JPH0523398Y2 - - Google Patents
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- JPH0523398Y2 JPH0523398Y2 JP1988111302U JP11130288U JPH0523398Y2 JP H0523398 Y2 JPH0523398 Y2 JP H0523398Y2 JP 1988111302 U JP1988111302 U JP 1988111302U JP 11130288 U JP11130288 U JP 11130288U JP H0523398 Y2 JPH0523398 Y2 JP H0523398Y2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
- F16B21/07—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part
- F16B21/076—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part the socket having a resilient part on its outside
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/005—Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
- B60N2/015—Attaching seats directly to vehicle chassis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
- F16B21/07—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part
- F16B21/078—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part the socket having a further molded-in or embedded component, e.g. a ring with snap-in teeth molded into it
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/44—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof
- Y10T24/44017—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof with specific mounting means for attaching to rigid or semirigid supporting structure or structure-to-be-secured
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/44—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof
- Y10T24/44017—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof with specific mounting means for attaching to rigid or semirigid supporting structure or structure-to-be-secured
- Y10T24/44026—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof with specific mounting means for attaching to rigid or semirigid supporting structure or structure-to-be-secured for cooperating with aperture in supporting structure or structure-to-be-secured
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は自動車の後部座席の背凭れや、座部
(本書ではこれを総称してシートと記す。)を車体
パネルに着脱可能に固定するプラスチツク製の二
部材からなる固定具に関する。
(本書ではこれを総称してシートと記す。)を車体
パネルに着脱可能に固定するプラスチツク製の二
部材からなる固定具に関する。
<従来の技術>
自動車のシート固定具として、車体パネルに対
いして固定する箱形の外枠と、該外枠の内部に保
持され、シートら下がるほゞU字形のワイヤを咬
えるホルダとからなるプラスチツク製のものを本
出願人は実開昭59−85731号公報(実公昭63−
13940号公報)で提案した。
いして固定する箱形の外枠と、該外枠の内部に保
持され、シートら下がるほゞU字形のワイヤを咬
えるホルダとからなるプラスチツク製のものを本
出願人は実開昭59−85731号公報(実公昭63−
13940号公報)で提案した。
この固定具の、外枠内に保持されたホルダは、
ワイヤを咬えてシートを固定した閉位置から、ワ
イヤを離し、シートを取外し可能にする開位置に
外枠の外から操作可能になつて居り、これにより
自動車の修理など必要の際はホルダを閉位置から
開位置に操作し、シートを車体から取り外すこと
ができる。
ワイヤを咬えてシートを固定した閉位置から、ワ
イヤを離し、シートを取外し可能にする開位置に
外枠の外から操作可能になつて居り、これにより
自動車の修理など必要の際はホルダを閉位置から
開位置に操作し、シートを車体から取り外すこと
ができる。
<考案が解決しようとする課題>
ホルダをこのように開位置と閉位置にトツグル
作用で変化させるため、ホルダには薄肉のヒンジ
部を多数設けてあり、このヒンジ部によつてホル
ダの強度は低下し、シートの固定状態で大きな力
が加わるとホルダがヒンジ部で千切れる虞があ
る。
作用で変化させるため、ホルダには薄肉のヒンジ
部を多数設けてあり、このヒンジ部によつてホル
ダの強度は低下し、シートの固定状態で大きな力
が加わるとホルダがヒンジ部で千切れる虞があ
る。
又、ワイヤを咬えてシートを固定するには、外
枠内のホルダを開位置にして置き、シートのワイ
ヤが外枠内に降下してホルダを突き下げるとホル
ダは上記トツグル作用で閉位置に変化してワイヤ
を咬え、若し、外枠内でホルダが閉位置になつて
いるとワイヤがホルダを突き下げてもホルダはワ
イヤを咬えることができない。外枠内のホルダが
外から見て開位置なのか、閉位置なのか、判断し
かねるので、一旦ワイヤでホルダを突き下げ、ワ
イヤをホルダが咬えなかつたことで閉位置であつ
たことが判り、ホルダを開位置に変化させて再度
ワイヤでホルダを突き下げることが必要になり、
シートの固定作業の能率が低下する。
枠内のホルダを開位置にして置き、シートのワイ
ヤが外枠内に降下してホルダを突き下げるとホル
ダは上記トツグル作用で閉位置に変化してワイヤ
を咬え、若し、外枠内でホルダが閉位置になつて
いるとワイヤがホルダを突き下げてもホルダはワ
イヤを咬えることができない。外枠内のホルダが
外から見て開位置なのか、閉位置なのか、判断し
かねるので、一旦ワイヤでホルダを突き下げ、ワ
イヤをホルダが咬えなかつたことで閉位置であつ
たことが判り、ホルダを開位置に変化させて再度
ワイヤでホルダを突き下げることが必要になり、
シートの固定作業の能率が低下する。
更に、シートを固定した閉位置にある外枠内の
ホルダを開位置に変化させるには外枠の下端から
下に突出する操作片を操作しなければならず、操
作しにくい。
ホルダを開位置に変化させるには外枠の下端から
下に突出する操作片を操作しなければならず、操
作しにくい。
<課題を解決するための手段>
そこで本考案は、常時閉位置に付勢され、シー
トのワイヤを押し下げるとワイヤで付勢に抗して
一旦開き、ワイヤが下に通過すると付勢力で閉位
置に戻るようにすると共に、付勢に抗して閉位置
から開位置に操作するのが容易で、しかも非常に
堅牢で、強度的に信頼できる固定具を提供するこ
とを目的に開発されたもので、シート固定具とし
て、上面が開放した筒形脚部と、該筒形脚部の上
端上に連接した筒壁と、該筒壁の上下から上下方
向に間隔を保つて外方に張り出した上下の鍔を一
体に有するプラスチツクで成形された本体と、上
記本体の上下の鍔の間隔に枢着されるプラスチツ
クで成形されたレバーアームとからなり、 上記本体は、下の鍔との間でパネルの孔縁を上
下から挟んで本体をパネルに対して固定する係止
片を前記筒形脚部に備えると共に、前記筒壁に横
穴を備え、 前記レバーアームは上記横穴中に突入して筒壁
の内部を横切る横断片と、該横断片と背向し、前
記上下の鍔の間隔から外に突出する操作片と、前
記筒壁の外面に摺接し、上記横断片を横穴に突入
した状態に付勢するばね片を一体に備え、上記横
断片の上面には該片の先端に向かつて下り坂のカ
ム斜面が形成されていることを特徴とする。
トのワイヤを押し下げるとワイヤで付勢に抗して
一旦開き、ワイヤが下に通過すると付勢力で閉位
置に戻るようにすると共に、付勢に抗して閉位置
から開位置に操作するのが容易で、しかも非常に
堅牢で、強度的に信頼できる固定具を提供するこ
とを目的に開発されたもので、シート固定具とし
て、上面が開放した筒形脚部と、該筒形脚部の上
端上に連接した筒壁と、該筒壁の上下から上下方
向に間隔を保つて外方に張り出した上下の鍔を一
体に有するプラスチツクで成形された本体と、上
記本体の上下の鍔の間隔に枢着されるプラスチツ
クで成形されたレバーアームとからなり、 上記本体は、下の鍔との間でパネルの孔縁を上
下から挟んで本体をパネルに対して固定する係止
片を前記筒形脚部に備えると共に、前記筒壁に横
穴を備え、 前記レバーアームは上記横穴中に突入して筒壁
の内部を横切る横断片と、該横断片と背向し、前
記上下の鍔の間隔から外に突出する操作片と、前
記筒壁の外面に摺接し、上記横断片を横穴に突入
した状態に付勢するばね片を一体に備え、上記横
断片の上面には該片の先端に向かつて下り坂のカ
ム斜面が形成されていることを特徴とする。
そして、上記本体の筒壁は横穴と対向した位置
に孔を有し、レバーアームは横断片の先端に上記
孔に突入する突起を備えていることが好ましい。
に孔を有し、レバーアームは横断片の先端に上記
孔に突入する突起を備えていることが好ましい。
又、本体の上下二つの鍔の一方又は双方と、レ
バーアームの間にはレバーアームをばね片の付勢
に抗し回動して横断片を横穴から抜いたときに当
接するストツパを設けることが好ましい。
バーアームの間にはレバーアームをばね片の付勢
に抗し回動して横断片を横穴から抜いたときに当
接するストツパを設けることが好ましい。
<実施例>
1はプラスチツクで成形した本体で、上面が開
放した筒形脚部2と、該筒形脚部の上端上に連接
した筒壁3と、該筒壁の上下から上下方向に間隔
を保つて外方に張り出した上下の鍔4と5を一体
に有する。6は上記本体の上下の鍔4と5の間隔
に枢着されるプラスチツクで成形されたレバーア
ームである。
放した筒形脚部2と、該筒形脚部の上端上に連接
した筒壁3と、該筒壁の上下から上下方向に間隔
を保つて外方に張り出した上下の鍔4と5を一体
に有する。6は上記本体の上下の鍔4と5の間隔
に枢着されるプラスチツクで成形されたレバーア
ームである。
上記本体1は、下の鍔5との間でパネルPの孔
縁P′を上下から挟んで本体をパネルに対して固定
する係止片7,7を前記筒形脚部2に備えると共
に、前記筒壁3に横穴8を備えている。
縁P′を上下から挟んで本体をパネルに対して固定
する係止片7,7を前記筒形脚部2に備えると共
に、前記筒壁3に横穴8を備えている。
前記レバーアーム6は上記横穴8中に突入して
筒壁3の内部3′を横切る横断片9と、該横断片
と背向し、前記上下の鍔4と5の間隔から外に突
出する操作片10と、前記筒壁3の外面に摺接
し、上記横断片9を横穴8に突入した状態に付勢
するばね片11を一体に備え、上記横断片9の上
面には該片の先端に向かつて下り坂のカム斜面1
2を形成してある。そして、本体1の筒壁3は横
穴8と対向した位置に孔13を有し、レバーアー
ム6は横断片8の先端に上記孔13に突入する突
起14を備えている。又、本体1の上下の鍔4と
5の一方又は双方と、レバーアーム6の間にはレ
バーアームをばね片11の付勢に抗し回動して横
断片9を横穴8から抜いたときに当接するストツ
パを設けてある。
筒壁3の内部3′を横切る横断片9と、該横断片
と背向し、前記上下の鍔4と5の間隔から外に突
出する操作片10と、前記筒壁3の外面に摺接
し、上記横断片9を横穴8に突入した状態に付勢
するばね片11を一体に備え、上記横断片9の上
面には該片の先端に向かつて下り坂のカム斜面1
2を形成してある。そして、本体1の筒壁3は横
穴8と対向した位置に孔13を有し、レバーアー
ム6は横断片8の先端に上記孔13に突入する突
起14を備えている。又、本体1の上下の鍔4と
5の一方又は双方と、レバーアーム6の間にはレ
バーアームをばね片11の付勢に抗し回動して横
断片9を横穴8から抜いたときに当接するストツ
パを設けてある。
本体1の筒形脚部2、筒壁3、上下の鍔4と5
は細長い小判形で、横穴8は筒壁3の一方の直線
辺の中央に開設し、錨爪形の係止片7は筒形脚部
2の双方の直線辺の中央に倒U字形のスリツト1
7で囲んで設けてある。そして、レバーアーム6
を枢着するため上下の鍔4と5の一方の半円形端
部には円孔18を上下に対向して開設してある。
は細長い小判形で、横穴8は筒壁3の一方の直線
辺の中央に開設し、錨爪形の係止片7は筒形脚部
2の双方の直線辺の中央に倒U字形のスリツト1
7で囲んで設けてある。そして、レバーアーム6
を枢着するため上下の鍔4と5の一方の半円形端
部には円孔18を上下に対向して開設してある。
レバーアーム6の厚さは本体の上下の鍔4と5
の上下方向の間隔よりも僅かに小である。レバー
アーム6の横断片9は前記筒壁3の一方の直線辺
の中央に開設された横穴8に突入して筒壁の内部
3′を横断し、その先端は他方の直線辺に当接す
るのに対し、ばね片11の自由端は筒壁3の他方
の直線辺に摺接して軽く弯曲を伸ばされ、これに
より横断片9を横穴8に突入した状態に保持す
る。つまり、レバーアーム6は筒壁3の一方の半
円形端部を取り囲むような形状になつている。そ
して、ばね片11の基部の上下からは前記円孔1
8に突入する短かい軸19が一体に突入する。本
体とレバーアーム6を組立てるには横断片9を横
穴8中に入れながらレバーアームを上下の鍔4と
5の間に押込み、鍔4,5の間隔を軸19で拡
げ、軸19を鍔4,5にある円孔18に嵌めれば
よい。これにより第3図、第5図に実線で示した
組立て状態になり、ばね片11は軽く弯曲を伸ば
されて変形し、横断片9を横穴突入状態に付勢す
る。
の上下方向の間隔よりも僅かに小である。レバー
アーム6の横断片9は前記筒壁3の一方の直線辺
の中央に開設された横穴8に突入して筒壁の内部
3′を横断し、その先端は他方の直線辺に当接す
るのに対し、ばね片11の自由端は筒壁3の他方
の直線辺に摺接して軽く弯曲を伸ばされ、これに
より横断片9を横穴8に突入した状態に保持す
る。つまり、レバーアーム6は筒壁3の一方の半
円形端部を取り囲むような形状になつている。そ
して、ばね片11の基部の上下からは前記円孔1
8に突入する短かい軸19が一体に突入する。本
体とレバーアーム6を組立てるには横断片9を横
穴8中に入れながらレバーアームを上下の鍔4と
5の間に押込み、鍔4,5の間隔を軸19で拡
げ、軸19を鍔4,5にある円孔18に嵌めれば
よい。これにより第3図、第5図に実線で示した
組立て状態になり、ばね片11は軽く弯曲を伸ば
されて変形し、横断片9を横穴突入状態に付勢す
る。
この固定具を取付けるべき車体パネルPには筒
形脚部2の断面形状に対応した小判形の孔を開設
して置き、下の鍔5の下面が該パネルPの上面に
当接するまで筒形脚部2をその孔に上から押し込
む。これにより筒形脚部から斜め上向きに張り出
した係止片7,7は孔を上から下に通過する際に
孔縁で一旦内方に押し込められるが、孔を下に通
過し終ると元の状態に復元し、下の鍔5と協同し
て孔縁を挟み、本体1をパネルPに対し、固定す
る。
形脚部2の断面形状に対応した小判形の孔を開設
して置き、下の鍔5の下面が該パネルPの上面に
当接するまで筒形脚部2をその孔に上から押し込
む。これにより筒形脚部から斜め上向きに張り出
した係止片7,7は孔を上から下に通過する際に
孔縁で一旦内方に押し込められるが、孔を下に通
過し終ると元の状態に復元し、下の鍔5と協同し
て孔縁を挟み、本体1をパネルPに対し、固定す
る。
シートを固定するには、シートから垂下するU
形のワイヤWを筒壁3の内部3′に上から押込む
(第1図矢印)。これによりワイヤの下端は横断片
9の上面の加斜面12を押し下げようとし、該斜
面に生じた分力で横断片9は横穴8から抜け出る
方向に移動し、この結果、レバーアームは第5図
で矢印の反時計方向に軸19を中心に回動し、ば
ね片11は弯曲を更に延ばしてばね力を蓄える。
そして、ワイヤの下端が横断片の先端を下に通過
すると、元の組立状態に戻ろうとするばね片の復
元力でレバーアームは時計方向に回動し、横断片
9は再び筒壁の内部3′を横断した状態になる。
従つて、シートを車体パネルから持ち上げようと
してもワイヤWの下端が横断片9に下から引掛か
り、不可能になる。
形のワイヤWを筒壁3の内部3′に上から押込む
(第1図矢印)。これによりワイヤの下端は横断片
9の上面の加斜面12を押し下げようとし、該斜
面に生じた分力で横断片9は横穴8から抜け出る
方向に移動し、この結果、レバーアームは第5図
で矢印の反時計方向に軸19を中心に回動し、ば
ね片11は弯曲を更に延ばしてばね力を蓄える。
そして、ワイヤの下端が横断片の先端を下に通過
すると、元の組立状態に戻ろうとするばね片の復
元力でレバーアームは時計方向に回動し、横断片
9は再び筒壁の内部3′を横断した状態になる。
従つて、シートを車体パネルから持ち上げようと
してもワイヤWの下端が横断片9に下から引掛か
り、不可能になる。
修理などのためにシート外すには操作片10に
指を掛け、レバーアーム6を第5図の矢印で示し
た反時計方向に、ばね片11の付勢に抗して回動
し、横断片9を破線で示したように横穴8から抜
き、この状態のまゝでシートを持ち上げ、ワイヤ
ーWを筒壁3の内部から引上げればよい。
指を掛け、レバーアーム6を第5図の矢印で示し
た反時計方向に、ばね片11の付勢に抗して回動
し、横断片9を破線で示したように横穴8から抜
き、この状態のまゝでシートを持ち上げ、ワイヤ
ーWを筒壁3の内部から引上げればよい。
本体とレバーアーム6の組立てを容易にするに
は、軸19の上端をレバーアームの押込み方向に
向かつて図示のように下り坂の斜面にし、斜面の
下端は上の鍔4の上面、下の鍔5の下面と同一レ
ベルにするとよい。
は、軸19の上端をレバーアームの押込み方向に
向かつて図示のように下り坂の斜面にし、斜面の
下端は上の鍔4の上面、下の鍔5の下面と同一レ
ベルにするとよい。
更に、本体の筒壁には横穴8と対向する孔13
を開設し、レバーアーム6の横断片9の先端に
は、横断片が横穴8に突入して筒壁の内部3′を
横断したとき上記孔13に突入する突起14を設
けて置くと、固定したシートに上向きの力が加わ
り、ワイヤWの下端が横断片を強い力で引き上げ
ようとしても横断片は破損することなく、その力
に対抗できる。この突起14は横断片9の全幅に
設ける必要はなく、図示のように幅の一部から突
出させるだけで充分である。
を開設し、レバーアーム6の横断片9の先端に
は、横断片が横穴8に突入して筒壁の内部3′を
横断したとき上記孔13に突入する突起14を設
けて置くと、固定したシートに上向きの力が加わ
り、ワイヤWの下端が横断片を強い力で引き上げ
ようとしても横断片は破損することなく、その力
に対抗できる。この突起14は横断片9の全幅に
設ける必要はなく、図示のように幅の一部から突
出させるだけで充分である。
又、シートを外すためにレバーアームの操作片
10を第5図で時計方向に回し、横断片9を横穴
8から外に抜いたとき、上下の鍔4,5の一方又
は双方から外方に張り出して設けたストツパ15
にレバーアームのストツパ16が当接し、それ以
上にレバーアームを時計方向に回すことができな
いようにするとレバーアームのばね片11が折損
するを防止できる。
10を第5図で時計方向に回し、横断片9を横穴
8から外に抜いたとき、上下の鍔4,5の一方又
は双方から外方に張り出して設けたストツパ15
にレバーアームのストツパ16が当接し、それ以
上にレバーアームを時計方向に回すことができな
いようにするとレバーアームのばね片11が折損
するを防止できる。
そして、上下の鍔4,5の間には、レバーアー
ム6の装入、及びその動きを阻害しないように連
結壁20で接続し、補強して置くことが好まし
い。
ム6の装入、及びその動きを阻害しないように連
結壁20で接続し、補強して置くことが好まし
い。
図示の実施例では、鍔4,5の間にレバーアー
ム6を枢着するため、鍔4,5に円孔18、レバ
ーアーム6に軸19を突起したが、逆に円孔18
をレバーアームに設け、軸19は鍔4と5の対向
した面に対向状に突設してもよい。
ム6を枢着するため、鍔4,5に円孔18、レバ
ーアーム6に軸19を突起したが、逆に円孔18
をレバーアームに設け、軸19は鍔4と5の対向
した面に対向状に突設してもよい。
<考案の効果>
本考案ではレバーアームの横断片が付勢により
常時、筒壁の横穴に突入して筒壁の内部を横断し
た閉位置にあり、横断片の上面は先端に向かつて
下り坂の斜面加になつている。このため、シート
のワイヤの下端を筒壁の内部に押し下げると、レ
バーアームの横断片は付勢に抗し、横穴から抜け
る方向に移動し、ワイヤの下端が下に通過する
と、横断片は付勢により再び閉位置に戻り、シー
トを固定する。従つて、レバーアームの横断片が
閉位置なのか、開位置なのかを考慮することなく
シート固定が行え、シート固定の作業能率は頗る
向上する。
常時、筒壁の横穴に突入して筒壁の内部を横断し
た閉位置にあり、横断片の上面は先端に向かつて
下り坂の斜面加になつている。このため、シート
のワイヤの下端を筒壁の内部に押し下げると、レ
バーアームの横断片は付勢に抗し、横穴から抜け
る方向に移動し、ワイヤの下端が下に通過する
と、横断片は付勢により再び閉位置に戻り、シー
トを固定する。従つて、レバーアームの横断片が
閉位置なのか、開位置なのかを考慮することなく
シート固定が行え、シート固定の作業能率は頗る
向上する。
そして、レバーアームの操作片を操作し、横断
片を付勢に抗して筒壁の横穴から抜き、シートを
取り外すことができるが、レバーアームは本体の
上部の上下の鍔の間にあり、車体パネル上に位置
するため、その操作は行い易い。更に、横断片を
筒壁の横穴に突入した状態にする付勢はレバーア
ームに一体に設けたばね片が行うので、コイルば
ねその他の別のばね部材を使用する必要がなく、
本体とレバーアームの二部材で構成することがで
きる。
片を付勢に抗して筒壁の横穴から抜き、シートを
取り外すことができるが、レバーアームは本体の
上部の上下の鍔の間にあり、車体パネル上に位置
するため、その操作は行い易い。更に、横断片を
筒壁の横穴に突入した状態にする付勢はレバーア
ームに一体に設けたばね片が行うので、コイルば
ねその他の別のばね部材を使用する必要がなく、
本体とレバーアームの二部材で構成することがで
きる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はシートのワイヤとの関係を示す斜視図、第2図
はシートを固定した状態の断面図、第3図は固定
具の平面図、第4図は第3図の正面図、第5図は
第4図のV−V線での断面図、第6図はレバーア
ームの斜視図である。 図中、1は本体、2は筒形脚部、3は筒壁、
3′はその内部、4と5は上下の鍔、6はレバー
アーム、7は係止片、8は横穴、9は横断片、1
0は操作片、11はばね片、12はカム斜面、1
3は孔、14は突起、15,16はストツパを示
す。
はシートのワイヤとの関係を示す斜視図、第2図
はシートを固定した状態の断面図、第3図は固定
具の平面図、第4図は第3図の正面図、第5図は
第4図のV−V線での断面図、第6図はレバーア
ームの斜視図である。 図中、1は本体、2は筒形脚部、3は筒壁、
3′はその内部、4と5は上下の鍔、6はレバー
アーム、7は係止片、8は横穴、9は横断片、1
0は操作片、11はばね片、12はカム斜面、1
3は孔、14は突起、15,16はストツパを示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面が開放した筒形脚部と、該筒形脚部の上
端上に連接した筒壁と、該筒壁の上下から上下
方向に間隔を保つて外方に張り出した上下の鍔
を一体に有するプラスチツクで成形された本体
と、上記本体の上下の鍔の間隔に枢着されるプ
ラスチツクで成形されたレバーアームとからな
り、 上記本体は、下の鍔との間でパネルの孔縁を
上下から挟んで本体をパネルに対して固定する
係止片を前記筒形脚部に備えると共に、前記筒
壁に横穴を備え、 前記レバーアームは上記横穴中に突入して筒
壁の内部を横切る横断片と、該横断片と背向
し、前記上下の鍔の間隔から外に突出する操作
片と、前記筒壁の外面に摺接し、上記横断片を
横穴に突入した状態に付勢するばね片を一体に
備え、上記横断片の上面には該片の先端に向か
つて下り坂のカム斜面が形成されていることを
特徴とする自動車のシート固定具。 (2) 請求項第1項に記載の自動車のシート固定具
において、本体の筒壁は横穴と対向した位置に
孔を有し、レバーアームは横断片の先端に上記
孔に突入する突起を備えていることを特徴とす
る自動車のシート固定具。 (3) 請求項第1項、第2項のどれか一項に記載の
自動車のシート固定具において、本体の上下二
つの鍔の一方又は双方と、レバーアームの間に
はレバーアームをばね片の付勢に抗し回動して
横断片を横穴から抜いたときに当接するストツ
パを設けたことを特徴とする自動車のシート固
定具。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111302U JPH0523398Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | |
KR2019890005852U KR920000331Y1 (ko) | 1988-08-26 | 1989-05-04 | 자동차시이트 고정구 |
US07/391,007 US4916778A (en) | 1988-08-26 | 1989-08-09 | Device for securing car seat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111302U JPH0523398Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0233144U JPH0233144U (ja) | 1990-03-01 |
JPH0523398Y2 true JPH0523398Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14557777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988111302U Expired - Lifetime JPH0523398Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4916778A (ja) |
JP (1) | JPH0523398Y2 (ja) |
KR (1) | KR920000331Y1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9016357D0 (en) * | 1990-07-25 | 1990-09-12 | Dunlop Cox Ltd | Vehicle seat attachment |
FR2689824B1 (fr) * | 1992-04-08 | 1996-10-04 | Peugeot | Dispositif a douille d'engagement pour la fixation d'un siege avant de vehicule automobile sur le plancher de ce vehicule. |
FR2729439B1 (fr) * | 1995-01-16 | 1997-04-04 | Faure Bertrand Equipements Sa | Systeme de montage d'un element de siege sur un vehicule automobile |
GB2301025A (en) * | 1995-05-26 | 1996-11-27 | Ford Motor Co | A mounting system for vehicle seats |
FR2946925B1 (fr) * | 2009-06-23 | 2011-07-15 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de solidarisation d'une assise au plancher d'un vehicule |
FR2957561B1 (fr) * | 2010-03-18 | 2012-10-12 | Raymond A & Cie | Dispositif de fixation d'une assise de banquette sur un chassis de vehicule automobile, et ensemble comprenant une assise de banquette et un chassis equipe d'au moins un tel dispositif |
FR2990165B1 (fr) * | 2012-05-04 | 2014-05-09 | Trw Automotive Electron & Comp | Clip de fixation |
CN104512280B (zh) * | 2013-09-29 | 2017-08-04 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 坐垫锁止装置及具有其的车辆 |
DE102021112176A1 (de) * | 2020-05-18 | 2021-11-18 | Illinois Tool Works Inc. | Befestigungsanordnung |
EP4067671B1 (en) * | 2021-04-01 | 2024-07-03 | A. Raymond et Cie | Lock for holding a first part to a second part and assembly of a first part and a second part |
CN115194431A (zh) | 2021-04-01 | 2022-10-18 | A·雷蒙德公司 | 用于将第一部件保持至第二部件的锁以及第一部件和第二部件的组件 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US435887A (en) * | 1890-09-02 | Island | ||
US1761497A (en) * | 1929-07-16 | 1930-06-03 | Barney C Garoff | Supporter for fishing rods |
US2038971A (en) * | 1933-09-01 | 1936-04-28 | Eugene Ltd | Permanent waving |
US3852943A (en) * | 1973-08-27 | 1974-12-10 | Meyer Ind Inc | Portable safety clamp |
JPH06313940A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-11-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP1988111302U patent/JPH0523398Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-05-04 KR KR2019890005852U patent/KR920000331Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-08-09 US US07/391,007 patent/US4916778A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR920000331Y1 (ko) | 1992-01-15 |
KR900004799U (ko) | 1990-03-07 |
US4916778A (en) | 1990-04-17 |
JPH0233144U (ja) | 1990-03-01 |
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