JPH05163394A - 透明性と柔軟性に優れたポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents
透明性と柔軟性に優れたポリプロピレン樹脂組成物Info
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- JPH05163394A JPH05163394A JP32847391A JP32847391A JPH05163394A JP H05163394 A JPH05163394 A JP H05163394A JP 32847391 A JP32847391 A JP 32847391A JP 32847391 A JP32847391 A JP 32847391A JP H05163394 A JPH05163394 A JP H05163394A
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- ethylene
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 シンジオタクチックポリプロピレン(A) 5〜7
0wt% 、芳香族ビニル化合物の重合体と水素添加された
共役ジエン系重合体からなるブロック重合体(B)95〜30
wt% からなることを特徴とするポリプロピレン樹脂組成
物 【効果】 透明性と柔軟性及び耐衝撃性に優れた樹脂組
成物が得られる
0wt% 、芳香族ビニル化合物の重合体と水素添加された
共役ジエン系重合体からなるブロック重合体(B)95〜30
wt% からなることを特徴とするポリプロピレン樹脂組成
物 【効果】 透明性と柔軟性及び耐衝撃性に優れた樹脂組
成物が得られる
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は透明性と柔軟性に優れ
たポリプロピレン樹脂組成物に関する。
たポリプロピレン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、食品包装材料、医療器具等の分
野における透明で柔軟な成形品を得る成形材料として種
々のものが提案され実用化されてきた。
野における透明で柔軟な成形品を得る成形材料として種
々のものが提案され実用化されてきた。
【0003】その中でも、軟質塩化ビニルを用いた成形
材料は、柔軟性、透明性に優れ、また安価である。しか
し、軟質塩化ビニルは、通常多量の可塑剤を含んでいる
ため徐々に可塑剤が逸散して硬化し、ことにシート状成
形物から作成した包装袋、チューブ等に於ては内容物に
可塑剤が移行して衛生上問題を生じる恐れがある。ま
た、成形物に残留する塩化ビニルモノマーを極度に減少
させないと衛生上問題を生じる恐れがあった。
材料は、柔軟性、透明性に優れ、また安価である。しか
し、軟質塩化ビニルは、通常多量の可塑剤を含んでいる
ため徐々に可塑剤が逸散して硬化し、ことにシート状成
形物から作成した包装袋、チューブ等に於ては内容物に
可塑剤が移行して衛生上問題を生じる恐れがある。ま
た、成形物に残留する塩化ビニルモノマーを極度に減少
させないと衛生上問題を生じる恐れがあった。
【0004】この点に関して、可塑剤を含まず透明性、
柔軟性等の諸物性を備えた成形用樹脂組成物としてスチ
レン−ブタジエン−スチレンブロックポリマー、スチレ
ン−イソプレン−ブタジエンコポリマー等のブロックポ
リマーを更に水添処理して得られる水素添加ブロックポ
リマーをベースとしてこれにアイソタクチックポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレンア
クリエートを配合してなる混合樹脂が提案されている
(例えば特開昭54-88950、特開昭58-215446 、特開昭59-
74158) 。特にエチレン−プロピレンランダムポリマー
を用いた組成物は、透明性に優れていることがこれらの
特許で開示されている。
柔軟性等の諸物性を備えた成形用樹脂組成物としてスチ
レン−ブタジエン−スチレンブロックポリマー、スチレ
ン−イソプレン−ブタジエンコポリマー等のブロックポ
リマーを更に水添処理して得られる水素添加ブロックポ
リマーをベースとしてこれにアイソタクチックポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレンア
クリエートを配合してなる混合樹脂が提案されている
(例えば特開昭54-88950、特開昭58-215446 、特開昭59-
74158) 。特にエチレン−プロピレンランダムポリマー
を用いた組成物は、透明性に優れていることがこれらの
特許で開示されている。
【0005】一方、プロピレンは、剛性が高い為に組成
物として柔軟性を高めるには、多量のゴムを加える必要
があり、その結果ポリプロピレン本来の優れた耐薬品性
が十分に発揮されない問題があった。また、ゴムが多い
と表面がべとつきシート、フィルム、ペレット、袋、チ
ューブ等に加工した場合に、ブロッキングし易く、適当
なブロッキング防止剤や、粘着防止剤、滑剤を樹脂組成
物に練り込む、成形品の表面にまぶす等の方法が必要で
あった。樹脂組成物で成形された容器の中に、食品、輸
血用血液等を詰める場合、ブロッキング防止剤等の添加
剤により内容物が汚染される恐れがあり好ましくなかっ
た。
物として柔軟性を高めるには、多量のゴムを加える必要
があり、その結果ポリプロピレン本来の優れた耐薬品性
が十分に発揮されない問題があった。また、ゴムが多い
と表面がべとつきシート、フィルム、ペレット、袋、チ
ューブ等に加工した場合に、ブロッキングし易く、適当
なブロッキング防止剤や、粘着防止剤、滑剤を樹脂組成
物に練り込む、成形品の表面にまぶす等の方法が必要で
あった。樹脂組成物で成形された容器の中に、食品、輸
血用血液等を詰める場合、ブロッキング防止剤等の添加
剤により内容物が汚染される恐れがあり好ましくなかっ
た。
【0006】一方最近では、塩素を多量に含む塩化ビニ
ル樹脂を焼却した場合、塩素ガスが発生し、それが大気
中に発散すると酸性雨等を引き起こし地球規模の環境破
壊の原因になるのでないかと疑われており、焼却しても
有害ガスを発生しない塩化ビニルの代替品が求められて
いる。
ル樹脂を焼却した場合、塩素ガスが発生し、それが大気
中に発散すると酸性雨等を引き起こし地球規模の環境破
壊の原因になるのでないかと疑われており、焼却しても
有害ガスを発生しない塩化ビニルの代替品が求められて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 すなわち本発明は、
耐薬品性に優れ、可塑剤等の浮き出し、移行が無く、焼
却燃焼時に環境に悪影響を与える有害ガスの発生が無
い、透明性と柔軟性に優れた樹脂組成物を提供する事に
ある。
耐薬品性に優れ、可塑剤等の浮き出し、移行が無く、焼
却燃焼時に環境に悪影響を与える有害ガスの発生が無
い、透明性と柔軟性に優れた樹脂組成物を提供する事に
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明者等は、前述の
問題点を解決すべく鋭意研究を進めた結果、シンジオタ
クチックポリプロピレンに芳香族ビニル化合物モノマー
と水素添加された共役ジエン化合物モノマーからなるブ
ロック共重合ゴムを配合すると耐薬品性に優れ、燃焼時
に有害なガスの発生が無く透明性と柔軟性に優れた樹脂
組成物である事を見いだし本発明に達した。すなわち本
発明は、シンジオタクチックポリプロピレン(A)5〜
70wt%、芳香族ビニル化合物の重合体と水素添加さ
れた共役ジエン系重合体からなるブロック重合体(B)
95〜30wt%からなることを特徴とするポリプロピ
レン樹脂組成物である。本発明の樹脂組成物では、シン
ジオタクチックポリプロピレンを5〜70wt%好まし
くは、30〜70wt%を用いる。5wt%未満では、
耐薬品性、耐熱性に劣る。シンジオタクチックポリプロ
ピレンを用いることにより得られる樹脂組成物の透明性
と柔軟性が従来のアイソタクチックポリプロピレンを使
用したものに比べて優れる。また、従来のアイソタクチ
ックエチレン−プロピレンブロック共重合体を使用した
物は、エチレン−プロピレンランダム共重合体を用いた
場合に比べ著しく透明性が低かったが、シンジオタクチ
ックエチレン−プロピレンブロック共重合体を用いても
十分透明性に優れる。また、シンジオタクチックポリプ
ロピレンは、アイソタクチックポリプロピレンに比べ、
剛性が低いので同等の柔軟性を得る為にポリプロピレン
に加えるゴムの配合量が少なくてすみ、配合したゴムに
よる耐薬品性の低下が従来のアイソタクチックポリプロ
ピレンを使用した物に比べて少なく、また価格的にも安
価である。
問題点を解決すべく鋭意研究を進めた結果、シンジオタ
クチックポリプロピレンに芳香族ビニル化合物モノマー
と水素添加された共役ジエン化合物モノマーからなるブ
ロック共重合ゴムを配合すると耐薬品性に優れ、燃焼時
に有害なガスの発生が無く透明性と柔軟性に優れた樹脂
組成物である事を見いだし本発明に達した。すなわち本
発明は、シンジオタクチックポリプロピレン(A)5〜
70wt%、芳香族ビニル化合物の重合体と水素添加さ
れた共役ジエン系重合体からなるブロック重合体(B)
95〜30wt%からなることを特徴とするポリプロピ
レン樹脂組成物である。本発明の樹脂組成物では、シン
ジオタクチックポリプロピレンを5〜70wt%好まし
くは、30〜70wt%を用いる。5wt%未満では、
耐薬品性、耐熱性に劣る。シンジオタクチックポリプロ
ピレンを用いることにより得られる樹脂組成物の透明性
と柔軟性が従来のアイソタクチックポリプロピレンを使
用したものに比べて優れる。また、従来のアイソタクチ
ックエチレン−プロピレンブロック共重合体を使用した
物は、エチレン−プロピレンランダム共重合体を用いた
場合に比べ著しく透明性が低かったが、シンジオタクチ
ックエチレン−プロピレンブロック共重合体を用いても
十分透明性に優れる。また、シンジオタクチックポリプ
ロピレンは、アイソタクチックポリプロピレンに比べ、
剛性が低いので同等の柔軟性を得る為にポリプロピレン
に加えるゴムの配合量が少なくてすみ、配合したゴムに
よる耐薬品性の低下が従来のアイソタクチックポリプロ
ピレンを使用した物に比べて少なく、また価格的にも安
価である。
【0009】本発明で使用するシンジオタクチックポリ
プロピレンは、特開平2-41303 等に開示されているカミ
スキー型触媒を用いる事により高純度のシンジオタクチ
ックポリプロピレンを得ることができ、スラリー重合
法、塊状重合法、気相重合法のいずれの重合方法でも多
量に製造可能である。さらに、これ等の触媒を用いると
従来のアイソタクチックポリプロピレンを重合する触媒
では困難であった、低プロピレン含有量のα−オレフィ
ンとの均一なランダム共重合体を容易に製造できるの
で、この低プロピレン含有量のα−オレフィンとの均一
なランダム共重合体を用いるとプロピレン単独重合体を
用いた場合よりも透明性、柔軟性が更に優れたポリプロ
ピレン樹脂組成物が得られる。
プロピレンは、特開平2-41303 等に開示されているカミ
スキー型触媒を用いる事により高純度のシンジオタクチ
ックポリプロピレンを得ることができ、スラリー重合
法、塊状重合法、気相重合法のいずれの重合方法でも多
量に製造可能である。さらに、これ等の触媒を用いると
従来のアイソタクチックポリプロピレンを重合する触媒
では困難であった、低プロピレン含有量のα−オレフィ
ンとの均一なランダム共重合体を容易に製造できるの
で、この低プロピレン含有量のα−オレフィンとの均一
なランダム共重合体を用いるとプロピレン単独重合体を
用いた場合よりも透明性、柔軟性が更に優れたポリプロ
ピレン樹脂組成物が得られる。
【0010】本発明の樹脂組成物の材料として用いるシ
ンジオタクチックポリプロピレンのラセミペンタッド(r
rrr)分率は、好ましくは60%以上、特に好ましくは8
5%以上であり、60%未満の物は、透明性には問題無
いが耐熱性、、成形性があまり優れない。本発明では、
シンジオタクチックホモポリプロピレンの他、プロピレ
ンとエチレン、ブテン等の他のαオレフィンとのランダ
ム、または、ブロック共重合体であっても透明性に優れ
るが、特にエチレンを0.2〜6wt%を含むランダム
プロピレン−エチレン共重合体が特に透明性に優れる。
シンジオタクチックポリプロピレンのメルトインデック
スは特に限定されないが、得られる樹脂組成物を使用す
る成形方法が射出成形法の場合2〜100g/10mi
n、押出成形法の場合0.1〜4g/10minの物が
好ましい。
ンジオタクチックポリプロピレンのラセミペンタッド(r
rrr)分率は、好ましくは60%以上、特に好ましくは8
5%以上であり、60%未満の物は、透明性には問題無
いが耐熱性、、成形性があまり優れない。本発明では、
シンジオタクチックホモポリプロピレンの他、プロピレ
ンとエチレン、ブテン等の他のαオレフィンとのランダ
ム、または、ブロック共重合体であっても透明性に優れ
るが、特にエチレンを0.2〜6wt%を含むランダム
プロピレン−エチレン共重合体が特に透明性に優れる。
シンジオタクチックポリプロピレンのメルトインデック
スは特に限定されないが、得られる樹脂組成物を使用す
る成形方法が射出成形法の場合2〜100g/10mi
n、押出成形法の場合0.1〜4g/10minの物が
好ましい。
【0011】本発明の樹脂組成物では、芳香族ビニル化
合物の重合体と水素添加された共役ジエン系重合体から
なるブロック共重合体を95〜30wt%を用いる。9
5wt%を越えると耐熱性、耐薬品性、成形性が劣り、
30wt%未満では、得られる樹脂組成物の柔軟性が不
十分である。
合物の重合体と水素添加された共役ジエン系重合体から
なるブロック共重合体を95〜30wt%を用いる。9
5wt%を越えると耐熱性、耐薬品性、成形性が劣り、
30wt%未満では、得られる樹脂組成物の柔軟性が不
十分である。
【0012】本発明の樹脂組成物では、芳香族ビニル化
合物の重合体と水素添加された共役ジエン系重合体から
なるブロック共重合体の水素添加物としては、例えば、
スチレン、α−メチルスチレン、クロルスチレン等の芳
香族モノマーよりなる重合体とブタジエン、イソプレ
ン、クロロプレン等の共役ジエンモノマーよりなる重合
体からなるジブロック、トリブロック共重合体を水素添
加したゴムが挙げられる。特に、スチレン−ブタジエン
ジブロック共重合体の水素添加物(SEB)、スチレン
−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体の水素添
加物(SEBS)、スチレン−イソプレンジブロック共
重合体の水素添加物(SEP)、スチレン−イソプレン
−スチレントリブロック共重合体の水素添加物(SEP
S)が好ましい。
合物の重合体と水素添加された共役ジエン系重合体から
なるブロック共重合体の水素添加物としては、例えば、
スチレン、α−メチルスチレン、クロルスチレン等の芳
香族モノマーよりなる重合体とブタジエン、イソプレ
ン、クロロプレン等の共役ジエンモノマーよりなる重合
体からなるジブロック、トリブロック共重合体を水素添
加したゴムが挙げられる。特に、スチレン−ブタジエン
ジブロック共重合体の水素添加物(SEB)、スチレン
−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体の水素添
加物(SEBS)、スチレン−イソプレンジブロック共
重合体の水素添加物(SEP)、スチレン−イソプレン
−スチレントリブロック共重合体の水素添加物(SEP
S)が好ましい。
【0013】また、本発明では、芳香族モノマーが10
〜40wt%の芳香族ビニル化合物の重合体と水素添加
された共役ジエン系重合体からなるブロック共重合体を
水素添加したゴムを用いる事が好ましく、芳香族モノマ
ーが10wt%未満のゴムを水素添加したものは、得ら
れる樹脂組成物の傷つき性が優れず、40wt%を越え
る物は、柔軟性に劣る。
〜40wt%の芳香族ビニル化合物の重合体と水素添加
された共役ジエン系重合体からなるブロック共重合体を
水素添加したゴムを用いる事が好ましく、芳香族モノマ
ーが10wt%未満のゴムを水素添加したものは、得ら
れる樹脂組成物の傷つき性が優れず、40wt%を越え
る物は、柔軟性に劣る。
【0014】本発明の樹脂組成物は、透明性、耐薬品
性、柔軟性を著しく低下させない範囲でシンジオタクチ
ックポリプロピレン、芳香族ビニル化合物の重合体と水
素添加された共役ジエン系重合体からなるブロック共重
合体の水素添加物以外の樹脂、ゴムを添加しても良い。
たとえば、エチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチ
レン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、エチレン
−ブテンゴム(EBM)、プロピレン−ブテンゴム、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度
ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、エチレン−エチ
ルアクリエート共重合体(EEA)、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)、ポリブテン等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、バッグ等に加工した際、内容物
に著しく悪影響を及ぼさない範囲で、必要に応じて可塑
剤、ブロッキング防止剤、滑剤、結晶核剤、紫外線吸収
剤、熱安定剤、耐放射線剤、染料、顔料等の各種添加剤
を添加しても良い。
性、柔軟性を著しく低下させない範囲でシンジオタクチ
ックポリプロピレン、芳香族ビニル化合物の重合体と水
素添加された共役ジエン系重合体からなるブロック共重
合体の水素添加物以外の樹脂、ゴムを添加しても良い。
たとえば、エチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチ
レン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、エチレン
−ブテンゴム(EBM)、プロピレン−ブテンゴム、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度
ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、エチレン−エチ
ルアクリエート共重合体(EEA)、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)、ポリブテン等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、バッグ等に加工した際、内容物
に著しく悪影響を及ぼさない範囲で、必要に応じて可塑
剤、ブロッキング防止剤、滑剤、結晶核剤、紫外線吸収
剤、熱安定剤、耐放射線剤、染料、顔料等の各種添加剤
を添加しても良い。
【0015】本発明の樹脂組成物を溶融混練するには、
バンバリーミキサー、コーニーダー、押出機、熱ロー
ル、カレンダーロール等の方法により溶融混練した後、
続けてシート、チューブ、フイルム状に成形したり、予
めペレットにした後、押出機等によりシート、チュー
ブ、フィルムに加工出来る。また、本発明では、シンジ
オタクチックポリプロピレンを多量に加えても、優れた
透明性と柔軟性を有するので、ポリプロピレンを多量に
含む樹脂組成物では、射出成形等の方法によっても、シ
ート、チューブ、袋等を成形可能であり生産性に優れ
る。
バンバリーミキサー、コーニーダー、押出機、熱ロー
ル、カレンダーロール等の方法により溶融混練した後、
続けてシート、チューブ、フイルム状に成形したり、予
めペレットにした後、押出機等によりシート、チュー
ブ、フィルムに加工出来る。また、本発明では、シンジ
オタクチックポリプロピレンを多量に加えても、優れた
透明性と柔軟性を有するので、ポリプロピレンを多量に
含む樹脂組成物では、射出成形等の方法によっても、シ
ート、チューブ、袋等を成形可能であり生産性に優れ
る。
【0016】
【実施例】以下実施例により更に詳細に説明する。な
お、樹脂組成物の柔軟性は、曲げ弾性率をASTM D
−790法により測定し、−40℃におけるIzo衝撃
強さは、ASTM D−256法により測定(厚み6m
m、切彫ノッチ)、透明性は、厚みが2mmの射出成形
法により得たシートの全光線透過率とヘイズを測定し、
メルトインデックスは、230℃、2.16kg/cm
2 の条件で測定した。
お、樹脂組成物の柔軟性は、曲げ弾性率をASTM D
−790法により測定し、−40℃におけるIzo衝撃
強さは、ASTM D−256法により測定(厚み6m
m、切彫ノッチ)、透明性は、厚みが2mmの射出成形
法により得たシートの全光線透過率とヘイズを測定し、
メルトインデックスは、230℃、2.16kg/cm
2 の条件で測定した。
【0017】実施例1〜3 触媒として、イソブロピル(シクロペンタジフェニル)
ジルコニウムクロリド、助触媒として、メチルアルミノ
キサンを使用し、トルエン中にプロピレンガスを吹き込
みシンジオタクチックホモポリプロピレンを重合した。
メルトインデックスは、10g/10min、シンジオ
タクチックペンタッド分率は92%であった(SPP−
1)。この樹脂60、50、30重量%に水素添加スチ
レン−ブタジエントリブロック共重合体(SEBS)と
して″クレイトンG−1652(シェル化学(株)製、
メルトインデックス 1.9g/10min、スチレン
含有量 29wt%)を40、50、70重量%、添加
剤として樹脂100重量部に対してイルガノックス10
10を0.1重量部、アイオノールを0.05重量部、
ステアリン酸カルシウムを0.1重量部配合し、ヘンシ
ェルミキサーにより十分に混合した後、2軸押出機によ
り190℃の温度で溶融混練し押出しペレットを得た。
得られたペレットを用い型締め圧100tの射出成形機
により厚み2mmm 、縦横がそれぞれ180mm、80
mmのシートを得、成形後20時間、50℃でアニーリ
ングした後、曲げ弾性率、全光線透過率、ヘイズを測定
した。配合比と物性を表−1に示す。
ジルコニウムクロリド、助触媒として、メチルアルミノ
キサンを使用し、トルエン中にプロピレンガスを吹き込
みシンジオタクチックホモポリプロピレンを重合した。
メルトインデックスは、10g/10min、シンジオ
タクチックペンタッド分率は92%であった(SPP−
1)。この樹脂60、50、30重量%に水素添加スチ
レン−ブタジエントリブロック共重合体(SEBS)と
して″クレイトンG−1652(シェル化学(株)製、
メルトインデックス 1.9g/10min、スチレン
含有量 29wt%)を40、50、70重量%、添加
剤として樹脂100重量部に対してイルガノックス10
10を0.1重量部、アイオノールを0.05重量部、
ステアリン酸カルシウムを0.1重量部配合し、ヘンシ
ェルミキサーにより十分に混合した後、2軸押出機によ
り190℃の温度で溶融混練し押出しペレットを得た。
得られたペレットを用い型締め圧100tの射出成形機
により厚み2mmm 、縦横がそれぞれ180mm、80
mmのシートを得、成形後20時間、50℃でアニーリ
ングした後、曲げ弾性率、全光線透過率、ヘイズを測定
した。配合比と物性を表−1に示す。
【0018】比較例1 実施例1で用いたシンジオタクチツクホモポリプロピレ
ンにSEBSを配合せずに溶融混練しペレットを得、シ
ートを成形した。実施例1と同様にして諸物性を測定し
たが、曲げ弾性率が高く、柔軟性に乏しかった。また、
全光線透過率、ヘイズ、Izo衝撃強さも低く透明性に
劣っていた。配合比と物性を表−1に示す。
ンにSEBSを配合せずに溶融混練しペレットを得、シ
ートを成形した。実施例1と同様にして諸物性を測定し
たが、曲げ弾性率が高く、柔軟性に乏しかった。また、
全光線透過率、ヘイズ、Izo衝撃強さも低く透明性に
劣っていた。配合比と物性を表−1に示す。
【0019】実施例4、5 実施例1と同様な触媒、助触媒を使用しトルエン中にプ
ロピレンとエチレンを98:2wtの混合比で吹き込み
シンジオタクチックプロピレン−エチレンランダム共重
合体を得た(エチレン含有量 2.2wt%、メルトイ
ンデックス 2.0g/10min 、SPP−2)。
このポリプロピレンエチレンランダム共重合体30、7
0wt%に水素添加スチレン−イソプレン−スチレント
リブロック共重合体″セプトン2002″(クラレ
(株)製、メルトインデックス 100g/10mi
n、 スチレン含有量 30wt%)を70、30wt
%配合し、実施例1と同様に溶融混練し、シートを成形
した。配合比と物性を表−2に示す。
ロピレンとエチレンを98:2wtの混合比で吹き込み
シンジオタクチックプロピレン−エチレンランダム共重
合体を得た(エチレン含有量 2.2wt%、メルトイ
ンデックス 2.0g/10min 、SPP−2)。
このポリプロピレンエチレンランダム共重合体30、7
0wt%に水素添加スチレン−イソプレン−スチレント
リブロック共重合体″セプトン2002″(クラレ
(株)製、メルトインデックス 100g/10mi
n、 スチレン含有量 30wt%)を70、30wt
%配合し、実施例1と同様に溶融混練し、シートを成形
した。配合比と物性を表−2に示す。
【0020】実施例6 実施例1と同様な触媒を用いて、ヘキセン−1の存在下
にプロピレンとヘキセン−1の共重合を行い、ヘキセン
−1含有率7.2%、メルトインデックス10g/10
minのシンジオタクチックプロピレン−ヘキセン−1
ランダム共重合体を得た(SPP−3)。このランダム
共重合体70wt%と実施例4で用いた水素添加スチレ
ン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体30w
t%を配合し、実施例1と同様に溶融混練し、シートを
成形した。物性結果を表−2に示す。
にプロピレンとヘキセン−1の共重合を行い、ヘキセン
−1含有率7.2%、メルトインデックス10g/10
minのシンジオタクチックプロピレン−ヘキセン−1
ランダム共重合体を得た(SPP−3)。このランダム
共重合体70wt%と実施例4で用いた水素添加スチレ
ン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体30w
t%を配合し、実施例1と同様に溶融混練し、シートを
成形した。物性結果を表−2に示す。
【0021】比較例2 通常のAA型三塩化チタンとジエチルアルキルアルミニ
ウムモノクロライドを触媒として得られたアイソタクチ
ックプロピレン−エチレンランダム共重合体(エエチレ
ン含有量2.2wt%、メルトインデックス 1.5g
/10min、IPP−1)を70wt%、実施例4と
同様のSEPSを30wt%を使用した以外は、実施例
4と同様に溶融混練し、シートを成形した。曲げ弾性率
が実施例5と比べて高く、柔軟性に乏しくまた光線透過
率、ヘイズ、Izod衝撃強さも劣っていた。配合比と
物性を表−2に示す。
ウムモノクロライドを触媒として得られたアイソタクチ
ックプロピレン−エチレンランダム共重合体(エエチレ
ン含有量2.2wt%、メルトインデックス 1.5g
/10min、IPP−1)を70wt%、実施例4と
同様のSEPSを30wt%を使用した以外は、実施例
4と同様に溶融混練し、シートを成形した。曲げ弾性率
が実施例5と比べて高く、柔軟性に乏しくまた光線透過
率、ヘイズ、Izod衝撃強さも劣っていた。配合比と
物性を表−2に示す。
【0022】実施例7、8 実施例1と同様な触媒、助触媒を使用しトルエン中にホ
モ部を重合した後、プロピレンとエチレンの1/1wt
の混合ガスを吹き込みシンジオタクチックプロピレン−
エチレンブロック共重合体を得た(エチレン含有量 1
0.3wt%、メルトインデックス 15.0g/10
min、SPP−4)。このブロックポリプロピレン6
0、50wt%に水素添加スチレン−イソプレンジブロ
ック共重合体(SEP)″セプトン1001″(クラレ
(株)製、メルトインデックス0.1g/10min、
スチレン含有量 35wt%))を40、50wt%を
o合し、実施例1と同様に溶融混練し、シートを成形し
た。本実施例で使用したのはプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体であったが透明性に優れたシートが得られ
た。配合比と物性を表−3 に示す。
モ部を重合した後、プロピレンとエチレンの1/1wt
の混合ガスを吹き込みシンジオタクチックプロピレン−
エチレンブロック共重合体を得た(エチレン含有量 1
0.3wt%、メルトインデックス 15.0g/10
min、SPP−4)。このブロックポリプロピレン6
0、50wt%に水素添加スチレン−イソプレンジブロ
ック共重合体(SEP)″セプトン1001″(クラレ
(株)製、メルトインデックス0.1g/10min、
スチレン含有量 35wt%))を40、50wt%を
o合し、実施例1と同様に溶融混練し、シートを成形し
た。本実施例で使用したのはプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体であったが透明性に優れたシートが得られ
た。配合比と物性を表−3 に示す。
【0023】比較例3 比較例2と同様の触媒を用いて重合されたアイソタクチ
ックエチレン−プロピレンブロック共重合体(エチレン
含有量 10.5wt%、メルトインデックス20g/
10min、IPP−2)を実施例6と同様にして溶融
混練し、シートを成形した。ブロックポリプロピレンで
ある為に透明性が低かった。また柔軟性、Izod衝撃
強さも劣っていた。配合比と物性を表−3 に示す。
ックエチレン−プロピレンブロック共重合体(エチレン
含有量 10.5wt%、メルトインデックス20g/
10min、IPP−2)を実施例6と同様にして溶融
混練し、シートを成形した。ブロックポリプロピレンで
ある為に透明性が低かった。また柔軟性、Izod衝撃
強さも劣っていた。配合比と物性を表−3 に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、従来のアイソタ
クチックポリプロピレンと、芳香族ビニル化合物と水素
添加された共役ジエンからなるブロックブロック共重合
体ゴムよりなる樹脂組成物に比べ同じゴム量でより優れ
た透明性と柔軟性を有す。また、ゴムの配合量が少なく
ても十分に優れた透明性と柔軟性を有すのでポリプロピ
レンが多く、耐薬品性に優れ、ブロッキング防止剤等を
含まずともブロッキングが少ない材料を提供出来る。ま
た、本発明の樹脂組成物は、塩化ビニル樹脂の様に燃焼
時に塩素化合物等の有害ガスを発生する事が無いので環
境破壊の恐れが低い。
クチックポリプロピレンと、芳香族ビニル化合物と水素
添加された共役ジエンからなるブロックブロック共重合
体ゴムよりなる樹脂組成物に比べ同じゴム量でより優れ
た透明性と柔軟性を有す。また、ゴムの配合量が少なく
ても十分に優れた透明性と柔軟性を有すのでポリプロピ
レンが多く、耐薬品性に優れ、ブロッキング防止剤等を
含まずともブロッキングが少ない材料を提供出来る。ま
た、本発明の樹脂組成物は、塩化ビニル樹脂の様に燃焼
時に塩素化合物等の有害ガスを発生する事が無いので環
境破壊の恐れが低い。
Claims (1)
- 【請求項1】 シンジオタクチックポリプロピレン
(A)5〜70wt%、芳香族ビニル化合物の重合体と
水素添加された共役ジエン系重合体からなるブロック重
合体(B)95〜30wt%からなることを特徴とする
ポリプロピレン樹脂組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32847391A JPH05163394A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 透明性と柔軟性に優れたポリプロピレン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32847391A JPH05163394A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 透明性と柔軟性に優れたポリプロピレン樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163394A true JPH05163394A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18210664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32847391A Pending JPH05163394A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 透明性と柔軟性に優れたポリプロピレン樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05163394A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USH1518H (en) * | 1993-11-03 | 1996-02-06 | Shell Oil Company | Impact modification of polypropylene with styrene/isoprene triblock copolymers |
JPH0959455A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-04 | Mitsubishi Chem Corp | 医療バッグ用重合体組成物及び医療用バッグ |
WO1999042520A1 (en) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | High-friction polymer blends comprising polypropylene and thermoplastic block copolymers |
US6242532B1 (en) * | 1996-06-20 | 2001-06-05 | Fina Technology, Inc. | Polymer blends of olefin elastomers, syndiotactic polypropylene and styrene-butadiene-styrene copolymers, method of blending, products made therefrom, and method of making products |
WO2005075558A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-18 | Renolit Ag | Syndiotatic polypropylene composition comprising a thermoplastic elastomer |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP32847391A patent/JPH05163394A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USH1518H (en) * | 1993-11-03 | 1996-02-06 | Shell Oil Company | Impact modification of polypropylene with styrene/isoprene triblock copolymers |
JPH0959455A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-04 | Mitsubishi Chem Corp | 医療バッグ用重合体組成物及び医療用バッグ |
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WO1999042520A1 (en) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | High-friction polymer blends comprising polypropylene and thermoplastic block copolymers |
US6359068B1 (en) | 1998-02-18 | 2002-03-19 | 3M Innovative Properties Company | High-friction polymer blends comprising polypropylene and thermoplastic block copolymers |
WO2005075558A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-18 | Renolit Ag | Syndiotatic polypropylene composition comprising a thermoplastic elastomer |
JP2007526935A (ja) * | 2004-01-30 | 2007-09-20 | レノリット アクチェンゲゼルシャフト | 熱可塑性エラストマーを含むシンジオタクチックポリプロピレン組成物 |
KR101284486B1 (ko) * | 2004-01-30 | 2013-07-23 | 레놀리트 에스이 | 열가소성 탄성 중합체를 포함하는 신디오택틱 폴리프로필렌조성물 |
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