JPH0519126U - 運搬用容器 - Google Patents
運搬用容器Info
- Publication number
- JPH0519126U JPH0519126U JP7690491U JP7690491U JPH0519126U JP H0519126 U JPH0519126 U JP H0519126U JP 7690491 U JP7690491 U JP 7690491U JP 7690491 U JP7690491 U JP 7690491U JP H0519126 U JPH0519126 U JP H0519126U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- wall member
- thickness
- view
- transport container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 破損し易い底面部の強度を極めて丈夫にでき
ると共に底面部の肉厚を大きくした場合でも側壁部の肉
厚を必要最少限の任意の厚みに設定できる運搬用容器を
提供する。 【構成】 上方及び下方に開口部を有する側壁部材と該
側壁部材の下方開口部を閉塞して取着される底面部材と
を夫々別個に成形してなり、該底面部材は側壁部材より
も実質的に肉厚を大きく形成すると共に、底面部材と側
壁部材とをロック機構により相互に連結した運搬用容
器。
ると共に底面部の肉厚を大きくした場合でも側壁部の肉
厚を必要最少限の任意の厚みに設定できる運搬用容器を
提供する。 【構成】 上方及び下方に開口部を有する側壁部材と該
側壁部材の下方開口部を閉塞して取着される底面部材と
を夫々別個に成形してなり、該底面部材は側壁部材より
も実質的に肉厚を大きく形成すると共に、底面部材と側
壁部材とをロック機構により相互に連結した運搬用容
器。
Description
【0001】
本考案は各種物品を収納、保管、運搬するための自動倉庫用に適した運搬用容 器に関するものである。
【0002】
従来の運搬用容器はいずれも側壁部と底面部とを一体成形してなる運搬用容器 が主流となっていた。然るに、従来の運搬用容器にあっては、底面部に強度を付 与するために底面の肉厚を増加させたり、底面リブの高さを増加させたりする必 要があり、側壁部との肉厚差が大きくなり、成形が極めて困難になるという問題 があり、肉厚のバランスを取るために側壁部肉厚を不必要に増加せざるを得なか った。
【0003】
本考案は、上記課題を解決せんとするものであって、その要旨は上方及び下方 に開口部を有する側壁部材と該側壁部材の下方開口部を閉塞して取着される底面 部材とを夫々別個に成形してなり、該底面部材は側壁部材よりも実質的に肉厚を 大きく形成すると共に底面部材の外周辺の適所に相互に連結可能なように複数個 以上のロック機構を設けたことを特徴とする運搬用容器である。
【0004】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は側壁部材の一例を示す斜視図、図2は底面部材の一例を示す部分斜視図 、図3は図1の側壁部材と図2の底面部材のロック機構を示す部分説明図、図4 は別の例を示す側壁部材の部分斜視図、図5は図4の側壁部材に取付けられる別 の例を示す底面部材の部分斜視図、図6は図4の側壁部材と図5の底面部材のロ ック機構を示す部分説明図である。
【0005】 本考案は図1及び図2に示すように夫々別個に独立して成形加工した側壁部材 Aと底面部材Bとよりなり、側壁部材Aは上方及び下方に開口部3,4を有し、 相対向する立上り壁1,1及び2,2を有すると共に側壁部材Aの下端には内方 に張出した部材取付け縁5を形成してあり、該部材取付縁5の四隅部および又は 他の適所に取付孔6を複数個以上設けてある。
【0006】 底面部材Bは側壁部材Aよりも実質的に肉厚を大きく形成してなり、膨出した 底面部7と該底面部7の周辺に張り出した部材取付縁8を有し、該部材取付縁8 の四隅部および又は他の適所に前記の側壁部材Aの部材取付縁5の四隅部及び適 宜の位置に設け取付孔6に対応した位置に嵌合突起9を設けてロック機構を構成 する。 かくして、図1の側壁部材Aを図2の底面部材Bの上に重ね合せれば底面部材 Bの底面部7は側壁部材Aの下部開口部3に嵌合すると共に底面部材Bの部材取 付縁8上に設けてある嵌合突起9は側壁部材Aの取付孔6に図3のように嵌合し 、熱かしめの手段により固定すれば運搬用容器が得られる。
【0007】 図4乃至図6は別の実施例であり、この例では側壁部材Aの部材取付縁5の端 縁より突出した嵌合突起10を適宜の位置に複数個以上設けてある。嵌合突起1 0は少くとも4ケ以上設けるのが好ましい。 また底面部材Bの底面部7の側端には前記側壁部材Aに設けた嵌合突起10に 対応した適宜の位置に嵌合突起10が嵌合する嵌合孔11が複数個以上設けてロ ック機構を構成する。
【0008】 かくして、図4の側壁部材Aに底面部材Bを重ね合わせ、図6の下向き矢印方 向に底面部材Bを押込めば、図6の右図のように側壁部材Aの嵌合突起10は底 面部材Bの嵌合孔11に嵌合し、運搬用容器が得られる。 このロック機構は上記の例に限らず、側壁部材Aと底面部材Bを確実に固定す るための適宜の公知手段が採用できる。
【0009】
本考案は以上述べたように夫々独立して別個に成形した側壁部材と底面部材と よりなり、該底面部材は側壁部材よりも肉厚を実質的に大きく形成すると共に底 面部材の外周辺の適所に相互に連結可能なように複数個以上のロック機構を設け たので、底面部と側壁部の肉厚差を極度に大きくした場合であっても肉厚バラン スを考慮し、側壁部の肉厚を増加することなく、所望の肉厚差の運搬用容器を得 ることができるので、原料資源の節約にもなり極めて経済的である。 更に底面部及び側壁部のいずれかが破損した場合でも部品の交換により再使用 が可能でありその実用的価値はすこぶる大なるものである。
【図1】本考案に使用される側壁部材の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本考案に使用される底面部材の一例を示す部分
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1の側壁部材と図2の底面部材のロック機構
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
【図4】別の例を示す側壁部材の部分斜視図である。
【図5】図4の側壁部材に取付けられる別の例を示す底
面部材の部分斜視図である。
面部材の部分斜視図である。
【図6】図4の側壁部材と図5の底面部材のロック機構
を示す部分図である。
を示す部分図である。
A 側壁部材 B 底面部材 1 立上り壁 2 立上り壁 3,4 開口部 5,8 部材取付縁 6 取付孔 7 底面部 9、10 嵌合突起
Claims (1)
- 【請求項1】 上方及び下方に開口部を有する側壁部材
と該側壁部材の下方開口部を閉塞して取着される底面部
材とを夫々別個に成形してなり、該底面部材は側壁部材
よりも実質的に肉厚を大きく形成すると共に底面部材の
外周辺の適所には側壁部材と相互に連結可能なように複
数個以上のロック機構を設けたことを特徴とする運搬用
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7690491U JPH0519126U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 運搬用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7690491U JPH0519126U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 運搬用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519126U true JPH0519126U (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=13618656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7690491U Pending JPH0519126U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 運搬用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519126U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516276B2 (ja) * | 1974-09-26 | 1980-04-30 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP7690491U patent/JPH0519126U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516276B2 (ja) * | 1974-09-26 | 1980-04-30 |
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