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JP3230146U - 永代供養墓構造、及び供養施設 - Google Patents

永代供養墓構造、及び供養施設 Download PDF

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Abstract

【課題】故人の遺骨の前で供養する古くからある固有形態の墓と同じ形態を永代に渡って維持することができる永代供養墓構造及び供養施設を提供する。【解決手段】永代に渡って先祖供養するための永代供養墓構造であって、敷地全体に敷設された石材からなる土台上に設置され、故人毎の複数の区画領域15を有する石材からなる基部3と、故人毎のそれら複数の区画領域15毎に設けられ、かつ故人毎の名前又は家名が記された石材からなる複数の墓標4と、複数の墓標4の各々に対応するように、各墓標4に隣接して設けられた複数の遺骨収納部5とを備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、永代に渡って先祖供養するための永代供養墓構造と、その永代供養墓構造を備える供養施設に関するものである。
先祖の供養を行うにあたり、近年における家族構成の変化等に伴って霊園やお寺に永代供養を委託する遺族が多くなってきている。例えば特許文献1には、永代供養墓兼用永代供養納骨設備として、手前に設置された供養部と、この供養部の後部の地上又は地下に設けられた納骨室と、後壁面に設けられた墓誌とを備え、これらを覆う屋根を設けたものが記載されている。
特許文献2には、四方を壁で囲われた建物の内部に設けられ、遺骨の収納器を載置する複数の窪みを有する棚板と、遺骨を収納可能な陶器製又は樹脂製の仏像型の収納器とを備え、棚板の複数の窪みに収納器を粘着テープで固定する永代供養墓が記載されている。
特開2001−152697号公報 特開2013−92044号公報
特許文献1の永代供養墓兼用永代供養納骨設備に設置された納骨部は、各家の使用部分となる。この設備では、地下又は地上に複数の納骨部が存在し、各家の墓誌は、壁面に並べられており、納骨部と墓誌は異なる箇所に設けられており、供養部も共同のものである。遺族は、故人の遺骨を収納されている場所がわからないまま、対応する墓誌の前辺りの共同供養部に立って供養するのみとなる。つまり遺族にとっては、他家にも対応する供養箇所で、故人を供養することになる合祀形態と変わらないことになる。
特許文献2の永代供養墓では、仏像型の収納器は長径2.5cm、短径2cmといった小型のものであり、その収納器に粉状の遺骨を入れ、残りをカロートに合祀する。この状態で7回忌まで供養し、7回忌が過ぎた後に、収納器の内部の遺骨をカロートに33回忌まで供養する。この永代供養墓の収納器は非常に小さく、しかも遺骨の一時な保管機能しかもたず、一定の年月が過ぎれば、故人の遺骨は合祀となる。
一方、合祀形態ではなく、故人の遺骨の前で供養する古くからある自己の家の墓と同じ形態を永代に渡って維持したいという要求は多い。上記の特許文献1及び特許文献2の設備では、このような要求に応えることはできない。
本考案は従来技術の問題点に鑑み、故人の遺骨の前で供養する古くからある固有形態の墓と同じ形態を永代に渡って維持することができる永代供養墓構造、及び供養施設を提供することを目的とする。
本考案の永代供養墓構造は、永代に渡って先祖供養するための永代供養墓構造であって、当該永代供養墓構造を構築する敷地全体に敷設された石材からなる土台と、前記土台上に設置され故人毎の複数の区画領域を有する石材からなる基部と、前記基部における故人毎の複数の区画領域毎に設けられ、かつ故人毎の名前又は家名が記された石材からなる複数の墓標と、前記複数の墓標の各々に対応するように、当該各墓標内又は当該各墓標に隣接して設けられた複数の遺骨収納部と、を備えたものである。
本考案の永代供養墓構造によれば、石材からなる基部が、故人毎の複数の区画領域を有し、その故人毎の区画領域に故人毎の名前又は家名が記された石材からなる墓標が設置されている。故人毎の遺骨を収納する複数の遺骨収納部は、複数の墓標の各々に対応するように、当該各墓標内又は当該各墓標に隣接して設けられているため、合祀形態ではなく、故人の遺骨の前で供養する固有形態の墓と同じ形態を永代に渡って維持することができる。また全ての構成部材が石材からなるため損傷を起こすことがなく、お墓を永代に渡って維持することができる。
例えば、前記各遺骨収納部を前記各墓標の下部又は後部に設け、かつ開閉自在な蓋を有するものとすればよい。
当該永代供養墓構造を構築する敷地を露出させない状態で一体的な構造物として構成されている永代供養墓構造とすれば、構造物全体を非常に綺麗な状態で維持することができる。
遺族が踏み入れて前記各墓標に向かうための供養領域を有しているものとすれば、綺麗に整頓された、遺族にとって安心して供養できるお墓となる。
本考案の供養施設は、上記のいずれかに記載の永代供養墓構造が土地の一部に構築されている供養施設である。
本考案の供養施設の土地の一部に構築された永代供養墓構造によれば、石材からなる基部が、故人毎の複数の区画領域を有し、その故人毎の区画領域に故人毎の名前又は家名が記された石材からなる墓標が設置されている。故人毎の遺骨を収納する複数の遺骨収納部は、複数の墓標の各々に対応するように、当該各墓標内又は当該各墓標に隣接して設けられているため、合祀形態ではなく、故人の遺骨の前で供養する固有形態の墓と同じ形態を永代に渡って維持することができる。また全ての構成部材が石材からなるため損傷を起こすことがなく、お墓を永代に渡って維持することができる。例えば供養施設を、霊園やお寺とし、その一部に、上記本考案の永代供養墓構造を構築すればよい。
本考案によれば、石材からなる基部の故人毎の区画領域に故人毎の墓標が設置され、故人毎の遺骨を収納する複数の遺骨収納部が当該各墓標内又は当該各墓標に隣接して設けられているため、故人の遺骨の前で供養する固有形態の墓と同じ形態を永代に渡って維持することができる。
本考案の一実施形態に係る永代供養墓構造を表す斜視図である。 墓標とその近傍の断面図である。 他の形態に係る遺骨収納部とその近傍の断面図である。 本考案の永代供養墓構造の他の例を表す斜視図である。 本考案の永代供養墓構造の他の例を表す斜視図である。
本考案の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施形態に係る永代供養墓構造1を表す斜視図である。永代供養墓構造1は、永代に渡って先祖供養するための墓の構造であり、当該永代供養墓構造1を構築する敷地全体に敷設された石材からなる土台2と、土台2上に設置された石材からなる基部3と、故人毎の名前又は家名が記された石材からなる複数の墓標4と、故人の遺骨を収納する複数の遺骨収納部5とを備えている。
永代供養墓構造1は、当該永代供養墓構造1を構築する敷地を露出させない状態で一体的な構造物として構成されている。永代供養墓構造1の土台2の中央部には、遺族が踏み入れて墓標4に向かうための供養領域10が設けられている。本実施形態では、土台2上の基部3は、供養領域から見て左右側の第1基部3a、第2基部3b、正面側の第3基部3cで構成されている。
本実施形態の土台2と第1〜第3基部3a〜3cは一体的に形成されている。第1及び第2基部3a、3bの前面側には石材からなる前壁11が固定されており、この前壁11に献花台等が設けられている。第1及び第2基部3a、3bの間には、供養領域10に上がるための階段12が設けられている。第3基部3cの中央には観音像等の設置部13が設けられている。
第1〜第3基部3a〜3cはそれぞれ段々状に構成されており、下側から下段部、中段部、上段部が形成されている。下段部、中段部、上段部には、それぞれ故人毎の複数の区画領域15が横方向に並ぶように構成されている。
各墓標4は、第1〜第3基部3a〜3cにおける故人毎の複数の区画領域15毎に設けられる。図1では、第1基部3aの一部の故人の区画領域15毎に、各家に対応する墓標4が建てられている。墓標4は基部3と別体のものであり、凹凸状の嵌合手段等によって各区画領域15に後から取り付けることができる。例えば墓標4の下面に凸部を形成し、それと共に基部3の各区画領域15にそれに対応する凹部を形成しておき、これらを嵌め合わせればよい。基部3への墓標4の取り付け方法は限定されない。各家の墓標4は、遺族の依頼に応じて、要望のある空きの区画領域15に順次建てていけばよい。
図2は墓標4とその近傍の断面図である。複数の墓標4が取り付けられている基部3には、複数の遺骨収納部5が設けられている。遺骨収納部5は、複数の墓標4の各々に対応するように、当該各墓標4内又は当該各墓標4に隣接して設けられる。本実施形態の各遺骨収納部5は、各墓標4の下部に設けられている。
遺骨収納部5の上部開口には、蓋体20が取り付けられており、この蓋体20に重ねるようにして閉塞板21が固定されている。蓋体20には遺骨を入れるための貫通孔が形成され、この貫通孔を塞ぐようにして閉塞板21が設置されている。図3は他の形態に係る遺骨収納部5とその近傍の断面図である。この形態では、各遺骨収納部5は、各墓標4の後部に2つ設けられている。このように1つの墓標4に対応する遺骨収納部5の設置箇所、設置個数は適宜変更できる。
遺骨収納部5は、故人毎又は家毎の墓標4に対応して、その故人毎又は家毎に設けられている。従って1つの遺骨収納部5には、その家の故人のみの遺骨、又は先祖代々の遺骨のみが納められる。例えば故人の遺骨のみを納骨してもよいし、故人の遺骨を納骨した後、その故人の家系である配偶者や子の遺骨などを追加で納骨してもよい。1つの墓標4に対して、遺骨をその墓標4内、又はその墓標4に近接して存在させることで、その遺族が向かい合う際に先祖供養への安心感を向上させることができる。
図4及び図5は永代供養墓構造の他の例を表す斜視図である。図4の永代供養墓構造1では、複数の遺骨収納部5が全体として扇状に設置されている。各遺骨収納部5に対応する墓標4を遺骨収納部5の上に設置して、複数の墓標4が中央部から見て扇状に配置される。
図5の永代供養墓構造1では、土台2上に2つの基部3が構成されており、一方の基部には段々状に遺骨収納部5が構成されて、これに対応する墓標4が建てられる。他方の基部3には、一方の基部3に構成された遺骨収納部5と対面する段々状の遺骨収納部5が構成されている。更にこの遺骨収納部5の背面側には、平面状に遺骨収納部5が構成されている。2つの基部3、3の間に、遺族が踏み入れて墓標4に向かうための供養領域10が設けられており、その奥に観音像30が設置されている。
上記実施形態の永代供養墓構造1を、霊園やお寺の土地の一部に構築することで、遺族は、従来の墓参りと同じような気持ちで先祖供養をすることができ、先祖供養への高い安心感を得ることができる。
本実施形態の永代供養墓構造1によれば、石材からなる基部3が、故人毎の複数の区画領域15を有し、その故人毎の区画領域15に故人毎の名前又は家名が記された石材からなる墓標4が設置されている。故人毎の遺骨を収納する複数の遺骨収納部5は、複数の墓標4の各々に対応するように、当該各墓標4内又は当該各墓標4に隣接して設けられているため、合祀形態ではなく、故人の遺骨の前で供養する固有形態の墓と同じ形態を永代に渡って維持することができる。また全ての構成部材が石材からなるため損傷を起こすことがなく、お墓を永代に渡って維持することができる。
永代供養墓構造1を構築する敷地を露出させない状態で一体的な構造物として構成されているため、構造物全体を非常に綺麗な状態で維持することができる。遺族が踏み入れて墓標4に向かうための供養領域10を有しているため、綺麗に整頓された、遺族にとって安心して供養できるお墓となる。
本考案は上記の実施形態に限定するものではない。開示した実施形態は本考案に係る永代供養墓構造の例示であり制限的なものではない。永代供養墓構造の全体構成、石材の種類、墓標の形、大きさ、遺骨収納部、墓標を設ける数等は本考案の効果を損なわない限りにおいてどのようなものであってもよい。
1 永代供養墓構造
2 土台
3 基部
4 墓標
5 遺骨収納部
10 供養領域
15 区画領域

Claims (5)

  1. 永代に渡って先祖供養するための永代供養墓構造であって、
    当該永代供養墓構造を構築する敷地全体に敷設された石材からなる土台と、
    前記土台上に設置され故人毎の複数の区画領域を有する石材からなる基部と、
    前記基部における故人毎の複数の区画領域毎に設けられ、かつ故人毎の名前又は家名が記された石材からなる複数の墓標と、
    前記複数の墓標の各々に対応するように、当該各墓標内又は当該各墓標に隣接して設けられた複数の遺骨収納部と、を備えた永代供養墓構造。
  2. 前記各遺骨収納部が前記各墓標の下部又は後部に設けられ、かつ開閉自在な蓋を有している請求項1に記載の永代供養墓構造。
  3. 当該永代供養墓構造を構築する敷地を露出させない状態で一体的な構造物として構成されている請求項1又は2に記載の永代供養墓構造。
  4. 遺族が踏み入れて前記各墓標に向かうための供養領域を有している請求項3に記載の永代供養墓構造。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の永代供養墓構造が土地の一部に構築されている供養施設。
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