JPH05189878A - マスタクロック生成装置 - Google Patents
マスタクロック生成装置Info
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- JPH05189878A JPH05189878A JP4002624A JP262492A JPH05189878A JP H05189878 A JPH05189878 A JP H05189878A JP 4002624 A JP4002624 A JP 4002624A JP 262492 A JP262492 A JP 262492A JP H05189878 A JPH05189878 A JP H05189878A
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- Japan
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- frequency
- master clock
- output
- fch
- khz
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 3
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】R−DAT信号処理に用いられるひとつのFc
h系マスタクロック発振器からFch系マスタクロック
およびFs系マスタクロックをそれぞれ生成する。 【構成】R−DATの9.408 MHzのN倍のFch系マ
スタクロック発振器1の出力周波数を分周器2で(1/
735)倍に分周し、分周器2の出力を基準周波数とし
て参照周波数と位相比較器4で位相を比較し、その差信
号を平滑するローパスフィルタ5の出力電圧に応じた周
波数を電圧制御発振器6で発生し、電圧制御発振器6の
出力周波数を分周手段10でサンプリング周波数Fsが48
KHz、44.1KHzおよび32KHzに応じてそれぞれ
(1/480)倍、(1/441)倍または(1/32
0)倍に分周して選択し、分周手段10の出力周波数を位
相比較器4の参照周波数として閉ループを構成する。
h系マスタクロック発振器からFch系マスタクロック
およびFs系マスタクロックをそれぞれ生成する。 【構成】R−DATの9.408 MHzのN倍のFch系マ
スタクロック発振器1の出力周波数を分周器2で(1/
735)倍に分周し、分周器2の出力を基準周波数とし
て参照周波数と位相比較器4で位相を比較し、その差信
号を平滑するローパスフィルタ5の出力電圧に応じた周
波数を電圧制御発振器6で発生し、電圧制御発振器6の
出力周波数を分周手段10でサンプリング周波数Fsが48
KHz、44.1KHzおよび32KHzに応じてそれぞれ
(1/480)倍、(1/441)倍または(1/32
0)倍に分周して選択し、分周手段10の出力周波数を位
相比較器4の参照周波数として閉ループを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリタイプ・ディ
ジタルオーディオテープレコーダ(以後、R−DATと
する)信号処理のサンプリング周波数Fsが48KHz、
44.1KHzおよび32KHzの3周波に対応したマスタク
ロックの生成装置に関するものである。
ジタルオーディオテープレコーダ(以後、R−DATと
する)信号処理のサンプリング周波数Fsが48KHz、
44.1KHzおよび32KHzの3周波に対応したマスタク
ロックの生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】R−DAT信号処理のマスタクロック
は、記録/再生に応じてメモリのアクセス管理や種々の
処理タイミング生成およびテープ上への記録フォーマッ
トなどを構成するためのクロックを生成するFchのN
倍のマスタクロック(以後、Fch系マスタクロックと
する)とPCMオーディオ信号をFsに応じてアナログ
/ディジタル変換器(以後、ADCとする)およびディ
ジタル/アナログ変換器(以後、DACとする)とイン
タフェースするためのクロックを生成するFsのM倍の
マスタクロック(以後、Fs系マスタクロックとする)
の2周波のマスタクロックが必要である。
は、記録/再生に応じてメモリのアクセス管理や種々の
処理タイミング生成およびテープ上への記録フォーマッ
トなどを構成するためのクロックを生成するFchのN
倍のマスタクロック(以後、Fch系マスタクロックと
する)とPCMオーディオ信号をFsに応じてアナログ
/ディジタル変換器(以後、ADCとする)およびディ
ジタル/アナログ変換器(以後、DACとする)とイン
タフェースするためのクロックを生成するFsのM倍の
マスタクロック(以後、Fs系マスタクロックとする)
の2周波のマスタクロックが必要である。
【0003】以下に、従来のR−DAT信号処理のマス
タクロック生成装置について説明する。図2は従来のR
−DAT信号処理のマスタクロック生成装置のブロック
図を示す。
タクロック生成装置について説明する。図2は従来のR
−DAT信号処理のマスタクロック生成装置のブロック
図を示す。
【0004】図2において、A,B,Cはそれぞれサン
プリング周波数Fsが48KHz、44.1KHzおよび32K
Hzの256 倍の周波数を出力するFs系マスタクロック
発振器、Dはフォーマットに基づいてテープ上に記録す
るためのクロック周波数Fchの2倍の周波数18.816M
Hzを出力するFch系マスタクロック発振器、EはF
s系マスタクロック発振器A,B,Cいずれかの発振出
力をFsに応じて選択する選択手段、Fは選択手段Eに
より選択されたFs系マスタクロックの出力周波数、G
はFs系マスタクロックの出力周波数Fを入力にしてP
CMオーディオ信号をADCおよびDACとインタフェ
ースするためなどのクロックを生成するFs系クロック
生成手段、HはFch系マスタクロック発振器Dの出力
周波数を入力にしてメモリのアクセス管理や種々の処理
タイミング生成およびテープ上への記録フォーマットな
どを構成するためのクロックを生成するFch系多相ク
ロック生成手段である。
プリング周波数Fsが48KHz、44.1KHzおよび32K
Hzの256 倍の周波数を出力するFs系マスタクロック
発振器、Dはフォーマットに基づいてテープ上に記録す
るためのクロック周波数Fchの2倍の周波数18.816M
Hzを出力するFch系マスタクロック発振器、EはF
s系マスタクロック発振器A,B,Cいずれかの発振出
力をFsに応じて選択する選択手段、Fは選択手段Eに
より選択されたFs系マスタクロックの出力周波数、G
はFs系マスタクロックの出力周波数Fを入力にしてP
CMオーディオ信号をADCおよびDACとインタフェ
ースするためなどのクロックを生成するFs系クロック
生成手段、HはFch系マスタクロック発振器Dの出力
周波数を入力にしてメモリのアクセス管理や種々の処理
タイミング生成およびテープ上への記録フォーマットな
どを構成するためのクロックを生成するFch系多相ク
ロック生成手段である。
【0005】このように構成されたR−DAT信号処理
のマスタクロック生成装置について、以下その動作につ
いて説明する。まず、Fsが48KHzのとき、選択手段
EによりFs系マスタクロック発振器Aの出力が選択さ
れるので、Fs系クロック生成手段Gは48KHzの256
倍の出力周波数Fを入力クロックにしてFs系クロック
生成手段でPCMオーディオ信号をADCあるいはDA
Cとインタフェースするためなどのクロックを生成す
る。
のマスタクロック生成装置について、以下その動作につ
いて説明する。まず、Fsが48KHzのとき、選択手段
EによりFs系マスタクロック発振器Aの出力が選択さ
れるので、Fs系クロック生成手段Gは48KHzの256
倍の出力周波数Fを入力クロックにしてFs系クロック
生成手段でPCMオーディオ信号をADCあるいはDA
Cとインタフェースするためなどのクロックを生成す
る。
【0006】同様にFsが44.1KHzまたは32KHzの
ときは、選択手段EによりFs系マスタクロック発振器
BまたはCの出力周波数FがFs系クロック生成手段G
の入力となる。すなわち、3Fsに対応するR−DAT
信号処理のFs系マスタクロック発振器は3個必要とな
る。
ときは、選択手段EによりFs系マスタクロック発振器
BまたはCの出力周波数FがFs系クロック生成手段G
の入力となる。すなわち、3Fsに対応するR−DAT
信号処理のFs系マスタクロック発振器は3個必要とな
る。
【0007】また、Fch系マスタクロック発振器Dの
出力周波数を入力クロックにしてFch系多相クロック
生成手段Hはメモリのアクセス管理や種々の処理タイミ
ング生成およびテープ上への記録フォーマットなどを構
成するクロックを生成する。
出力周波数を入力クロックにしてFch系多相クロック
生成手段Hはメモリのアクセス管理や種々の処理タイミ
ング生成およびテープ上への記録フォーマットなどを構
成するクロックを生成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、Fsが48KHz、44.1KHzおよび32K
Hzの3周波に対応した複数個のFs系マスタクロック
発振器とFch系マスタクロック発振器が独立に必要と
なり、R−DATシステムの小型化への弊害となるばか
りでなく、Fs系マスタクロックとFch系マスタクロ
ックの周波数干渉からADCあるいはDACのアナログ
オーディオ信号にビート干渉が発生する要因にもなると
いう問題を有していた。
来の構成では、Fsが48KHz、44.1KHzおよび32K
Hzの3周波に対応した複数個のFs系マスタクロック
発振器とFch系マスタクロック発振器が独立に必要と
なり、R−DATシステムの小型化への弊害となるばか
りでなく、Fs系マスタクロックとFch系マスタクロ
ックの周波数干渉からADCあるいはDACのアナログ
オーディオ信号にビート干渉が発生する要因にもなると
いう問題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、R−DAT信号処理に用いられるひとつのFch系
マスタクロック発振器からFch系マスタクロックおよ
びFs系マスタクロックをそれぞれ生成することがで
き、複数個のFs系およびFch系のマスタクロック発
振器を必要としないことにより、ADCあるいはDAC
のアナログオーディオ信号にビート干渉が発生する要因
を軽減できるR−DAT信号処理のマスタクロック生成
装置を提供することを目的とするものである。
で、R−DAT信号処理に用いられるひとつのFch系
マスタクロック発振器からFch系マスタクロックおよ
びFs系マスタクロックをそれぞれ生成することがで
き、複数個のFs系およびFch系のマスタクロック発
振器を必要としないことにより、ADCあるいはDAC
のアナログオーディオ信号にビート干渉が発生する要因
を軽減できるR−DAT信号処理のマスタクロック生成
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のR−DAT信号処理のマスタクロック生成装
置は、R−DATのFchのN倍のFch系マスタクロ
ック発振器の出力周波数を(1/735)倍に分周する
分周器と、前記分周器の出力を基準周波数として参照周
波数と位相を比較する位相比較器とその差信号を平滑す
るローパスフィルタの出力電圧に応じて周波数を発生す
る電圧制御発振器と前記電圧制御発振器の出力周波数を
Fsが48KHz、44.1KHzおよび32KHzに応じてそ
れぞれ(1/480)倍、(1/441)倍および(1
/320)倍に分周比を設定する分周手段とを有して前
記分周手段の出力周波数を前記位相比較器の参照周波数
として閉ループを構成するPLL回路とを備えたもので
ある。
に本発明のR−DAT信号処理のマスタクロック生成装
置は、R−DATのFchのN倍のFch系マスタクロ
ック発振器の出力周波数を(1/735)倍に分周する
分周器と、前記分周器の出力を基準周波数として参照周
波数と位相を比較する位相比較器とその差信号を平滑す
るローパスフィルタの出力電圧に応じて周波数を発生す
る電圧制御発振器と前記電圧制御発振器の出力周波数を
Fsが48KHz、44.1KHzおよび32KHzに応じてそ
れぞれ(1/480)倍、(1/441)倍および(1
/320)倍に分周比を設定する分周手段とを有して前
記分周手段の出力周波数を前記位相比較器の参照周波数
として閉ループを構成するPLL回路とを備えたもので
ある。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、R−DATのF
chのN倍のFch系マスタクロック発振器の出力周波
数を、一方はFch系多相クロック生成手段の入力と
し、他方は(1/735)倍に分周する分周器の入力と
し、位相比較器で分周器の出力を基準周波数として参照
周波数と位相を比較し、その差信号を平滑するローパス
フィルタの出力電圧に応じて周波数を発生する電圧制御
発振器の出力周波数を分周手段でFsが48KHz、44.1
KHzおよび32KHzに応じてそれぞれ(1/480)
倍、(1/441)倍および(1/320)倍に分周比
を設定し、この分周手段の出力周波数を前記位相比較器
の参照周波数としてPLL回路を構成しているので、F
chのN倍のFch系マスタクロック発振器を入力にし
てPLL回路の電圧制御発振器より(128×Fs×N
倍)の周波数をFs系マスタクロックとして出力するこ
とができる。
chのN倍のFch系マスタクロック発振器の出力周波
数を、一方はFch系多相クロック生成手段の入力と
し、他方は(1/735)倍に分周する分周器の入力と
し、位相比較器で分周器の出力を基準周波数として参照
周波数と位相を比較し、その差信号を平滑するローパス
フィルタの出力電圧に応じて周波数を発生する電圧制御
発振器の出力周波数を分周手段でFsが48KHz、44.1
KHzおよび32KHzに応じてそれぞれ(1/480)
倍、(1/441)倍および(1/320)倍に分周比
を設定し、この分周手段の出力周波数を前記位相比較器
の参照周波数としてPLL回路を構成しているので、F
chのN倍のFch系マスタクロック発振器を入力にし
てPLL回路の電圧制御発振器より(128×Fs×N
倍)の周波数をFs系マスタクロックとして出力するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例におけるR
−DAT信号処理のマスタクロック生成装置のブロック
図を示す。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例におけるR
−DAT信号処理のマスタクロック生成装置のブロック
図を示す。
【0013】図1において、1はFchのN倍のFch
系マスタクロック発振器、2は(1/735)倍に分周
する分周器である。3はPLL回路であり、分周器1の
出力を基準周波数として参照周波数13と位相を比較する
位相比較器4と、その差信号を平滑するローパスフィル
タ5と、その出力電圧に応じて周波数を発生する電圧制
御発振器6と、電圧制御発振器6の出力周波数をFsが
48KHz、44.1KHzおよび32KHzに応じてそれぞれ
(1/480)倍、(1/441)倍および(1/32
0)倍する分周器7,8,9を選択する分周手段10で構
成されている。11は電圧制御発振器6より出力されるF
s系マスタクロック、GはFs系マスタクロックを入力
周波数にして生成されるFs系クロック生成手段、Hは
Fchマスタクロック発振器1より出力されるFch系
マスタクロック12を入力にして生成されるFch系多相
クロック生成手段である。
系マスタクロック発振器、2は(1/735)倍に分周
する分周器である。3はPLL回路であり、分周器1の
出力を基準周波数として参照周波数13と位相を比較する
位相比較器4と、その差信号を平滑するローパスフィル
タ5と、その出力電圧に応じて周波数を発生する電圧制
御発振器6と、電圧制御発振器6の出力周波数をFsが
48KHz、44.1KHzおよび32KHzに応じてそれぞれ
(1/480)倍、(1/441)倍および(1/32
0)倍する分周器7,8,9を選択する分周手段10で構
成されている。11は電圧制御発振器6より出力されるF
s系マスタクロック、GはFs系マスタクロックを入力
周波数にして生成されるFs系クロック生成手段、Hは
Fchマスタクロック発振器1より出力されるFch系
マスタクロック12を入力にして生成されるFch系多相
クロック生成手段である。
【0014】このように構成された本実施例のR−DA
T信号処理のマスタクロック生成装置について、以下そ
の動作について説明する。いま、R−DATのFchの
N倍の周波数を発生するFch系マスタクロック発振器
1のN値を2倍とすると、Fch系マスタクロック12の
周波数値は18.816MHzとなる。この出力の一方をR−
DATのメモリのアクセス管理や種々の処理タイミング
生成およびテープ上への記録フォーマットを構成するク
ロックを生成するFch系多相クロック生成手段Hの入
力とする。
T信号処理のマスタクロック生成装置について、以下そ
の動作について説明する。いま、R−DATのFchの
N倍の周波数を発生するFch系マスタクロック発振器
1のN値を2倍とすると、Fch系マスタクロック12の
周波数値は18.816MHzとなる。この出力の一方をR−
DATのメモリのアクセス管理や種々の処理タイミング
生成およびテープ上への記録フォーマットを構成するク
ロックを生成するFch系多相クロック生成手段Hの入
力とする。
【0015】また他方を分周器2で(1/735)倍に
分周し、その出力周波数25.6KHzの基準周波数と参照
周波数13をそれぞれ入力にして位相比較器4で位相を比
較し、その差信号の出力を平滑するローパスフィルタ5
の出力電圧に応じた周波数を電圧制御発振器6で発生さ
せる。この電圧制御発振器6の出力のFs系マスタクロ
ック11をADCおよびDACのインタフェースのクロッ
ク生成などに用いるFs系クロック生成手段Gと分周手
段10の入力クロックとする。
分周し、その出力周波数25.6KHzの基準周波数と参照
周波数13をそれぞれ入力にして位相比較器4で位相を比
較し、その差信号の出力を平滑するローパスフィルタ5
の出力電圧に応じた周波数を電圧制御発振器6で発生さ
せる。この電圧制御発振器6の出力のFs系マスタクロ
ック11をADCおよびDACのインタフェースのクロッ
ク生成などに用いるFs系クロック生成手段Gと分周手
段10の入力クロックとする。
【0016】分周手段10は入力されたFs系マスタクロ
ック11の周波数をFsが48KHz、44.1KHzおよび32
KHzに応じてそれぞれ(1/480)倍、(1/44
1)倍、および(1/320)倍する分周器7,8,9
をそれぞれ選択し、その出力周波数を位相比較器の参照
周波数13として閉ループを構成する。
ック11の周波数をFsが48KHz、44.1KHzおよび32
KHzに応じてそれぞれ(1/480)倍、(1/44
1)倍、および(1/320)倍する分周器7,8,9
をそれぞれ選択し、その出力周波数を位相比較器の参照
周波数13として閉ループを構成する。
【0017】いま、Fsが48KHzのときに、分周手段
10により(1/480)倍の分周器7が選択されたとす
ると、位相比較器4では分周器2からの周波数値25.6K
Hzを基準周波数にして分周手段10の出力周波数の参照
周波数13と位相を比較するので、参照周波数13の周波数
値は25.6KHzとなるよう動作をする。よって、電圧制
御発振器6の出力であるFs系マスタクロック周波数
は、(25.6KHz×480倍)の12.288MHzつまり48K
Hzの256 倍の周波数値となる。
10により(1/480)倍の分周器7が選択されたとす
ると、位相比較器4では分周器2からの周波数値25.6K
Hzを基準周波数にして分周手段10の出力周波数の参照
周波数13と位相を比較するので、参照周波数13の周波数
値は25.6KHzとなるよう動作をする。よって、電圧制
御発振器6の出力であるFs系マスタクロック周波数
は、(25.6KHz×480倍)の12.288MHzつまり48K
Hzの256 倍の周波数値となる。
【0018】同様にFsが44.1KHzあるいは32KHz
のときにおいても、分周手段10で分周器8,9がそれぞ
れ選択されるので、Fsが48KHzの場合と同様の手順
を経て、電圧制御発振器6の出力のFs系マスタクロッ
ク周波数はFsが44.1KHzのときは、(25.6KHz×
441 倍)の11.2896 MHzつまり44.1KHzの256 倍の
周波数値となり、Fsが32KHzのときは、(25.6KH
z×320 倍)の8.192MHzつまり32KHzの256 倍の
周波数値となって出力されることになる。
のときにおいても、分周手段10で分周器8,9がそれぞ
れ選択されるので、Fsが48KHzの場合と同様の手順
を経て、電圧制御発振器6の出力のFs系マスタクロッ
ク周波数はFsが44.1KHzのときは、(25.6KHz×
441 倍)の11.2896 MHzつまり44.1KHzの256 倍の
周波数値となり、Fsが32KHzのときは、(25.6KH
z×320 倍)の8.192MHzつまり32KHzの256 倍の
周波数値となって出力されることになる。
【0019】すなわち、FchのN倍のFch系マスタ
クロック発振器1の出力周波数を入力にして電圧制御発
振器6の出力のFs系マスタクロックの周波数(128 ×
Fs×N倍)の周波数値を得ることができ、Nを2,
3,…の整数値を選ぶことで、Fs系マスタクロックの
周波数は(128 ×Fs×2倍),(128 ×Fs×3
倍),…の周波数値が出力されるのである。
クロック発振器1の出力周波数を入力にして電圧制御発
振器6の出力のFs系マスタクロックの周波数(128 ×
Fs×N倍)の周波数値を得ることができ、Nを2,
3,…の整数値を選ぶことで、Fs系マスタクロックの
周波数は(128 ×Fs×2倍),(128 ×Fs×3
倍),…の周波数値が出力されるのである。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、R−DA
T信号処理で使用されるFch系とFs系マスタクロッ
クの2周波を得ようとするとき、FchのN倍のFch
系マスタクロック発振器のひとつの出力周波数からFs
が48KHz,44.1KHzおよび32KHzに応じたFs系
マスタクロックの周波数(128 ×Fs×N倍)の周波数
値を得ることができるとともに、これらはLSI化が可
能な構成であることからR−DATシステムの小型化に
も対応できる。
T信号処理で使用されるFch系とFs系マスタクロッ
クの2周波を得ようとするとき、FchのN倍のFch
系マスタクロック発振器のひとつの出力周波数からFs
が48KHz,44.1KHzおよび32KHzに応じたFs系
マスタクロックの周波数(128 ×Fs×N倍)の周波数
値を得ることができるとともに、これらはLSI化が可
能な構成であることからR−DATシステムの小型化に
も対応できる。
【0021】また、ひとつのFch系マスタクロックの
発振器から全てのクロックが生成されるので、周波数干
渉からADCあるいはDACのアナログオーディオ信号
にビート干渉が発生する要因も軽減できる。
発振器から全てのクロックが生成されるので、周波数干
渉からADCあるいはDACのアナログオーディオ信号
にビート干渉が発生する要因も軽減できる。
【図1】本発明の一実施例におけるR−DAT信号処理
のマスタクロック生成装置のブロック図である。
のマスタクロック生成装置のブロック図である。
【図2】従来例のR−DAT信号処理のマスタクロック
生成装置のブロック図である。
生成装置のブロック図である。
1 Fch=9.408 MHzのN倍のFch系マスタク
ロック発振器 2 (1/735)倍の分周器 3 PLL回路 4 位相比較器 5 ローパスフィルタ 6 電圧制御発振器 7 Fs=48KMz時の分周器 8 Fs=44.1KHz時の分周器 9 Fs=32KHz時の分周器 10 分周手段 11 Fs系マスタクロック 12 Fch系マスタクロック 13 位相比較器の参照周波数 G Fs系クロック生成手段 H Fch系多相クロック生成手段
ロック発振器 2 (1/735)倍の分周器 3 PLL回路 4 位相比較器 5 ローパスフィルタ 6 電圧制御発振器 7 Fs=48KMz時の分周器 8 Fs=44.1KHz時の分周器 9 Fs=32KHz時の分周器 10 分周手段 11 Fs系マスタクロック 12 Fch系マスタクロック 13 位相比較器の参照周波数 G Fs系クロック生成手段 H Fch系多相クロック生成手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ロータリタイプ・ディジタルオーディオ
テープレコーダの9.408 MHz(以後、Fchとする)
のN倍のFch系マスタクロック発振器の出力周波数を
(1/735)倍に分周する分周器と、前記分周器の出
力を基準周波数として参照周波数と位相を比較する位相
比較器とその差信号を平滑するローパスフィルタの出力
電圧に応じて周波数を発生する電圧制御発振器と前記電
圧制御発振器の出力周波数をサンプリング周波数(以
後、Fsとする)が48KHz、44.1KHzおよび32KH
zに応じてそれぞれ(1/480)倍、(1/441)
倍および(1/320)倍に分周比を設定する分周手段
を有して前記分周手段の出力周波数を前記位相比較器の
参照周波数として閉ループを構成するPLL回路とを備
えたロータリタイプ・ディジタルオーディオテープレコ
ーダ信号処理のマスタクロック生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002624A JPH05189878A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | マスタクロック生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002624A JPH05189878A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | マスタクロック生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05189878A true JPH05189878A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11534557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002624A Pending JPH05189878A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | マスタクロック生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05189878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011504306A (ja) * | 2007-09-27 | 2011-02-03 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線装置の単一のマルチモードクロック供給源 |
CN109672962A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-23 | 联想(北京)有限公司 | 一种信息处理方法和电子设备 |
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1992
- 1992-01-10 JP JP4002624A patent/JPH05189878A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011504306A (ja) * | 2007-09-27 | 2011-02-03 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線装置の単一のマルチモードクロック供給源 |
CN109672962A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-23 | 联想(北京)有限公司 | 一种信息处理方法和电子设备 |
CN109672962B (zh) * | 2018-12-27 | 2020-08-25 | 联想(北京)有限公司 | 一种信息处理方法和电子设备 |
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