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JPH0463439B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0463439B2
JPH0463439B2 JP59163714A JP16371484A JPH0463439B2 JP H0463439 B2 JPH0463439 B2 JP H0463439B2 JP 59163714 A JP59163714 A JP 59163714A JP 16371484 A JP16371484 A JP 16371484A JP H0463439 B2 JPH0463439 B2 JP H0463439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknote
conveyance means
banknotes
bill
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59163714A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6142090A (ja
Inventor
Kazuo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP16371484A priority Critical patent/JPS6142090A/ja
Publication of JPS6142090A publication Critical patent/JPS6142090A/ja
Publication of JPH0463439B2 publication Critical patent/JPH0463439B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/006Winding articles into rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/419Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means
    • B65H2301/4191Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length, e.g. AO format, arranged at intervals from each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/19Specific article or web
    • B65H2701/1912Banknotes, bills and cheques or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この発明は自動販売機の紙幣処理部等に組み込
まれる紙幣収納繰り出し装置に関し、特に投入紙
幣の一部を釣札として貯留し、放出する紙幣収納
繰り出し装置に関する。
(b) 従来の技術 最近、高額物品や高額券を発売する自動販売機
が設置されるようになつてきたが、該自動販売機
には多額の釣札を準備しておく必要がある。とこ
ろで、従来よりこの種の自動販売機に使用される
紙幣収納繰り出し装置には、たとえば、千円、5
千円、1万円の3種類の紙幣を受け付け、処理す
るものが提案されている。この場合、釣札用とし
て千円札や5千円札を予め準備貯留し、必要に応
じて貯留している紙幣を所定枚数放出させる。こ
のため、多数枚の釣札を予め用意する必要があ
り、釣札の補給に手間を要するだけでなく、貯留
している釣札が次々に消費され、釣札切れを生じ
易く販売機の稼働率を低下させるといつた問題が
生じていた。
従来より、この問題を解消しようとする紙幣収
納装置が提案されている。特開昭53−104300号公
報には対向する2つのベルト間に順次紙幣を少し
づつずらせながら積み重ねて挟持することによつ
て複数の紙幣を収納する装置が示されている。ま
た、実開昭58−60644号公報には2つのローラ間
に誘導帯を張設し、この誘導帯を紙幣とともに、
ローラに巻き取ることによつて紙幣を収納する装
置が示されている。
(c) 発明が解決しようとする課題 しかし前者の装置では限られたベルト長で定ま
る限られた距離間に紙幣を収納するものであるた
め、多数の紙幣を収納するためには非常に距離の
長いベルトを用いなければならず、装置全体が大
型化する欠点があつた。また、後者の装置では、
複数の紙幣を誘導帯間に挟持するだけであり、限
られたスペースに多数の紙幣を効率良く収納する
ことができないという欠点があつた。
この発明は上記欠点を解消し、投入された紙幣
のうち釣札として使用される金種の紙幣をドラム
周面と巻付けテープ間に階段状に重ねて巻き付け
保持することによつて貯留するとともにこれを釣
札として使用することによつて、釣札の準備、補
給作業をなくし、且つ釣札切れの発生を大幅に低
減させ稼働率の向上をはかることができる紙幣収
納繰り出し装置を提供することを目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 この発明は、 紙幣投入口からフラツパーまでの間形成され、
紙幣を挟持するベルトおよびモータを含む前部搬
送手段と、 前記フラツパーから紙幣放出口までの間に一定
の間隙を設けて配置されるとともに、紙幣との間
に生じる摩擦抵抗が紙幣と紙幣との間に生じる摩
擦抵抗より低い一対のベルト、およびモータを含
む後部搬送手段と、 前記フラツパーの切り換えによつて前記後部搬
送手段に接続され、ドラムと、このドラムの周面
にその一端を固定された巻付けテープとを備え、
ドラムを逆転したとき前記後部搬送手段上の紙幣
をドラム周面と巻付けテープとの間に巻い込むこ
とによつて貯留し、ドラムを正転したとき貯留し
た紙幣を前記後部搬送手段に繰り出す、紙幣貯留
機構と、 前記後部搬送手段の前記紙幣放出口側端部に接
離自在に設けられ、接触時に前記後部搬送手段を
構成する一対のベルトを圧接させてその搬送力を
利用して紙幣を放出する送り出しローラと、 前記後部搬送手段上の前記フラツパー付近に設
けられた第1の紙幣センサと、 前記後部搬送手段上の前記送り出しローラ付近
に設けられた第2の紙幣センサと、 前記第1の紙幣センサが、前部搬送手段を搬送
されてきた紙幣の先端を検出したのち、この紙幣
の後端が前記フラツパーを通過するために必要な
時間を計測する第1のタイマと、 前記第1の紙幣センサが、後部搬送手段から紙
幣貯留機構へ貯留される紙幣の後端を検出したの
ち、この後端が前記第1の紙幣センサから紙幣の
搬送方向長さよりも短い距離搬送されるために必
要な時間を計測する第2のタイマと、 を備え、 紙幣貯留信号が入力された時に紙幣投入口から
紙幣が投入されてから第1のタイマがタイムアツ
プするまで前部搬送手段および後部搬送手段を正
方向に駆動するとともに、第1のタイマの動作中
のみ紙幣貯留機構を正方向に駆動し、第1のタイ
マがタイムアツプした時にフラツパーを切り換え
て第2のタイマがオフするまで後部搬送手段およ
び紙幣貯留機構を逆方向に駆動する、貯留制御手
段と、 釣札要求信号が入力された時に前記紙幣貯留手
段および後部搬送手段を正方向に駆動し、第2の
紙幣センサがオンしたとき紙幣貯留機構の駆動の
みを停止するとともに、第2の紙幣センサがオフ
するまでの間においてのみ前記送り出しローラを
前記後部搬送手段に接触させ、釣札要求信号が入
力されなくなつた時に第2のタイマがオフするま
で後部搬送手段および紙幣貯留機構を逆方向に駆
動する、放出制御手段と、 を有することを特徴とする。
(e) 発明の作用 上記構成により、投入された紙幣が前部搬送手
段から後部搬送手段に搬送され、第1の紙幣セン
サがオンしたとき、紙幣貯留機構が正方向に動作
して貯留されていた紙幣(貯留紙幣)と投入され
た紙幣とが一部重なり合う。すなわち、貯留紙幣
は第1の紙幣センサから紙幣の搬送方向長さより
も短い距離だけ離れて停止しているため、投入さ
れた紙幣が第1の紙幣センサに検出された瞬間に
貯留紙幣の駆動を開始すれば貯留紙幣と投入され
た紙幣とを一部において重ねることができる訳で
ある。こののち、これらを紙幣貯留機構に取り込
めば複数枚の紙幣を順に重ね合わせて貯留するこ
とができる。
また、釣札要求信号の入力にしたがつて貯留紙
幣を放出するときには、先端の紙幣が第2の紙幣
センサに検出されるまで搬送し、そこで第2の紙
幣センサが紙幣を検出しなくなるまで送り出しロ
ーラを後部搬送手段に接触させることによつて、
先端の1枚のみが紙幣放出口から放出される。こ
ののち、釣札要求信号が入力されなくなると、送
り出しローラを後部搬送手段から離間するととも
に、後部搬送手段および紙幣貯留機構を逆方向に
駆動して後部搬送手段内に送り出されている紙幣
を紙幣貯留機構に貯留する。
(f) 実施例 第1図は自動販売機の紙幣処理部に適用した本
発明に係る紙幣収納繰り出し装置の概略を示して
いる。自動販売機に投入された紙幣は紙幣鑑別部
(図示せず。)を通じて紙幣受け入れ口1より取り
込まれる。その紙幣鑑別部では受け入れ紙幣が釣
札に使用できるものであるかどうかを判定する。
釣札として使用されない金種の紙幣または紙幣貯
留用ドラム12が満杯で釣札収納が出来ない時の
釣札用紙幣はベルト4,5に挟持され、次いでベ
ルト7上に載置されて搬送され放出口14側に搬
送される。ここで、ベルト4,5およびモーター
3(後述)等で形成される搬送路がこの発明の前
部搬送手段に対応し、ベルト7,8およびモータ
ー6(後述)等で形成される搬送路がこの発明の
後部搬送手段に対応する。
釣札貯留機構はドラム12と、テープの一端を
ドラム12に固定した巻付けテープ15からな
る。ドラム12の周面と巻付けテープ15との間
へ釣札用紙幣を導き、巻付けテープ15で巻き付
け保持する。18は巻付けテープ15の供給ロー
ラ、19はその駆動モーターである。3,6,1
3はそれぞれベルト4,7およびドラム12の駆
動モーターである。11は紙幣受け入れ口1より
放出口14側への搬送路と放出口14からドラム
12側への搬送路とを振り分けるフラツパーであ
り、ソレノイド10のオン、オフ動作によつてそ
の向きが切り換えられる。17はドラム12に貯
留している紙幣を放出口14より外部に送り出す
送り出しローラであり、ソレノイド20によつて
揺動、移動する。すなわち、ソレノイド20をオ
ンすると送り出しローラ17が上方に揺動してベ
ルト7の内側に当接させ、ベルト8を張架するロ
ーラの一方をベルト7を介して押圧する。ベルト
7,8はソレノイド20がオフされている状態で
は接触しておらず、両ベルト7,8の間には所定
の間隙が設けられている。ソレノイド20がオン
されると初めてベルト7とベルト8とが当接し、
この当接によつてベルト8が回転する。しかし、
この状態でも送り出しローラ17に対向しない部
分ではベルト7とベルト8とは当接していない。
ソレノイド20をオフすると送り出しローラ17
はベルト8から離れる。2,9は紙幣通過をチエ
ツクするための検知器である。この検知器9はこ
の発明の第1の紙幣センサであり、その設置位置
は合流搬送路において、巻付けテープに貯留され
ている貯留紙幣の前端から所定長さだけ前方にさ
れている。この所定長さとは、紙幣の搬送方向の
長さ未満の長さである。検知器16がこの発明の
第2の紙幣センサに対応する。
第2図は上記紙幣収納繰り出し装置の制御部の
ブロツク図である。制御部はCPU30、メモリ
31からなるマイクロプロセツサシステムで構成
されている。検知器9,16の出力はAMP32
を通じてCPU30に与えられる。33〜38は
それぞれモータ3,6、モータ13,19および
ソレノイド10,20を駆動制御するための駆動
回路である。
次に第3図,第4図のフローチヤートおよび第
5図A〜Fの紙幣収納状態を示す図を参照して上
記構成の動作を説明する。第3図は紙幣収納時の
動作を示し、第4図は紙幣繰り出し時の動作を示
している。また、第5図A〜Fは紙幣収納時,紙
幣繰り出し時の各段階における紙幣の状態を示し
ている。ここで、40は投入紙幣,41(41−
1,41−2)は貯留紙幣を示している。
第3図は紙幣制御鑑別部で釣札として使用可能
な金種とする判定に基づく紙幣貯留信号の入力に
より投入紙幣をドラム12に収納する時の動作を
示している。まずステツプn1(以下、ステツプni
を単にniという。)にてモータ3,6を図中反時
計方向に反転させる。モータ駆動により紙幣受け
入れ口1より取り込まれた釣札用紙幣はベルト
4,5によりフラツパー11に添つて検知器9ま
で搬送される。投入紙幣40の前端が検知器9を
遮断したとき(第5図A)、CPU30の保有する
タイマA(図示せず。)をセツトするとともに、モ
ータ13,19を図中時計方向に正転させる
(n2〜n4)。なお、タイマAはこの発明の第1の
タイマであり、投入紙幣40の前端が検知器9を
通過した後、その紙幣の後端がフラツパー11を
通過するまでの時間を計時するようにセツトされ
ている。タイマAを用いるのは、後述するように
このベルト7,8間には投入紙幣40に続いて貯
留紙幣41が繰り出されるため、検知器9によつ
ては投入紙幣40の後端がフラツパー11を通過
して合流搬送路に達したことを検出できないから
である。
モータ13の正転によりドラム12と巻付けテ
ープ15は一定張力を保持しながら時計方向に回
転し、貯留紙幣41をベルト7,8間に送り出し
ていく。このとき、上述のようにモータ13,1
9の正転開始タイミングは、検知器9が投入紙幣
40の前端を検出した時であり、検知器9が合流
搬送路において貯留紙幣41の前端から所定長さ
だけ前方に位置していことから、貯留紙幣41の
前端は投入紙幣40の前端よりも所定長さだけ後
方になる。この所定長さは紙幣の搬送方向の長さ
よりも短くされているため、貯留紙幣41と投入
紙幣40とはその一部(搬送方向の長さから所定
長さを差し引いた部分)において重なりあうこと
になる(第5図B)。この重なり方は投入紙幣4
0が上,貯留紙幣41が下となる。
この状態で、タイマAがタイムアツプするとモ
ータ3,6,13,19の回転が停止される
(n5,n6)。タイマAのタイムアツプした時点で
は投入紙幣40の後端が合流搬送路に達してお
り、貯留紙幣41の上面に投入紙幣40の後端が
載置された状態で停止する(第5図C)。
次にソレノイド10をオンし、フラツパー11
を移動させる(n7)。このフラツパー11の移動
により受け入れ口1側への投入搬送路が遮断され
る。続いてモータ13,19を反時計方向に逆転
させ、且つモータ6を時計方向に正転させる
(n8)。このモータ駆動により投入紙幣40は貯
留紙幣41と重なつた状態のままドラム12側へ
導かれ、ドラム12と巻付けテープ15との間に
巻付けられていく。
投入紙幣40の後端が検知器9をオフしたとき
(n9:第5図D)、CPU30の保有するタイマB
(図示せず。)をセツトするとともにソレノイド1
0をオフしてフラツパー11を元の位置に戻す
(n10,n11)。紙幣後端がフラツパー11の下側
付近まで搬送されるのをタイマBで監視し、タイ
マBのタイムアツプによりモータ6,13,19
を停止し、釣札収納動作を終了する(n12,
n13:第5図E)。タイマBがこの発明の第2の
タイマに対応する。
第3図に示す動作がこの発明の貯留制御手段に
対応する。
第4図はドラム−テープ間に貯留した紙幣を釣
札として繰り出す場合の動作を示している。販売
機本体から釣札要求信号を受けると、モータ6を
反時計方向に逆転させ、且つモータ13,19を
時計方向に正転させる。(n20,n21)これらのモ
ータ駆動により、搬送ベルト7は搬出方向に回転
し、またドラム12は時計方向に回転し、且つ巻
付けテープ15は巻戻されてドラム12から分離
する方向に回転する。この回転により、ドラム−
テープ間に巻き付けられていた貯留紙幣が繰り出
され、ベルト7上に載置された状態で紙幣放出口
14方向に搬送される。このとき、ベルト8は回
転していない。ドラム−テープ間から繰り出され
た貯留紙幣が検知器9をオンし、さらに検知器1
6をオンしたとき(n22,23:第5図F)、一枚
の釣札紙幣が検知器16の近傍の送り出しローラ
17まで搬送されたと判断し、モータ13,19
を停止する(n24)。続いてソレノイド20をオ
ンし送り出しローラ17を上方に移動させ、ベル
ト7をそれに対向するベルト8のローラに押しつ
ける。送り出しローラ17の位置は検知器16の
位置に略一致しているため、ベルト7とベルト8
との間に紙幣の先端部が挟持される。しがつて、
検知器16付近まで搬送された紙幣は送り出しロ
ーラ17の押圧によつて放出口14側に送り出さ
れる。送り出しローラ17による送り出しを終了
したとき検知器16がオフするとソレノイド20
をオフする(n26,n27)。ソレノイド20をオフ
した後釣札要求信号がある場合には、同様にして
貯留紙幣の先端が検知器16をオンするまでドラ
ム12および巻付けテープ15を時計方向に回転
させ、その後送り出しローラ17によつて一枚ず
つ釣札用紙幣を放出していく。釣札放出を終える
と(n28)、モータ13,19を反時計方向に逆
転させ、且つモータ6を時計方向に正転させる
(n29)。このモータの駆動により検知器16の手
前まで搬出されてきている貯留紙幣はフラツパー
11付近の待機位置まで巻戻される。検知器9が
オフすると(第5図Dと同様)紙幣後端が待機位
置まで搬送させたと判断し、前記タイマBを再セ
ツトする(n30,n31)。このタイマBによつて紙
幣後端の検知器9の通過から一定時間監視して、
タイムアツプしたときモータ6,13,19を停
止して終了する(n32,n33:第5図Eと同様)。
第4図に示す動作がこの発明の放出制御手段に相
当する。
以上の処理により、ドラム12の回転およびテ
ープ15の移動により貯留紙幣をベルト7とベル
ト8との間において紙幣放出口14方向に搬送す
る。このとき、モータ6の回転によりベルト7も
回転しているが、ベルト8はベルト7に当接して
いないことから回転しておらず、また、紙幣はベ
ルト7とベルト8とに挟持されてもいないため、
貯留紙幣は専らドラム12およびテープ15の作
用によつて搬送される。この後、一枚目の紙幣の
先端が検知器16の位置に達すると、ドラム12
およびテープ15が停止するとともに、送り出し
ローラ17の移動により紙幣を挟持した状態でベ
ルト7とベルト8とが圧接する。これによつて、
一枚目の紙幣がさらに放出口14方向に移動す
る。しかし、二枚目の紙幣は、ベルト7,8に挟
持されていないこと、三枚目の紙幣との間に生じ
る摩擦抵抗がベルト7との間に生じる摩擦抵抗よ
りも高いこと、及び、ドラム12とテープ15と
が停止していることにより、放出口14方向に移
動せず、一枚目の紙幣が二枚目の紙幣から引き離
される。このようにして、釣札放出時にはドラム
から巻戻した釣札を送り出しローラ17まで供給
して一枚ずつ釣札を放出させることができる。従
つて、釣札の貯留、補給および繰り出しをドラム
12および巻付けテープ15からなる釣札貯留機
構を利用して行うことができ、これにより予め多
数枚数の釣札を用意するといつた必要がななく、
しかも随時釣札の収納により、釣札切れの発生が
大幅に減少し、自動販売機の稼働率を向上させる
ことができる。
(g) 発明の効果 以上のようにこの発明によれば、紙幣をドラム
周面と巻付けテープ間に階段状に巻き付けて保持
することかできるため、保持した紙幣を1枚づつ
放出することが可能なうえ、限られた長さの巻付
けテープ間に多くの枚数を保持することができ
る。さらに、搬送されてきた紙幣を前記ドラム周
面と巻付けテープ間に導いて巻付け保持すること
ができるため、釣札を放出しても投入紙幣をドラ
ム側に釣札として補充することができ、予め多数
の釣札を用意しておかなくても釣札切れの発生を
大幅に低減することができ、装置の稼働率を向上
させることができる。しかも、比較的距離の長い
巻き付けテープを用いてもドラム周囲の空間に紙
幣が貯留されるため、限られたスペースに多数の
釣札を収納することができ、装置全体を小型に構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動販売機の現金処理部に適用した本
発明に係る紙幣収納繰り出し装置の概略構成図、
第2図は同紙幣収納繰り出し装置の制御部のブロ
ツク図、第3図および第4図はそれぞれ同紙幣収
納繰り出し装置の収納動作、繰り出し動作を示す
フローチヤートである。また、第5図A〜Fは同
紙幣収納繰り出し装置の紙幣の収納,繰り出し状
態を示す図である。 3,6…モーター、4,5…ベルト、7,8…
ベルト、12…ドラム、15…巻付けテープ、4
0…投入紙幣、41…貯留紙幣。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙幣投入口からフラツパーまでの間形成さ
    れ、紙幣を挟持するベルトおよびモータを含む前
    部搬送手段と、 前記フラツパーから紙幣放出口までの間に一定
    の間隙を設けて配置されるとともに、紙幣との間
    に生じる摩擦抵抗が紙幣と紙幣との間に生じる摩
    擦抵抗より低い一対のベルト、およびモータを含
    む後部搬送手段と、 前記フラツパーの切り換えによつて前記後部搬
    送手段に接続され、ドラムと、このドラムの周面
    にその一端を固定された巻付けテープとを備え、
    ドラムを逆転したとき前記後部搬送手段上の紙幣
    をドラム周面と巻付けテープとの間に巻き込むこ
    とによつて貯留し、ドラムを正転したとき貯留し
    た紙幣を前記後部搬送手段に繰り出す、紙幣貯留
    機構と、 前記後部搬送手段の前記紙幣放出口側端部に接
    離自在に設けられ、接触時に前記後部搬送手段を
    構成する一対のベルトを圧接させ、その搬送力を
    利用して紙幣を放出する送り出しローラと、 前記後部搬送手段上の前記フラツパー付近に設
    けられた第1の紙幣センサと、 前記後部搬送手段上の前記送り出しローラ付近
    に設けられた第2の紙幣センサと、 前記第1の紙幣センサが、前部搬送手段を搬送
    されてきた紙幣の先端を検出したのち、この紙幣
    の後端が前記フラツパーを通過するために必要な
    時間を計測する第1のタイマと、 前記第1の紙幣センサが、後部搬送手段から紙
    幣貯留機構へ貯留される紙幣の後端を検出したの
    ち、この後端が前記第1の紙幣センサから紙幣の
    搬送方向長さよりも短い距離搬送されるために必
    要な時間を計測する第2のタイマと、 を備え、 紙幣貯留信号が入力された時に紙幣投入口から
    紙幣が投入されてから第1のタイマがタイムアツ
    プするまで前部搬送手段および後部搬送手段を正
    方向に駆動するとともに、第1のタイマの動作中
    のみ紙幣貯留機構を正方向に駆動し、第1のタイ
    マがタイムアツプした時にフラツパーを切り換え
    て第2のタイマがオフするまで後部搬送手段およ
    び紙幣貯留機構を逆方向に駆動する、貯留制御手
    段と、 釣札要求信号が入力された時に前記紙幣貯留手
    段および後部搬送手段を正方向に駆動し、第2の
    紙幣センサがオンしたとき紙幣貯留機構の駆動の
    みを停止するとともに、第2の紙幣センサがオフ
    するまでの間においてのみ前記送り出しローラを
    前記後部搬送手段に接触させ、釣札要求信号が入
    力されなくなつた時に第2のタイマがオフするま
    で後部搬送手段および紙幣貯留機構を逆方向に駆
    動する、放出制御手段と、 を有してなる紙幣収納繰り出し装置。
JP16371484A 1984-08-02 1984-08-02 紙幣収納繰り出し装置 Granted JPS6142090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16371484A JPS6142090A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 紙幣収納繰り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16371484A JPS6142090A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 紙幣収納繰り出し装置

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JPS58225495A (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 富士電機株式会社 紙幣処理装置
JPS6116286U (ja) * 1984-07-02 1986-01-30 芝浦メカトロニクス株式会社 電動工具

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