JPH08238242A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH08238242A JPH08238242A JP7068965A JP6896595A JPH08238242A JP H08238242 A JPH08238242 A JP H08238242A JP 7068965 A JP7068965 A JP 7068965A JP 6896595 A JP6896595 A JP 6896595A JP H08238242 A JPH08238242 A JP H08238242A
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- Japan
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- time
- interest
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】超音波診断装置において、生体波形上の関心時
相区間を一旦設定すれば、後は画像メモリ内の、上記で
設定した関心時相区間の画像のみを自動選択し、ループ
再生ができるようにする。 【構成】画像記憶手段5と、生体信号検出手段6と、生
体信号記憶手段7と、画像記憶手段5と、装置条件設定
手段10とを有する超音波診断装置において、上記画像
記憶手段5で記録した複数枚画像の内、前記装置条件設
定手段10で設定した生体波形上の関心時相区間のみの
画像を選択し、ループ再生を行う関心時相区間ループ再
生制御手段13を設けたものである。 【効果】画像メモリのループ再生の際、毎回、ユーザの
設定を必要とせずに、関心時相区間だけの動画像をルー
プ再生できるため、観察したい時相の動画像のみをじっ
くりとスロー速度で観察できる。
相区間を一旦設定すれば、後は画像メモリ内の、上記で
設定した関心時相区間の画像のみを自動選択し、ループ
再生ができるようにする。 【構成】画像記憶手段5と、生体信号検出手段6と、生
体信号記憶手段7と、画像記憶手段5と、装置条件設定
手段10とを有する超音波診断装置において、上記画像
記憶手段5で記録した複数枚画像の内、前記装置条件設
定手段10で設定した生体波形上の関心時相区間のみの
画像を選択し、ループ再生を行う関心時相区間ループ再
生制御手段13を設けたものである。 【効果】画像メモリのループ再生の際、毎回、ユーザの
設定を必要とせずに、関心時相区間だけの動画像をルー
プ再生できるため、観察したい時相の動画像のみをじっ
くりとスロー速度で観察できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置の画像
メモリループ再生技術に関し、特に、心電波形上の関心
時相区間のみの画像をループ再生できる超音波診断装置
に関するものである。
メモリループ再生技術に関し、特に、心電波形上の関心
時相区間のみの画像をループ再生できる超音波診断装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波診断装置においては、走査
画像を一旦、大容量の画像メモリに録画し、録画した動
画像を繰り返し再生できるループ再生手段が設けられて
いる。このループ再生手段によれば、再生速度を遅くす
ることにより、血管や心臓等の動きを詳細に観察でき
る。また、昨今の技術革新により成し得た、ハイフレー
ムレイト画像の場合、リアルタイム時には肉眼視できな
かった複雑な動きをする心臓弁等が、再生速度を遅くす
ることによりその動きが確実に把握できるようになって
きているため、特に、循環器向けの超音波診断装置にお
いては、必須の機能となっている。さて、ループ再生方
式としては、従来、以下の方式があった。
画像を一旦、大容量の画像メモリに録画し、録画した動
画像を繰り返し再生できるループ再生手段が設けられて
いる。このループ再生手段によれば、再生速度を遅くす
ることにより、血管や心臓等の動きを詳細に観察でき
る。また、昨今の技術革新により成し得た、ハイフレー
ムレイト画像の場合、リアルタイム時には肉眼視できな
かった複雑な動きをする心臓弁等が、再生速度を遅くす
ることによりその動きが確実に把握できるようになって
きているため、特に、循環器向けの超音波診断装置にお
いては、必須の機能となっている。さて、ループ再生方
式としては、従来、以下の方式があった。
【0003】(1)全録画像再生方式 これは、画像メモリに記憶した画像を全てループ再生す
る最も単純な方法である。ループ端での画像間の時相の
つながりを見やすくするため、画像録画の際、心電波形
上のR波情報を同時に記録しておき、ループ再生時、画
像メモリ内の最古R波時相の画像から、最新R波時相の
画像までの区間を再生する場合もある。
る最も単純な方法である。ループ端での画像間の時相の
つながりを見やすくするため、画像録画の際、心電波形
上のR波情報を同時に記録しておき、ループ再生時、画
像メモリ内の最古R波時相の画像から、最新R波時相の
画像までの区間を再生する場合もある。
【0004】(2)再生区間指定再生方式 これは、ユーザが、再生区間の両端の画像を指定する方
法である。これにより、ユーザの関心区間の画像だけを
ループ再生できる。
法である。これにより、ユーザの関心区間の画像だけを
ループ再生できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0006】前記従来の超音波診断装置においては、心
電波形上の関心時相区間、例えば、収縮期だけの動画像
を観察しようとした時、(1)全録画像再生方式におい
ては、観察対象外の時相区間(ここでは、拡張期)の画
像も再生されるため、ユーザは不必要な観察時間を過ご
すことになる。また、詳細に観察するため、再生速度を
遅くすればするほど、不必要な観察時間が更に増大して
いく。時間的な問題だけでなく、画像観察に集中できな
くなるといった問題があった。
電波形上の関心時相区間、例えば、収縮期だけの動画像
を観察しようとした時、(1)全録画像再生方式におい
ては、観察対象外の時相区間(ここでは、拡張期)の画
像も再生されるため、ユーザは不必要な観察時間を過ご
すことになる。また、詳細に観察するため、再生速度を
遅くすればするほど、不必要な観察時間が更に増大して
いく。時間的な問題だけでなく、画像観察に集中できな
くなるといった問題があった。
【0007】また、(2)再生区間指定再生方式におい
ては、画像再生区間を設定できるため、前述のような不
必要な観察時間が生ずるといった問題はない。しかし、
画像メモリ録画終了時の心電波形の時相は毎回同じとは
限らないので、再生の際、毎回、心電波形上の関心時相
区間に対応するよう、手動で画像メモリの再生区間を設
定しなければならず、煩わしいといった問題がある。
ては、画像再生区間を設定できるため、前述のような不
必要な観察時間が生ずるといった問題はない。しかし、
画像メモリ録画終了時の心電波形の時相は毎回同じとは
限らないので、再生の際、毎回、心電波形上の関心時相
区間に対応するよう、手動で画像メモリの再生区間を設
定しなければならず、煩わしいといった問題がある。
【0008】本発明の目的は、心電波形上の関心時相区
間、例えば、収縮時の時相を一旦設定すれば、後は画像
メモリ内の、前記で設定した関心時相区間の画像のみを
自動選択し、ループ再生できる超音波診断装置を提供す
ることにある。
間、例えば、収縮時の時相を一旦設定すれば、後は画像
メモリ内の、前記で設定した関心時相区間の画像のみを
自動選択し、ループ再生できる超音波診断装置を提供す
ることにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かになるであろう。
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば以下
のとおりである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば以下
のとおりである。
【0011】被検体に超音波を送受信する超音波送受信
手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号を
用いて被検体内の断層データを所定周期で繰り返して得
る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た時系
列の複数画像を記憶する画像記憶手段と、前記被検体の
生体波を検出する生体信号検出手段と、その時系列の生
体信号情報を記憶する生体信号記憶手段と、前記画像記
憶手段から出力された画像データを表示する画像表示手
段と、装置の各種条件を設定するための装置条件設定手
段と、装置全体を制御する装置制御手段とを有する超音
波診断装置において、前記画像記憶手段で記憶した複数
枚画像の内、前記装置条件設定手段で設定した生体波形
上の関心時相区間のみの画像を選択し、ループ再生を行
う関心時相区間ループ再生制御手段を設けたものであ
る。
手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号を
用いて被検体内の断層データを所定周期で繰り返して得
る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た時系
列の複数画像を記憶する画像記憶手段と、前記被検体の
生体波を検出する生体信号検出手段と、その時系列の生
体信号情報を記憶する生体信号記憶手段と、前記画像記
憶手段から出力された画像データを表示する画像表示手
段と、装置の各種条件を設定するための装置条件設定手
段と、装置全体を制御する装置制御手段とを有する超音
波診断装置において、前記画像記憶手段で記憶した複数
枚画像の内、前記装置条件設定手段で設定した生体波形
上の関心時相区間のみの画像を選択し、ループ再生を行
う関心時相区間ループ再生制御手段を設けたものであ
る。
【0012】
【作用】前述の手段によれば、生体波形上の関心時相区
間を一旦設定すれば、画像メモリのループ再生の際、自
動的に関心時相区間に対応した画像のみをループ再生で
きるので、ユーザの手間をかけずに、関心時相区間の動
画像の動きを集中して観察できる。
間を一旦設定すれば、画像メモリのループ再生の際、自
動的に関心時相区間に対応した画像のみをループ再生で
きるので、ユーザの手間をかけずに、関心時相区間の動
画像の動きを集中して観察できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】図1は、本発明による超音波診断装置の一
実施例の概略構成を示すブロック構成図である。本実施
例の超音波診断装置は、図1に示すように、探触子1
と、超音波送受信回路2と、A/D変換器3と、バッフ
ァメモリ4と、画像メモリ5と、心電検出回路6と、R
波トリガ信号メモリ7と、D/A変換器8と、画像表示
器9と、操作パネル10と、メインコントローラ11
と、関心時相区間ループ再生制御器13とを備えてい
る。
実施例の概略構成を示すブロック構成図である。本実施
例の超音波診断装置は、図1に示すように、探触子1
と、超音波送受信回路2と、A/D変換器3と、バッフ
ァメモリ4と、画像メモリ5と、心電検出回路6と、R
波トリガ信号メモリ7と、D/A変換器8と、画像表示
器9と、操作パネル10と、メインコントローラ11
と、関心時相区間ループ再生制御器13とを備えてい
る。
【0015】前記探触子1は、被検体12に超音波を送
受信するもので、複数の振動子が内蔵されている。前記
超音波送受信回路2は、前記探触子1に設けられた超音
波振動子から被検体12へ送信する超音波ビームを形成
するためのパルサ、送信遅延回路、被検体12内よりの
反射(受信)エコー信号を探触子1で受信し変換して得
られた電気信号を増幅する増幅器、受波信号に所定の遅
延時間を与えて位相を揃えた受波信号を加算して出力す
る整相回路、この整相回路で整相加算された信号を検出
する検波器等からなっている。これら探触子1と超音波
送受信回路2とで超音波送受信手段を構成しており、前
記探触子1で超音波ビームを被検体12の体内で一定方
向に走査させることにより、1枚の断層像を得るように
なっている。
受信するもので、複数の振動子が内蔵されている。前記
超音波送受信回路2は、前記探触子1に設けられた超音
波振動子から被検体12へ送信する超音波ビームを形成
するためのパルサ、送信遅延回路、被検体12内よりの
反射(受信)エコー信号を探触子1で受信し変換して得
られた電気信号を増幅する増幅器、受波信号に所定の遅
延時間を与えて位相を揃えた受波信号を加算して出力す
る整相回路、この整相回路で整相加算された信号を検出
する検波器等からなっている。これら探触子1と超音波
送受信回路2とで超音波送受信手段を構成しており、前
記探触子1で超音波ビームを被検体12の体内で一定方
向に走査させることにより、1枚の断層像を得るように
なっている。
【0016】前記A/D変換器3は、前記超音波送受信
回路2からの反射エコー信号を入力してデジタル信号に
変換するものである。前記バッファメモリ4は、内部に
2つのラインメモリを有し、前記A/D変換器3から出
力されたデジタル信号を超音波ビームの1走査線または
複数の走査線毎に前記2つのラインメモリに交互に書き
込みと読み出しを繰り返して後述の画像メモリ5へ送出
するものである。そして、これらA/D変換器3とバッ
ファメモリ4と後述のメインコイントローラ11とで断
層走査手段を構成している。
回路2からの反射エコー信号を入力してデジタル信号に
変換するものである。前記バッファメモリ4は、内部に
2つのラインメモリを有し、前記A/D変換器3から出
力されたデジタル信号を超音波ビームの1走査線または
複数の走査線毎に前記2つのラインメモリに交互に書き
込みと読み出しを繰り返して後述の画像メモリ5へ送出
するものである。そして、これらA/D変換器3とバッ
ファメモリ4と後述のメインコイントローラ11とで断
層走査手段を構成している。
【0017】前記画像メモリ5は、前記バッファメモリ
4から出力される時系列の複数画像データを順次記憶し
て断層画像を形成する画像記憶手段となるものであり、
複数フレームの画像を記憶可能な記憶容量を有する例え
ば半導体メモリからなっている。
4から出力される時系列の複数画像データを順次記憶し
て断層画像を形成する画像記憶手段となるものであり、
複数フレームの画像を記憶可能な記憶容量を有する例え
ば半導体メモリからなっている。
【0018】前記心電検出回路6は、被検体12の心電
波形を検出する生体信号検出手段である。図示を省略し
たが、その中には、前記被検体12に取り付けた電極か
ら得られる心電信号を絶縁増幅するアイソレーションア
ンプと、前記得られた心電信号の波形から基準となるR
波時相を検出し、R波トリガ信号を生成するR波タイミ
ング検出回路とが内蔵されている。
波形を検出する生体信号検出手段である。図示を省略し
たが、その中には、前記被検体12に取り付けた電極か
ら得られる心電信号を絶縁増幅するアイソレーションア
ンプと、前記得られた心電信号の波形から基準となるR
波時相を検出し、R波トリガ信号を生成するR波タイミ
ング検出回路とが内蔵されている。
【0019】前記R波トリガ信号メモリ7は、前記心電
検出回路6から出力されるR波トリガ信号を一定の順序
で記憶する生体信号記憶手段である。前記画像メモリ5
と同様、例えば半導体メモリからなっている。
検出回路6から出力されるR波トリガ信号を一定の順序
で記憶する生体信号記憶手段である。前記画像メモリ5
と同様、例えば半導体メモリからなっている。
【0020】前記D/A変換器8は、前記画像メモリ5
から出力された画像データをアナログビデオ信号に変換
するものである。前記画像表示器9は、前記D/A変換
器8からのアナログビデオ信号、及び前記心電検出回路
6からの生体波形を入力して、テレビ表示方式により画
像として表示するものであり、例えばテレビモニターか
らなる。そして、これらD/A変換器8と画像表示器9
とで、前記画像メモリ5から出力された画像データを表
示する画像表示手段を構成している。
から出力された画像データをアナログビデオ信号に変換
するものである。前記画像表示器9は、前記D/A変換
器8からのアナログビデオ信号、及び前記心電検出回路
6からの生体波形を入力して、テレビ表示方式により画
像として表示するものであり、例えばテレビモニターか
らなる。そして、これらD/A変換器8と画像表示器9
とで、前記画像メモリ5から出力された画像データを表
示する画像表示手段を構成している。
【0021】前記操作パネル10は、この超音波診断装
置の各種条件(モード、フリーズ等)を外部から設定す
るための装置条件設定手段であり、例えば、各種スイッ
チやつまみ、あるいは、トラックボール、タッチパネル
等から成る。
置の各種条件(モード、フリーズ等)を外部から設定す
るための装置条件設定手段であり、例えば、各種スイッ
チやつまみ、あるいは、トラックボール、タッチパネル
等から成る。
【0022】前記メインコントローラ11は、前記操作
パネル10から送出される各種条件設定情報に基づいて
前記の各構成要素の動作を制御する装置制御手段であ
り、例えば中央処理装置(CPU)及び各種情報を記憶
するメモリ等から構成されている。
パネル10から送出される各種条件設定情報に基づいて
前記の各構成要素の動作を制御する装置制御手段であ
り、例えば中央処理装置(CPU)及び各種情報を記憶
するメモリ等から構成されている。
【0023】前記関心時相区間ループ再生制御器13
は、前記画像メモリ5に複数の断層像を記憶後、あらか
じめ操作パネル10で指定された関心時相区間に対応す
るよう、R波トリガ信号メモリ7に記憶したR波トリガ
信号に基づいて画像メモリ5のループ再生区間を算出
し、この算出された再生区間に基づいて、画像メモリ5
のループ再生を行うものである。
は、前記画像メモリ5に複数の断層像を記憶後、あらか
じめ操作パネル10で指定された関心時相区間に対応す
るよう、R波トリガ信号メモリ7に記憶したR波トリガ
信号に基づいて画像メモリ5のループ再生区間を算出
し、この算出された再生区間に基づいて、画像メモリ5
のループ再生を行うものである。
【0024】次に、本実施例の超音波診断装置の動作に
ついて図1を用いて詳細に説明する。
ついて図1を用いて詳細に説明する。
【0025】まず、本発明で必要な関心時相区間の設定
について説明する。ユーザは、通常被検体12に対し、
本実施例の超音波診断装置を用いて画像観察を行う前
に、予め、観察対象となる以下の関心時相区間の設定を
行う。
について説明する。ユーザは、通常被検体12に対し、
本実施例の超音波診断装置を用いて画像観察を行う前
に、予め、観察対象となる以下の関心時相区間の設定を
行う。
【0026】Ts:R波時相を基点としたループ再生開
始時相までの経過時間 Te:R波時相を基点としたループ再生終了時相までの
経過時間 但し、Ts、TeともR波時相より手前、つまり、時間
的にR波時相より古いのであれば、符号は負で、逆に、
R波時相より後ろ、つまり、時間的にR波時相より新し
いのであれば、符号は正となる。また、Ts≦Teでな
ければならない。
始時相までの経過時間 Te:R波時相を基点としたループ再生終了時相までの
経過時間 但し、Ts、TeともR波時相より手前、つまり、時間
的にR波時相より古いのであれば、符号は負で、逆に、
R波時相より後ろ、つまり、時間的にR波時相より新し
いのであれば、符号は正となる。また、Ts≦Teでな
ければならない。
【0027】操作パネル10上のつまみやキーボード等
を用いて前記経過時間Ts及びTeを設定する。例え
ば、収縮期を中心に観察するとして、具体的には、R波
の前0.05秒〔s〕からR波の後0.30秒〔s〕ま
でを関心時相区間とする。つまり、
を用いて前記経過時間Ts及びTeを設定する。例え
ば、収縮期を中心に観察するとして、具体的には、R波
の前0.05秒〔s〕からR波の後0.30秒〔s〕ま
でを関心時相区間とする。つまり、
【0028】
【数1】 Ts=−0.05秒〔s〕、Te=+0.30秒〔s〕………(1) と設定する。この設定値は、メインコントローラ11を
経由し、関心時相区間ループ再生制御器13へ通知され
る。もちろん、画像観察前だけでなく、画像メモリルー
プ再生時でも、前記関心時相区間の設定をすることがで
きる。例えば、最初は収縮期全体を観察対象としていた
が、画像観察をした上で異常な動きがあった収縮期初期
のみに絞って観察対象とする場合が考えられる。
経由し、関心時相区間ループ再生制御器13へ通知され
る。もちろん、画像観察前だけでなく、画像メモリルー
プ再生時でも、前記関心時相区間の設定をすることがで
きる。例えば、最初は収縮期全体を観察対象としていた
が、画像観察をした上で異常な動きがあった収縮期初期
のみに絞って観察対象とする場合が考えられる。
【0029】また、前記関心時相区間の設定は、メイン
コントローラ11の内部にある不揮発性メモリに記憶さ
れ、超音波診断装置の電源がオフ(OFF)になっても
設定値は保持される。つまり一旦設定を行えば、ユーザ
が変更をしない限り、再設定は不要となる。
コントローラ11の内部にある不揮発性メモリに記憶さ
れ、超音波診断装置の電源がオフ(OFF)になっても
設定値は保持される。つまり一旦設定を行えば、ユーザ
が変更をしない限り、再設定は不要となる。
【0030】次に、本発明の中心である関心時相区間ル
ープ再生制御器13の動作について、図2〜図4を参照
して詳細に説明する。
ープ再生制御器13の動作について、図2〜図4を参照
して詳細に説明する。
【0031】図2は、心電検出回路6において、被検体
12から得られる心電波形(図2の(a))を、R波ト
リガ信号(図2の(b))に変換する動作を示したもの
である。心電波形のピークとなるR波への急峻な立ち上
がりを検出し、それを矩形パルスに変換する。R波の立
ち上がりで信号レベルがロー(L)からハイ(H)にな
り、一定時間後、ロー(L)に戻る。つまり、心電検出
回路6では、R波のタイミングではハイ(H)、それ以
外では、ロー(L)となるR波トリガ信号を作成するの
である。このR波トリガ信号は、R波トリガ信号メモリ
7に順次記憶されていく。
12から得られる心電波形(図2の(a))を、R波ト
リガ信号(図2の(b))に変換する動作を示したもの
である。心電波形のピークとなるR波への急峻な立ち上
がりを検出し、それを矩形パルスに変換する。R波の立
ち上がりで信号レベルがロー(L)からハイ(H)にな
り、一定時間後、ロー(L)に戻る。つまり、心電検出
回路6では、R波のタイミングではハイ(H)、それ以
外では、ロー(L)となるR波トリガ信号を作成するの
である。このR波トリガ信号は、R波トリガ信号メモリ
7に順次記憶されていく。
【0032】図3は、前記関心時相区間ループ再生制御
器13における動作を示したものである。図3の(a)
は、R波トリガ信号メモリ7の状態を示している。R波
トリガ信号メモリ7内では、前記R波トリガ信号がハイ
(H)の時は‘1’に、ロー(L)の時は‘0’として
記録されている。最大記録データ数をNR、1データ当
たりのサンプリング時間をΔTRとすれば、このR波ト
リガ信号メモリの最大記録時間TRは、以下の式で得ら
れる。
器13における動作を示したものである。図3の(a)
は、R波トリガ信号メモリ7の状態を示している。R波
トリガ信号メモリ7内では、前記R波トリガ信号がハイ
(H)の時は‘1’に、ロー(L)の時は‘0’として
記録されている。最大記録データ数をNR、1データ当
たりのサンプリング時間をΔTRとすれば、このR波ト
リガ信号メモリの最大記録時間TRは、以下の式で得ら
れる。
【0033】
【数2】TR=NR×ΔTR…………(2) 図3の(b)は、図3の(a)に対応したR波トリガ信
号である。図3の(c)は、画像メモリ5の状態を示し
ている。画像メモリ5には、NI枚の画像を記録できる
ものとする。また、画像一枚当たりの走査時間をΔTI
とすれば、この画像メモリの最大記録時間TIは、以下
の式で得られる。
号である。図3の(c)は、画像メモリ5の状態を示し
ている。画像メモリ5には、NI枚の画像を記録できる
ものとする。また、画像一枚当たりの走査時間をΔTI
とすれば、この画像メモリの最大記録時間TIは、以下
の式で得られる。
【0034】
【数3】TI=NI×ΔTI…………(3) 画像メモリ再生時にR波トリガ信号メモリの情報を適用
するとなれば、TR=TIである必要がある。ところ
で、画像一枚当たりの走査時間ΔTIは、装置の各種条
件、例えば、走査線密度や、走査角度等により値は異な
ってしまう。そこで、装置の条件により最も小さくなる
ΔTIにおいて、TR=TIとなるようメモリ容量を設
定すればよい。便宜上、本実施例においては、TR=T
Iとしている。
するとなれば、TR=TIである必要がある。ところ
で、画像一枚当たりの走査時間ΔTIは、装置の各種条
件、例えば、走査線密度や、走査角度等により値は異な
ってしまう。そこで、装置の条件により最も小さくなる
ΔTIにおいて、TR=TIとなるようメモリ容量を設
定すればよい。便宜上、本実施例においては、TR=T
Iとしている。
【0035】R波トリガ信号メモリ7、画像メモリ5と
も、メモリの先頭から順次記憶していき、メモリ後端に
達したら、また、メモリの先頭から記憶していく循環メ
モリである。前記図3においては、分かり易くするた
め、丁度メモリ端に達した時、操作パネル10によりユ
ーザが録画停止操作を行ったもとのしている。
も、メモリの先頭から順次記憶していき、メモリ後端に
達したら、また、メモリの先頭から記憶していく循環メ
モリである。前記図3においては、分かり易くするた
め、丁度メモリ端に達した時、操作パネル10によりユ
ーザが録画停止操作を行ったもとのしている。
【0036】このような状態において、図3の(d)に
示すような再生表示画像が、図4に示す処理手順によ
り、決定される。
示すような再生表示画像が、図4に示す処理手順によ
り、決定される。
【0037】図4は、前記の設定に基づき、R波トリガ
信号メモリ7内のR波情報を検索し、ループ再生画像の
選択に至るまでの処理手順をPAD形式で表したもので
ある。
信号メモリ7内のR波情報を検索し、ループ再生画像の
選択に至るまでの処理手順をPAD形式で表したもので
ある。
【0038】以下、図3を参照しながら、図4に示す処
理順序に従って説明していく。
理順序に従って説明していく。
【0039】(ステップ1)まず、図3に示すR波トリ
ガ信号メモリ7内のR波に相当するデータ‘1’をメモ
リの先頭(図面左側)から検索し、見つかったデータ位
置を記憶する。
ガ信号メモリ7内のR波に相当するデータ‘1’をメモ
リの先頭(図面左側)から検索し、見つかったデータ位
置を記憶する。
【0040】図4の(ステップ1)に示すように、R波
トリガ信号メモリ7を1次元テーブルRM(i)(i=
1〜NRの整数)として取り扱う。変数RRをR波デー
タの個数、変数iをループカウンターとすると、図4中
に示すフローにより、R波トリガ信号メモリ7内のR波
データ位置を示すテーブルRMが求められる。
トリガ信号メモリ7を1次元テーブルRM(i)(i=
1〜NRの整数)として取り扱う。変数RRをR波デー
タの個数、変数iをループカウンターとすると、図4中
に示すフローにより、R波トリガ信号メモリ7内のR波
データ位置を示すテーブルRMが求められる。
【0041】図4の(ステップ1)に示すように、も
し、RR=0であれば、R波トリガ信号メモリ内にR波
データが無いことになり、処理を中断する。
し、RR=0であれば、R波トリガ信号メモリ内にR波
データが無いことになり、処理を中断する。
【0042】(ステップ2)以下、R波データの数だ
け、ステップ2〜ステップ4の処理を繰り返す。なお、
変数iは、ループカウンターを示し、1〜RRまでの整
数とする。
け、ステップ2〜ステップ4の処理を繰り返す。なお、
変数iは、ループカウンターを示し、1〜RRまでの整
数とする。
【0043】ステップ2では、R波トリガ信号メモリ7
の先頭(図3の紙面上左側)を基準時間(0秒〔s〕)
とした時のR波データ位置までの経過時間を求める。こ
のR波経過時間テーブルTR(i)は、以下の式(4)
で得られる(図3の(b)、図4の(ステップ2)参
照)。
の先頭(図3の紙面上左側)を基準時間(0秒〔s〕)
とした時のR波データ位置までの経過時間を求める。こ
のR波経過時間テーブルTR(i)は、以下の式(4)
で得られる(図3の(b)、図4の(ステップ2)参
照)。
【0044】
【数4】TR(i)=R(i)×ΔR…………(4) (ステップ3)ステップ3では、前記ステップ2で求め
たR波経過時間、及びあらかじめユーザが設定した関心
時相区間(変数名Ts、Te)から、関心時相区間に対
する画像メモリ再生対象区間の両端での経過時間を求め
る。ここで、前記画像メモリ再生対象区間の両端での経
過時間をそれぞれ、再生開始経過時間(テーブル名TR
s)及び再生終了経過時間(テーブル名TRe)とすれ
ば、TRs(i)及びTRe(i)は、以下の式
(5),(6)で得られる(図3の(b)、図4の(ス
テップ3)参照)。
たR波経過時間、及びあらかじめユーザが設定した関心
時相区間(変数名Ts、Te)から、関心時相区間に対
する画像メモリ再生対象区間の両端での経過時間を求め
る。ここで、前記画像メモリ再生対象区間の両端での経
過時間をそれぞれ、再生開始経過時間(テーブル名TR
s)及び再生終了経過時間(テーブル名TRe)とすれ
ば、TRs(i)及びTRe(i)は、以下の式
(5),(6)で得られる(図3の(b)、図4の(ス
テップ3)参照)。
【0045】
【数5】 TRs(i)=TR(i)+Ts…………(5)
【0046】
【数6】 TRe(i)=TR(i)+Te…………(6) (ステップ4)ステップ4では、ステップ3で求めた、
再生開始経過時間、及び、再生終了経過時間を、各経過
時間を画像一枚当たりの走査時間(ΔTI)で除するこ
とにより、再生開始画像番号及び再生終了画像番号を求
めることができる。つまり、再生開始画像番号(テーブ
ル名Ls)及び再生終了画像番号(テーブル名Le)
は、以下の式(7),(8)で得られる。(図3の
(d)、図4の(ステップ4)参照)。
再生開始経過時間、及び、再生終了経過時間を、各経過
時間を画像一枚当たりの走査時間(ΔTI)で除するこ
とにより、再生開始画像番号及び再生終了画像番号を求
めることができる。つまり、再生開始画像番号(テーブ
ル名Ls)及び再生終了画像番号(テーブル名Le)
は、以下の式(7),(8)で得られる。(図3の
(d)、図4の(ステップ4)参照)。
【0047】
【数7】 Ls(i)=(TRs(i)+Tk)/ΔTI…………(7)
【0048】
【数8】 Le(i)=(TRe(i)+Tk)/ΔTI…………(8) ここで、Tkは、画像1枚を走査する上で、最大ΔTI
の画像内時間差があるため、画像1枚のどの箇所を走査
した瞬間を、その画像の経過時間とするかを決定するも
のである。ここでは、丁度画像の中央を走査した時をそ
の画像の経過時間とするよう、
の画像内時間差があるため、画像1枚のどの箇所を走査
した瞬間を、その画像の経過時間とするかを決定するも
のである。ここでは、丁度画像の中央を走査した時をそ
の画像の経過時間とするよう、
【0049】
【数9】Tk=ΔTI/2…………(9) とした(図4の(c)参照)。
【0050】以上、全てのR波データに関して、ステッ
プ2〜ステップ4の処理を行うことによって、画像メモ
リ5内の全てのR波時相に対する再生開始画像番号、及
び、再生終了画像番号を求めることができる。以上の処
理は、操作パネル10により画像メモリの録画終了操
作、あるいはループ再生開始操作が行われた時に、装置
内部で実行すれば良い。ユーザの設定を必要とせずに、
関心時相に対する画像メモリ再生範囲の設定が行われる
わけである。
プ2〜ステップ4の処理を行うことによって、画像メモ
リ5内の全てのR波時相に対する再生開始画像番号、及
び、再生終了画像番号を求めることができる。以上の処
理は、操作パネル10により画像メモリの録画終了操
作、あるいはループ再生開始操作が行われた時に、装置
内部で実行すれば良い。ユーザの設定を必要とせずに、
関心時相に対する画像メモリ再生範囲の設定が行われる
わけである。
【0051】そして、操作パネル10によりループ再生
開始操作が行われた時は、求めたLs(i)、Le
(i)に基づいて、以下のような順序で画像メモリの再
生を行えばよい。
開始操作が行われた時は、求めたLs(i)、Le
(i)に基づいて、以下のような順序で画像メモリの再
生を行えばよい。
【0052】Ls(1)→…→Le(1)→Ls(2)
→…→Le(2)→Ls(2)…→…Ls(RR)→…
→Le(RR)→Ls(1)→(以下循環)。
→…→Le(2)→Ls(2)…→…Ls(RR)→…
→Le(RR)→Ls(1)→(以下循環)。
【0053】図3の(d)においては、画像番号2〜5
及び11〜14が再生範囲である。再生順序は、 No.2→No.3→No.4→No.5→No.11
→No.12→No.13→No.14→No.2(以
下循環) となり、関心時相区間Ts〜Teのみのループ再生が行
えることになる。
及び11〜14が再生範囲である。再生順序は、 No.2→No.3→No.4→No.5→No.11
→No.12→No.13→No.14→No.2(以
下循環) となり、関心時相区間Ts〜Teのみのループ再生が行
えることになる。
【0054】操作パネル10によりループ再生の方向を
反転するような操作が行われた時は、前記順序と逆に画
像メモリの再生を行えばよい。
反転するような操作が行われた時は、前記順序と逆に画
像メモリの再生を行えばよい。
【0055】以上、関心時相区間ループ再生制御器13
の動作について説明した。ところで、関心時相区間を短
く設定した場合、画像メモリ5に記憶した画像枚数NI
に対するループ再生の対象となる画像枚数NLとの比K
=NL/NIがかなり小さくなる。このような場合、予
め初期再生速度を十分に小さくすることにより、詳細観
察の使い勝手がよくなる。具体的には、画像録画時と同
等の再生速度を1としたなら、初期速度を1/Kと設定
することにより実現できる。これにより、再生開始時
は、画像メモリのループ再生1周に要する時間が一定に
なるわけで、関心時相区間が広い時は、少し早い速度で
再生でき、関心時相区間が狭い時は、ゆっくりした速度
で観察できることになる。
の動作について説明した。ところで、関心時相区間を短
く設定した場合、画像メモリ5に記憶した画像枚数NI
に対するループ再生の対象となる画像枚数NLとの比K
=NL/NIがかなり小さくなる。このような場合、予
め初期再生速度を十分に小さくすることにより、詳細観
察の使い勝手がよくなる。具体的には、画像録画時と同
等の再生速度を1としたなら、初期速度を1/Kと設定
することにより実現できる。これにより、再生開始時
は、画像メモリのループ再生1周に要する時間が一定に
なるわけで、関心時相区間が広い時は、少し早い速度で
再生でき、関心時相区間が狭い時は、ゆっくりした速度
で観察できることになる。
【0056】また、画像メモリ内の全ての関心時相区間
をループ再生の対象とするのでなく、最も新しい区間だ
けを再生対象にすることもできる。具体的には、図4の
(ステップ2)〜(ステップ4)までの繰り返しをi=
RRのみにすればよい。リアルタイム観察時に、一瞬、
関心時相区間における異常動作を見たとき、次の関心時
相区間がくるまでに、フリーズ動作、つまり、録画停止
操作を行った時、最新の関心時相区間の画像だけが必要
であるから、観察効率をあげるためにも必要な手段とい
える。
をループ再生の対象とするのでなく、最も新しい区間だ
けを再生対象にすることもできる。具体的には、図4の
(ステップ2)〜(ステップ4)までの繰り返しをi=
RRのみにすればよい。リアルタイム観察時に、一瞬、
関心時相区間における異常動作を見たとき、次の関心時
相区間がくるまでに、フリーズ動作、つまり、録画停止
操作を行った時、最新の関心時相区間の画像だけが必要
であるから、観察効率をあげるためにも必要な手段とい
える。
【0057】以上、本発明を実施例に基づいて具体的に
説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることは言うまでもない。
説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を説明すれば、以下のと
おりである。
的なものによって得られる効果を説明すれば、以下のと
おりである。
【0059】画像メモリループ再生の際、ユーザの設定
を必要とせずに、関心時相区間だけの動画像をループ再
生できるため、ユーザの負担をかけずに、観察したい時
相の動画像のみをじっくりとスロー速度で観察できる。
これにより、診断精度、及び、診断効率の向上を図るこ
とができる。
を必要とせずに、関心時相区間だけの動画像をループ再
生できるため、ユーザの負担をかけずに、観察したい時
相の動画像のみをじっくりとスロー速度で観察できる。
これにより、診断精度、及び、診断効率の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波診断装置の一実施例の概略
構成を示すブロック構成図である。
構成を示すブロック構成図である。
【図2】本実施例の心電波形をR波トリガ信号に変換す
る動作を説明するための図である。
る動作を説明するための図である。
【図3】本実施例の関心時相区間ループ再生制御器の動
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図4】本実施例の関心時相区間ループ再生制御器の処
理手順を示したフローチャートである。
理手順を示したフローチャートである。
1 探触子 2 超音波送受信回路 3 A/D変換器 4 バッファメモリ 5 画像メモリ 6 心電検出回路 7 R波トリガ信号メモリ 8 D/A変換器 9 画像表示器 10 操作パネル 11 メインコントローラ 12 被検体 13 関心時相区間ループ再生制御器
Claims (1)
- 【請求項1】被検体に超音波を送受信する超音波送受信
手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号を
用いて被検体内の断層データを所定周期で繰り返して得
る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た時系
列の複数画像を記憶する画像記憶手段と、前記被検体の
生体波を検出する生体信号検出手段と、その時系列の生
体信号情報を記憶する生体信号記憶手段と、前記画像記
憶手段から出力された画像データを表示する画像表示手
段と、装置の各種条件を設定するための装置条件設定手
段と、装置全体を制御する装置制御手段とを有する超音
波診断装置において、前記画像記憶手段で記憶した複数
枚画像の内、前記装置条件設定手段で設定した生体波形
上の関心時相区間のみの画像を選択し、ループ再生を行
う関心時相区間ループ再生制御手段を設けたことを特徴
とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068965A JPH08238242A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068965A JPH08238242A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238242A true JPH08238242A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13388904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7068965A Pending JPH08238242A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08238242A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001178723A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-07-03 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | スロー・モーションによる超音波のリアルタイム表示 |
JP2005328948A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP2006175098A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JP2007151972A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
JP2009148613A (ja) * | 2009-04-01 | 2009-07-09 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置とその作動方法 |
JP2009189691A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Toshiba Corp | 超音波診断装置及び画像表示装置 |
JP2013252346A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Hitachi Aloka Medical Ltd | 超音波診断装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263447A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
JPH03191950A (ja) * | 1989-12-21 | 1991-08-21 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JPH05184578A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-27 | Ken Ishihara | 超音波診断装置 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7068965A patent/JPH08238242A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263447A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
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Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100742474B1 (ko) * | 1999-11-02 | 2007-07-25 | 지이 메디컬 시스템즈 글로발 테크놀러지 캄파니 엘엘씨 | 초음파 정보 디스플레이 및 표현 방법, 초음파 정보 획득,처리 및 디스플레이 방법 |
JP2005328948A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP4536419B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2010-09-01 | 株式会社日立メディコ | 超音波診断装置 |
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JP4717616B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2011-07-06 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 超音波診断装置 |
JP2009189691A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Toshiba Corp | 超音波診断装置及び画像表示装置 |
JP2009148613A (ja) * | 2009-04-01 | 2009-07-09 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置とその作動方法 |
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JP2013252346A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Hitachi Aloka Medical Ltd | 超音波診断装置 |
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