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JPH0517348B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0517348B2
JPH0517348B2 JP28419989A JP28419989A JPH0517348B2 JP H0517348 B2 JPH0517348 B2 JP H0517348B2 JP 28419989 A JP28419989 A JP 28419989A JP 28419989 A JP28419989 A JP 28419989A JP H0517348 B2 JPH0517348 B2 JP H0517348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
panel
coffin
ossuary
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28419989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03144081A (ja
Inventor
Tadahiko Mukai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP28419989A priority Critical patent/JPH03144081A/ja
Publication of JPH03144081A publication Critical patent/JPH03144081A/ja
Publication of JPH0517348B2 publication Critical patent/JPH0517348B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Fencing (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、墓地、特に屋内の墓地に適する組立
式墓構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、建屋内に墓石を並べて墓地を形成する屋
内式の墓地も出現しており、これには組立式の簡
易な墓が置かれることが多い。
その一例を第7図に示すと、建物内の床1に細
長の石材による境界枠2を設置し、この境界枠2
の区画内を仕切りその周囲にコンクリート3を充
填して骨壷室4を形成する。
この骨壷室4の開口前縁部には、境界枠2の後
辺を構成する部材と平行に横長の支持石5が設け
られる。
前記境界枠2の区画内でコンクリート3の上に
玉石6を敷き、境界枠2の後辺を構成する部材と
支持石5にかかるようにコ字形の袴石7をその開
口7aを前側に向けて載置し、この袴石7で下端
をその内部に差入れる柱状の墓石8を支承する。
この墓石8は下端が段差をもつて縮径するが、
袴石7内に挿入されるのはこの縮径部分で、その
上の張出しが袴石7の上面に係合することで支承
され、袴石7の前側開口7a内には空所が形成さ
れるがここに縦板の飾石9を嵌込んだ。
図中10は袴石7の前側上に形成する花立て、
11は飾石9の上面に形成する蝋燭立て、12は
線香立てである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この第7図に示す組立式の墓では、掘削等の土
木工事が不要で簡単に設けられ、しかもロツカー
式のものとは異なり墓石に近いものが得られる。
しかし、空間が限られる室内では墓石8が多数
連立するそれが一目で見渡せることになり、あた
かも墓石の展示場のごとき状態となつて体裁が悪
い。
また、組立式とはいえ従来の墓石に近いものと
てかなり高額のものであり、組立式ゆえに安定性
を欠き、耐震性を欠如するという問題も生じる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、
低コストでかつ体裁がよく、構造的にも安定して
おり、しかも豪華さを失わない組立式の墓構造を
提供することにある。〔課題を解決するための手
段〕 本発明は前記目的を達成するため、間隔を存し
て並列する箱体または枠体による納骨棺を基礎部
としてこの納骨棺上にパネルを立ち上げ、その上
端を結合してアーチを形成し、該パネル面に石碑
を取付けたことを要旨とするものである。
〔作用〕 本発明によれば、パネルは納骨棺を基礎部と
し、さらにその上端を結合してアーチを形成する
ので構造的にきわめて安定したものとなる。
また、この立ち上がるパネルで視界が遮られる
ので限定された室内空間でも落ち着いた雰囲気を
かもし出すことができ、石碑もこのパネルを用い
て設けることができるので従来の墓に近いものと
して尊厳を保つこともできる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図〜第4図は本発明の墓構造の第1実施例
を示すもので、PC板(プレキヤストコンクリー
ト板)などによる底面板13a、側面板13b、
前面板13c、背面板13d、及び開口14を設
けた上面板13eを組合わせてコンクリート製の
納骨棺13を形成するが、この納骨棺13は間隔
を存して前後に並列させる。
図中15はPC板によるパネルであるが、下端
の垂直部分を納骨棺13を構成する背面板13d
にジヨイントアンカー23aを用いて接合するこ
とでその上の傾斜部分を納骨棺13上に立ち上
げ、かつ対向するパネル15の上端を衝合して屋
根型のアーチを形成した。この場合、パネル15
の下端の垂直部分の上部から水平板15aを突設
し、この水平板15aを納骨棺13の上面板の組
合せ体としてもよい。
また、このパネル15の面上には嵌合用凹部1
6を形成し、石碑17の背面側をこの凹部16内
に嵌込むとともに凹部16内の貫通孔16aを用
いてジヨイントアンカー23bで石碑17をパネ
ル15の裏側から固定する。
以上が一単位分の構成であるが、前記納骨棺1
3やパネル15は横に連続して多数並べるもので
ある。
なお、納骨棺13は前記のごとく複数の板を現
場で接合して形成する場合の他に初めからボツク
ス体として構成することもでき、また部分的に接
合したものを更に箱として組立てることも可能で
ある。
また、パネル15はPC板の他にアルミニウム
合金などの金属板等の使用も考えられ、コンクリ
ート板の場合でも表面に金属板やタイルや石など
の化粧板を貼るようにしてもよい。
一方、納骨棺13の上面の開口14は拝石を兼
ねる蓋石18で覆い、その前に拝石24を置き、
また、この蓋石18から石碑17の下端にかけて
台石を兼ねる飾石19を置き、さらに納骨棺13
の上面外周に境界枠石を兼ねる角柱体の縁石20
で囲い、蓋石18とこの縁石20間には玉石21
を敷詰める。図中22は納骨棺13の前面に置い
た踏石、25は飾石19に設けた花立て入れ、2
6は同じく水鉢、27は蓋石18に設けた蝋燭立
て、28は線香立てである。
第2図に示すように、納骨棺13の底に排水孔
29を設け、これをパネル15の裏側に形成され
る通路30の床に形成した排水路31に導く。こ
の通路30は前記石碑17の取付け交換時の作業
路として使用するもので、第5図に示すように端
の開口は入口32を有する壁板33で塞ぐように
する。
なお、縁石20は納骨棺13と一体形成のもの
としてもよく、飾石19や踏石22の配置や形状
は図示の例に限らず種々のバリエーシヨンが考え
られる。さらに、納骨棺13の前面部分に化粧石
を配置することや適宜な場所に墓誌を刻むための
石を設けることもある。石碑17も図示の縦型の
他に横型のものを取付けるようにしてもよい。
このようにして、第4図に示すように多数の墓
が並ぶが、立上がるパネル15が目隠しの役割を
なして隣の列のものは見えなくなる。
第5図は本発明の第2実施例を示すもので、パ
ネル15は納骨棺13上から傾斜させて立上がら
せ、納骨棺13の後部はこのパネル15の裏側に
突出させた。このようにすれば、パネル15の前
面側にでる納骨棺13の占める割合が少なくな
り、室内に設置する場合でも限られたスペースを
有効に使用することができる。
第6図は、納骨棺13とパネル15の組合わせ
で種々のデザインを示したものである。aは前記
実施例の基本型であるが、応用例としてbに示す
ような逆Y字型、cに示す逆U字型、dに示すド
ーム型もでき、さらに図示は省略するがパネル1
5を横板で連結したA字型なども可能である。ま
た、e,fに示すようにパネル15の下端の垂直
部分を納骨棺13よりも高く立上げるタイプもで
きる。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明の組立式の墓構造は、
パネルは納骨棺を基礎部とし、さらにその上端を
結合してアーチを形成するので室内に設置する場
合でも構造的にきわめて安定したものとなる。
また、この立ち上がるパネルで視界が遮られる
ので限定された室内空間に設置された場合でも落
ち着いた雰囲気をかもし出すことができ、石碑も
このパネルを用いて設けることができるので従来
の墓に近いものとして豪華さを失わず尊厳を保つ
こともできる。しかも全て石による従来の墓と比
べて低コストで、組立ても簡単なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の組立式の墓構造の第1実施例
を示す斜視図、第2図は同上縦断側面図、第3図
は部分平面図、第4図は全体の斜視図、第5図は
第2実施例を示す斜視図、第6図は変形例を示す
説明図、第7図は従来例を示す斜視図である。 1……床、2……境界枠、3……コンクリー
ト、4……骨壷室、5……支持石、6……玉石、
7……袴石、7a……開口、8……墓石、9……
飾石、10……花立て、11……蝋燭立て、12
……線香立て、13……納骨棺、13a……底面
板、13b,13b′……側面板、13c……前面
板、13d……背面板、13e……上面板、14
……開口、15……パネル、15a……水平板、
16……凹部、16a……貫通孔、17……石
碑、18……蓋石、19……飾石、20……縁
石、21……玉石、22……踏石、23a,23
b……ジヨイントアンカー、24……拝石、25
……花立て入れ、26……水鉢、27……蝋燭立
て、28……線香立て、29……排水孔、30…
…通路、31……排水路、32……入口、33…
…壁板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 間隔を存して並列する箱体または枠体による
    納骨棺を基礎部としてこの納骨棺上にパネルを立
    ち上げ、その上端を結合してアーチを形成し、該
    パネル面に石碑を取付けたことを特徴とする組立
    式の墓構造。
JP28419989A 1989-10-31 1989-10-31 組立式の墓構造 Granted JPH03144081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28419989A JPH03144081A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 組立式の墓構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28419989A JPH03144081A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 組立式の墓構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03144081A JPH03144081A (ja) 1991-06-19
JPH0517348B2 true JPH0517348B2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=17675448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28419989A Granted JPH03144081A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 組立式の墓構造

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CN112627626B (zh) * 2020-12-10 2022-04-29 湖南恒邦建工有限公司 一种方便外部装饰的单人装配式墓穴
JP7113549B1 (ja) * 2021-04-19 2022-08-05 有限会社矢田石材店 墓施設、及び、墓販売システム

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JPH03144081A (ja) 1991-06-19

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