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JP2566438B2 - 紙葉類払出装置の制御装置 - Google Patents

紙葉類払出装置の制御装置

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Publication number
JP2566438B2
JP2566438B2 JP63070734A JP7073488A JP2566438B2 JP 2566438 B2 JP2566438 B2 JP 2566438B2 JP 63070734 A JP63070734 A JP 63070734A JP 7073488 A JP7073488 A JP 7073488A JP 2566438 B2 JP2566438 B2 JP 2566438B2
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JP
Japan
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JP63070734A
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謙二 西海
透 笠原
英治 潮来
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Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP89105085A priority patent/EP0334309B1/en
Priority to DE68923388T priority patent/DE68923388T2/de
Priority to ES89105085T priority patent/ES2075003T3/es
Priority to CA000594645A priority patent/CA1329221C/en
Priority to US07/328,474 priority patent/US4964517A/en
Publication of JPH01243195A publication Critical patent/JPH01243195A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は紙幣、チケット等の紙葉類を所定枚払い出
すようにした紙葉類払出装置の制御装置に関し、特に所
定枚数の紙葉類を確実に搬出することができるようにし
た紙葉類払出装置に関する。
〔従来の技術〕
両替機、チケット発券機等として用いられる紙葉類払
出装置としては、従来実公昭60−22028号公報に示され
るものがある。この公報に記載される装置は、羽根車を
用いて構成されたもので、まず、紙葉類収納部から送出
された所定枚数の紙葉類を羽根車を介して一枚ずつ離脱
しながら蓄積部へ一旦整列蓄積し、その後この整列蓄積
された紙葉類をベルト、ローラ等を用いて一括して搬出
するように構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来の装置では2枚重ねや形状異
常の紙葉類が羽根車に搬送された場合、この紙葉類その
まま払出口に搬出されたり、紙詰りの原因となったりし
て装置利用者および管理者に不測の損害を与えることが
あった。
この発明は所定枚数の紙葉類を確実に払出口に搬出で
きるようにして装置利用者および管理者に不測の損害が
生じないようにした紙葉類払出装置の制御装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明によれば、 払い出すべき所定形状の紙葉類を収納する紙葉類収納
部と、 前記紙葉類収納部に収容された紙葉類を1枚ずつ所定
の間隔で送り出す送出手段と、 前記送出手段によって送り出された紙葉類を1枚ずつ
検査する検査手段と、 前記検査手段を通過した紙葉類を蓄積部に蓄積する蓄
積手段と、 前記蓄積部に蓄積された紙葉類を払い出す払出口と、 異常紙葉類を収納する異常紙葉類収納部と 前記蓄積部に蓄積された紙葉類を前記払出口または前
記異常紙葉類収納部に搬送する搬送手段と を有する紙葉類払出装置において、 前記検査手段で紙葉類の異常が検出されることなく該
検査手段を所望の枚数の紙葉類が通過した場合は、前記
送出手段による紙葉類の送り出し動作を停止させるとと
もに該紙葉類の送り出し動作の停止後、一定時間経過し
てから前記搬送手段を制御して前記蓄積部に蓄積されて
いる紙葉類を前記払出口とは逆方向に寸動させ、その後
前記蓄積部に蓄積されている紙葉類を前記払出口に一括
搬出する搬出制御手段と、 前記検査手段で紙葉類の異常が検出された場合は、前
記送出手段による紙葉類の送り出し動作を直ちに停止さ
せ、該紙葉類の送り出し動作の停止後、一定時間経過し
てから前記搬送手段を制御して前記蓄積部に蓄積されて
いる紙葉類を前記払出口とは逆方向に寸動させ、その後
前記蓄積部に蓄積されている紙葉類を前記異常紙葉類収
納部に一括搬入する搬入制御手段と を具備することを特徴とする。
〔作用〕
この発明では、検査手段で紙葉類の異常が検出される
ことなく該検査手段を所望の枚数の紙葉類が通過した場
合は、搬出制御手段により、送出手段による紙葉類の送
り出し動作を停止させるとともに該紙葉類の送り出し動
作の停止後、一定時間経過してから搬送手段を制御して
蓄積部に蓄積されている紙葉類を払出口とは逆方向に寸
動させ、その後蓄積部に蓄積されている紙葉類を払出口
に一括搬出し、検査手段で紙葉類の異常が検出された場
合は、搬入制御手段により、送出手段による紙葉類の送
り出し動作を直ちに停止させ、該紙葉類の送り出し動作
の停止後、一定時間経過してから搬送手段を制御して蓄
積部に蓄積されている紙葉類を払出口とは逆方向に寸動
させ、その後蓄積部に蓄積されている紙葉類を異常紙葉
類収納部に一括搬入する。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。第1図、第2図はこの発明の紙葉類払出装置
を適用した両替機を示したもので、第1図は外カバーを
外した側面図、第2図は同背面図を示している。払出す
べき紙葉類である紙幣1は紙幣収納部2に整列積み重ね
られて収容される。紙幣収納部2内にはガイド2aに沿っ
て摺動し、紙幣収納部2内に整列積み重ねられて収容さ
れた紙幣2を上から押さえるウエート3が設けられてい
る。紙幣収納部2内に整列積み重ねられた紙幣1は最下
部より1枚ずつ送り出しローラ4によって送り出され
る。この送り出しローラ4は、第1のモータ5によっ
て、プーリ6、ベルト7、プーリ8、シャフト9、クラ
ッチ10、ベルト11、プーリ12、シャフト13、プーリ14、
ベルト15、プーリ16、シャフト17を介して駆動される。
シャフト17には送り出しローラ4の駆動を制御するブレ
ーキ18が設けられている。
ローラ19はベルト20によって送り出しローラ4と連動
するようになっており、このローラ19の上部にはローラ
21が配設されている。ローラ21はワンウェイクラッチが
設けられており、このローラ21によって重ねられて搬送
される紙幣のうち最下位の紙幣を除いて他の紙幣の搬送
が阻止され、結果的に最下位の1枚の紙幣のみが送出さ
れる。この紙幣はシャフト13に固設されたローラ22とこ
のローラ22に摺接するローラ23との間およびローラ22と
このローラ22に摺接するローラ24との間を通り、羽根車
25の各羽根25aの間に導かれる。
ここで、ローラ19,22の径はローラ4の径と比較して
大きくなるように構成され、ローラ19,20の送り量はロ
ーラ4の送り量より大となるように設定されている。こ
れによってローラ4によって送り出された各紙幣との間
には適当な間隔が形成されるようになっている。これは
後述するセンサPX1、PX2での各紙幣の検出を容易にする
ためである。
羽根車25は、第1のモータ5によって、プーリ6、ベ
ルト7、プーリ8、プーリ8と同軸の第1のギヤ250、
第2のギヤ26と同軸の第3のギヤ27、第4のギア28、第
4のギア28と同軸の第5のギア29、羽根車25の軸25aと
同軸の第6のギア30を介して反時計方向に回転してい
る。
羽根車25の各羽根25aの間にそれぞれ1枚ずつ挾まれ
た紙幣は搬送ベルト31の上で羽根車25が離脱されて1枚
ずつ搬送ベルト31の上に蓄積される。搬送ベルト31はプ
ーリ32、33との間に限られており、この搬送ベルト31は
第2のモータ34によってプーリ32を介して正逆両方向に
駆動可能なように構成されている。この搬送ベルト31は
明確に図示されていないが、同一構成のものが複数並設
されいる。
押圧ローラ35は互いにバネ35aによって引込み可能に
配設された1対のローラ35bを複数並列して構成され、
この押圧ローラ35は搬送ベルト31上に蓄積された紙幣を
払出口36に搬出する際に矢印方向に倒される。この押圧
ローラ35は第3のモータ37によってプーリ38、ベルト3
9、プーリ40、軸42、プーリ41、ベルト43、プーリ44を
介して駆動される。
また、搬送ベルト31のプーリ33の配設部にはバネ45a
によって搬送ベルト31に押圧された押圧ローラ45が設け
られ、またこの搬送ベルト31に対応して搬送ベルト31上
の異常紙幣を異常紙幣収納部47に引込むための弾性体か
らなる歯車46が設けられている。この歯車46は第2のモ
ータ34によってプーリ32、搬送ベルト31、プーリ33、ギ
ヤ470、ギャ48を介して駆動される。
紙幣収納部2のドア2bは第3図に示すように軸2cを回
動中心として、前方に開き、このドア2bを前方に開く
と、リンク2dによってウェイト3はガイド2aに沿って上
方に移動し、これによって紙幣収納部2のウェイト3の
下に容易に紙幣を整列積み重ねて収容することができる
ようになっている。
また、後カバー49は第3図に示すように軸49aを回動
中心として後方に開く。これにより、ローラ19、22の箇
所で紙幣が詰った場合等においてこの紙幣を容易に取り
出すことができるように構成されている。
また羽根車25の羽根25aは第3図に示すように軸方向
から本体に差込むように構成されており、これによって
羽根25aが破損した場合等においてその部分のみを容易
に取替えることができるように構成されている。
また、異常紙幣収納部47の前ドア47aは軸47bを回動中
心として前方に開き、これによって異常紙幣収納部47に
収納された紙幣を取り出すことができるようになってい
る。
また、押圧ローラ35は軸35cを回動中心として矢印方
向に回動する。
ところで、この実施例においては、第1のモータ5、
第2のモータ34、第3のモータ37、クラッチ10、ブレー
キ18の動作を制御するために複数のセンサが設けられて
いる。次にこのセンサについて説明する。まず、紙幣収
納部2の下部にはエンプティスイッチESWが設けられて
いる。このエンプティスイッチESWは紙幣収納部2内に
積み重ねられた紙幣が所定枚数以下になったこと(エン
プティ)を検出するためのものである。このエンプティ
スイッチESWは例えば光学的センサからなり、ウェィト
3の後部の突起3aを検出することにより紙幣収納部2の
エンプティを検出するように構成されている。
紙幣収納部2から送り出された紙幣を搬送するローラ
22と24の配設箇所には、搬送された紙幣の異常(2枚重
ね、形状異常)を検出する2つの異常紙幣検出センサPX
1、PX2が紙幣の長手方向に沿って配設されている。この
センサPX1、PX2は具体的には光学センサからなり紙幣の
通過時間、センサPX1とセンサPX2とでの検出タイミング
のずれ等から紙幣の2枚重ね、形状異常等を検出する。
押圧ローラ35の回動軸35cに配設されるスイッチSW1、
SW2は押圧ローラ35の回動位置を検出するためのもので
ある。この押圧ローラ回動位置検出スイッチSW1、SW2は
それぞれリミットスイッチから構成され、軸35cに固設
されたカム35dによって動作する。第4図(a),
(b)はこのスイッチSW1、SW2の動作の状態を拡大して
示したものである。押圧ローラ35が第1図に示す状態、
すなわち待機状態においては第4図(a)に示すように
カム35dによってスイッチSW2がオンとなりスイッチSW1
がオフとなっている。次に、押圧ローラ35が矢印方向に
回動して搬送ベルト31上に蓄積された紙幣を押圧する状
態になると第4図(b)に示すようにカム35dによって
スイッチSW1はオン、スイッチSW2はオフとなる。
払出口近傍に配設される出口センサPSW1はは搬送ベル
ト31によって払出口36に一括して搬出された紙幣を検出
するためのものである。この出口センサPSW1は光センサ
によって構成される。
またプーリ33近傍に配設される異常紙幣排出確認セン
サPSW2は搬送ベルト31によって異常紙幣収納部47に搬送
された異常紙幣を検出するためのものである。この異常
紙幣排出確認センサPSW2も光センサによって構成され
る。
第5図はこの実施例の制御系の構成を示したものであ
る。上述した各種センサ、すなわちエンプティスイッチ
ESW、異常紙幣検出スイッチPX1、PX2、異常紙幣排出確
認センサPSW2、押圧ローラ回動位置検出スイッチSW1、S
W2、出口センサPSW1の出力は制御部(CPU)100に加えら
れる。また制御部100には設定部50で設定された払出し
紙幣の枚数を示すデータが加えられている。制御部100
は各種センサESW、PX1、PX2、SW1、SW2、PSW1、PSW2の
出力および設定部50での設定データにもとづき第1のモ
ータ5、第2のモータ34、第4のモータ37、クラッチ1
0、ブレーキ18を制御する。
以下制御部100の制御の様子を第6図から第11図に示
すフローチャートおよび第12図から第19図に示す図面に
もとづき詳細に説明する。
まず、設定部50で設定した紙幣払出枚数Nを図示しな
い枚数カウンタにセットする(ステップ101)。この枚
数カウンタは制御部100内にハード的またはソフト的な
カウンタとして構成されている。続いてクラッチ10をオ
フにし(ステップ102)、ブレーキ18をオンにする(ス
テップ103)。次にこの状態において第1のモータ5の
回転を開始する。ここでクラッチ10がオフ、ブレーキ18
がオンであるので羽根車25は回転を開始するが、送り出
しローラ4は回転せず、またローラ19、20も回転しな
い。
第1のモータ5の回転開始と同時に図示しないタイマ
をスタートさせる(ステップ105)。このタイマも制御
部100内にハード的またはソフト的タイマとして構成さ
れている。タイマスタート後300ms(ミリ秒)経過する
と(ステップ106)、ブレーキ18をオフにし(ステップ1
07)、クラッチ10をオンにする(ステップ108)。これ
により送り出しローラ4、ローラ19、22の回転が開始さ
れ、紙幣収納部2内の紙幣の送り出しが開始される。
なお、第1のモータ5の回転を開始してから、送り出
しローラ4の回転が開始されるまでの300msは第1のモ
ータ1の回転速度が安定するまで(羽根車25の回転速度
が安定するまで)のアイドル期間である。
紙幣収納部2から送り出しローラ4により送り出され
た紙幣はローラ19およびワンウェイクラッチにより回転
方向が規制されたローラ21によって1枚の紙幣のみにさ
れ、ローラ22、23を介して異常紙幣検出センサPX1、PX2
の配設位置に至り、ここで異常紙幣であるか否かの検査
が行なわれる。すなわち、まずセンサPX1、PX2がオンし
たことが検出されると(ステップ109)、このセンサPX
1、PX2の出力にもとづき搬送された紙幣に2枚重ねが有
るか否かの判断がなされ(ステップ110)、2枚重ねが
無いと、センサPX1、PX2がオフしたか否かが検出され
(ステップ111)、オフされるとセンサPX1、PX2の出力
にもとづき異常な紙幣か否かの判断がなされる(ステッ
プ112)。
ステップ110で2枚重ね有りと判定された場合または
ステップ112で異常な紙幣と判定された場合は後述する
第10図のステップ151にジャンプする。
ステップ112で異常な紙幣ではないと判断されると第
7図のステップ113に移行して、枚数カウンタの内容を
N−1にする処理を実行する。続いてN=0か否かの判
断がなされ、N=0でないと第6図のステップ109に戻
り、後続して搬送されてくる紙幣に対して上述したと同
様の検査を行なう。
センサPX1、PX2を経過した紙幣は羽根車25に至り、羽
根車25の各羽根25aの間に1枚ずつ挾さまれ、この羽根
車25の各羽根25aの間に挾まれた紙幣は搬送ベルト31の
上で各羽根25aの間から離脱され、1枚ずつ搬送ベルト3
1の上に蓄積される。第12図はこの状態を表わしてい
る。
ステップ114でN=0、すなわち搬送された紙幣が最
初にセットしたN枚に達したと判断されると、クラッチ
10をオフにし(ステップ115)、続いてブレーキ18をオ
ンにして(ステップ116)送り出しローラ4、ローラ1
9、22の回転を停止させ、タイマをスタートさせる(ス
テップ117)。タイマスタート後500ms経過すると(ステ
ップ118)、第1のモータ5を停止させる(ステップ11
9)。これで、搬送ベルト31にN枚の紙幣が蓄積された
ことになる。
しかし、この状態において、第13図に示すように1部
の紙幣(この場合紙幣1A)が搬送ベルト31上に倒れず立
ったままになることがある。この紙幣1Aを確実に搬送ベ
ルト31上に倒すためにこの実施例では搬送ベルト31を払
出口36とは逆方向に100msの間回転させる。
すなわち、ステップ119で第1のモータ5の回転を停
止すると続いて第2のモータ34を逆転させ、これにより
搬送ベルト31を払出口36とは逆方向(矢印方向)に回転
させ、これによって立ったままになっていた紙幣1Aを確
実に搬送ベルト31上に倒す。
第2のモータ34の逆転開始とともにタイマをスタート
させ(ステップ121)、100ms経過すると(ステップ12
2)、第2のモータ34を停止させ(ステップ123)、第3
のモータ37を正転させる(ステップ124)。第3のモー
タ37の正転により、第15図に示すように押圧ローラ35は
搬送ベルト31方向に回動し、押圧ローラ35の回動軸35c
に配設されたカム35dによりスイッチSW2がオフになる
と、第3のモータ37を停止させ、続いて第2のモータ34
を正転させる。
払出口36に搬出された紙幣が出口センサPSW1によって
検出されると(ステップ128)、タイマをスタートさせ
(ステップ129)、600ms経過した後(ステップ130)、
第2のモータを停止させる(ステップ131)。この第2
のモータ34の正転により搬送ベルト31上に蓄積された紙
幣は一括して払出口36に搬出される(第16図)。
第2のモータ34の停止後タイマをスタートさせ(ステ
ップ132)、2秒経過しても出口センサPSW1がオフしな
いと、すなわち第17図に示すように払出口36に排出され
た紙幣が払出口36から顧客により取り出されないと、第
2のモータ34の正転を開始した後ステップ129に戻る。
すなわち第2のモータを再び600ms正転させ、この動作
を払出口36から紙幣が取出されるまで繰返す。(この動
作は紙幣を払出口36で整列される役割も果している。) 第2のモータ34の停止後2秒経過前に払出口36に搬出
された紙幣が取出されると(第17図)、残留紙幣の確認
のために第2のモータ34を再び正転させる(ステップ13
6)。またタイマを再スタートさせる(ステップ137)。
ここで出口センサPSW1が再びオンとなるとステップ129
に戻り、第2のモータを更に600ms正転させる。
タイマ再スタート(ステップ137)後、600ms経過して
も出口センサPSW1がオンにならないと、第2のモータ34
を停止し(ステップ140)、第3のモータ37を逆転させ
(ステップ141)、押圧ローラ35の回動によりスイッチS
W1がオフとなると(ステップ142)、第3のモータ37を
停止させる(ステップ143)。これにより押圧ローラ35
は第17図に示すように待機位置に戻る。その後枚数カウ
ンタをリセットして(ステップ144)、待機状態とな
る。
第6図に示すステップ110で2枚重ね有りと判定され
た場合、またはステップ112で異常紙幣であると判定さ
れた場合第10図のステップ151へジャンプする。ステッ
プ151でセンサPX1、PX2がオフしたと判定されると、ク
ラッチ10をオフにし(ステップ152)、ブレーキ18をオ
ンにする(ステップ153)。これにより送り出しローラ
4およびローラ19、22の回転は止まり紙幣収納部2から
の紙幣送り出しは停止される。
ブレーキ18はオンにした後タイマをスタートさせ(ス
テップ154)、500ms経過した後(途中まで搬送された紙
幣が搬送ベルト31上に蓄積されるに十分な時間待って)
第2のモータ34を逆転させる(ステップ156)。同時に
タイマをスタートさせ(ステップ157)、このタイマス
タート後100ms経過後(ステップ158)、第2のモータ34
を停止させる。この第2のモータ34の逆転により搬送ベ
ルト31上に立ったままの紙幣があっても、この紙幣は確
実に搬送ベルト31上に倒される。
次に、第3のモータ37を正転させ(ステップ160)、
スイッチSW2がオフすると(ステップ161)、第3のモー
タ37を停止させる(ステップ162)。これにより押圧ロ
ーラ35が搬送ベルト31上に倒される(第18図)。続い
て、第2のモータ34を逆転させ(ステップ162)、異常
紙幣確認センサPSW2がオンし(ステップ164)、その
後、センサPSW2がオフしてから(ステップ165)、タイ
マをスタートさせ、500ms経過した後第2のモータ34を
停止させる(ステップ168)。第2のモータ34の停止後
第3のモータ37を逆転させ(ステップ169)、押圧ロー
ラ35が待機位置に戻りスイッチSW1がオンすると(ステ
ップ170)、第3のモータ37を停止させる(ステップ17
1)。その後枚数カウンタに再びNをセットして、第6
図のステップ105に戻り、再び紙幣収納部2から紙幣を
搬送し直す。すなわちステップ107でブレーキ18をオフ
にし、ステップ108でクラッチ10をオンにして1枚目か
ら紙幣の搬送を開始させる。この動作は、例えば3回繰
返され3回繰返しても正常に紙幣が払出されないとエラ
ー信号を発生する。
なお、上記実施例では紙幣払出装置にこの発明を適用
した場合を示したが紙幣以外のチケット等の紙葉類を払
出す払出装置にも同様に適用できるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば装置内において
搬送途中の紙葉類が残留するような不具合が解消され円
滑に紙葉類を払出すことのできる紙葉類払出装置の制御
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の適用された紙幣払出装置の一実施例
を示す側面カバーを外した側面図、第2図は同背面図、
第3図は同実施例の可動部を開いた図、第4図は押圧ロ
ーラの回動位置検出を説明する図、第5図は同実施例の
制御系の一構成図、第6図から第11図は第5図に示した
制御系の動作を説明するフローチャート第12図から第19
図は同実施例の動作を説明する図である。 5……第1のモータ、10……クラッチ、18……ブレー
キ、31……搬送ベルト、34……第2のモータ、35……押
圧ローラ、37……第3のモータ、ESW……エンプティス
イッチ、PX1,PX2……異常紙幣検出センサ、PSW1……出
口センサ、PSW2……異常紙幣排出確認センサ、SW1,SW2
……押圧ローラ回動位置検出スイッチ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】払い出すべき所定形状の紙葉類を収納する
    紙波類収納部と、 前記紙葉類収納部に収容された紙葉類を1枚ずつ所定の
    間隔で送り出す送出手段と、 前記送出手段によって送り出された紙葉類を1枚ずつ検
    査する検査手段と、 前記検査手段を通過した紙葉類を蓄積部に蓄積する蓄積
    手段と、 前記蓄積部に蓄積された紙葉類を払い出す払出口と、 異常紙葉類を収納する異常紙葉類収納部と 前記蓄積部に蓄積された紙葉類を前記払出口または前記
    異常紙葉類収納部に搬送する搬送手段と を有する紙葉類払出装置において、 前記検査手段で紙葉類の異常が検出されることなく該検
    査手段を所望の枚数の紙葉類が通過した場合は、前記送
    出手段による紙葉類の送り出し動作を停止させるととも
    に該紙葉類の送り出し動作の停止後、一定時間経過して
    から前記搬送手段を制御して前記蓄積部に蓄積されてい
    る紙葉類を前記払出口とは逆方向に寸動させ、その後前
    記蓄積部に蓄積されている紙葉類を前記払出口に一括搬
    出する搬出制御手段と、 前記検査手段で紙葉類の異常が検出された場合は、前記
    送出手段による紙葉類の送り出し動作を直ちに停止さ
    せ、該紙葉類の送り出し動作の停止後、一定時間経過し
    てから前記搬送手段を制御して前記蓄積部に蓄積されて
    いる紙葉類を前記払出口とは逆方向に寸動させ、その後
    前記蓄積部に蓄積されている紙葉類を前記異常紙葉類収
    納部に一括搬入する搬入制御手段と を具備することを特徴とする紙葉類払出装置。
  2. 【請求項2】前記搬送手段は、 正逆方向に搬送可能な搬送ベルトを有し、 前記搬出制御手段は、 前記蓄積部に蓄積された紙葉類を前記払出口に一括搬送
    する直前の一定時間だけ前記搬送ベルトを逆転制御する
    ことにより前記寸動を行い、その後前記搬送ベルトを正
    転制御して前記蓄積部に蓄積された紙葉類を前記払出口
    に搬出することを特徴とする請求項(1)記載の紙葉類
    払出装置。
  3. 【請求項3】前記搬送手段は、 正逆方向に搬送可能な搬送ベルトを有し、 前記搬入制御手段は、 前記蓄積部に蓄積された紙葉類を前記異常紙葉類収納部
    に一括搬送する直前の一定時間だけ前記搬送ベルトを逆
    転制御することにより前記寸動を行い、その後前記搬送
    ベルトを逆転制御して前記蓄積部に蓄積された紙葉類を
    前記異常紙葉類収納部に搬入することを特徴とする請求
    項(1)記載の紙葉類払出装置。
  4. 【請求項4】前記搬出制御手段は、 前記払出口に搬出された紙葉類が取り出されるまで、所
    定周期で前記搬送手段を制御して前記蓄積部に蓄積され
    た紙葉類を前記払出口に搬出する搬出動作を繰り返すこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の紙葉類払出装置。
  5. 【請求項5】前記搬出制御手段は、 前記払出口に搬出された紙葉類が取り出された後、前記
    蓄積部に残留した紙葉類を搬出するために前記搬送手段
    を制御して前記蓄積部に残留した紙葉類を前記払出口に
    搬出する搬出動作を少なくとも1回行うことを特徴とす
    る請求項(1)記載の紙葉類払出装置。
  6. 【請求項6】前記搬入制御手段により異常紙葉類が前記
    異常紙葉類収納部に搬入された場合は、再び最初から前
    記紙葉類の払出動作を開始し、正常に所定枚数の紙葉類
    が払い出されるまでこの動作を繰り返すことを特徴とす
    る請求項(1)記載の紙葉類払出装置。
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