JPH04506915A - 人工肛門カップリング用固定リング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人工肛門カップリング用固定リング 本発明は、ネック部を有する第１の部品と、この第１部品のネック部に対し締ま りばめの関係に結合されるカラーを有する第２の部品とを備え、前記両部品の一 方を患者に取付け、他方を収集バックに取付け、前記両部品を相互に保持するよ うに構成された、人工肛門カップリング用固定リングに関する。

本発明は、手術により形成した人工の腸口から排泄物を収集するためのバッグの ような人工肛門用器具を保持するための、及びこのような人工の休日用のふた状 の固定装置を保持するための固定可能なカップリングに関連して使うように主と して構成されている。

このようなカップリングは通常、環状であり、患者に取付けるようにした部品（ 以下患者部品と称する）は、接着剤を塗布した板又はフランジを備えることが多 い。

こ、の接着剤により患者部品を患者の皮膚に接着するが、この接着剤は一般に数 日間の間隔で交換する。糞便収集バッグに固着したカップリングの第２の部品は 、以下バッグ部品と称するが、熱論、患者部品に十分に緊密に取付けなければな らない。

組立て及び取り外しの際のカップリング部品の操作は特に新たに手術をした人工 肛門患者に多大の苦痛を与えることがあり、従ってこのような操作により患者に 伝わる力による負荷はできるだけ少なく、かつ小さくすることが重要である。こ の必要性によりカップリング部品及びその固定機構の両方について過大な要求が なされる。

従って、過大な力による負荷を生じないで組立て及び取り外しを行うことができ 、かつ著しい力による負荷を生じないで簡単に係合させかつ係合をはずすことの できる固定機構によりカップリング部品を相互に保持する前記したようなカップ リング用の固定機構を提供することが望ましい、さらに、カップリングには患者 部品及びバッグ部品の他には、他の締まりのないあるいは分離した部品を備えな いことが重要であり、従って組立て取り外しを簡単に安全にかつ迅速に行うこと ができる。

本発明の目的は、これ等の要求に適合する人工肛門カップリング用固定リングを 提供することにある。

本発明によれば、この目的は請求項１の特徴部分に述べたような構造により達成 できる。

互いに異なる２つの固定機構を持つ固定リングにより、カップリングの患者部品 及びバッグ部品の取り外し及び組立てを含むバッグの交換時に、患者は、一方の 位置でバッグ交換をさせ、他方の位置でバッグ部分を患者部分に対して保持する 第１の固定機構を操作できる。２つの固定機構は相互に独立しているから、第２ の固定機構は２　第１の固定機構を働かせても影響を受けない。患者にとってこ のことは、バッグ交換時に固定リングがカップリング部品の一方につねに連結さ れその脱落のおそれがないことを意味する１組立て中には正しい相互関係に位置 させる部品は２つだけ、すなわちバッグ部品及び患者部品だけしかない。

請求項２及び３には２つの固定機構に対する有利な互いに異なる解放操作につい て述べである。

請求項４では、固定リングは半径方向に弾性的な舌状片を備えている。バッグの 交換時にこれ等の舌状片により固定リングは、これを取付けた部品に対し確実に 心合せしてバッグ部品の位置決めを容易にする。

以下本発明を添付図面について詳細に説明する。

第１図は人工肛門カップリングと共に、本発明の好適な実施例による固定リング の部品を半径方向断面により示す斜視図である。

第２図は予備固定位置における固定リングを示す。

第３図は第２図の固定リングを固定位置で示す。

第４図は完全な非固定位置における固定リングの一部を示す。

第５図は予備固定位置における固定リングの固定機構の断面を示す。

第６図は固定位置における固定リングの固定機構の断面を示す。

第７図及び第８図はそれぞれ予備固定位置及び固定位置における固定リングの他 の実施例の一部を示す。

第９図は完全な非固定位置にある本発明による固定リングの好適な実施例を示す 。

第１Ｏ図及び第１１図はそれぞれ予備固定位置及び固定位置における第９図の固 定リングの固定機構の断面を示す。

第１図は図示してない接着板又はフランジ桔下側を固着するようにした環状の患 者部品１を示す、この接着板又はフランジにより患者部品ｌは人工肛門口のまわ りで患者の皮膚に位置させる。環状のバック部品２はその上側で人工肛門口から 糞便を収集するための図示してないバッグに連結するようにしである。固定リン グ３はこの場合、固定リング３がバッグ部品２を患者部品１に対して定位置に保 持する固定位置で示しである。

固定リング３は、外向きに開くＶ字形に形成されかつ固定リング３を締付けて固 定するときにバッグ債部品２の対応するくぼみに係合する内向きに突出する部分 ４を有する。固定リング３は、人工肛門カップリングの患者側部品ｌのくぼみ６ 内に位置する第２の内向きに突出する部分５を有する。第１図に右いて固定リン グ３はその固定位置で示されており、この位置で固定リング３はその内向きに突 出する部分４．５によりバッグ部品２を患者部品ｌに対し定位置に保持する。

固定の効果、すなわちバッグ部品２及び患者部品ｌの締付は作用は、固定リング ３によって得られる。第２図〜第４図には、それぞれ第２図〜第４図に示す３つ の位置を占めることのできるようにほぼ半径方向の切断により中断して固定リン グ３を示す、第２図は固定リング３を予備固定位置で示し、この位置は、カップ リングを使用者に供給するとき及び使用者の体に取付けるときの位置で、互いに 連結した部品がここで相互にゆるく連結しているため人工肛門バッグの交換がで きる位置である。

第３図は第１図にも示した固定位置で固定リング３を示し、この位置でバッグ部 品２を患者部品１に対して定位置に保持する。第４図は固定リングの部分を完全 に開いた位置で拡大して示し、この開き位置は固定リングが成形による製造中に 占める位置であり、この位置で固定リングは患者部品１上に位置させることがで きる。固定リング３は、弾性の弾力性材料で成形するのがよく、従って第４図に 示した完全な非固定位置を自然に占めようとする。固定リングのそれぞれの固定 位置及び予備固定位置のための固定機構を解放すると、固定リングは、　従って 、その弾性により単独でばね作用で開きそれぞれ予備固定位置又は完全な非固定 位置を占める。

固定リングの３つの各位置、すなわち、予備固定位置、固定位置及び完全な非固 定位置でこの固定リングは３つの互いに異なる直径を持つことに注意しなければ ならない。

第１図に明らかなように、固定リングの内向きに突出する部分すなわち縁部５は 、固定リングの部分４よりも小さい内径を持つ、これ等の内径は、第２図に示し たリングの予備固定位置においてバッグ部品を保持する固定リング部分４の直径 が、バッグ部品２及び患者部品１を相互の軸方向の移動により容易に組立て及び 取り外しすることができるくらいに、ｍ１図及び第３図の固定位置に比較して精 度よく増大するように構成されている。固定リングのこの予備固定位置で、固定 リングの部分５は患者部品１の対応する環状のくぼみ６になお係合し、　このよ うにして固定リングはその予備固定位置で患者部品に保持される。

固定リング３が開かれその第４図の完全な非固定位置を占めるまでは、固定リン グは患者部品ｌから解放することができない。

第５図は固定リングの予備固定された固定機構の第２図のｖ−ｖｇに沿う断面を 示す、第６図は固定リングの固定された固定機構の第３図のＶＩ−ＶＩ線に沿う 断面を示す、半径方向外向きに突出する突起３１に固定リングは、それぞれ先端 に軸方向外向きに突出するかぎ状部２０を有する２つの弾性的な軸方向に弾力性 を持つフラップ１９を設けである。各かぎ状部２０は第５図の予備固定位置では 対応する内向きのかぎ状部２１に当接し、第６図の固定位置ではかぎ状部２２に 当接する。各かぎ状部２１．２２は半径方向外向きに突出する突起３２に設けら れている。この固定機構を働かせて第２図及び第５図の予備固定位置から第３図 及び第６図の固定位置に移すようにするには、固定リングの２つの突起３１．３ ２を互いに押し付けて、かぎ状部２０の一方がかぎ状部２２にクリック係合する 状態にする。穴２３を通して指をわずかに触れることにより各かぎ状部２０．２ ２の係合をはずすことによって、固定機構が第２図及び第５図の予備固定位置を 再び占めるようにすることができる。

固定ｉ構を完全に解放するには、かぎ状部２０をかぎ状部２１から解放しなけれ ばならない、各かぎ状部の適当な構造によって、このことは、フラップ１９を持 つ突起３１が半径方向の移動によりかぎ状部２１から持上げられて離れ、　固定 リングが第４図に示した非固定位置を再び占めるようにすることにより行われる 。　第９図は本発明による固定リングの好適な実施例をその完全な非固定の状態 で示す、第５図及び第６図と同様に第１Ｏ図及び第１１図はそれぞれ予備固定位 置及び固定位置における固定リングの第９図の固定機構の断面を示す、この場合 、フラップ２４は第５図及び第６図のフラップ１９に対応し、　フラップ２４は 第５図及び第６図のかぎ状部２０に対応する軸方向外向きに突出するかぎ状部２ ５を有し、これは第１１図のリングの固定位置で部分３２の対応するかぎ状部３ ３にクリック係合する。さらに第９図の固定リングは各突起３１．３２のそれぞ れに２つのかぎ状部２６．２７を持つ、この固定リングの予備固定位置でこれ等 のかぎ状部は相互に係合し、固定リングは、かぎ状部２６が半径方向の移動によ りかぎ状部２７から解放された完全な非固定位置を占めるようにしである。完全 な非固定位置から固定リングは、この固定リングを締付けることにより予備固定 位！及び固定位置を容易に占めるようにしである。

さらに第９図に明らかなように、固定リングの部分５の若干には半径方向内向き に突出する弾性舌状片８が設けられており、舌状片８の先端は、部分５の直径よ り小さい直径を持つ円周上にある。また、これ等の弾性舌状片８は固定リングの 予備固定位置で患者部品１の環状みぞ６の底部で半径方向に接触し、また固定リ ングの予備固定位置で固定リングを確実に心合せする。

第７図及び第８図は固定リングの固定機構の他の実施例を示す、固定リング８３ は半径方向切断部に沿って開き、この切断部の両側で２つのロッカアーム８４． ．８５をヒンジ状に取付けである。薄い材料の架橋体として設けられたヒンジ８ ９により、ロッカアーム８４．８５は相互に連結されると共に半径方向切断部の 各個で固定リング８３に連結しである。固定リング８３は、第７図で人工肛門用 バッグを交換できる開いた位置で示され、また第８図では図示してない人工肛門 用バッグを図示してない患者部品に対して定位置に保持することのできる固定位 置で示されている。ロッカーアーム８５は固定リング８３のかぎ状部８７に係合 するかぎ状部８６を有する。

固定機構は、突出部８８に指で触れ、各かぎ状部８６゜８７の固定が解除するよ うにすることにより第８図に示した固定位置から解放される。各かぎ状部８６． ８７は、これ等のかぎ状部８６．８７をそれ等の相互係合状態から解放するのに 突出部８８を半径方向又は軸方向に作動しなければならないように形成されてい る。

本発明による固定リングは普通のプラスチック材料、例えばポリエチレン又はＥ ＶＡ−材料から作られてよいや　固定リングが確実にたわみ性を持ちかつ伸長で きないようにするには、この固定リングは例えば幾分高い弾性係数を持つプラス チック材料、例えばポリプロピレン又はＡＢＳから作られたり、あるいはこのよ うな材料を繊維補強すればよい。

Ｆ／６ノ ん／６２　Ｆｉθ３ ｎ６．６ Ｆ／６．６ 扉、７Ｆ／に、１１ Ｆ／６９ 国際調査報告 １ｍｆｉｔｌＩ１１！ｌａｌ＾−１ｃｗｌ１ｍＮａｐｃエノメＤＫ９０１００１ ９３国際調査報告 、ＰＣＴｌｏＫ　９０１００１９３

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．ネック部を有する第１の部品と、 この第１部品の前記ネック部に締まりばめの関係に接合されるカラーを有する第 ２の部品とを備え、前記両部品の一方を患者に取付け、他方の部品を収集バック に固着し、前記両部品を相互に保持するように構成された人工肛門カップリング 用固定リングにおいて、 前記各部品が相互にゆるく連結され、あるいは相互に固定される２つの固定リン グ位置をそれぞれ持つ第１の固定機構を備え、この第１の固定機構とは独立して 前記両部品の一方に対して固定リングを保持し、あるいは解放するようにそれぞ れ構成された第２の固定機構を備えたことを特徴とする固定リング。
2. ２．前記各固定機構は相互に無関係な方向への作動により解放されることを特徴 とする請求項１記載の固定リング。
3. ３．前記各固定機構はそれぞれ軸方向及び半径方向への作動により解放されるこ とを特徴とする請求項１ないし２に記載の固定リング。
4. ４．前記患者部品と協働する半径方向に弾性的な舌状片を備えたことを特徴とす る請求項１ないし３に記載の固定リング。