JPH05136634A - 入力切換増幅回路 - Google Patents
入力切換増幅回路Info
- Publication number
- JPH05136634A JPH05136634A JP3212794A JP21279491A JPH05136634A JP H05136634 A JPH05136634 A JP H05136634A JP 3212794 A JP3212794 A JP 3212794A JP 21279491 A JP21279491 A JP 21279491A JP H05136634 A JPH05136634 A JP H05136634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- amplifier
- voltage
- input
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数の入力信号の選択を電子的に制御して回
路構成の簡略化、小型化及び信頼性の向上を図るととも
に、切換え時のノイズの発生を防止する。 【構成】 第1及び第2の信号源として磁気ヘッド36
A、36Bが設置されており、これら磁気ヘッド36
A、36Bの再生信号、から一方を選択する入力切換増
幅器20が設置され、この入力切換増幅器20には第1
及び第2の入力信号に対応してそれぞれ増幅器22A、
22Bが設置され、これらの動作切換回路24が設置さ
れている。そして、各増幅器22A、22Bの出力側に
は、中段増幅器26及び出力段増幅器28が設置されて
いる。また各増幅器22A、22Bの入力点と帰還点と
の間には電源投入時の電位変動を抑制し、ポップ音の発
生を防止する電位平衡回路30が設置されている。さら
に各増幅器22A、22Bに対して一定の直流バイアス
を与えるバイアス回路32が設置されている。
路構成の簡略化、小型化及び信頼性の向上を図るととも
に、切換え時のノイズの発生を防止する。 【構成】 第1及び第2の信号源として磁気ヘッド36
A、36Bが設置されており、これら磁気ヘッド36
A、36Bの再生信号、から一方を選択する入力切換増
幅器20が設置され、この入力切換増幅器20には第1
及び第2の入力信号に対応してそれぞれ増幅器22A、
22Bが設置され、これらの動作切換回路24が設置さ
れている。そして、各増幅器22A、22Bの出力側に
は、中段増幅器26及び出力段増幅器28が設置されて
いる。また各増幅器22A、22Bの入力点と帰還点と
の間には電源投入時の電位変動を抑制し、ポップ音の発
生を防止する電位平衡回路30が設置されている。さら
に各増幅器22A、22Bに対して一定の直流バイアス
を与えるバイアス回路32が設置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の入力信号から
任意のものを選択して取り出す入力切換増幅回路に係
り、例えば、磁気ヘッドの再生出力を増幅して取り出す
場合のヘッドアンプ等の信号選択に適した増幅回路に関
する。
任意のものを選択して取り出す入力切換増幅回路に係
り、例えば、磁気ヘッドの再生出力を増幅して取り出す
場合のヘッドアンプ等の信号選択に適した増幅回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のオートリバースデッキ用
プリアンプ部の構成を示す。録音テープの走行方向を反
転して再生トラックを自動的に切り換えるようにされた
オートリバース用デッキでは、ステレオ再生用の左右の
チャンネル毎に磁気ヘッド2A、2Bが設置されてい
る。各磁気ヘッド2A、2Bの再生出力は、再生トラッ
クに応じてリレー4の動作により選択されて増幅器6に
加えられる。この場合、リレー4の励磁コイル8は、オ
ートリバーススイッチによる反転状態の検出に基づいて
励磁が切り換えられて、その接点10が磁気ヘッド2
A、2Bの何れかの側に切り換えられる。リレー4の切
換えによって選択された再生入力信号は、増幅器6で増
幅された後、出力端子12から出力される。なお、増幅
器6の帰還回路には、イコライザ素子14が設置されて
いる。
プリアンプ部の構成を示す。録音テープの走行方向を反
転して再生トラックを自動的に切り換えるようにされた
オートリバース用デッキでは、ステレオ再生用の左右の
チャンネル毎に磁気ヘッド2A、2Bが設置されてい
る。各磁気ヘッド2A、2Bの再生出力は、再生トラッ
クに応じてリレー4の動作により選択されて増幅器6に
加えられる。この場合、リレー4の励磁コイル8は、オ
ートリバーススイッチによる反転状態の検出に基づいて
励磁が切り換えられて、その接点10が磁気ヘッド2
A、2Bの何れかの側に切り換えられる。リレー4の切
換えによって選択された再生入力信号は、増幅器6で増
幅された後、出力端子12から出力される。なお、増幅
器6の帰還回路には、イコライザ素子14が設置されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の入力
信号から特定の入力信号の選択にリレーを用いた場合、
電子スイッチに比較して高価であること、選択操作が機
械的であるために動作の信頼性が低く、不安定であるこ
と、リレーを駆動するための電源が別途必要となり、そ
のため、周辺部分の配線が複雑化してリレーの設置に加
えて配線の複雑化によって装置の小型化を妨げること、
その動作切換え時に発生する磁気が雑音の原因になり、
しかも、切換えタイミングが合わせ難いこと、切換え時
のチャタリングによって雑音が発生し、その雑音が聴覚
上不快感を生じさせること等の欠点がある。
信号から特定の入力信号の選択にリレーを用いた場合、
電子スイッチに比較して高価であること、選択操作が機
械的であるために動作の信頼性が低く、不安定であるこ
と、リレーを駆動するための電源が別途必要となり、そ
のため、周辺部分の配線が複雑化してリレーの設置に加
えて配線の複雑化によって装置の小型化を妨げること、
その動作切換え時に発生する磁気が雑音の原因になり、
しかも、切換えタイミングが合わせ難いこと、切換え時
のチャタリングによって雑音が発生し、その雑音が聴覚
上不快感を生じさせること等の欠点がある。
【0004】そこで、この発明は、複数の入力信号の選
択を電子的に制御して回路構成の簡略化、小型化及び信
頼性の向上を図るとともに、切換え時にノイズが生じな
いようにした入力切換増幅回路を提供することを目的と
する。
択を電子的に制御して回路構成の簡略化、小型化及び信
頼性の向上を図るとともに、切換え時にノイズが生じな
いようにした入力切換増幅回路を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の入力切換増幅
回路は、第1及び第2の信号源(磁気ヘッド36A、3
6B)に対応して設置され、これら第1及び第2の信号
源からの入力信号を個別に増幅するとともに、その増幅
出力が出力回路(中段増幅器26及び出力段増幅器2
8)及び帰還回路(イコライザ素子46)を通して帰還
される共通の帰還点を備え、この帰還点と前記第1及び
第2の信号源の基準電位点との間に利得決定素子(4
2)が接続された第1及び第2の増幅器(入力段増幅器
22A、22B)と、これら第1及び第2の増幅器毎に
設置された第1及び第2のトランジスタ(76、78)
のエミッタを第1の抵抗(81、82)によって共通化
してなる差動スイッチ回路が設置され、前記第1又は第
2のトランジスタのスイッチングによって前記各増幅器
に選択的に動作電流を流して前記増幅器の動作を切り換
える動作切換回路(24)と、第1及び第2の直流電圧
を発生し、前記第1のトランジスタのベースに前記第1
の直流電圧を加え、かつ、前記第1及び第2の信号源の
前記基準電位点に前記第2の直流電圧を加えるととも
に、前記第1の信号源を通して前記第1の増幅器の入力
点、前記第2の信号源を通して前記第2の増幅器の入力
点に前記第2の直流電圧を加える直流電圧発生回路(バ
イアス回路32)と、前記第1及び第2の信号源の前記
基準電位点と前記第1及び第2の増幅器の前記帰還点と
の間を第2の抵抗(93)を介して接続し、前記第1の
信号源を通して前記第1の増幅器の入力点、前記第2の
信号源を通して前記第2の増幅器の入力点の各電位と前
記帰還点の電位を同電位にする電位平衡回路(30)
と、前記第1の直流電圧に対して高又は低レベルを成し
て前記第1又第2のトランジスタを選択的に動作状態に
切り換える制御電圧を発生する切換制御回路(60)
と、この切換制御回路が発生した前記制御電圧を緩やか
なレベル変化に変換して前記第2のトランジスタのベー
スに加える時定数回路(59)とを備えたことを特徴と
する。
回路は、第1及び第2の信号源(磁気ヘッド36A、3
6B)に対応して設置され、これら第1及び第2の信号
源からの入力信号を個別に増幅するとともに、その増幅
出力が出力回路(中段増幅器26及び出力段増幅器2
8)及び帰還回路(イコライザ素子46)を通して帰還
される共通の帰還点を備え、この帰還点と前記第1及び
第2の信号源の基準電位点との間に利得決定素子(4
2)が接続された第1及び第2の増幅器(入力段増幅器
22A、22B)と、これら第1及び第2の増幅器毎に
設置された第1及び第2のトランジスタ(76、78)
のエミッタを第1の抵抗(81、82)によって共通化
してなる差動スイッチ回路が設置され、前記第1又は第
2のトランジスタのスイッチングによって前記各増幅器
に選択的に動作電流を流して前記増幅器の動作を切り換
える動作切換回路(24)と、第1及び第2の直流電圧
を発生し、前記第1のトランジスタのベースに前記第1
の直流電圧を加え、かつ、前記第1及び第2の信号源の
前記基準電位点に前記第2の直流電圧を加えるととも
に、前記第1の信号源を通して前記第1の増幅器の入力
点、前記第2の信号源を通して前記第2の増幅器の入力
点に前記第2の直流電圧を加える直流電圧発生回路(バ
イアス回路32)と、前記第1及び第2の信号源の前記
基準電位点と前記第1及び第2の増幅器の前記帰還点と
の間を第2の抵抗(93)を介して接続し、前記第1の
信号源を通して前記第1の増幅器の入力点、前記第2の
信号源を通して前記第2の増幅器の入力点の各電位と前
記帰還点の電位を同電位にする電位平衡回路(30)
と、前記第1の直流電圧に対して高又は低レベルを成し
て前記第1又第2のトランジスタを選択的に動作状態に
切り換える制御電圧を発生する切換制御回路(60)
と、この切換制御回路が発生した前記制御電圧を緩やか
なレベル変化に変換して前記第2のトランジスタのベー
スに加える時定数回路(59)とを備えたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】この発明の入力切換増幅回路では、切換制御回
路が発生した制御電圧を時定数回路に加えて緩やかなレ
ベル変化の制御電圧に変換した後、動作切換回路に加え
る。動作切換回路は第1及び第2の増幅器に対応して設
置された第1及び第2のトランジスタからなる差動スイ
ッチ回路で構成されており、差動スイッチ回路の第1の
トランジスタのベースに直流電圧発生回路から加えられ
ている第1の直流電圧に対抗して、第2のトランジスタ
のベースに緩やかなレベル変化を持つ制御電圧が加えら
れると、差動スイッチ回路の各トランジスタは緩やかに
導通、不導通状態に切り換えられる。このスイッチング
動作に応じて、各増幅器に対する動作電流も緩やかな変
化で増減し、この動作電流の変化によって、各増幅器の
動作状態が緩やかに切り換えられる結果、入力信号が連
続して緩やかに選択され、その増幅出力を動作側の増幅
器から取り出すことができる。
路が発生した制御電圧を時定数回路に加えて緩やかなレ
ベル変化の制御電圧に変換した後、動作切換回路に加え
る。動作切換回路は第1及び第2の増幅器に対応して設
置された第1及び第2のトランジスタからなる差動スイ
ッチ回路で構成されており、差動スイッチ回路の第1の
トランジスタのベースに直流電圧発生回路から加えられ
ている第1の直流電圧に対抗して、第2のトランジスタ
のベースに緩やかなレベル変化を持つ制御電圧が加えら
れると、差動スイッチ回路の各トランジスタは緩やかに
導通、不導通状態に切り換えられる。このスイッチング
動作に応じて、各増幅器に対する動作電流も緩やかな変
化で増減し、この動作電流の変化によって、各増幅器の
動作状態が緩やかに切り換えられる結果、入力信号が連
続して緩やかに選択され、その増幅出力を動作側の増幅
器から取り出すことができる。
【0007】この場合、制御電圧の緩やかな変化ととも
に、動作切換回路を構成する差動スイッチ回路は、第1
及び第2の増幅器に対応して設置された第1及び第2の
トランジスタのエミッタを第1の抵抗を介して共通化し
ているため、スイッチング動作が緩慢になっており、制
御電圧の緩やかな変化に対して相乗的に緩やかな差動ス
イッチ回路自体の動作切換えが生じるので、動作切換え
時の電位変動がなく、切換え時のショックノイズなどの
発生を確実に防止できる。
に、動作切換回路を構成する差動スイッチ回路は、第1
及び第2の増幅器に対応して設置された第1及び第2の
トランジスタのエミッタを第1の抵抗を介して共通化し
ているため、スイッチング動作が緩慢になっており、制
御電圧の緩やかな変化に対して相乗的に緩やかな差動ス
イッチ回路自体の動作切換えが生じるので、動作切換え
時の電位変動がなく、切換え時のショックノイズなどの
発生を確実に防止できる。
【0008】また、差動スイッチ回路の動作切換えにつ
いて、差動スイッチ回路に対して直流電圧発生回路から
の第1の直流電圧に対抗して切換制御回路から単一の制
御電圧のみで動作切換えが実現できるので、切換制御回
路及び時定数回路は簡単なものでよく、しかも、入力切
換増幅器側の制御入力端子の単一化によって端子数が削
減できるので、構成の簡略化とともにIC化が容易にな
る。
いて、差動スイッチ回路に対して直流電圧発生回路から
の第1の直流電圧に対抗して切換制御回路から単一の制
御電圧のみで動作切換えが実現できるので、切換制御回
路及び時定数回路は簡単なものでよく、しかも、入力切
換増幅器側の制御入力端子の単一化によって端子数が削
減できるので、構成の簡略化とともにIC化が容易にな
る。
【0009】そして、選択すべき第1及び第2の入力信
号が加えられる第1及び第2の増幅器の入力点に、直流
電圧発生回路からの直流電圧が基準電位として設定され
るとともに、各増幅器の入力点と帰還点とを第2の抵抗
を介して接続し、各増幅器の入力点及び帰還点間が同相
同電位に設定したことにより、外乱ノイズの影響を回避
できるとともに、電源投入時の過渡的な電位差の発生が
抑えられ、異常音の発生を防止できる。
号が加えられる第1及び第2の増幅器の入力点に、直流
電圧発生回路からの直流電圧が基準電位として設定され
るとともに、各増幅器の入力点と帰還点とを第2の抵抗
を介して接続し、各増幅器の入力点及び帰還点間が同相
同電位に設定したことにより、外乱ノイズの影響を回避
できるとともに、電源投入時の過渡的な電位差の発生が
抑えられ、異常音の発生を防止できる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の入力切換増幅回路の実施
例を示し、この実施例は、オートリバースデッキ用プリ
アンプ部の構成を示す。この入力切換増幅回路には、第
1及び第2の信号源として磁気ヘッド36A、36Bが
設置されており、これら磁気ヘッド36A、36Bの再
生信号、即ち、選択すべき第1又は第2の入力信号から
特定のものを選択するための入力切換増幅器20が設置
され、この入力切換増幅器20には第1及び第2の入力
信号に対応して第1及び第2の増幅器として入力段増幅
器22A、22B(以下「増幅器22A、22B」とい
う)が設置され、これら増幅器22A、22Bの動作電
流を選択的に流してその動作を切り換える動作切換回路
24が設置されている。そして、各増幅器22A、22
Bの出力側には、動作切換回路によって動作状態に切り
換えられた増幅器22A又は増幅器22Bの出力を増幅
して取り出す出力回路として中段増幅器26及び出力段
増幅器28が設置されている。即ち、増幅器22A又は
増幅器22Bの出力は、中段増幅器26で増幅された
後、出力段増幅器28で増幅されて取り出される。
例を示し、この実施例は、オートリバースデッキ用プリ
アンプ部の構成を示す。この入力切換増幅回路には、第
1及び第2の信号源として磁気ヘッド36A、36Bが
設置されており、これら磁気ヘッド36A、36Bの再
生信号、即ち、選択すべき第1又は第2の入力信号から
特定のものを選択するための入力切換増幅器20が設置
され、この入力切換増幅器20には第1及び第2の入力
信号に対応して第1及び第2の増幅器として入力段増幅
器22A、22B(以下「増幅器22A、22B」とい
う)が設置され、これら増幅器22A、22Bの動作電
流を選択的に流してその動作を切り換える動作切換回路
24が設置されている。そして、各増幅器22A、22
Bの出力側には、動作切換回路によって動作状態に切り
換えられた増幅器22A又は増幅器22Bの出力を増幅
して取り出す出力回路として中段増幅器26及び出力段
増幅器28が設置されている。即ち、増幅器22A又は
増幅器22Bの出力は、中段増幅器26で増幅された
後、出力段増幅器28で増幅されて取り出される。
【0011】各増幅器22A、22Bの入力側には、各
増幅器22A、22Bの入力点と帰還点との間の電位を
平衡させて電源投入時の電位変動を抑制し、ポップ音の
発生を防止するポップ音防止回路としての電位平衡回路
30が設置されているとともに、各増幅器22A、22
Bに対して一定の直流バイアス、即ち、第2の直流電圧
を加える直流電圧発生回路としてのバイアス回路32が
設置されている。
増幅器22A、22Bの入力点と帰還点との間の電位を
平衡させて電源投入時の電位変動を抑制し、ポップ音の
発生を防止するポップ音防止回路としての電位平衡回路
30が設置されているとともに、各増幅器22A、22
Bに対して一定の直流バイアス、即ち、第2の直流電圧
を加える直流電圧発生回路としてのバイアス回路32が
設置されている。
【0012】そして、入力切換増幅器20は、一つの半
導体集積回路で構成されており、入力端子34A、34
Bには信号源としての磁気ヘッド36A、36Bの一方
の端子が個別に接続され、これら磁気ヘッド36A、3
6Bの他方の端子は一括し、バイアス用電源回路32の
バイアス出力端子38に接続されている。即ち、バイア
ス出力端子38に発生する第2の直流電圧は、信号源と
しての磁気ヘッド36A、36Bの基準電位点に加えら
れて基準電位を成している。
導体集積回路で構成されており、入力端子34A、34
Bには信号源としての磁気ヘッド36A、36Bの一方
の端子が個別に接続され、これら磁気ヘッド36A、3
6Bの他方の端子は一括し、バイアス用電源回路32の
バイアス出力端子38に接続されている。即ち、バイア
ス出力端子38に発生する第2の直流電圧は、信号源と
しての磁気ヘッド36A、36Bの基準電位点に加えら
れて基準電位を成している。
【0013】また、増幅器22A、22Bの入力側に設
けられた帰還端子40とバイアス出力端子38との間に
は利得決定素子42が接続され、帰還端子40と出力端
子44との間には帰還回路が設置されており、この帰還
回路としてイコライザ素子46が接続されている。利得
決定素子42は、抵抗48及びコンデンサ50の直列回
路で構成され、また、イコライザ素子46は抵抗52、
54及びコンデンサ56で構成されている。また、出力
端子44から取り出された出力信号は、トーンコントロ
ール回路57に加えられている。
けられた帰還端子40とバイアス出力端子38との間に
は利得決定素子42が接続され、帰還端子40と出力端
子44との間には帰還回路が設置されており、この帰還
回路としてイコライザ素子46が接続されている。利得
決定素子42は、抵抗48及びコンデンサ50の直列回
路で構成され、また、イコライザ素子46は抵抗52、
54及びコンデンサ56で構成されている。また、出力
端子44から取り出された出力信号は、トーンコントロ
ール回路57に加えられている。
【0014】そして、動作切換回路24の制御入力端子
58には、切換制御回路60からの制御信号のレベル変
化を緩やかな制御信号に変換する時定数回路59が接続
され、この時定数回路59によって緩やかなレベル変化
の電圧に変換された制御信号が制御入力端子58に加え
られる。
58には、切換制御回路60からの制御信号のレベル変
化を緩やかな制御信号に変換する時定数回路59が接続
され、この時定数回路59によって緩やかなレベル変化
の電圧に変換された制御信号が制御入力端子58に加え
られる。
【0015】以上のように構成したので、切換制御回路
60から時定数回路59に制御信号が与えられると、こ
の制御信号は時定数回路59でレベル変化が緩慢にされ
て滑らかに変化するようなランプ関数電圧等に変換され
る。また、この制御信号は制御入力端子58に加えら
れ、これに基づいて、各増幅器22A、22Bの動作電
流が動作切換回路24によって緩やかに制御され、この
結果、何れか一方の増幅器22A又は22Bが動作状態
に制御される。例えば、この制御信号によって増幅器2
2Aから増幅器22Bに動作が切り換えられた場合、磁
気ヘッド36Bからの入力信号は増幅器22Bで増幅さ
れた後、中段増幅器26で増幅され、その増幅出力は出
力段増幅器28を経て出力端子44から取り出され、ト
ーンコントロール回路57に加えられる。これらの増幅
動作は、増幅器22Bから増幅器22Aに動作が切り換
えられる場合も同様である。
60から時定数回路59に制御信号が与えられると、こ
の制御信号は時定数回路59でレベル変化が緩慢にされ
て滑らかに変化するようなランプ関数電圧等に変換され
る。また、この制御信号は制御入力端子58に加えら
れ、これに基づいて、各増幅器22A、22Bの動作電
流が動作切換回路24によって緩やかに制御され、この
結果、何れか一方の増幅器22A又は22Bが動作状態
に制御される。例えば、この制御信号によって増幅器2
2Aから増幅器22Bに動作が切り換えられた場合、磁
気ヘッド36Bからの入力信号は増幅器22Bで増幅さ
れた後、中段増幅器26で増幅され、その増幅出力は出
力段増幅器28を経て出力端子44から取り出され、ト
ーンコントロール回路57に加えられる。これらの増幅
動作は、増幅器22Bから増幅器22Aに動作が切り換
えられる場合も同様である。
【0016】このように複数の入力信号を増幅する増幅
器22A、22Bは、単一の制御入力端子58に与えら
れる制御信号に基づく動作切換回路24の選択動作によ
り電子的に切り換えられる。
器22A、22Bは、単一の制御入力端子58に与えら
れる制御信号に基づく動作切換回路24の選択動作によ
り電子的に切り換えられる。
【0017】そして、切換制御回路60が発生した制御
信号は、時定数回路59によって緩やかなレベル変化の
制御信号に変換されて制御入力端子58に加えられるの
で、動作切換回路24による増幅器22A、22Bの切
換え動作が滑らかに行われることになり、急激な動作切
換えに伴うショックノイズ等の発生を確実に防止でき
る。
信号は、時定数回路59によって緩やかなレベル変化の
制御信号に変換されて制御入力端子58に加えられるの
で、動作切換回路24による増幅器22A、22Bの切
換え動作が滑らかに行われることになり、急激な動作切
換えに伴うショックノイズ等の発生を確実に防止でき
る。
【0018】次に、図2は、図1に示した入力切換増幅
回路の入力切換増幅器20を半導体集積回路で構成した
場合の具体的な回路構成例を示す。増幅器22A、22
Bは、能動負荷を成すトランジスタ64、66からなる
カレントミラー回路と、動作電流を流すためのトランジ
スタ68及び抵抗70からなる定電流源とを共通に備
え、トランジスタ72A、74Aからなる差動対、トラ
ンジスタ72B、74Bからなる差動対を備えた差動増
幅器で構成されている。
回路の入力切換増幅器20を半導体集積回路で構成した
場合の具体的な回路構成例を示す。増幅器22A、22
Bは、能動負荷を成すトランジスタ64、66からなる
カレントミラー回路と、動作電流を流すためのトランジ
スタ68及び抵抗70からなる定電流源とを共通に備
え、トランジスタ72A、74Aからなる差動対、トラ
ンジスタ72B、74Bからなる差動対を備えた差動増
幅器で構成されている。
【0019】そして、動作切換回路24は、増幅器22
A、22Bに対応して第1及び第2のトランジスタ7
6、78を設置し、各トランジスタ76、78のエミッ
タを各トランジスタ76、78毎に設置した第1の抵抗
81、82を介して結合するとともに、トランジスタ7
8のベース側に抵抗83を設置して差動スイッチ回路を
構成している。各抵抗81、82は、トランジスタ7
6、78の差動回路の増幅利得を低下させ、スイッチン
グ動作を緩やかなものとする。
A、22Bに対応して第1及び第2のトランジスタ7
6、78を設置し、各トランジスタ76、78のエミッ
タを各トランジスタ76、78毎に設置した第1の抵抗
81、82を介して結合するとともに、トランジスタ7
8のベース側に抵抗83を設置して差動スイッチ回路を
構成している。各抵抗81、82は、トランジスタ7
6、78の差動回路の増幅利得を低下させ、スイッチン
グ動作を緩やかなものとする。
【0020】中段増幅器26は、トランジスタ84、抵
抗86及び高域位相補正用のコンデンサ88で構成さ
れ、出力段増幅器28はトランジスタ90及び抵抗92
からなるエミッタフォロワ回路でバッファ回路として構
成されている。
抗86及び高域位相補正用のコンデンサ88で構成さ
れ、出力段増幅器28はトランジスタ90及び抵抗92
からなるエミッタフォロワ回路でバッファ回路として構
成されている。
【0021】電位平衡回路30は、バイアス出力端子3
8及び帰還端子40を接続する第2の抵抗93からなる
回路で構成されている。即ち、電位平衡回路30は、信
号源としての磁気ヘッド36A、36Bに対する基準電
位点と各増幅器22A、22Bの帰還点とを第2の抵抗
93を介して接続することにより、各増幅器22A、2
2Bの入力点及び帰還点を同電位に設定して平衡状態に
維持する回路として構成されているのである。また、バ
イアス回路32はトランジスタ94、96、ダイオード
98及び抵抗100、102からなる定電流源と、定電
圧ダイオード104、106、108、110、11
2、114からなる定電圧源とトランジスタ116及び
抵抗118、120からなる出力回路とから構成されて
いる。
8及び帰還端子40を接続する第2の抵抗93からなる
回路で構成されている。即ち、電位平衡回路30は、信
号源としての磁気ヘッド36A、36Bに対する基準電
位点と各増幅器22A、22Bの帰還点とを第2の抵抗
93を介して接続することにより、各増幅器22A、2
2Bの入力点及び帰還点を同電位に設定して平衡状態に
維持する回路として構成されているのである。また、バ
イアス回路32はトランジスタ94、96、ダイオード
98及び抵抗100、102からなる定電流源と、定電
圧ダイオード104、106、108、110、11
2、114からなる定電圧源とトランジスタ116及び
抵抗118、120からなる出力回路とから構成されて
いる。
【0022】そして、時定数回路59は、制御入力端子
58に接続された抵抗122及びコンデンサ124から
構成されている。この実施例の場合、切換制御回路60
はデッキ部に設けられたオートリバーススイッチ126
で構成され、このスイッチ126の導通によって直流電
圧Vccを端子128に印加する。
58に接続された抵抗122及びコンデンサ124から
構成されている。この実施例の場合、切換制御回路60
はデッキ部に設けられたオートリバーススイッチ126
で構成され、このスイッチ126の導通によって直流電
圧Vccを端子128に印加する。
【0023】また、電源供給端子130には直流電圧V
ccが印加され、接地用端子132は接地用(GND)
共通線に接続されている。その他の各端子34A、34
B、38、40、44には、前記実施例と同様の回路及
び素子が接続されている。
ccが印加され、接地用端子132は接地用(GND)
共通線に接続されている。その他の各端子34A、34
B、38、40、44には、前記実施例と同様の回路及
び素子が接続されている。
【0024】以上のように構成したので、入力端子34
Aには磁気ヘッド36Aより図3のAに示す入力信号が
与えられ、他方の入力端子34Bには磁気ヘッド36B
より図3のBに示す入力信号が与えられるものとする。
スイッチ126はテープの走行方向を検出してオン又は
オフ状態に切り換えられる。
Aには磁気ヘッド36Aより図3のAに示す入力信号が
与えられ、他方の入力端子34Bには磁気ヘッド36B
より図3のBに示す入力信号が与えられるものとする。
スイッチ126はテープの走行方向を検出してオン又は
オフ状態に切り換えられる。
【0025】そこで、スイッチ126がオフ状態からオ
ン状態に移行した場合、端子128に加えられる制御電
圧としての直流入力は、電源電圧Vccの印加で瞬時に
立上がるが、この電位変化は、時定数回路59によって
一定の時定数で緩やかなレベル変化の電圧に変換され、
制御入力端子58からトランジスタ78のベースには、
図3のCに示すレベル変化を持つ制御電圧として与えら
れる。
ン状態に移行した場合、端子128に加えられる制御電
圧としての直流入力は、電源電圧Vccの印加で瞬時に
立上がるが、この電位変化は、時定数回路59によって
一定の時定数で緩やかなレベル変化の電圧に変換され、
制御入力端子58からトランジスタ78のベースには、
図3のCに示すレベル変化を持つ制御電圧として与えら
れる。
【0026】ところで、動作切換回路24のトランジス
タ78を通じて一方の増幅器22Aに流れる動作電流を
I1 、また、動作切換回路24のトランジスタ76を通
じて他方の増幅器22Bに流れる動作電流をI2 とすれ
ば、図3のCに示すトランジスタ78のベース電位に対
応してI1 及びI2 は図3のDに示す変化を生ずる。こ
の場合、図3のCにおいて、V1 はダイオード110、
112、114の順方向電圧Vfの加算値3Vfから前
記電流I1 及びI2 の通流による抵抗81(抵抗値R
8 1 )の電圧降下分を引いた電圧{3Vf−R8 1 (I
1 +I2 )}、V2 は3Vf、V3 は3Vfに電流I1
及びI2 の通流による抵抗82(抵抗値R8 2 )の電圧
降下分を加えた電圧{3Vf+R8 2 (I1 +
I2 )}、また、V4 は制御入力端子58に印加される
コンデンサ124の飽和電圧である。
タ78を通じて一方の増幅器22Aに流れる動作電流を
I1 、また、動作切換回路24のトランジスタ76を通
じて他方の増幅器22Bに流れる動作電流をI2 とすれ
ば、図3のCに示すトランジスタ78のベース電位に対
応してI1 及びI2 は図3のDに示す変化を生ずる。こ
の場合、図3のCにおいて、V1 はダイオード110、
112、114の順方向電圧Vfの加算値3Vfから前
記電流I1 及びI2 の通流による抵抗81(抵抗値R
8 1 )の電圧降下分を引いた電圧{3Vf−R8 1 (I
1 +I2 )}、V2 は3Vf、V3 は3Vfに電流I1
及びI2 の通流による抵抗82(抵抗値R8 2 )の電圧
降下分を加えた電圧{3Vf+R8 2 (I1 +
I2 )}、また、V4 は制御入力端子58に印加される
コンデンサ124の飽和電圧である。
【0027】このようにトランジスタ78のベース電位
は、トランジスタ76、78のエミッタに直列に接続さ
れた抵抗81、82により印加される制御入力に対応し
て制御されることが分かる。そこで、トランジスタ78
のベース電位の制御において、ベース電位がV=0(G
ND)よりV1 、V2 を経てV3 に到達することによっ
て、電流I1 が緩やかに増加するとともに、電流I2 が
緩やかに減少する。
は、トランジスタ76、78のエミッタに直列に接続さ
れた抵抗81、82により印加される制御入力に対応し
て制御されることが分かる。そこで、トランジスタ78
のベース電位の制御において、ベース電位がV=0(G
ND)よりV1 、V2 を経てV3 に到達することによっ
て、電流I1 が緩やかに増加するとともに、電流I2 が
緩やかに減少する。
【0028】そして、電流I2 が遮断状態になると、増
幅器22Bは動作を停止し、また、電流I1 の通流で増
幅器22Aは動作状態に成る。この結果、出力端子44
には図3のEに示すように電流I1 、I2 の増減に従っ
て入力信号Bから入力信号Aに緩やかに切り換えられて
その増幅出力が取り出される。
幅器22Bは動作を停止し、また、電流I1 の通流で増
幅器22Aは動作状態に成る。この結果、出力端子44
には図3のEに示すように電流I1 、I2 の増減に従っ
て入力信号Bから入力信号Aに緩やかに切り換えられて
その増幅出力が取り出される。
【0029】また、スイッチ126がオン状態からオフ
状態に移行した場合には、制御入力端子58を通じてト
ランジスタ78のベース電位がコンデンサ124の放電
により図3のCに示すレベル変化で零電位に移行するこ
とになる。したがって、図3に示す電流I1 、I2 の変
化とは逆の関係で電流I1 、I2 の増減が行われ、入力
信号Aから入力信号Bに緩やかに切り換えられてその増
減出力が取り出される。
状態に移行した場合には、制御入力端子58を通じてト
ランジスタ78のベース電位がコンデンサ124の放電
により図3のCに示すレベル変化で零電位に移行するこ
とになる。したがって、図3に示す電流I1 、I2 の変
化とは逆の関係で電流I1 、I2 の増減が行われ、入力
信号Aから入力信号Bに緩やかに切り換えられてその増
減出力が取り出される。
【0030】このようにスイッチ126の切換えに伴う
端子128に与えられる制御電圧は、時定数回路59に
よって滑らかなレベル変化に変換されてトランジスタ7
8のベースに印加されるので、各増幅器22A、22B
の動作電流I1 、I2 が滑らかに増減し、切換え時の電
位変動が抑えられる結果、異常音の発生を伴うことなく
所望の入力信号A又はBを選択して増幅し、出力するこ
とができる。特に、電流I1 、I2 の増減については、
電流の合成値(I1 +I2 )は常に一定であり全体電流
に増減が生じないため、ポップ音等の異常音の発生を確
実に防止できる。
端子128に与えられる制御電圧は、時定数回路59に
よって滑らかなレベル変化に変換されてトランジスタ7
8のベースに印加されるので、各増幅器22A、22B
の動作電流I1 、I2 が滑らかに増減し、切換え時の電
位変動が抑えられる結果、異常音の発生を伴うことなく
所望の入力信号A又はBを選択して増幅し、出力するこ
とができる。特に、電流I1 、I2 の増減については、
電流の合成値(I1 +I2 )は常に一定であり全体電流
に増減が生じないため、ポップ音等の異常音の発生を確
実に防止できる。
【0031】なお、バイアス回路32の出力はバイアス
出力端子38から各磁気ヘッド36A、36B及び帰還
端子40に供給される結果、増幅器22A、22Bの入
力点及び帰還点が共に同相同電位に保持されてフローテ
ィング状態に置かれ、しかも入力信号は差動増幅される
ので、外乱ノイズの影響が効果的に防止されている。
出力端子38から各磁気ヘッド36A、36B及び帰還
端子40に供給される結果、増幅器22A、22Bの入
力点及び帰還点が共に同相同電位に保持されてフローテ
ィング状態に置かれ、しかも入力信号は差動増幅される
ので、外乱ノイズの影響が効果的に防止されている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1及び第2の入力信号に対応する第1及び第2の
増幅器の動作を選択的に緩やかに増減させて各増幅器の
動作切換えを緩やかに行うので、リレーを用いた場合の
不都合を解消できるとともに、切換え時の電位変動によ
るノイズの発生を確実に防止でき、動作切換えはバイア
ス回路のバイアス電圧に対抗する制御電圧によって行う
ことができるので、切換制御回路及び時定数回路は簡単
なものでよく、制御入力端子の単一化による端子数の削
減等によって、構成の簡略化、IC化が容易になり、装
置の小型化を図ることができ、また、各増幅器の入力点
と帰還点とが電位平衡回路によって同電位に設定される
ので、外乱ノイズや電源投入時の過渡的な電位変化によ
る異常音の発生を防止できる。
ば、第1及び第2の入力信号に対応する第1及び第2の
増幅器の動作を選択的に緩やかに増減させて各増幅器の
動作切換えを緩やかに行うので、リレーを用いた場合の
不都合を解消できるとともに、切換え時の電位変動によ
るノイズの発生を確実に防止でき、動作切換えはバイア
ス回路のバイアス電圧に対抗する制御電圧によって行う
ことができるので、切換制御回路及び時定数回路は簡単
なものでよく、制御入力端子の単一化による端子数の削
減等によって、構成の簡略化、IC化が容易になり、装
置の小型化を図ることができ、また、各増幅器の入力点
と帰還点とが電位平衡回路によって同電位に設定される
ので、外乱ノイズや電源投入時の過渡的な電位変化によ
る異常音の発生を防止できる。
【図1】この発明の入力切換増幅回路の実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1に示した入力切換増幅回路の具体的な回路
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図3】図2に示した入力切換増幅回路の動作を示す図
である。
である。
【図4】従来のオートリバースデッキ用プリアンプの構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
22A・・・入力段増幅器(第1の増幅器) 22B・・・入力第増幅器(第2の増幅器) 24・・・動作切換回路 30・・・電位平衡回路 32・・・バイアス回路(直流電圧発生回路) 36A・・・磁気ヘッド(第1の信号源) 36B・・・磁気ヘッド(第2の信号源) 42・・・利得決定素子 46・・・イコライザ素子 59・・・時定数回路 60・・・切換制御回路 76・・・第1のトランジスタ 78・・・第2のトランジスタ 81、82・・・第1の抵抗 93・・・第2の抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 第1及び第2の信号源に対応して設置さ
れ、これら第1及び第2の信号源からの入力信号を個別
に増幅するとともに、その増幅出力が出力回路及び帰還
回路を通して帰還される共通の帰還点を備え、この帰還
点と前記第1及び第2の信号源の基準電位点との間に利
得決定素子が接続された第1及び第2の増幅器と、 これら第1及び第2の増幅器毎に設置された第1及び第
2のトランジスタのエミッタを第1の抵抗によって共通
化してなる差動スイッチ回路が設置され、前記第1又は
第2のトランジスタのスイッチングによって前記各増幅
器に選択的に動作電流を流して前記増幅器の動作を切り
換える動作切換回路と、 第1及び第2の直流電圧を発生し、前記第1のトランジ
スタのベースに前記第1の直流電圧を加え、かつ、前記
第1及び第2の信号源の前記基準電位点に前記第2の直
流電圧を加えるとともに、前記第1の信号源を通して前
記第1の増幅器の入力点、前記第2の信号源を通して前
記第2の増幅器の入力点に前記第2の直流電圧を加える
直流電圧発生回路と、 前記第1及び第2の信号源の前記基準電位点と前記第1
及び第2の増幅器の前記帰還点との間を第2の抵抗を介
して接続し、前記第1の信号源を通して前記第1の増幅
器の入力点、前記第2の信号源を通して前記第2の増幅
器の入力点の各電位と前記帰還点の電位を同電位にする
電位平衡回路と、 前記第1の直流電圧に対して高又は低レベルを成して前
記第1又第2のトランジスタを選択的に動作状態に切り
換える制御電圧を発生する切換制御回路と、 この切換制御回路が発生した前記制御電圧を緩やかなレ
ベル変化に変換して前記第2のトランジスタのベースに
加える時定数回路と、 を備えたことを特徴とする力切換増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212794A JPH05136634A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 入力切換増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212794A JPH05136634A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 入力切換増幅回路 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55157875A Division JPS5781709A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Input switching amplifier |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136634A true JPH05136634A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=16628493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212794A Pending JPH05136634A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 入力切換増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05136634A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2698596A1 (fr) * | 1992-11-30 | 1994-06-03 | Serel Sa | Système d'enregistrement d'incidents dans un véhicule de transport public de personnes. |
US7046082B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-05-16 | Rohm Co., Ltd. | Electronic device having sound output module |
KR100612259B1 (ko) * | 2005-08-08 | 2006-08-14 | 삼성전자주식회사 | 음향 처리 시스템의 노이즈 방지 장치 및 그 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247124A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Fujitsu Ltd | 耐湿性ポリマレイミド |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3212794A patent/JPH05136634A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247124A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Fujitsu Ltd | 耐湿性ポリマレイミド |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2698596A1 (fr) * | 1992-11-30 | 1994-06-03 | Serel Sa | Système d'enregistrement d'incidents dans un véhicule de transport public de personnes. |
US7046082B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-05-16 | Rohm Co., Ltd. | Electronic device having sound output module |
KR100612259B1 (ko) * | 2005-08-08 | 2006-08-14 | 삼성전자주식회사 | 음향 처리 시스템의 노이즈 방지 장치 및 그 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2749729B2 (ja) | 磁気記録再生回路 | |
US4256980A (en) | Electronic switchover circuit | |
US5923216A (en) | Frequency selective amplifier circuit | |
JPH05136634A (ja) | 入力切換増幅回路 | |
US5157347A (en) | Switching bridge amplifier | |
JPH0626287B2 (ja) | 増幅装置 | |
JPH0712128B2 (ja) | 増幅器 | |
US6424210B1 (en) | Isolator circuit | |
US5166983A (en) | Mute circuit for audio amplifiers | |
US5412345A (en) | Amplifier arrangement having a relatively stable reference potential | |
JPH0247124B2 (ja) | ||
JPH0519323B2 (ja) | ||
JPH05121966A (ja) | 入力切換増幅回路 | |
JP2548157B2 (ja) | 利得制御回路 | |
JP3258837B2 (ja) | ミューティング回路 | |
JP2818523B2 (ja) | 集積回路装置 | |
JPH0135534B2 (ja) | ||
JP2800522B2 (ja) | 電流切換回路 | |
JPH0247123B2 (ja) | ||
JPS6229308A (ja) | 入力切換増幅回路 | |
JPH0743807Y2 (ja) | テーププレーヤ | |
JP3143153B2 (ja) | 増幅回路 | |
JP3317240B2 (ja) | 利得制御増幅器 | |
JPH087561Y2 (ja) | 切換増幅回路 | |
JPS59191909A (ja) | 増幅回路 |