JPH0450565Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450565Y2 JPH0450565Y2 JP1986081072U JP8107286U JPH0450565Y2 JP H0450565 Y2 JPH0450565 Y2 JP H0450565Y2 JP 1986081072 U JP1986081072 U JP 1986081072U JP 8107286 U JP8107286 U JP 8107286U JP H0450565 Y2 JPH0450565 Y2 JP H0450565Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus
- switch
- focus search
- capacitor
- actuator
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- Expired
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 24
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
(産業上の利用分野)
この考案は、コンパクトデイスクあるいは光学
式ビデイオデイスク等のデイスクを再生する光学
式デイスクプレーヤに係り、特に、その光学式デ
イスクプレーヤに用いられている光学ピツクアツ
プのフオーカスサーチ装置に関するものである。
式ビデイオデイスク等のデイスクを再生する光学
式デイスクプレーヤに係り、特に、その光学式デ
イスクプレーヤに用いられている光学ピツクアツ
プのフオーカスサーチ装置に関するものである。
(従来技術)
光学式デイスクプレーヤに用いられている光学
ピツクアツプのフオーカスサーチ装置としては、
例えば、第3図に示すように構成されたものがあ
る。
ピツクアツプのフオーカスサーチ装置としては、
例えば、第3図に示すように構成されたものがあ
る。
この第3図に示す、従来のフオーカスサーチ装
置は、アクチユエータに設けられた対物レンズを
上下動させるためのフオーカスコイル1と、その
フオーカスコイル1を励磁させる電圧を増幅する
アンプ2と、フオーカスサーチ時にオンするスイ
ツチS3を介してアンプ2に電圧を供給するコン
デンサC1と、このコンデンサC1にチヤージま
たはデイスチヤージさせるための電流源3および
4と、その電流源3と4を切り換えるスイツチS
1およびS2と、このスイツチS1とS2のオン
オフをコントロールするフリツプフロツプ回路5
が設けられている。
置は、アクチユエータに設けられた対物レンズを
上下動させるためのフオーカスコイル1と、その
フオーカスコイル1を励磁させる電圧を増幅する
アンプ2と、フオーカスサーチ時にオンするスイ
ツチS3を介してアンプ2に電圧を供給するコン
デンサC1と、このコンデンサC1にチヤージま
たはデイスチヤージさせるための電流源3および
4と、その電流源3と4を切り換えるスイツチS
1およびS2と、このスイツチS1とS2のオン
オフをコントロールするフリツプフロツプ回路5
が設けられている。
さらに、このフオーカスサーチ装置には、フリ
ツプフロツプ回路5を反転動作させるフオーカス
サーチ信号と、フリツプフロツプ回路5をリセツ
ト動作させたり、あるいはスイツチS3をオンオ
フ動作させ、フオーカスサーチ時に“H”となる
フオーカスサーチON信号と、フオーカス誤差信
号のフオーカスコイル1への供給をオンオフする
スイツチS4をコントロールするフオーカスON
信号とがそれぞれ印加されている。
ツプフロツプ回路5を反転動作させるフオーカス
サーチ信号と、フリツプフロツプ回路5をリセツ
ト動作させたり、あるいはスイツチS3をオンオ
フ動作させ、フオーカスサーチ時に“H”となる
フオーカスサーチON信号と、フオーカス誤差信
号のフオーカスコイル1への供給をオンオフする
スイツチS4をコントロールするフオーカスON
信号とがそれぞれ印加されている。
したがつて、第4図に示すように、光学ピツク
アツプの停止時は、フオーカスON信号およびフ
オーカスサーチON信号がともに“L”のため、
スイツチS3,S4はオフで、フリツプフロツプ
回路5はリセツトされ、スイツチS1はオフ、ス
イツチS2はオンとなり、コンデンサC1はマイ
ナス電圧となる。その後、フオーカスサーチを開
始すると、フオーカスサーチON信号が“H”と
なり、スイツチS3はオンとなり、一方フリツプ
フロツプ回路5は、フオーカスサーチ信号により
反転動作し、スイツチS1をオン、スイツチS2
をオフとする。スイツチS1がオンとなつたこと
によつて、コンデンサC1にはプラス電圧が印加
され、この電圧はスイツチS3を介してアンプ2
に供給され、フオーカスコイル1を励磁し、アク
チユエータをゆつくり上昇させる。そして、フオ
ーカス・ゼロクロス時にフオーカスサーチON信
号を“L”としてスイツチS3をオフし、一方、
フオーカスON信号を“H”として、スイツチS
4をオンとし、フオーカス誤差信号によるフオー
カスをかけるように構成されている。
アツプの停止時は、フオーカスON信号およびフ
オーカスサーチON信号がともに“L”のため、
スイツチS3,S4はオフで、フリツプフロツプ
回路5はリセツトされ、スイツチS1はオフ、ス
イツチS2はオンとなり、コンデンサC1はマイ
ナス電圧となる。その後、フオーカスサーチを開
始すると、フオーカスサーチON信号が“H”と
なり、スイツチS3はオンとなり、一方フリツプ
フロツプ回路5は、フオーカスサーチ信号により
反転動作し、スイツチS1をオン、スイツチS2
をオフとする。スイツチS1がオンとなつたこと
によつて、コンデンサC1にはプラス電圧が印加
され、この電圧はスイツチS3を介してアンプ2
に供給され、フオーカスコイル1を励磁し、アク
チユエータをゆつくり上昇させる。そして、フオ
ーカス・ゼロクロス時にフオーカスサーチON信
号を“L”としてスイツチS3をオフし、一方、
フオーカスON信号を“H”として、スイツチS
4をオンとし、フオーカス誤差信号によるフオー
カスをかけるように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし上記した従来のフオーカスサーチ装置
は、アクチユエータをバネで支持した方式のもの
以外(例えば、軸摺動方式)は、光学ピツクアツ
プの動作停止時に、対物レンズを取り付けている
アクチユエータが最下端に下降した状態に位置
し、プレート(小基板)に設けられたクツシヨン
上にアクチユエータの下面が載置されている待機
状態にある。したがつて、このような状態のま
ま、長時間放置した場合、気温、湿度等の環境条
件、あるいはクツシヨンの材質によつては、アク
チユエータがそのクツシヨンに張り着く虞れがあ
つた。この張り着き現象によつて、フオーカスサ
ーチ時、電圧対アクチユエータの移動量が第5図
に示すようになり、1回目のフオーカスサーチで
は、フオーカスがかからず、数回のフオーカスサ
ーチを行なう必要があつた。
は、アクチユエータをバネで支持した方式のもの
以外(例えば、軸摺動方式)は、光学ピツクアツ
プの動作停止時に、対物レンズを取り付けている
アクチユエータが最下端に下降した状態に位置
し、プレート(小基板)に設けられたクツシヨン
上にアクチユエータの下面が載置されている待機
状態にある。したがつて、このような状態のま
ま、長時間放置した場合、気温、湿度等の環境条
件、あるいはクツシヨンの材質によつては、アク
チユエータがそのクツシヨンに張り着く虞れがあ
つた。この張り着き現象によつて、フオーカスサ
ーチ時、電圧対アクチユエータの移動量が第5図
に示すようになり、1回目のフオーカスサーチで
は、フオーカスがかからず、数回のフオーカスサ
ーチを行なう必要があつた。
この考案は、上記した点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、アクチユエー
タのクツシヨンへの張り着きによる起動時の応答
性を改善するようにしたフオーカスサーチ装置を
提供することにある。
であり、その目的とするところは、アクチユエー
タのクツシヨンへの張り着きによる起動時の応答
性を改善するようにしたフオーカスサーチ装置を
提供することにある。
「考案の構成」
(問題を解決するための手段)
この考案に係るフオーカスサーチ装置は、光学
ピツクアツプにおける対物レンズを設けたアクチ
ユエータが待機状態においてプレートに設けられ
たクツシヨン上に載置されている光学式デイスク
プレーヤにおいて、前記アクチユエータを上下動
させるフオーカスコイルと、前記フオーカスコイ
ルにフオーカスサーチ電圧を与えるコンデンサ
と、前記コンデンサにプラス電圧をチヤージさせ
るための第1のスイツチと、前記コンデンサにマ
イナス電圧をチヤージさせるための第2のスイツ
チと、前記第1、第2のスイツチをフオーカスサ
ーチ信号により切換え制御する切換手段と、光学
ピツクアツプ動作停止時及びフオーカスサーチ開
始時に、前記第1のスイツチが動作状態、前記第
2のスイツチが不動作状態になるように前記切換
手段を制御する手段とを備えることにより問題の
解決を図つている。
ピツクアツプにおける対物レンズを設けたアクチ
ユエータが待機状態においてプレートに設けられ
たクツシヨン上に載置されている光学式デイスク
プレーヤにおいて、前記アクチユエータを上下動
させるフオーカスコイルと、前記フオーカスコイ
ルにフオーカスサーチ電圧を与えるコンデンサ
と、前記コンデンサにプラス電圧をチヤージさせ
るための第1のスイツチと、前記コンデンサにマ
イナス電圧をチヤージさせるための第2のスイツ
チと、前記第1、第2のスイツチをフオーカスサ
ーチ信号により切換え制御する切換手段と、光学
ピツクアツプ動作停止時及びフオーカスサーチ開
始時に、前記第1のスイツチが動作状態、前記第
2のスイツチが不動作状態になるように前記切換
手段を制御する手段とを備えることにより問題の
解決を図つている。
(作用)
光学ピツクアツプの動作停止時に、第1のスイ
ツチをオン、第2のスイツチをオフとしておき、
コンデンサC1にプラス電圧をチヤージさせ、こ
のチヤージ電圧をフオーカスサーチON信号によ
るフオーカスサーチ動作開始時にフオーカスコイ
ルに供給し、アクチユエータを一旦急激に上昇さ
せ、クツシヨンから離間させて張り着き状態を解
除する。その後、フオーカスサーチ信号によつて
正規のフオーカスサーチ動作を行なわせる。すな
わち、第1のスイツチをオフ、第2のスイツチを
オンに切換え、コンデンサC1にプラス電圧をデ
イスチヤージさせて逆にマイナス電圧をチヤージ
させ、このマイナス電圧をフオーカスコイルに供
給することによりアクチユエータを十分降下させ
た後、再び第1のスイツチをオン、第2のスイツ
チをオフとして、コンデンサC1にマイナス電圧
をデイスチヤージしてプラス電圧をチヤージさ
せ、このコンデンサの電圧をフオーカスコイルに
供給することによりアクチユエータをゆつくり上
昇させフオーカス・ゼロクロス時にフオーカスを
かける。
ツチをオン、第2のスイツチをオフとしておき、
コンデンサC1にプラス電圧をチヤージさせ、こ
のチヤージ電圧をフオーカスサーチON信号によ
るフオーカスサーチ動作開始時にフオーカスコイ
ルに供給し、アクチユエータを一旦急激に上昇さ
せ、クツシヨンから離間させて張り着き状態を解
除する。その後、フオーカスサーチ信号によつて
正規のフオーカスサーチ動作を行なわせる。すな
わち、第1のスイツチをオフ、第2のスイツチを
オンに切換え、コンデンサC1にプラス電圧をデ
イスチヤージさせて逆にマイナス電圧をチヤージ
させ、このマイナス電圧をフオーカスコイルに供
給することによりアクチユエータを十分降下させ
た後、再び第1のスイツチをオン、第2のスイツ
チをオフとして、コンデンサC1にマイナス電圧
をデイスチヤージしてプラス電圧をチヤージさ
せ、このコンデンサの電圧をフオーカスコイルに
供給することによりアクチユエータをゆつくり上
昇させフオーカス・ゼロクロス時にフオーカスを
かける。
(実施例)
この考案に係るフオーカスサーチ装置の実施例
を第1図および第2図に基づいて説明する。第1
図は全体構成を示す回路図、第2図は動作説明図
である。なお、上記した第3図に示す従来のフオ
ーカスサーチ装置と同一部分は同一符号で示して
いる。
を第1図および第2図に基づいて説明する。第1
図は全体構成を示す回路図、第2図は動作説明図
である。なお、上記した第3図に示す従来のフオ
ーカスサーチ装置と同一部分は同一符号で示して
いる。
図中、1はフオーカスコイルで、アクチユエー
タに設けられており、そのアクチユエータに設け
た対物レンズを上下動させる駆動源である。2は
アンプで、コンデンサC1からの電圧を増幅しフ
オーカスコイルに供給する。3,4はプラスおよ
びマイナスの電流源で、コンデンサC1にチヤー
ジ、またはデイスチヤージさせるためのものであ
る。5はフリツプフロツプ回路で、電流源3と4
を切り換えるスイツチS1およびS2のオンオフ
をコントロールするものでる。このフリツプフロ
ツプ回路5は、第2図に示すようなタイミングで
発生するフオーカスサーチ信号によつて反転動作
を行ない、その都度スイツチS1,S2をオンオ
フ動作している。また、このフリツプフロツプ回
路5は、フオーカスサーチ時“H”となるフオー
カスサーチON信号と、フオーカスオン時に、
“H”となるフオーカスON信号とにより「リセ
ツト」するためのNOR回路6を保有し、さらに、
フオーカスサーチON信号が“H”時に「セツ
ト」されるように構成されている。
タに設けられており、そのアクチユエータに設け
た対物レンズを上下動させる駆動源である。2は
アンプで、コンデンサC1からの電圧を増幅しフ
オーカスコイルに供給する。3,4はプラスおよ
びマイナスの電流源で、コンデンサC1にチヤー
ジ、またはデイスチヤージさせるためのものであ
る。5はフリツプフロツプ回路で、電流源3と4
を切り換えるスイツチS1およびS2のオンオフ
をコントロールするものでる。このフリツプフロ
ツプ回路5は、第2図に示すようなタイミングで
発生するフオーカスサーチ信号によつて反転動作
を行ない、その都度スイツチS1,S2をオンオ
フ動作している。また、このフリツプフロツプ回
路5は、フオーカスサーチ時“H”となるフオー
カスサーチON信号と、フオーカスオン時に、
“H”となるフオーカスON信号とにより「リセ
ツト」するためのNOR回路6を保有し、さらに、
フオーカスサーチON信号が“H”時に「セツ
ト」されるように構成されている。
上記フオーカスサーチON信号は、“H”の時
にスイツチS3をオンし、コンデンサC1の電圧
をアンプ2に供給する。また、上記フオーカス
ON信号は、“H”の時にスイツチS4をオンし、
フオーカス誤差信号をフオーカスコイル1に供給
するように構成されている。
にスイツチS3をオンし、コンデンサC1の電圧
をアンプ2に供給する。また、上記フオーカス
ON信号は、“H”の時にスイツチS4をオンし、
フオーカス誤差信号をフオーカスコイル1に供給
するように構成されている。
上記のように構成することによつて、光学ピツ
クアツプ停止時は、フオーカスON信号およびフ
オーカスサーチON信号がともに“L”のため、
第2図に示すように、スイツチS3およびS4は
オフとなる。この時、フリツプフロツプ回路5
は、NOR回路6の両入力が“L”のため「リセ
ツト」さら、したがつて、スイツチS1はオン、
スイツチS2はオフとなり、コンデンサC1は、
プラス電圧が印加されチヤージしている。なお、
この時は、スイツチS3がオフのため、フオーカ
スコイル1には、コンデンサC1にチヤージされ
ているフオーカスサーチ電圧は印加されない。
クアツプ停止時は、フオーカスON信号およびフ
オーカスサーチON信号がともに“L”のため、
第2図に示すように、スイツチS3およびS4は
オフとなる。この時、フリツプフロツプ回路5
は、NOR回路6の両入力が“L”のため「リセ
ツト」さら、したがつて、スイツチS1はオン、
スイツチS2はオフとなり、コンデンサC1は、
プラス電圧が印加されチヤージしている。なお、
この時は、スイツチS3がオフのため、フオーカ
スコイル1には、コンデンサC1にチヤージされ
ているフオーカスサーチ電圧は印加されない。
フオーカスサーチを開始すると、フオーカスサ
ーチON信号は“H”となり、スイツチS3をオ
ンし、フオーカスコイル1は、コンデンサC1に
チヤージされていたプラスのフオーカスサーチ電
圧が加えられ、今までクツシヨンの上に載置され
ていたアクチユエータは急激に上昇する。この時
に、クツシヨンにアクチユエータの接触面が何ら
かの原因により張り着いていたとしても、その張
り着き状態から解放することができる。一方、フ
リツプフロツプ回路5は、NOR回路6によつて
「リセツト」されていたのを「セツト」状態とし、
第1番目のフオーカスサーチ信号〓によつて反転
し、スイツチS1をオフ、スイツチS2をオンに
し、コンデンサC1をデイスチヤージし、フオー
カスコイル1に与えていた電圧を下げ、アクチユ
エータを降下する。その後、充分にアクチユエー
タが降下した時点で、第2番目のフオーカスサー
チ信号〓により、フリツプフロツプ回路5が再び
反転して、スイツチS1をオン、スイツチS2を
オフとし、コンデンサC1をチヤージさせる。こ
のコンデンサC1のフオーカスサーチ電圧によつ
て、フオーカスコイル1を励磁し、アクチユエー
タをゆつくり上昇させ、フオーカス・ゼロクロス
点に到達させる。このフオーカス・ゼロクロス時
に、フオーカスサーチON信号を“L”とし、フ
オーカスON信号を“H”とすると、スイツチS
3はオフ、スイツチS4はオンとなり、フオーカ
ス誤差信号がスイツチS4を介してフオーカスコ
イル1に供給され、フオーカスをかけることがで
きる。
ーチON信号は“H”となり、スイツチS3をオ
ンし、フオーカスコイル1は、コンデンサC1に
チヤージされていたプラスのフオーカスサーチ電
圧が加えられ、今までクツシヨンの上に載置され
ていたアクチユエータは急激に上昇する。この時
に、クツシヨンにアクチユエータの接触面が何ら
かの原因により張り着いていたとしても、その張
り着き状態から解放することができる。一方、フ
リツプフロツプ回路5は、NOR回路6によつて
「リセツト」されていたのを「セツト」状態とし、
第1番目のフオーカスサーチ信号〓によつて反転
し、スイツチS1をオフ、スイツチS2をオンに
し、コンデンサC1をデイスチヤージし、フオー
カスコイル1に与えていた電圧を下げ、アクチユ
エータを降下する。その後、充分にアクチユエー
タが降下した時点で、第2番目のフオーカスサー
チ信号〓により、フリツプフロツプ回路5が再び
反転して、スイツチS1をオン、スイツチS2を
オフとし、コンデンサC1をチヤージさせる。こ
のコンデンサC1のフオーカスサーチ電圧によつ
て、フオーカスコイル1を励磁し、アクチユエー
タをゆつくり上昇させ、フオーカス・ゼロクロス
点に到達させる。このフオーカス・ゼロクロス時
に、フオーカスサーチON信号を“L”とし、フ
オーカスON信号を“H”とすると、スイツチS
3はオフ、スイツチS4はオンとなり、フオーカ
ス誤差信号がスイツチS4を介してフオーカスコ
イル1に供給され、フオーカスをかけることがで
きる。
「考案の効果」
この考案に係るフオーカスサーチ装置によれ
ば、正規のフオーカスサーチ動作を開始させる直
前に、一担アクチユエータを急激に上昇させるた
め、たとえアクチユエータがクツシヨンに張り着
いていても、容易にその張り着き状態から解放す
ることができる。また、この操作時間は、極めて
短時間で行なうことができるから、フオーカスサ
ーチ時間を著しく延ばすことなく確実にフオーカ
スをかけることができ、実用上きわめて有効なも
のである。
ば、正規のフオーカスサーチ動作を開始させる直
前に、一担アクチユエータを急激に上昇させるた
め、たとえアクチユエータがクツシヨンに張り着
いていても、容易にその張り着き状態から解放す
ることができる。また、この操作時間は、極めて
短時間で行なうことができるから、フオーカスサ
ーチ時間を著しく延ばすことなく確実にフオーカ
スをかけることができ、実用上きわめて有効なも
のである。
第1図および第2図は、この考案に係るフオー
カスサーチ装置の実施例を示すものであつて、第
1図は回路図、第2図は第1図の動作を説明する
ための動作説明図である。第3図乃至第5図は従
来例を示すものであつて、第3図は回路図、第4
図は第3図の動作を説明するための動作説明図、
第5図はフオーカスサーチ電圧対アクチユエータ
の移動量を示す特性図である。 1……フオーカスコイル、2……アンプ、3,
4……電流源、5……フリツプフロツプ回路、6
……NOR回路、S1〜S4……スイツチ。
カスサーチ装置の実施例を示すものであつて、第
1図は回路図、第2図は第1図の動作を説明する
ための動作説明図である。第3図乃至第5図は従
来例を示すものであつて、第3図は回路図、第4
図は第3図の動作を説明するための動作説明図、
第5図はフオーカスサーチ電圧対アクチユエータ
の移動量を示す特性図である。 1……フオーカスコイル、2……アンプ、3,
4……電流源、5……フリツプフロツプ回路、6
……NOR回路、S1〜S4……スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 光学ピツクアツプにおける対物レンズを設けた
アクチユエータが待機状態においてプレートに設
けられたクツシヨン上に載置されている光学式デ
イスクプレーヤにおいて、 前記アクチユエータを上下動させるフオーカス
コイルと、 前記フオーカスコイルにフオーカスサーチ電圧
を与えるコンデンサと、 前記コンデンサにプラス電圧をチヤージさせる
ための第1のスイツチと、 前記コンデンサにマイナス電圧をチヤージさせ
るための第2のスイツチと、 前記第1、第2のスイツチをフオーカスサーチ
信号により切換え制御する切換手段と、 光学ピツクアツプ動作停止時及びフオーカスサ
ーチ開始前に、前記第1のスイツチが動作状態、
前記第2のスイツチが不動作状態になるように前
記切換手段を制御する手段を備えたことを特徴と
するフオーカスサーチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986081072U JPH0450565Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986081072U JPH0450565Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195219U JPS62195219U (ja) | 1987-12-11 |
JPH0450565Y2 true JPH0450565Y2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=30932473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986081072U Expired JPH0450565Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450565Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646037B2 (ja) * | 1977-01-27 | 1981-10-30 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646037U (ja) * | 1979-09-14 | 1981-04-24 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP1986081072U patent/JPH0450565Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646037B2 (ja) * | 1977-01-27 | 1981-10-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62195219U (ja) | 1987-12-11 |
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