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JPH0512453Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512453Y2
JPH0512453Y2 JP7882186U JP7882186U JPH0512453Y2 JP H0512453 Y2 JPH0512453 Y2 JP H0512453Y2 JP 7882186 U JP7882186 U JP 7882186U JP 7882186 U JP7882186 U JP 7882186U JP H0512453 Y2 JPH0512453 Y2 JP H0512453Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
locking hole
lock piece
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7882186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62190067U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7882186U priority Critical patent/JPH0512453Y2/ja
Publication of JPS62190067U publication Critical patent/JPS62190067U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0512453Y2 publication Critical patent/JPH0512453Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は物品収納体として利用できるように内
部に容体を埋設した自動車用座席のアームレスト
において、前記容体を被う蓋体の容体に対するロ
ツク装置に関する。
(従来の技術) 従来容体を有するアームレストは第7図に示す
ように、その前面側に設けたレバーaを操作する
ことにより、容体A′を被う蓋体B′のロツク状態
を解除し、次にストラツプbを引くことにより開
蓋する構造である。
ところで、斯る構造のアームレストは容体前方
側にコントロールユニツト(座席の傾斜角度、自
動車の窓の開閉などを調節操作するための操作部
を収納したユニツト)を配設すると、このユニツ
トによつてレバーaなどの蓋体B′の開閉用操作
部をアームレストの前面側に設けることができな
い。
そこで、コントロールユニツトの後方に、蓋体
付きの容体を埋設すると、この蓋体を開閉する操
作部を設ける必要がある。この操作部は座席に着
座した左右の乗員が使用できるように蓋体の上面
側に配設するのが望ましい。そして、蓋体を開閉
操作する操作部として種々のものが考えられるが
(例えば操作レバーをスライドさせることにより
蓋体のロツクを解除するもの、或いはストラツプ
を引くことによりロツクが解除されるもの……)、
押ボタンによりロツクを解除するものはアームレ
ストの外観を損なわれないため好ましい(スライ
ド式はスライド用の長孔が、またストラツプ式は
ストラツプが、アームレストの表面に夫々露出す
るからである)。
そして、押ボタンによつてロツクを解除した際
に、蓋体が容体の上面より自動的に持ち上げる構
造にすると、蓋体が解放し易くなる。そのため、
ロツク片をロツク解除後容体側に設けたばねの弾
性によつて上方に弾発することによつて蓋体を上
方に持ち上げる方法が考えられる。
ところが、この方法によると、ロツク片はロツ
クの前後において上方にばねにより弾発されるた
め、ロツク状態及びロツク解除状態にロツク片を
作動させる際に、ばねの弾発によつてその作動が
スムーズに行なうことができないし、またロツク
状態を確実にすることができない不具合があつ
た。
(目的) そこで本考案の目的とするところは押ボタンに
よつて蓋体の容体に対するロツク状態を解除して
開蓋する構造のアームレストにおいて、ロツク片
の作動性の向上を図ると共にロツク状態を確実に
することである。
(構成) 以上の目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、蓋体を被せる容体側に蓋体側のロツ
ク片が係合する係止孔と、この係止孔内に内蔵し
て上方に付勢する押圧子とを設け、一方蓋体側に
は前記係止孔に係合し且つ回動自在に軸着したロ
ツク片と、このロツク片の近傍に固定しロツク片
に対して容体側方向への突出量が大きく前記係止
孔内に前記押圧子の押圧力に抗して差込まれる差
込片とを設けてなるものである。
(作用) 蓋体側のロツク片と差込片を、容体側の押圧子
の押圧力に抗して係止孔に、差込んでロツク片を
係止孔に係合させてロツクする際、差込片の長さ
がロツク片に対して長いので差込片によつて係止
孔内の押圧子を下方に押動し、ロツク片には押圧
子が接触しない。また、ロツク状態を解除する
際、差込片で押圧子の押圧力を受けている。その
ため、ロツクする際、或いはロツク状態を解除す
る際、蓋体を上方に持ち上げる容体側の押圧子の
押圧力が、ロツク片に作用しないので、ロツク片
の作動がスムーズに行なわれ、またロツク状態も
確実になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第6図は本考案に係る蓋体のロツク装置を備え
たアームレストを示し、図中Bは蓋体で、コント
ロールユニツトCの後方に埋設されている容体A
の上面を被蓋しており、その蓋体Bは後部側端縁
が容体Aに回動可能に取付けられ、この取付部を
中心に回動して開閉する構造であり、蓋体Bと容
体Aとは蓋体Bの前側中央に設けたロツク機構に
よつて係止している。
前記蓋体Bは上板3と下板2とから構成され、
その上板3と下板2とは所定の間隙をあけて一体
に固定され、この間隙を上下方向に挿通する通孔
31と28が両板3,2に開孔され、一方、通孔
28に対応する容体Aの孔縁には係止孔11が設
けてある。そして、前記下板2の通孔28の左右
両端縁には上側が軸受部22a,22aとなり下
側が下板2の底面より容体A側に突出形成されて
いる差込片22,22が設けてある。またその通
孔22の後端縁には案内筒29が上向きに突設さ
れており、前記軸受部22a,22aに、ロツク
片21がピン25によつて回動可能に軸着され、
ロツク片21は通孔28より下方に突出し上板3
の通孔31方向に延設したアーム23,23が一
体に形成され、ピン25に巻装したばね26によ
つてロツク片21が容体Aの係止孔11に係合す
るように付勢されている。
そして、容体Aの係止孔11内には、有底の角
筒14が一体に形成され、この角筒14内には圧
縮ばね13の弾力によつて係止孔11を設けた容
体Aのフランヂ部と同一平面状になるように付勢
されている押圧子12が装着されている。
以上のロツク片21と一体のアーム23,23
にはピン27によつて押ボタン24のL字状脚部
24b,24bが連結され、その押ボタン24は
その頭部が上板3の通孔31より露出するように
装着され、その通孔31の孔縁にはガニツシユ3
2が固着されている。図中24aは押ボタン24
の脚部24b,24b側に突設し前記案内筒29
に挿入する軸12たけである。
以上の差込片22,22は第5図に示すように
ロツク片21と共に蓋体Bの底面側より外力に突
出し、その突出量はロツク片21より大に形成さ
れている。
従つて、第1図に示すように、蓋体Bを下方に
押圧すると、差込片22,22は係止孔11内は
圧縮ばね13の弾力に抗して係止孔11内に差込
まれ、この差込片22,22に差込みによつて同
時にロツク片21も係止孔11内に挿入し、ロツ
ク片21を係合方向に回動するばね26の弾力に
よつてロツク片21が係止孔11の孔縁に係合し
ロツク状態になる。
また、第2図に示すように押ボタン24を下方
(矢印方向)に押圧するとピン25を中心にロツ
ク片21が回動するため、ロツク片21は係止孔
11の孔縁より離脱しロツク状態が解除すると同
時に圧縮ばね13に付勢されている押圧子12の
押圧力によつて差込片22,22は上方に弾発さ
れる。従つて、蓋体Bは容体Aの上面より差込片
22,22の前記突出量分上方に持ち上げられる
ため、蓋体Bはその後端側端縁を中心に回動可能
となり開放できる。
(効果) 本考案によれば、容体の係止孔に差込まれるロ
ツク片と差込片とは、その差込片がロツク片に対
して容体側方向に長く形成してあるのでロツク解
除時に蓋体を持ち上げる容体側の押圧子の押圧力
を差込片で規制し、押圧子の押圧力が直接ロツク
片に作用しない。
そのため、ロツク片の作動がスムーズになりそ
の作動性が向上する。しかもロツク片は押圧子の
押圧力に影響されないためロツクが確実に行なわ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案を示し、第1図は要
部の縦断面側面図、第2図は第1図における−
線断面図、第3図はロツク状態の縦断側面図、
第4図は要部の分解斜視図、第5図は蓋体の底面
側からの斜視図、第6図は本装置を備えたアーム
レストの斜視図、第7図は従来品の蓋付アームレ
ストの斜視図である。 図中、Aは容体、Bは蓋体、11は係止孔、1
2は押圧子、21はロツク片、22,22は差込
片を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アームレストに上面解放状の容体を埋設し、こ
    の容体を被う蓋体のロツク装置において、前記容
    体側に、係止孔と、この係止孔内に内蔵しばねに
    より上方に付勢される押圧子とを設け、前記蓋体
    に、容体方向に回動自在に軸着し且つ前記係止孔
    に係合するロツク片と、このロツク片の近傍に固
    定しロツク片に対して容体方向への突出量が大で
    前記係止孔内に前記押圧子の押圧力に抗して差込
    まれる差込片とを設けてなることを特徴とするア
    ームレストにおける蓋体のロツク装置。
JP7882186U 1986-05-27 1986-05-27 Expired - Lifetime JPH0512453Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7882186U JPH0512453Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7882186U JPH0512453Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62190067U JPS62190067U (ja) 1987-12-03
JPH0512453Y2 true JPH0512453Y2 (ja) 1993-03-30

Family

ID=30928115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7882186U Expired - Lifetime JPH0512453Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712179Y2 (ja) * 1989-02-08 1995-03-22 小島プレス工業株式会社 自動車用コンソールボックス
JP5838623B2 (ja) * 2011-07-06 2016-01-06 沖電気工業株式会社 ロック装置
JP6528262B2 (ja) * 2015-01-06 2019-06-12 森六テクノロジー株式会社 物入れ

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Publication number Publication date
JPS62190067U (ja) 1987-12-03

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