JPH1181744A - 集合墓所構造及び納骨方法 - Google Patents
集合墓所構造及び納骨方法Info
- Publication number
- JPH1181744A JPH1181744A JP24411597A JP24411597A JPH1181744A JP H1181744 A JPH1181744 A JP H1181744A JP 24411597 A JP24411597 A JP 24411597A JP 24411597 A JP24411597 A JP 24411597A JP H1181744 A JPH1181744 A JP H1181744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small
- monument
- graveyard
- parts
- ashes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 墓地面積が小面積でも、通常の墓地と変わら
ない納骨を可能にする集合墓所構造及び納骨方法を提供
する。 【解決手段】 小型墓５の収容室６を多数有する側壁２
と、該側壁の前記収容室に対向した位置に設けたモニュ
メント７とからなり、小型墓に納骨部と、モニュメント
の基部とに分納骨部を設け、該分納骨部は地中に連通し
てなる集合墓所構造と、小型墓に一部の骨を納め、残余
の骨をモニュメントの基部の分納骨部に納めて分納骨部
に設けた連通部から地中に戻すことを特徴とする集合墓
所を用いた納骨方法である。
ない納骨を可能にする集合墓所構造及び納骨方法を提供
する。 【解決手段】 小型墓５の収容室６を多数有する側壁２
と、該側壁の前記収容室に対向した位置に設けたモニュ
メント７とからなり、小型墓に納骨部と、モニュメント
の基部とに分納骨部を設け、該分納骨部は地中に連通し
てなる集合墓所構造と、小型墓に一部の骨を納め、残余
の骨をモニュメントの基部の分納骨部に納めて分納骨部
に設けた連通部から地中に戻すことを特徴とする集合墓
所を用いた納骨方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、墓地面積が小面積
でも、通常の墓地と変わらない納骨を可能にする集合墓
所構造及び納骨方法に関する。
でも、通常の墓地と変わらない納骨を可能にする集合墓
所構造及び納骨方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】古来より墓といえば、個人や家族，夫婦
単位で墓地の中に建てるものが一般的であったが、最近
では一定の面積を必要とする墓地の入手が困難になって
おり、大都市では都市近郊に墓地を求めて、墓を建てて
いるのが実情である。また、墓地の入手が無理な場合は
寺院などが所有する納骨堂へ壺に入れた状態で預けてい
る例も多い。
単位で墓地の中に建てるものが一般的であったが、最近
では一定の面積を必要とする墓地の入手が困難になって
おり、大都市では都市近郊に墓地を求めて、墓を建てて
いるのが実情である。また、墓地の入手が無理な場合は
寺院などが所有する納骨堂へ壺に入れた状態で預けてい
る例も多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者等は
納骨ができて墓としての機能を備えていながら、小面積
で充分に供養が可能な構造及び納骨方法について検討し
た。
納骨ができて墓としての機能を備えていながら、小面積
で充分に供養が可能な構造及び納骨方法について検討し
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、小型墓の収容
室を多数有する側壁と、該側壁の前記収容室に対向した
位置に設けたモニュメントとからなり、小型墓に納骨部
と、モニュメントの基部とに分納骨部を設け、該分納骨
部は地中に連通してなる集合墓所構造とした。側壁はモ
ニユメントを囲むように設けてもよいし、コ字型や平面
のみでモニユメントに対向させてもよい。モニユメント
には仏像等の宗教関連物を含む。
室を多数有する側壁と、該側壁の前記収容室に対向した
位置に設けたモニュメントとからなり、小型墓に納骨部
と、モニュメントの基部とに分納骨部を設け、該分納骨
部は地中に連通してなる集合墓所構造とした。側壁はモ
ニユメントを囲むように設けてもよいし、コ字型や平面
のみでモニユメントに対向させてもよい。モニユメント
には仏像等の宗教関連物を含む。
【０００５】また、小型墓に一部の遺骨を納め、残余の
遺骨をモニュメントの基部の分納骨部に納めて分納骨部
に設けた連通部から地中に戻すことを特徴とする集合墓
所を用いた納骨方法とした。
遺骨をモニュメントの基部の分納骨部に納めて分納骨部
に設けた連通部から地中に戻すことを特徴とする集合墓
所を用いた納骨方法とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明の集合墓所構造の一
実施例を示す斜視図である。図２は図１中Ａ部縦断面図
である。図３は中央のモニュメントの基部破断側面図で
ある。図１に示す集合墓所は、約10ｍ2の基台１の上に
前面と上方が開放状態となるように側壁２を設け、前面
の開放部分を出入口３として盗難防止のための扉４を設
けている。これは屋外に設置するものであるが、従来の
墓地と同様な機能や雰囲気を持たせるために屋根を設け
ていない。屋根のある納骨堂や位牌堂と異なる構造であ
る。設置場所としては寺院の屋外周辺部分や墓地などで
ある。
実施例を示す斜視図である。図２は図１中Ａ部縦断面図
である。図３は中央のモニュメントの基部破断側面図で
ある。図１に示す集合墓所は、約10ｍ2の基台１の上に
前面と上方が開放状態となるように側壁２を設け、前面
の開放部分を出入口３として盗難防止のための扉４を設
けている。これは屋外に設置するものであるが、従来の
墓地と同様な機能や雰囲気を持たせるために屋根を設け
ていない。屋根のある納骨堂や位牌堂と異なる構造であ
る。設置場所としては寺院の屋外周辺部分や墓地などで
ある。
【０００７】内部は側壁が図２に示すように小型墓５の
収容室６を多数有する。この収容室６が各家庭単位で使
用される。小型墓５は従来の位牌や納骨壺と異なり、墓
としての機能を備えている。すなわち、信仰の対象とな
る墓石形状となっており、高さが20cm、幅奥行き共に10
cm程度である。素材は陶器、御影石、プラスチック、コ
ンクリート等からなる。従来の墓の約１/５〜１/10程度
であるが、墓と同様に台座の部分へ遺骨の一部を入れて
おける。小型墓５の収容室６はモニュメント７の方向に
開口した側壁の凹部であって、原則として小型墓５を１
個収容出来る程度の小さいものである。家庭単位で収容
したい場合もあるので、１個以上収容することを排除す
るものではない。このような収容室６を側壁へ上下に数
段で、かつ、横方向にできるだけ多く設けており、図１
の例では59室あり、宗派を問わないで使用できる。
収容室６を多数有する。この収容室６が各家庭単位で使
用される。小型墓５は従来の位牌や納骨壺と異なり、墓
としての機能を備えている。すなわち、信仰の対象とな
る墓石形状となっており、高さが20cm、幅奥行き共に10
cm程度である。素材は陶器、御影石、プラスチック、コ
ンクリート等からなる。従来の墓の約１/５〜１/10程度
であるが、墓と同様に台座の部分へ遺骨の一部を入れて
おける。小型墓５の収容室６はモニュメント７の方向に
開口した側壁の凹部であって、原則として小型墓５を１
個収容出来る程度の小さいものである。家庭単位で収容
したい場合もあるので、１個以上収容することを排除す
るものではない。このような収容室６を側壁へ上下に数
段で、かつ、横方向にできるだけ多く設けており、図１
の例では59室あり、宗派を問わないで使用できる。
【０００８】モニュメント７の存在及びその機能も本発
明の特徴となっており、図３によって詳細に説明する。
モニュメント７は本発明の集合墓所の象徴であるばかり
でなく、台座８に上方から下方へと遺骨挿入穴９を設
け、更にその下部へ中空の分納骨部10を設けている。分
納骨部は地中へと連続しており、小型墓５へ収容された
遺骨以外の残余の遺骨を自然へ返す役目をする。多数個
の小型墓５に関連する残余の遺骨がそれぞれ遺骨挿入穴
９から挿入され、集約されて次第に自然へと還元されて
いくようにしている。小型墓５に一部の骨を納め、残余
の骨をモニュメント７の基部の分納骨部10に納めて分納
骨部に設けた連通部から地中に戻すこのような納骨方法
は狭い土地の有効利用に有効である。
明の特徴となっており、図３によって詳細に説明する。
モニュメント７は本発明の集合墓所の象徴であるばかり
でなく、台座８に上方から下方へと遺骨挿入穴９を設
け、更にその下部へ中空の分納骨部10を設けている。分
納骨部は地中へと連続しており、小型墓５へ収容された
遺骨以外の残余の遺骨を自然へ返す役目をする。多数個
の小型墓５に関連する残余の遺骨がそれぞれ遺骨挿入穴
９から挿入され、集約されて次第に自然へと還元されて
いくようにしている。小型墓５に一部の骨を納め、残余
の骨をモニュメント７の基部の分納骨部10に納めて分納
骨部に設けた連通部から地中に戻すこのような納骨方法
は狭い土地の有効利用に有効である。
【０００９】
【発明の効果】本発明によって、墓地の入手の困難な点
を解消できる。また、土地の有効利用が可能となる。都
市の狭い所でも設置できるし、宗派の異なるものでも利
用できるので、手軽に墓参できるし、墓の建立費用や供
養に要する時間等の負担の軽減も可能とした。
を解消できる。また、土地の有効利用が可能となる。都
市の狭い所でも設置できるし、宗派の異なるものでも利
用できるので、手軽に墓参できるし、墓の建立費用や供
養に要する時間等の負担の軽減も可能とした。
【図１】本発明の集合墓所構造の一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図２】図１中Ａ部縦断面図である。
【図３】中央のモニュメントの基部破断側面図である。
１ 基台 ２ 側壁 ３ 出入口 ４ 扉 ５ 小型墓 ６ 収容室 ７ モニュメント ８ 台座 ９ 遺骨挿入穴 10 分納骨部
Claims (2)
- 【請求項１】 小型墓の収容室を多数有する側壁と、該
側壁の前記収容室に対向した位置に設けたモニュメント
とからなり、小型墓に納骨部と、モニュメントの基部と
に分納骨部を設け、該分納骨部は地中に連通してなる集
合墓所構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の小型墓に一部の骨を納
め、残余の骨をモニュメントの基部の分納骨部に納めて
分納骨部に設けた連通部から地中に戻すことを特徴とす
る集合墓所を用いた納骨方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24411597A JPH1181744A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 集合墓所構造及び納骨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24411597A JPH1181744A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 集合墓所構造及び納骨方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1181744A true JPH1181744A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17113992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24411597A Pending JPH1181744A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 集合墓所構造及び納骨方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1181744A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013092044A (ja) * | 2013-01-16 | 2013-05-16 | Sotosyu Tosyoji | 永代供養墓 |
| CN107327205A (zh) * | 2017-08-29 | 2017-11-07 | 黄建湘 | 一种新颖的立体葬 |
| JP2018197468A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 株式会社大入 | 墓石システム |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP24411597A patent/JPH1181744A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013092044A (ja) * | 2013-01-16 | 2013-05-16 | Sotosyu Tosyoji | 永代供養墓 |
| JP2018197468A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 株式会社大入 | 墓石システム |
| CN107327205A (zh) * | 2017-08-29 | 2017-11-07 | 黄建湘 | 一种新颖的立体葬 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2330748C (en) | Burial structure for the non-retrievable interment of human remains and significant memorabilia | |
| US20070130736A1 (en) | Combined headstone and columbarium | |
| US20030145533A1 (en) | Burial structure for the interment of human remains and significant memorabilia | |
| JPH1181744A (ja) | 集合墓所構造及び納骨方法 | |
| White | CHAPTER TWENTY-SEVEN ARCHITECTURE: THE FIRST FIVE CENTURIES | |
| JPH03293487A (ja) | 地下式霊園 | |
| Netzer | A Synagogue from the Hasmonean Period recently exposed in the Western Plain of Jericho | |
| JP3221709U (ja) | 納骨壇 | |
| JP2001115686A (ja) | 立体式墓地 | |
| JP2001173272A (ja) | 簡易墓石 | |
| JP3230146U (ja) | 永代供養墓構造、及び供養施設 | |
| KR200242678Y1 (ko) | 납골당의 구조 | |
| JP3078637U (ja) | 多面体胴部壁面の位牌・納骨堂 | |
| Zissu et al. | THE KIDRON VALLEY TOMBS IN THE BYZANTINE PERIOD-A RECONSIDERATION | |
| KR200245087Y1 (ko) | 매장묘와 납골당 혼합묘지 | |
| KR200352910Y1 (ko) | 가족 납골탑 | |
| KR200411730Y1 (ko) | 납골묘비석 | |
| JPH0318590Y2 (ja) | ||
| JPH0636187Y2 (ja) | 集合墓石構造 | |
| KR950008469Y1 (ko) | 가족용 납골 분묘 | |
| KR200186936Y1 (ko) | 다층 납골묘 | |
| JPH03144081A (ja) | 組立式の墓構造 | |
| JP2001152697A (ja) | 永代供養墓兼用永代供養納骨設備 | |
| KR200278391Y1 (ko) | 납골묘 | |
| KR200278390Y1 (ko) | 계단식 납골묘 |