JPH05227958A - セルラーゼの精製方法およびセロビオースの製造方法 - Google Patents
セルラーゼの精製方法およびセロビオースの製造方法Info
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- JPH05227958A JPH05227958A JP4022414A JP2241492A JPH05227958A JP H05227958 A JPH05227958 A JP H05227958A JP 4022414 A JP4022414 A JP 4022414A JP 2241492 A JP2241492 A JP 2241492A JP H05227958 A JPH05227958 A JP H05227958A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルラーゼ中に含まれるβ−グルコシダーゼ
を選択的に除去する。 【構成】 キトサンが可溶となるようにpHを調製して
なる水性媒体中に、上記キトサンとセルラーゼとを溶解
して溶液を調製し、該溶液を一定時間保温した後に、該
溶液pHを変化させ、不溶化した固形画分を生ぜしめ、
しかる後に、上記固形画分と溶液とを分離することによ
り、上記セルラーゼ中に含有されるβ−グルコシダーゼ
を選択的に除去してセルラーゼを精製する。得られた上
記固形画分とセルロースとを水性媒体中に添加して懸濁
液とし、該懸濁液を一定時間保温して、該懸濁液中にセ
ロビオースを生成蓄積せしめ、該セロビオースを採取す
ることによりセロビオースを製造する。
を選択的に除去する。 【構成】 キトサンが可溶となるようにpHを調製して
なる水性媒体中に、上記キトサンとセルラーゼとを溶解
して溶液を調製し、該溶液を一定時間保温した後に、該
溶液pHを変化させ、不溶化した固形画分を生ぜしめ、
しかる後に、上記固形画分と溶液とを分離することによ
り、上記セルラーゼ中に含有されるβ−グルコシダーゼ
を選択的に除去してセルラーゼを精製する。得られた上
記固形画分とセルロースとを水性媒体中に添加して懸濁
液とし、該懸濁液を一定時間保温して、該懸濁液中にセ
ロビオースを生成蓄積せしめ、該セロビオースを採取す
ることによりセロビオースを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラーゼの精製方法
およびセロビオースの製造方法に関する。
およびセロビオースの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セロビオースは、D−グルコースが、β
−1,4結合した二糖類のオリゴ糖である。このセロビ
オースは松葉,トウモロコシの茎中にも存在する天然物
で甘味を伴うが、人間によって分解されない。したがっ
て、経済的にセロビオースを製造することができれば、
ダイエット食品,健康食品あるいは糖尿病患者に対する
甘味料として有効であると考えられる。
−1,4結合した二糖類のオリゴ糖である。このセロビ
オースは松葉,トウモロコシの茎中にも存在する天然物
で甘味を伴うが、人間によって分解されない。したがっ
て、経済的にセロビオースを製造することができれば、
ダイエット食品,健康食品あるいは糖尿病患者に対する
甘味料として有効であると考えられる。
【0003】ここで、従来、セロビオースの製造は、セ
ルロースを希塩酸などで酸化分解し、糖化した後、これ
をゲルクロマトグラフィー等で精製することにより行わ
れてきた。しかし、このような酸化分解法は、糖化速度
が比較的速いものの、高圧,耐酸性設備を必要とし、ま
た2次的分解によりセロビオースの収率が減少するなど
の欠点がある。これに対して、酵素を利用した分解法が
考えられ、該分解法は、糖化速度が比較的遅いものの、
温和な条件下で実施できるため装置上有利であり、かつ
触媒となる酵素の回収再利用が可能となるなどの利点が
ある。
ルロースを希塩酸などで酸化分解し、糖化した後、これ
をゲルクロマトグラフィー等で精製することにより行わ
れてきた。しかし、このような酸化分解法は、糖化速度
が比較的速いものの、高圧,耐酸性設備を必要とし、ま
た2次的分解によりセロビオースの収率が減少するなど
の欠点がある。これに対して、酵素を利用した分解法が
考えられ、該分解法は、糖化速度が比較的遅いものの、
温和な条件下で実施できるため装置上有利であり、かつ
触媒となる酵素の回収再利用が可能となるなどの利点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セルロース分
解酵素として市販されているセルラーゼ製剤は複合酵素
系であり、セロビオースの製造にとって好ましくない酵
素成分も含まれている。より詳しくいうと、セルラーゼ
製剤は大別して3種類の酵素成分が含まれている。ま
ず、このうち、エンドグルカナーゼは、結晶性の低いセ
ルロース分子を不規則に切断し、重合度のより低いセル
ロースを生じる。次いで、セロビオハイドロラーゼは、
セルロース分子を非還元末端から逐次セロビオース単位
に分解する。最後に、β−グルコシダーゼは、セロビオ
ースをさらに加水分解する酵素成分である(Z.Phy
siol.chem.,78,266(1912),
J.Bacteriol.59,485(1950),
J.Am.Chem.soc.,33,181(197
9)等参照)。このように、セルラーゼ製剤には、β−
グルコシダーゼが含まれているので、このようなセルラ
ーゼ製剤を使用して、酵素法によりセロビオースを生産
する場合には、セルラーゼ成分中から選択的にβ−グル
コシダーゼを除去した後、あるいはβ−グルコシダーゼ
のみを選択的に阻害・失活させた後、セルロースに作用
させる必要がある。
解酵素として市販されているセルラーゼ製剤は複合酵素
系であり、セロビオースの製造にとって好ましくない酵
素成分も含まれている。より詳しくいうと、セルラーゼ
製剤は大別して3種類の酵素成分が含まれている。ま
ず、このうち、エンドグルカナーゼは、結晶性の低いセ
ルロース分子を不規則に切断し、重合度のより低いセル
ロースを生じる。次いで、セロビオハイドロラーゼは、
セルロース分子を非還元末端から逐次セロビオース単位
に分解する。最後に、β−グルコシダーゼは、セロビオ
ースをさらに加水分解する酵素成分である(Z.Phy
siol.chem.,78,266(1912),
J.Bacteriol.59,485(1950),
J.Am.Chem.soc.,33,181(197
9)等参照)。このように、セルラーゼ製剤には、β−
グルコシダーゼが含まれているので、このようなセルラ
ーゼ製剤を使用して、酵素法によりセロビオースを生産
する場合には、セルラーゼ成分中から選択的にβ−グル
コシダーゼを除去した後、あるいはβ−グルコシダーゼ
のみを選択的に阻害・失活させた後、セルロースに作用
させる必要がある。
【0005】一方、このためのβ−グルコシダーゼの分
離方法については、イオン交換樹脂などを分離剤として
分離する方法が報告されている(J.Appl.Bio
chem.,6,336(1984),Eur.J.B
iochem.,146,301(1985),Agr
ic.Biol.Chem.,54,301(199
0))。しかし、イオン交換樹脂等の分離抽出剤は高価
でありかつ操作が複雑であるため、実用的でない。
離方法については、イオン交換樹脂などを分離剤として
分離する方法が報告されている(J.Appl.Bio
chem.,6,336(1984),Eur.J.B
iochem.,146,301(1985),Agr
ic.Biol.Chem.,54,301(199
0))。しかし、イオン交換樹脂等の分離抽出剤は高価
でありかつ操作が複雑であるため、実用的でない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記事情
に対して、β−グルコシダーゼを選択的に除去する方法
について、鋭意検討を行った。
に対して、β−グルコシダーゼを選択的に除去する方法
について、鋭意検討を行った。
【0007】特に、本発明者らは、タンパク質吸着剤と
して既知の高分子であるキトサンに着目した。キトサン
は、種々の化学修飾を施す多孔質ビーズの原料であり、
固定化酵素法(フードケミカル 2(11),65(1
986),J.Ferment.Technol.,6
5,493(1987))、あるいはキトサンをカプセ
ル化し、それを用いた微生物の高密度培養法(Biot
echnologyLetters 3,9(198
1)、Process Biochemistry,
4,48(1988)、3rd Int Conf.o
n chitin/chitoson(1985))な
どに近年採用されている。ただし、キトサンに対するセ
ルラーゼ酵素成分の選択的な吸着性については、全く研
究されていなかった。
して既知の高分子であるキトサンに着目した。キトサン
は、種々の化学修飾を施す多孔質ビーズの原料であり、
固定化酵素法(フードケミカル 2(11),65(1
986),J.Ferment.Technol.,6
5,493(1987))、あるいはキトサンをカプセ
ル化し、それを用いた微生物の高密度培養法(Biot
echnologyLetters 3,9(198
1)、Process Biochemistry,
4,48(1988)、3rd Int Conf.o
n chitin/chitoson(1985))な
どに近年採用されている。ただし、キトサンに対するセ
ルラーゼ酵素成分の選択的な吸着性については、全く研
究されていなかった。
【0008】本発明は第1に、キトサンが可溶となるよ
うにpHを調製してなる水性媒体中に上記キトサンとセ
ルラーゼとを溶解した溶液を調製し、該溶液を一定時間
保温した後に、該溶液のpHを変化させ、不溶化した固
形画分を生ぜしめ、しかる後に、上記固形画分と溶液と
を分離することにより、上記セルラーゼ中に含有される
β−グルコシダーゼを選択的に除去するようにしたセル
ラーゼの精製方法を要旨とする。
うにpHを調製してなる水性媒体中に上記キトサンとセ
ルラーゼとを溶解した溶液を調製し、該溶液を一定時間
保温した後に、該溶液のpHを変化させ、不溶化した固
形画分を生ぜしめ、しかる後に、上記固形画分と溶液と
を分離することにより、上記セルラーゼ中に含有される
β−グルコシダーゼを選択的に除去するようにしたセル
ラーゼの精製方法を要旨とする。
【0009】本発明は第2に、上記セルラーゼの精製方
法によって、得られた上記固形画分とセルロースとを水
性媒体中に添加して懸濁液とし、該懸濁液を一定時間保
温して、該懸濁液中にセロビオースを生成蓄積せしめ、
該セロビオースを採取することにより成るセロビオース
の製造方法を要旨とする。
法によって、得られた上記固形画分とセルロースとを水
性媒体中に添加して懸濁液とし、該懸濁液を一定時間保
温して、該懸濁液中にセロビオースを生成蓄積せしめ、
該セロビオースを採取することにより成るセロビオース
の製造方法を要旨とする。
【0010】本発明において用いる脱アセチル化キチン
であるキトサンは、β−1,4ポリグルコサミン構造を
有し、その脱アセチル化度が60%以上で、pH6以上
のpH条件により水溶性を可逆的に失うpH応答性可溶
不溶可逆高分子である。かかるものとして、アブシデア
属,チコール属,カンジダ属,ネウロスポラ属,モルチ
エレラ属,フィコミセス属,リソプス属,リゾプス属,
アスベルジルス属,ペニシリウム属,アガリスクス属,
スポロポロミセス属,アロミセス属などの糸状菌の細胞
壁、あるいはカイコガ,ゴミムシダマシ,バッタ,ゴキ
ブリなどの昆虫類、およびオキアミ,カニ,エビなどの
甲殻類の外骨格より得られたキチンを濃アルカリ溶液中
で脱アセチル処理したものを例示できる。
であるキトサンは、β−1,4ポリグルコサミン構造を
有し、その脱アセチル化度が60%以上で、pH6以上
のpH条件により水溶性を可逆的に失うpH応答性可溶
不溶可逆高分子である。かかるものとして、アブシデア
属,チコール属,カンジダ属,ネウロスポラ属,モルチ
エレラ属,フィコミセス属,リソプス属,リゾプス属,
アスベルジルス属,ペニシリウム属,アガリスクス属,
スポロポロミセス属,アロミセス属などの糸状菌の細胞
壁、あるいはカイコガ,ゴミムシダマシ,バッタ,ゴキ
ブリなどの昆虫類、およびオキアミ,カニ,エビなどの
甲殻類の外骨格より得られたキチンを濃アルカリ溶液中
で脱アセチル処理したものを例示できる。
【0011】本発明に用いられる酵素、すなわちセルラ
ーゼとしてはトリコデルマ属,アスベルギルス属,ペニ
シリウム属,ペリキュラリア属,アクレモニウム属,フ
ミコラ属などの糸状菌より得られたもの、バチルス属,
セルロモナス属などの好気性細胞,クロストリジウム
属,ルミノコッカス属などの好気性細菌,あるいはスト
レプトマイセス属などの放線菌などから得られたものを
例示できる。
ーゼとしてはトリコデルマ属,アスベルギルス属,ペニ
シリウム属,ペリキュラリア属,アクレモニウム属,フ
ミコラ属などの糸状菌より得られたもの、バチルス属,
セルロモナス属などの好気性細胞,クロストリジウム
属,ルミノコッカス属などの好気性細菌,あるいはスト
レプトマイセス属などの放線菌などから得られたものを
例示できる。
【0012】本発明にかかるセルラーゼ精製方法におい
ては、キトサンの添加量を水性媒体に対して0.1〜1
重量%とし、セルラーゼの添加量を水性媒体に対して
0.2〜2重量%とし、キトサンに対するセルラーゼの
比率を1〜3とすることが好適である。
ては、キトサンの添加量を水性媒体に対して0.1〜1
重量%とし、セルラーゼの添加量を水性媒体に対して
0.2〜2重量%とし、キトサンに対するセルラーゼの
比率を1〜3とすることが好適である。
【0013】また、上記セルラーゼの精製方法において
は、pH2〜5好ましくはpH3〜5の水性媒体中にキ
トサンおよびセルラーゼを溶解し、1〜60℃好ましく
は5〜10℃で0.1〜10時間、好ましくは1〜3時
間保温した後、溶液内のpHをpH6〜9、好ましくは
pH6〜7に変化させて不溶化した固形画分を生ぜしめ
ることが好適である。
は、pH2〜5好ましくはpH3〜5の水性媒体中にキ
トサンおよびセルラーゼを溶解し、1〜60℃好ましく
は5〜10℃で0.1〜10時間、好ましくは1〜3時
間保温した後、溶液内のpHをpH6〜9、好ましくは
pH6〜7に変化させて不溶化した固形画分を生ぜしめ
ることが好適である。
【0014】上記セルラーゼの精製方法においては、上
記不溶化した固形画分は遠心分離、ろ過などの手段によ
って分解され、回収される。以上の操作をおこなうこと
により、原料セルラーゼ成分中の95%以上のβ−グル
コシダーゼを除去できる。すなわち、β−グルコシダー
ゼを除去したセルラーゼの残余の精製(有効)酵素成分
は、不溶化した固体担体としてのキトサン(固形画分)
に結合され、いわゆる固定化酵素として固形画分中に担
持されることとなる。
記不溶化した固形画分は遠心分離、ろ過などの手段によ
って分解され、回収される。以上の操作をおこなうこと
により、原料セルラーゼ成分中の95%以上のβ−グル
コシダーゼを除去できる。すなわち、β−グルコシダー
ゼを除去したセルラーゼの残余の精製(有効)酵素成分
は、不溶化した固体担体としてのキトサン(固形画分)
に結合され、いわゆる固定化酵素として固形画分中に担
持されることとなる。
【0015】本発明にかかるセロビオースの製造方法に
おいて原料として用いられるセルロースとしては、広葉
樹および針葉樹の木質部より得られたものの他、農業廃
棄物であるワラ,単糖系原料となるサトウキビ,炭化水
素植物であるゴム,水性植物であるホテイアオイなどよ
り得られたものを例示できる。
おいて原料として用いられるセルロースとしては、広葉
樹および針葉樹の木質部より得られたものの他、農業廃
棄物であるワラ,単糖系原料となるサトウキビ,炭化水
素植物であるゴム,水性植物であるホテイアオイなどよ
り得られたものを例示できる。
【0016】上記セロビオースの製造方法において、上
記懸濁液におけるセルロースの添加量は水性媒体に対し
て1〜20重量%好ましくは3〜15重量%、上記固形
画分の添加量は水性媒体に対して0.1〜2重量%好ま
しくは0.5〜2重量%、セルロースに対する上記固形
画分の比率は0.05〜0.2とすることが好適であ
る。
記懸濁液におけるセルロースの添加量は水性媒体に対し
て1〜20重量%好ましくは3〜15重量%、上記固形
画分の添加量は水性媒体に対して0.1〜2重量%好ま
しくは0.5〜2重量%、セルロースに対する上記固形
画分の比率は0.05〜0.2とすることが好適であ
る。
【0017】また、上記懸濁液は、pH3〜5好ましく
はpH4〜5とし、20〜60℃の条件で一定時間保温
されることが好適である。保温時間としては、少なくと
も1時間以上であることが好適である。
はpH4〜5とし、20〜60℃の条件で一定時間保温
されることが好適である。保温時間としては、少なくと
も1時間以上であることが好適である。
【0018】上記セロビオースの製造方法では、上記の
ように懸濁液を一定時間保温した後、固形画分と溶液と
を遠心分離,ろ過などで分離し、この溶液画分を回収し
てセロビオース溶液を得る。この溶液中の全生成糖中の
セロビオース含量は85重量%以上である。上記溶液画
分をpH6〜9、好ましくはpH6〜7に変化させ、溶
液中のキトサンを不溶化し、遠心分離,ろ過などにより
固形画分を溶液画分と分離する。この溶液画分から公知
の方法によりセロビオースが精製される。
ように懸濁液を一定時間保温した後、固形画分と溶液と
を遠心分離,ろ過などで分離し、この溶液画分を回収し
てセロビオース溶液を得る。この溶液中の全生成糖中の
セロビオース含量は85重量%以上である。上記溶液画
分をpH6〜9、好ましくはpH6〜7に変化させ、溶
液中のキトサンを不溶化し、遠心分離,ろ過などにより
固形画分を溶液画分と分離する。この溶液画分から公知
の方法によりセロビオースが精製される。
【0019】上記固形画分は、精製酵素成分を担持した
キトサンであり、これを繰り返し再利用し、セロビオー
スを製造することができる。このような固形画分の回収
・再利用により、連続的なセロビオースの製造が可能と
なる。
キトサンであり、これを繰り返し再利用し、セロビオー
スを製造することができる。このような固形画分の回収
・再利用により、連続的なセロビオースの製造が可能と
なる。
【0020】本発明にかかるセルラーゼの精製方法およ
びセロビオースの製造方法で用いることができる水性媒
体としては、水あるいはNaCl,KCl等の塩溶液,
リン酸,酢酸,クエン酸等を含む緩衝液を例示すること
ができる。なお、水性媒体のこれらの塩または酸等の濃
度は、0.01M〜1Mとすることが好ましい。
びセロビオースの製造方法で用いることができる水性媒
体としては、水あるいはNaCl,KCl等の塩溶液,
リン酸,酢酸,クエン酸等を含む緩衝液を例示すること
ができる。なお、水性媒体のこれらの塩または酸等の濃
度は、0.01M〜1Mとすることが好ましい。
【0021】
【作 用】本発明にかかるセルラーゼの精製方法では、
β−1,4ポリグルコサミン構造を有し、酸可溶型であ
るキトサンとセルラーゼ製剤とが、酵素の至適pH範囲
でかつキトサンが可溶化するpH条件の水性媒体中に加
えられる。これらは、十分混合された後、酵素が失活し
ない範囲でpHがアルカリ側へ移行され、そのキトサン
を不溶化して固形画分とした後、遠心分離あるいはろ過
などの方法を用いて、上清液を取り除くことによりβ−
グルコシダーゼがこの上清液中に選択的に除去されるこ
ととなる。すなわち、セルラーゼ成分中に含まれている
β−グルコシダーゼを高価な分離抽出剤を用いることな
く、他の成分酵素が失活しない程度のわずかなpH変化
を行なうことによって容易に取り除くことができる。な
お、上記固形画分中の精製酵素成分は当業者にとって公
知の手段により、固形画分中から抽出して利用すること
も勿論できる。
β−1,4ポリグルコサミン構造を有し、酸可溶型であ
るキトサンとセルラーゼ製剤とが、酵素の至適pH範囲
でかつキトサンが可溶化するpH条件の水性媒体中に加
えられる。これらは、十分混合された後、酵素が失活し
ない範囲でpHがアルカリ側へ移行され、そのキトサン
を不溶化して固形画分とした後、遠心分離あるいはろ過
などの方法を用いて、上清液を取り除くことによりβ−
グルコシダーゼがこの上清液中に選択的に除去されるこ
ととなる。すなわち、セルラーゼ成分中に含まれている
β−グルコシダーゼを高価な分離抽出剤を用いることな
く、他の成分酵素が失活しない程度のわずかなpH変化
を行なうことによって容易に取り除くことができる。な
お、上記固形画分中の精製酵素成分は当業者にとって公
知の手段により、固形画分中から抽出して利用すること
も勿論できる。
【0022】本発明にかかるセルロースの製造方法で
は、β−グルコシダーゼを除去した精製酵素成分が吸着
しているキトサン不溶化物(固形画分)とセルロースと
を酵素の至適pH範囲で、この不溶化物が可溶化するp
H条件の水性媒体中で反応させることにより、高収率で
セロビオースを製造できる。
は、β−グルコシダーゼを除去した精製酵素成分が吸着
しているキトサン不溶化物(固形画分)とセルロースと
を酵素の至適pH範囲で、この不溶化物が可溶化するp
H条件の水性媒体中で反応させることにより、高収率で
セロビオースを製造できる。
【0023】さらに、セロビオースの製造方法におい
て、上記のように、キトサンに吸着した状態で固定化酵
素として精製酵素成分を使用した場合には、固定化担体
となるキトサンがセルラーゼにより分解されず安定であ
り、かつ、水に可溶な状態で酵素反応がおこなわれるた
め、近年広く試みられている不溶性担体(ポリアクリル
アミド,ポリスチレン,イオン交換樹脂)に酵素を包括
する固定化法の最大の欠点である担体内部への基質の拡
散の悪化に起因して起こる見かけ活性の低下という問題
点を解消できる。したがって、酵素の繰り返し再利用が
可能となるため、従来の酸分解と比べ、十分な経済的効
果が得られる。
て、上記のように、キトサンに吸着した状態で固定化酵
素として精製酵素成分を使用した場合には、固定化担体
となるキトサンがセルラーゼにより分解されず安定であ
り、かつ、水に可溶な状態で酵素反応がおこなわれるた
め、近年広く試みられている不溶性担体(ポリアクリル
アミド,ポリスチレン,イオン交換樹脂)に酵素を包括
する固定化法の最大の欠点である担体内部への基質の拡
散の悪化に起因して起こる見かけ活性の低下という問題
点を解消できる。したがって、酵素の繰り返し再利用が
可能となるため、従来の酸分解と比べ、十分な経済的効
果が得られる。
【0024】
【実施例】実施例1 キトサン(カニ甲羅由来、シグマ・ケミカル
(Co.)製0.5gとトリコデルマ起源のセルラーゼ
製剤(メイセラーゼ CEP−6130、明治製菓株式
会社)1gを100mlの0.1M酢酸緩衝液pH4.
0に溶解1.5℃で2時間保温した後、溶液内のpHを
pH7.0に調製し、キトサンを不溶化状態として固形
画分と溶液を遠心分離し、固形画分を回収した。固形画
分中に含まれたβ−グルコシダーゼの残存活性比は3.
7%であり、95%以上のβ−グルコシダーゼを除去す
ることができた。その後、該固形画分1gと市販品であ
るセルロース粉末10gを100mlの同緩衝液pH
5.0に懸濁して30℃で10時間保温した。比較例と
してキトサンによるセルラーゼの精製を行わないセルラ
ーゼ製剤0.5gとセルロース粉末10gを100ml
の同緩衝液pH5.0に懸濁して30℃で10時間保温
し、得られたそれぞれの糖化液中のセロビオース含量を
定量した。結果を表1に示す。
(Co.)製0.5gとトリコデルマ起源のセルラーゼ
製剤(メイセラーゼ CEP−6130、明治製菓株式
会社)1gを100mlの0.1M酢酸緩衝液pH4.
0に溶解1.5℃で2時間保温した後、溶液内のpHを
pH7.0に調製し、キトサンを不溶化状態として固形
画分と溶液を遠心分離し、固形画分を回収した。固形画
分中に含まれたβ−グルコシダーゼの残存活性比は3.
7%であり、95%以上のβ−グルコシダーゼを除去す
ることができた。その後、該固形画分1gと市販品であ
るセルロース粉末10gを100mlの同緩衝液pH
5.0に懸濁して30℃で10時間保温した。比較例と
してキトサンによるセルラーゼの精製を行わないセルラ
ーゼ製剤0.5gとセルロース粉末10gを100ml
の同緩衝液pH5.0に懸濁して30℃で10時間保温
し、得られたそれぞれの糖化液中のセロビオース含量を
定量した。結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】実施例2 実施例1と同じ条件でセルラ
ーゼを精製した後、糖化反応を行ない得られた糖化液の
pHをpH7.0に調製し、キトサンを不溶化状態とし
て固形画分と溶液を遠心分離し、該固形画分を回収した
後、再び実施例1と同様の条件で糖化反応を繰り返し、
セロビオース含量を定量した。その結果を表2に示す。
ーゼを精製した後、糖化反応を行ない得られた糖化液の
pHをpH7.0に調製し、キトサンを不溶化状態とし
て固形画分と溶液を遠心分離し、該固形画分を回収した
後、再び実施例1と同様の条件で糖化反応を繰り返し、
セロビオース含量を定量した。その結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】上記実施例1,2におけるセロビオースの
定量は、高速液体クロマトグラフィーを用いた。すなわ
ちShim−Pack CLC−NH2 (φ6.0mm
×15cm)カラムを用いて溶出させ、示差屈折計を用
いて行った。またβ−グルコシダーゼ活性の測定は、p
−ニトロフェニル−β−グルコピラノシドを基質として
生成するp−ニトロフェノールをO.D.420での吸
光度を測定することにより行なった。また、生成された
全還元糖の定量はソモジーネルソン法(J.Biol.
Chem.,195,19(1952))によりO.
D.660での吸光度を測定して行った。
定量は、高速液体クロマトグラフィーを用いた。すなわ
ちShim−Pack CLC−NH2 (φ6.0mm
×15cm)カラムを用いて溶出させ、示差屈折計を用
いて行った。またβ−グルコシダーゼ活性の測定は、p
−ニトロフェニル−β−グルコピラノシドを基質として
生成するp−ニトロフェノールをO.D.420での吸
光度を測定することにより行なった。また、生成された
全還元糖の定量はソモジーネルソン法(J.Biol.
Chem.,195,19(1952))によりO.
D.660での吸光度を測定して行った。
【0029】
【発明の効果】本発明にかかるセルラーゼの精製方法に
よれば、酸可溶型の脱アセチル化キチンであるキトサン
を使用することにより、イオン交換樹脂などの高価な分
離抽出剤を使用せずに、しかも、酵素活性が失活しない
程度のわずかなpH変化で容易にセルラーゼ成分中から
β−グルコシダーゼのみを活性比で95%以上除去でき
るため、精製のための煩雑な操作が省略でき、精製工程
に要する時間が従来の半分以下に短縮される。
よれば、酸可溶型の脱アセチル化キチンであるキトサン
を使用することにより、イオン交換樹脂などの高価な分
離抽出剤を使用せずに、しかも、酵素活性が失活しない
程度のわずかなpH変化で容易にセルラーゼ成分中から
β−グルコシダーゼのみを活性比で95%以上除去でき
るため、精製のための煩雑な操作が省略でき、精製工程
に要する時間が従来の半分以下に短縮される。
【0030】また、本発明にかかるセロビオースの製造
方法によれば、β−グルコシダーゼを除去した精製セル
ラーゼ成分とセルロースを反応させることにより85重
量%以上の高収率でセロビオースを製造することができ
る。
方法によれば、β−グルコシダーゼを除去した精製セル
ラーゼ成分とセルロースを反応させることにより85重
量%以上の高収率でセロビオースを製造することができ
る。
【0031】さらにキトサンに吸着した状態で固定化酵
素として精製したセルラーゼを使用した場合には、見か
け活性の低下という問題点を解消でき、酵素の繰り返し
再利用も可能となるため、従来の酸分解法によるセロビ
オースの製造法と比べ、十分な経済的効果が得られ、健
康食品,ダイエット食品,あるいは糖尿病患者に対する
甘味料として、セロビオースの工業用途への利用拡大に
つながる。また、原料であるセルロースは地球全体で生
産されるバイオマス(木材,ふん尿,農業廃棄物,海草
など)の大半を占めており、それらの有効的な利用法と
いう点でも本発明は効果的である。
素として精製したセルラーゼを使用した場合には、見か
け活性の低下という問題点を解消でき、酵素の繰り返し
再利用も可能となるため、従来の酸分解法によるセロビ
オースの製造法と比べ、十分な経済的効果が得られ、健
康食品,ダイエット食品,あるいは糖尿病患者に対する
甘味料として、セロビオースの工業用途への利用拡大に
つながる。また、原料であるセルロースは地球全体で生
産されるバイオマス(木材,ふん尿,農業廃棄物,海草
など)の大半を占めており、それらの有効的な利用法と
いう点でも本発明は効果的である。
Claims (7)
- 【請求項1】 キトサンが可溶となるようにpHを調整
してなる水性媒体中に上記キトサンとセルラーゼとを溶
解した溶液を調製し、該溶液を一定時間保温した後に、
該溶液のpHを変化させ、不溶化した固形画分を生ぜし
め、しかる後に、上記固形画分と溶液とを分離すること
により、上記セルラーゼ中に含有されるβ−グルコシダ
ーゼを選択的に除去するようにしたセルラーゼの精製方
法。 - 【請求項2】 キトサンが脱アセチル化キチンであり、
その脱アセチル化度が60%以上であり、pH6以上の
pH条件により水溶性を可逆的に失うpH応答性可溶不
溶可逆高分子であることを特徴とする請求項1に記載の
セルラーゼの精製方法。 - 【請求項3】 キトサンの添加量が水性媒体に対して
0.1〜1重量%であり、セルラーゼの添加量が水性媒
体に対して0.2〜2重量%であり、キトサンに対する
セルラーゼの比率が1〜3であることを特徴とする請求
項1または2のいずれかに記載のセルラーゼの精製方
法。 - 【請求項4】 上記溶液を保温する際のpHが2〜5で
あり、温度が0〜60℃であり、保温時間が0.1〜1
0時間であることを特徴とする請求項1ないし3のいず
れか一に記載のセルラーゼの精製方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一に記載の
セルラーゼの精製方法により得られた上記固形画分とセ
ルロースとを水性媒体中に添加して懸濁液とし、該懸濁
液を一定時間保温して、該懸濁液中にセロビオースを生
成蓄積せしめ、該セロビオースを採取することにより成
るセロビオースの製造方法。 - 【請求項6】 上記懸濁液におけるセルロースの添加量
が水性媒体に対して1〜20重量%であり、上記固形画
分の添加量が水性媒体に対して0.1〜2重量%であ
り、セルロースに対する上記固形画分の比率が0.05
〜0.2であることを特徴とする請求項5に記載のセロ
ビオースの製造方法。 - 【請求項7】 上記懸濁液を保温する際のpHが3〜5
であり、温度が20〜60℃であることを特徴とする請
求項5または6のいずれか一に記載のセロビオースの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022414A JPH05227958A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | セルラーゼの精製方法およびセロビオースの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022414A JPH05227958A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | セルラーゼの精製方法およびセロビオースの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227958A true JPH05227958A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12082010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4022414A Pending JPH05227958A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | セルラーゼの精製方法およびセロビオースの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05227958A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009178056A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 高濃度のセロビオースを蓄積できる酵素組成物、及びそれを用いたセロオリゴ糖の製造方法 |
US7947656B2 (en) | 2004-07-27 | 2011-05-24 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Processes for producing cellooligosaccharide |
JP6255119B1 (ja) * | 2017-01-12 | 2017-12-27 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | リグノセルロース系バイオマスを糖化するための糖化酵素の製造方法及び製造装置、並びにそれらの使用 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159554U (ja) * | 1979-05-02 | 1980-11-15 | ||
JPS60174322U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-19 | キンセキ株式会社 | 圧電振動子の支持具 |
JPS62129830U (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-17 | ||
JPS63293959A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-11-30 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品 |
JPH01139622U (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-25 | ||
JPH0244806A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 複合型セラミック共振子 |
JPH03130618U (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-27 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4022414A patent/JPH05227958A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009178056A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 高濃度のセロビオースを蓄積できる酵素組成物、及びそれを用いたセロオリゴ糖の製造方法 |
JP6255119B1 (ja) * | 2017-01-12 | 2017-12-27 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | リグノセルロース系バイオマスを糖化するための糖化酵素の製造方法及び製造装置、並びにそれらの使用 |
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