JPH0491782A - 飲食品の製造法 - Google Patents
飲食品の製造法Info
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- JPH0491782A JPH0491782A JP2206010A JP20601090A JPH0491782A JP H0491782 A JPH0491782 A JP H0491782A JP 2206010 A JP2206010 A JP 2206010A JP 20601090 A JP20601090 A JP 20601090A JP H0491782 A JPH0491782 A JP H0491782A
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- JP
- Japan
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- yeast
- bread
- food
- drink
- fermentation
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Landscapes
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、サツカロマイセス属に属する変異酵母および
該酵母を用いる飲食品たとえばアルコール飲料、パン製
品、発酵調味料(醸造調味料ともいう。)などの製造法
および該製造法により製造される飲食品に関する。
該酵母を用いる飲食品たとえばアルコール飲料、パン製
品、発酵調味料(醸造調味料ともいう。)などの製造法
および該製造法により製造される飲食品に関する。
従来の技術
アルコール飲料、発酵調味料およびパンなどの飲食品に
おける香気は大切であり、その香気特性を決定する重要
な成分がアルコール類やエステル類である。とくにイソ
アミールアルコールおよび酢酸イソアミルなどは、華や
かな香りを左右する要因であることが知られている(新
版、醸造成分−覧 日本醸造協会 昭和52年)。
おける香気は大切であり、その香気特性を決定する重要
な成分がアルコール類やエステル類である。とくにイソ
アミールアルコールおよび酢酸イソアミルなどは、華や
かな香りを左右する要因であることが知られている(新
版、醸造成分−覧 日本醸造協会 昭和52年)。
また、アルコール飲料、パン製品、発酵調味料などの製
造に用いられる酵母によってエステル類およびアルコー
ル類が生成されることも知られている(改訂「清酒酵母
の研究」清酒酵母研究会昭和55年 158〜166頁
)。
造に用いられる酵母によってエステル類およびアルコー
ル類が生成されることも知られている(改訂「清酒酵母
の研究」清酒酵母研究会昭和55年 158〜166頁
)。
従来、変異酵母によりアルコール生成量を増加させる方
法としては、イソアミールアルコール、酢酸イソアミル
などの香気成分を多量に生成させるためにノルバリン耐
性株を用いる方法〔ジャーナル・オブ・ザ・インスティ
テユート・オブ・ブリニーイング(Journal o
f the 1nstitute ofBrewing
)νol、 72. p50−56(1966)]
、ノルバリン、ノルロイシン耐性株を用いる方法〔ジ
ャーナル・オブ・ザ・ブリューイング・ソサエティー・
オブジャバン(Journal of the Bre
wing 5ociety ofJapan)、 Vo
l、 76、 No、12. P、843〜847(1
981) 〕、〕5’−5’−5’−リフルオロ−D、
L−ロイシン耐性株を用いる方法(特開昭62−666
9号公報)などが知られている。
法としては、イソアミールアルコール、酢酸イソアミル
などの香気成分を多量に生成させるためにノルバリン耐
性株を用いる方法〔ジャーナル・オブ・ザ・インスティ
テユート・オブ・ブリニーイング(Journal o
f the 1nstitute ofBrewing
)νol、 72. p50−56(1966)]
、ノルバリン、ノルロイシン耐性株を用いる方法〔ジ
ャーナル・オブ・ザ・ブリューイング・ソサエティー・
オブジャバン(Journal of the Bre
wing 5ociety ofJapan)、 Vo
l、 76、 No、12. P、843〜847(1
981) 〕、〕5’−5’−5’−リフルオロ−D、
L−ロイシン耐性株を用いる方法(特開昭62−666
9号公報)などが知られている。
また、本発明者らも、サッカロマイセス・セレビジエを
用いてアルコールなどを増加させた例を報告している。
用いてアルコールなどを増加させた例を報告している。
たとえば、4−アヂーDL−ロイシン耐性株(特開平1
−257423号公報)、β−クロロアラニン耐性株、
グリホサート耐性株、β−2チエニルアラニン耐悸株、
2−チアゾールアラニン耐性株、プロパギルグリシン耐
性株(特願平1−147265号)、アミノエチルシス
ティン耐性株(特願平1−192234号)およびフル
オロフェニルアラニン耐性株(特開平2−92265号
公報)などの変異酵母を用いる方法があげられる。
−257423号公報)、β−クロロアラニン耐性株、
グリホサート耐性株、β−2チエニルアラニン耐悸株、
2−チアゾールアラニン耐性株、プロパギルグリシン耐
性株(特願平1−147265号)、アミノエチルシス
ティン耐性株(特願平1−192234号)およびフル
オロフェニルアラニン耐性株(特開平2−92265号
公報)などの変異酵母を用いる方法があげられる。
しかし、アゼチジンカルボキシレート耐性を有スルサッ
カロマイセス・セレビジエおよびこれを利用した飲食品
の製造法は知られていない。
カロマイセス・セレビジエおよびこれを利用した飲食品
の製造法は知られていない。
発胡が解決しようとする課題
本発明の目的は、飲食品の香気成分として大切な高級ア
ルコール類をより多量に生成することができる変異酵母
を用い、香りの高い飲食品を製造することである。
ルコール類をより多量に生成することができる変異酵母
を用い、香りの高い飲食品を製造することである。
課題を解決するた約の手段
本発明によれば、サツカロマイセス属に属し、アゼチジ
ンカルボキシレート耐性を有する酵母および該酵母を用
いて香りの高いアルコール飲料、パン製品、発酵調味料
などの飲食品を製造する方法を提供することができる。
ンカルボキシレート耐性を有する酵母および該酵母を用
いて香りの高いアルコール飲料、パン製品、発酵調味料
などの飲食品を製造する方法を提供することができる。
本発明の酵母は、サツカロマイセス属に属し、アゼチジ
ンカルボキシレート耐性を有し、イソブチルアルコール
およびイソアミールアルコールを生産する能力を有する
酵母であればよい。
ンカルボキシレート耐性を有し、イソブチルアルコール
およびイソアミールアルコールを生産する能力を有する
酵母であればよい。
具体的な変異酵母菌体としては、サッカロマイセス・セ
レビジエ(Saccharomyces cerev
isiae)^[−6株(以下、^C−6株と称す。)
をあげることができる。このような変異株は、たとえば
ビール酵母、ワイン酵母、清酒酵母、ウィスキー酵母、
焼酎酵母、パン酵母などの市販の酵母に公知の変異誘導
法、たとえば、紫外線、放射線を照射させる方法もしく
はN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン
、エチルメタンスルフォネートなどの薬剤を接触させる
方法を適宜適用して得ることができる。
レビジエ(Saccharomyces cerev
isiae)^[−6株(以下、^C−6株と称す。)
をあげることができる。このような変異株は、たとえば
ビール酵母、ワイン酵母、清酒酵母、ウィスキー酵母、
焼酎酵母、パン酵母などの市販の酵母に公知の変異誘導
法、たとえば、紫外線、放射線を照射させる方法もしく
はN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン
、エチルメタンスルフォネートなどの薬剤を接触させる
方法を適宜適用して得ることができる。
たとえば、親株が生育できないような濃度のアゼチジン
カルボキシレートを含有する培地に変異処理を施した酵
母を塗布し、生育してきたコロニーを分離し、さらに分
離したコロニーから目的香気成分生成量の増加した変異
株を選択する。
カルボキシレートを含有する培地に変異処理を施した酵
母を塗布し、生育してきたコロニーを分離し、さらに分
離したコロニーから目的香気成分生成量の増加した変異
株を選択する。
以下にAC−6株の取得方法を具体的に示す。
YPDM地(#母二牛ス1%、ペプトン2%およびぶど
う糖2%、pH6,0)で、30℃、16時間培養した
ダイヤイース)YST (協和発酵工業社製)を0,2
Mリン酸緩衝液(pH8,0)に菌体濃度108細胞/
mlになるように懸濁する。
う糖2%、pH6,0)で、30℃、16時間培養した
ダイヤイース)YST (協和発酵工業社製)を0,2
Mリン酸緩衝液(pH8,0)に菌体濃度108細胞/
mlになるように懸濁する。
ついで該懸濁液にエチルメタンスルフナネートを最終濃
度30d10fとなる様に添加し、30℃で60分間放
置した後、遠心分離で菌体を集める。該菌体を5%のチ
オ硫酸す)IJウム水溶液で洗浄し、さらにリン酸緩衝
液(pH6,0)で洗浄する。該菌体をアゼチジンカル
ホキシレー)10mg/−を含有する平板培地(デイフ
コ社製、バクト・イースト・ナイトロジエン・ベース0
.67%、グルコース2%および寒天1.5%)で30
℃で7日間培養し、出現したコロニーを分離してアゼチ
ジンカルボキシレート耐性株を取得する。優良変異株の
選択にあたっては、YPD培地において、30℃で3日
間の培養をおこなう。ついで得られた培養液に含まれる
香気成分を定量し、目的香気成分生成量の増加した菌株
を選び、サッカロマイセス・セレビジエ八口−6株と命
名した。
度30d10fとなる様に添加し、30℃で60分間放
置した後、遠心分離で菌体を集める。該菌体を5%のチ
オ硫酸す)IJウム水溶液で洗浄し、さらにリン酸緩衝
液(pH6,0)で洗浄する。該菌体をアゼチジンカル
ホキシレー)10mg/−を含有する平板培地(デイフ
コ社製、バクト・イースト・ナイトロジエン・ベース0
.67%、グルコース2%および寒天1.5%)で30
℃で7日間培養し、出現したコロニーを分離してアゼチ
ジンカルボキシレート耐性株を取得する。優良変異株の
選択にあたっては、YPD培地において、30℃で3日
間の培養をおこなう。ついで得られた培養液に含まれる
香気成分を定量し、目的香気成分生成量の増加した菌株
を選び、サッカロマイセス・セレビジエ八口−6株と命
名した。
AC6−株は、ブダペスト条約に基づいて平成2年7月
37日付で工業技術院微生物工業技術研究所に、微工研
条寄第30..?に号(FεRM BP−jOjK )
として寄託されている。
37日付で工業技術院微生物工業技術研究所に、微工研
条寄第30..?に号(FεRM BP−jOjK )
として寄託されている。
つぎに、得られた変異株と親株の薬剤に対する感受性を
示す。
示す。
デイフコ社製バクト・イースト・ナイトロジェン・ベー
ス0.67%、グルコース2%および寒天1.5%にア
ゼチジンカルボキンレトを第1表に示す各濃度になるよ
うに混和し、寒天平板培地とした。この培地に変異株お
よびその親株を接種し28℃で4日後の生育を観察した
。結果を第1表に示す。
ス0.67%、グルコース2%および寒天1.5%にア
ゼチジンカルボキンレトを第1表に示す各濃度になるよ
うに混和し、寒天平板培地とした。この培地に変異株お
よびその親株を接種し28℃で4日後の生育を観察した
。結果を第1表に示す。
第1表
つぎに、変異酵母およびその親株の香気生成量を次の方
法で測定した。
法で測定した。
各酵母をYPD培地で、30℃、2日間培養した。
得られた培養液の香気成分を第2表に示す。
香気成分の定量は、ヘッド・スペース・ガス・クロマト
グラフィーによって定量した〔ジャーナル・オブ・ザ・
ブリューイング・ソサエティー・オブ・ジャパン−Vo
l、68. P、59〜61. (1973)E。
グラフィーによって定量した〔ジャーナル・オブ・ザ・
ブリューイング・ソサエティー・オブ・ジャパン−Vo
l、68. P、59〜61. (1973)E。
第 2 表
イソブチルアルコール(ppm>
イソアミールアルコール(ppm>
酢酸イソアミル(ppm>
12.5 64.8
22.0 58.1
微量
微量
(注)+:生育、 −:非生育
本発明の酵母を用いてパン、アルコール飲’44−&た
は発酵調味料を製造する方法は、各々従来の製造方法に
よりおこなう。
は発酵調味料を製造する方法は、各々従来の製造方法に
よりおこなう。
まず、パンの製造について説明する。酵母を炭素源、窒
素源、無機物、アミノ酸、ビタミンなどを含有する通常
の培地中、好気的条件下、温度26〜33℃、pH4〜
6に調節しつつ培養をおこない、菌体を回収、洗浄をお
こないパン製造に適した酵母菌体を得る。
素源、無機物、アミノ酸、ビタミンなどを含有する通常
の培地中、好気的条件下、温度26〜33℃、pH4〜
6に調節しつつ培養をおこない、菌体を回収、洗浄をお
こないパン製造に適した酵母菌体を得る。
培地中の炭素源としてはグルコース、シュークロース、
澱粉加水分解物、糖蜜などの種々の炭水化物が使用でき
る。とくに廃糖蜜は好適に用いられる。
澱粉加水分解物、糖蜜などの種々の炭水化物が使用でき
る。とくに廃糖蜜は好適に用いられる。
窒素源としては、アンモニアあるいは塩化アンモニウム
、硫酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニ
ウムなどの各種無機および有機アンモニウム塩類あるい
は尿素および他の窒素含有物質ならび酵母エキス、コー
ン・スチープ・リカーなどを用いることができる。その
他無機物、アミノ酸、ビタミンフヨどを必要に応じて添
加することができる。培養は、流加培養が適当である。
、硫酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニ
ウムなどの各種無機および有機アンモニウム塩類あるい
は尿素および他の窒素含有物質ならび酵母エキス、コー
ン・スチープ・リカーなどを用いることができる。その
他無機物、アミノ酸、ビタミンフヨどを必要に応じて添
加することができる。培養は、流加培養が適当である。
パン生地は、小麦粉を主原料とし、食塩、油脂、水およ
び上記で得られた酵母を加えて調製される。
び上記で得られた酵母を加えて調製される。
さらに、必要に応じてパン生地に砂糖、脱脂粉乳、製パ
ン改良剤(イースト・フード)、卵などを加えてもよい
。
ン改良剤(イースト・フード)、卵などを加えてもよい
。
代表的な製パン法には、直捏法と中種法があり、前者は
、全原料を最初から混ぜる方法で、後者はまず小麦粉の
一部に酵母と水を加えて中種をつくり、発酵後に残りの
原料を合わせる方法である。
、全原料を最初から混ぜる方法で、後者はまず小麦粉の
一部に酵母と水を加えて中種をつくり、発酵後に残りの
原料を合わせる方法である。
たとえば、直捏法では全原料を混捏した後、25〜29
℃で発酵し、分割、ねかしくベンチ)をおこない、整形
、型詰約する。ついで35〜39℃での第2発酵を経た
後、200〜240℃で焼成する。
℃で発酵し、分割、ねかしくベンチ)をおこない、整形
、型詰約する。ついで35〜39℃での第2発酵を経た
後、200〜240℃で焼成する。
アルコールtIl (焼酎、ウィスキーなどの蒸留酒、
ワイン、清酒など)および発酵調味料の製造について説
明する。いずれの製造においても酵母によるアルコール
発酵を伴う。これらの製造方法としては、糖源として、
葡萄などの果実、糖蜜、グルコースなどを直接酵母によ
って発酵させる方法(単発酵)、いも類、麦類、そば、
トウモロコシなどの穀類の澱粉を糸状菌(麹菌)や酵素
製剤などを作用させて糖化し、ついで酵母でのアルコー
ル発酵をおこなう方法(並行複発酵)などが知られてい
る。
ワイン、清酒など)および発酵調味料の製造について説
明する。いずれの製造においても酵母によるアルコール
発酵を伴う。これらの製造方法としては、糖源として、
葡萄などの果実、糖蜜、グルコースなどを直接酵母によ
って発酵させる方法(単発酵)、いも類、麦類、そば、
トウモロコシなどの穀類の澱粉を糸状菌(麹菌)や酵素
製剤などを作用させて糖化し、ついで酵母でのアルコー
ル発酵をおこなう方法(並行複発酵)などが知られてい
る。
発酵は、pH3,5〜5.0、温度6〜15℃で攪拌し
ながらおこなわれ、微生物などに注意を払って管理され
る。
ながらおこなわれ、微生物などに注意を払って管理され
る。
エタノールが生成された後、モロミは濾過され原酒が得
られる。蒸留酒は、モロミから単式蒸留機などを用いて
得られる。発酵調味料は、発酵終了前にモロミに食塩、
酢酸などを添加する処置(酒税法で定められた不可飲処
置)をおこなった後戸通して得られる。
られる。蒸留酒は、モロミから単式蒸留機などを用いて
得られる。発酵調味料は、発酵終了前にモロミに食塩、
酢酸などを添加する処置(酒税法で定められた不可飲処
置)をおこなった後戸通して得られる。
たとえば焼酎は次のようにして製造される。
蒸し米に白麹菌を繁殖させて作られる麹を糖化材として
用い、さらに蒸し米(あるいは大麦などの穀類の蒸した
もの)および酵母を加えて仕込む。
用い、さらに蒸し米(あるいは大麦などの穀類の蒸した
もの)および酵母を加えて仕込む。
仕込は酵母の増殖と共にモロミ容量を増やしていく2段
仕込が一般に用いられる。発酵はpH3,5〜5.0温
度15〜30℃で攪拌しながらおこなう。エタノールが
十分に生成された後、モロミを蒸留し焼酎原酒を得る。
仕込が一般に用いられる。発酵はpH3,5〜5.0温
度15〜30℃で攪拌しながらおこなう。エタノールが
十分に生成された後、モロミを蒸留し焼酎原酒を得る。
焼酎原酒に割水をおこない、精密濾過し焼酎製品とする
。
。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1 食パンの製造
酵母として、ダイヤイーストYSTおよびAC−6株の
各棟を用いた。
各棟を用いた。
次の方法により301@養槽を使用して培養をおこなっ
た。
た。
種培養 YPD培地、30℃、振盪 24時間本培養
糖蜜 35E (糖分30%)尿素 20g KLP[l+ 5g 指数流加培養 10時間 pH調節 pH4,5、アンモニアで調節培養温度 3
0℃、 通気量30p/分攪拌 360「9m 培養終了後水洗し脱水して、圧搾酵母とした。
糖蜜 35E (糖分30%)尿素 20g KLP[l+ 5g 指数流加培養 10時間 pH調節 pH4,5、アンモニアで調節培養温度 3
0℃、 通気量30p/分攪拌 360「9m 培養終了後水洗し脱水して、圧搾酵母とした。
得られた酵母を用いて、後記配合および工程にしたがっ
て食パンを作成した。
て食パンを作成した。
(配 合)
強力小麦粉 100 (重i部)酵母
3 イースト・フード 0.1 砂糖 6 食塩 1.8 脱脂粉乳 2 ショートニング 4 水 62(工 程) 生地混捏 低速3分、中速6分、中高速5分(SC1
,51型、関東混合機工業社製)捏上げ温度 27℃ フロアタイム 28℃、40分 ベンチタイム 室温15分 ホイロ 40℃、湿度85%、50分焼成 2
15℃、30分 得られたパンの香気成分は次のようにして測定した。5
gの粉砕した食パンのクラム(crumb)を20コ容
バイアル瓶に入れ、密栓後50℃、60分加温した後ヘ
ツド・スペース・ガス・クロマトグラフィーによって定
量したしジャーナル・オブ・ザ・ブリューイング・ソサ
エティー・オブ・ジャパンVo1.68. p、 59
〜61. (1973)より改変]。
3 イースト・フード 0.1 砂糖 6 食塩 1.8 脱脂粉乳 2 ショートニング 4 水 62(工 程) 生地混捏 低速3分、中速6分、中高速5分(SC1
,51型、関東混合機工業社製)捏上げ温度 27℃ フロアタイム 28℃、40分 ベンチタイム 室温15分 ホイロ 40℃、湿度85%、50分焼成 2
15℃、30分 得られたパンの香気成分は次のようにして測定した。5
gの粉砕した食パンのクラム(crumb)を20コ容
バイアル瓶に入れ、密栓後50℃、60分加温した後ヘ
ツド・スペース・ガス・クロマトグラフィーによって定
量したしジャーナル・オブ・ザ・ブリューイング・ソサ
エティー・オブ・ジャパンVo1.68. p、 59
〜61. (1973)より改変]。
その結果を第3表に示す。
第3表
イソブチルアルコール(ppm)
イソアミールアルコール(ppm)
酢酸イソアミル<ppm)
微量 微量
実施例2 大麦焼酎の製造
酵母として、ダイヤイース)YSTおよびAC−6株の
各棟を用い、焼酎を醸造した。
各棟を用い、焼酎を醸造した。
モロミの仕込は、第4表のごとくおこない、1次仕込に
は、米麹を用い、2次仕込ては精白度75%の大麦を用
いた。
は、米麹を用い、2次仕込ては精白度75%の大麦を用
いた。
第
表
第
表
原料
麹米(g)
大麦(g)
汲み水(g)
モロミ管理、モロミの品温は、終始20℃とした。
1次仕込から5日後に2次仕込、更に10日後に蒸留を
行った。
行った。
醸造した熟成モロミの成分を第5表に、更に蒸留して得
られた焼酎の香気成分を第6表に示した。
られた焼酎の香気成分を第6表に示した。
第5表
香気成分
YST
カプロン酸エチル(ppm)
B本醸造協会発行)による。
イソブチルアルコール(ρρ1Tl)
イソアミールアルコール(ppm)
(上記の値は、エタノール濃度25.0%に調製して測
定したものである。) 実施例3 発酵調味料の製造 酵母として、ダイヤイース)YSTおよびAC6の各棟
を用し)、発酵調味料を製造した。
定したものである。) 実施例3 発酵調味料の製造 酵母として、ダイヤイース)YSTおよびAC6の各棟
を用し)、発酵調味料を製造した。
第7表
仕入配合
原 料 1次仕込
蒸し米(g) 1.80
麹米(g) 150
汲み水(g) 380
(尚、添え仕込の汲み水に
加した。)
2次仕込 計
よ、乳酸 6.2mlを添
発酵管理
発酵温度は、終始25℃で行った。1次仕込後3日目に
2次仕込をおこない、更に5日後に65gの食塩を添加
する不可飲処理を行った。更に2日後、圧搾濾過によっ
て不溶性成分を除去し、発酵調味料を得た。
2次仕込をおこない、更に5日後に65gの食塩を添加
する不可飲処理を行った。更に2日後、圧搾濾過によっ
て不溶性成分を除去し、発酵調味料を得た。
製造した発酵調味料の成分を第8表に示す。
第 8 表
発明の効果
本発明で得られる変異酵母を用いることにより香りの高
い、従来とは異なった香気特性を有する飲食品を製造す
ることができる。
い、従来とは異なった香気特性を有する飲食品を製造す
ることができる。
特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社ST
アルコール(%) 1.6.1
160酸度 4.7 4.5 工キス分(%) 8.9 8
3食 塩02(%) 2.7
26p H3,93,フ
160酸度 4.7 4.5 工キス分(%) 8.9 8
3食 塩02(%) 2.7
26p H3,93,フ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)サッカロマイセス属に属し、かつアゼチジンカル
ボキシレート耐性を有する酵母。(2)酵母がサッカロ
マイセス・セレビジエである請求項(1)記載の酵母。 (3)酵母がイソブチルアルコールおよびイソアミール
アルコールを生産する能力を有する酵母である請求項(
1)または(2)記載の酵母。 (4)サッカロマイセス属に属し、アゼチジンカルボキ
シレート耐性を有する酵母を用いることを特徴とする飲
食品の製造法。 (5)飲食品が、アルコール飲料、パン製品または発酵
調味料である請求項(4)記載の飲食品の製造法。 (6)サッカロマイセス属に属し、アゼチジンカルボキ
シレート耐性を有する酵母を用いて製造される飲食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2206010A JPH0491782A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 飲食品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2206010A JPH0491782A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 飲食品の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491782A true JPH0491782A (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=16516416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2206010A Pending JPH0491782A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 飲食品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0491782A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996020272A1 (fr) * | 1994-12-26 | 1996-07-04 | Takara Shuzo Co., Ltd. | Nouvelles souches de levures aromatiques |
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JP2013158301A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Gekkeikan Sake Co Ltd | 高酸型酵母の育種方法、該育種方法で育種された高酸型酵母、及び該高酸型酵母を用いたアルコール飲料の製造方法 |
CN103361224A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-10-23 | 李爱媛 | 木瓜酒及其制作方法 |
JP2015112050A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | サッポロビール株式会社 | 焼酎およびその製造方法 |
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1990
- 1990-08-03 JP JP2206010A patent/JPH0491782A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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