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JPH05237402A - 精米装置 - Google Patents

精米装置

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Publication number
JPH05237402A
JPH05237402A JP7522092A JP7522092A JPH05237402A JP H05237402 A JPH05237402 A JP H05237402A JP 7522092 A JP7522092 A JP 7522092A JP 7522092 A JP7522092 A JP 7522092A JP H05237402 A JPH05237402 A JP H05237402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
chamber
rice polishing
type
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7522092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3088827B2 (ja
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Haruo Mori
晴夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority to JP04075220A priority Critical patent/JP3088827B2/ja
Publication of JPH05237402A publication Critical patent/JPH05237402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088827B2 publication Critical patent/JP3088827B2/ja
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 穀物の流れに無理のない、構造の簡単な一軸
研削摩擦精米装置。 【構成】 本一軸研削摩擦精米装置は、ケース1内に設
けた下端の下部受動プーリ14で回転する下部摩擦式精
米ロール15および上部受動プーリ42で回転する前記
精米ロール15よりも上方位置にある上部研削式精米ロ
ール41と、前記精米ロール15の周囲に形成される流
下式下部摩擦精米室18および前記精米ロール41の周
囲に形成される流下式上部研削精米室44と、該研削精
米室44と前記摩擦精米室18の間に設けた前記研削精
米室44から前記摩擦精米室18に穀物を移動させる機
能と前記研削精米室44内の負荷抵抗を調節する機能を
持つ流下式送穀室34と、前記摩擦精米室18の下部に
設けた前記摩擦精米室18内の負荷抵抗を調節する機能
を持つ抵抗弁48とからなる。前記送穀室34の外周の
送穀筒33は、下部固定送穀筒35と漏斗状の上部上下
動送穀筒37とにより形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一軸研削摩擦精米装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】本出願の先願の特願平2−214721号
明細書には、縦回転主軸に固定した摩擦式精米ロールの
周囲を除糠筒で包囲して形成した流下式摩擦精米室と、
前記前記摩擦式精米ロールの上部位置に固定した下方送
り送穀螺旋の周囲を送穀筒で包囲して形成した送穀室
と、該送穀室の外周部に同心状に設けた回転筒の外周に
固定した研削式精米ロールの周囲を除糠筒で包囲して形
成した上昇式研削精米室とからなり、前記上昇式研削精
米室において上昇しながら初期精米された米粒は前記摩
擦精米室で流下しながら仕上精米するようにした一軸研
削摩擦精米装置にていて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先願発明は、上昇
式研削精米室において研削精米したものは研削精米ロー
ルの上を越えて摩擦精米室に供給されるようにしている
から、穀物の流れに無理があることと、構造が複雑にな
って高価になる課題が残る。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、ケー
ス1と、該ケース1内に設けた下端の下部受動プーリ1
4で回転する下部摩擦式精米ロール15および上部受動
プーリ42で回転する前記精米ロール15よりも上方位
置にある上部研削式精米ロール41と、前記下部摩擦式
精米ロール15の周囲に形成される流下式下部摩擦精米
室18および前記上部研削式精米ロール41の周囲に形
成される流下式上部研削精米室44と、該流下式上部研
削精米室44と前記流下式下部摩擦精米室18の間に設
けた前記流下式上部研削精米室44から前記流下式下部
摩擦精米室18に穀物を移動させる機能と前記流下式上
部研削精米室44内の負荷抵抗を調節する機能を持つ流
下式送穀室34と、前記流下式下部摩擦精米室18の下
部に設けた前記流下式下部摩擦精米室18内の負荷抵抗
を調節する機能を持つ抵抗弁48からなる一軸研削摩擦
精米装置、および、前記流下式送穀室34の外周の送穀
筒33は、下部固定送穀筒35と漏斗状の上部上下動送
穀筒37とにより形成した一軸研削摩擦精米装置とした
ものである。
【0005】
【実施例】本発明の構造を、一実施例により説明する
と、1は床上に設置されたケース、2はケース1の骨枠
で、ケース1は、薄鉄板により全体は縦長四角箱に形成
されている。ケース1内の下部位置には、横仕切台3を
設け、横仕切台3の下部に下部伝動室4を形成する。横
仕切台3の中心には上下方向の透孔5を形成し、横仕切
台3の透孔5の上部中央には縦固定筒6を載置し、縦固
定筒6は横仕切台3上にネジ7により固定する。縦固定
筒6の上端は横に開いて鍔状の支持台8を形成する。縦
固定筒6内には上下の軸受9を介して中空の縦回転主軸
10を軸装する。11は縦回転主軸10と縦固定筒6と
の間に形成される吹込室、12は縦固定筒6の外周に取
付けた吹込筒、13は縦回転主軸10に形成した吹込穴
である。
【0006】縦回転主軸10の下端は透孔5を通って横
仕切台3よりも下方に突き出して下部伝動室4内に至
り、下端に下部受動プーリ14を固定する。縦回転主軸
10の上端は支持台8より上方に突き出し、下部摩擦式
精米ロール15を上方から交換可能に嵌合して取付け、
その上方に下方送り送穀螺旋16を上方から交換可能に
嵌合して取付ける。下部摩擦式精米ロール15の周囲は
二つ割り除糠筒17で包囲し、下部摩擦式精米ロール1
5と除糠筒17の間に流下式下部摩擦精米室18を形成
する。流下式下部摩擦精米室18は上部仕切枠19と下
部仕切枠20の間に形成される。除糠筒17は装着後開
閉自在枠21によって外側より押さえ付けられている。
開閉自在枠21は、左右2組で構成され、左自在枠22
と右自在枠23の一端が縦軸24と縦軸25によりそれ
ぞれ軸着され、左自在枠22と右自在枠23の他端は固
定ボルト26で締め付けられ、除糠筒17を交換すると
きは、開閉自在枠21を左右に開いて交換する。
【0007】27は開閉自在枠21の外側を略同心状に
包囲する中間壁で、中間壁27の内側が吸引室28とな
り、任意の位置に設けたブロアに連結する。中間壁27
は除糠筒17の交換作業のとき邪魔であるから、開閉自
在構成であり、固定ボルト29を弛めると左右に分解す
る。前記ケース1の流下式下部摩擦精米室18のある部
分の外壁30は下部を嵌めた後上部をネジ31で締める
ことによって着脱自在にする。
【0008】縦回転主軸10は上部仕切枠19に設けた
透孔32より上方に突出し、そこに下方送り送穀螺旋1
6を取付け、下方送り送穀螺旋16の周囲を送穀筒33
で包囲し、下方送り送穀螺旋16と送穀筒33の間に送
穀室34を形成するが、送穀筒33は上部仕切枠19に
ネジ35で固定される下部固定送穀筒36と上部上下動
送穀筒37に2個に分割されている。上部上下動送穀筒
37は下端は下部固定送穀筒36の上縁外側に被さって
上下摺動自在に設けられて開閉弁となり、上部は漏斗状
に広がっている。前記縦回転主軸10は、前記下方送り
送穀螺旋16よりも上方に突出して、上部縦回転主軸3
8となり、上部縦回転主軸38の外周にベアリング39
を介して回転筒40を軸装し、回転筒40の外周に上部
研削式精米ロール41を嵌合させ、また、回転筒40の
上部に上部受動プーリ42を固定する。
【0009】上部研削式精米ロール41の外周は除糠筒
43で包囲し、上部研削式精米ロール41と除糠筒43
の間を流下式上部研削精米室44とする。上部研削精米
室44の上部の一隅には流入口45を形成し、流入口4
5の外部に供給ホッパを接続する。46は上部上下動送
穀筒37を釣り上げるリンク枠、47は調節バネ、48
は流下式下部摩擦精米室18の抵抗弁、49は抵抗弁4
8を釣り上げる下部リンク枠、50は下部調節バネであ
る。
【0010】
【作用】主モータにより下部受動プーリ14を回転させ
ると下部摩擦式精米ロール15と下方送り送穀螺旋16
が回転し、副モータにより上部受動プーリ42を回転さ
せると上部研削式精米ロール41が回転する。この状態
で、流入口45より玄米を供給すると、流下式上部研削
精米室44内に流入し、流下する間、上部研削式精米ロ
ール41により初期研削精米がされ、そのまま流下式上
部研削精米室44を排出して下方の送穀室34を流下
し、流下式下部摩擦精米室18内に流入して仕上精米が
される。
【0011】その間、穀物は終始流下して精米されるか
ら、作用円滑であり、主モータにより下部摩擦式精米ロ
ール15を、副モータにより上部研削式精米ロール41
をそれぞれ回転させるから、両ロール15、41を、最
適回転速度にして精米することができる。
【0012】
【発明の効果】前記先願発明は、上昇式研削精米室にお
いて研削精米したものは研削精米ロールに上を越えて摩
擦精米室に供給されるようにしているから、通常の連座
に比較して、相当にコストダウンが出来るが、穀物の流
れに無理があることと、構造が複雑になってその分高価
になる課題が残る。しかるに、本発明は、ケース1と、
該ケース1内に設けた下端の下部受動プーリ14で回転
する下部摩擦式精米ロール15および上部受動プーリ4
2で回転する前記精米ロール15よりも上方位置にある
上部研削式精米ロール41と、前記下部摩擦式精米ロー
ル15の周囲に形成される流下式下部摩擦精米室18お
よび前記上部研削式精米ロール41の周囲に形成される
流下式上部研削精米室44と、該流下式上部研削精米室
44と前記流下式下部摩擦精米室18の間に設けた前記
流下式上部研削精米室44から前記流下式下部摩擦精米
室18に穀物を移動させる機能と前記流下式上部研削精
米室44内の負荷抵抗を調節する機能を持つ流下式送穀
室34と、前記流下式下部摩擦精米室18の下部に設け
た前記流下式下部摩擦精米室18内の負荷抵抗を調節す
る機能を持つ抵抗弁48からなる一軸研削摩擦精米装置
としたから、流入口45より供給した玄米は、流下式上
部研削精米室44内に流入して流下する間初期研削精米
がされ、そのまま送穀室34を経て流下式下部摩擦精米
室18内に流入して仕上精米がされるので、穀物の流れ
に無理がなく、安定した精米ができるとともに、下部摩
擦式精米ロール15と上部研削式精米ロール41はそれ
ぞれ別個独立して回転するので、両ロール15、41を
最適回転速度にして精米することができる。また、前記
流下式送穀室34の外周の送穀筒33は、下部固定送穀
筒35と漏斗状の上部上下動送穀筒37とにより形成し
たので、前記流下式上部研削精米室44内の負荷抵抗を
簡単に調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体側面図。
【図2】 全体縦断側面図。
【図3】 一部切欠き平面図。
【符号の説明】
1…ケース、2…骨枠、3…横仕切台、4…下部伝動
室、5…透孔、6…縦固定筒、7…ネジ、8…鍔状の支
持台、9…軸受、10…縦回転主軸、11…吹込室、1
2…吹込筒、13…吹込穴、14…下部受動プーリ、1
5…下部摩擦式精米ロール、16…下方送り送穀螺旋、
17…除糠筒、18…流下式下部摩擦精米室、19…上
部仕切枠、20…下部仕切枠、21…開閉自在枠、22
…左自在枠、23…右自在枠、24…縦軸、25…縦
軸、26…固定ボルト、27…中間壁、28…吸引室、
29…固定ボルト、30…外壁、31…ネジ、32…透
孔、33…送穀筒、34…送穀室、35…ネジ、36…
下部固定送穀筒、37…上部上下動送穀筒、38…上部
縦回転主軸、39…ベアリング、40…回転筒、41…
上部研削式精米ロール、42…上部受動プーリ、43…
除糠筒、44…流下式上部研削精米室、45…流入口、
46…リンク枠、47…調節バネ、48…抵抗弁、49
…下部リンク枠、50…下部調節バネ。
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 精米装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精米装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】本出願の先願の特願平2ー214721号
明細書には、縦回転主軸に固定した仕上精穀ロールの周
囲を精穀筒で包囲して形成した流下式の仕上精米室と、
前記仕上精穀ロールの上部位置に固定した下方送り送穀
螺旋の周囲を送穀筒で包囲して形成した送穀室と、該送
穀室の外周部に同心状に設けた回転筒の外周に固定した
初期精穀ロールの周囲を精穀筒で包囲して形成した上昇
式の初期精米室とからなり、前記初期精米室において上
昇しながら初期精米された米粒は、前記仕上精米室で流
下しながら仕上精米するようにした精米装置にていて記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先願発明は、初期
精米室において上昇しながら初期精米したものは初期精
米ロールに上を越えて仕上精米室に供給されるようにな
っているから、穀物の流れに無理があることと、構造が
複雑になって、高価になる課題が残る。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、受動
プーリー14により回転し外周に仕上精穀ロール15を
固定した縦回転主軸10と、該縦回転主軸10の外周で
前記仕上精穀ロール15よりも上部位置にベアリング3
9を介して取付けた受動プーリー42により回転する初
期精米ロール41と、前記仕上精穀ロール15の外周を
精穀筒17により包囲して形成する流下式の仕上精米室
18と、前記初期精米ロール41の外周を精穀筒43に
より包囲して形成する流下式の初期精米室44と、前記
初期精米ロール41の下端と前記仕上精穀ロール15の
上端との間で前記縦回転主軸10の外周に嵌合され前記
仕上精穀ロール15と一体回転する下方送り送穀螺旋1
6と、該送穀螺旋16の外周を送穀筒33により包囲し
て形成する前記初期精米室44から前記仕上精米室18
に至る送穀室34とからなり、前記送穀筒33の一部
は、漏斗状であってバネ47の弾力で負荷抵抗に応じて
上下動する構成であり上動すると通路を狭くし下動する
と通路を広くする抵抗筒37とした精米装置としたもの
である。
【0005】
【実施例】本発明の構造を、一実施例により説明する
と、1はケース、2はケース1の骨枠で、ケース1内の
下部位置には、横仕切台3を設け、横仕切台3の下部に
下部伝動室4を形成する。横仕切台3の中心には上下方
向の透孔5を形成し、横仕切台3の透孔5の上部中央に
は縦固定筒6を載置し、ネジ7により固定する。
【0006】縦固定筒6の上端は横に開いて鍔状の支持
台8を形成する。縦固定筒6内には上下の軸受9を介し
て中空の縦回転主軸10を軸装する。11は縦回転主軸
10と縦固定筒6との間に形成される吹込室、12は縦
固定筒6の外周に取付けた吹込筒、13は縦回転主軸1
0に形成した吹込穴である。
【0007】縦回転主軸10の下端は透孔5を通って横
仕切台3よりも下方に突き出して下部伝動室4内に至
り、下端に受動プーリー14を固定する。縦回転主軸1
0の上端は支持台8より上方に突き出し、仕上精穀ロー
ル15を上方から交換可能に嵌合して取付け、その上方
に下方送り送穀螺旋16を上方から交換可能に嵌合して
取付ける。
【0008】仕上精穀ロール15の周囲は二つ割り精穀
筒17で包囲し、仕上精穀ロール15と精穀筒17の間
に流下式の仕上精米室18を形成する。仕上精米室18
は上下の仕切枠19、20の間に形成される。精穀筒1
7は装着後開閉自在枠21によって外側より押さえ付け
られている。開閉自在枠21は、左右2組で構成され、
左自在枠22と右自在枠23の一端が縦軸24と縦軸2
5によりそれぞれ軸着され、左自在枠22と右自在枠2
3の他端は固定ボルト26で締め付けられ、精穀筒17
を交換するときは、開閉自在枠21を左右に開いて交換
する。
【0009】27は開閉自在枠21の外側を略同心状に
包囲する中間壁で、中間壁27の内側が吸引室28とな
り、任意の位置に設けたブロアーに連結する。中間壁2
7は精穀筒17の交換作業のとき邪魔であるから、開閉
自在構成であり、固定ボルト29を弛めると左右に分解
する。前記ケース1の仕上精米室18のある部分の外壁
30は下部を嵌めた後上部をネジ31で締めることによ
って着脱自在にする。縦回転主軸10は上部仕切枠19
に設けた透孔32より上方に突出し、そこに下方送り送
穀螺旋16を取付け、下方送り送穀螺旋16の周囲を送
穀筒33で包囲し、下方送り送穀螺旋16と送穀筒33
の間に送穀室34を形成するが、送穀筒33は上部仕切
枠19にネジ35で固定される下部固定送穀筒36と上
下動自在の抵抗筒37の2個に分割されている。
【0010】抵抗筒37は下端は固定送穀筒36の上縁
外側に被さって上下摺動自在に設けられ、上部は漏斗状
に広がっている。前記縦回転主軸10は、前記送穀螺旋
16よりも上方に突出して、上部縦回転主軸38とな
り、上部縦回転主軸38の外周にベアリング39を介し
て回転筒40を軸装し、回転筒40の外周に初期精米ロ
ール41を嵌合させ、また、回転筒40の上部に受動プ
ーリー42を固定する。初期精米ロール41の外周は精
穀筒43で包囲し、初期精米ロール41と精穀筒43の
間を初期精米室44とする。初期精米室44の上部の一
隅には流入口45を形成し、流入口45の外部に供給ホ
ッパーを接続する。46は抵抗筒37を釣り上げるリン
ク枠、47は調節バネ、48は仕上精米室18の抵抗
弁、49は抵抗弁48を釣り上げる下部リンク枠、50
は下部調節バネである。
【0011】
【作用】 主モーターにより受動プーリー14を回転
させると、仕上精穀ロール15と下方送り送穀螺旋16
が回転し、副モーターにより受動プーリー42を回転さ
せると初期精米ロール41が回転する。
【0012】この状態で、流入口45より玄米を供給す
ると、初期精米室44内に流入し、流下する間、初期精
米ロール41により初期精米がされ、そのまま初期精米
室44を流出して下方の送穀室34を通り、仕上精米室
18内に供給されて仕上精米される。
【0013】その間、穀物は終始流下して精米されるか
ら、作用円滑であり、主モーターにより仕上精穀ロール
15を、副モーターにより初期精米ロール41をそれぞ
れ回転させるから、両ロール15、41を、最適回転速
度にして精米することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、受動プーリー14により回転
し外周に仕上精穀ロール15を固定した縦回転主軸10
と、該縦回転主軸10の外周で前記仕上精穀ロール15
よりも上部位置にベアリング39を介して取付けた受動
プーリー42により回転する初期精米ロール41と、前
記仕上精穀ロール15の外周を精穀筒17により包囲し
て形成する流下式の仕上精米室18と、前記初期精米ロ
ール41の外周を精穀筒43により包囲して形成する流
下式の初期精米室44と、前記初期精米ロール41の下
端と前記仕上精穀ロール15の上端との間で前記縦回転
主軸10の外周に嵌合され前記仕上精穀ロール15と一
体回転する下方送り送穀螺旋16と、該送穀螺旋16の
外周を送穀筒33により包囲して形成する前記初期精米
室44から前記仕上精米室18に至る送穀室34とから
なり、前記送穀筒33の一部は、漏斗状であってバネ4
7の弾力で負荷抵抗に応じて上下動する構成であり上動
すると通路を狭くし下動すると通路を広くする抵抗筒3
7とした精米装置としたから、初期精米室44も仕上精
米室18もともに流下式なので、穀物の流れに無理がな
く、安定した精米ができ、初期精米室44と仕上精米室
18の間には、漏斗状であってバネ47の弾力で負荷抵
抗に応じて上下動する構成であり上動すると通路を狭く
し下動すると通路を広くする抵抗筒37を設けたから、
初期精米室44の負荷を微妙に調節できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図。
【図2】全体縦断側面図。
【図3】一部切欠き平面図。
【符号の説明】 1…ケース、2…骨枠、3…横仕切台、4…下部伝動
室、5、32…透孔、6…縦固定筒、7、31、35…
ネジ、8…鍔状の支持台、9…軸受、10…縦回転主
軸、11…吹込室、12…吹込筒、13…吹込穴、1
4、42…受動プーリー、15…仕上精穀ロール、16
…送穀螺旋、17、43…精穀筒、18…仕上精米室、
19、20…仕切枠、21…開閉自在枠、22…左自在
枠、23…右自在枠、24、25…縦軸、26…固定ボ
ルト、27…中間壁、28…吸引室、29…固定ボル
ト、30…外壁、33…送穀筒、34…送穀室、36…
下部固定送穀筒、37…抵抗筒、38…上部縦回転主
軸、39…ベアリング、40…回転筒、41…初期精米
ロール、44…初期精米室、45…流入口、46…リン
ク枠、47、50…調節バネ、48…抵抗弁、49…下
部リンク枠。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース1と、該ケース1内に設けた下端
    の下部受動プーリ14で回転する下部摩擦式精米ロール
    15および上部受動プーリ42で回転する前記精米ロー
    ル15よりも上方位置にある上部研削式精米ロール41
    と、前記下部摩擦式精米ロール15の周囲に形成される
    流下式下部摩擦精米室18および前記上部研削式精米ロ
    ール41の周囲に形成される流下式上部研削精米室44
    と、該流下式上部研削精米室44と前記流下式下部摩擦
    精米室18の間に設けた前記流下式上部研削精米室44
    から前記流下式下部摩擦精米室18に穀物を移動させる
    機能と前記流下式上部研削精米室44内の負荷抵抗を調
    節する機能を持つ流下式送穀室34と、前記流下式下部
    摩擦精米室18の下部に設けた前記流下式下部摩擦精米
    室18内の負荷抵抗を調節する機能を持つ抵抗弁48か
    らなる一軸研削摩擦精米装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記流下式送穀室3
    4の外周の送穀筒33は、下部固定送穀筒35と漏斗状
    の上部上下動送穀筒37とにより形成した一軸研削摩擦
    精米装置。
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JP2008080199A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Iseki & Co Ltd 精米装置

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