JPH05175729A - 正弦波発生回路 - Google Patents
正弦波発生回路Info
- Publication number
- JPH05175729A JPH05175729A JP35452891A JP35452891A JPH05175729A JP H05175729 A JPH05175729 A JP H05175729A JP 35452891 A JP35452891 A JP 35452891A JP 35452891 A JP35452891 A JP 35452891A JP H05175729 A JPH05175729 A JP H05175729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sine wave
- frequency
- cpu
- phase
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水晶発振器2の出力クロック10の周波数を変
えずに、正弦波出力信号13の周波数範囲を広げることが
できる正弦波発生回路を提供する。 【構成】 出力周波数を設定するCPU1と、CPU1
の設定にしたがって分周されたクロック信号11を入力す
るN進カウンタ4と、入力信号12に応じて(2π/N)
の整数倍の間隔ずつ増加する位相に対応した正弦波振幅
値を出力する正弦波テーブル5とを備えた正弦波発生回
路において、正弦波テーブル5では、入力信号12に応じ
て増加する位相の間隔として、複数の異なる幅の間隔を
採ることができるようにし、この間隔の選択をCPU1
によって行なっている。この回路では、クロック信号10
の分周比率を変えることによるだけでなく、正弦波テー
ブル5における入力信号12に対応する位相間隔を変更す
ることによっても発生する正弦波の周波数を変えること
ができる。
えずに、正弦波出力信号13の周波数範囲を広げることが
できる正弦波発生回路を提供する。 【構成】 出力周波数を設定するCPU1と、CPU1
の設定にしたがって分周されたクロック信号11を入力す
るN進カウンタ4と、入力信号12に応じて(2π/N)
の整数倍の間隔ずつ増加する位相に対応した正弦波振幅
値を出力する正弦波テーブル5とを備えた正弦波発生回
路において、正弦波テーブル5では、入力信号12に応じ
て増加する位相の間隔として、複数の異なる幅の間隔を
採ることができるようにし、この間隔の選択をCPU1
によって行なっている。この回路では、クロック信号10
の分周比率を変えることによるだけでなく、正弦波テー
ブル5における入力信号12に対応する位相間隔を変更す
ることによっても発生する正弦波の周波数を変えること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GPS(汎地球測位シ
ステム)受信機などに利用する正弦波発生回路に関し、
特に、広範囲の周波数の正弦波を発生できるように構成
したものである。
ステム)受信機などに利用する正弦波発生回路に関し、
特に、広範囲の周波数の正弦波を発生できるように構成
したものである。
【0002】
【従来の技術】従来のGPS受信機で使用されている正
弦波発生回路は、図6に示すように、出力周波数を設定
するCPU1と、一定の周波数のクロック信号を出力す
る水晶発振器2と、水晶発振器2のクロックをCPU1
によって設定された分周比で分周する数値制御分周器3
と、入力クロックにより0〜Nまでの数を繰り返しカウ
ントするN進カウンタ4と、0〜2πの位相を(2π/
N)間隔で表わしたときの各位相における正弦波振幅デ
ータを持つ正弦波テーブル7とを備えている。
弦波発生回路は、図6に示すように、出力周波数を設定
するCPU1と、一定の周波数のクロック信号を出力す
る水晶発振器2と、水晶発振器2のクロックをCPU1
によって設定された分周比で分周する数値制御分周器3
と、入力クロックにより0〜Nまでの数を繰り返しカウ
ントするN進カウンタ4と、0〜2πの位相を(2π/
N)間隔で表わしたときの各位相における正弦波振幅デ
ータを持つ正弦波テーブル7とを備えている。
【0003】この回路は、次のように動作する。
【0004】CPU1が数値制御分周器3の分周比を設
定する分周比データ8を送出すると、数値制御分周器3
は、設定された分周比で水晶発振器2の出力クロック10
を分周してN進カウンタ4の入力クロック11を形成す
る。
定する分周比データ8を送出すると、数値制御分周器3
は、設定された分周比で水晶発振器2の出力クロック10
を分周してN進カウンタ4の入力クロック11を形成す
る。
【0005】N進カウンタ4では、入力クロック11が入
力する毎に、その入力クロック11の立ち上がりに同期し
て、+1した数値を出力する。この出力信号12は、Nま
で達すると、次の入力クロックで0に戻る。N進カウン
タ4の出力信号12は、正弦波の1周期における位相を表
しており、この出力信号12が入力された正弦波テーブル
7では、図7に示すように、N進カウンタの出力信号12
に対応して、(2π/N)・(カウント値)における位相の
正弦波振幅値を正弦波出力信号16として出力する。した
がって、正弦波出力信号16は、Nクロックで1周期とな
る正弦波を構成している。
力する毎に、その入力クロック11の立ち上がりに同期し
て、+1した数値を出力する。この出力信号12は、Nま
で達すると、次の入力クロックで0に戻る。N進カウン
タ4の出力信号12は、正弦波の1周期における位相を表
しており、この出力信号12が入力された正弦波テーブル
7では、図7に示すように、N進カウンタの出力信号12
に対応して、(2π/N)・(カウント値)における位相の
正弦波振幅値を正弦波出力信号16として出力する。した
がって、正弦波出力信号16は、Nクロックで1周期とな
る正弦波を構成している。
【0006】この正弦波発生回路では、CPU1の設定
する分周比データ8を変えることにより、N進カウンタ
4の入力クロック11の周波数が変わり、それにより、N
進カウンタ4の入力クロック周波数の1/Nの周波数を
有する正弦波出力信号16の周波数を変えることができ
る。
する分周比データ8を変えることにより、N進カウンタ
4の入力クロック11の周波数が変わり、それにより、N
進カウンタ4の入力クロック周波数の1/Nの周波数を
有する正弦波出力信号16の周波数を変えることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の正弦波
発生回路では、N進カウンタ入力クロック11の周波数の
みによって正弦波出力信号16の周波数を変えているた
め、周波数変換の幅をそれ程広く取ることができず、正
弦波出力信号16の周波数範囲を更に広げるためには、N
進カウンタ4の入力クロック11の基となる水晶発振器2
の出力クロック10の周波数を上げなければならないとい
う問題点を備えている。
発生回路では、N進カウンタ入力クロック11の周波数の
みによって正弦波出力信号16の周波数を変えているた
め、周波数変換の幅をそれ程広く取ることができず、正
弦波出力信号16の周波数範囲を更に広げるためには、N
進カウンタ4の入力クロック11の基となる水晶発振器2
の出力クロック10の周波数を上げなければならないとい
う問題点を備えている。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、水晶発振器2の出力クロックの周波数
を変えずに、正弦波出力信号16の周波数範囲を広げるこ
とができる正弦波発生回路を提供することを目的として
いる。
するものであり、水晶発振器2の出力クロックの周波数
を変えずに、正弦波出力信号16の周波数範囲を広げるこ
とができる正弦波発生回路を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、出
力周波数を設定するCPUと、CPUの設定にしたがっ
て分周されたクロック信号を入力するN進カウンタと、
入力信号に応じて(2π/N)の整数倍の間隔ずつ増加
する位相に対応した正弦波振幅値を出力する正弦波テー
ブルとを備える正弦波発生回路において、正弦波テーブ
ルでは、入力信号に応じて増加する位相の間隔として、
複数の異なる幅の間隔を採ることができるようにし、こ
の間隔の選択をCPUによって行なっている。
力周波数を設定するCPUと、CPUの設定にしたがっ
て分周されたクロック信号を入力するN進カウンタと、
入力信号に応じて(2π/N)の整数倍の間隔ずつ増加
する位相に対応した正弦波振幅値を出力する正弦波テー
ブルとを備える正弦波発生回路において、正弦波テーブ
ルでは、入力信号に応じて増加する位相の間隔として、
複数の異なる幅の間隔を採ることができるようにし、こ
の間隔の選択をCPUによって行なっている。
【0010】また、出力周波数を設定するCPUと、C
PUの設定にしたがって分周されたクロック信号を入力
するN進カウンタと、入力信号に応じて(2π/N)の
整数倍の間隔ずつ増加する位相に対応した正弦波振幅値
を出力する正弦波テーブルとを備える正弦波発生回路に
おいて、N進カウンタの出力を、CPUの設定する設定
値にしたがって、正弦波テーブルへの入力に変換するデ
コーダを新たに設けている。
PUの設定にしたがって分周されたクロック信号を入力
するN進カウンタと、入力信号に応じて(2π/N)の
整数倍の間隔ずつ増加する位相に対応した正弦波振幅値
を出力する正弦波テーブルとを備える正弦波発生回路に
おいて、N進カウンタの出力を、CPUの設定する設定
値にしたがって、正弦波テーブルへの入力に変換するデ
コーダを新たに設けている。
【0011】
【作用】そのため、本発明の正弦波発生回路によると、
クロック信号の分周比率を変えることによるだけでな
く、正弦波テーブルにおける入力信号に対応する位相間
隔を変更することによっても発生する正弦波の周波数を
変えることができる。
クロック信号の分周比率を変えることによるだけでな
く、正弦波テーブルにおける入力信号に対応する位相間
隔を変更することによっても発生する正弦波の周波数を
変えることができる。
【0012】また、デコーダを設けた正弦波発生回路で
は、デコーダでの変換の比率を変えることにより発生す
る正弦波の周波数を変更することができる。
は、デコーダでの変換の比率を変えることにより発生す
る正弦波の周波数を変更することができる。
【0013】
【実施例】(第1実施例)第1実施例の正弦波発生回路
は、図1に示すように、出力周波数を設定するCPU1
と、一定の周波数のクロック信号10を出力する水晶発振
器2と、水晶発振器2のクロック10をCPU1によって
設定された分周比で分周する数値制御分周器3と、入力
クロック11により0〜Nまでの数を繰り返しカウントす
るN進カウンタ4と、位相に対応する正弦波振幅データ
を内蔵する正弦波テーブル5とにより構成されており、
この正弦波テーブル5は、0〜2πの位相間を(2π/
N)の整数倍間隔で位相を進めたときの各位相における
正弦波振幅データについて、複数のモードを備えてい
る。このモードは、モード別に(2π/N)に掛け合わせ
る整数を違えており、それにより位相間隔の幅はモード
毎に相違している。また、CPU1と正弦波テーブル5
との間には、CPU1から正弦波テーブル5に対して、
モード切り替えの周波数切替信号9を送出するための経
路が設けられている。
は、図1に示すように、出力周波数を設定するCPU1
と、一定の周波数のクロック信号10を出力する水晶発振
器2と、水晶発振器2のクロック10をCPU1によって
設定された分周比で分周する数値制御分周器3と、入力
クロック11により0〜Nまでの数を繰り返しカウントす
るN進カウンタ4と、位相に対応する正弦波振幅データ
を内蔵する正弦波テーブル5とにより構成されており、
この正弦波テーブル5は、0〜2πの位相間を(2π/
N)の整数倍間隔で位相を進めたときの各位相における
正弦波振幅データについて、複数のモードを備えてい
る。このモードは、モード別に(2π/N)に掛け合わせ
る整数を違えており、それにより位相間隔の幅はモード
毎に相違している。また、CPU1と正弦波テーブル5
との間には、CPU1から正弦波テーブル5に対して、
モード切り替えの周波数切替信号9を送出するための経
路が設けられている。
【0014】次に、この第1実施例の正弦波発生回路の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0015】CPU1が数値制御分周器3の分周比を設
定する分周比データ8を送出すると、数値制御分周器3
は、設定された分周比で水晶発振器2の出力クロック10
を分周してN進カウンタ4の入力クロック11を形成す
る。
定する分周比データ8を送出すると、数値制御分周器3
は、設定された分周比で水晶発振器2の出力クロック10
を分周してN進カウンタ4の入力クロック11を形成す
る。
【0016】N進カウンタ4は、図6の場合と同様に、
入力クロック11に応じて、順次+1ずつ増加してNまで
達する数値を出力信号12として、繰り返し出力する。
入力クロック11に応じて、順次+1ずつ増加してNまで
達する数値を出力信号12として、繰り返し出力する。
【0017】正弦波テーブル5は、図2に示すように、
(2π/N)間隔の位相に対応する正弦波振幅データを出
力する0モードと、(4π/N)間隔の位相に対応する正
弦波振幅データを出力する1モードとを有している。C
PU1からモードを選択する周波数切替信号9が送出さ
れると、その選択に応じて正弦波テーブル5のモードが
切り替わり、0モードの場合には、N進カウンタ4の出
力信号12に応じて、(2π/N)・(カウント値)の位相に
対応する正弦波振幅値を出力し、また、1モードの場合
には、N進カウンタ4の出力信号12に応じて、(4π/
N)・(カウント値)の位相に対応する正弦波振幅値を出
力する。したがって、正弦波出力信号13は、0モードの
ときは、Nクロックで1周期の正弦波となり、その周波
数はN進カウンタ4の入力クロック11の周波数の1/N
となる。また、1モードのときは、N/2クロックで1
周期の正弦波となり、その周波数はN進カウンタ4の入
力クロック周波数の2/Nとなる。
(2π/N)間隔の位相に対応する正弦波振幅データを出
力する0モードと、(4π/N)間隔の位相に対応する正
弦波振幅データを出力する1モードとを有している。C
PU1からモードを選択する周波数切替信号9が送出さ
れると、その選択に応じて正弦波テーブル5のモードが
切り替わり、0モードの場合には、N進カウンタ4の出
力信号12に応じて、(2π/N)・(カウント値)の位相に
対応する正弦波振幅値を出力し、また、1モードの場合
には、N進カウンタ4の出力信号12に応じて、(4π/
N)・(カウント値)の位相に対応する正弦波振幅値を出
力する。したがって、正弦波出力信号13は、0モードの
ときは、Nクロックで1周期の正弦波となり、その周波
数はN進カウンタ4の入力クロック11の周波数の1/N
となる。また、1モードのときは、N/2クロックで1
周期の正弦波となり、その周波数はN進カウンタ4の入
力クロック周波数の2/Nとなる。
【0018】この正弦波発生回路では、従来の正弦波発
生回路と同じように、CPU1の設定する分周比データ
8を変えることにより、N進カウンタ4の入力クロック
11の周波数を変え、それにより、正弦波テーブル5の各
モードの正弦波出力信号13の周波数を変調することもで
きる。
生回路と同じように、CPU1の設定する分周比データ
8を変えることにより、N進カウンタ4の入力クロック
11の周波数を変え、それにより、正弦波テーブル5の各
モードの正弦波出力信号13の周波数を変調することもで
きる。
【0019】GPS受信機では、正弦波出力信号13は、
サンプリング周波数fsでサンプリングされた正弦波信
号と掛け合わされる。周波数がfs/Nの正弦波信号
は、各サンプル点毎に位相が2π/N進み、周波数が2
fs/Nの正弦波信号は、各サンプル点毎に位相が4π
/N進む。したがって、正弦波出力信号13の周波数を2
fs/N以上に設定しておけば、位相を4π/Nづつ進
めても充分な位相分解能を得ることができ、周波数切替
信号9により正弦波出力信号13の周波数を2倍に設定す
ることが可能となる。
サンプリング周波数fsでサンプリングされた正弦波信
号と掛け合わされる。周波数がfs/Nの正弦波信号
は、各サンプル点毎に位相が2π/N進み、周波数が2
fs/Nの正弦波信号は、各サンプル点毎に位相が4π
/N進む。したがって、正弦波出力信号13の周波数を2
fs/N以上に設定しておけば、位相を4π/Nづつ進
めても充分な位相分解能を得ることができ、周波数切替
信号9により正弦波出力信号13の周波数を2倍に設定す
ることが可能となる。
【0020】このように、第1実施例の正弦波発生回路
によれば、CPU1で分周比を設定することにより、N
進カウンタ4の入力クロック11の周波数を変えて正弦波
出力信号13の周波数を変調することができ、さらに、C
PU1からの周波数切替信号9によってN進カウンタ入
力クロック11の1/Nの周波数の正弦波、またはその整
数倍の周波数の正弦波を発生させることができる。
によれば、CPU1で分周比を設定することにより、N
進カウンタ4の入力クロック11の周波数を変えて正弦波
出力信号13の周波数を変調することができ、さらに、C
PU1からの周波数切替信号9によってN進カウンタ入
力クロック11の1/Nの周波数の正弦波、またはその整
数倍の周波数の正弦波を発生させることができる。
【0021】(第2実施例)第2実施例の正弦波発生回
路は、図3に示すように、出力周波数を設定するCPU
1と、一定の周波数のクロック信号10を出力する水晶発
振器2と、水晶発振器2のクロック10をCPU1によっ
て設定された分周比で分周する数値制御分周器3と、入
力クロック11により0〜Nまでの数を繰り返しカウント
するN進カウンタ4と、N進カウンタ4の出力信号12を
変換するデコーダ6と、0〜2πの位相を(2π/N)
間隔で表わしたときの各位相における正弦波振幅データ
(図5)を内蔵する正弦波テーブル7とにより構成されて
おり、デコーダ6は、図4に示すように、N進カウンタ
4の出力信号12を異なる形態で変換する複数のモードを
備えており、また、CPU1とデコーダ6との間には、
CPU1の指令でデコーダ6のモードを切り替える周波
数切替信号9の送出経路が設けられている。
路は、図3に示すように、出力周波数を設定するCPU
1と、一定の周波数のクロック信号10を出力する水晶発
振器2と、水晶発振器2のクロック10をCPU1によっ
て設定された分周比で分周する数値制御分周器3と、入
力クロック11により0〜Nまでの数を繰り返しカウント
するN進カウンタ4と、N進カウンタ4の出力信号12を
変換するデコーダ6と、0〜2πの位相を(2π/N)
間隔で表わしたときの各位相における正弦波振幅データ
(図5)を内蔵する正弦波テーブル7とにより構成されて
おり、デコーダ6は、図4に示すように、N進カウンタ
4の出力信号12を異なる形態で変換する複数のモードを
備えており、また、CPU1とデコーダ6との間には、
CPU1の指令でデコーダ6のモードを切り替える周波
数切替信号9の送出経路が設けられている。
【0022】この第2実施例の正弦波発生回路では、N
進カウンタ4の出力信号12がデコーダ6に入力すると、
デコーダ6では、選択されたモードに応じて、0モード
のときは、N進カウンタ4の出力信号12と同一周期で0
〜Nを繰り返す正弦波テーブル7の入力信号14を出力
し、また、1モードのときは、N進カウンタ4の出力信
号12の1/2の周期で0〜Nを繰り返す正弦波テーブル
入力信号14を出力する。
進カウンタ4の出力信号12がデコーダ6に入力すると、
デコーダ6では、選択されたモードに応じて、0モード
のときは、N進カウンタ4の出力信号12と同一周期で0
〜Nを繰り返す正弦波テーブル7の入力信号14を出力
し、また、1モードのときは、N進カウンタ4の出力信
号12の1/2の周期で0〜Nを繰り返す正弦波テーブル
入力信号14を出力する。
【0023】したがって、正弦波テーブル7からの正弦
波出力信号15は、デコーダ6の0モードを選択した場合
は、N進カウンタ4の出力信号12がNクロックのときに
1周期を示す正弦波となり、その周波数はN進カウンタ
入力クロック11の周波数の1/Nとなる。また、デコー
ダ6の1モードを選択した場合は、N進カウンタ4の出
力信号12がN/2クロックのときに1周期を示す正弦波
となり、その周波数はN進カウンタ4の入力クロック11
の周波数の2/Nとなる。
波出力信号15は、デコーダ6の0モードを選択した場合
は、N進カウンタ4の出力信号12がNクロックのときに
1周期を示す正弦波となり、その周波数はN進カウンタ
入力クロック11の周波数の1/Nとなる。また、デコー
ダ6の1モードを選択した場合は、N進カウンタ4の出
力信号12がN/2クロックのときに1周期を示す正弦波
となり、その周波数はN進カウンタ4の入力クロック11
の周波数の2/Nとなる。
【0024】この場合も、第1実施例と同様に、周波数
が2fs/N以上の正弦波出力信号13の位相を4π/N
ずつ進めても充分な位相分解能が得られる。
が2fs/N以上の正弦波出力信号13の位相を4π/N
ずつ進めても充分な位相分解能が得られる。
【0025】このように、第2実施例の正弦波発生回路
では、CPU1からの周波数切替信号9によってデコー
ダ6のモードを切り替えることにより、N進カウンタ4
の入力クロック11の1/Nの周波数の正弦波、またはそ
の整数倍の周波数の正弦波を発生させることができ、ま
た、CPU1で分周比を変えることにより、それらの周
波数を変調することができる。
では、CPU1からの周波数切替信号9によってデコー
ダ6のモードを切り替えることにより、N進カウンタ4
の入力クロック11の1/Nの周波数の正弦波、またはそ
の整数倍の周波数の正弦波を発生させることができ、ま
た、CPU1で分周比を変えることにより、それらの周
波数を変調することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明から明らかな
ように、本発明の正弦波発生回路では、水晶発振器の周
波数を変えなくとも、広い範囲の周波数を持つ正弦波を
発生させることが可能であり、同じ周波数の水晶発振器
を使用して、位相分解能を落とすことなく、正弦波出力
信号の周波数を整数倍に変化させることができる。
ように、本発明の正弦波発生回路では、水晶発振器の周
波数を変えなくとも、広い範囲の周波数を持つ正弦波を
発生させることが可能であり、同じ周波数の水晶発振器
を使用して、位相分解能を落とすことなく、正弦波出力
信号の周波数を整数倍に変化させることができる。
【図1】本発明の正弦波発生回路の第1実施例を示すブ
ロック図、
ロック図、
【図2】図1に示す回路の正弦波テーブルの入出力表、
【図3】本発明の正弦波発生回路の第2実施例を示すブ
ロック図、
ロック図、
【図4】図3に示す回路のデコーダの入出力表、
【図5】図3に示す回路の正弦波テーブルの入出力表、
【図6】従来の正弦波発生回路の一例を示すブロック
図、
図、
【図7】従来の正弦波発生回路の正弦波テーブルの入出
力表である。
力表である。
1 CPU 2 水晶発振器 3 数値制御分周器 4 N進カウンタ 5、7 正弦波テーブル 6 デコーダ 8 分周比データ 9 周波数切替信号 10 出力クロック 11 N進カウンタ入力クロック 12 N進カウンタ出力信号 13、15、16 正弦波出力信号 14 デコーダ出力信号
Claims (2)
- 【請求項1】 出力周波数を設定するCPUと、該CP
Uの設定にしたがって分周されたクロック信号を入力す
るN進カウンタと、入力信号に応じて(2π/N)の整
数倍の間隔ずつ増加する位相に対応した正弦波振幅値を
出力する正弦波テーブルとを備える正弦波発生回路にお
いて、前記正弦波テーブルは、入力信号に応じて増加す
る前記位相の間隔として、複数の異なる幅の間隔を採る
ことができ、該間隔の選択を前記CPUにより設定する
ことを特徴とする正弦波発生回路。 - 【請求項2】 出力周波数を設定するCPUと、該CP
Uの設定にしたがって分周されたクロック信号を入力す
るN進カウンタと、入力信号に応じて(2π/N)の整
数倍の間隔ずつ増加する位相に対応した正弦波振幅値を
出力する正弦波テーブルとを備える正弦波発生回路にお
いて、前記N進カウンタの出力を、前記CPUにより設
定された設定値にしたがって、前記正弦波テーブルへの
入力に変換するデコーダを具備することを特徴とする正
弦波発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35452891A JPH05175729A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 正弦波発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35452891A JPH05175729A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 正弦波発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05175729A true JPH05175729A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18438163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35452891A Pending JPH05175729A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 正弦波発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05175729A (ja) |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP35452891A patent/JPH05175729A/ja active Pending
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