JPH05208012A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH05208012A JPH05208012A JP4016267A JP1626792A JPH05208012A JP H05208012 A JPH05208012 A JP H05208012A JP 4016267 A JP4016267 A JP 4016267A JP 1626792 A JP1626792 A JP 1626792A JP H05208012 A JPH05208012 A JP H05208012A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- transmission
- circuit
- ram
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
単な構成で実現する。 【構成】 本装置は、複数の診断モードを連続して実行
可能なものであって、FIFOメモリ26と、制御デー
タ設定手段と、RAM28と、RAM読出制御回路31
と、送受波手段とを備え、RAM28の制御データを、
FIFOメモリ26に記憶された実行順に応じて読み出
し、読み出し結果に応じた制御データで超音波パルスを
送受波処理する。
Description
に、カラードプラーモードやMモード等の複数の診断モ
ードを連続して実行可能な超音波診断装置に関する。
ド,ドプラーモード等の診断モードを設定して生体内の
状態を観察することが可能である。これらの診断モード
においては、通常超音波パルスを生体内に送波し、その
反射エコーにより情報を得ている。例えばBモードで
は、複数本の超音波パルスを順次送波して生体内を走査
し、生体の断層像を得ている。またMモードでは、一方
向に所定の時間間隔で超音波パルスを送波し、その部位
の生体の時間的動きを得ている。また、ドプラーモード
では、一方向に超音波パルスを複数回送波し、それらの
ドプラー効果により生体内の血流の流速分布等を得てい
る。
もあるが、最近では、BM,BD等の複合モードが行わ
れている。2つ以上の診断モードを実行する複合モード
では、送波パルスの時間間隔(繰り返し周波数:PR
F)を2種類以上用意し、それらを順次切り換えて送波
している。また、各PRFにおける送信や受信時には、
現在実施している送信がいずれの診断モードであるのか
を示すモード信号や各種の状態信号が発生される。
ード信号及び各種状態信号の発生は、マイクロプロセッ
サを用いたり、専用の切り換え回路を用いている。
て、前述したB,M,ドプラーモードの他にカラードプ
ラーモードと呼ばれる診断モードが用いられている。カ
ラードプラーモードは、Bモード像の断層データにドプ
ラーモードの血流速度データを合成し、血流速度を二次
元でしかもリアルタイムにカラーで表現するものであ
る。すなわち断層情報及び血流情報が、それぞれデジタ
ル化されて合成され、R,G,Bのテレビジョン信号に
変換されて、通常の断層像の上に、検出された血流の平
均速度プロフィールが重ねてカラー表示されるようにな
っている。
たモードとを複合したモードを連続的に切り換える場
合、PRFの種類や切り換え順序が複雑になってくる。
また、切り換え順序の組み合わせの種類も多くなってく
る。このような場合のPRFの切り換えや各種状態信号
の発生をマイクロプロセッサで行うと、PRF1周期の
間に、次の送波パルスのためのPRFデータやモード信
号及びその他の状態信号を準備しなければならない。
のような場合には、1周期が短くなるので、マイクロプ
ロセッサによる全てのデータの準備が間に合わない。ま
た、準備すべきデータの種類が増えてくると、1周期が
長くても間に合わない場合が起こり得る。また、専用の
切り換え回路によりこれらの複雑な切り換えを実現する
と、回路構成が複雑になり、また、種々の複合モードの
ようなバラエティに富んだ切り換えを全て実現するため
には回路構成が大きくなってしまう。
モードを高速かつ簡単な構成で実現することにある。
装置は、複数の診断モードを連続して実行可能なもので
あって、第1記憶手段と、制御データ設定手段と、第2
記憶手段と、読み出し手段と、送受波手段とを備えてい
る。第1記憶手段は、診断モードの実行順を記憶する。
制御データ設定手段は、各診断モードに応じた複数の制
御データを設定する。第2記憶手段は、制御データ設定
手段で設定された診断モードごとの制御データを記憶す
る。読み出し手段は、第2記憶手段の記憶内容を、第1
記憶手段に記憶された実行順に応じて読み出す。送受波
手段は、読み出し手段の読み出し結果に応じた制御デー
タで超音波パルスを送受波処理する。
断モードの実行順が第1記憶手段に記憶される。また、
診断モードに応じた複数の制御データが制御データ設定
手段により設定される。設定された制御データは、第2
記憶手段に記憶される。これらの記憶が終了し、診断が
開始されると、第2記憶手段の記憶内容が、第1記憶手
段に記憶された実行順に順次読み出される。この読み出
し時には、各診断モードに応じた制御データが読み出さ
れ、その制御データにより超音波パルスが送受波処理さ
れる。
ことなく種々の診断モードに対応できるとともに、マイ
クロプロセッサを用いた高速処理が可能になる。
装置を示している。ここでは、カラードプラーBモード
とMモードとを複合して行えるものを例に説明する。図
において、プローブ1は複数の振動子からなり、被検体
2の表面に当てられ、被検体2内に超音波ビームを送信
し、被検体2からの反射エコーを受信する。プローブ1
にはパルサー群3が接続されている。パルサー群3は、
プローブ1の各振動子に高周波パルスを印加する。また
プローブ1には増幅群4が接続されている。
ブ1の各振動子に対応して設けられており、受波した反
射エコーを増幅する。増幅群4は、波形処理回路5に接
続されている。波形処理回路5は、増幅群4からの信号
を波形処理してデジタル・スキャン・コンバータ(以
下、DSCと記す)6に記憶可能な信号とするためのも
のである。この出力信号は、Bモード信号又はMモード
信号となっている。また、増幅群4は、ミキサー波形処
理回路7に接続されている。
射エコーと送信系からの参照信号とを混合するものであ
る。ミキサー波形処理回路7の出力はA/D変換回路8
及びスピーカー11に接続されている。A/D変換回路
8は、ミキサー波形処理回路7の出力をA/D変換する
ものである。A/D変換回路8は、カラードプラー用計
算回路9a及びドプラーモード用計算回路9bに接続さ
れている。カラードプラー用計算回路9aは、A/D変
換されたドプラー信号を相関演算処理等を行いカラード
プラー用に平均血流値等を計算するものである。ドプラ
ーモード用計算回路9bは、A/D変換されたドプラー
信号を高速フーリエ変換し、血流速度分布を演算するた
めのものである。
ーモード用計算回路9bはDSC6に接続されている。
たとえばDSC6ではカラードプラーBモード時に、B
モード像とカラードプラー像との合成が行われる。また
Mモード時には、各計算回路9a,9bからは何も出力
されず、波形処理回路5からの出力により、Mモード像
が得られる。DSC6はCRT10に接続されている。
CRT10はカラードプラー像やMモード像等を表示す
る。また、ドプラーモード時には、スペクトル像が表示
されるとともにミキサー波形処理回路7に接続されたス
ピーカー11により、ドプラー音が観測できる。
回路7、波形処理回路5、DSC6、カラードプラー用
計算回路9a、ドプラモード用計算回路9b、及びCR
T10には制御回路14が接続されている。制御回路1
4は、これらの各部を制御するとともに、パルサー群3
の送信タイミングを制御する。図2は制御回路14の構
成を示すブロック図である。制御回路14は、RAM,
ROM等のメモリを有するCPU20を備えている。C
PU20のRAMにはキューバッファ24が設けられて
いる。この機能については後述する。CPU20には、
タイマー25及びゲート選択回路21が接続されてい
る。タイマー25は後述するFIFOメモリ26の書き
込みタイミングを制御するためのものである。ゲート選
択回路21は、送信間隔(PRF)を選択するためのゲ
ート選択信号を出力するとともに、各種の制御信号を出
力する。ゲート選択回路21は、トリガー発生回路22
に接続されている。トリガー発生回路22は、送信間隔
を設定するためのオリジナルトリガー信号を出力する。
トリガー発生回路22は、送信タイミング発生回路23
に接続されている。送信タイミング発生回路23は、パ
ルサー群3に接続され、パルサー群3での送信タイミン
グを定める信号を出力する。
に、FIFOメモリ26、選択回路27、RAM28、
ラッチ回路29、カウンタ30及びRAM読出制御回路
31を備えている。FIFOメモリ26は、CPU20
から与えられたパルス送信順データを記憶し、これらを
順次RAM28の読み出し時の上位アドレスとして出力
するためのものである。選択回路27は、CPU20か
ら与えられたRAM28の書き込みアドレスと、FIF
Oメモリ26及び後述するカウンタ30から与えられた
RAM28の読み出しアドレスとを切り換えるためのも
のである。RAM28は、図9に示すように、1送波毎
の超音波ビームに関する制御データを記憶するものであ
る。これらは1ビーム毎にブロック化されて記憶されて
おり、これらのブロックの先頭のアドレスがFIFOメ
モリ26で指定され、下位アドレスがカウンタ30で指
定される。
OUTである各制御データを、カウンタ30のカウント
信号をラッチトリガーとしてラッチする。ラッチ回路2
9の出力のうち、送信間隔のデータはゲート選択信号G
SSとしてトリガー発生回路22に与えられる。また、
他のデータは、遅延量設定回路等の他の回路に与えられ
る。トリガー発生回路22は、ゲート選択信号GSSに
応じて、オリジナルトリガー信号OTGをRAM読出制
御回路31に出力する。RAM読出制御回路31は、カ
ウンタ30にカウント要求信号/CRQ(以下、/は負
論理を示す)を出力するとともに、CPU20に書き込
み禁止要求信号/WIRQを出力する。また、FIFO
メモリ26及びRAM28に読み出し要求信号/RRQ
を出力する。なお、RAM28に書き込まれるブロック
データは、診断前にCPU20から与えられる。
に、n個のカウンタ32と、OR回路33と、デコーダ
34と、クロック発生回路35とから構成されている。
デコーダ34には、ゲート選択回路21からのゲート選
択信号GSSが与えられている。デコーダ34はゲート
選択信号GSSをデコードしてそのデコード結果に応じ
て、各カウンタを択一的に選択するためのゲート信号G
T1〜GTnを出力する。またn個のカウンタ32に
は、クロック発生回路35からのクロックが与えられ、
ゲート信号GT1〜GTnで選択された1つのカウンタ
のみが入力されたクロックを計数する。各カウンタの計
数終了値CN1〜CNnは、CPU20から与えられ
る。この計数終了値CN1〜CNnは、送信周期に応じ
て定められている。各カウンタの出力は、OR回路33
に与えられ、論理和がとられる。OR回路33の出力
は、オリジナルトリガー信号OTGとして、図3のRA
M読出制御回路31及び図1の送信タイミング発生回路
23に与えられる。
うに、例えば8個のラッチ41から構成されている。そ
れぞれのラッチには、カウンタ32(図3)からのカウ
ント信号がラッチトリガー/LTG0〜LTG7として
与えられている。次にCPU20の制御動作について図
6〜図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
AMの内容の初期設定を行う。ステップS2では、オペ
レータによる診断モードの設定やパルス繰り返し周波数
(PRF)の入力等があったか否かを判断する。入力が
ないと判断するとステップS3に移行する。ステップS
3では他の指令がなされたか否かを判断する。他の指令
がなされなかったと判断するとステップS4に移行す
る。ステップS4では、走査中に必要な走査のためのデ
ータを準備する。ステップS4での処理が終了するとス
テップS2に戻る。
があったと判断するとステップS5に移行する。ステッ
プS5では入力処理が行われる。またステップS3で他
の指令がなされたと判断するとステップS6に移行す
る。ステップS6ではその指令に応じた他の処理を行
う。ステップS5の入力処理では、図7に示すように、
まずステップS11で、走査を禁止する。これにより、
超音波ビームの発射が停止する。ステップS12では、
オペレータにより設定された複合診断モードに必要なモ
ード信号を求める。また、ステップS13では、設定さ
れたフォーカス距離に応じて送信フォーカス選択信号を
求め、ステップS14では送受信時間データ(送信周
期)を求める。なお、ここでは説明を簡単にするために
3つのデータしか求めていないが、実際にはその他のデ
ータも求められる。ステップS15では、ステップS1
2〜ステップS14で求めた1グループ分のデータ群を
RAM28に書き込む。ここで、1グループ分のデータ
群とは、1回の送受信の準備期間にRAM28から読み
出されるデータ群である。したがって、ステップS15
の処理により、図9に示すように、モード信号、送受信
時間データ及び送信フォーカス選択信号等からなる1グ
ループのデータ群がRAM28の1ブロックに書き込ま
れる。ステップS16では、書き込んだRAM28の上
位アドレス(1グループのブロックアドレス)をCPU
20内のRAMに設けられたアドレステーブル内に記憶
する。ステップS17では、オペレータによって設定さ
れた診断モード、送受信時間及びフォーカスに関するデ
ータが全て求められたか否かを判断する。全てのデータ
が得られるまでステップS12〜ステップS17を繰り
返し実行する。
17からステップS18に移行する。ステップS18で
は、FIFOメモリ26の内容をクリアする。ステップ
S19では、走査手順の最初のRAM28の上位アドレ
スを求め、キューバッファ24(図2)に書き込む。こ
こでキューバッファ24は、CPU20のRAM上に設
けられた待ち行列用のメモリ領域であり、この領域の容
量は、FIFOメモリ26と同一か又は大きいものにな
っている。ステップS20では、アドレステーブルから
走査手順の次のRAM28の上位アドレスを求め、キュ
ーバッファ24に書き込む。ここで、走査手順は、オペ
レータによって設定された診断モードに応じて、アドレ
ステーブルを参照して決定される。ステップS28で
は、キューバッファ24の領域が全て埋まったか否かを
判断する。全て埋まっていない場合にはステップS24
に戻り、次々と走査手順の上位アドレスをアドレステー
ブルからキューバッファ24に書き込む。ステップS2
1でキューバッファ24が満杯になったと判断するとス
テップS22に移行する。
から上位アドレスのアドレスデータを取り出し、FIF
Oメモリ26に出力する。ステップS23では、FIF
Oメモリ26の全ての領域がアドレスデータで埋められ
たかを否かを判断する。アドレスデータで全て埋められ
るまでステップS22の動作を続ける。FIFOメモリ
26の全ての領域がアドレスデータで埋められた場合は
ステップS24に移行する。ステップS24では、タイ
マー25をセットする。ここで、タイマー25は、FI
FOメモリ26をアドレスデータで埋めた後、次のFI
FOメモリ26の書き込み開始までの時間を与えるため
のものであり、FIFOメモリ26が空になるまでの時
間より短く設定されている。この時間は、走査モードや
送受信モードの要因により可変にしても良い。このタイ
マー25には、CPU20からタイマー時間の設定デー
タが与えられる。そしてタイマー25のタイムアップ信
号がCPU20に与えられる。ステップS25では、こ
のタイムアップ信号を受けて走査許可を行う。走査許可
が行われると、超音波ビームの送波が再開され、走査が
実行される。
中に、次の超音波ビーム送波のための準備を行う。すな
わち、図8に示すように、まずステップS31でアドレ
ステーブルからキューバッファ24に次に書き込むべき
RAM28の上位アドレスを求め、キューバッファに書
き込む。ステップS32では、キューバッファ24の領
域が全て埋まったか否かを判断する。全て埋まった場合
にはステップS33に移行する。ステップS33では、
図7のステップS24または後述するステップS36で
セットしたタイマーのタイムアップを待つ。タイマー2
5がタイムアップするとステップS34に移行する。ス
テップS34では、キューバッフア24からアドレスデ
ータを取り出し、FIFOメモリ26に出力する。ステ
ップS35では、FIFOメモリ26が満杯になったか
否かを判断する。FIFOメモリ26が満杯になるまで
ステップS34の処理を続け、FIFOメモリ26が満
杯になったと判断するとステップS36に移行する。ス
テップS36ではタイマー25をセットしてメインルー
チンに戻る。
に基づいて説明する。ここでは、まずカラードプラーモ
ードを実行し、その後Mモードを行った後に、再度カラ
ードプラーモードを行う場合を例にとる。ここで、カラ
ードプラーモード時には一方向に8本の超音波ビームを
送信し、その送信周期はt1 である。また次のラインと
の間の送信周期は、残留エコーの影響を除去するため
に、t1より長い周期t2 としている。さらにカラード
プラーモードとMモードとの間の送信周期は、同様の理
由によって周期の長いt3 としている。また、Mモード
の送信周期がt4 であり、Mモードとカラードプラーモ
ードとの間の送信周期はt 5 である。これらの送信周期
毎の各グループA〜Eの送信フォーカス選択信号や送受
信時間データ、モード信号等が図9に示すように、RA
M28にブロック化して記憶されている。そしてキュー
バッファ24及びFIFOメモリ26には、このグルー
プ(ブロック)の先頭アドレスが送信順に図10に示す
ように記憶される。このため、FIFOメモリ26の上
位アドレスによってRAM28を読み出すことにより、
ブロック送信順にRAM28の内容が読み出される。
容を示しており、送信を所定時間行うと、直ちに受信が
行われる。そして受信が終了すると次の送信のための準
備が行われる。この準備期間中に図8に示す走査中準備
処理が実行され、種々の制御データがセットされる。図
12は準備期間中のデータセット内容を示すタイミング
チャートである。
(図3)から出力されるオリジナルトリガー信号/OT
Gがイネーブルになると、RAM読出制御回路31から
出力される書き込み禁止要求信号/WIRQ、読み出し
要求信号/RRQ及びカウント要求信号/CRQがそれ
ぞれ順次イネーブルになる。読み出し要求信号/RRQ
がイネーブルになると、FIFOメモリ26から上位ア
ドレスFIOUTが選択回路27を介してRAM28に
出力される。そして準備期間が終了すると、送信タイミ
ング発生回路23(図2)から送信開始要求信号/TS
Rがパルサー群3に出力される。
示すように、FIFOメモリ26から最初の上位アドレ
スFIOUT=「A」が出力され、カウント要求信号/
CRQがイネーブルになると、カウンタ30がカウント
信号CNTを出力し、RAM28の下位アドレスを指定
する。すると、RAM28からAグループのデータRM
OUT(DA,0 〜DA,7 )が順次出力される。またラッ
チトリガー信号/LTG0〜/LTG7が順次出力さ
れ、RAM28から出力されたデータRMOUTがラッ
チ回路29に順次ラッチされる。
のデータRMOUTが順次読み出される。このデータに
より、図10に示す例では、カラードプラーモード用の
超音波ビームが周期t1 で7回繰り返して送波され、そ
の後周期t2 で1本の超音波ビームが送波された後、さ
らに周期t1 で超音波ビームが7回繰り返して送波され
る。その後、Cグループのデータが読み出された後、D
グループのデータが読み出され、周期t3 で1本の超音
波ビームが送波された後、周期t4 で超音波ビームが一
方向に繰り返し送波される。さらにMモード終了時に
は、周期t5 で1本の超音波ビームが送波された後、A
及びBグループのデータが読み出されて、カラードプラ
ーモードが実行される。
期を設定するためのキー入力がなされると、CPU20
から、送信周期に応じた計数終了値CN1〜CNnが与
えられ、各カウンタ32のカウント値が設定される。そ
して、走査中にゲート選択回路21からゲート選択信号
GSSが与えらると、デコーダ34でその内容を解析
し、各カウンタを選択するためのゲート信号GT1〜G
Tnのいずれかをイネーブルにする。例えば、図14に
示す例では、まずゲート信号GT1をt1 ×7期間イネ
ーブルにし、送信周期t1 でオリジナルトリガー信号O
TGを出力する。続いて、t2 の期間、ゲート信号GT
2をイネーブルにし、送信周期t2 のオリジナルトリガ
ー信号OTGを出力し、さらに続いて送信周期t1 のオ
リジナルトリガー信号OTGを出力する。また、Cグル
ープ、Dグループ、Eグループの送信周期は、それぞれ
カウンタ3,4,5(図示せず)に設定されており、そ
れらのゲート信号GT3,4,5をイネーブルにするこ
とにより、カウンタを択一的に動作させ、それぞれの周
期のオリジナルトリガー信号OTGを得ることができ
る。
し、それぞれのカウンタに計数終了値CN1〜CNnを
CPU20からキー入力毎に与えることにより、送信中
にカウンタを選択するだけで簡単に異なる送信周期を得
ることができる。このため、送信中に計数値CN1〜C
Nnを変更する必要がなくなり、高速動作が可能にな
る。
選択情報(ビーム番号)については説明していないが、
遅延量を設定したり、プローブ7の振動子を選択するた
めにはビーム番号が必要である。ビーム番号をRAM2
8から出力すると図9に示すブロック数が多くなる。こ
の場合、図15に示すようにFIFOメモリ52を設
け、CPU20内のキューバッファ51からFIFOメ
モリ52にビーム番号を書き込み、ビーム番号BNOを
FIFOメモリ52からFIFOメモリ26と同期して
読み出す構成とすれば良い。
記憶手段に走査順を記憶するとともに、第2記憶手段に
制御データを記憶し、制御データを実行順に読み出し送
受波処理しているので、複雑な回路を用いることなく簡
単な制御で種々の診断モードを連続して実行可能にな
る。
ブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の診断モードを連続して実行可能な超
音波診断装置であって、 前記診断モードの実行順を記憶する第1記憶手段と、 各診断モードに応じた複数の制御データを設定する制御
データ設定手段と、 前記制御データ設定手段で設定された診断モードごとの
制御データを記憶する第2記憶手段と、 前記第2記憶手段の記憶内容を、前記第1記憶手段に記
憶された実行順に応じて読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段の読み出し結果に応じた制御データで
超音波パルスを送受波処理する送受波手段と、を備えた
超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016267A JP2697450B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016267A JP2697450B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208012A true JPH05208012A (ja) | 1993-08-20 |
JP2697450B2 JP2697450B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=11911779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016267A Expired - Fee Related JP2697450B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697450B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011062128A1 (ja) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | ボッシュ株式会社 | 送信メッセージ送信タイミング設定方法 |
KR20200093943A (ko) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 삼성메디슨 주식회사 | 초음파 진단 장치 및 그 동작방법 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5869537A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-25 | 三栄測器株式会社 | 超音波撮像装置 |
JPS60199439A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-08 | 富士通株式会社 | 超音波診断装置 |
JPS6266843A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-26 | 株式会社 日立メデイコ | 超音波診断装置 |
JPS6382633A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-13 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置 |
JPH0355043A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-08 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016267A patent/JP2697450B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5869537A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-25 | 三栄測器株式会社 | 超音波撮像装置 |
JPS60199439A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-08 | 富士通株式会社 | 超音波診断装置 |
JPS6266843A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-26 | 株式会社 日立メデイコ | 超音波診断装置 |
JPS6382633A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-13 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置 |
JPH0355043A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-08 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011062128A1 (ja) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | ボッシュ株式会社 | 送信メッセージ送信タイミング設定方法 |
JP5308536B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2013-10-09 | ボッシュ株式会社 | 送信メッセージ送信タイミング設定方法 |
KR20200093943A (ko) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 삼성메디슨 주식회사 | 초음파 진단 장치 및 그 동작방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2697450B2 (ja) | 1998-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2697450B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
US20070167761A1 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus | |
JPH08238242A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2719707B2 (ja) | カラードプラmti装置の画像表示方法 | |
JPH0482543A (ja) | シネループメモリ付超音波診断装置 | |
JP2953785B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH07111993A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPS62217948A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2784799B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP3343745B2 (ja) | 超音波診断装置の受波整相メモリ制御方法 | |
JPS631049B2 (ja) | ||
JP2791578B2 (ja) | 超音波ドプラ装置 | |
JPH06154209A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2679200B2 (ja) | ドプラ断層超音波診断装置 | |
JPS624981B2 (ja) | ||
JPH0449956A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPS60122551A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH04354944A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPS5815851A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH03215251A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH0591612U (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2500304Y2 (ja) | 超音波診断装置 | |
CN114641706A (zh) | 超声成像导管 | |
JPH01126953A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH05237116A (ja) | 超音波診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |