌合させることによってベース11内の定位置に配設され
るものであって、接極子ブロック5は支持片55を軸とし
て揺動自在となるのである。このように、可動接触ばね
片52に一体に形成された支持片55が接極子ブロック5の
支持を行なうものであるから、可動接触ばね片52が導電
部と支持部とを兼ねることになり、構成部品の削減につ
ながるものである。また、平板状の支持片55を接極子ブ
ロック5の揺動中心とした構成により、支持片55のねじ
れを利用して接極子ブロック5が揺動自在となるから、
接極子ブロック5と他の部材との間に摩擦を生じる部分
が全くあるいは殆ど存在せず、接極子ブロック5の初動
時において静止摩擦力に打ち勝つための起動力が少なく
なるのであり、高感度な有極電磁石を得ることができる
のである。一方、支持片55のねじれによるばね力が接極
子ブロック5に作用するから、第5図に示すように、接
極子51のねじれに起因するばね力で接極子51に作用する
吸引力が調節でき、また可動接点ばね片52のばね力によ
り固定接点23と可動接点ばね片52との間の接点圧が調節
できるものである。その結果、可動接点ばね片52の長手
方向の両端部の形状や寸法を調節することにより接点圧
を調節でき、また支持片55の形状および寸法の調節によ
り吸引力を調節できるから、接点圧と吸引力とをそれぞ
れ別個に独立して調節することができるのである。さら
に、可動接触ばね片52は長手方向の両端部がそれぞれ独
立したばね力を作用させるものであるから、可動接触ば
ね片52の両端部の形状や寸法を調節することで両固定接
点23に対する接点圧をそれぞれ独立して調節することが
可能であり、接点圧の調節が容易となっている。また、
可動接触ばね片52が接極子51の巾方向の両側で接極子51
と略同一平面上に配設されているから、全体として上下
方向の厚みを小さくできるものである。なお、可動接触
ばね片52は接極子51の両側に配設されているが、いずれ
か一方にのみ設けてもよい。
子51と、接極子51の両側に配設された可動接触ばね片52
と、接極子51および可動接触ばね片52とともに一体に成
形された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であるば
ね支持体53とから構成されている。接極子51の裏面には
第4図に示すように、接極子51の巾方向に走る断面略半
円形の突条54が形成されている。可動接触ばね片52は導
電性の板ばねであって、長手方向の中央部には巾方向に
向かって先端部が略T形に形成された支持片55が一体に
突設されている。また、長手方向の両端部にはそれぞれ
先端開口するスリット56が形成され、可動接触ばね片52
の先端部が撓みやすくなっている。ばね支持体53には接
極子51の巾方向における両端縁に開口する切欠57が形成
されている。この切欠57の奥端から支持片55が突設さ
れ、支持片55の先端部が接極子51の巾方向においてばね
支持体53よりも外方に突出している。すなわち、可動接
触ばね片52は長手方向の中央部においてばね支持体53に
よって固定され、まだ支持片55がばね支持体53から突設
されているものであるから、可動接触ばね片52の長手方
向の両端部および支持片55はそれぞれ独立してばね力を
作用させることになる。この接極子ブロック5は接極子
51の裏面に設けた突条54を永久磁石4の凹溝41に収める
とともに、支持片55をベース11の側壁に設けた凹所13に
嵌合させることによってベース11内の定位置に配設され
るものであって、接極子ブロック5は支持片55を軸とし
て揺動自在となるのである。このように、可動接触ばね
片52に一体に形成された支持片55が接極子ブロック5の
支持を行なうものであるから、可動接触ばね片52が導電
部と支持部とを兼ねることになり、構成部品の削減につ
ながるものである。また、平板状の支持片55を接極子ブ
ロック5の揺動中心とした構成により、支持片55のねじ
れを利用して接極子ブロック5が揺動自在となるから、
接極子ブロック5と他の部材との間に摩擦を生じる部分
が全くあるいは殆ど存在せず、接極子ブロック5の初動
時において静止摩擦力に打ち勝つための起動力が少なく
なるのであり、高感度な有極電磁石を得ることができる
のである。一方、支持片55のねじれによるばね力が接極
子ブロック5に作用するから、第5図に示すように、接
極子51のねじれに起因するばね力で接極子51に作用する
吸引力が調節でき、また可動接点ばね片52のばね力によ
り固定接点23と可動接点ばね片52との間の接点圧が調節
できるものである。その結果、可動接点ばね片52の長手
方向の両端部の形状や寸法を調節することにより接点圧
を調節でき、また支持片55の形状および寸法の調節によ
り吸引力を調節できるから、接点圧と吸引力とをそれぞ
れ別個に独立して調節することができるのである。さら
に、可動接触ばね片52は長手方向の両端部がそれぞれ独
立したばね力を作用させるものであるから、可動接触ば
ね片52の両端部の形状や寸法を調節することで両固定接
点23に対する接点圧をそれぞれ独立して調節することが
可能であり、接点圧の調節が容易となっている。また、
可動接触ばね片52が接極子51の巾方向の両側で接極子51
と略同一平面上に配設されているから、全体として上下
方向の厚みを小さくできるものである。なお、可動接触
ばね片52は接極子51の両側に配設されているが、いずれ
か一方にのみ設けてもよい。
以上のようにして、ベース11内にコイルブロック3と永
久磁石4と接極子ブロック5とが収納された状態でベー
ス11にはカバー12が被嵌される。カバー12の内底面に突
設された4枚の仕切片16は、第2図に示すように、ベー
ス11にカバー12を被嵌した状態でそれぞれ接極子51と可
動接触ばね片52との間の隙間に挿入され、接極子51と可
動接触ばね片52との間に絶縁性の仕切片16が介在するこ
とにより両者間の絶縁距離が大きく取れるようにしてい
る。
久磁石4と接極子ブロック5とが収納された状態でベー
ス11にはカバー12が被嵌される。カバー12の内底面に突
設された4枚の仕切片16は、第2図に示すように、ベー
ス11にカバー12を被嵌した状態でそれぞれ接極子51と可
動接触ばね片52との間の隙間に挿入され、接極子51と可
動接触ばね片52との間に絶縁性の仕切片16が介在するこ
とにより両者間の絶縁距離が大きく取れるようにしてい
る。
なお、上述の例で永久磁石4の凹溝41を断面略半円状と
した例を示したが、断面形状を上方に開放された略V形
としてもよいものである。この場合には接極子51に形成
された突条54を薄刃状とすればよいものである。さらに
上述した形状以外にも、接極子51が揺動案内されるよう
に永久磁石4と接極子51とを一方を他方に収めて嵌合さ
せる形状であれば、どのような形状でもよい。また、永
久磁石4と接極子51とは常時接触した状態で嵌合させる
か、あるいは外部からの振動や衝撃が作用したときにの
み嵌合させるかはどちらでもよい。
した例を示したが、断面形状を上方に開放された略V形
としてもよいものである。この場合には接極子51に形成
された突条54を薄刃状とすればよいものである。さらに
上述した形状以外にも、接極子51が揺動案内されるよう
に永久磁石4と接極子51とを一方を他方に収めて嵌合さ
せる形状であれば、どのような形状でもよい。また、永
久磁石4と接極子51とは常時接触した状態で嵌合させる
か、あるいは外部からの振動や衝撃が作用したときにの
み嵌合させるかはどちらでもよい。
以上の構成により、コイル32に通電すれば、磁化の向き
に応じて接極子51の長手方向の一端部が鉄芯31の一方の
磁極に吸引されて接極子ブロック5が揺動し、鉄芯31→
接極子51→永久磁石4→鉄芯31の閉磁路が形成され、可
動接触ばね片52の長手方向の一方の端部が対応する固定
接点23に接触するのである。この状態でコイル32への通
電を停止すると、永久磁石4の磁力により上記閉磁路が
そのまま維持され、接極子51が鉄芯31の一方に接触した
状態が保たれるのである。また、コイル32への通電方向
を逆向きにすれば、接極子51は鉄芯31の他方の磁極に吸
引され、可動接触ばね片52の長手方向の他方の端部が対
応する固定接点23に接触する。この状態においても通電
を停止した後、そのままの状態が維持されるものであ
り、いわゆる双安定動作を行なうことができるのであ
る。
に応じて接極子51の長手方向の一端部が鉄芯31の一方の
磁極に吸引されて接極子ブロック5が揺動し、鉄芯31→
接極子51→永久磁石4→鉄芯31の閉磁路が形成され、可
動接触ばね片52の長手方向の一方の端部が対応する固定
接点23に接触するのである。この状態でコイル32への通
電を停止すると、永久磁石4の磁力により上記閉磁路が
そのまま維持され、接極子51が鉄芯31の一方に接触した
状態が保たれるのである。また、コイル32への通電方向
を逆向きにすれば、接極子51は鉄芯31の他方の磁極に吸
引され、可動接触ばね片52の長手方向の他方の端部が対
応する固定接点23に接触する。この状態においても通電
を停止した後、そのままの状態が維持されるものであ
り、いわゆる双安定動作を行なうことができるのであ
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、合成樹脂材料の成形品からなる
一面が開放された箱状のベースを有し、ベース内の電気
機器本体とその一端が電気的に接続され中間部分がベー
スと同時一体に成形された複数の端子片の他端部である
外部端子がベースの周壁から突出する基台において、各
端子片のベース内に埋設された部分がベースの周壁内で
隣接する稜間を結ぶ方向に延長され、周壁内の略全長に
わたって埋設されているので、端子片によってベースの
周壁が補強されるものであり、小形リレーのようにベー
スを形成している成形品の肉厚が小さい場合であって
も、十分な強度が得られるという利点を有するものであ
る。また、ベースを補強する部材として端子片を利用し
ているから、ベースの強度を高めたことによって部品点
数が増加したり、外観が変化することがないという利点
を有するものである。
一面が開放された箱状のベースを有し、ベース内の電気
機器本体とその一端が電気的に接続され中間部分がベー
スと同時一体に成形された複数の端子片の他端部である
外部端子がベースの周壁から突出する基台において、各
端子片のベース内に埋設された部分がベースの周壁内で
隣接する稜間を結ぶ方向に延長され、周壁内の略全長に
わたって埋設されているので、端子片によってベースの
周壁が補強されるものであり、小形リレーのようにベー
スを形成している成形品の肉厚が小さい場合であって
も、十分な強度が得られるという利点を有するものであ
る。また、ベースを補強する部材として端子片を利用し
ているから、ベースの強度を高めたことによって部品点
数が増加したり、外観が変化することがないという利点
を有するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上のカバーを外した状態の一部省略平面図、第3図は
同上の断面図、第4図は同上に使用する接極子ブロック
を示す下面側の斜視図、第5図は同上の動作説明図であ
る。 11はベース、22は共通端子片、24は固定端子板、25は固
定端子片、26はコイル端子結合片、27はコイル端子片で
ある。
同上のカバーを外した状態の一部省略平面図、第3図は
同上の断面図、第4図は同上に使用する接極子ブロック
を示す下面側の斜視図、第5図は同上の動作説明図であ
る。 11はベース、22は共通端子片、24は固定端子板、25は固
定端子片、26はコイル端子結合片、27はコイル端子片で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−6763(JP,A) 特開 昭55−69914(JP,A) 特開 昭52−48044(JP,A) 特公 昭57−14531(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂材料の成形品からなる一面が開放
された箱状のベースを有し、ベース内の電気機器本体と
その一端が電気的に接続され中間部分がベースと同時一
体に成形された複数の端子片の他端部である外部端子が
ベースの周壁から突出する基台において、各端子片のベ
ース内に埋設された部分がベースの周壁内で隣接する稜
間を結ぶ方向に延長され、周壁内の略全長にわたって埋
設されて成ることを特徴とする電気機器の基台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60060095A JPH0731971B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 電気機器の基台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60060095A JPH0731971B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 電気機器の基台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218026A JPS61218026A (ja) | 1986-09-27 |
JPH0731971B2 true JPH0731971B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=13132187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60060095A Expired - Lifetime JPH0731971B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 電気機器の基台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731971B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041847A1 (en) | 2001-11-15 | 2003-05-22 | Norit Holding N.V. | Filter module |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH084670Y2 (ja) * | 1987-12-23 | 1996-02-07 | 松下電工株式会社 | リレー |
JPH084671Y2 (ja) * | 1988-07-07 | 1996-02-07 | オムロン株式会社 | 有極電磁継電器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5569914A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-27 | Omron Tateisi Electronics Co | Sealed electric device |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP60060095A patent/JPH0731971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041847A1 (en) | 2001-11-15 | 2003-05-22 | Norit Holding N.V. | Filter module |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61218026A (ja) | 1986-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |