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JPH05171846A - シリンダカバー開閉装置 - Google Patents

シリンダカバー開閉装置

Info

Publication number
JPH05171846A
JPH05171846A JP33920991A JP33920991A JPH05171846A JP H05171846 A JPH05171846 A JP H05171846A JP 33920991 A JP33920991 A JP 33920991A JP 33920991 A JP33920991 A JP 33920991A JP H05171846 A JPH05171846 A JP H05171846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cylinder lock
lever
protrusion
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33920991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Tanaka
芳已 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP33920991A priority Critical patent/JPH05171846A/ja
Publication of JPH05171846A publication Critical patent/JPH05171846A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ錠を交換することなく後付けし得る
シリンダカバー開閉装置を提供する。 【構成】 自動車のトランク等のウィングにシリンダ錠
の周囲を囲むホディ1を固定し、このボディ1にシリン
ダ錠の端面を覆うリッド5を回動自在に装着し、付勢部
材10でリッド5を閉止方向及びボディ1の表面方向に
付勢し、ボディ1とリッド5との対向面に係合部26,
27を形成し、ボディ1にレバー23を設け、リッド5
を開放した時に係合部26,27を係合させて開放状態
に維持し、シリンダ錠に差し込んだキーの解錠動作にレ
バー23を連動させてリッド5をボディ1から浮かせて
係合部26,27の係合を解除し、キーを抜いた時に付
勢部材10の付勢力でリッド5をレバー23と共に閉止
方向に復帰させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のトランク、或
いはグローブボックス等のウィングに設けられたシリン
ダ錠の一端を開閉するシリンダカバー開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のトランク、或いはグローブボッ
クス等のウィングには、このウィングを施錠するための
シリンダ錠が設けられ、さらに、防水及び防塵のため、
或いは外観美を向上させるために、シリンダ錠の端面を
覆うシリンダカバー開閉装置が取り付けられている車種
も存在するが、普及型の車種にはシリンダカバー開閉装
置は取り付けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユーザーの要求でシリ
ンダカバー開閉装置を装着する場合には、シリンダ錠も
交換しなければならず、また、ユーザー自身での取付作
業も極めて面倒である。この作業をディーラーに依頼す
れば高い部品代及び工賃が要求される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダ錠の
操作により開閉されるウィングの表面に固定手段により
固定される接合面と前記シリンダ錠に対向する開口部と
が形成されたボディと、少なくとも前記開口部の面積よ
り大きな面積をもつリッドと、前記ボディに設けられて
前記リッドを前記ボディの表面に沿って回動自在及びこ
のボディの表面に対して接離自在に支承する支承部と、
前記リッドを閉止方向及び前記ボディの表面方向に付勢
する付勢部材と、前記ボディの表面と前記リッドの内面
とに形成されて前記リッドの開放時に弾発的に係合する
係合部と、前記シリンダ錠の中心部に突出する突片と前
記リッドの内面に向けて突出する突起とを有して前記シ
リンダ錠の中心部側に付勢されて前記ボディに回動自在
に装着されたレバーと、前記リッドの回動中心を中心と
する半径上において所定の長さにわたって前記リッドの
内面に形成され前記突起に接触する堤部と、この堤部に
形成され少なくとも一側に斜面を有して前記突起に係止
される凹部とにより構成した。
【0005】
【作用】リッドとレバーとが取り付けられたボディを固
定手段によりウィングに取り付けた状態では、ボディの
開口面に嵌合されたシリンダ錠の端面をリッドで覆うこ
とができる。これにより、シリンダ錠を交換することな
くボディをリッドとともに容易に取り付けることができ
る。シリンダ錠の解錠に際して、付勢力に抗してリッド
を開放方向に回動させると、リッドの堤部とレバーの突
起との当接によりリッドがボディから浮くためリッドの
係合部がボディの係合部を乗り越え、リッドを所定角度
回動させた状態では、リッドの堤部に形成された凹部が
レバーの突起に係合するため、リッドを付勢部材の付勢
力によりボディ側に接近させ、リッドの係合部とボディ
の係合部とを係合させてリッドを開放状態に維持させる
ことができる。この状態で、シリンダ錠にキーを差し込
み、キーを回動するとレバーがキーにより戻され突起が
リッドの凹部の斜面に乗り上げるため、付勢部材の付勢
力に抗してリッドをボディから浮かせ係合部の係合を解
除させることができ、したがって、キーを抜いた時に付
勢部材の付勢力でリッドを自動的に復帰させることがで
きる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は分解斜視図で、図中、1はボディである。こ
のボディ1には、自動車のトランク等のウィング(図示
せず)の表面に固定手段である両面接着シート2により
接合される接合面3と、中央に位置する開口部4とが形
成されている。ボディ1の表面を覆うリッド5の内面の
隅部には軸6が立設され、この軸6を回動自在及び軸方
向に摺動自在に支承する支承部7が前記ボディ1に形成
されている。この軸6にはボディ1の裏側で両端にフッ
ク8,9を有するスプリング10が嵌合され、この軸6
の先端には突片11を有するばね受け12が固定的に嵌
合されている。このスプリング10は、ばね受け12と
ボディ1の裏面との間で圧縮され、一方のフック8はボ
ディ1の裏面に形成されたリブ(図示せず)に保持さ
れ、他方のフック9は捻じり方向に撓まされてばね受け
12の突片11に係止されている。すなわち、このスプ
リング10は、前記リッド5をボディ1の表面に沿う閉
止方向(時計方向)に付勢するとともに、ボディ1の表
面に密着させる方向に付勢する付勢部材としての機能を
有する。
【0007】また、前記ボディ1の表面と前記リッド5
の内面とには、互いに当接することによりリッド5の閉
止位置を定めるストッパ13,14と、互いに当接する
ことによりリッド5の開放方向への回動角度を制限する
ストッパ15,16とが形成されている。また、ボディ
1の表面には、ボス17と相対向するリブ18とストッ
パ19とが形成されている。そして、後述するシリンダ
錠の中心部に延出する突片20と、前記ストッパ19に
対向するストッパ21と、リッド5の内面に向けて突出
する突起であるピン22とを有するレバー23が前記ボ
ス17に回動自在に保持されている。突片20の先端部
分には先端縁に向かうに従い次第に板厚が薄くなる方向
に傾斜する面取部20aが形成されている。さらに、一
端が前記リブ18に挾持され他端がレバー23のストッ
パ21に当接されてこのレバー23をシリンダ錠の中心
部側に付勢するスプリング24が設けられている。
【0008】さらに、前記リッド5の内面には前記軸6
を中心とする半径上において所定の長さを有する弧状の
リブ25が形成され、このリブ25の下端には係合部2
6が形成され、この係合部26に係合される係合部27
が前記ボディ1の表面に形成されている。前記リブ25
の下端と前記係合部27の上端とには互いに滑り運動を
許容する方向に傾斜する斜面28,29が形成されてい
る。さらに、前記リッド5の内面には、前記軸6を中心
とする半径上において所定の長さにわたって前記ピン2
2に接触する弧状の堤部30が形成され、この堤部30
の一端にはピン22の端面に対して滑り運動を許容する
方向に傾斜された斜面31が形成され、堤部30の他端
付近には斜面31から遠くなるに従い次第に深さを増す
方向に傾斜された斜面32を有する凹部33が形成され
ている。さらに、前記リッド5の内面の両側には、前記
ピン22との干渉を防止するための切欠34,35が形
成されている。
【0009】このような構成において、リッド5とレバ
ー23とが取り付けられたボディ1は、両面接着シール
2により自動車のトランク等のウィングの表面に容易に
取り付けられる。この状態では、図2(b)(c)に示
すように、ウィングに設けられたシリンダ錠36がボデ
ィ1の開口面4に嵌合され、このシリンダ錠36の端面
をリッド5で覆うことができる。これにより、シリンダ
錠36を交換することなくボディ1をリッド5とともに
容易に取り付けることができる。また、両面接着シート
2はクッション性を有するため、ボディ1の接合面3を
ウィングの表面に馴染ませて固定することできる。
【0010】そして、シリンダ錠36の解錠に際して、
図2(a)及び図3(a)に示す状態から、図2(b)
及び図3(b)に示すように、スプリング10の付勢力
に抗してリッド5を開放方向に回動させると、リッド5
の堤部30とレバー23のピン22との当接によりリッ
ド5がボディ1から浮くため、リッド5のリブ25がボ
ディ1の係止部27を乗り越えて係合部26,27同志
が当接状態で係合する。この時、堤部30の一端にはピ
ン22に対する滑り運動を許容する斜面31が形成さ
れ、しかも、リブ25の下端と係合部27上端とにも互
いに滑り運動を許容する斜面28,29が形成されてい
るため、リッド5を速やかにボディ1から浮かせて滑ら
かに回動させることができる。なお、斜面31又は斜面
28,29の一方を省略しても同様の目的を達成するこ
とができる。また、リッド5は手で開放方向に回動させ
るため、この時にリッド5をボディ1から浮かせながら
回動させることもできる。したがって、斜面28,2
9,31は必ずしも形成しなくてもよい。
【0011】このように、リッド5を所定角度回動させ
た状態では、リッド5の堤部30に形成された凹部33
がレバー23のピン22に係合するため、リッド5はス
プリング10の付勢力によりボディ1側に引き寄せら
れ、リッド5の係合部26とボディ1の係合部27とを
係合させてリッド5を開放状態に維持させることができ
る。この状態では、シリンダ錠36のキー穴の一部がレ
バー23の突片20覆われるが、この突片20の先端部
には面取部20aが形成されているため、キー穴にキー
を差し込む時にキーの先端と面取部20aとの当接力に
より生ずる分力によってレバー23は反時計方向に変位
してキー穴を開放する。この状態で、キーを回動する
と、図2(c)、図3(c)、図4(a)に示すよう
に、スプリング24の付勢力に抗してレバー23がキー
により反時計方向に戻され、ピン22がリッド5の凹部
33の斜面32に乗り上げるため、スプリング10の付
勢力に抗してリッド5をボディ1から浮かせ係合部2
6,27の係合を解除させることができる。しかし、図
4(b)に示すように、キーを元に戻しても抜かない限
り、レバー23の復帰がキーにより阻止され、レバー2
3のピン22とリッド5の凹部33との係合により、リ
ッド5の復帰動作も阻止される。図4(c)に示すよう
に、キーを抜いた時には、スプリング10の付勢力でリ
ッド5を時計方向に自動的に復帰させることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、シリンダ錠の操作により開閉
されるウィングの表面に固定手段により固定される接合
面と前記シリンダ錠に対向する開口部とが形成されたボ
ディと、少なくとも前記開口部の面積より大きな面積を
もつリッドと、前記ボディに設けられて前記リッドを前
記ボディの表面に沿って回動自在及びこのボディの表面
に対して接離自在に支承する支承部と、前記リッドを閉
止方向及び前記ボディの表面方向に付勢する付勢部材
と、前記ボディの表面と前記リッドの内面とに形成され
て前記リッドの開放時に弾発的に係合する係合部と、前
記シリンダ錠の中心部に突出する突片と前記リッドの内
面に向けて突出する突起とを有して前記シリンダ錠の中
心部側に付勢されて前記ボディに回動自在に装着された
レバーと、前記リッドの回動中心を中心とする半径上に
おいて所定の長さにわたって前記リッドの内面に形成さ
れ前記突起に接触する堤部と、この堤部に形成され少な
くとも一側に斜面を有して前記突起に係止される凹部と
により構成したので、リッドとレバーとが取り付けられ
たボディを固定手段によりウィングに取り付けた状態で
は、ボディの開口面に嵌合されたシリンダ錠の端面をリ
ッドで覆うことができる。これにより、シリンダ錠を交
換することなくボディをリッドとともに容易に取り付け
ることができ、シリンダ錠の解錠に際して、付勢力に抗
してリッドを開放方向に回動させると、リッドの堤部と
レバーの突起との当接によりリッドがボディから浮くた
めリッドの係合部がボディの係合部を乗り越え、リッド
を所定角度回動させた状態では、リッドの堤部に形成さ
れた凹部がレバーの突起に係合するため、リッドを付勢
部材の付勢力によりボディ側に接近させ、リッドの係合
部とボディの係合部とを係合させてリッドを開放状態に
維持させることができ、この状態で、シリンダ錠にキー
を差し込み、キーを回動するとレバーがキーにより戻さ
れ突起がリッドの凹部の斜面に乗り上げるため、付勢部
材の付勢力に抗してリッドをボディから浮かせ係合部の
係合を解除させることができ、したがって、キーを抜い
た時に付勢部材の付勢力でリッドを自動的に復帰させる
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】リッドの開放動作を示す正面図である。
【図3】リッドの開放動作及びレバーの動作を示す正面
図である。
【図4】リッドの閉止動作及びレバーの動作を示す正面
図である。
【図5】リッドの堤部とレバーの突起との関係を示す断
面図である。
【図6】リッドの内面とボディの内面とに形成された係
合部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 固定手段 3 接合面 4 開口部 5 リッド 7 支承部 10 付勢部材 20 突片 22 突起 23 レバー 26,27 係合部 30 堤部 32 斜面 33 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ錠の操作により開閉されるウィ
    ングの表面に固定手段により固定される接合面と前記シ
    リンダ錠に対向する開口部とが形成されたボディと、少
    なくとも前記開口部の面積より大きな面積をもつリッド
    と、前記ボディに設けられて前記リッドを前記ボディの
    表面に沿って回動自在及びこのボディの表面に対して接
    離自在に支承する支承部と、前記リッドを閉止方向及び
    前記ボディの表面方向に付勢する付勢部材と、前記ボデ
    ィの表面と前記リッドの内面とに形成されて前記リッド
    の開放時に弾発的に係合する係合部と、前記シリンダ錠
    の中心部に突出する突片と前記リッドの内面に向けて突
    出する突起とを有して前記シリンダ錠の中心部側に付勢
    されて前記ボディに回動自在に装着されたレバーと、前
    記リッドの回動中心を中心とする半径上において所定の
    長さにわたって前記リッドの内面に形成され前記突起に
    接触する堤部と、この堤部に形成され少なくとも一側に
    斜面を有して前記突起に係止される凹部とよりなること
    を特徴とするシリンダカバー開閉装置。
JP33920991A 1991-12-24 1991-12-24 シリンダカバー開閉装置 Withdrawn JPH05171846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33920991A JPH05171846A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 シリンダカバー開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33920991A JPH05171846A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 シリンダカバー開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05171846A true JPH05171846A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18325276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33920991A Withdrawn JPH05171846A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 シリンダカバー開閉装置

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JP (1) JPH05171846A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311